【加農・榴弾・高射・ ..
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556:名無し三等兵
12/02/06 20:46:56.54
>>549
ていうか陸軍は高射砲、戦車砲、山砲、対戦車目的以外に7.5cm口径は
ほぼ見切りつけてるんだよ。三八式の在庫もわんさとあったし
十榴と十五榴に傾斜生産にシフトしてる
ドイツ、フランスに倣って
九○式の同系砲が仏本国で採用してないからね
フランスは大量在庫のmle1987のみで、
ドイツ7.5cm級は一次大戦FK16の改良版と本来はブラジル輸出用FK38のみ

557:556
12/02/06 20:50:51.97
補足
フランス国営工廠製のmle1897以外にシュナイダー製野砲も若干数は整備してるが

558:名無し三等兵
12/02/06 20:51:08.94
>>543
なんか「使ってみたら射程の長さが重量増を補って余りあるから以後九〇式を整備」云々って俗説が白々しく聞こえるな
要するに九〇式は重いから整備取りやめ、改造三八式の減耗補充は九五式で、ってだけの話じゃないのか

機動化(自動車化)部隊中心に機動九〇式を整備しつつあるけどそっちは進んでないってことなんだろうな

559:名無し三等兵
12/02/06 20:55:16.84
そりゃ機械化部隊の数がそもそも全然無いわけだし
機械化できるなら加農や榴弾砲だって良いわけだし、九〇式に拘る必然が無いよね

560:名無し三等兵
12/02/06 20:55:45.18
>>556
いやそれはわかってるよ
ただ九五式野砲と比較しても大して変わらんかペース遅い位だから
俗説とはかなり様相が違うなぁと

>>558の推測に近いように思える

561:名無し三等兵
12/02/06 21:00:13.35
>>558
当時の高級将校も馬鹿でないから、限定目的以外は口径7.5cmより、砲弾
威力でそれ以上を欲しがったのは当然だと思うよ
九○式より生産が多いであろう九五式野砲の生産も、それほど重点おかれた
とは到底思えないし


562:名無し三等兵
12/02/06 21:00:58.25
つか九〇式野砲、機動九〇式野砲って他とは逆でWikipediaとかより生産数少なくない?
まあ、見切ってたとは言え軍の規模自体は拡大していて
目先の需要はあったから18、19、20年度生産分を足すと帳尻合うのか?
三式中戦車160輌程、三式砲戦車も100輌?位整備してるし
まあ、あんなもんかしら?

563:名無し三等兵
12/02/06 21:08:00.34
>>559
数がないのは同意だけど
九〇式は機械化部隊の主力牽引砲としては実に便利だったと思うよ
牽引速度が速い、射程が野戦重砲並みに長い、直射で重対戦車砲としての運用も可能
ひょっとしたら十榴の機動化したやつより使い勝手は良かったかも
まあ、輓馬・駄馬砲で言うと四一式/九四式山砲みたいな手頃さがあったと思うよ、機動九〇式には

十五榴や十加となると、砲弾の運搬やら布陣時間やら何やらもあるからねぇ

564:名無し三等兵
12/02/06 21:14:55.08
>>550
あのリストの中で個人的によくわからん火砲は
・一式七糎山砲
・二十一糎榴弾砲
・十糎要地高射砲
・二十一糎加農
かなあ。
あと九二式十加と九六式十五榴は改修型の生産が指示されてるけど、
脚の折損問題への対策かな?

565:名無し三等兵
12/02/06 21:21:04.38
>>563
どうなんだろ?
それなら機動九一式十糎榴弾砲のが良いってなるかもしれない

566:名無し三等兵
12/02/06 21:22:17.22
>>564
如何にもって火砲だなあ
国軍が欲しい物がわかる気がする

567:名無し三等兵
12/02/06 21:23:06.23
>>564
近年のグランドパワー佐山連載とNF文庫、昔の戦車マガジン「知られざる日本の兵器」
でおおかた解明するね
二十一糎加農はドイツ砲K18 検索で

568:567
12/02/06 21:25:25.02
ごめん、21cmはK39か

569:名無し三等兵
12/02/06 21:26:45.02
>>563
砲の牽引速度は牽引車の問題なわけで単純に98式4トンが速いってだけのこと
6〜8トン牽引車で高速のものが作れないわけではない
実際火砲牽引車体系にも砲とは別に新型牽引車が提示されてるし
そこには機械化師団用の野砲はディスコンであることも触れられてる

速度があって布置が早くて、しかも直射できる「自走野砲」は続ける気だけどね


570:名無し三等兵
12/02/06 21:31:04.93
>>562
三式中戦車は新規生産砲身を使用しているから九〇式の製造数とは無関係
三式砲と一式砲T型は合計で150輌ほど
少なくとも一式砲T型の一部は新規製造の砲身を使ったみたいだけど、三式砲はわからん
他のチハ車台利用の砲戦車と同じく中古車台に中古砲のニコイチという可能性が高い

機動九〇式は試製五十七粍がコケたから対戦車砲としての需要もあったと思われ

>>563
どんなところが?
九一式十榴は射程は短いし、

571:名無し三等兵
12/02/06 21:32:06.49
>>550にある船載砲床について
14年式重迫撃砲試製船載砲床説明書
A03032123200
これは佐山さんの本に載ってるやつ

三八式野砲船載砲床取扱法送付の件
C01000997800
三八式野砲船載砲床の説明書と試験結果報告書。>>550の生産リストと同じやつかはわからない。
佐山さんの本だと昭和6年以前のことが書いてないけど、この砲床の試験を行ったのは大正14年。
割と使いやすくてよかったらしい。
返還文書じゃないのに英語用語の併記がいろいろあって面白い。

572:名無し三等兵
12/02/06 21:33:52.65
機甲スレ大荒れで、難民大量流入の特需と思われ

573:名無し三等兵
12/02/06 21:37:05.83
>>570
別なのはわかってる
ただライン自体は動いてるし三式砲の生産ペースも割りと早いから
九〇式野砲もとりあえず目先の需要の為に
近いペースで作ってたのかなと

それならWikipediaとかで書かれている生産数を達成出来るし

574:名無し三等兵
12/02/06 21:41:25.45
>>537
>>541
ひょっとして上の方の十糎臼砲とやらも実在しているのか?

575:名無し三等兵
12/02/06 21:43:59.05
実在はもちろんしてるんだろうが、国産なのか鹵獲砲なのかが判明してないだろ?

