【加農・榴弾・高射・ ..
399:名無し三等兵
12/02/03 01:30:18.56
>>395
ありがとう。事変、戦争の拡大進展で色々増えた影響かなあ
400:名無し三等兵
12/02/03 01:44:59.67
>>393
合計28個大隊
本土決戦用を別にすれば15個大隊
数字見ると妥当ですね
疑問が解けたよ
401:名無し三等兵
12/02/03 02:01:37.01
インパール作戦時の師団砲兵
第15師団(野砲兵第21連隊)
本来の定数
[野砲2個中隊(8門)+十榴1個中隊(4門)]×2個大隊=24門
作戦時
[四一式山砲3個中隊(6門)×1個大隊]+[三一式山砲3個中隊(3門)]+1×1個大隊]+三一式山砲1門(左側支隊)=10門
※四一式山砲は歩兵連隊の装備(携行できずに残置するもの)、三一式山砲は支那派遣軍から供与されたもの、野砲・十榴は全部残置
第31師団(山砲兵第31連隊)
本来の定数
九四式山砲3個中隊(9門)×2個大隊+十榴3個中隊(9門)]×1個大隊=27門
作戦時
[九四式山砲3個中隊(6門)×2個大隊]+[九四式山砲3個中隊(5門)×1個大隊]=17門
※九四式山砲1門と十榴全部は残置
第33師団(山砲兵第33連隊)
本来の定数
九四式山砲3個中隊(12門)×3個大隊=36門
作戦時
九四式山砲3個中隊(6門)×3個大隊=18門
※各中隊は九四式山砲1門(連隊計9門)を携行、残り9門は山砲兵連隊長がまとめて後方から追送
402:名無し三等兵
12/02/03 02:21:41.80
>>396
サンシャモン社(フランス)製の参式砲塔十五加(剣崎砲台に配備)のことかな
ソースは戦史叢書とのことなので、戦史叢書の間違い?
403:名無し三等兵
12/02/03 02:48:39.93
南部粤漢鉄道打通作戦では第20軍の隷下に噴進砲第2大隊が配属されていたのか
404:名無し三等兵
12/02/03 03:32:21.54
>>347
「独立」ってだけでカッコよさ3割増なのに、それに「重砲」だもんね
「独立野戦重砲兵連隊」なんて濡れるわ
>>397
ただ当時の一次資料を読むと帝国陸軍内部でも普通に「対戦車砲」って使ってるんだよな
405:名無し三等兵
12/02/03 04:50:43.64 3GtUzYkw
海軍の14サンチ砲は戦艦や軽巡から降ろした分は
有効活用されたのですか
406:名無し三等兵
12/02/03 06:05:12.72
スレリンク(army板:181-182番)
ちょっと迫撃砲について書いてみたんだけど
あっちでも書いたが90MBs砲兵隊の十糎臼砲ってなんなんだろうか?
十加に続く支那戦線での謎の鹵獲兵器?と思ったけど
編成地は名古屋だしひょっとして名古屋工廠の試作兵器だったりするのかしら?
407:名無し三等兵
12/02/03 06:07:25.04
あ、向こうで十糎臼砲の疑問書くの忘れてた
408:名無し三等兵
12/02/03 06:36:50.33
>>405
当時の写真でも沿岸砲で使ってる写真はあるね
パラオあたりの戦跡写真みると、現存して据えつけられてるのを見るね
>>406
鹵獲砲っぽいけど、写真がないことにはなんとも…だね
409:名無し三等兵
12/02/03 06:40:50.33
やっぱり現地で交付されたのかなあ>十糎臼砲
ただ戦史叢書の記述だから九糎臼砲か十五糎臼砲のミスってなオチかも知れないけどw
410:名無し三等兵
12/02/03 07:12:48.60
387の再録だが、クルップ式15加、スコダ式12加の正体だな
クルップ砲は東京湾要塞据付の「要塞砲」に載ってるやつなんだろうが、
スコダは元艦載砲かな?口径12cmだと、イタリア艦に搭載してたやつか、
やたら旧式の榴弾砲しかヒットしないからな
411:名無し三等兵
12/02/03 07:48:48.63
>>391
イギリス軍はクイックファイアなんて言い方してたな
412:名無し三等兵
12/02/03 07:56:55.52
4.5インチ榴弾砲とかね。現代の基準ではぜんぜん速射ではない
三十一年式速射野砲も
あくまで当時の感覚でだね
413:名無し三等兵
12/02/03 08:08:15.99
>>390
穆稜重砲兵連隊の八九式加農は移動中にソ連戦車に襲われたそう
「ノモンハン戦車戦」の写真でほとんど無傷で鹵獲されたのが何門もある
遠景に牽引状態の八九式が写っていて、十四年式拳銃サックつけた軍曹(おそらく重砲兵)
の遺体から書類回収するソ連兵の写真がある
414:名無し三等兵
12/02/03 08:12:47.33
検分するソ連兵とくらべても体格が大柄なんで、重砲兵軍曹だと思う
415:名無し三等兵
12/02/03 09:14:49.31
>>410
シュコダ12加って佐山さんの要塞砲にも詳細がなかったんだよね?
416:名無し三等兵
12/02/03 09:17:19.25
>>405
場所によると言いたいがあまり有効活用された事例は思い付かないね
417:名無し三等兵
12/02/03 09:29:23.48
南方の島々の沿岸砲台などに良く使われたらしいけど
攻めて来るアメリカ艦隊の火力が圧倒的すぎてねえ
戦車に小銃で立ち向かうよりはまだマシって程度だし
418:名無し三等兵
12/02/03 09:31:03.27
テニアンと沖縄で米軍艦艇に損害与えた海軍砲は14cmでないの?
それとも12cmの高角砲か平射砲だった?
419:名無し三等兵
12/02/03 09:52:31.95
硫黄島の擂鉢山のは14cm砲で、有名な失態をやらかした大阪山のほうは
アームストロング製15cm砲らしい
420:名無し三等兵
12/02/03 11:05:24.80
>>418
テニアンは6インチ砲らしい
沖縄の小禄地区からの砲撃で駆逐艦を仕止めた沿岸砲はわからない……
後、よく考えたら沖縄の沿岸砲ってあまり知らない……
421:419
12/02/03 12:09:11.34
訂正
硫黄島海軍「勇み足砲台」は擂鉢山の14cm砲だったね
422:419
12/02/03 12:12:54.10
硫黄島14cm砲に関しては有効活用どころか、却って防備の脚ひっぱった感じだな
423:名無し三等兵
12/02/03 13:01:42.31
ノモンハンの時の陸軍高射砲はどんな活動してたの?
