アメリカ文学総合スレ ..
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2:吾輩は名無しである
10/11/12 21:50:50
「USA」をどっか出せよ

3:吾輩は名無しである
10/11/12 21:52:18
アメリカンチアガール

4:吾輩は名無しである
10/11/12 21:57:44
シンクレア・ルイスの「本町通り」、面白いな。

5:吾輩は名無しである
10/11/12 22:21:08
ジョン・アップダイクの「走れウサギ」を読んだ。

まだ学生だからか主人公のウサギにまったく共感できなかったな〜
他の登場人物と一緒になってウサギの行動にうろたえてしまった。
俺も結婚すれば共感できるかもしれない。
米アマゾンではウサギはアンチ・ヒーローとして扱われていたし。

6:吾輩は名無しである
10/11/14 23:35:48
最近だとコーマック・マッカーシーが元気だな。ロードも映画化されたし。

7:吾輩は名無しである
10/11/16 10:10:12
イーディス ウォートンをもっと翻訳してもらいたい。

8:吾輩は名無しである
10/11/16 18:53:58
>>2
これは本当に読みたい。どっか頼む

9:吾輩は名無しである
10/11/17 10:23:48
ホーソン、マークトウェイン、ドスパソス、フォークナー、ヘミングウェイ、
スタインベック等々
アメリカの作家は多士済々だ。

天才というと、やっぱりエドガ・アラン・ポー

10:吾輩は名無しである
10/11/17 12:30:43
USAは1919年とビッグマネーがまだ未訳だっけ

11:吾輩は名無しである
10/11/17 18:40:32
ポーのスレって過去さかのぼっても立ってないようだな
現代文学の祖と言ってよい作家だし語る事も沢山あると思うが

最近だとレアード・ハントが良い。もっと翻訳紹介されるべき作家。

12:吾輩は名無しである
10/11/17 18:47:04
俺も読みたい。
Wikipediaによると、昔に全訳されたことはあるらしい
岩波については、第一部のみ出て、訳者が出さなくなって、担当編集者も退職してしまって頓挫
URLリンク(rush.seesaa.net)
次に岩波で出るとしたら、新訳だろうね

13:吾輩は名無しである
10/11/17 18:47:45
>>12>>10へのレス

14:吾輩は名無しである
10/11/17 19:53:23
たまにはパワーズの事も思い出してあげようぜ

15:吾輩は名無しである
10/11/18 12:53:55
>>12 なるほど道理で続きが見つからないと思った。 今、翻訳が出るとしたらアプトン・シンクレアの「石油!」みたいに映画の原作になるぐらいしか道がないような気がする。

16:吾輩は名無しである
10/11/19 09:39:29
アメリカ文学の影響力。
日本の作家への影響力となるとヘミングウェイが大きいが、世界的にみると
ポーですよね?
推理小説の元祖だし。

17:吾輩は名無しである
10/11/19 10:32:51
ポーのアーサー・ゴードン・ピムの物語は最高に面白かった。

長編としては失敗作という意見もあるらしいが。

18:吾輩は名無しである
10/11/20 02:09:07
マーク・トウェイン、、
晩年の作品群も凄い。
強烈。暗澹たる人間観。ある意味、怖い。

19:吾輩は名無しである
10/11/20 02:57:48
やっぱりメルヴィルだろ。

20:吾輩は名無しである
10/11/23 17:39:18
1997年の全米図書賞において、ピンチョンの『メイスン&ディクスン』、デリーロの『アンダーワールド』を抑えて、受賞に至った『コールドマウンテン』とはどのくらいの傑作なのだろうか?

21:吾輩は名無しである
10/11/23 19:00:54
テリー・S・エインジの著作がいまだ未訳なのは理解しがたい

22:ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ
10/11/23 19:19:36
全然わかんない。Haruki Murakamiなら知ってる。

23:吾輩は名無しである
10/11/23 19:22:46


24:吾輩は名無しである
10/11/23 19:23:37
エインジを知ってるやつがいたとは

25:ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ
10/11/23 19:26:34
ていうかフォークナーすらまともに読んだ事がない田舎者なのですが。
日本のフォークナーとして名高い中上健次は大好きなんですけれども。

26:■晴■れ■や■か■に■裸■で■踊■る■中■年■処■女■モ■コ■
10/11/29 11:36:33
☆気のふれた熟女 モコ*
あのなぁ、お前ら!☆ でも 違うんだヨ!!(*)((φ))
モコは 空気が読めるんだヨ!!(*)((ξ))
モコは 空気が読めるから いつも微妙な
ギリギリセーフの地点を攻めることができるんだヨ!*
たとえば 三沢が死んだ時は 三沢の追悼スレに書き込むのは
さすがにヤバいと分かっている!(*)((φ))
そういう微妙なところは ちゃんと分かっているんだヨ!*
だから モコは今日まで生き延びてこれたんだヨ!!(*)((Ο))
モコは 現在 一人暮らし(*)((Φ))
モコは 家事手伝い中の中年処女なのヨ(*)((ξ))
夏の女は ヤリたい盛りヨ☆(*)((●))
今こそ 攻め落とすチャンスなのヨ!(*)((ξ))
この夏こそ 防御力低めな夏の女を ゲットせよ!(*)((◎))
モコが 防御力低めな夏の女を 短期で攻め落とす方法を…(*)((Φ))
教えてあげるワ(*)((ξ))
だから、モコの言うことを よ〜く 聞きなさ〜い(*)((φ))
モコは 晴れやかに踊る!(*)((φ))
モコは 海辺で 服を脱ぎ 晴れやかに踊る!(*)((Φ))
モコは ハダカで あでやかに 歌い 踊る!(*)((ξ))
モコはハダカのビーナス(*)((φ))
原始の海の泡から誕生したビーナス(*)((Ο))
キューピットたちが モコを祝福している(*)((φ))
でも 気のふれた熟女にしか見えない(*)((ξ))
漁村の老人たちは 影で白い目で見ている(*)((δ))
かまうもんか!(*)((σ))
そんなの気にしてたら、ビーナスにはなれない(*)((φ))
漁村の老人たちは モコを見て あざ笑う(*)((δ))
でも ヤるんだヨ!(*)((σ))
そんなの気にしてたら、天女になんか なれない!(*)((φ))
そして モコのケツの穴からは ウンコがボトボトと垂れているではないか!*
そうです! モコは 踊りながら ウンコをしていたのです!☆

27:吾輩は名無しである
10/11/29 12:50:02
フィリップ・ロスって翻訳結構出てるけどほとんど絶版だな。最近も精力的に活動しているみたいだけど、最早翻訳すらされていない。ノーベル賞取ればこの状況は変わるかな?

