【加農・榴弾・高射・ ..
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444:名無し三等兵
11/11/27 03:07:53.39
今「ザ・パシフィック」観てるんだけど、第4話のニューブリテン島の戦いで
皇軍が航空偵察対策か木角材と縄で10Hか15Hのデコイを作って
周囲に軍服着せた藁人形を置いてるシーンがあって興味深い
航空機だと九州の6FAが似たようなことやってたけど、火砲もよくしてたのかな

>>427
>>429
なんというか、「皇軍のレーダー軽視」って変に解釈されてるきらいがある
それこそ「日本の火砲生産数は少なすぎ。皇軍は砲兵軽視で歩兵の白兵戦至上主義〜()」並

帝国陸軍は大戦中後期には外地や内地の主要地帯には実用品を配備してたもんね


445:名無し三等兵
11/11/27 03:14:35.87
>>422
上でもちょっと触れられていたけど必読の神サイト
URLリンク(www7.big.or.jp)

446:名無し三等兵
11/11/27 04:59:38.10
>>443
あの当時としては陸戦で使うなら20cm級より24cm級か17cm〜15cm級が良かったのかなあ?

>>444
陸軍に関してはレーダー開発を特に忌避する理由(実際は海軍も言う程評価してなかったって事も無かったようだが)もないしね
特に陸軍は要地、都市防空の責任も担ってるし
本土に敷いた或いは敷こうとしたレーダーシステム、体制は規模的には相当だし
発想だけなら後のバッジシステムに繋がるような物みたいだ
最近陸軍のレーダー開発に関してはかなり評価されてるようだけど
日本陸軍らしく発想だけならびっくりする程超健全である意味先進的みたいな

>>445
このサイト凄いなw

447:名無し三等兵
11/11/27 09:23:50.04
>>444
>>446

日本はレーダーを軽視してたとはいえないが、米英独に技術と性能そして配備に数年、または
それ以上遅れていたのは事実でしょ?戦時に数年差はかなり大きい。

ガダルカナル周辺の海戦で夜戦に絶対の自信があった日本海軍がレーダー装備
の敵を相手にして、じょじょに戦況が傾いていったのも、後年レーダー軽視
の誤解を招く説を生むことになったし。

448:名無し三等兵
11/11/27 09:28:48.56
>>447
日本の軍事科学技術は全般的にどれも、欧米諸国から数年〜数十年遅れてたわけで
遅れてたと軽視してたは全く別の話ではないかと

449:名無し三等兵
11/11/27 09:39:39.63
それが欧米に絶望的なまでに遅れてたことを認めたくない人間が多いらしくてね。
「軽視」に転嫁すればココロの傷がすくなくてすむもんでね。

60〜70年代の大和、零戦に代表されるミリタリーブームや海軍善玉説なんかに
影響あたえてると思う。

450:名無し三等兵
11/11/27 10:04:15.93
『らしくてね。』
『思う。』

451:名無し三等兵
11/11/27 10:16:21.45
レーダー射撃に限って言えば命中精度はレイテ沖ではほぼ互角だっけ?
もっとも絶対数は揃えられえないけど

452:名無し三等兵
11/11/27 10:24:51.46
火砲を生産しても砲身素材はクルップから輸入してた>四五式20、24糎榴弾砲
このあたりの冶金技術のギャップは縮まるどころか、30年代40年代の技術進歩
で却って拡がったかもしれないね。

欧米列強は射程増大のため初速あげて腔圧増大、長砲身の砲をつぎつぎ開発
してるから。
重量を抑えながらも強度と砲身命数を増す技術トレンドに日本はついていけたろうか?

453:名無し三等兵
11/11/27 11:06:28.56
>>451
水上射撃の電探て、凄く正確で素早く距離を算出する測距儀でしかないし
仕組み的に精度や早さは作れた時点で充分すぎるものになるしね

454:名無し三等兵
11/11/27 11:22:27.08
>>452
何でもかんでも冶金に纏めちゃうとちょっと話がややこしい
テクノロジーのレベルの違いと、規模等の違いをごっちゃにしちゃうと駄目
四五式榴弾砲の素材が作れなかったのは、規模のほうが問題だし
また砲身命数は鉄の技術ではなく、火薬技術だし
同級口径同級重量の日欧火砲では初速や命数も大差ないし
導入されてる技術でも隔たりがあるわけでも無い。
差を探すなら、新しい技術はどれも欧米出自で日本は後追いであるというだけだね。

455:名無し三等兵
11/11/27 11:37:00.39
>>443
メリットがないなら戦時中に二種類も試作しないでしょう
イタリアからM35を運べなかったから試製二十糎臼砲と試製二十一糎榴弾砲
をわざわざ自前で試作したのでは?

Mrs 18が生産中止になったのって赤軍に射程外から攻撃されたからでは
米ソは普通に運用してるし

456:名無し三等兵
11/11/27 12:32:38.89
>>454
砲腔内の磨耗、焼蝕での命数は発射装薬の燃焼による高温、高圧、火薬ガス
による化学変化に影響されるんだが、火薬技術だけの問題ではない。
内燃機関だって高出力高回転、高圧、高温の過酷なレース用エンジンは材質からして
民生用のクルマとはちがう特別誂えだし。
特種アルミの鍛造ピストンとか(市販車だと大抵鋳造)

冶金技術も大いに関連があるよ。

>>455

…それは、陸軍の装備体系の中において二十糎榴と二十四糎榴のどちらを開発装備
することが有利と考えるかが問題であったが、結論からいうと、弾丸効力では
二十榴は二十四榴にはとても及ばず、ほぼ十五加砲と同等であった。
発射速度は二十榴は十五加より劣るが、二十四榴と二十榴との差は、二十榴と
十五加との差ほどではなかった。
これから考えると、二十榴は二十四榴に較べて弾丸効力が劣り、他の諸条件でも
これに勝るとは思われず、一弾の威力が最も大きい二十四榴と、十五加を
採用するのが一番良いということになったのである。

「知られざる日本の兵器 九六式二十四糎榴弾砲 佐山解説」

…とは解説してるが、陸軍の重砲関係者で実権握ってた将校も何人かいただろうし
けして一枚岩でなかったとみるのが自然と思われ。

Mrs18はほそぼそ終戦まで生産してるんだけどね、対砲兵戦を想定した軍砲兵
装備としては射程が短かったのと、砲弾威力の半端さだね。同じ砲架つかった
17cm K18に生産の主力がシフトした。
米ソの20cm砲はまた思想や運用状況が異なるだろう。

457:名無し三等兵
11/11/27 12:43:20.29
>>456
いや砲身の磨耗と命数はほぼ無関係なんで冶金は無関係と言って良いんだ
命数とは燃焼ガスが弾とライフルの隙間を吹き抜けてしまい、初速が低下することで
この初速の低下は砲身の磨耗の一種だけどちょっと特殊な条件で
ほぼ一箇所、弾(弾帯)がライフルに食い込む寸前の間隙を
ガスが弾より先に吹き抜けようとすることで発生する。
で、これは弾がライフルに食い込むまでの僅かな一瞬
燃焼開始点での圧力を抑えることが殆ど全てなんだよ。