424:名無し三等兵
12/02/03 15:19:36.48
>>396
>>402
七年式十五加のことかもしれない。東京湾要塞金谷砲台(浦賀海峡東岸)に大正十三年に
四門据えられているんで
参式砲塔も二基(四門)なんで、もちろんそちらの可能性もある
425:名無し三等兵
12/02/03 15:30:51.73
>>415
一次大戦の青島要塞にドイツ兵だけでなくオーストリア兵もいたから
そのときの鹵獲砲かもしれないね
426:名無し三等兵
12/02/03 17:13:08.68
>>402
>>424
どちらかの間違いかな?
戦史叢書もちょくちょくやらかしてるし
だからあれ程改訂版をと(ry
>>425
かもねぇ
なんか一番有り得そう
427:名無し三等兵
12/02/03 18:21:13.50
>>426
七年式も参式砲塔もどちらも終戦時東京湾要塞にあったらしい
「要塞砲」に撤去は書かれていないから
関東大震災で東京湾要塞第二海塁からク式砲塔は第一に移転、参式砲塔
は剣崎砲台(三浦半島東南端)に移転とある
428:名無し三等兵
12/02/03 19:04:09.66
>>427
参式と七年式を纏めて三年式と勘違いしたとかなんじゃ
429:名無し三等兵
12/02/03 19:13:01.28
謎の火砲
支那戦線の鹵獲十加
十糎臼砲
木下式十榴
試製二十四糎装輪式榴弾砲
三年式十五加(これは参式、七年式の勘違い?)
430:名無し三等兵
12/02/03 19:44:55.39
沖縄本島の海軍砲って高角機銃、高角砲を別にすれば
基本的に那覇、小禄方面に集中してたの?
431:名無し三等兵
12/02/03 19:56:30.27
スコダ式12加もだね
青島要塞に巡洋艦からシュコダ製15加と47mm速射砲は陸揚げして使ったと記述あるけどね
432:名無し三等兵
12/02/03 20:04:32.05 QD4f5fpF
シュコダ式12加とか勘違いしようもない気がするから
実際にあったんだろうけど正体が気になるね
433:名無し三等兵
12/02/03 22:53:27.55
試製四十一糎榴弾砲
434:名無し三等兵
12/02/04 00:04:47.95
虎頭要塞の研究書買ったんでそのうち紹介するよ
まだ読んでないんで
435:43
12/02/04 00:10:35.15
ガダルカナル戦はまた後で書きます。
>>413
そうだったのか。
野重七も移動中に何回か襲撃されてるからな。
十五加ではとっさの戦闘も難しかったんだろう。
てかその本前々からほしいと思ってたから買うか…。
>>423
砲兵隊の後方に布陣してたらしい。
対空射撃で少なくとも一機敵機を落としたのを見たという人が複数。
436:名無し三等兵
12/02/04 00:23:55.34
>>434
おお>>293の人?
楽しみにしています
虎頭要塞は魅力に溢れているからなあ
437:名無し三等兵
12/02/04 00:41:04.22
>>435
あの本はほかの媒体にない八九式の鮮明な写真が何枚もあるんで買いだね
七糎七野砲もあるし
>>436
今日の夕方にでもグランパ買って夜勤なんで、そっちの野砲関連upを優先に日曜の朝にでもしようかと
438:名無し三等兵
12/02/04 01:35:43.90
>>435
ノモンハン当時は単車十五糎加農もまだだしなぁ
439:名無し三等兵
12/02/04 02:30:07.09
>>438
あるいはノモンハンでの展開能力の低さとかが、単車式の開発の発端にはならなかったにしても後押ししたのかもね。
440:名無し三等兵
12/02/04 02:32:27.22
沖縄とガダルカナルが特に疑問なんだけど
九二式十糎加農、九六式十五糎榴弾砲、八九式十五糎加農って
何発か撃つ事に移動して陣地転換してたの?
国軍の砲兵は砲兵陣地を奪取した連合国軍将兵が驚く程擬装していたらしいし
数発撃って沈黙、また数発撃って沈黙の繰り返しみたいな運用も多かったみたいだけど
繰り返したら幾らなんでも大体の位置はバレそうだし
該当地域一体に砲爆撃てな事になりそうだから
ガダルカナルですら意外に生き残っていた野戦重砲がある辺り
定期的に移動していたようにも見えるが実際はどうなんでしょ?
>>122を読むとガダルカナルにも野戦重砲を牽引出来る牽引車輌が稼働状態で撤退時まで残存していたようだし
沖縄なら牽引車輌も砲兵科の馬匹が居ただろうから
ちゃんと移動用の準備陣地と経路が設定されてれば出来そうだけど
特に沖縄とかギリギリまで生き残ってた八九式15K、九六式15Hの運用方法が気になる
>>435
ガダルカナル戦楽しみにしてます
ここいらの事情が書いているようならお願いします
441:名無し三等兵
12/02/04 02:56:51.66
>>438-439
八九式十五糎加農の生産数の内何門が単車式か不明なんだよなぁ
442:名無し三等兵
12/02/04 03:14:02.07
昭和十七年以降生産のやつは最初から単車牽引式みたいだね(沖縄産の二門)
以前の生産ぶんも平衡機のでかいやつに改修してるらしいし
駐鋤も打ち込み式に変更とか
443:名無し三等兵
12/02/04 04:08:03.43
沖縄の八九式は写真見ると凄い迫力だね
隠蔽壕の奥にあるし
444:名無し三等兵
12/02/04 04:52:25.00
小学生のとき、母方の実家に月刊沖縄社の「日本最後の戦い」があって
あの八九式の写真だよ…
不気味な迫力に押されて、いまの火砲趣味となっているんだな
445:名無し三等兵
12/02/04 06:40:08.38
スマホの待受けがその八九式15K in沖縄だな
>>439
おお、そうかも
1940年の開発だから時代も適当
>>440
沖縄の15H・15Kは土地由来の岩山を利用して要塞砲化してたと戦記に
バレて砲爆撃されても持ちこたえたし。これでバックナー中将の首を取ったんだなぁ
>>441
442も言ってる通り、大東亜戦争開戦以降製造のやつは全部単車だろうね
佐山さんも「相当数が整備された」っ大砲入門でわざわざ書いてるくらいだし
446:名無し三等兵
12/02/04 07:04:25.75
>>445
なら横穴壕に火砲を入れて砲撃時に引き出すか
或いは砲口側の開口部を上に拡げて壕内から砲撃していたのか
しかし位置暴露後も激しく砲撃って凄い
周囲に砲爆撃が降り注ぐ中で撃ってたのか
447:名無し三等兵
12/02/04 09:56:01.83
あの八九式15Kは洞窟陣地内で砂に埋もってたみたいだしな
写真でも構築に使った木材とかは比較的奇麗だし、持ちこたえたんだろうなぁ
448:名無し三等兵
12/02/04 13:31:34.30