28:吾輩は名無しである
10/12/01 02:28:33
ケルアックとか読むやついないのか

29:吾輩は名無しである
10/12/04 13:27:11
次にアメリカからノーベル文学賞が出るとしたら誰だろう

30:吾輩は名無しである
10/12/04 14:27:40
キングだろう

31:吾輩は名無しである
10/12/07 13:22:06
グリシャムだろう

32:吾輩は名無しである
10/12/07 13:40:51
>>28
おまえ以外は全員読んでるだろうな。ケルアック。

33:吾輩は名無しである
10/12/07 14:33:28
ちょっと意味がわからない
ケルアックというかビートジェネレーションが最高

34:吾輩は名無しである
10/12/07 21:47:45
ブローティガンなら今読んでる

35:吾輩は名無しである
10/12/18 18:38:03
カーソン・マッカラーズだろ。

36:吾輩は名無しである
10/12/18 18:47:02
>>34
ブローティガン一度読んだらはまってしまったよ

37:吾輩は名無しである
10/12/24 19:02:23
西瓜糖の日々読んだがイマイチだった。

38:吾輩は名無しである
10/12/26 23:03:55
メルヴィルはいちどきちんと読みたい

39:吾輩は名無しである
10/12/28 13:06:02
ポールオースター好きなんだけど
どう?

40:吾輩は名無しである
10/12/28 17:34:06
スタインベックはローカルで好きだな

41:吾輩は名無しである
10/12/28 19:28:05
なにこのスレ
ないようないな

42:吾輩は名無しである
10/12/28 22:47:39
デリーロの短篇が新潮に掲載された

43:吾輩は名無しである
10/12/31 01:26:59
>>39
『オラクル・ナイト』がとても面白かった。オススメ。

44:吾輩は名無しである
10/12/31 19:40:17
オラクル・ナイトって翻訳でてたっけ?

45:吾輩は名無しである
11/01/12 16:20:13
>>44
最近出たよ でもあんましだったな 
俺はリヴァイアサンってやつ好きなんだよね 読んだ後2週間くらい鬱になったけど

46:吾輩は名無しである
11/01/12 16:25:24
>>11
柴田氏訳なんだよね もっと感想教えてくれるとありがたい

47:吾輩は名無しである
11/01/13 19:50:53
>>45
thx. もう4年ほど前に原書で苦労しいしい読んだけどあんまり記憶にないな。
オースターは未訳のもいちおう読んでるけど、近作の"Invisible"が面白かったような。
裏返しの「ムーン・パレス」といったかんじ。

48:吾輩は名無しである
11/01/27 21:25:09
ヘミングウェイはそんなにおもしろくなかった。
ガルシアマルケスが、文章の構成とか解析してたらしいが。
それも、何か技法学ぶって意味の発言をマルケスのあとがきか何かで読んだ。

ヘミングウェイよりヘンリーミラーの方が上。

アメリカの小説では、フォークナーが今のところ一番おもしろかった。
まあ、フォークナーは文章が読みにくい。何で読みにくいのか。
何か、込み入って入り組んでる感じがする。饒舌。頭や目が疲れる。
フォークナーは、読者を無視してる感じはする。
でも、やっぱりイメージがおもしろい。

家族の苦しみとか呪いみたいなのをテーマに小説書いたのはフォークナーが
一番最初だったのかな。一応聖書にはそれにずっと先立って書いてるけど

49:山崎わたる(^^)
11/01/29 01:23:43
(^^)

50:吾輩は名無しである
11/01/29 01:42:17
ヘミングウェイなんかより、ブローティガンのほうが好き

51:吾輩は名無しである
11/01/29 13:06:25
すいません、質問なのですが、
奴隷制度や女性権についての作品などで出てくる、
sentimental power、また、 sentimental conventinon
の意味がいまいちわかりません…。

学校の課題として扱いたいのですが、
いまいちしっくりこなくて困ってます…(;Д;)
だれか教えていただけますか?

52:吾輩は名無しである
11/01/30 02:53:46
『ブラッド・メリディアン』読み始めたぜ。乾いた文体だ。

53:吾輩は名無しである
11/01/30 13:52:36
>>51
それだけだと文脈よくわからないけれど、世話、共感、思いやり、気づかいの類かと
哲学や発達心理学でcare,caringあたりの概念で考察されてる
たとえば男の子は野球やサッカーといった遊びを通してルール(に基づいた「公正」)を重視
して育つけれども、女の子は妹や弟の世話を通して「思いやり」を重視して育つ
そして後者は家(親密圏)に関することであり社会(公共圏)では低くあつかわれ、女性の社会的
立場も何たらかんたら・・・
大学の図書館で英語の百科事典をひくといいかも
日本語だと「ケア ケアリング 公共圏 親密圏」を適当に組み合わせて検索すると何かしら
かするのがでるはず

見当ちがいだったらスルーで

54:吾輩は名無しである
11/01/30 14:09:27
>>52 俺もマッカーシー好き。文章が凄く淡々としてて、荒野のイメージにぴったし。
マッカーシーの初期作品も翻訳してくれないかな。後、デリーロの初期も。

55:吾輩は名無しである
11/02/01 19:30:48
デリーロ好きだ

ホワイト・ノイズやリブラは積読してるけど。

56:吾輩は名無しである
11/02/03 01:21:57
バーセルミには勝てない

57:吾輩は名無しである
11/02/03 01:25:30
その昔、地下鉄のホームで40歳くらいのイケ面のサラリーマンが
アップダイクの『帰ってきたウサギ』を小脇に抱えていたのが
とてもかっこよく見えたなあ。

58:吾輩は名無しである
11/02/03 19:18:21
リブラとホワイトノイズ読んだけど、デリーロは何だか真面目すぎると言うか、俺はあまり馴染めなかった。でも今後アメリカ人がノーベル文学賞取るとしたら彼が一番可能性が高いんじゃないだろうか。


59:吾輩は名無しである
11/02/03 19:43:26
コーマック・マッカーシーはどうかな

60:吾輩は名無しである
11/02/03 22:26:55
マッカーシーは書くテーマや状況が「荒野」や「カウボーイ」と言った、
所謂アメリカ的なものに、かなり依拠しているから、ノーベル賞の思惑からは
外れると思う。評論家のハロルド・ブルームはマッカーシーの他に現代アメリカ文学を
代表する作家として、トマス・ピンチョン、フィリップ・ロス、ドン・デリーロを
挙げていたが、フィリップ・ロスはある種偏執病的なまでの性に対する描写(セックスやマスターベション)
が奇を衒っただけとか、低俗と見なされる可能性があり、トマス・ピンチョンはその特異な立ち位置から
敬遠されている気がする(仮に受賞させても拒否するとか)。それで、残ったデリーロだけど、
彼はアメリカがその時々に直面している(した)問題、尚且つ世界に対しても影響を与えた問題について、
小説にしているから、ノーベル賞を受賞させるとしたら、彼が一番無難な気がする。
だけど、俺も全員の小説全部読んだわけじゃないから、ある程度は憶測になるけど。


