【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る2 at ARMY
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250:名無し三等兵
11/11/22 21:21:09.17
>>249
頭の病院に行って来な

251:名無し三等兵
11/11/22 21:32:10.60
>>249
ああ、よく聞く話ですね……。

検証可能な出典がはっきりしていれば九二式歩兵砲の項目に書けますから
はっきりしていたら編集してみては如何でしょうか。
私は基本的に佐山氏の本とアジ歴で記事を作っているので、どうしても運用とかエピソードは不足しがちなんですよね。

252:名無し三等兵
11/11/22 21:34:38.43
>251
インパールの三叉路の話だと思ったんだが、フィリピンかもしれない。どの回想で読んだか失念した。調べなおさないとダメか><

253:251
11/11/22 21:34:57.82
ただし、wikipediaに書くときは必ず出典付きでお願いします。

日本軍の陸軍関係は特に出所不明の記事が多くて。
特に戦車や航空機関連はおっかなくて迂闊に触れません。

254:名無し三等兵
11/11/22 21:41:39.53
>253
そういう怖いところだとわかってるから、手を付けられないの><
ここだと知ってそうな香具師に「こんなん話を聞いたけど」って振れるから楽で><

255:名無し三等兵
11/11/22 22:11:44.62
新刊「要塞砲」の感想をもっと読みたいんだが…
今回、加農限定なのは目次には謳ってあるが、表紙にはないのはいかがなものか。
大口径榴弾砲はべつに纏める予定なのかもしれない。

今回の本は満足した。しかし旧軍火砲は佐山さん一辺倒の状況はどうかとは思う。
国本さんあたりにも出してほしいと思うが。
神保町のグランデで個人誌はみかけたけどね。

256:名無し三等兵
11/11/22 22:16:35.29
昔は何人かいたんだけどね
物故されたのか、床にふせてるのか・・・

257:名無し三等兵
11/11/22 22:50:13.23
>>248
おお貴方だったのか
GJです。としか言えない

>>249
>>251-252
確かに割りと良く聞く話だけど俺も出典は知らないなあ
国軍話は良く聞くエピソードでも出典出所不明なの多いな……
俺が話の元を知らなさ過ぎだけかもだが

258:名無し三等兵
11/11/22 22:55:28.78
いまだ謎の火砲はいくつかある
木下式10cm榴弾砲、四五式20cm榴弾砲、試製7cm半重高射砲
などなど
アメリカの国立公文書館には未分類の旧軍資料も埋もれてるらしいし、
新資料がでるとすればここが濃厚だろう

259:名無し三等兵
11/11/22 23:01:54.23
アメリカ国立公文書館か……
てか日本でもアジ歴、防衛省には未分類あったよね
ちゃんと調査されてない文書を地道に調査してくれる人が
とんでもない拾い物を発掘する可能性はあるな

260:名無し三等兵
11/11/22 23:13:53.17
>>247
え?ウィキペディアによればアメリカのみ現存となっているが
ドイツにも現存してるのか?

261:名無し三等兵
11/11/22 23:18:46.85
目黒の防衛省資料室、旧軍火砲関連のページがごっそり破りさられてるそうだ
好事家の仕業だろうが、後世研究する人間のこと考えると許せんわな
戦前戦中の貴重な技術資料で国民の共有財産みたいなもんなんだから

262:名無し三等兵
11/11/22 23:23:50.54
どうせ死んだら遺族か遺品管理業者に捨てられるんだから
そういうのはホント止めて欲しいな

263:名無し三等兵
11/11/22 23:26:12.85
>>261
誰だ……
ちゃんと遺言書いて然るべき所に託して死後でも良いから戻るようにして欲しい……

264:名無し三等兵
11/11/22 23:28:23.77 gt85iwdz
試製7cm半重高射砲
これってスペック見る限り良い線いっていたよね
初速早くて射程もそこそこあり、砲自体が軽いから運用が日本軍には合っている

265:名無し三等兵
11/11/22 23:33:24.09
敗戦の混乱で個人が持ち出した資料も多いはずなんだよ。
何割かは古書市場へのこりは産廃場いきで焼却と。
とくに昭和の年号までは旧軍アレルギーがすごかったもんで、ほとんど遺族は捨てた
ろうね。