「いろいろクドい話」でも触れられていたけど、
ただ地面に壕掘って置いた野砲一門を制圧するだけでも
>8インチ砲弾で80発、または9.2インチ砲弾で60発の射撃が人員殺傷用の60ポンド砲による榴霰弾射撃を伴って必要
らしいからね
岩石に掘った壕ならそれこそコンクリート築城並みに耐えるんでしょう
イタリア戦線でも同様な「防護された死なない火砲」が極めて多かったとか
449:名無し三等兵
12/02/04 13:39:33.03
壕に入った火砲なんて直撃でないと潰せんもんな
(壕のキワに着弾すれば大口径なら崩せるけど)
野砲級で壕の直径は10m程度、際に着弾して崩す等を加味しても20mぐらい
榴弾砲のCEP(半径)は射距離の1%ぐらいだから、まあ100mとして
100発撃って、50発が半径100mに入る、つまり直径200mの円
距離や精度でも違うけど約100発は欲しいってなるね
450:423
12/02/04 14:08:08.12
>>435
ありがとうございます。
なんか質問スレみたいになってしまって
申しわけありませんでした。
451:名無し三等兵
12/02/04 17:39:51.18 AtXFoqHg
150門作られたらしい八九式十五糎加農のうち結構な数が単車式で
既存の物でも単車式に改造されたのがあるのか
452:名無し三等兵
12/02/04 18:41:06.22
以前、記憶ちがいで書き込みしたが訂正
九二式十加の生産門数は昭和十七年十月末の調査で164完成してる
終戦までに200門製造と推定される
グランパ佐山記事より
453:名無し三等兵
12/02/04 18:49:11.00
九二式十糎加農は大体年に14〜17門程度のペースで作った計算だね
454:名無し三等兵
12/02/04 19:15:36.74
神保町でグランドパワーを三冊買った
野砲連載が一冊欠で改造三八式野砲を除き、砲の生産門数はだいたい判明するね
おなじ店で穆稜、旅順、阿城重砲兵連隊史が三冊も売ってたぞ
455:名無し三等兵
12/02/04 19:40:10.35
穆稜、阿城重砲兵連隊は凄く興味ある
東京に行きたい……
456:名無し三等兵
12/02/04 20:28:24.20
試製四十一糎榴弾砲って同じ正410mmの長門、陸奥と砲弾の基本部位は共用なんだよね?
破甲榴弾ではなく榴弾の零式弾も準備したら撃てるの?
457:名無し三等兵
12/02/04 21:57:13.26
>>456
開発経緯を考えるに共用はないと思う
径は合ってるはずだから装填できれば撃てると思うけど
このサイズの砲って弾丸を機械で装填するわけで
砲弾のバランスや長さが違うと使えない可能性がある
一般的に破甲榴弾って短い(3口径ぐらい)んで
ある程度長い零式を装填台に載せられるのかどうかが鍵になるかと
それさえクリアできれば初速800で撃てる弾だから問題は無いだろう
458:名無し三等兵
12/02/04 22:04:43.93
>>455
B華堂なんで興味があれば通販でどうぞ
好きな人に買ってもらうのがいちばんだと思うから
459:名無し三等兵
12/02/04 22:22:29.85
>>457
全然関係無かったのか
薬室なんかとの兼ね合いで大丈夫なら砲弾に所定の改修を施せば大丈夫なのか
460:名無し三等兵
12/02/04 22:31:27.44
試製四十一糎榴弾砲ってWikipediaによると機力装填と言うより
運搬車に砲弾を載せて付属のクレーンで持ち上げ
腔内に人力で撞入だって
461:名無し三等兵
12/02/04 22:36:51.19
体格の良い兵を回すわけだよな
462:名無し三等兵
12/02/05 00:08:08.89
しかし試製四十一糎榴弾砲に関するWikipediaのページってこのスレの歴戦の砲兵科オタの人達的に信頼出来る?
463:名無し三等兵
12/02/05 02:05:35.15
URLリンク(ww3.tiki.ne.jp)
もろ海軍のていうか砲塔加農の弾だな
破甲榴弾として扱ったのかもしれんが徹甲弾だ
少なくともWikipediaの記述を丸呑みできるもんではないってことだね
たぶん5号徹甲弾だからたいした弾でもないけどさ
464:名無し三等兵
12/02/05 02:30:51.28
まあ、炸薬入りだから徹甲弾でも一式徹甲弾同様AP-HEだし
破甲榴弾扱いなのかな?
長門型と共用なのか
装填方法もWikipediaと一緒なのかわからんなぁ……
465:名無し三等兵
12/02/05 03:01:20.20
>>464
長門用っていうか、海軍でお蔵入りになった旧式弾
5号をベースに平頭の水中弾道対応になった6号が登場し
更にボートテイルになって多少重くなって射程が延びた九一式になって
染料つめて被帽を改良した一式(九一式から改造が多い)が戦争時の長門の砲弾
ちなみに6号は爆弾に改造されたのを別とすれば訓練で使い切ってるって話で
5号の行く末は聞いたことが無かったんだが、陸軍に回ってたとすれば納得かな
466:名無し三等兵
12/02/05 03:43:31.40
>>327
迫撃大隊は装備を見ると大体軽迫撃砲
迫撃砲大隊は基本的には本土決戦部隊か第17方面軍配属
迫撃砲大隊以外の「迫撃砲」と付いた大隊は中迫撃砲大隊か独立迫撃砲大隊で
こいつ等の装備は中迫撃砲
今手元に戦史叢書の本土決戦の巻がないから推測だけど
「迫撃砲大隊」は二式十二糎迫撃砲部隊なんじゃないの?
ちなみに迫撃大隊は編制上だと軽迫撃砲36門みたいね
467:名無し三等兵
12/02/05 06:54:17.64
以前、立ち読み記憶で書いた数は誤り
三八式野砲の製造は昭和十七年十月末で2559門
九五式野砲がおなじく318門、終戦時に本砲の砲身半途品15門が大阪造兵廠
第一製造所第三工場に砲架半途品18門が同第十工場にあった。
九一式十糎榴弾砲はシュナイダー社から300門購入あと、昭和十七年十月末
で1155門製造とある。
グランドパワー佐山記述より
468:名無し三等兵
12/02/05 07:06:27.16
いままでの公称より、火砲生産数がずっと多いのが実態のようだ
奉天兵工廠の生産状況が判明すれば、さらにおもしろくなるね
469:名無し三等兵
12/02/05 07:30:16.03 /L/LInVl
九一式十榴の生産数が凄いな
まあ、本来なら野砲部隊の主力になるべきとされていて
割りとどの戦線でも見掛けるからこんなもんか
470:名無し三等兵
12/02/05 07:33:17.10
終戦時の累計では日本の生産分だけで1300門ほどだったんでは?
471:名無し三等兵
12/02/05 07:42:35.60
>>467
この1155門って購入した300門は含まず
日本で生産した分だよね?