61:吾輩は名無しである
11/02/03 22:33:00
フィリップ・ロスはユダヤ人のこともよくネタにする

62:吾輩は名無しである
11/02/04 01:00:14
マッカーシーのノーベル賞はあり得ると思うけどな 土着的な文学はノーベル賞多い

63:吾輩は名無しである
11/02/04 10:12:46
デリーロは視点がアメリカ的過ぎるからヨーロッパの賞は取れない気がするけどな

64:吾輩は名無しである
11/02/04 13:51:46
マッカーシー作品に共通するテーマ、所詮人間は暴力無しじゃ生きられないっていう思想がノーベル賞好みじゃない気はする

65:吾輩は名無しである
11/02/04 21:12:08
静かに熱い感じの議論が続いてて興味深いな
俺も、デリーロもマッカーシーも二人とも好きだ
もっとも今はホーソーンどっぷりなんだが

66:吾輩は名無しである
11/02/04 21:56:38
アンブローズ・ビアスもしくはガッサラスカ・ジェイプ神父

67:435
11/02/04 22:56:52
アメ文学の根底にあるのは暴力だ
アメリカにとって暴力は芸術だ

68:吾輩は名無しである
11/02/05 01:07:04
去年ノーベル賞発表直前にマッカーシーの予想オッズが急上昇したなあ。

69:吾輩は名無しである
11/02/05 14:59:28
マッカーシーは映画化されたり、アメリカの人気テレビ番組に出たりして、近年急速に流行りだしているからな。本が百万部売れたらしいし。オッズの上昇はそこらへんにあるのかと。

70:吾輩は名無しである
11/02/07 01:25:57
マッカーシーが売れっ子になって嬉しい。
日本には、売れないけどユニークな仕事をする作家が何人かいるけど
アメリカにも売れない前衛作家みたいなポジションのビッグネームはいますか?

71:吾輩は名無しである
11/02/07 01:44:36
ピンチョン、バース、デリーロクラスの大作家ですら決して売れっ子ではないと思うけど。
他に職を持ってたり、家産や奨学金で生活してる人が大半じゃないかな。

72:吾輩は名無しである
11/02/07 02:15:37
アメリカという国では文学はまるっきり読まれていない。
ヘミングウェイですら大衆は知らない。
大学で勉強する科目なんだ。
ヨーロッパとはまるで違う。

73:吾輩は名無しである
11/02/07 02:30:00
ベストセラーものとメインストリームじゃ全然事情が違うよな


74:吾輩は名無しである
11/02/07 10:56:08
ポールオースターが売れるまでの自信の生活のことを小説に書いてるんだが
面白いよ 私小説みたいで 超貧乏でさ それでも文字書くこと以外の仕事はしなかったて言ってた
でも欧米の作家は世界的に翻訳されてれば 各国で少しづつ売れてれば 合計したら結構な数字に
なるんじゃね エージェント制だから取り分も大きく出来るんだろうし
>>71 確かピンチョンはエージェントと結婚したんだよな てことは爆笑の太田の嫁みたいな感じでしょ
全部自分の懐に入るから金には困らないんじゃないの


75:吾輩は名無しである
11/02/07 11:07:35

すみません。この低能どうにかしてください。

76:吾輩は名無しである
11/02/07 13:26:51
>>75
たまにこのスレにくるよな この煽るの好きな奴 なぜこのスレ覗いてるんだか?

77:吾輩は名無しである
11/02/07 15:07:47
なぜ?
自分で考えるんだな・・・ふふ

78:吾輩は名無しである
11/02/07 16:19:54
>>76
せっかく静かにいい議論できたのにな

79:吾輩は名無しである
11/02/09 12:14:54
>>75
こいつのせいでスレが過疎ったな

80:吾輩は名無しである
11/02/09 12:59:23
大学の創作科で教えてる人は多いって聞くけどな。
日本だと、星野みたいな感じか。堀江とか松浦みたいなのもあるかな。

81:吾輩は名無しである
11/02/09 19:38:55
そうそう、一時期(今も?)その創作科出身の作家がアメリカ文壇に躍り出たけど、書く題材が貧乏くさくて、Kマートリアリズムとか言って批判されたんだよな。日本もアメリカも結構似たようなことが議論されてるね。

82:吾輩は名無しである
11/02/09 22:35:51
カート・ヴォネガットがジョン・アーヴィングの講師だった、とかあたりは
まだいいのだろうけど。
早川文庫だけど、スティーヴ・ヤーブロウ「酸素男」ってのを読んで、
南部の「レッドネック」の肉体労働者の男が主人公で、過去と向き合ってうんぬんって
話だけど、書いたのが創作科の講師なんだよね。確か。

別に悪い小説ではないし、作劇もうまいのだけど、なんか不満があってね。
ジム・トンプソン読んでるほうがまだいいやって思った。

83:吾輩は名無しである
11/02/10 00:57:36
『オリーヴ・キタリッジの生活』
エリザベス・ストラウト読んでます
終わったらリディア・ディヴィス
『話の終わり』読みます



84:吾輩は名無しである
11/02/10 01:16:27
>>83
おお。俺も読んだよ、『オリーブ・キタリッジ』。
かなり小川さんの文章になっちまってるが、良いよね。
『話の終わり』は初めて知ったな。探してみようかな。

85:吾輩は名無しである
11/02/12 00:40:15
上に金の話が出ていたが、ノーマン・メイラーは確か八十年代後半辺りに出版社と契約したとき、契約金として四億貰ったらしい。でも、メイラーは離婚しまくって、毎年慰謝料七千万も払ってたみたいだからそこまで悠々自適ではなかったかもしれないけど(笑)

86:吾輩は名無しである
11/02/12 01:12:37
>>85
カネの話やめろ、つまらんし下世話だ
ピンチョンスレでもなんかそんな話になってるが
作家の生活心配するよりオマエの生活心配してろ

87:吾輩は名無しである
11/02/12 01:41:13
なんか金の話が好きな奴と嫌いな奴がいるな。

88:吾輩は名無しである
11/02/12 09:29:33
作家のプライベートも、作品とは直接関係ないが、話題としてはあっていい
文壇ゴシップは世間の華

89:吾輩は名無しである
11/02/14 05:40:06
トム・ウルフ読んでる人っていないなぁ
ジョン・アーヴィングよりはるかに面白いのに

90:吾輩は名無しである
11/02/14 07:50:07
失礼ながら、トムウルフというのは単なる娯楽小説作家という認識しかなかったが、
何かおすすめがあるなら教えていただきたい

91:吾輩は名無しである
11/02/14 08:07:20
ヴァニティ・オブ・ボンファイア

92:吾輩は名無しである
11/02/14 08:10:30
逆だったボンファイア・オブ・ヴァニティ

93:吾輩は名無しである
11/02/14 08:46:55
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

94:吾輩は名無しである
11/02/15 00:50:02
トム・ウルフってクール・クールLSD交感テスト書いた人
と同じでいいんだよね?