だから装薬の調整を行っただけで戦後のアメリカ戦艦の命数が三倍になった
エンジンのピストンとはちょっと違うのだね(ピストンもとあるポイントで劇的に変わる)

458:名無し三等兵
11/11/27 12:59:49.14
>>456
攻守城砲として中途半端ということであって野戦重砲としては別問題では?
M35は十三屯牽引車二輌で牽引できるし布置に20分しかかからない

火砲、牽引車体系でも野戦重砲扱いだし

459:名無し三等兵
11/11/27 13:01:24.06
>>457
レスありがとう
装薬の影響はもちろんわかるんだが、耐焼蝕性能に適した金属分子組成や
砲身製造時の熱処理や加工技術なんてものがまったく命数と関係ないとも思え
ないんだが…

460:名無し三等兵
11/11/27 13:14:51.61
>>458
内地や朝鮮の要塞据付砲は鹵獲品だったり海軍保管転換やら口径が雑多なんだけど、
攻城砲でも戦地に持ち出す以上はある程度口径の整理をしたかったのも
理由のひとつかと
砲弾補給の点で

461:名無し三等兵
11/11/27 13:41:47.60
機動牽引十五加、二十一榴が実現しなかったのはカネと時間と生産能力
がなかったヘレン・ケラー的三重苦から

…牽引車など他分野の工業インフラ整備と、単純に基礎技術の点でも大いに問題はあったはず

462:名無し三等兵
11/11/27 14:08:27.31
>>451
>>453
サマール沖なんかは最近ネット上や商業媒体(最近だと少し前の丸か?)で言われるように
一時期言われたような悲惨な状況ではなかったみたいね
スリガオの米艦隊も理想的な状況だったがこっちは逆に下駄履かせ過ぎの評価だった

米海軍さん曰く帝国海軍の砲術の腕は別に悪くない
だが着弾範囲狭すぎ、散布界小さすぎとの事で
一定以上の距離の艦対艦水上砲撃の性質を考えると
ご指摘ごもっとも……と言うしかないw

サマール沖に関してのみ言えば散布界がもう少し適切な広がりをもっていれば
与えた損害は更に増えたかもね

463:名無し三等兵
11/11/27 14:25:00.38
要塞砲にやたら二十七糎加農が多いように見えるのはイタリア経由と直接でドイツの影響?
あんま日本的と思えない口径だよね

464:名無し三等兵
11/11/27 15:02:10.56
>>459
耐力を改善することは無意味ではないけど
溶接トーチでごく一部を焼き切ってるようなもんなんで
材質はもちろんやらなきゃいけないけど
溶接トーチを弱められれば、それで終了ってのも事実

465:名無し三等兵
11/11/27 15:22:20.40
>>462
うろだけど
それ皮肉で「散布界狭くする努力より位置予測とか測距とか他に改善点あるだろ」って意味だったかと
方向は合ってるけど距離が合ってないか、距離は合ってるけど方向があっち向いてホイだったもんで
なかなか当たらなかったって話じゃなかったっけ

466:名無し三等兵
11/11/27 15:54:35.09
>>465
日本海軍は確か距離がかなり甘めだった気がする

467:名無し三等兵
11/11/27 16:05:48.64
測距が甘いまま同一諸元で夾差を目指して撃ち続けてたから
撃たれてる方から見ると近弾や遠弾のまま延々と狭い範囲に水柱が林立してるんで
( ゚д゚)ポカーン状態だったそうな

黛さんが戦後必死になって言い訳してた点だね

468:名無し三等兵
11/11/27 16:12:08.77
ある意味日本海軍の砲撃は実戦で訓練の成果をバッチリだしてるなw
ただ測距が甘いし、なのに散布界は小さいからまぐれ弾もあんま期待出来ないし
早い段階でサマール沖とは言わないまでも主力が参加する
昼間水上戦に直面してればかなり改善されたかも?

469:名無し三等兵
11/11/27 16:31:05.96
修正が甘いってのはソロモンなんかで日本側も米砲撃に言ってるし
当時の艦砲射撃の多くは初弾みてテキトーに修正決めて
あとは連射しつつ見るって奴なんで
スコールと煙幕で同一目標への持続観測が殆ど出来てないのはきついね
それに戦前の演習でも結構この手の問題は各艦でやってて
対処手段はとにかく沢山の測距儀を動員することなんだそうだけど
主砲以外の測距儀は駆逐艦や敵機追うのに使われてるし、どうしてもね・・・。

470:名無し三等兵
11/11/27 16:59:03.43
理想的な状態だったであろうスリガオ海峡の米艦隊を見れば
当時の水上射撃の限界がおのずとわかりそうだな

471:名無し三等兵
11/11/27 17:05:51.16
理想的な襲撃状況だったのに舵の利きが悪い扶桑山城相手に
魚雷を全部外す魚雷艇部隊って

472:名無し三等兵
11/11/27 17:12:37.66
まあ総勢僅か7隻の相手なんで
魚雷艇の攻撃が完全に成功してたらそこで終わってたよね・・・

473:名無し三等兵
11/11/27 17:22:44.28
>>471
魚雷艇は犠牲になったのだ
味方の駆逐艦以上の艦艇の攻撃のアシストとして

474:名無し三等兵
11/11/27 18:25:48.56 tnUxQM+u
そういやスリガオ海峡戦って米側の砲撃も結構低率なんだよね?
艦上からの水上目標射撃はかくも難しいのか……

475:名無し三等兵
11/11/27 20:44:08.78
>>358
中国戦線でドイツ兵器やイタリア兵器を鹵獲した時には、
鹵獲したフランス兵器だとかソ連兵器って書いて靖国に飾っていたんだっけ。

476:名無し三等兵
11/11/27 20:50:26.44
イタ兵器はあんまりなかったと思うが、ドイツ製は全てソ連製としてたな

477:名無し三等兵
11/11/27 22:08:15.03
確か国府や各軍閥ってイタリア兵器やフランス兵器も結構買ってるよね?

478:名無し三等兵
11/11/27 23:29:20.54
日本陸軍の砲兵火砲の運用の詳細を書いた書籍ってありますか?