472:名無し三等兵
12/02/05 07:47:03.03
そうだよ。佐山さんが間違えてなけりゃ
冶金…もとい夜勤明けなんでとりあえず寝るよ
473:472
12/02/05 07:56:31.91
つまり、三八式野砲はクルップに注文した400門プラス、国内生産分の2559門が
累計の数字ということ
474:名無し三等兵
12/02/05 08:35:33.95
>>472-473
ありがとう
三八式野砲は完成品400門購入に加えノックダウン生産分400門があるけど
これは国内生産分に含まれているのかなあ?
475:名無し三等兵
12/02/05 08:36:26.72 TlYNP2X/
砲が仰角を上げたときに弾がずり落ちないように、弾の銅帯と薬室の前方の砲身内にギザギザがあってランマーで押し込む時に食い込ませる
人力装填でだいじょうぶなのか?
>41サンチ砲
476:名無し三等兵
12/02/05 08:54:10.33
>>467
九五式野砲の生産数があからさまによく言われる公称より多い
つか記述的に大東亜戦争開戦後どころか昭和20年度にも生産していたのか
477:名無し三等兵
12/02/05 08:56:17.76
>>475
Wikipediaさんいわく腔内に押し込む直前までクレーンで持ち上げるらしいから
いける気はする
478:名無し三等兵
12/02/05 09:35:52.13
>>476
考えてみりゃ三八式/改の更新砲だとすれば、減耗補充ってことで一定数生産され続けて当然だよな
改造三八式もほぼ全部が射程10000mちょいの甲だった訳で
弾薬筒も共通だし、どうしてもってことになれば混用も可能だろう
479:名無し三等兵
12/02/05 10:05:19.83
九五式野砲の末期生産分というか半途品は
補充・補修用部品として残ってただけかもしれん
480:名無し三等兵
12/02/05 11:11:31.86
九五式の昭和17年10月以降の生産実績って気になるね
481:名無し三等兵
12/02/05 11:28:52.67
しかし九五式野砲って南方に抽出された以外で
支那派遣軍隷下の部隊が持ってるのあまりみかけないけど
大半が支那戦線に投入って本当なんかなぁ?
前スレみたら実は結構関東軍に流れてるんじゃない?と思ったんだが
482:472
12/02/05 12:32:34.33
>>474
三八式野砲は完成品400門と砲身素材の半製品400門をクルップより購入
砲身地金を海軍工廠に依頼して大阪工廠で392門の砲を製作する予定だったが、
叶わず、400門ぶんの砲身地金をふたたびクルップより購入することになった
大正八年三月時点の製造門数は1900門に達していたとある
483:名無し三等兵
12/02/05 12:35:09.72 TlYNP2X/
88式7サンチ高射砲はどんだけ作ったの?
海軍の3年式8サンチの方が多いかも
484:名無し三等兵
12/02/05 12:43:37.09
>>483
完成品2092門、半途品とかはめんどくさいんで「高射砲」のP175以降を
参照してほしい
485:名無し三等兵
12/02/05 12:55:35.87
1000門超えるとものすごく大量な感じがするのはあれだな
486:名無し三等兵
12/02/05 13:08:10.05
ちなみに八八式七高は「昭和十七年十月末」の文句はない
三八式野砲は三千門くらい生産あったものだから、昭和に入って廃砲のぞき
余裕で二千門以上は装備、保管してたことと思う
軍縮時は維持保管だけでも経費がかかるので、泰平組合通して旧式砲は
支那に売却したかったのはよくわかる
三八式の在庫が多くて、更新用の野砲生産がすくないのは確かだし
しかし、支那事変の根こそぎ動員で予想がはずれ、三十一年式までひっぱり
だして使う羽目になるとは…
487:名無し三等兵
12/02/05 13:11:29.31
ごめん三千門の生産でなく、累計数字ね
488:名無し三等兵
12/02/05 14:50:23.95
>>481
配備先見るとなんかむしろ新鋭の輓馬野砲として扱われてる感じがするよ
九七式曲射歩兵砲と同じで、初期生産量が細いからって妙な俗説が出回ってるようにも見えてきた
489:名無し三等兵
12/02/05 16:37:37.69
>>481
>>488
九五式野砲を推した参謀本部としては、想定される戦場が満州中・西部
の平原から東部ソ満国境の錯雑地に変わったことと、ソ連の国境陣地の縦深
が大きくなったので、歩兵を中心とする戦力で攻撃するためには歩兵直協に
優れた機動性の良い火砲が必要になったということである
GP 2008/9号 P90 とあるね
490:名無し三等兵
12/02/05 17:06:29.33
兵器増加補給の件
C01000437700
第51、55、56、57の各歩兵師団の砲兵聯隊補充隊に対する1942年の火砲の増加支給について。
ただ横の注意書きを見ると、各部隊の保管庫にあるやつをベースに、定数に足りなかったら請求して余ったら返せと言っている。
このうち51師団(広東)の野砲第14聯隊と56師団(雲南)の野砲第56聯隊の補充隊が95式野砲を配備される予定。
てかみんな装備火砲が雑多だが、これは補充隊だからなのか聯隊主力もこんな感じなのか…。
57師団(満州)の野砲第57聯隊補充隊なんか四年式十五糎榴弾砲まで配備してるな。
491:名無し三等兵
12/02/05 17:19:59.26
四年式十五榴は師団砲兵に配備するプランもあったから別におかしくないのでは
492:名無し三等兵
12/02/05 17:41:54.78
>>489
敵陣地の縦深が大きくなったら、
射程を伸ばすのではなく機動性を上げる
ってのが、日本軍だよねぇ。
493:名無し三等兵
12/02/05 18:14:05.38
戦間期に射程増大の傾向とは別に、以前の型より射程みじかめ
軽量な機動戦重視砲のトレンドが存在した
ドイツのFK38、フランスmle1934(九一式と略同モデル)など
494:名無し三等兵
12/02/05 18:37:15.89
>>481
>>488-489
元来の整備目的を考えると満州東部正面に重点配備されるべきだし
東部正面かはともかく14D、24Dが持ってる辺り九五式野砲は殆ど支那戦線に送ったと言うのは怪しいですね
俗説を踏まえた上で冷静に考えるとなんで14D、24Dが持ってるんだwみたいな
>>490
24Dは四年式十五榴、九一式十榴、九五式野砲だから
陸軍的には装備の過渡期なのかも
砲兵科の将来展望を見てもWW2って過渡期なんだよね
495:名無し三等兵
12/02/05 18:56:16.27
出来れば九六式十五榴を装備したかったんだけどね
師団砲兵で装備実現したのはテストケースでノモンハン被害で機械化再編成の23Dだけだったらしいけど
対米英開戦しないで大陸の戦闘が続いてたら、機動十加なんて計画砲も実現したかもしれない
496:名無し三等兵
12/02/05 19:27:08.06
>>493
それ考えたら、機動性が上がって射程が更新前の砲と同一って95式はかなり魅力的な大砲だよな
497:名無し三等兵
12/02/05 19:30:18.81
みんなそう思ったんだが、いざ戦争が始まってみると、射程で負ければ近づけずに一方的に
撃たれて、ひどい目にあってあわてて射程重視に変わったという
498:名無し三等兵
12/02/05 19:35:31.82
自走砲ではなく牽引火砲同士であれば一定の機動性を確保出来れば
火砲自体の機動性より火力の機動性が勝るのは自明だと実地教育されてしまった
こうですか、わかりません><
499:名無し三等兵
12/02/05 19:43:29.04
まあ、前向けて撃てる軽量榴弾砲が歩兵連隊に4門ずつ配られた時点で
師団野砲兵には多少の陣地内移動能力の優劣より、射程と危害半径が重要になったってことだろうよ
連隊砲と野砲で弾の威力同じなんだもん
野砲が近距離で前向けて撃つ需要はあの時点で大分減ったんじゃないかねぇ
500:名無し三等兵
12/02/05 19:58:42.43
日露戦争で得られた貴重な戦訓として正しく理論化され
世界の軍人さん達に受容されるにはWW1を経る必要があるし
WW1で得られた貴重な戦訓がちゃんと共有され
更にネット上で軍オタのたまえるレベルまで落とし込むには
WW2前半の流血を待つ必要があった
人間って生き物は存外学習能力がないのかもしれないね
501:名無し三等兵
12/02/05 20:12:30.12
ミネルバのフクロウはw
一度目は悲劇として、二度目は笑劇としてww
502:名無し三等兵
12/02/05 21:05:50.06
日本の火砲牽引車輌だと九五式十三屯牽引車、九八式四屯牽引車、九八式六屯牽引車、九八式装甲運搬車の評判が良いみたいだけど
それぞれ最大牽引重量ってどんなもんなんですか?