95:89
11/02/15 01:07:25
>90
オススメは
・ I Am Charlotte Simmons
・A Man in Full
の2冊だね。
Charlotteの方は最新作。めっちゃいい。最後になって欲しくない。
A Man in Full は、メイラーのThe Executioner's Song を読んでると
さらによくわかると思う。切ないよ
>92
Vanityも爆笑するけど上記2作より少しおちるかなぁ

96:吾輩は名無しである
11/02/15 20:23:38
Vanity、ニヤニヤしながらってのはわかるけど、爆笑はするかなあ?
おれはCharlotteは読んでないんだけど、とりあえずウルフ・ファンに
聞きたいのは、ウルフにあってフランゼンにないものってあるんだろうか。

97:吾輩は名無しである
11/02/15 21:15:07
おお、フランゼンの名前が!
「自由」の邦訳は出るのかなあ
出ないんだろうなあ

98:吾輩は名無しである
11/02/16 01:06:05
フランゼンはアメリカで相当流行って、日本でも確か賞か何か取ったやつが一冊だけ翻訳されたよね。最近のアメリカ文学を日本で売り出すのはかなり厳しいか。

99:吾輩は名無しである
11/02/16 01:07:22
自由、邦訳出てほしいね。この前、ドイツ人の知り合いとフランゼンのことで盛り上がったよ。
それはつまり、日本とドイツの郊外生活と、アメリカの中西部の生活に、ほぼ実質的な
違いがないということを意味しとるなあw ちなみにおれは『自由』は辞書を引くのが面倒に
なって途中で放りだしてしまった(専門的な単語が多いんだもの・・・)

そうそう、先月に出た平石貴樹先生の『アメリカ文学史』のあざやかなまとめっぷりを
読んで、ポストモダンの代表的文学者からひと世代遅れて、フランゼンがあえて家族小説
という形態を選びとったことを考えてみたく思ったね。それは平岩先生の整理にしたがって
いうなら、フランゼンの登場人物たちの「自我」なるものの特徴を考えることでもあるんだけど。

100:吾輩は名無しである
11/02/16 23:27:40
そんなにフランゼン良いか?
正直、アメリカ人向けとしか思わなかった

101:吾輩は名無しである
11/02/16 23:40:10
俺はフランゼンをダンゼン支持します。

>>99
フランゼンのことを語り合う友人や、途中まででも読破する英語力があるのは羨ましい。
『自由』は黒原敏行さんにがんばって翻訳してもらうか、あるいは自力で読破するか。。。

平石先生の『アメリカ文学史』も、Amazonで立ち読みしたが、ムチャクチャ面白そうだね。
「家族小説」の章だけでも読んでみようかな。
映画や小説の「家族もの」には最近深い関心を持っているので。
(しかしこれを買っても積ん読になりそうだなぁ・・・。)

102:吾輩は名無しである
11/02/17 03:31:51
>>101

平石先生の『アメリカ文学史』、きわめて独創的です。なにが独創的って、およそ思想的な
たわごと、レトリカルな虚飾からいっさい距離をとり、おそらくは全共闘世代の自意識に
いきつもどりつつも、「自我」という手垢にまみれた道具でもってアメリカ文学に挑んでいる
ところ、すさまじい迫力を感じる。その「自我」でさえ、著作のなかじゃあ、ほころびな
がらも、いやいや袖をとおさざるをえない古びた「ユニフォーム」として、鼻をつまんで
みせる仕草がなんとも学者らしい。さて、その近代的自我なるものに依拠した読みすじに
よれば、アメリカ文学における家族小説は、いわば原子論的な自我の揺らぎとともに
要請された共同体、「自我を安定させる」、「自我よりも大きな物語」だとのこと。

平石先生のおはなしを読んでいて印象的なのは、この家族という共同体がつねに、自我
によって(あるいは小説家によって)「頼られるべき」砦として論じられていること。この議論
は、平石先生が近代的自我の段階的な崩壊というストーリーにしたがってアメリカ文学を
整理しているかぎり、必然的にあらわれてくる図式なんだと思う。で、この図式に照らした
とき、本著なかでもいちばん切れ味するどい批判的分析の対象となるのがアップダイクの作品。
「最終的に個人主義者であることによって、ハリーがなぜ、どの程度、家族に依存しなけ
ればならないのか、その点も読者には最後まで得心されない」(p.506)。たしかに、アップ
ダイクの作品は家族にたいして薄あまい幻想を払拭しきれておらず、それが平石先生から
すれば小説家の不徹底に思われるのだろうが、他方で家族の「価値」にたいして奮闘努力
した程度にかんしては、その後もアップダイクをしのぐものはいないらしい。

(続く)

103:吾輩は名無しである
11/02/17 03:36:39
しかし、(スレの流れからしても)ここにフランゼンが来る。なぜフランゼンがアップダイ
ク「以降」の作家になりえているのか。(1)フランゼンは家族という形態そのものにいかなる
内在的価値も認めていないふしがある、(2)その背景にあるのは、家族という共同体を
つねにそれ以上の次元(たとえば政治意識)、あるいはそれ以下の次元(たとえば性的関心)
によって浸食され、かたちを変えるものとみなすフランゼンの洞察がある、(3)したがって
フランゼンのすごさは、個人主義と家族の対立をつきつめていくというような平石
先生的な自我論の延長線上ではなく、個人主義という思想内容さえ家族をつうじて伝承、
変形、修正されることを暴きだす、いわば徹底した「記述主義」において評価されるべき
だろう。(1)の論点を具体的に明らかにしてくれるのが前作における父親の描きっぷりだ。

父親(アルフレッド、だったかな)は最終的に、とにかく家族によってひどいめにあわされる
(以下、ネタばれ注意)。かといって父親が家族を頼っているかといえば、まるでそうではなく、
かれが家族にいささかなりとも「頼る」ためには、フランゼンはこの老いぼれを遊覧船から
ほうりだして、海にむかう垂直方向の落下運動の、そのさなかにフォーカスをあわせなければ
ならなかったのだ(そのとき、ようやくアルフレッドに子どもたちとの幸福な記憶が去来する)


104:吾輩は名無しである
11/02/17 03:46:35
ここで、ブログ「本とマンハッタン」にフランゼンにかんするイイ記事があったので、
引用しておきたい。(URLリンク(oharakay.com))

>その後は質疑応答のお時間。お約束の「もっと頻繁に書けないのか?」(答え:ムリ)とか、
>「タイム誌の表紙になってどう?」(答え:照れる。普段会えないフロリダの叔父は喜んでたけど)
>とか、「好きでよく読む作家は?(答え:ワートン、スタインベック、キャサー)なんて質問が
>あったけど、印象的だったのは「現代アメリカにおいて、『家族』というのは個人の幸せの
>源泉たりえるのか、それとも単に一番身近にいて文句をブー垂れる相手以上の者ではないのか?」
>という質問。これにはフランゼンも一瞬「うっ。いい質問」と答えに詰まり、「かつて幸せの
>シンボルとされた核家族も変わりつつあるが、変わらないこともある。どんな時代にも変わら
>ないのは、人は誰も『親』という存在から逃れられないことだ。家族だから、と一緒にいると、
>心地悪い部分が必ずあって、自分はその部分をストーリーとしてこれからも書き続けていくと
>思う」という返答。

おれがとても興味深いのは、フランゼンにとって家族が規範的なものではなく、事実が、
しかも、きわめて「居心地悪い」事実がひしめくバトルフィールドとしての、記述の対象
であることなのだった。(しかし、ワートンもキャサーも読んだことないな……)

105:吾輩は名無しである
11/02/17 04:29:17
イタイ女子大生みたいだねw

106:吾輩は名無しである
11/02/25 13:06:44.97
ポーとかホーソーンみたいな感じのドロドロしたものが読みたい
おすすめありますか?