576:名無し三等兵
12/02/06 21:46:49.46
それはそうだけど鹵獲、謎の試製臼砲説に加えて戦史叢書の書き間違いwも疑ってたから
国産の可能性が高まったかなと
編成完結地が名古屋だし

577:名無し三等兵
12/02/06 21:52:41.96
聞き取り調査の責任者、元大本営参謀の服部さんは優秀なんだけど、
歩兵科エリートで、ノモンハンとガダルカナルの失敗で機甲と砲兵部隊に
負い目があって妙なバイアスがかかってるみたいだからな

578:名無し三等兵
12/02/06 21:53:49.94
>>567
いまさら大砲入門読み返したらほぼ全部載ってたわorz
あの人は本当にきちんと調べてるなあ。
でも十糎要地高射砲は昭和10年に開発打ち切りの奴とは違う気もする。

K39ってこれか
URLリンク(en.wikipedia.org)
定番のシュコダ製。

579:名無し三等兵
12/02/06 21:55:12.17
>>578
すまんK38かな。ドイツ製のほう

580:名無し三等兵
12/02/06 21:58:21.89
>>565 >>569
素朴な疑問なんだけど、そんなら実際に機動91式の製造量が機動90式より少ない訳は何なんだ?

581:名無し三等兵
12/02/06 22:00:42.08
対戦車砲としての需要が切実だったんでしょ

582:名無し三等兵
12/02/06 22:01:50.52
>>577
改めて戦史叢書読むと痛感するけど
砲兵科や機甲科の話は編制、編成や装備の中身、実際戦闘するまでの準備段階のエピソードはそれなりに拾ってるが
戦闘経過における砲兵科、機甲科の活動、活躍はあんまり書いてない
部隊の説明でよく活躍したがとか書かれている具体的な事はサラっと流されていたり

583:名無し三等兵
12/02/06 22:06:29.09
九〇式、機動九〇式ってソ連の3吋野砲の一部みたいに
長距離砲兵の一部として独立野砲兵連隊、大隊専任にして
なおかつその連隊、大隊は師団に編合せずに軍直轄として野戦重砲兵と一緒に使用位で良かった気もするな
後知恵だけど

584:名無し三等兵
12/02/06 22:07:39.37
>>582
執筆者が元参謀だったりするので現場感覚には欠ける。
まぁ通史だから仕方がない面もあるが、もっと現場の戦術感覚を取り入れた戦史があるといいね。

585:名無し三等兵
12/02/06 22:08:17.95
>>580
牽引車輌と対戦車用途と思ったけど
四屯で九一式も牽けたか?

586:名無し三等兵
12/02/06 22:12:48.10
>>580
師団砲兵は野砲2:軽榴1ぐらいの比だから
普通に編成すれば10榴のほうが少なくなるもんだ

587:名無し三等兵
12/02/06 22:12:57.61
師団砲F=22は初速に比して長砲身で、過剰品質かつ高価なのがソ連軍では贅沢ないらない
子扱いまでされている
価値を見出したのが、鹵獲砲を対戦車砲PAK36に改造したドイツ軍であったわけで


588:名無し三等兵
12/02/06 22:19:29.37
日本の場合は十榴、十五榴の射程がどうも物足りないから九〇式に対戦車用途+αの用途が出てくる気がする

589:名無し三等兵
12/02/06 22:46:00.56
>>538-539
九九式十糎山砲こんなとこに居たのか
八重山の砲兵部隊意外に大きいね

やっぱり九九式十糎山砲は内地部隊に殆どが交付されていたのかねぇ?


本文と図面が違うのは香港砲兵隊もそうだったな
あきらかに図面の方が豪華な装備状況だった

590:名無し三等兵
12/02/06 23:21:20.58 pZFTYFr7
九九式十糎山砲は本土決戦準備でも多少は製造されたのかね?

591:名無し三等兵
12/02/07 00:01:54.72
>>588
前から疑問だったんだけど、10H・15Hの独米師団砲兵で最大射程の問題って起こらなかったんだろうか
長距離戦や対砲兵戦は加農に任せる?

592:名無し三等兵
12/02/07 00:15:14.12
いざって時は10K、15Kがあるし米の場合は航空機もあるって話かも

593:名無し三等兵
12/02/07 00:26:35.34
>>579
じゃあこっちか。
URLリンク(en.wikipedia.org)
定番のクルップ製。
しかしドイツ本国でも8門しか作ってないのか。

594:名無し三等兵
12/02/07 00:44:26.78
主力は意外にあった10cm加農と15cm加農
それに17cm加農だろうしね

595:名無し三等兵
12/02/07 00:47:42.59
>>591
火力機動は着弾が前進する友軍を先導するのが理想なんだけど
知ってのようにドイツ軍の機動は速いわけで
特に戦車隊だと砲兵が届かない&追いつかないで苦労してる
(結局ドイツもアメリカも自走砲で対処してる)

596:名無し三等兵
12/02/07 00:49:10.53
戦史叢書に九九式十糎山砲装備と書かれているのは
山砲兵第28連隊(第28師団)満州→宮古島
山砲兵第93連隊(第93師団)本土
の2つ
満州からの転用師団でも第9師団や第11師団は九四式山砲だけ

597:名無し三等兵
12/02/07 00:55:27.62
>>596
九九式十糎山砲の配備先も謎だな
本来もう少し配備されててもおかしくないから
本土の独立山砲兵連隊か独立山砲兵大隊とどれかが持ってるのかしら

598:名無し三等兵
12/02/07 01:21:27.48
>>591
ドイツ師団砲兵は対ソ戦で射程不足を痛感
既存砲の装薬増加とマズルブレーキ導入で射程延伸を図り、
更に新型砲を開発してたけど間に合わなかった

599:名無し三等兵
12/02/07 01:26:22.79
ロケット推進弾まで作ってたね

600:名無し三等兵
12/02/07 01:30:55.68
600

601:名無し三等兵
12/02/07 01:54:50.35
>>540
ありがとう
日本製鋼所やっぱり強いな
広島はやはり軍都


日立と大阪機工が自緊砲身造れたか気になる

602:名無し三等兵
12/02/07 04:06:58.64
軍需品工場増産設備完成期日延期に関する件
C01001837000
軍需品工場増産設備完成期日延期に関する件
C01001837400
大阪機工猪名川工場の九一式十糎榴弾砲の生産能力増強(月産5門)に関する話。
この時期に増産するからには砲身のあてがあったんじゃないかという気もしないでもないがどうだろうなあ…。

増強完結が工作機械と工員の導入が遅れた結果どんどん遅れている。
現在の工作機械台数・工員と必要な台数・工員とかも載ってて面白い。
1940年の段階で熟練工が労働市場に足りないという状況が悲しい…。
アメリカみたいにうまくマニュアル化できなかったものか。

603:名無し三等兵
12/02/07 04:23:01.12
それもあるし工作機械も大半は輸入しないといけないのがね
それに純粋な物品購入に回せる外貨も国府やら支那軍閥やらに劣りそうなのが……