特に九八式装甲運搬車の運用状況が気になる
503:名無し三等兵
12/02/06 00:58:00.99
>>502
車長トシテ牽引自動車ノ常識
A03032114400
ここにもっと古い奴(92式軽重牽引車、5トンホルト)ならあるが、
この辺の車両だとおおよそ定量の2倍程度は最大で引けるとみなされてたみたいだね。
アジ歴を漁ってて見つけた面白そうな史料
昭和16年12月 兵器臨時価格表(甲)
A03032157800
兵器臨時価格表(乙)
A03032158000
基本的に甲が兵器資材、乙が弾薬で分けてるようだ。
乙は1942年2月だから甲とあまり祖語は出てないはず。
火砲部門ではしぶとく調達される四年式十五糎榴弾砲が異彩を放つほか、
九七式曲射歩兵砲の九二式歩兵砲に対する安さが際立っている。
兵器臨時定価表送付の件
C01001350900
1935年のもので載ってる品数は少ない(砲関係は九二式歩兵砲だけ)が、ねじレベルで部品ごとの詳細な価格が出ている。
504:名無し三等兵
12/02/06 01:01:28.70
>>462
別に変なとこはないよ
佐山さんの「大砲入門」の試製41H欄をを抜粋して纏めてる感じだし
人力装填だってソースは佐山本だぜ
単に丸パクリするんじゃなくて、アジ歴の当該資料も乗っけてるのは見聞広める意味ではgoodだとおもう
>>463
佐山本では「破甲榴弾」しか弾種は書いてないからなぁ
505:名無し三等兵
12/02/06 01:02:39.03
>>502
あとは昔スレに出てた
火砲、牽引車体系
A03032095200
から推測する感じかなあ。
506:名無し三等兵
12/02/06 01:04:45.91
つか高すぎだろ大隊砲・・・軽迫撃砲の倍近いってどうなのよ
重さも似たようなもんなんだし、これなら軽迫もっと大量に作って歩兵に持たせたほうがよかったんじゃ・・・
507:名無し三等兵
12/02/06 01:04:58.95
>>495
九六式を入れるとなると牽引車を整備しないといけないしね…
そしてその牽引車を運用する基盤も整えないと…
508:名無し三等兵
12/02/06 01:10:20.73 zcxJnnNr
>>465
なら砲塔四五口径四〇糎加農の砲弾も5号なのかな
殆ど無料で砲弾が送られたとか書いてるの読んだ事あるし
509:名無し三等兵
12/02/06 01:11:39.05
>>506
弾重い・砲細かく分解できない・精度&射程的に明らかにオーバースペック・墜発で平射不可
510:名無し三等兵
12/02/06 01:11:53.81
>>506
そうだね
511:名無し三等兵
12/02/06 01:12:47.25
「要塞砲」本と謳っておきながら榴弾砲はあえてスルーされてたのは残念だったな。
次の佐山さんシリーズは何になるんだろ。
512:名無し三等兵
12/02/06 01:12:58.30
そういや、インドシナやフィリピンで手に入れた兵器はどしたんだろ?
戦車や小火器は有名だけど砲はあまり聞かないよね?