107:吾輩は名無しである
11/02/25 19:02:26.46
ずっと現代的だけどパトリック・マグラアはその系譜の末裔といっていいかな

108:吾輩は名無しである
11/02/26 22:52:48.68
>>107
ありがとう
探してみます

卒論で扱うものも決めなければ
いっぱい面白い本と出合いたい

109:*折伏宣隊ガッカイダー気になる異性とガッタイダー学会員モコ*
11/03/08 13:00:57.50
景気回復のためには戦争特需しかない!*
我々民衆は 軍事独裁政権を求める!☆
言論の自由なんか もう いらない!*
我々民衆が求めるものは 軍部によって作られる大本営発表だけだ!☆
戦時中は 贅沢は敵だ!* ケータイも 要らない!* 
愚民は 言論の自由を奪われて ナンボのもんなのです!☆
メディアによって熱狂的な世論を作り出せ!*
同郷軍同志会と名乗る団体よ! 突然 現れよ!*
マルクスの「共産党宣言」や「女工哀史」を焚書処分にせよ!☆
労働争議の女工たちのストの先頭に立っているものに鉄槌を下せ!*
共産主義の主張を新聞に載せるな!☆
デモ隊に空爆せよ!*
日本をチャイナに売り渡せ!☆
知識人を農村に追いやれ!*
真性モコ帝国 勃興に処して行くには強靭な精神が必要である!☆
これは国民に支那事変の長期化を覚悟せよということだ!*
戦争に反対したリベラル派は 軍閥政治の犠牲となって獄死されヨ!☆
エリートパンパン☆セレブパンパン モコを解放せよ!*
日本と支那の和平交渉をぶち壊せ!*
コミンテルンの指示通り支那事変を長期戦にもってけ〜!☆
マスコミを支配して 世論を味方につけヨ!*
戦意高揚させヨ!☆ 大きな流れに巻き込め!☆
非戦闘員を殺害したというデマを封じろ!*
国民の間に生まれた不満を 何とか押さえつけろ!☆
日本に石油とフィギュアを売るな! 日本を孤立させよ!*
コミンテルンの手先を日本に招きいれろ!☆
日本を戦争に巻き込め!* 大きな流れを形成せよ!*
国民の熱狂を作りだし、日本を戦争への道に大きく踏み出させヨ!☆
ホンマに もう 狂っちゃったから、モコは何をやっても、おかしくなる!☆

110:吾輩は名無しである
11/03/12 00:54:19.27

URLリンク(i.dailymail.co.uk)

Edgar Allan Poe "A Descent into the Maelstrom"



111:吾輩は名無しである
11/03/15 00:00:41.16
今ギャツビー読んでる。
ウエストエッグに行ってみたい

112:吾輩は名無しである
11/03/15 00:19:38.29
「ウェスト・エッグ」のモデル・・・ロングアイランドの高級住宅地、グレート・ネック
デイジーとトムの邸がある「イースト・エッグ」・・・グレート・ネックの真向かいのマンハセット
か。ロングアイランドには日本の駐在員たちも多く住んでいる。

113:吾輩は名無しである
11/03/15 20:54:32.23
イースト・エッグはサンズ・ポイントじゃないの?
ギャツビー死んだ…

114:吾輩は名無しである
11/03/16 12:32:41.28
世界のハルキはR・ブローティガンのパクリスト

115:吾輩は名無しである
11/03/16 13:07:20.40
原発のニュース見ていると、ティム・オブライエンのニュークリア・エイジを思い出す。

116:吾輩は名無しである
11/03/16 13:39:37.61
いいぞ、何を思い出そうとおまえの勝手だ。


117:吾輩は名無しである
11/03/16 14:25:55.19
↑なんか笑った

118:吾輩は名無しである
11/03/16 14:28:57.36
↑なんか笑えてきた

119:吾輩は名無しである
11/03/16 15:28:20.21
↑なんかもれそう

120:吾輩は名無しである
11/03/17 03:22:14.88
エドガーアラン・ポーって江戸川乱歩と同一人物だと思ってたわ、まじで。
あはは、日本にかぶれて定住した奴じゃないのな 

121:吾輩は名無しである
11/03/17 06:26:16.89
日本人形とかあげたら喜びそうだよね。ポーって。

122:吾輩は名無しである
11/03/17 09:03:51.58
>>120
笑い事じゃない(白子のり

123:吾輩は名無しである
11/03/18 08:05:58.62
エリクソンの真夜中に海がやって来たを思い出した

124:吾輩は名無しである
11/03/19 01:30:26.26
何を見ても、何かを思い出す

125:粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo
11/03/19 01:34:49.06
くだらぬ。

126:吾輩は名無しである
11/03/19 08:59:31.53
くだらぬとあるのを読んで腸の丈夫な友人を思い出した

127:吾輩は名無しである
11/03/20 20:30:01.30
「資産保護」優先で海水注入遅れる─福島第一原発事故
URLリンク(on.wsj.com)

128:吾輩は名無しである
11/03/23 04:56:56.67
ジョン・アーヴィングって面白いんだね。
ハルキのせいでクソ作家だと思いこんでたわ。

129:吾輩は名無しである
11/03/23 07:06:24.23
↑バカ

130:吾輩は名無しである
11/03/23 09:45:33.97
ちんこ噛み切っちゃう話はちょっとカンベンして欲しかった<アーヴィング

131:吾輩は名無しである
11/03/25 07:57:57.74
あれ読んでから車内でするのやめたw

132:吾輩は名無しである
11/03/26 19:33:56.30
そういう人はバラードのクラッシュ読め

133:吾輩は名無しである
11/04/05 15:04:58.79
シーバス狙いのランガンで夢の島公園まわってたんだけど
小便したくなって公衆トイレに入ったら個室から突然ビックリ箱
みたく全裸の多田野が飛び出してきてまじびびった、鎌ヶ谷からは近いけど
まだ落ち着かないみたいだね