もう少しちゃんとした輸入品があって
ブロック経済にもある程度対抗出来る商品になってればねぇ

604:名無し三等兵
12/02/07 05:46:54.28
根本は金くい虫の戦争やめて軍縮しろってところに行き着くが。

605:名無し三等兵
12/02/07 12:00:14.58 wifGi224
そう。戦争なんかしないで兵器を増産しろ。

606:名無し三等兵
12/02/07 14:27:28.20
というか軍備増強に走る前に基礎体力となる経済力と技術力を作らんと・・・
今の日本は戦前の日本より軍事費の対GDP比ははるかに低いが自衛隊は旧軍よりよほど大火力だし

607:名無し三等兵
12/02/07 15:26:19.68
>>606
今だって戦いながら数年で兵力10倍にしようぜってなったら酷いことになる
(良い例が戦費負担で装備更新に苦労してる今のアメリカ)
満州事変前後の日本軍の火力密度は列強標準から逸脱してるわけでもない

国力に見合わない兵力規模になっちゃってたのは戦争したからだし
戦争は相手があるからこっちの国力で対応できる範囲でってわけにもいかん

608:名無し三等兵
12/02/07 15:48:44.71
いかんといっても、太平洋戦争前で国家予算に占める借金の比率は6割と
アメリカと戦争しなくても遠からずデフォルトに陥って、戦争継続は不可能になってたがな
アメリカからの物資で戦争してたから、金が買えなくなったら戦争どころか近代国家としても
やっていけなくなって明治以前まで逆戻りだ

609:名無し三等兵
12/02/07 16:16:29.72
>>608
そりゃもう中国で戦争やってるんだから借金まみれになるのは必然で
英だってWW1もWW2もそんなもんだし戦争中のアメリカも凄い借金だった

日華事変中で青色吐息状態の日本に圧力かけたのはアメリカであって
(アメリカの立場からしたらチャンスなんで是非を問うつもりは無い)
まさしく相手があるのでしかたがないよねってことだわな

610:名無し三等兵
12/02/07 16:23:48.93
ちなみに某戦略ゲームでも兵器の改良には頭が悩まされる。
特に多数の兵力を有する米英仏日独ソは。


611:名無し三等兵
12/02/07 16:36:00.98
いやいや、戦争やるのに必要な物資を売ってくれる国と、軍拡して戦争するなんて
狂ってるだろ。アメリカ以外からは入手不可能な必須物資も多々あって
勝ち目なんてはじめからどこにもないんだから。

612:名無し三等兵
12/02/07 16:58:54.55
>>611
だからさ、その敵対はアメリカがしたものでしょ?
中国での戦争が気に入らないから圧力かけて
引くに引けない立場の日本がやけくそで喧嘩を買って以下略だったわけで
(中国での戦争の是非はまた別として)

そして60年代以降のソ連は希少金属の幾つかと食料を欧米に依存してた
面白いよねベトナム戦争中のソ連はアメリカから食い物と技術を得て
それでアメリカ兵をナムで殺してたわけ、世の中ってそんなもんだ

613:名無し三等兵
12/02/07 17:13:44.07
>>612
仏印進駐するまでは、普通に売ってたわけだけど。仏印進駐前には、米英はやるなら貿易制限すると
通告してるが無視して進駐してる。アメリカに依存しなきゃ生きていけない国だったのに、敵対する方向に
進んでたのは日本のほうだったわけだが。

614:名無し三等兵
12/02/07 17:39:59.70
仏印進駐で制限されたのはくず鉄だが
その前年にアメリカは通商条約を一方的に破棄してるんだ
この時点で実質売らなくなってた(過去から契約が残ってたものは継続だが)
だから進駐したら売らないよってのは、もう売ってくれないのに何を言うってもんだ

615:名無し三等兵
12/02/07 17:52:32.47
>>612
じゃあそれこそベトナムみたいに戦争止めればよかったんじゃね…?
予想外に長引いて泥沼化してたわけだし。

616:名無し三等兵
12/02/07 17:55:02.67
砲に関係ない話は余所でやれよ

617:名無し三等兵
12/02/07 17:57:13.77
>>615
まあ、あの戦争は形としては日本から仕掛けたものなんだけど
実際はするように仕向けられたものだし、適当な所で講和しようにも
相手はハナから日本帝国を滅ぼそうとしてるんだから妥協点が無い

618:名無し三等兵
12/02/07 18:10:53.02
>>605
ある意味スレ的にも正しい
閲兵式で並べられる国軍砲兵科の兵器達……

619:名無し三等兵
12/02/07 18:21:00.88
山砲ばっかズラッと並んでたら、先帝もトホホなお気持ちになられたろうな…

620:名無し三等兵
12/02/07 18:31:21.33
>>619
なぜ?

621:名無し三等兵
12/02/07 19:09:30.91
Wikipedia先生によると八九式十五糎加農は
香港、シンガポール、バターン、コレヒドールに投入された後も
貴重な大射程重砲として沖縄以外にも各方面に投入されたって書いてるが
支那方面に転出した独立重砲兵第6大隊位しか知らないんだがどこなんだ……
連合国軍によるフィリピン侵攻時に投入された独立重砲兵大隊の装備は
七年式三十糎榴弾砲とおそらくGPFであろう押収十五加だし

622:名無し三等兵
12/02/07 20:18:57.27
GP 2008/9号 機動九一式十糎榴弾砲解説

大阪造兵廠第一製造所が昭和17年10月末に調査した火砲製造完成数には、
本砲は17年度内に40門製造とある。その後も製造を続け、約100門完成
したと推定する。

すくないな。通常の九一式と較べても
牽引車の生産数に問題ありすぎなんだろう

>>621
昭和十九年以降だと大陸から虎の子十五加を抽出して南方に送ろう
としても、ボカ沈海没の数が半端ないだろう
フィリピンのルソン、レイテ戦に重火器は大陸と内地から相当送り出したはずだが、
届いたのは三割あるのか?
海没の日本兵死亡が五十万とか聞くぜ

ガ島も、送った砲のうち陸揚げできたのは半分以下のはずだから
砲の損失はノモンハン以上かも

623:名無し三等兵
12/02/07 20:28:53.58
>>620
土浦の武器学校で三八式野砲と四一式山砲みたら大きさの差に
愕然とするよ。おとなと小学校低学年の体格差くらい

624:名無し三等兵
12/02/07 21:25:36.18
>>622
いや、そういう話ではなく八九式十五糎加農がコレヒドールと沖縄の間で支那派遣軍の独立重砲兵第6大隊以外で投入されたのかな?と
まあ、ビルマやラバウルに投入されたとは聞いた事はあるが
装備部隊とか実績は知らないし
ラバウルの奴は幸か不幸か多分戦闘には参加してないだろうしなぁ

625:名無し三等兵
12/02/07 21:30:55.34
九一式十糎榴弾砲って九八式四屯牽引車で牽けないのかな?