513:名無し三等兵
12/02/06 01:15:48.23
だから迫撃砲も九九式小迫撃砲やら二式十二糎迫撃砲みたいな方向性になったんだろうね
通常の大隊砲として見ると九七式曲射歩兵砲はご不満だったのだろう
514:名無し三等兵
12/02/06 01:22:18.99
>>513
>>29>>393を読むとフィリピンの十五榴は野戦重砲兵に
十五加は独立重砲兵第20大隊設立の基盤になったみたいね
とりあえず南方なら香港、シンガポールの重砲群が気になる
515:名無し三等兵
12/02/06 01:23:04.23
>>514は>>512宛て
516:名無し三等兵
12/02/06 01:27:26.82
まあ、曲射歩兵砲ならぶっちゃけ蹴り飛ばして平射させられるからいいんでないの
どうしても撃発必要ならそういう風に作り直してたでしょ
九四式軽迫はね……寝かせて蹴るには後座力が強すぎるんよ、じゃなくて
弾丸の重量が1.3倍くらいあるのが最大のネックでしょ
弾薬分隊員がどんどん増えてしまう
517:名無し三等兵
12/02/06 01:27:31.57
>>503
四年式十五糎榴弾砲って上の方でも書いてたが大東亜戦争中も調達してるんだよね
ご長寿ヒット作だなw
518:名無し三等兵
12/02/06 01:28:41.11
>>516
>>506は九七式曲射歩兵砲の事のような希ガスw
519:名無し三等兵
12/02/06 01:31:08.75
弾薬運びガーと言うのは九七式曲射歩兵砲でも起きそうだから
馬匹、車輌不足がガンだな
弾薬の重量が多少増すだけで途端に運用に難がでちゃうって言うね……
520:名無し三等兵
12/02/06 01:37:44.72
パシフィックのペリリュー島の回で、皇軍の九五式軽戦車が接近して主人公ら
迫撃砲チームが応戦したが結局ダメだった(でも運よく友軍のM4が来て…)とか
速射砲が仕込まれた皇軍トーチカが無双してるのを観たらやっぱ平射って大事なんだなと実感
521:名無し三等兵
12/02/06 01:38:04.69
>>506
上に上がってる要因のほかに、弾薬の価格が高いのがある。
価格表乙にあるが、榴弾の弾丸で比べると1発当たりの値段が倍くらい高い。
装薬についてはよくわからんから何とも言えないけど、九二式榴弾とかを使うなら信管込でもかなり違いが出る。
522:名無し三等兵
12/02/06 01:48:11.19
>>520
ペリリューのハ号は変態染みてるけどなw
橋頭堡にかちこみ掛けた挙げ句何輌か生還してやがる
523:名無し三等兵
12/02/06 02:02:44.82
ハ号でM4の主砲基部に命中させて砲撃させたんだっけか。
524:名無し三等兵
12/02/06 02:03:58.51
「砲撃不能」だ
525:名無し三等兵
12/02/06 02:04:49.78
>>503
>>505
牽引車輌に関してはそこら辺から推測するしかないですか
526:名無し三等兵
12/02/06 02:31:54.54
>>522
「事実は小説よりも奇なり」を地で行ってるのがペリリューの戦いだよな…
527:名無し三等兵
12/02/06 02:59:51.14
九五式軽戦車が1944年の米海兵隊の橋頭堡を蹂躙して稼働状態で複数輌生還とか
フィクションでやったら間違いなく叩かれるな
実際にあったって事実を知ってても信じられないwww
528:名無し三等兵
12/02/06 03:13:36.85
ザ・パシフィックではもっと皇軍火砲を出して欲しかったところ
ごまかしやすい・作りやすい複製車両と違って、火砲は造形的に作りづらかったり
わざわざ作っても気づく観客(ヲタ含む)が少ないせいもあるんだろうけど
ウィンドトーカーズとか気合はいってたなぁ
529:名無し三等兵
12/02/06 03:22:41.03
大口径の自緊砲身は量産のハードルが高いのだろう
とくに高腔圧の長砲身になると、とたんに生産門数が少なくなる
四年式は短砲身、低初速の自緊法なしのローテクで造れる重砲として捨てがたかったのだろう
牽引車の開発量産がネックの日本は馬も不足とはいえ、より現実味があったろう
530:名無し三等兵
12/02/06 03:30:43.39
ホロも比島でちょっとだけ無双出来たしな
531:名無し三等兵
12/02/06 03:41:12.70
しかもホロは三八式w
自緊と言えば上の方見るととりあえず神戸製鋼所と豊和は九四式山砲クラスまでなら造れたみたいね
後、一式四十七粍式速射砲が大阪砲兵工廠と名古屋工廠で
短期間に大量生産されてるが
大阪砲兵工廠以外も動員して量産するなら
自緊で陸戦用火砲の場合は一式四十七粍速射砲と九四式山砲位が限界なのかなあ?
532:名無し三等兵
12/02/06 04:24:39.37
>>529
単純に大口径長砲身腔圧が大変ってだけで
同じスペックの口径・砲身・腔圧なら自緊のほうが従来型より作りやすい
これが低スペックで砲身の強度そのものが要らないなら
単なる鋼管砲身で良くなるから自緊もクソもないが、15糎砲はそういうレベルでもないし
533:名無し三等兵
12/02/06 04:58:50.36
自緊製法は工場の設備に高度な水準が要求されるんだろ?
わざわざ特許を陸海軍共同で購入するぐらいで
生産効率は従来工法より高いのかもしれないが
534:名無し三等兵
12/02/06 05:14:59.39
自緊砲身は設備の整った工廠、工場、製造所なら従来型より効率良く造れるが
そもそも自緊砲身の製造設備が整ってなきゃ長所もブッ飛ぶ
535:名無し三等兵
12/02/06 05:38:19.86
>>286
九九式十糎山砲はこれで確定かな?
ただ本土決戦に備えて内地の九九式十糎山砲装備部隊向けに
補充、補修用や定数を満たす為の追加生産が行われた可能性もあると思うが
536:名無し三等兵
12/02/06 05:53:27.56
>>519
それはどうだろ?
弾薬自体の重さは九二式歩兵砲より九七式歩兵砲の方が軽い
弾薬の定数自体が同じなら弾薬の総重量は九二式>九七式
まさかまだ「面制圧兵器だから精度が云々」を信じてるわけじゃないよね
537:名無し三等兵
12/02/06 06:24:00.67
アジ歴漁りは楽しいが終わらない…。
兵器調弁の件
C04123054000
色々な史料のタイトルになっている「調弁」っていうのがいまいちよくわからんが、予算使う但し書きがあるあたり、
特記が無ければ生産のことなのかなあ。それとも単に支給準備のために完成品をどこかから調達しろという話なのか。
とりあえず車載用九八式高射機関砲100門とか、1941年になっても50門も調弁される四年式十五糎榴弾砲とか、
野戦兵器廠予備品で25門もあるけど試製な臼砲とか、そんなのが並んでいる。
兵器補給の件
C01000783200
フィリピン方面の第14軍が保有している十一年式曲射歩兵砲を九七式曲射歩兵砲に置き換えるため、
至急第22野戦兵器廠に同砲4門と弾薬を送れという1942年11月の通達。
九二式歩兵砲に更新されるよりは扱いやすかったろう。
砲塔動力機関増加補給並返納の件
C01000783500
壱岐要塞の的山大島砲台の砲塔動力機関を交換するという1942年11月の通達。
交換用の機関は豊予要塞の鶴見崎砲台から持ってきた分と他の未改修砲塔からの転用。
ちなみにwikiによると、的山大島砲台には戦艦鹿島の主砲塔が設置されていたらしい。
538:名無し三等兵
12/02/06 06:54:35.16
山砲兵第28連隊
C11110010300
戦史資料 山砲兵第28連隊(宮古島) 調整官 陸軍大佐 梶松次郎
C11110237900
宮古島に配備されていた山砲兵第28連隊の記録。
同連隊は
・連隊所属の3個大隊(九四式山砲12門×2、九九式十糎山砲14門×1)
・野戦重砲兵第1連隊第1大隊(九六式十五榴4門×3個中隊、段列欠)
・独混60旅団砲兵隊(軽迫撃砲6門×2個中隊、そのほか1個中隊が地区隊配属)
・特設迫撃隊(連隊の輜重兵で編成、三式八糎迫撃砲6門×2個中隊)
海軍砲台5隊(内訳は十五加2門×2、十二榴2門×2、短二十榴2門)
という大所帯で先島集団砲兵隊を構成した。
陣地構築の様子や作戦計画、細かい配備図も載っているから、
それぞれの種類の砲ごとの運用方針なんかも垣間見えるいい史料。
539:538
12/02/06 06:56:48.00
訂正
九九式十糎山砲は12門
あと海軍砲台は本文と配置一覧で門数が食い違ってるのがいくつかある。
540:名無し三等兵
12/02/06 07:02:15.71
>>531
九九式八糎高射砲は大阪造兵廠ほか日本製鋼所広島、日立製作所、日立造兵、神戸製鋼所、
大阪機工猪名川で製造した
これは、すべての会社で自緊砲身を製造できたかは不明だけどね
三式十二糎高射砲だと大阪造兵廠ほか日本製鋼所の室蘭と広島が砲身を製造
できた。四式七糎半高射砲は大阪造兵廠と日本製鋼所武蔵が砲身製造
五式十五糎の砲身は大阪造兵廠と日本製鋼所広島だね
541:名無し三等兵
12/02/06 07:08:51.26
兵器調達の件
C01000579100
技本と一緒に作れと書いてある砲たちは聞かない名前も多いから試作かな?