479:名無し三等兵
11/11/28 06:30:39.94
砲兵沿革史じゃね?
本来非売品だし、古書価が半端ない。
おれも入手したいとは思うが、国会図書館あたりでコピーしたほうが、まだ
安上がりかもしれない。

480:名無し三等兵
11/11/28 15:58:36.26
砲兵沿革史みたいなのこそ電子書籍化して売って欲しい
まあ、形ある本として欲しい気もするが

481:名無し三等兵
11/11/28 16:27:29.13
前スレの重砲兵連隊の装備でスコダ式12cm加農というのがあったが、
斯加(シュナイダー・カネー)式12cm速射加農のことなのかなぁ?
発音が似てるし。混同の結果で。

それとも加式/馬式12cm速射加農なのか…
明治の輸入砲は尾栓形式をさしてかならずしも製造国と一致しない例があったりな。

日本海軍艦載砲は尾栓形式で年式が変わるんだったな。

482:名無し三等兵
11/11/28 16:45:16.41
シュナイダーはアンサルドとシュコダの実権を握ってたそうだ>佐山本
イタリアの105mm軽榴弾砲はM1913のライセンス生産だし、
ポーランドは開脚式に改造してたりするな

483:名無し三等兵
11/11/28 17:16:16.84
当時の大日本帝国に火砲、砲兵装備納入してた欧州の軍需産業関連企業ってどん位あるんだ?

484:名無し三等兵
11/11/28 17:35:41.66
明治だと、照準器、測距儀なんて光学兵器ふくめりゃ20社は軽くいくんでは?
時代は下って大正、昭和初期の重砲牽引車もホルト・トラクターだし
三十一年式速射砲のパーツも多くがドイツ製、フランス製だ
日露戦争だと、欧米に砲弾を相当数製造委託してるだろう

485:名無し三等兵
11/11/28 19:03:53.60
>>474
お互い動目標だからね
いくら当時としてはレーダー、機械式弾道計算機(現在のコンピューターの前身)、基線長
のながい測距儀なんて高級な機材を搭載してても波のピッチ振幅はあるし
当時の技術でスタビライザーなんててんで信頼できない出来だろ?
戦車でM4のやつとか…

遠距離砲戦の命中率は微々たるものだろうね

486:名無し三等兵
11/11/28 19:06:44.73
大砲どころか、小銃の銃身用鋼材ですら八幡製鉄所が稼動するまでは
欧米から輸入してたハズ。

487:名無し三等兵
11/11/28 20:16:23.90
ちょっと高度な加工する工作機械なんて、満州事変ぐらいまでほとんど
欧米製だよ。
その後、軍の国産愛護精神奨励で日本製のシェアがふえたが、生産現場ではありがた
迷惑だったかもしれない。
陸軍のトラックも戦地ではフォードやシボレーが信頼性や重量比馬力で圧倒的に
人気があったのと同じく。

長期的視野でみれば国内産業の育成目的でまちがってないんだが、まだ工業
インフラがぜんぜん未熟なうちに、貴重な外資の優良企業を政策で締め出し
てしまうのだからね。

488:名無し三等兵
11/11/28 20:24:21.18
>>487
フォードを追い出した時にヘンリー・フォードが「戦争になったら、その時は
工場ごと接収すればいいじゃないか」って言ってたそうな。
ドイツのオペルはその通りだね。日本じゃ一貫生産は無理だから、
オペルみたいには行かないのかな?

489:名無し三等兵
11/11/28 20:28:14.20
オペルはGMの子会社みたいなもんだったかな。
フィアットの小型乗用車がフランスのシムカと同型のはず。

490:名無し三等兵
11/11/28 20:50:11.97
牽引車のトーションバー・サスペンション試験でも技師が転覆事故で殉職して
開発がチョンとか…
素直にドイツに仰いで技術導入したほうがよかったんでないか?

491:名無し三等兵
11/11/28 21:17:29.21
URLリンク(www.ibiblio.org)

492:名無し三等兵
11/11/28 21:22:08.74
>>491
ほほう!
アームストロング製20cm砲の搬入作業ですか。ありがとう。
LIFEの十年式12cm高角砲の人力搬入作業が次点くらいか。

493:名無し三等兵
11/11/28 21:37:35.68
>>488
それって皮肉なんかなあ?
でも、フォードって割りと枢軸国に同情的だから
素でそう思ったのか?

494:名無し三等兵
11/11/28 21:49:48.41
>>493
出自にもよるだろうね。現在アメリカの白人でいちばん多いのはドイツ系だし。
フォードはわからないけど。

一次大戦まえのイギリス王室なんかは、ドイツの血がかなりはいってるし。
先祖は同根という意識だから、捕虜の扱いは英独間で紳士的だったとか。

495:名無し三等兵
11/11/28 21:54:41.80
NHK「日曜美術館」でアメリカに帰化した、もとドイツ人が一次大戦従軍
で持ち帰ったフリッツ・ヘルメットに胡桃をいっぱいにした絵を描いてるの放映してたな。

496:名無し三等兵
11/11/28 22:12:26.67
いやヘンリー・フォードは反ユダヤ主義者としても有名だし…
ナチスから勲章までもらってる
結構黒い

国外資産の国有化って、WW2後は当たり前になっちゃうけど、当時だと相当破天荒なことだったはずだけどな
フォードにそんな発想があったことのほうが驚きっていうか
国内民間資産だと、日露戦争前後の鉄道国有化とか例があるけど
まあ当のアメリカ資本は、オペルもドイツフォードも、国有化なんてされなくてもナチスの戦争遂行に大車輪で貢献してるんだけどねw

戦前日本の場合は、ノックダウン生産状態から関税政策や優遇税制とかで国内での部品調達率を上げさせて産業の裾野を広げていくべきだったのは疑いない
内燃機関にタイヤつけて地面走らせたら自動車で、プロペラつけて空飛ばせたら飛行機だしなw
転用応用できるものは多い
民間でやれることは自前でやらせないと、いくら国の研究開発費があっても足りないし

497:名無し三等兵
11/11/28 22:22:17.45
それ言っちゃうと自動車用高速ディーゼルの開発を奨励して一種の国策事業としてしまったのは惜しい点かもね
ガソリンエンジンだったら小型自動車から航空機まで類似技術で行けるけど
ディーゼルは点火関係とか別物だからなぁ

まぁ具体的には点火栓品質の向上に繋がってたかもしれないと思うんだけど
逆に点火栓不良で車輌一般全部酷い稼働率になってた可能性もあるからなんとも

498:名無し三等兵
11/11/28 22:33:34.82
戦中の戦車開発技術者はエンジン運搬車って自嘲してるんぐらいで。
ディ−ゼルエンジンの重量と容積、排気量のわりに発生出力低いもんだから。

戦中では試行錯誤の連続でようやく戦後に技術が花ひらいた感じだね。
やはり技術の熟成には時間も必要かと。

現在、いすずのディーゼルトラックは建設業界で人気No.1だ


499:名無し三等兵
11/11/28 22:43:22.46
>>487
昭和10〜14年は自動車が年率10%以上の増加率だったわけで
この当時としては猛烈な成長市場を外資に押さえられたら
日本の自動車産業の立ち上がりは絶望的に遅れたかと
戦後だって各種の外車排除政策や製造会社の集約をしてやっとなんとかだったんだし