興味のない一般のひとが旧かな遣いで文語体な大砲資料なんて顧みるもんかい。

266:名無し三等兵
11/11/22 23:49:56.50
終戦までの火砲生産門数をつきとめた人がいたら、
俺が最上級ステーキぐらい奢ってやろうと思うぐらいだな。

267:名無し三等兵
11/11/22 23:52:12.91
>>264
試製七糎半重高射砲のパッと見の良さは異常

>>265
一体どれだけの宝石より貴重な資料、史料が炎の彼方に消えたのかと思うと憂鬱になるなぁ……
政府は古い文献が出たら近場の役所に頼んで学芸員を呼んで貰うよう
CM流しまくって広報するべき!!

268:名無し三等兵
11/11/22 23:53:04.47 k/HDouxR
>>238>239
嵐山美術館は昔行ったな−
みんな触ってokで大隊砲なんか転把回すと仰俯・旋回したのが感動だった
ああいう貴重な軍事遺産こそ国費で買い取るべきなのにむざむざ外国へ
流出したのは痛恨・・・・戦後日本の恥だよ

269:名無し三等兵
11/11/23 00:02:06.81
終戦時の焼却処分はそれはそれで「歴史」だからまだ良い?んだけど、そういうのキツいよねぇ

>>261
航空方面だと244FR・陸空軍研究で有名な人が、ある飛行部隊の軍人さんのアルバムを
丸ごとその遺族から借りて返さない(借りパク)腐れ外道な研究者サマや出版社が居やがるってサイトで嘆いてるな
研究側がそんなんだから「貸したくない」っていう遺族も少なくないとか

なんというかこの手の分野って貴重な資料を独占したがる奴が多いね
自分の手で買ったとかならそう文句は言えないものの

270:名無し三等兵
11/11/23 00:04:53.00
試製七糎半高射砲は海軍十年式十二糎高角砲のスタイリングを参考にしたと
思う

十年式高角砲も嵐山でみてゴツさとスマートが同居してる感じがカッコよかったな…

271:名無し三等兵
11/11/23 00:11:00.88
>>268
ただ外国の博物館や個人のがちゃんと保管してくれる例が多いからなぁ
イギリスの一〇〇式司偵III型やキ100が素晴らしい状態なのとは対照的に、
今は安住の地についた国内の疾風や飛燕だってちょっと前までは酷いもんだった
保管・整備の技術だって外国の団体のが圧倒的に優れている

お国が所有しても、関東から九州の海自基地にもっていった二式飛行艇なんて現地でどんどん劣化損傷していってるし
土浦の陸自がレストアした八九式中戦車が異端なだけ
遊就館の八九式15Kや九六式15Hや八八式7AAだって、建物出来るまでは東京の汚い雨に打たれ野晒しだったし

272:名無し三等兵
11/11/23 00:12:08.08
>>269
コレクター風情が抜けないんだね。好事家あがりだから。
同好の士で気持ちはわからんではないけど、本を上梓するってのは公に還元する
行為だからねぇ。
おれはこのスレ書き込みで自慢の部分ももちろんあるけど、同好の連中と
情報交換したり雑談したい気持ちが大きいよ。

273:名無し三等兵
11/11/23 00:43:29.99
海外と違って日本だと軍事研究、特に近代方面だけでは仕事としておまんま喰えないせいもあるけど
色々本出してたり寄稿してる人でも精神的に好事家・軍ヲタの域を出てない人は多いと思う
どっぷり調査研究出来る大学とか教育機関でも軍事はスルーが普通で
著名な人でも秦郁彦みたいに歴史学としての研究者くらいだし、兵器やら「軍」自体に造詣の深い人は…

つまり佐山さん梅本さんには低頭平身

274:名無し三等兵
11/11/23 00:52:03.10
土浦も三式中戦車も居たか
国も本腰入れて海外の保存団体に研修に行くなり
指導に来て貰うなりすれば良いのに

ここ最近幕末明治維新以降の近代化遺産、工業、産業遺産の保護の機運がかなり高まってるから
上手くこのビッグウェーブに乗りたいw

275:名無し三等兵
11/11/23 05:55:15.19
「坂の上の雲」の予告編で28センチ榴弾砲、戦艦三笠、旅順要塞なんかは
結構放送してるけどな。
100年まえぐらいになっちゃうと一般人は抵抗がないんだよ。ロマンのひとことで
括れるんから。