134:吾輩は名無しである
11/04/12 01:23:34.90
>>126
ワロタ

それよりカポーティを読んだが感想はウゼ〜。


135:吾輩は名無しである
11/04/12 06:36:21.89
ち○こ噛み切りより、目にサイドギアの棒が刺さる方がトラウマ

136:吾輩は名無しである
11/04/12 17:31:50.19
確かにカポーティ、見た目からして激ウゼ〜
気取った(フリをするしかない)フリークスって感じ
まあアレはアレで可哀相ではあるけども・・・
実話ネタの「冷血」は普通に面白かったyo

137:吾輩は名無しである
11/04/14 15:02:27.04
アーヴィングは、日本のラノベよりは数千倍マシ

138:粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo
11/04/14 15:13:16.79
カポーティは英語きれいだぞ。

139:吾輩は名無しである
11/04/14 15:44:39.65
>カポーティは英語きれいだぞ。

爆笑

140:吾輩は名無しである
11/04/14 22:51:09.08
きれいなだけじゃね。バロウズ御大は汚いけどいいぞ。

141:粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo
11/04/14 22:53:36.95
ぐおお

142:吾輩は名無しである
11/04/14 22:57:41.22
バロウズ原文で読むと逆に英語わからなくなりそうだもんな

143:吾輩は名無しである
11/04/15 03:18:59.23
ホイットマンの書記が200枚も新たに見つかったらしいな
楽しみだ

144:吾輩は名無しである
11/04/15 08:22:29.63
>ホイットマンの書記

?

145:吾輩は名無しである
11/04/15 08:26:32.04
米詩人ホイットマンの文書3000点、国立公文書館で発見
URLリンク(jp.reuters.com)

手記の間違いかと思ったけど記事を見る限りそうでもない。書記?

146:吾輩は名無しである
11/04/18 02:44:53.31
ジェフリー・ユージェニデスが『ミドルセックス』から音沙汰無いなぁ
と思っていたが、秋に新作が出るようで嬉しい

147:吾輩は名無しである
11/04/28 13:31:12.83
ふだん日本のしか読まないんだけどアメリカ文学に挑戦したい
爽やかな小説ないか?これ読めっていうの教えてください

148:吾輩は名無しである
11/04/28 17:14:37.65
サリンジャーのフラニーとゾーイーでも読んでみたら

149:吾輩は名無しである
11/04/28 18:39:40.11
ブレット・イーストン・エリスのアメリカン・サイコ

150:吾輩は名無しである
11/04/29 02:20:48.61
アメサコは映画が面白かった

151:吾輩は名無しである
11/04/30 02:38:28.84
>>150
いいぞ、何を面白がろうとおまえの勝手だ。

152:吾輩は名無しである
11/05/01 16:05:51.47
「グレート・ギャツビー」原書で読んだけどこれどう評価すればいいの?
表現の難しい作家だった
ストーリーは簡単
ドストエフスキーみたいな思想を語るわけでもない

文章を読む作家なのかな?

153:吾輩は名無しである
11/05/01 17:56:23.43
文学全般的なことだけど、アイロニーを読み取るんだよ

154:三浦 ◆aKZjWmIOl2
11/05/03 02:10:25.94
物語にハマることだよ。オールドスポート。
どう読もうが人の勝手だけど、物語を越えて、『グレート・ギャツビー』をあれこれと語るために読むなんて馬鹿げてるよ。

155:吾輩は名無しである
11/05/03 02:20:57.61
俺も最近は>>154の意見に同意だ
だけど「分かる」楽しみってのも同様にあると思う

156:吾輩は名無しである
11/05/03 09:00:58.04
物語なんか読んでどうすんの?大人なら物語のない小説読みなさいよ

157:吾輩は名無しである
11/05/03 10:29:57.14
余計なお世話。

158:152
11/05/03 11:52:40.99
やたら表現が難しいんだよねこの作品

それ美味い比喩か?って突っ込みたくなるとこもあるんだけど

as if he were related to one of those intricate machines that register earthquakes
ten thousand miles away

とか
直訳すると
「彼はまるで何千マイルも離れた地震を記録する複雑な機械の一つと関係があるようだった」

ギャツビーの敏感さを喩えるのに分かりずらいよ
全体的に簡単なことをやたら複雑な比喩や抽象的な言い回しで語っていて
どうなんだ?と思ったんだけど

159:吾輩は名無しである
11/05/03 12:19:51.51
そんなこと言ってたら、「夜はやさし」は読めない。
ギャツビーは男のロマンとラブストリーからできています。

160:吾輩は名無しである
11/05/03 12:22:34.08
でも現代の水準からすると
ラブストーリーとしても弱い気がしたけど?

161:吾輩は名無しである
11/05/03 12:48:46.26
フィツジェラルドらしいセンチメンタリズム。人生とは崩壊の過程だ。後半のドライブがその引き金になってる。技術的に素晴らしいと思う。そして、主人公だけが喪に服す。主人公(新世代)が1人の男(旧世代)の生き方を通して、たくさんのことを学ぶアメリカの物語でもある。

162:吾輩は名無しである
11/05/03 13:47:27.33
もう少し劇的な場面があれば傑作かなとも思うけど

163:吾輩は名無しである
11/05/03 15:06:12.89
「これは結局西部の物語りだったのだ」

I see now that this has been a story of the West,after all


キャラウェイもギャツビーもデイジーも西部の人間
旧世代人という前提でしょ?

164:吾輩は名無しである
11/05/06 17:38:53.59
今八ックルベリィ・フィンの冒険読んでる
結構面白いな
途中話がよくわからなくなるけど

165:吾輩は名無しである
11/05/06 18:01:29.58
ヴォネガットのスレがないのって文学的価値からしてたいした作家じゃないから?

166:吾輩は名無しである
11/05/06 19:24:51.39
>>164

古い言葉が読みにくくない?
今「トムソーヤー」原書で読んでるんだけど
古い言葉が結構あるね
古語、廃語

167:吾輩は名無しである
11/05/06 19:37:18.08
メルヴィルの原文はどうかしら。

168:吾輩は名無しである
11/05/06 19:44:30.59
それでも日本語ほど大きな変化はないんだな
日本で言えば明治初期の作品なのになんとか読めるからなあ

169:吾輩は名無しである
11/05/07 11:48:00.40
>>166
まあ、ずいぶん昔の本だからね

170:吾輩は名無しである
11/05/07 19:36:22.35
>>166
方言&視覚方言も多いぞ
OEDや方言辞典引いても出てない語もある
トムとかハック読む時は
とりあえず Mark Twain Lexicon 必携な

171:吾輩は名無しである
11/05/07 19:54:00.83
そんなものがあるとは

視覚方言というのか?