500:名無し三等兵
11/11/28 22:48:57.35
>>497
一部の軍用以外はガソリン車しか事実上存在してないわけだし
自工の開発した統制一〇〇式というアタリを引いた時点で
各社のゴミディーゼルの開発は事実上頓挫したわけだし

点火栓は戦前〜戦中に大いに性能向上したし(不良は粗製濫造も大きい)
白金なんて高級素材は無理なんだから史実以上を求めても・・・

501:名無し三等兵
11/11/28 22:50:23.60
戦後日本の自動車産業みて、アメリカ戦略爆撃調査団は「こりゃ、日本は到底勝負
になりませんネー」で放置プレイ、その結果が…

航空機産業はさすがに侮れんで、徹底的に潰したけどね。
火砲も、おそらくスルー対象のはずで日本側は資料処分までしなくともよかったかもしれない。

502:名無し三等兵
11/11/28 23:09:29.87
戦中の日本工業はすこぶる歪なんだよな。半完成品の航空機を未舗装の牛車で曳いてたり。
ふつうの国はまともな自動車産業を育成できて、はじめて航空機開発への流れ。

帝國陸海軍の航空優先路線は間違っていないにせよ、ちょっとねぇ…


503:名無し三等兵
11/11/28 23:12:32.15
>>496
フォードって人種差別主義者っぽいのに日本には甘いイメージがあるが
日本にもなんか思う事でもあったのか?

>>499
直接輸入と国内にライン開設しての生産にかなり差をつけるとか
合弁での日本資本の比率を高める政策とか
なんかやりようもあった気がするが
どちらを選んでも厳しいか……

504:名無し三等兵
11/11/28 23:23:18.03
土木機械何とか出来なかったのかねぇ。飛行機設営にしろ人力だろ?

505:名無し三等兵
11/11/28 23:24:02.99
>>500
ちょいと脱線するが、鉄道省が戦前開発していた
ゴミディーゼルは戦後実用化され
今でも現役の鉄道がある


見ろよあのエンジン・・・過給器ついてないんだぜ・・・

506:名無し三等兵
11/11/28 23:27:19.01
航空機を開発生産するより、ブルドーザーやローラー車の量産のほうが技術的に
はるかに難易度は低かっただろうにね・

507:名無し三等兵
11/11/28 23:29:26.06
>>505
そんな発動機あるの?
てか戦前のディーゼル開発よくわからんな

508:名無し三等兵
11/11/28 23:29:56.34
>>503
稲造の英訳「武士道」でも読んだんじゃね?

509:名無し三等兵
11/11/28 23:34:51.25
>>503
フォードの親友がエジソンで
エジソンは親日家だったから、そこらが関係してるんじゃないかな

510:名無し三等兵
11/11/28 23:36:05.87
ああ、京都竹のフィラメントね!

511:名無し三等兵
11/11/28 23:46:54.19
エジソンとフォードってびっくりする程黒いコンビだな

512:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/11/28 23:47:04.39
>>507
国鉄型ディーゼルにはかならず付き物のDMH17エンジンですな。

513:名無し三等兵
11/11/28 23:47:57.83
冬戦争フィンランドへの援助物資でスキーストック用で日本の竹が大量に
送られてるんだな。
竹独特の撓りが最適だったらしい。
三八銃も好評だったとか。ロシアが共通の敵だったせいで、かの国も親日らしい。

514:名無し三等兵
11/11/28 23:57:02.76
>>512
すげー41年に試作完了かよ
何時まで使ってんだ

延々ディーゼル弄くってたっぽいのは無駄じゃないのか

515:名無し三等兵
11/11/29 00:09:54.02
内燃機の開発製造ノウハウは戦前から連綿として続いてる。
いまも現役のトヨタ・フォークリフトのエンジン基本設計は戦前のものだそうな。

航空機と火砲は戦後でいったん断絶してしまったからねえ。ずっと、技術を蓄積
してれば相当の成果も期待できたはずだが…

516:名無し三等兵
11/11/29 00:20:14.19
火砲は戦車砲がかなりの物になってるようだが
これは直系でないにせよ影響下にあるし
99HSPの主砲も国産、先進軽量砲に火力戦闘車もあるし
なんだかんだで個々の技術は死んでないかも

航空も地味だが意外に生き残ってるしな

517:名無し三等兵
11/11/29 00:22:43.42
川西改め新明和の哨戒機とか?

518:名無し三等兵
11/11/29 00:23:33.31
>>513
確かフィンランドに旧式火砲も送ってなかった?
冬戦争前の取り引きだっかもしれんが

519:名無し三等兵
11/11/29 00:26:01.98
>>518
日本製40口径12cm砲がソ連戦車に火を噴いたとか前スレであったな。

520:名無し三等兵
11/11/29 00:34:41.93
戦車の技術は61式戦車に引き継がれてるよね
四式中戦車の技術が幾らか入ってる
火砲は技術的に途絶したにしろ、戦車砲に関してはトップクラスの技術力に
なったのだから凄いね。一向に予算は増えないのが残念だが

521:名無し三等兵
11/11/29 00:41:21.04
小火器開発は普通に承継されてるしな

522:名無し三等兵
11/11/29 00:45:07.23
ここらで国産火砲も現在の技術でガツン!とブレイク・スルー級だしてほしいね。

・・・富士砲とか、サムライ砲、芸者砲やら和風ネーミングでw

523:名無し三等兵
11/11/29 00:50:13.26
火砲の定数減らされるんだから、専守防衛の守城砲を導入しようということで
手始めに満州の怒れる虎・410mmりゅう弾砲と眠れる虎・240mm列車加農砲を

524:名無し三等兵
11/11/29 00:53:30.98
>>499
国内業者も参入規制やって新規事業の芽を潰してるんだけどな
豊田は準備が整わないまま駆け込みでトラック生産始めてぎりぎり認可
鈴木は参入表明してたけど統制経済下で門前払い
腐れ官僚が御用業者と結託して国の未来を閉ざした悲劇の一つだ
民族資本とか何とか言って事業者の原国籍にこだわるのはガキの理屈だし
官僚の場合は、外資って自分の言うこと聞かせられない都合の悪い連中って意味だしな
首謀者が戦後総理大臣にまで上りつめてるのがなんとも救われないが…
戦後の自動車産業も、海外メーカーと提携して頭を下げて教えを請わなきゃ何も始まらなかったよ
企業努力で品質を向上させ価格を下げるまでは、外車の排除なんか出来なくて、要するに消費者が割高な車を買わざるを得ない状況にされただけだった
当時の消費者って大半が官公庁とタクシーだけどな

525:名無し三等兵
11/11/29 00:54:21.61
>>514
いやDMH17は正直…

526:名無し三等兵
11/11/29 00:55:05.78
TIME誌の表紙飾るべくデビューの田代砲とかな
日本も支那のサイバー攻撃にやられっぱなしではいけません