1942年9月の通達。
兵器調達の件
C01000503600
タ弾を急いでたくさん作れという1942年9月のお達し。
542:名無し三等兵
12/02/06 08:15:33.32
このスレは神保町界隈や光人社、ガリレオ出版にさぞ感謝されていることであろう
個人的には佐山新刊 勝手に命名「日本陸軍の野戦砲」はグランドパワー
別冊で出してもらいたい!
戦記でないのなら、横書きが読みやすいし写真図面も文庫版では苦しいんでね
543:名無し三等兵
12/02/06 15:00:32.68
九○式野砲は昭和十七年十月末で82門製造
機動九○式は昭和十七年十月末で274門製造
昭和十八年三月末の整備状況調査によると十七年度に110門製造している
544:名無し三等兵
12/02/06 15:36:53.44 JCZWxKJr
日清戦争で使った青銅砲は太平洋戦争でも使用したんだろうか
545:名無し三等兵
12/02/06 16:18:12.47
最後の根こそぎ動員では、火縄銃すら持ち出されたから、持ち出したんじゃない。
546:名無し三等兵
12/02/06 17:04:26.41
最新の研究であろうGPの佐山連載でも載ってないが、戦争末期には事例が
あったかもしれない
二十八サンチ砲が青銅製で一部要塞や大陸で使用してたくらいかな
旧式であるが、大口径の砲弾威力は捨てがたかったとみえる
日本の戦史別冊「兵器大図鑑」では奄美大島西方村西古見所在 球740部隊
に配備された二十八サンチ榴弾砲は戦争末期に四門、
旧要塞砲兵の記述がある
この時期でも砲は黒染めでカーキ色でなかった様子が書いてある
547:名無し三等兵
12/02/06 17:07:55.69
根こそぎ動員だと英独もしてるよね。
日本も英国みたいな簡易迫撃砲はあったのかな?
548:名無し三等兵
12/02/06 18:24:41.74
日露戦役で使った、木製で竹の箍巻いた花火筒みたいなもんを急造したかも
花火職人も軍のイベント以外は仕事が激減しただろうしね
549:名無し三等兵
12/02/06 19:49:54.71
>>482
ありがとうございます
って事は最初の内製化失敗
その後ノックダウン生産400門を行いますそれを加えて
国内生産分としているのですね
>>542
このスレ見てると光人社NF文庫やグランドパワー買いたくなるしねw
>>543
>>467の九五式野砲と見比べるとかなり生産に手間取っているよう見えるな
九一式十糎榴弾砲とは比べる事も出来ない
550:名無し三等兵
12/02/06 19:54:30.27
>>541
謎の火砲が多いのか……
色々気になるな
しかしこれなら通りでタ弾が意外に行き渡ってる筈だわ
551:名無し三等兵
12/02/06 20:00:40.76
>>512
インドシナは仏印政庁が残存してたしねぇ
552:名無し三等兵
12/02/06 20:20:03.61
昭和二十年までは仏印の全面武装解除はしてないみたいだし
師たるフランスに敬意の意も当然あるだろう
フランス植民地軍の武装蜂起でやむなくだろう
553:名無し三等兵
12/02/06 20:24:02.54 pZFTYFr7
タ弾とか試製四式七糎噴進砲と試作九糎空挺隊用噴進砲とか
試製八十一粍無反動砲と試製五式四十五粍簡易無反動砲とか
色々頑張ってるだけに余計に本土決戦用簡易、急造兵器の悲惨さが際立つw
554:名無し三等兵
12/02/06 20:28:27.15
>>549
最初の完成砲400門輸入に加え、400門ぶんの砲身半製品、のちほどプラス追加の
砲身素材の輸入のかたちだそう
555:名無し三等兵
12/02/06 20:31:03.11
555
556:名無し三等兵
12/02/06 20:46:56.54
>>549
ていうか陸軍は高射砲、戦車砲、山砲、対戦車目的以外に7.5cm口径は
ほぼ見切りつけてるんだよ。三八式の在庫もわんさとあったし
十榴と十五榴に傾斜生産にシフトしてる
ドイツ、フランスに倣って
九○式の同系砲が仏本国で採用してないからね
フランスは大量在庫のmle1987のみで、
ドイツ7.5cm級は一次大戦FK16の改良版と本来はブラジル輸出用FK38のみ
557:556
12/02/06 20:50:51.97
補足
フランス国営工廠製のmle1897以外にシュナイダー製野砲も若干数は整備してるが
558:名無し三等兵
12/02/06 20:51:08.94
>>543
なんか「使ってみたら射程の長さが重量増を補って余りあるから以後九〇式を整備」云々って俗説が白々しく聞こえるな
要するに九〇式は重いから整備取りやめ、改造三八式の減耗補充は九五式で、ってだけの話じゃないのか
機動化(自動車化)部隊中心に機動九〇式を整備しつつあるけどそっちは進んでないってことなんだろうな
559:名無し三等兵
12/02/06 20:55:16.84
そりゃ機械化部隊の数がそもそも全然無いわけだし
機械化できるなら加農や榴弾砲だって良いわけだし、九〇式に拘る必然が無いよね
560:名無し三等兵
12/02/06 20:55:45.18
>>556
いやそれはわかってるよ
ただ九五式野砲と比較しても大して変わらんかペース遅い位だから
俗説とはかなり様相が違うなぁと
>>558の推測に近いように思える
561:名無し三等兵
12/02/06 21:00:13.35
>>558
当時の高級将校も馬鹿でないから、限定目的以外は口径7.5cmより、砲弾
威力でそれ以上を欲しがったのは当然だと思うよ
九○式より生産が多いであろう九五式野砲の生産も、それほど重点おかれた
とは到底思えないし
562:名無し三等兵
12/02/06 21:00:58.25
つか九〇式野砲、機動九〇式野砲って他とは逆でWikipediaとかより生産数少なくない?