172:吾輩は名無しである
11/05/08 01:49:00.60
>>165
この板に限らずスレの需要=価値じゃないのはご存知の通り

まあヴォネガットの場合人となりも作品も
結局のところ2ちゃんぽい(寒さ的に)から
今更論ずるまでもないって感じじゃないの

173:吾輩は名無しである
11/05/08 11:49:40.76
英語の講義で to please his wife を読んでるんだけど、会話文が特に古い
まるで森鴎外みたいだ・・・
ストーリーは凄く好きなんだけど。

174:吾輩は名無しである
11/05/08 20:14:39.67
古そうだな

175:吾輩は名無しである
11/05/09 21:49:06.08
フランゼンの"Freedom"、半分くらいなんとかきたけどストーリー追うので
精一杯。文章まで手が回らない。すごく饒舌な文体だけど、所詮外国語
楽しむにはほど遠いなあ。

176:吾輩は名無しである
11/05/10 01:33:07.34
スゲー
そこまで読めるだけでも尊敬するよ・・・

177:吾輩は名無しである
11/05/14 02:59:07.05
フィッツジェラルドの氷の宮殿読んだ。
沖縄のねえちゃんが北海道に嫁ぐのは大変だ、
っていうような話だった

178:吾輩は名無しである
11/05/14 22:32:06.54
"Freedom"、やっとこさ読めた。う〜ん。アン・タイラーを理屈っぽくしてアーヴィング
くらい長々しいというか。アメリカで絶賛されたらしいけど、それなら自分は
文学というのがわからないのかな・・・という感想。


179:吾輩は名無しである
11/05/18 02:35:53.52
文学の感じかたなんていろいろでいいんじゃない。
それに原書でそこまで読むなんてすごいよ。

超マイナーなんだろうが、チャールズ・ダンブロジオの『岬』、良かったなぁ。
『オリーブ・キタリッジ』とかラッセル・バンクスが好きな人はどうぞ。


180:吾輩は名無しである
11/05/19 13:21:35.89
現代アメリカ文学を読もうと思う フィリップ・ロス読んどけばいいんだろ?
スレリンク(news板)l50


181:吾輩は名無しである
11/05/20 16:09:30.79
ロス、ブッカーおめでとう!

182:吾輩は名無しである
11/05/20 16:30:31.40
近年の作品がまったく翻訳されないロス

183:吾輩は名無しである
11/05/20 16:45:25.51
ヒューマン・ステインとか、大傑作なのに、あまり話題にもならないね…


184:吾輩は名無しである
11/05/22 03:00:28.90
映画化された割にはいまいちだったな。未訳については、あっちで評判の良いアメリカン・パストラル、プロット〜ぐらいは翻訳して欲しい。


185:fixion
11/05/22 10:11:02.74
Philip Roth
『素晴らしいアメリカ野球』 と『男としての我が人生』がピークだったと思う。
『Everyman』は期待外れの凡作だったし、
『Exit Ghost』は期待通りの愚作だった。

186:fixion
11/05/22 15:14:28.42
ロスのユダヤ的な屈折した表現は
ソール・ベロウよりも興味深いが
リリカルさと紙一重のユーモアにかけては
クーヴァーのほうが上なんだな

187:( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw
11/05/22 15:16:48.99
おやはや(笑)ixionさんですか(笑)少し古めかしいかもしれませぬが、カール・ヴァン・ヴェクテンなんぞはいかがでしょうかねぇ(笑)

188:fixion ◆ySh2j8IPDg
11/05/22 15:52:01.01
よくわからんけど、アリス・B・トクラスのほうが興味深い、
つーかガートルード・スタインをめぐる文学的風景のほうが^^);

ロスがいなかったら高橋源一郎も作品を書けなかったかもしれない。
スタイルとしてのブローティガンやバーセルミの影響以上に
モチーフとしてのロスの影響は大きかったんじゃないかと思う。

189:吾輩は名無しである
11/05/22 16:05:31.61
クーヴァーって面白いの?

190:吾輩は名無しである
11/05/22 18:16:32.78
ロス⇒高橋源一郎

われらがギャング⇒さようならギャングたち
素晴らしいアメリカ野球⇒優雅で感傷的な日本野球



191:吾輩は名無しである
11/05/22 18:55:57.13
さようならコロンバスも入ってると思う

192:吾輩は名無しである
11/05/22 20:48:40.45
クーヴァーのユニヴァーサル野球協会はわりと面白かったよ
ロスの乳房になった男はいくら昔でもあの文庫の活字サイズの小ささは異常

193:吾輩は名無しである
11/05/22 21:05:27.24
日本人の視力も退化したものだ

194:吾輩は名無しである
11/05/22 21:32:03.56
さようならコロンバス + われらがギャング = さようならギャングたち



195:吾輩は名無しである
11/05/22 22:25:50.41
えっ、ロスがブッカー賞取ったの?

196:吾輩は名無しである
11/05/22 23:04:24.56
源一郎が離婚と結婚を繰り返したのも、ロスにあやかってか。

197:吾輩は名無しである
11/05/22 23:52:57.45
しかしロスがピューリッツァー賞とってないってのは意外

198:fixion
11/05/23 19:30:18.37
クーヴァーのパラノイアックなセンスにナボコフとの共通点を見るってのは
ちょっとおかしいか^^);
しかしThe Public Burningが邦訳されない状況は南無さん!

199:吾輩は名無しである
11/05/24 05:31:12.28
「南無さん」 って、こういう使い方?

200:吾輩は名無しである
11/05/24 07:38:57.95
フィリップ・ロスって、一時期女優のクレア・ブルームと
結婚してたんだな。
マリリン・モンローと結婚していたアーサー・ミラーと同様に、
アメリカって作家と映画女優が結婚することって多いのか?

201:吾輩は名無しである
11/05/24 07:47:08.78
監督と女優はよく聞くけどね
日本だと辻仁成と中山美穂か

202:吾輩は名無しである
11/05/24 08:46:20.20
バーナード・ショーの知性と美貌の話を思い出すなw

203:吾輩は名無しである
11/05/24 09:05:58.52
まあ普通そういう使い方は南無さんな。

204:吾輩は名無しである
11/05/25 22:20:03.87
このスレ見てダンブロジオとクーヴァーを読もうと思った

205:吾輩は名無しである
11/05/26 03:28:35.89
>>204
俺も。原書で読もうかな。

206:吾輩は名無しである
11/06/05 14:49:22.37
言うだけなら言えるわなw

207:吾輩は名無しである
11/06/07 20:10:26.68
ロスのプロット〜がすばるで柴田訳によって連載開始したみたいだな。突然でびっくりしたわ。あと、ロスと言えば国際ブッカー受賞が議論を呼んだみたいだね。受賞に反対する選考委員(フェミニスト)が辞任までしたし。

208:吾輩は名無しである
11/06/08 21:35:59.60
ロスも一般受けする作家じゃなそそうだしなあ。

209:吾輩は名無しである
11/06/10 07:02:46.54
"Plot Against America"は読んだけど途中でシンドクなってだいぶ飛ばしたわ。
似たような歴史IFならエリクソンの"Tours of the Black Clock"のほうが奔放で
はるかにオモロイ。近作の"Indignation"もなんだかなあ。

210:吾輩は名無しである
11/06/10 16:34:15.11
7月にデリーロの『ボディ・アーティスト』筑摩から文庫化されるらしい。

211:吾輩は名無しである
11/06/18 01:18:59.86
24人のビリー・ミリガン上巻を読んだ。
今日図書館に行って下巻を手に取り、無意識に近くにあった
「多重人格者として生きる」「多重人格者の日記」もついでに借りた。
次は「失われた私」を借りてみようと思う。昔映画を見たので。
その他精神病にまつわる本ってありますか?