527:名無し三等兵
11/11/29 01:01:40.78
>>506
いや、飛行機なんてエンジン以外はハリボテみたいなもんだから、あながちそうとも言えない
油圧やワイヤーでの駆動系や大荷重に耐える足廻りとか、製鋼、冶金、精密加工技術が低かった日本じゃあハードル高い
まあ、不具合発生したら即墜落の飛行機とはやっぱりわけが違うけどね

528:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/11/29 01:02:55.90
>>514
駄作と言うか,検修陣が死に物狂いにモノにしたエンジンだからねえ,凄い
と言われると忸怩たるモノがあるんだけどねえ。てか,技術革命はカミンズ
のエンジン搭載を開始したことによるもんですから,20世紀終わりまでは
寥々たるもんだったのです。我が国の鉄道用ディーゼルは。

529:一木清直
11/11/29 01:19:02.45
脱線もそれなりに面白いスレだな。戦前戦中の技術系軍ヲタが集まっているのだろう。
本官の希望で、されども火砲の話題も織り交ぜをたのむでよいか?
ついでにツラギも獲ってよいか?

530:名無し三等兵
11/11/29 01:22:44.18
>>507
M4シャーマンみたいに航空機用エンジンをデチューンしたり…は無理か

531:名無し三等兵
11/11/29 01:26:37.45
>>530
五式戦車でやってるでないのよ。
さすがに空冷星型エンジンを搭載するのは強引だと思う。
アメちゃんのアバウトさというか・・・

532:名無し三等兵
11/11/29 01:29:15.58
>>517
いや普通にM、K、FとIHI
なんだかんだで技術者は残ってるし完成品はともかく
部品は提供してるし

後、新明和の飛行艇は名義はともかくMとKの技術が大半とか……

>>520
61TKはチトと言うよりチリII
ぶっちゃけまんまリベンジ
最近なら丸(確か8月号)の特集みればわかるが
足回りと砲塔、主砲と全体の見た目にアメリカの影響を加えると61TKに

533:名無し三等兵
11/11/29 01:31:17.66
>>525
>>528
いや、すげーと言うのはそんなの使い回してたのかって意味でw

534:名無し三等兵
11/11/29 01:35:59.50
>>530-531
イギリスの巡航戦車も航空用発動機流用してるね
五式中戦車の奴は120t戦車に2基搭載してた奴なんだよね
そして同系統のエンジンを元にディーゼル化したのが
T-34の心臓だった筈

535:名無し三等兵
11/11/29 01:39:43.43
あれイスパノスイザ系なのか、T34のほうは知ってたけど

536:名無し三等兵
11/11/29 01:44:55.44
あ、間違った
V-2エンジンはイスパノスイザ系か

537:名無し三等兵
11/11/29 01:54:23.43
いまグランドパワーの五式記事みたら、ハー9(九五式800馬力)、ドイツの
BMW8をライセンス生産で戦車搭載の際に500馬力にデチューンとある。

T34のエンジンはイスパノ液冷航空エンジンをベースにボッシュ社の燃料噴射ポンプつけてディーゼル
化したものだね。

538:名無し三等兵
11/11/29 02:01:14.38
>>524
アメリカだって戦時中は自動車のお上向け以外の製造を禁止したんだぞ
おかげで潰れた会社だってあるし、逆に戦時中だけ生きていけた会社もある
統制ってなそゆもんだし
自由競争なんて無駄の発生を許容できる余裕のある時のパラダイスでしかないよ

539:名無し三等兵
11/11/29 02:02:25.57
>>531
わが国初の戦車である八九式戦車甲を忘れるな

540:牟田口
11/11/29 02:11:45.82
火砲の話題そっちのけで航空機、戦車、クルマの話ばかりする師団長がいてけしからん!

こういう師団長がいるからインパールで負けるのだ!

541:名無し三等兵
11/11/29 02:18:56.13
よしなら試製二十糎臼砲の話するか

542:名無し三等兵
11/11/29 02:23:43.30
腔発廃砲身のラ式15榴の砲架利用は立派というか貧乏症というか

543:名無し三等兵
11/11/29 02:31:49.60
20糎砲て中途半端じゃね?

大概のものは15糎で壊せるし
鋼鉄製でもない限り破甲榴弾を何発も当てれば崩せるわけだし
確実にぶち抜いてぶっ壊そうとしたら24とか30になるし
同じ重量で作れば20榴の重量で長射程加農作れるし、なんか微妙に使いにくくね?

544:名無し三等兵
11/11/29 02:38:25.98
さらには試製二十一糎榴弾砲もつくってる事実も考えると、重砲兵にも前に
あった佐山解説の二十四糎推しと二十、二十一推しの諸派があったんだろうな。
一次資料でも何点もあたらないと全貌はみえてこないはず。

545:名無し三等兵
11/11/29 02:46:47.23
>>543
それはあくまで攻城重砲、要塞重砲とすて見た場合で
野戦重砲としては二十榴、二十一榴の価値はまた違うかと

まあ、二十四榴ならなんとか野戦で使えるが

546:名無し三等兵
11/11/29 02:48:59.66
ソ連の満州侵攻時の穆稜重砲兵連隊、阿城重砲兵連隊、牡丹江重砲兵連隊、東寧重砲兵連隊の戦いっぷりが気になる
具体的な行動はどんなもんなんだろうか?

547:名無し三等兵
11/11/29 02:49:15.97
野戦重砲連隊でも加農と榴弾砲では将校も兵隊もそれぞれまったく違うタイプ
だったと思う。
飛行隊でも戦闘機、爆撃機、偵察機でパイロットの性質が異なるみたいに。

もちろん航空機、火砲を扱う点では共通だけどさ。

548:名無し三等兵
11/11/29 02:51:37.73
どうなんだろ?
WW1以降は重砲連隊クラスになると似たようなもんじゃないか?
仰角も加農でも取れるようになってるのが大半だし

549:名無し三等兵
11/11/29 03:03:02.83
>>545
野戦築城相手に20が必要か?
15榴で足りないってことはまず無いだろ?