626:名無し三等兵
12/02/07 21:34:38.39
>>597
本土の独立山砲兵連隊@戦史叢書
昭和20年2月編成 6個(6〜11)
 6 3個大隊9個中隊 山砲(24),山地十榴(12)←おそらく九九式十糎山砲
 7〜11 2個大隊6個中隊 九四式山砲(24)
 ※7,9,10,11は200番代師団の山砲兵連隊(206,209,212,202)に改編
昭和20年5月編成 9個(12〜20)
 3個大隊9個中隊 山砲(32),十榴(3)←ひょっとしたら九九式十糎山砲?

なお、独立山砲兵大隊は本土決戦用部隊としては編成されていない




627:名無し三等兵
12/02/07 22:08:51.84
>>626
有難う
十榴は九九式十糎山砲かもしれないですね


後、独立山砲兵大隊居なかった?って思ったが
独立山砲兵第22、23大隊は端から独立混成第66、67旅団の隷下で
場所も伊豆諸島だしありゃ別枠か

628:名無し三等兵
12/02/07 22:21:34.56
>>624
八九式十五加装備の独立重砲兵大隊(戊)>>393
独立重砲兵第2大隊
 香港(開戦時)→シンガポール→スマトラ→シンガポール(独立重砲兵第13連隊に改編)(終戦)
独立重砲兵第3大隊
 香港(開戦時)→南支→ラバウル(終戦)
独立重砲兵第6大隊
 満州(開戦時)→中支(終戦)
独立重砲兵第9大隊
 比島(開戦時)→満州→本土(終戦)
独立重砲兵第11大隊
 満州(開戦時)→本土(終戦)
独立重砲兵第12大隊
 満州(開戦時)→本土(終戦)
独立重砲兵第13大隊
 満州(開戦時)→本土(終戦)

629:名無し三等兵
12/02/07 22:40:05.28
>>626
日本陸軍機械化部隊総覧(別冊歴史読本1991春号特別増刊)には
独立山砲兵連隊の12から20までの部隊は、九四式山砲2個大隊と、
九四式山砲と九九式十糎山砲の混成大隊1個で編成されたとしているね。
ただ充足率は5割未満だとも書いてあるが。

630:名無し三等兵
12/02/07 22:43:11.22 pe6uWz3u
>>629
充足率5割未満とは……

631:名無し三等兵
12/02/07 22:59:37.71 liWqMYEw
冷戦期にアメリカは第三国のトンネル会社経由でソ連からチタンを買いまくっていた
日本も面の皮厚く密輸しまくれば…

632:名無し三等兵
12/02/07 23:15:36.82
>>628
やっぱり殆ど満州に居てたんですね
ビルマやニューギニアに居たとか言われてるのは
独立重砲兵第2大隊と独立重砲兵第3大隊の一部が分派されていた可能性もあるのか


後、ラバウルの部隊は独立重砲兵連隊になってるのか
重砲兵連隊で独立の名を冠しているのは初めて見たかも

633:名無し三等兵
12/02/07 23:17:05.50
ああ、ラバウルじゃないシンガポールだ
シンガポールの鹵獲重砲があったから?

634:名無し三等兵
12/02/07 23:40:09.33 SVlwHXi7
九九式十糎山砲は殆ど本土と周辺部、満州に居たのか
生産数からすると妥当だけど

635:名無し三等兵
12/02/07 23:47:03.11
「横須賀重砲兵聯隊史」によれば独立重砲兵第13連隊は

第1大隊(2個中隊) チモールから転進した山砲兵第48連隊(第48師団)の一部で編成(山砲装備)
第2大隊(3個中隊) ジャワ、スンバワ島等から転進した10加,10榴,山砲で編成
第3大隊(2個中隊) スマトラから転進した独立重砲兵第2大隊第1中隊主力の八九式15加とジャワから転進した15榴中隊で編成

また、独立重砲兵第2大隊第2中隊と第1中隊の一部(15加5門)は、12榴2門と15臼2門を増加されスマトラに残留とある


636:名無し三等兵
12/02/08 00:02:24.16
>>630
編成発令が20年5月23日で、編成完結予定が早いので6月上旬、遅いのは8月中旬だからなあ

637:名無し三等兵
12/02/08 00:11:47.31
>>286
兵器調弁の件
C04121135800
1939年6月に4門
兵器調弁並改修の件
C04121536000
同じく1939年11月1日に50門
調弁命令の履歴はこんな感じか。
後の50門はどの段階で作ったんだろうなあ。

兵器調弁の件
C04123054000
これを見ると1941年6月には予備品が10門あったらしいが。

638:名無し三等兵
12/02/08 00:15:02.26
>>618
このスレで「歩兵科」「砲兵科」ってよく見かけるけど、帝国陸軍においては1940年に
そういうのは廃止されてるから単に「歩兵」「砲兵」でいいのよ

>>624
>>632
比島に送られた八九式15Kは陸揚げされて演習映像まで残ってるって何回か話題になったじゃん

639:名無し三等兵
12/02/08 00:18:22.58
>>571
十四年式重迫撃砲の海軍移管後の動向が気になる
本土決戦には引きずり出されたのか?

640:名無し三等兵
12/02/08 00:24:49.03
>>638
演習画像は知ってるけど八九式15Kは44年の連合国軍侵攻時には居なかったぽいからね

641:名無し三等兵
12/02/08 01:12:40.21
>>639
14年式重迫撃弾砲射表送付の件
C01003981600
弾薬調辨の件
C04120596900
1932年以降も射表を改正し、1939年になって計3000発以上の弾薬を陸軍が調達してるところを見ると、
船載火砲として試作された1門以外にも陸軍が持ってたか海軍に返してもらった(佐山さんの本には貸与と書いてある)可能性があるね。


642:名無し三等兵
12/02/08 01:14:46.16
1スレ目で比島決戦前の映像として八九式十五糎加農が映った映像元にリンク張ってたけど
このスレ読むと比島決戦と直前には八九式15K装備の大隊は居なかったようなんだよなぁ

どの部隊に配属されていたんだろうか

643:名無し三等兵
12/02/08 01:34:38.29
たとえ重砲といえど、必ずしも文書に記録されて残ってるとは限らないしね
比島決戦並の規模になると

644:名無し三等兵
12/02/08 01:41:38.62
宝石より貴重な国軍重砲なのにがっちり記録が残っていないのは哀しい

645:名無し三等兵
12/02/08 01:50:32.91
砲の腔発関係。
第1943号 17.4.21 渡集団司令官 秘電報訳
C06030063400
四五式二十四糎榴弾砲が4月19日の戦闘中に、弾を950発くらい撃ったところで腔発事故を起こしたらしい。
ちょうどコレヒドール島攻略戦の途中。

四五式24糎槽弾砲腔発の件 技本
C01004661600
1939年3月17日にも九六式二十四糎榴弾砲の腔発事故を検証しようとしたときに腔発したらしい。
まあこれは再現できたからいいのだろうか…。