まあ、見切ってたとは言え軍の規模自体は拡大していて
目先の需要はあったから18、19、20年度生産分を足すと帳尻合うのか?
三式中戦車160輌程、三式砲戦車も100輌?位整備してるし
まあ、あんなもんかしら?
563:名無し三等兵
12/02/06 21:08:00.34
>>559
数がないのは同意だけど
九〇式は機械化部隊の主力牽引砲としては実に便利だったと思うよ
牽引速度が速い、射程が野戦重砲並みに長い、直射で重対戦車砲としての運用も可能
ひょっとしたら十榴の機動化したやつより使い勝手は良かったかも
まあ、輓馬・駄馬砲で言うと四一式/九四式山砲みたいな手頃さがあったと思うよ、機動九〇式には
十五榴や十加となると、砲弾の運搬やら布陣時間やら何やらもあるからねぇ
564:名無し三等兵
12/02/06 21:14:55.08
>>550
あのリストの中で個人的によくわからん火砲は
・一式七糎山砲
・二十一糎榴弾砲
・十糎要地高射砲
・二十一糎加農
かなあ。
あと九二式十加と九六式十五榴は改修型の生産が指示されてるけど、
脚の折損問題への対策かな?
565:名無し三等兵
12/02/06 21:21:04.38
>>563
どうなんだろ?
それなら機動九一式十糎榴弾砲のが良いってなるかもしれない
566:名無し三等兵
12/02/06 21:22:17.22
>>564
如何にもって火砲だなあ
国軍が欲しい物がわかる気がする
567:名無し三等兵
12/02/06 21:23:06.23
>>564
近年のグランドパワー佐山連載とNF文庫、昔の戦車マガジン「知られざる日本の兵器」
でおおかた解明するね
二十一糎加農はドイツ砲K18 検索で
568:567
12/02/06 21:25:25.02
ごめん、21cmはK39か
569:名無し三等兵
12/02/06 21:26:45.02
>>563
砲の牽引速度は牽引車の問題なわけで単純に98式4トンが速いってだけのこと
6〜8トン牽引車で高速のものが作れないわけではない
実際火砲牽引車体系にも砲とは別に新型牽引車が提示されてるし
そこには機械化師団用の野砲はディスコンであることも触れられてる
速度があって布置が早くて、しかも直射できる「自走野砲」は続ける気だけどね
570:名無し三等兵
12/02/06 21:31:04.93
>>562
三式中戦車は新規生産砲身を使用しているから九〇式の製造数とは無関係
三式砲と一式砲T型は合計で150輌ほど
少なくとも一式砲T型の一部は新規製造の砲身を使ったみたいだけど、三式砲はわからん
他のチハ車台利用の砲戦車と同じく中古車台に中古砲のニコイチという可能性が高い
機動九〇式は試製五十七粍がコケたから対戦車砲としての需要もあったと思われ
>>563
どんなところが?
九一式十榴は射程は短いし、
571:名無し三等兵
12/02/06 21:32:06.49
>>550にある船載砲床について
14年式重迫撃砲試製船載砲床説明書
A03032123200
これは佐山さんの本に載ってるやつ
三八式野砲船載砲床取扱法送付の件
C01000997800
三八式野砲船載砲床の説明書と試験結果報告書。>>550の生産リストと同じやつかはわからない。
佐山さんの本だと昭和6年以前のことが書いてないけど、この砲床の試験を行ったのは大正14年。
割と使いやすくてよかったらしい。
返還文書じゃないのに英語用語の併記がいろいろあって面白い。
572:名無し三等兵
12/02/06 21:33:52.65
機甲スレ大荒れで、難民大量流入の特需と思われ
573:名無し三等兵
12/02/06 21:37:05.83
>>570
別なのはわかってる
ただライン自体は動いてるし三式砲の生産ペースも割りと早いから
九〇式野砲もとりあえず目先の需要の為に
近いペースで作ってたのかなと
それならWikipediaとかで書かれている生産数を達成出来るし
574:名無し三等兵
12/02/06 21:41:25.45
>>537
>>541
ひょっとして上の方の十糎臼砲とやらも実在しているのか?
575:名無し三等兵
12/02/06 21:43:59.05
実在はもちろんしてるんだろうが、国産なのか鹵獲砲なのかが判明してないだろ?
576:名無し三等兵
12/02/06 21:46:49.46
それはそうだけど鹵獲、謎の試製臼砲説に加えて戦史叢書の書き間違いwも疑ってたから
国産の可能性が高まったかなと
編成完結地が名古屋だし
577:名無し三等兵
12/02/06 21:52:41.96
聞き取り調査の責任者、元大本営参謀の服部さんは優秀なんだけど、
歩兵科エリートで、ノモンハンとガダルカナルの失敗で機甲と砲兵部隊に
負い目があって妙なバイアスがかかってるみたいだからな
578:名無し三等兵
12/02/06 21:53:49.94
>>567
いまさら大砲入門読み返したらほぼ全部載ってたわorz
あの人は本当にきちんと調べてるなあ。
でも十糎要地高射砲は昭和10年に開発打ち切りの奴とは違う気もする。
K39ってこれか
URLリンク(en.wikipedia.org)
定番のシュコダ製。
579:名無し三等兵
12/02/06 21:55:12.17
>>578
すまんK38かな。ドイツ製のほう
580:名無し三等兵
12/02/06 21:58:21.89
>>565 >>569
素朴な疑問なんだけど、そんなら実際に機動91式の製造量が機動90式より少ない訳は何なんだ?
581:名無し三等兵
12/02/06 22:00:42.08
対戦車砲としての需要が切実だったんでしょ
582:名無し三等兵
12/02/06 22:01:50.52
>>577
改めて戦史叢書読むと痛感するけど
砲兵科や機甲科の話は編制、編成や装備の中身、実際戦闘するまでの準備段階のエピソードはそれなりに拾ってるが
戦闘経過における砲兵科、機甲科の活動、活躍はあんまり書いてない
部隊の説明でよく活躍したがとか書かれている具体的な事はサラっと流されていたり
583:名無し三等兵
12/02/06 22:06:29.09
九〇式、機動九〇式ってソ連の3吋野砲の一部みたいに
長距離砲兵の一部として独立野砲兵連隊、大隊専任にして
なおかつその連隊、大隊は師団に編合せずに軍直轄として野戦重砲兵と一緒に使用位で良かった気もするな
後知恵だけど
584:名無し三等兵
12/02/06 22:07:39.37
>>582
執筆者が元参謀だったりするので現場感覚には欠ける。
まぁ通史だから仕方がない面もあるが、もっと現場の戦術感覚を取り入れた戦史があるといいね。
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