550:名無し三等兵
11/11/29 03:09:56.67
野戦築城でもある程度時間があって気の利いた造りだと
15榴だとキツい、20榴の威力は魅力的
危害半径も広いし対砲兵戦や攻撃してくる暴露目標相手にも
あの威力は嬉しいかと

551:名無し三等兵
11/11/29 03:13:09.46
このスレを書き込む人を見てれば、旧軍砲兵将校にも諸派があったか想像できるよ。
とくに陸軍は日本史上で最大の組織だったからね。
国民のサンプルというか。縮図というか。

552:名無し三等兵
11/11/29 03:23:39.23 +yYA9wph
あげ

553:名無し三等兵
11/11/29 03:40:05.03
20cm砲なら
>>491

554:名無し三等兵
11/11/29 03:48:15.72
>>550
威力を求めるならより大口径でも良いでしょ?
20て運動性も威力も中途半端なんだよ

555:名無し三等兵
11/11/29 04:11:46.04
それでも24cmクラスよりは野戦米ソ見ても
取り敢えず20cmクラスでってのは悪くないと思うが
野戦重砲として機動が期待出来る火砲だと24cmが威力面では最善なのかもしれないが
本当にそこまでなら米ソは20cm級を一定数保持しなかったと思うが
奇しくもMLRSの単弾頭型は20榴と同級だし

556:名無し三等兵
11/11/29 04:13:59.14
>>555
>それでも24cmクラスよりは野戦米ソ見ても

それでも24cmクラスよりは野戦重砲として米ソ見ても


でした

557:名無し三等兵
11/11/29 04:42:44.57
>>555
フランスは更に大きい220mmだし
ドイツは210捨てたし、英も8インチ捨てたわけで
列強で20糎維持したのは米ソだけとも言えるよ。

558:名無し三等兵
11/11/29 04:59:17.59
一応イタリアも20cm〜21cmクラブ?
後、アメリカあってこそとは言えM110使用者は多いしなぁ

559:名無し三等兵
11/11/29 10:31:08.50
日本の場合は二十榴、二十四榴のまえになにより十五榴、十五加を充足するのが
優先だったろう。

野戦重砲でぜんぜん数が足りてないんだから。だから、四年式十五榴なんて
射程が制定時から不満がでるような、けして褒められた出来ではない砲を
終戦まであちこち使いまわす羽目となる。

おかげで性能のわりには活躍してるんだが。

560:名無し三等兵
11/11/29 15:12:38.62
四年式15榴はソ連の122mm榴弾砲とほぼ同じぐらいの重さで射程では負けてるんだよな

561:名無し三等兵
11/11/29 15:20:38.51
九六式二十四榴が四分割 設置に四時間
210/22mod35が二分割 設置に二十分

>>557
7.2インチ榴弾砲は?

562:名無し三等兵
11/11/29 16:44:53.65
>>557
フレンチ220mmって臼砲?
あれって攻城砲、要塞砲じゃないの?
それとも普通の220mm榴弾砲あったっけ?

>>561
こう見ると凄く良く見えるなアンサルト重砲

563:名無し三等兵
11/11/29 18:28:30.65 25ilZkMJ
イギリスはなんで7.2インチ榴弾砲みたいな中途半端な口径に?

564:名無し三等兵
11/11/29 18:32:45.46
ポンド計測で切りがいいとかそんな落ちじゃね?

565:名無し三等兵
11/11/29 19:32:12.14
「高射砲」に試製装輪式二十四糎榴弾砲の砲架に試製十糎高射砲身載せた写真があるね


566:名無し三等兵
11/11/29 19:36:52.04
「日本の大砲」にも載ってないレア物なんだが
一次大戦のドイツ21cm長臼砲みたいな古臭い砲架なんだよな


567:名無し三等兵
11/11/29 21:26:54.43
砲列布陣時間といったら試製単車八九式十五糎加農ってどれくらい量産されたんだろ
砲身車と砲車に分けずに、野砲みたいに砲をそのまま牽引できる改良型
佐山本には「相当数が整備された」ってあるけど曖昧

568:名無し三等兵
11/11/29 22:27:29.56
>>518
三八式15榴も送ってるよ。


569:名無し三等兵
11/11/30 02:23:18.28
210/22mod35と21cmK38が完全な形で日本に届いていれば
後、24cmK3も欲しかった……開戦前に


ところで陸軍もなんだかんだ言いつつ20年代〜30年代、大東亜開戦前まで意外に外国兵器購入してるが
ボフォース105mm加農買う気無かったのかなあ?
日本陸軍って牽引車と馬の関係で105mm加農好きな陸軍なのに

まあ気に入ったのにボフォース75mm高射砲も40mm機関砲も買わなかった国だが……

570:名無し三等兵
11/11/30 13:28:50.81
ボフォースM1927型105mmは射程が16、5kmなんで
九二式の開発目処がつけば、さほど魅力がなかったろうな


571:名無し三等兵
11/11/30 13:42:49.41
野砲、加農、榴弾砲はもっと性能がいいのが列強にある
捕獲ボ式山砲も日本軍ではあまり好評ではなかった


572:名無し三等兵
11/11/30 13:57:14.75
日本陸軍火砲はチェコの影響が少ないのが残念
九六式十五榴のスタイリングくらいかな影響は

シュコダ十加と十五榴の性能はなかなかのものだ


573:名無し三等兵
11/11/30 15:04:37.41
>>567
平衡機のでかいのが、おそらく単車牽引型だろう
運行の際、重量バランスがもろに影響するもんだから
あの大きい平衡機の写真をみるの「要塞砲」ではじめてなんで製造数はすくないだろう


574:名無し三等兵
11/11/30 15:41:05.58
>>572
シュコダの影響少ないのって日米位?
欧州列強はなんだかんだで相互に影響し合ってるし

575:名無し三等兵
11/11/30 16:06:03.71
ソ連もだね
シュナイダー、クルップ砲の導入後は自国開発にシフトしてる
イギリスはチェコ軽機重機のほか、38t戦車を買ってみたりしてるが、火砲のほうの影響はほとんどない


576:名無し三等兵
11/11/30 16:22:13.27
ただ、シュコダの76、5mm開脚式野砲はソ連軍F22、
15cm KシリーズはM10型152mm榴弾砲開発の参考にしたかもしれない


577:名無し三等兵
11/11/30 16:27:04.23
ところで17cmとか22cmとか唐突な口径ってどっから出てくるんだ?

578:名無し三等兵
11/11/30 16:34:19.67
17cmはドイツ海軍由来の口径だね。15cmのスケールアップ版の砲をよくだしてる
22cmはフランスか…すまん、由来はわからん
フランス海軍に詳しいひとが答えられるんでは?