212:吾輩は名無しである
11/06/18 09:05:18.97
ない

213:吾輩は名無しである
11/06/22 08:21:19.63
アル・パチーノ主演でロスのハンブリングが映画化されるらしいよ。

214:吾輩は名無しである
11/07/05 02:39:03.22
8月にハヤカワepi文庫からジョナサン・フランゼン「コレクションズ」が上下巻で。
予価各815円。親本は新潮だったはずだが。

去年出たフランゼンの新作Freedomが早川から刊行される前触れか……?

215:吾輩は名無しである
11/07/05 14:35:45.42
>>214
俺もそれを書き込むためにここに来たw
つか、フランゼンスレって落ちてたんだな

お前ら全員買えよ! 義務な!
これの売れ行き自体で「自由」の邦訳が出るかが決まるんだからな!

216:吾輩は名無しである
11/07/05 14:36:46.67
ついでに言うと、俺は親本を持ってるが買う
親本は重くて読みづらいので

217:吾輩は名無しである
11/07/06 04:00:30.92
もう六月も終わりなので、今年後半の早川書房海外文学(予
定)のラインナップを。七月はブッカー賞作ヒラリー・マンテル『ウルフ・ホー
ル』、八月はPENフォークナー賞作ジョゼフ・オニール『ネザーランド』
そのあとは、フィンランド(!)の新鋭ソフィ・オクサネンの Purge、
ノーベル賞作家クッツェーの Slow Man、ジョナサン・フランゼンの新作 Freedom と
怒濤のラインナップです。

ハヤカワの編集者のtwitterより転載

218:吾輩は名無しである
11/07/06 07:47:12.20
>>217
フランゼンのFreedom出るのかよ!!
早川さん偉すぎる!! よくやった!!

219:吾輩は名無しである
11/07/06 11:10:31.56
クッツェーが嬉しい

220:吾輩は名無しである
11/07/06 16:57:45.60
うおおおおおおおおすげえ早川!!!!!!

221:吾輩は名無しである
11/07/09 08:48:06.34
ハ・ヤ・カ・ワ!ハ・ヤ・カ・ワ!

222:吾輩は名無しである
11/07/09 13:15:43.85
あとは訳者が誰になるかだなぁ

ジョナサン・フランゼンスレの過去ログ
URLリンク(logsoku.com)
ここでも「Freedom」が話題になっていて、
みんな、黒原敏行さんの訳で読みたいと書いているねー

223:吾輩は名無しである
11/07/12 17:07:28.55
ジョニーは戦場へ行ったってここでいいの?

224:吾輩は名無しである
11/07/24 23:17:55.32
遅れながら、フランゼンきたああああああああ!!!!!
この本、たしかに翻訳も早ければ早いほどアツい本!!!

辞書を引くのでいっぱいいっぱいだった俺には嬉しすぎるニュース……!!

225:吾輩は名無しである
11/08/05 11:00:51.70
キャッチ22おもしろかった
もっとこういうの読みたいのですが
なにかおすすめありますか

226:吾輩は名無しである
11/08/05 11:16:29.62
Child44

227:吾輩は名無しである
11/08/05 16:12:34.68
競売ナンバー49

228:吾輩は名無しである
11/08/06 16:09:43.33
テスケレ

229:吾輩は名無しである
11/08/15 10:56:38.04
カポーティの現在スレはないのかな?
「ダイヤのギター」が小品ながら不朽の名作なので
ペーパーバック買って原文で読みたい。捜すのが大変そうだけど。

230:吾輩は名無しである
11/08/18 17:33:26.72
>>226-228
ありがとうございます!

231:吾輩は名無しである
11/08/18 21:09:56.85
コレクションズは文庫になって訳は良くなってる?
一応ハードカバー積ん読してるんだけど、訳が良くなってるなら文庫買おうと思ってるんだ

232:吾輩は名無しである
11/08/18 22:27:37.14
なんかのフラグみたいだw

233:吾輩は名無しである
11/08/19 03:41:47.40
フランゼンってアーヴィングとどう違うの?

234:吾輩は名無しである
11/08/19 23:56:57.95
フランゼンに比べるとアーヴィングなんてただのラノベ作家

235:吾輩は名無しである
11/08/20 03:08:56.48
そうなの。コレクションズ読んでみようかな。

236:吾輩は名無しである
11/08/28 00:35:52.99
Frank Sinatra-Fly me to the moon
URLリンク(www.youtube.com)

hey stop telling everyone ur 15 and love Frank Sinatra, BB king, and Elvis...
its not impressive..it just means your parents raised you right
mrutubeplaylist 5 日前 43

このコメント、こういう言い回しや含みの持たせ方って今の日本には無いもののように感じる

237:吾輩は名無しである
11/08/28 03:40:01.97
フランゼン人気出るかな

238:吾輩は名無しである
11/08/28 23:38:25.58
>>231

コレクションズの訳はハードカバーのときから悪くないじゃん

>>237

それなりに教養を要求する上に、長いから日本では人気出ないと思う。
ソウンダースあたりの邦訳をもっとだせば売れそうなのに

239:吾輩は名無しである
11/08/30 21:13:16.39
フランゼンてそんなに面白いか

240:吾輩は名無しである
11/08/31 22:48:33.97
カポーティとテネシー・ウィリアムズ、どっちが性格悪いかね?

241:有馬胸子
11/09/07 18:28:49.63
強欲なジャップへの天罰だ(石原慎太郎氏)
スレリンク(giin板)l50

242:吾輩は名無しである
11/09/07 21:07:48.72
ニコ動からだね。おもしろい

岡田斗司夫さんからフジテレビへ
URLリンク(www.youtube.com)

243:吾輩は名無しである
11/09/08 07:13:21.72
レイモンド・チャンドラー読もうと思うんだけどどれから読めばいいの?
できればまず短編集とかから読みたいんだけどある?

あと、2ちゃん内のどこかに専用スレないのかな?

244:吾輩は名無しである
11/09/08 09:05:10.08
>>243
何故「レイモンド・チャンドラー 短編集」でググらないのか

245:吾輩は名無しである
11/09/08 10:23:02.08
チャンドラーならブックオフ行けば105円で売ってるから、適当に選んで読んだら?どれも面白いと思う。気に入ったら次から新品を買ってね
スレはSFミステリー板にあるかも、多分

246:吾輩は名無しである
11/09/08 12:08:18.58
SFは関係ないだろ

247:吾輩は名無しである
11/09/08 17:31:57.04
ごめんなさい、間違えたよ。SF・FT・ホラー板とミステリー板ごっちゃになってた


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