【DL刑罰化】ネット規 ..
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12/08/01 03:23:37.15 MHSoQ+290
イギリスもだまし討ちでダウンロード刑罰化成立させてたのかよ!

URLリンク(musicman-net.com)

1年後に総選挙を控えたイギリスで、YouTubeとFacebookを使った党首討論会が開かれることになった。
労働党のブラウン首相(現職当時)と、保守党のキャメロン首相候補とがインターネットから募った議題を使って討論する、サイバー党首討論会である。
両党首へ向けて、実に18万人のインターネットユーザーから5300件の質問が集まった。質問のうち、投票数の最も多かった上位10件に対して、ブラウン首相とキャメロン首相候補が討論を戦わせることになった。
そしてこの質問ランキングの1位は、違法ダウンロードの刑罰化を促す「デジタルエコノミー法案」についてだった(※)。

「デジタルエコノミー法案」を作成したマンデルガー大臣を部下に持つブラウン首相(当時)は、「いっそうの議論が必要だ」とお茶を濁したのに対し、
キャメロン首相候補は「(気づかれないよう)素早く作成したくせに、今度は時間稼ぎしようとしている」と批判した。
イギリスでは選挙期間中、マスメディアに政治広告を出すことが禁じられている。一方、インターネットで政治キャンペーンを打つことは禁止されていない。
そのためイギリス政界は、インターネットメディアを意識した動きが多い。もともとウェブ・リテラシーの高いイギリスの若年層は保守寄り。そこを狙い、英保守党は特にウェブプロモーションを好んでいる。
英保守党はさらにSpotifyにキャンペーン広告を出した。
この年、アーリー・アドプター層(時代の最先端に敏感で、すすんで世論や流行を形成する層)を熱中させていたウェブ・メディアはSpotifyだったからだ。保守党はSpotifyに意見広告を出し、労働党政権を批判した(※)。

結局、総選挙はブラウン首相が失言問題で自滅してしまうのだが、ブラウン政権は総選挙直前のどさくさに紛れて、半分しか議員の出席していない下院にて、不人気極まりなかったデジタル・エコノミー法案を、たった2時間の議論で通過させてしまった。
このどさくさ紛れの違法ダウンロード罰則化が失言問題と組み合わさって、イギリスのインターネット世論は火に油を注いだ状態となった(※)。キャメロン率いる保守党は、総選挙に勝利した。



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