579:名無し三等兵
11/11/30 17:07:40.49
いま調べてたら、ソ連軍のM1938山砲がシュコダ1936をベースに開発というwikiがあるね


580:名無し三等兵
11/11/30 17:25:07.64
ソ連は独仏経由でのシュコダの影響も割りとありそう
後、結構スウェーデンからの影響もあるよね

581:名無し三等兵
11/11/30 17:37:47.11
>>580
37mm高射機関砲はボフォースのボアダウン版だしね
独ソ不可侵条約でシュコダ製30cm榴弾砲をドイツ側から、原材料の見返りでソ連領内貨車輸送してるとき、ちょうどバルバロッサ作戦発動だそうだ

ソ連軍は手にできたのだろうか…


582:名無し三等兵
11/11/30 18:02:52.13 j/PwQ8eW
牽引車を大量輸入とか、結局は馬より安上がりだったろうに
貧乏がいかんのか

583:名無し三等兵
11/11/30 18:16:38.17
支那事変の勃発で陸軍臨時予算はうなぎ登りになったんだが、
多くが弾薬費と作戦費、動員費でついやされ、のこりのほとんどが航空関連へという割り振り
砲兵科は機甲科より優先順位が更にひくかったろうな


584:名無し三等兵
11/11/30 18:49:48.88
>>578
19世紀の100kg砲由来らしい

585:名無し三等兵
11/11/30 18:50:54.46 tQDkcrlx
日中戦争がなければ機械化が進んだのにね
アメリカと戦っても善戦できたでしょう


586:名無し三等兵
11/11/30 18:55:36.88
大陸で貨車上のFLAK18捕獲した写真だと
チェコ製装軌式重牽引車も黒焦げで一緒に写ってるんだよ。W号の足周りに似たやつ
日本軍より、よほど充実しとるわ


587:名無し三等兵
11/11/30 19:05:49.56
>>581
シュコダ製30cm榴弾砲とか研究資料兼大威力奇襲兵器として日本にも欲しい

588:名無し三等兵
11/11/30 19:07:25.30
>>578
>>584
17cmが海軍の15cm級増強で
22cmが100kg弾由来ですか
聞いたら納得

589:名無し三等兵
11/11/30 19:15:26.94
一次大戦でもシュコダ30cm半榴弾砲は猛威を奮ってる
ドイツ軍がベルギーのリェージュ要塞攻撃するさい、
自軍の42cm砲ビッグ・ベルタとあわせ、オーストリア・ハンガリー軍参謀長にアタマさげて砲を借りたくらい


590:名無し三等兵
11/11/30 19:19:08.85
>>585
支那事変不発なのに40年代前半に対米戦とか我田引水な香りがw

591:名無し三等兵
11/11/30 19:45:18.78
架空戦記だと日本が対米避戦路線に舵きっても、
合衆国財界やFDRの陰謀で日米開戦というのが多いな

592:名無し三等兵
11/11/30 22:10:52.89
>>585
それを言ったら朝鮮併合が無ければ
日本も少し財政に余裕があったと思うわ

593:名無し三等兵
11/11/30 22:19:48.50
併合しないならしないで別な苦労をさせられるんじゃないかな

594:名無し三等兵
11/11/30 22:22:32.18
あっというまに中国かロシアに飲み込まれるな
ロシア太平洋艦隊根拠地が釜山になったら泣けるよねw

英に泣き付くしかないか

595:名無し三等兵
11/11/30 22:24:52.82
まあ日露戦争後は満州押さえときゃ大丈夫だろ
なんか勘違いして中露どっちかと組んで挟撃しようとしてくるかもしれんがw

596:名無し三等兵
11/11/30 22:52:14.03
>>589
あの42cm砲とかシュコダ製重砲とかWW2も投入されて
クリミアとかレニングラードとかスターリングラードとかで使ってんだよね

597:名無し三等兵
11/11/30 23:09:06.42
>>594
その場合日英同盟放棄に至らないと思う
中国がその場合半島に進出して緩衝地帯化になったんじゃないかな
共産主義の防波堤として日本の地位が上がると思うわ
まあその場合、ソ連が少し本気出せばあっという間に半島が赤くなっただろうし
日本の外交がよほど上手くいかないと駄目だろうが

598:名無し三等兵
11/11/30 23:14:24.50
>>596
セバストポリで使われたのは42cmガムマだね
固定砲床砲の
ビッグベルタ計画で1906年に製造されたとある

シェルブール要塞で連合軍艦船で撃ち合った、シュコダ21cmK39加農が有名だね


599:名無し三等兵
11/12/01 00:15:11.31
21cmK39は沖縄とか満州とかに欲しかったなw

600:名無し三等兵
11/12/01 00:20:00.95
皆がスレちがい連発のせいかサーバー不安定だな…
しかも、俺なんかプロバイダ規制だぞorz
いや〜、携帯だとほんと書き込みやりにくわ
単一架身砲架の方向射界転換みたいで


601:名無し三等兵
11/12/01 00:21:44.66
サーバーは先週から不安定だぞw
toki鯖自体ヤバかったじゃん

602:名無し三等兵
11/12/01 00:26:08.16
シュコダ重砲群は羨ましい
中小国なのに日本よりはるかに性能も生産力も上なんだもんな
ドイツでなくともチェコ軍需産業を接収したくなるわ


603:名無し三等兵
11/12/01 06:33:07.95
1930年台、生産台数に限ればソ連、ドイツにつぐ世界第三の戦車王国だったのにな
九七式チハも世界水準を凌ぐ新鋭だったし
日本の戦車開発行政はよく叩かれるんだけど、火砲はそれ以上に不振だし、問題があったはず
単純にカネが原因に還元できないだろう
大阪造兵廠の開発、生産システムに詳しい人は教えてほしい


604:名無し三等兵
11/12/01 09:04:07.11
>>602
オーストリア・ハンガリー帝国にとっての、先進重工業地帯だったかんの。

605:名無し三等兵
11/12/01 11:09:45.35
>>603
いつも思うんだがその台数っていつの時点で、どれを含めてどれを除いてるんだろうなぁ
瞬間最大風速的に世界最多ってのはミナスジェラスやリバダビアが竣工当時世界最強ってのと
大して変わらん話のような気がするんだけどな
欧米列強はまともに戦争してない状態なのに日本は陸に関しては全面戦争に突入してるわけで
戦車みたいな兵器がいわゆる平時の軍隊より多くても当たり前のようにも思う

火砲は自緊砲やら高初速の砲は生産上に隘路があって限定的にしか生産できてないとか聞くけど
九二式歩兵砲やら迫撃砲類も昭和十六年前後から大増産に転じてるところを見ると
日中戦争やってる時期でも予算問題はやはり根深かったんじゃないかと思う

むしろ戦車砲が低初速で簡単に作れる(安価な)設計だったから、あれほど揃えられたと見ることも出来るかもね

606:名無し三等兵
11/12/01 12:48:58.84
昭和13〜14年生産台数ランキングのはず
ソ連は張鼓峰、ノモンハンで大規模国境紛争起こすまえでも他国すべての保有台数あわせるより、はるかに多くの戦車を配備してた

その当時アメリカはほとんど戦車を持ってなかった
が、1941年以降の火砲、戦車生産の大車輪ぶりときたら…


607:名無し三等兵
11/12/01 16:37:32.61
>>603
つまるところ大東亜戦争は航空決戦だった訳で、
陸海ともに航空機の生産に傾斜するのは致し方なかった。

608:名無し三等兵
11/12/01 16:51:15.48
S13〜14ってハ号ちょっぴり、チハはもっとちょっぴりの生産数しかないんじゃ

年度  36  37  38  39  40  41   42  43  合計
チハ  (2)      25  202  315  507  ?  ? . 2123(一式47mm戦車砲搭載型含む)
ハ号  31  80  53  115  422  685  755 234  2375

なんだろね、これに八九式と軽装甲車足すんだろか

609:名無し三等兵
11/12/01 17:05:41.16
英仏に勝てるか怪しいな
どっかの台数弄った上での3位じゃないか?