十一年式曲射歩兵砲はやたらと腔発が多かったらしい。
人員派遣の件
C04011476300
職工満洲国へ出張の件
C04011499400
この辺は満州事変後の関東軍の話だが、日中戦争でもいろいろと報告されている。
11年式曲射歩兵砲腔発に関する件(歩兵第19連隊、1937年4月5日)
C04012492400
調べたが原因はいまいち不明な事例。

火砲腔発の件(歩兵第234連隊、1940年半ば)
C04122157900
火砲腔発の件(第13師団、1941年1月?)
C04122721400
この2つは通牒だけなので詳細不明。

火砲腔発の件報告(独混第18旅団独立歩兵第96大隊、1940年11月6日)
C07091757400
ねじが出てる方のキャリングハンドルで装填不良の弾薬を突いたらそりゃあ爆発するだろwという事例。

646:名無し三等兵
12/02/08 01:53:39.79
>>641
これを見ると第1次上海事変以降も陸軍も使う気まんまんだなw
1門だけの九六式重迫撃砲と違い十四年式重迫撃砲は数門造られたそうだし

ちなみに終戦時の第3軍に独立重迫撃砲第1中隊が存在しているが
ここに九六式重迫撃砲と一緒に配備されていたのかもね

647:名無し三等兵
12/02/08 01:56:21.96
>>645
いまいち不明というのはなんとなくだが火砲側ではなく
砲弾の方に見えていない不具合がありそうな気がする

648:名無し三等兵
12/02/08 02:08:36.02
どうせ炸薬は茶褐か黄色、たぶん黄色だろう
あれ保存状態次第でスが生じて、発射等の衝撃で自爆するんだよ
海軍でなんどかやらかして保存期限の厳密管理と
期限切れの奴の回収再生(ぶっちゃけ溶かして詰めなおし)が行われてる
そこらの技術情報の共有が無かったとしたら危ないよね

649:名無し三等兵
12/02/08 02:15:42.08
材料は大体どれもだが鬆って怖いね

650:名無し三等兵
12/02/08 02:18:55.25
その他の火砲
改造38式野砲補充の件(野砲兵第4連隊の改造三八式野砲、1937年8月12日
C01003292700
火砲腔発の件報告(通牒)(第33師団の九四式山砲2門、1941年4月?)
C07091887600
兵器交付の件(第27師団山砲兵第27連隊の九四式山砲、1941年6月26日)
C04123291000

火砲腔発に関する件報告(通牒)(第11軍、1941年7月から8月)
C07091980700
1か月ほどの間に5門の火砲が腔発した第11軍の報告。
第4師団野砲兵第4連隊(一三式山砲)、第13師団歩兵第58・65連隊(三一式山砲3門)、独混第18旅団(三一式山砲)のうち、
第4師団以外が腔発状況の報告書を写真と図面入りで送っており興味深い。
第11軍の兵器部は三一式山砲の腔発が頻発して、原因がいまいちわからず困っている。
一三式山砲は中国が四一式山砲をコピー生産した奴かな?

火砲腔発の件報告(支那派遣軍、1942年?)
C07092249400
第11軍の第6師団(九一式十榴)と、第13軍の第15師団(九五式野砲)、第116師団(三一式山砲)の腔発事故通牒。

>>647
報告書でも、使用弾薬は遠征でやたらと移動したときの残りだから、あるいはトラックの振動とかが悪かったのかもしれない、と言ってるね。
上述の第11軍兵器部は原因として
・長距離の悪路輸送の影響
・暑熱の影響
・発射時の装薬ガスの影響
これらによる信管への悪影響を推定している。

651:名無し三等兵
12/02/08 05:18:54.90
>>638
間違いではないんだ
砲兵工廠から、のちに造兵廠に名称変更になるように
時期でかわる

W号戦車F2型は一時的な書類上の名称で実際、長砲身はG型に統合されてるんだが、
F2型という呼称も現在の分類で間違いではない例もあるし

652:名無し三等兵
12/02/08 05:19:19.41
>>638
間違いではないんだ
砲兵工廠から、のちに造兵廠に名称変更になるように
時期でかわる

W号戦車F2型は一時的な書類上の名称で実際、長砲身はG型に統合されてるんだが、
F2型という呼称も現在の分類で間違いではない例もあるし

653:名無し三等兵
12/02/08 05:20:28.51
すまん重複した

654:名無し三等兵
12/02/08 05:24:10.44
まあ、原則的には兵科は廃止ですよと言っても
実質的には各兵種単位で動いてるし
砲兵の皆さんは砲兵科と言っても良い状態だね

655:名無し三等兵
12/02/08 05:38:06.17
>>650
支那軍は一三式、一四式と呼称に「年」が抜けてるのでおそらくそうだろう
中華民国暦が大正元号と一年しかズレを生じないため、混乱を防ぐ意味で数字を
踏襲して、日本軍は準制式化で改造十四年式などとと呼称しているものと
思われる

656:名無し三等兵
12/02/08 06:04:22.45
>>645

>まあこれは再現できたからいいのだろうか…

よくない!よくない!

24cm砲弾で腔発やらかしたら、当然殉職者がでてるだろ…
九六式は防盾ないし。あれは敵の弾片ふせぐのと、もしもの腔発から砲兵を
守るためだからね

657:名無し三等兵
12/02/08 06:06:30.25
>>655
ああ、十四年式って中華民国暦なのか

658:名無し三等兵
12/02/08 06:08:41.07
射撃の砲口ブラストから砲兵を防護する意味もある
短砲身で大口径だととくにキツイらしい


659:名無し三等兵
12/02/08 06:32:03.15
>>650
三一式山砲の連続腔発はグランドパワー2008年11月号の佐山さんの記事に載ってるね。
他に独歩95でも腔発したらしい。

>>648
その記事によると火薬は初めて黄色を使ったらしいから、問題が出たのかもねえ。

しかしまあ今更だが、1930年代に駐退複座器もない砲とか大変だな…。
砲が無いよりはよほどましだろうが。

660:名無し三等兵
12/02/08 06:32:10.20
>>654
騎兵連隊が一部のぞき捜索連隊に改編されたとか戦車連隊に転属など近代化刷新の意味もあるし、
襟章の兵科色、兵科名称からの防諜目的も当然あるだろう

老河口の史上最後の騎兵部隊の勝利とかあるけど、おれのジイさんも騎兵で
終戦まで旭川市内を馬のって巡回パトロールしてたそうな

661:名無し三等兵
12/02/08 06:54:46.75
>>660
そこら辺はそうだけど
内部では兵科、兵種ごとに動いてるよねって話で

662:名無し三等兵
12/02/08 06:56:36.87
炸薬と言うと平寧薬は実際はどの程度使われたのか?

663:名無し三等兵
12/02/08 07:20:54.12
>>661
古兵や下士官でも軍隊のヌシ曹長殿や准尉殿が新米将校より幅きかす
社会なんで表面的な刷新改革より、従来の慣習のほうがタテマエとは別に
優先した部分は多かったろうね
わざと昔の呼称表現を頻発して、べテランぶりを誇示するとか

664:名無し三等兵
12/02/08 07:30:37.56
部隊の歴史と伝統は強さだし団結を生むとか言ってたしね
まあ、事実ではあるんだろうが

665:名無し三等兵
12/02/08 07:38:20.55
ごめん、准尉は下士官でなく准士官という士官と下士官の間の独自のクラスね
支那事変くらいでは特務曹長の呼称

666:名無し三等兵
12/02/08 07:43:48.57
さらに訂正
准尉は1932年制定だそう

667:名無し三等兵
12/02/08 08:06:44.44
グランドパワーの2008年9月号は買いだね
九五式野砲、九一式十榴、機動九一式、さらには「日本のに大砲」にない
レアな七糎七、改造十四年式十榴のそれまで未公開の写真、図面が載ってる

それまで木下式十榴とよばれていた試製砲も前号で未公開写真がある
野砲もシュナイダー製とは別の7.5cm試製砲が10月号で載ってる

668:667
12/02/08 08:15:09.96
2008 8月号の間違いだった
試製速射野砲なんて四一式山砲のパイプ製砲架に三八野砲の砲身、揺架載せた
みたいなやつの写真もある

669:名無し三等兵
12/02/08 08:21:17.54
グランドパワーは今こそ過去の国軍火砲、砲兵連載、各種記事の纏め本を出すんだ!!
このスレの住民が買った挙げ句布教するぞ!!

670:667
12/02/08 08:25:21.61
GP連載の歩兵砲と速射砲関連は立ち読みの範囲ではNF文庫にまんま再録してる
みたい
たしか記述がほとんど同じだったと記憶するもん

671:名無し三等兵
12/02/08 08:32:09.82
オリジナルのシュナイダー野砲が螺栓式の尾栓だったとか、開脚式の試製丙号野砲、
試製速射野砲とかみんな知りたいだろうな

672:名無し三等兵
12/02/08 12:49:30.77
グランドパワーのおもしろいところは三十年前の戦車マガジンの記事を
ポンと再録したりすること

2008/9だと、猪股 登さんの旧軍カタパルト式架橋戦車の記事
たしか、この人戦時中技官で伝説の大著「戦車」(山海堂)の著者のはず
大昔の文林堂「T34とスターリン戦車写真集」でこの古本を欲しがる
海外の研究者の話がでてくる

「知られざる日本の兵器」もグランドパワーですべての記事を合本化したわけ
でないんで、旧軍火砲の研究史として昔の戦車マガジンとPANZERを古本
で捜す意味もじゅうぶんあるかと
記述内容の精度とは別に当時の研究水準、解明度合いなんか伺われるし

673:名無し三等兵
12/02/08 14:06:10.94 OMJFhaFW
出版共同社「陸戦兵器総覧」なんか資料的価値はどうなんでしょうか

674:名無し三等兵
12/02/08 14:18:50.87
>>673
古本屋で立ち読みしたことはあるな…
だって、高いでしょ?「日本の大砲」、原さんの「日本の戦車」は
持ってるけど
コレクターアイテムとしての価値と研究史としての価値はあるだろうね
むかしのライターは「砲兵沿革史」と併せ、ネタ本にしたくらいだし
最新の研究成果が何よりほしくて妙なバイアスかかりたくないなら、
グランドパワー佐山連載とNF文庫を若い人に勧めるけど
古本はあくまで、おっさんとジイさんの趣味で

「大砲入門」も最新の佐山さんの研究にくらべると、情報の精度は
怪しくなってきてるし


675:名無し三等兵
12/02/08 14:48:17.96
九一式十糎榴弾砲の原型シュナイダー試製砲もずっと長砲身でマズルブレーキ
がついていたりする
日本陸軍要求の最大射程11000mと放列重量1550kg、接続砲車重量2000kg
におさめるため、あえて砲身を切り詰めたらしい
オリジナル砲からの砲身短縮うんぬんはGP佐山記事にも触れていない
あと、弾薬を薬莢式にシュナイダー社に変更させた件も。こちらの経緯は「大砲
入門」のほうに詳しい


676:名無し三等兵
12/02/08 15:19:30.56
>>593
クルップから買ったんだけど、日本に届いてないんだよ
寅壱、もとい職人服でなくティーガーTと一緒で

677:名無し三等兵
12/02/08 16:19:22.52
予算にある程度余裕があったらティーガー1と違い大東亜戦争開戦前に運び込めただろうけどね

678:名無し三等兵
12/02/08 16:23:08.62
海路でね
シベリア鉄道ではさすがに軍需品や兵器輸送は無理
中立とはいえ、仮想敵国筆頭の露助にバレバレだもん

679:暫編第一軍
12/02/08 16:32:28.49
>>673
 「陸戦兵器の全貌」の完全版ですね。1977年の出版ですが内容自体はもっと昔のものを集めて編集しています。
出版時点で執筆者のうちかなりの人数が故人となっていたとか。
 複数の関係者の執筆なので、各パートごとに情報の深度にかなりの違いがあるように感じます。
 砲弾や爆弾については今でも充分参考になる貴重なデータを多く含んでいますが、火砲や戦車自体については図鑑レベルの紹介にとどまっています。
 安ければ「買い」ですが、マケプレ価格を見ると図書館で閲覧で充分と思ってしまいます。

680:名無し三等兵
12/02/08 16:33:27.80
ドイツ兵器売り込み営業には件の名目メイド娘が活躍したと思われ
ピロートークで「ねェ、大佐ぁ、あたしすごい大砲をエッセンでみたんだけどぉ…」
とか

鴎外の舞姫劣化版でw

681:名無し三等兵
12/02/08 18:28:46.05
そんなもんそんなとこで目撃してる時点でただのメイドじゃないなw

682:名無し三等兵
12/02/08 18:45:39.85 FEsjAR+b
>>675
九一式10Hのオリジナル砲の詳細って知りたいなあ

683:名無し三等兵
12/02/08 18:55:18.89
試製砲なんで、フランスの文献とサイト検索するしかないんでない?
おそらく、いちばん近い砲はベトナムに現存してるやつ。さらに長砲身
みたいだけど、mle1936という説明はまず疑わしい
九一式とほぼおなじMle1934はリトアニアに輸出されてるそうだけど

684:名無し三等兵
12/02/08 19:46:56.79
>>679
やたら高価な古本を買う行為は、カネと気持ちに余裕のある好事家の趣味だと思うんですよ
間違っても、食費を切り詰めて買うもんでなく
幾多の研究者の探索知識の累積された新刊のほうが大概は出来がいいし
古本趣味は記述の誤りや甘さをあえて愉しむみたいな感じで