610:名無し三等兵
11/12/01 17:53:18.29 zILy05B5
支那事変とか砲兵火砲の予算ももっと増えても良さそうなのに
日常の作戦、行動活動費、航空機、機甲の次って感じだし

611:名無し三等兵
11/12/01 18:31:31.42
支那の地上戦は野砲山砲と重機、歩兵の浸透戦術があれば何とか勝てる局面が多すぎたんだよ
航空支援、戦車、重砲のオプションがあれば更に贅沢な感じで
もっと重砲使った要塞戦が大規模対砲兵戦が頻発してりゃ意識も変わってただろうに
それで歩兵部隊の大増編成という安直策にでる
支那には劣るが兵隊がいちばん潤沢な資源だったしね
日露戦争の榴霰弾多用で射撃のわりに効果あがらなかったもんだから、歩兵の砲兵への不信感が支那事変ぐらいでも深刻だったらしいし


612:名無し三等兵
11/12/01 20:22:41.29
今日、丸を本屋で読んだら15cm自走砲ホロの未公開写真やら旧軍自走砲特集なのな
ボフォース山砲や機関砲のページも
10cm加農写真も
この型は九二式と射程かわらんのな

編集部は、このスレみて「いま、火砲趣味がキテる!」とか勘違いしてるのではないだろうか…
マイナーで不明なことが多いからこそ惹かれるんだけどさ


613:名無し三等兵
11/12/01 20:52:56.78
>>603
英仏にも負けてると思う。

614:名無し三等兵
11/12/01 22:16:08.74
>>611
でも奉天会戦含めて機動戦で暴露目標相手だと榴霰弾のが効果的だったそうだし
むしろ榴霰弾と榴弾の混同や弾薬不足と効果的な射砲撃が出来なかったのが合わさって−印象強かったのかなあ?
皮肉にも支那事変、戦線だと榴霰弾が効果的な局面も多そうだな

>>612
理由はどうあれ砲兵火砲特集があるのはうれしい

615:名無し三等兵
11/12/02 00:18:09.25 Te+FINSd
今日、大学図書館で「日本陸軍戦訓の研究」という本を借りてきた
戦訓は活かされなかったというが本当にそうだったのか調べてみるわ

しかし本に載っていた写真を見ると、98式を着た大本営参謀大佐の髪型オールバックだった
米軍開戦以降に陸軍で皇族以外に坊主じゃない人もいたんだな

616:名無し三等兵
11/12/02 00:34:58.53 mZmhVbwc
実際支那事変、大東亜戦争での榴霰弾の使用頻度ってどんなもんなんだろ?
あと意外に代用榴弾使ってるよね?

617:名無し三等兵
11/12/02 00:46:11.31
>>613
保有数だと1930年代末で第5位とザロガさんがオスプレイで書いてた記憶

618:名無し三等兵
11/12/02 00:51:15.18
欧州の大戦前夜持ち出して5位とかそりゃそうだわな。

619:名無し三等兵
11/12/02 01:07:49.27
イタリア抜きの数え方ならどうやっても基本的に五大国第5位は伊達じゃないな

620:名無し三等兵
11/12/02 01:15:46.42
伊「!?」


でも火砲の保有数はイタリアの方が多かったりする

621:名無し三等兵
11/12/02 01:32:47.14
イタリアも腐っても欧州列強、大日本帝国も腐っても列強と

622:名無し三等兵
11/12/02 01:52:52.74
ところで南支戦線って意外に強力な国府軍が活動してるけど
南支戦線での日本側砲兵の活動ってどんな感じ?

623:名無し三等兵
11/12/02 04:20:34.62 9XnBlyMW
南寧で今村均が苦労したね

624:名無し三等兵
11/12/02 04:32:41.47
機械化部隊の活動地も大体南支
末期になると老河口と湘西作戦での反撃にM4中戦車出してるが

625:名無し三等兵
11/12/02 06:16:56.47
>>573
レスありがとう
せいぜい数十門程度ってところか

そういや、遊就館と沖縄にそれぞれ独立重砲兵第100大隊の八九式15Kが保存・展示されてるけど、
後者のは駐鋤が打ち込み式の改良型なんだね
前者も…かな?

>>612
火砲・砲兵は軍事趣味の間ではもっと評価されるべきだと思うから良きかな
軍ヲタ人気トップのドイツ軍でさえ、機甲航空艦艇銃火器被服運用作戦が無駄に人気なのに
「15 cm sFH 18?なにそれ?」な人が多すぎる

626:名無し三等兵
11/12/02 09:00:09.49
>>620
イタリアの火砲は一次大戦の賠償でオーストリア・ハンガリー帝国の接収分が多い
北アフリカで英軍の捕獲集積写真みたら、クルップ野砲のライセンス生産75mmとシュコダ100mmだらけだ


627:名無し三等兵
11/12/02 09:12:45.48
さらには、シュナイダーM1913短加農105mm砲をアンサルドでライセンス生産とかカオス状態


628:名無し三等兵
11/12/02 14:15:06.67
イタリアの火砲の種類も中々だな

629:名無し三等兵
11/12/02 15:15:27.37
自国オリジナルの75mm野砲も新旧入り乱れてる>イタリア軍
すごいのは駐退復座もない前世紀の元アームストロング6インチ加農まで北アフリカに持ち込んでいること
車両に履板ついて砲撃ごとにゴロゴロ転がる旧式なやつ
ロンメルが一緒に写ってるショットあり
北アフリカ緒戦で大敗して装備が大部分鹵獲されて、新式機材不足がいちぢるしかったんだろう


630:名無し三等兵
11/12/02 15:30:44.98
日本と良い勝負だなw

631:名無し三等兵
11/12/02 15:45:34.39
>>629
そういや駐退復座無しの前時代砲でも砲身だけ流用して
駐退復座付きの火砲に改造出来んのかな?

試製馬式速射砲みたらある程度以上奴なら出来るのか?
出来るだけであんま意味ないか

632:名無し三等兵
11/12/02 16:19:11.36
>>631
改造はできるんだが、砲身の性能がそこまでの価値があるかってことだよね
費用対効果で
俺は知らんが、駐退復座器導入時期だった前世紀の変わり目はそんな例が欧米でいくつもあったと思う


633:名無し三等兵
11/12/02 16:38:39.82
>>631
有名な例としてはドイツのFK96がFK96nAに改造されてるし
イギリスも15ポンド野砲を改造した
URLリンク(en.wikipedia.org)
 ↓
URLリンク(en.wikipedia.org)

634:名無し三等兵
11/12/02 16:49:23.72
>>632-633
あ、ひょっとして意外に事例ある…?
馬式しか知らなかったから特殊例かと思っとった


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