685:名無し三等兵
12/02/08 20:18:25.85
ティーガーTて潜水艦で運んできたんじゃないの小林源文の漫画に描いてあったぞ

686:名無し三等兵
12/02/08 20:36:17.52
あれは創作なんで
崩壊したビルマ戦線に一輌でも投入できたなら、愉快だったろうけど
ティーガーに搭乗した日本陸軍将校の写真あるけど、得意満面なのな

687:名無し三等兵
12/02/08 20:42:56.67
あの写真滅茶嬉しそうだよなw

688:名無し三等兵
12/02/08 20:45:43.98
>>627
昭和19年7月編成なんで忘れてた
独立山砲兵第22大隊[新島,独立混成第66旅団隷下] 九四式山砲(4),九九式十糎山砲(4),九一式十糎榴弾砲(4)
独立山砲兵第23大隊[八丈島,独立混成第67旅団隷下] 九四式山砲(4),九九式十糎山砲(4),九一式十糎榴弾砲(4)

ついでに、本土決戦野砲部隊@戦史叢書
独立野砲兵連隊
昭和20年2月編成
3〜7 3大隊9中隊 野砲(24),十糎(12)
※3,4,5,7は200番代師団の野砲兵連隊(201,216,205,214)に改編
昭和20年5月編成
8〜10 3大隊9中隊 野砲(24),十糎(12)
独立野砲兵大隊
昭和19年7月編成
12[八丈島,独立混成第67旅団隷下] 3中隊 九〇式野砲(12)
昭和20年1月編成
26[種子島] 3中隊 三八式野砲(12)
昭和20年2月編成
28 3中隊 野砲(12)
昭和20年5月編成
31 3中隊 十糎(12)
32 3中隊 機動野砲(12)
33 3中隊 機動野砲(12)
34 3中隊 機動十糎(12)






689:名無し三等兵
12/02/08 20:46:33.26
童心にかえったって感じだよね
あの写真は大日本絵画の新刊でみれる
昔から将校制帽被った陸軍将校の別ショットは知られているけどね

690:名無し三等兵
12/02/08 20:59:38.04
>>688
ほほう、伊豆諸島に九九式山砲が配備されてたわけですか
釣りのついでに山の探索で埋もれたやつが発見できるかもしれないな

691:名無し三等兵
12/02/08 21:17:36.33
>>688
九九式十糎山砲は伊豆諸島にも送られていたのか


野砲兵部隊はちゃんと砲種が示されているのはともかく
野砲って書かれている物の中身が気になる
十榴は九一式として

692:名無し三等兵
12/02/08 21:35:12.35
試製野砲か七糎七野砲、それとも三十一年式速射野砲とかマニアックな
セレクトだったりしたりして…

693:名無し三等兵
12/02/08 21:40:38.59
そんなんだったら十榴が実は九一式ではなく改造十四年式
みたいな事にもなりかねんw

694:名無し三等兵
12/02/08 21:41:43.78
可能性がないわけでもないけどね

695:名無し三等兵
12/02/08 21:47:09.98
改造十四年式と七糎七野砲の配備先は判明しないの?

696:名無し三等兵
12/02/08 22:18:41.32
上の方とか前スレ読むと改造十四年式は基本的に関東軍
七糎七は口径の問題から満州国軍に回されたようだ

697:名無し三等兵
12/02/08 22:36:27.44
>>695
いまいちわからんねえ。
七糎七野砲については>>112にあるように、
少なくとも1937年10月時点では関東軍以外の部隊に配備する予定はなかったようだけど。

兵器業務用図書送付の件(2)
C04122211400
南支那方面軍と第22軍あての図書送付だが、七糎七野砲と十四年式十糎榴弾砲については取扱法を送らず弾薬図面だけ送ってるんで、
配備砲ではなく捕獲砲対策かな。

陸軍秘密書類配布方の件
これを見るに少なくとも1941年の時点で関東軍は使う気は全然あったのだろう。

おまけ
兵器特別支給の件
C01007207900
なんとまあ多種多様な砲が存在することか!

698:名無し三等兵
12/02/08 22:55:38.61
>>696
>>697
ありがとう、アジ暦でも判明しない部分があるとすると
やはり謎が多い砲なんだな

699:名無し三等兵
12/02/08 23:10:32.24
七糎七野砲は口径77.7mmというのも不思議
シュコダ76.5mm、ドイツの75mm、77mmともちがうんだからね

700:名無し三等兵
12/02/08 23:46:17.15 WICMccdW
確かに77.7mmとかこれ以外で見掛けんなぁ

701:名無し三等兵
12/02/09 01:05:43.76 koNdzfmo
口径って、砲身の径じゃなく砲身長表すんじゃないの?

43口径7.5p砲は、7.5×43pの砲長とか

702:名無し三等兵
12/02/09 01:08:50.72
どちらの意味もあり
砲身の径を示す時もあれば砲身の径に対する
砲身長の長さを示す時もあり

703:名無し三等兵
12/02/09 01:44:09.84
>>698
ごめんレファレンスコード忘れてた
陸軍秘密書類配布方の件
C01003682700

704:名無し三等兵
12/02/09 02:14:44.56
十四年式重迫撃砲って何門作られたのですか?

705:名無し三等兵
12/02/09 07:06:27.85
>>701
砲身長は口径比といったほうがわかりやすいよ

706:名無し三等兵
12/02/09 07:17:31.99
>>704
本砲は射程の不足と、操用上の難点があり、1門しか生産しなかった。
と「迫撃砲 噴進砲 他」とあるね。制定兵器なのに。
九六式重迫撃砲も生産1門のみ

707:名無し三等兵
12/02/09 07:40:47.46
>>696
>>697
七糎七野砲はノモンハンの鹵獲写真で破壊されたのと、遠景なんで無傷そうなの
二門が確認できる
ノモンハン参加の日本軍編成装備では書面確認できないんで、この二門は
おそらく満州国軍の装備であろうという推定なんだけどね

708:名無し三等兵
12/02/09 08:47:24.25 t/AqNKoC
七糎七はともかく改造十四年式十糎榴弾砲は内地に居てもおかしくない気はするが
どうなんだろうね?

709:706
12/02/09 08:58:36.39
>>704
十四年式重迫撃砲続き

満州事変にあたり、海軍の上海陸戦隊に貸与したが、後に船載迫撃砲として
専用の船載砲床を整備した。

710:名無し三等兵
12/02/09 09:25:28.96
>>708
準制式するぐらいだから、サンプルで最低一門は内地に持ち込んでるよね
性能試験も内地の射撃場でしょうよ
ただ、改修は南満州造兵廠で実施と思われるし、補修部品なんかも専用で造った可能性
がたかいんで、メンテナンスの点で関東軍におおかた配備されたんではないかな
奉天兵工廠接収時に約50門の完成数で、昭和十七年十月末の調査で製造60門
だから、工廠接収後の新規生産ぶんが60門なのだろうな


711:名無し三等兵
12/02/09 10:04:32.46
>>706
帝国陸軍における制式制定ってそこまで深い意味ないもんね…

712:名無し三等兵
12/02/09 10:18:16.84
>>697を見るに支那戦線では定期的に七糎七野砲と十四年式十糎榴弾砲に当たる火砲の鹵獲はあったんだろうね

素の十四年式十糎相当の火砲だと九一式の弾が流用出来ないから
七糎七野砲同様鹵獲弾薬か南満州工廠からの補充頼りか
なんだかんだで南満州工廠でも七糎七と十四年式十糎の弾薬は細々と作り続けてたのかな?

713:名無し三等兵
12/02/09 12:51:36.79
とりあえずシベリア出兵の鹵穫砲というwikiは怪しすぎる件
シベリアに1922年に撤兵してるので、時期的にシュコダ原型砲を鹵穫しててもおかしくはないが

名称が奉天軍がすでに一四式と呼んでいたことと、
準制式の日時からみて満州事変の接収砲とする「日本の大砲」とGPの佐山記述が妥当と思われる


714:名無し三等兵
12/02/09 14:56:17.03
以前の書き込み訂正

西暦1912年=明治45年=大正元年=中華民国暦元年だね
大正15年までは支那製兵器の制定年と奇しくも一致する

715:名無し三等兵
12/02/09 17:25:29.66
>>706
>>641を見ると数門は作ってそうな感じだけどなあ。
1門のために弾薬3000発分以上も作らないと思うし。

>>710
前スレで書いたが、
押収兵器還送方の件
C04012435300
によれば押収十糎榴弾砲を伊良湖試験場へ送れという通達が出てるほか、
押収10糎榴弾砲還送の件
C01003404700
これによれば関東軍が保管している押収十糎榴弾砲9門を、
改造するため大阪の兵器支廠へ送れという通達が出たらしい。

wikiのシベリア云々や改造砲の弾種限定云々はどこに書いてあったんだろうなあ。
正しい記述も少なくないし、こんなマイナー火砲、どこかの記述を参考にしないと書けないと思うんだが。
改造砲の弾種については前スレであげた、
C01004544800
改造14年式10糎榴弾砲弾薬假制式制定の件
これを見るに強度云々はともかく一号装薬を使わず二号装薬のみを使ったというのは正しいが、
弾種の限定とかまではしていないはずだし。

実はネットで見れない史料を見たのだろうか…。

716:名無し三等兵
12/02/09 18:48:07.69
>>713
>>715
Wikipediaの記述は多分昔の雑誌か古本屋ででも見付けた資料、史料が元ネタなんじゅないかなあ?
スレ内での検証でアジ歴から出てきたような話も一部書いてた辺り
前スレでも書かれていたように端から吹かしって訳でも無さそうだし


Wikipediaのあのページの制作者に元ネタ書いて欲しいわ
十四年式十糎榴弾砲のページって参考書籍、資料を載せてないんだよね

717:名無し三等兵
12/02/09 19:09:32.23
>>715
すまぬ。見落としてたわw
書き込みのレファレンスコードで検索するんだが、肉筆資料が多くて読みにくい
ね。あなたを感心するよ

>>564
試製二十一糎榴弾砲なら、GP 2009/10号に載ってる。五式中戦車が特集でも
あるんでこの号はバックナンバー売り切れでなかったかな?

九六式十五糎加農の揺架以下を利用して、同砲と後坐抗力をほぼ同一とする
よう計画した
試製砲が一門、昭和十八年二月三日に伊良湖射場へ到着

九六式十五加を利用した研究と並行して、本来の目標である2車分解式式装輪
砲架の火砲についても昭和十六年四月に設計を開始した
これは開脚式装輪砲架を採用し、砲身車および砲架車に分解運搬するもので、
イタリアのアンサルド式に倣った。砲身は前記の試製火砲に比較し、やや
威力を減少させたものであった
昭和二十一年三月に竣工を予定していたが、昭和十八年七月十八日、不急
のものとして研究項目から削除、開発中止となった

・・・端折って書いたので、原本を参照してほしい



718:名無し三等兵
12/02/09 19:16:21.14
>>564
十糎要地高射砲って十四年式の後に一度試作されたらしい
十糎高射砲とはまた別なんだろか?

719:名無し三等兵
12/02/09 19:30:03.33
>>718
佐山さんの本に載ってる試製十糎高射砲は1935年に開発打ち切りになってるから、
1942年に作り直すことは無いんじゃないかなあ。

720:名無し三等兵
12/02/09 19:41:28.10
>>715
奉天兵工廠接収時に約50門完成してて、張作琳軍(奉天軍)にも当然配備
されてただろうから、大阪に送られた9門が鹵獲砲でかろうじて改修に堪える
程度だったのだろうか?
改修されたぶんとは別に最初から九一式の砲弾使える新造砲が製造60門なのか、
謎が多いね

GPの記述が七糎七野砲とおなじく、「日本の大砲」とほとんどかわらんのよ
昭和十七年十月末に60門の文句が追加だけで
野砲は製造門数の追加すらないし


721:名無し三等兵
12/02/09 19:41:59.38
なら試製十糎高射砲とは別枠なんですね
三式登場で意味なしになったのかな?

722:名無し三等兵
12/02/09 19:45:44.60
あれ七糎七野砲って一応製造数の公称値出てるの?

723:名無し三等兵
12/02/09 19:55:42.72
>>722
それがねぇ、いまだ公称値すらないんですよぉ
十榴と砲架が共通で口径がアレなもんで工廠接収後に新規生産はしなかったかも
改造十四年式は自緊砲身でないローテクで生産できるメリットと、九一式の代用砲としての
意義があったと思うけど

724:名無し三等兵
12/02/09 20:02:53.33
>>723
あぁ、>>720を読み違えた「日本の大砲」にも七糎七野砲の製造数はなく
グランドパワーでも追加無しって事ですね

確かに改造十四年式十糎榴弾砲は奉天の南満州工廠で九一式十糎榴弾砲を製造出来ないか難しいから
替わりに製造って意味は見出だせるけど七糎七野砲はわざわざ新規生産する意欲も沸かなさそうだからね

725:名無し三等兵
12/02/09 20:27:49.71
奉天兵工廠/南満造兵廠について学術論文がいくつかあるみたいだね
サイト覗くと十榴だけでなく十加も造ったとか記述がある
十四年式十加あたりか?

造兵廠がらみは責任者が賄賂で逮捕とか、とことん黒い世界だよねぇ


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