…でも、司馬遼太郎っていったら、陸軍兵器誤評価の広告塔だったからな。誤った知識の
妙な半可通がふえて却って状況わるくなるかも。

276:名無し三等兵
11/11/23 08:46:58.30 HBUEwS7c
MO120ミリRTって短12サンチ砲より軽くてさらに高性能なんだな
発想がエラいのか
冶金レベルは変わらんよな

277:名無し三等兵
11/11/23 10:26:09.99
工業製品の精度は現代とWW2当時なら2桁違ってるよ

日本ではストークブラン迫をコピーして九七式曲射歩兵砲を作るとき、砲身の製造が最大の問題だったそうな
抜き物で作ってそれを削る形で解決したらしい
次に問題が起きたのが有翼弾の製造で、鋳物なのに軸がぶれないように作るのが大変だったとか
弾帯+旋転で誤魔化せない滑腔砲弾は、精度命の日本としては思わぬところで問題があったのかもしれない
もちろん最後に大増産してるときは、既にその辺諦めていたんだろうけど

ストークブラン式迫撃砲で太平洋戦争勃発前に数が揃ってたのが九四式軽迫撃砲だけというのも
実はこの辺に隘路があったのかもしれないよ

278:名無し三等兵
11/11/23 10:30:06.05
冶金レベルも加工技術もダダ上がりでないかい?

279:名無し三等兵
11/11/23 11:12:37.49 PVxZfg3+
>>247
なんで五式がドイツにあるんだろう

280:名無し三等兵
11/11/23 11:18:46.29 HBUEwS7c
ホイールバランスみたいにして
製造後に修正できないのか


281:名無し三等兵
11/11/23 11:25:26.25
>>108
ぶどう弾はナポレオン戦争のころによくつかわれた大砲で撃つ散弾。クギでもなんでもあるもの使った
キャニスターはぶどう弾の進化型で散弾銃のでかいものと考えてOK

榴霰弾は空中炸裂して散弾を散布

282:名無し三等兵
11/11/23 11:26:36.72
>>280
飛ばしてみないと軸ぶれとかわからんでしょ?

283:名無し三等兵
11/11/23 11:48:44.62 HBUEwS7c
最後にはロケット弾に頼ったんだし、迫撃砲の精度が悪いのにこだわる意味が分からん

284:名無し三等兵
11/11/23 12:45:07.47
>>283
ろ弾といい、太平洋開戦でさまざまな状況が変化したってことじゃないかねぇ
主敵が一発ぶち込めば潰乱して遁走してくれる相手じゃなくなったというか

97式軽迫やら97式中迫、2式12cm迫って重迫撃砲類が相次いで生産開始されるのもその頃からだし
97式曲射歩兵砲も急激に生産数が増えてる(S17年度だけで888門とか)

285:名無し三等兵
11/11/23 13:16:15.61
>>277
3桁の間違いじゃろ

286:名無し三等兵
11/11/23 15:23:11.44 HBUEwS7c
砲の内面はクロムメッキとか意味あるのかな

287:名無し三等兵
11/11/23 15:45:12.79
クロムメッキは焼蝕対策じゃね?

288:名無し三等兵
11/11/23 15:53:09.23
満州事変の謀略で四五式二十四糎榴弾砲が秘密裏に部品ではこばれ、
室内で据付、組み立て
そのまま建物内から張学良軍の兵営を奇襲砲撃したというのは本当だろうか?
何度か、そんな描写を読んだことがあるんだが

289:名無し三等兵
11/11/23 16:16:09.44
96式15糎カノン砲の重さって17cmK18と同じぐらいの重さなのね

290:名無し三等兵
11/11/23 16:20:54.60
>>288
出来そうだしやらかしそうだが
一次資料の類いは知らない

291:名無し三等兵
11/11/23 16:34:27.23
射程が29.6kmか…
対砲兵戦でロングトムもリーチと弾量で歯がたたず、米軍は戦後175mmカノン
を作ったそう
九六式は射程はいいんだけどねえ。野戦運用にはとてもとても。
だから機動15Kの要求がでるわけで。
八九式もそうだが、あの鋼製転輪は一次大戦のノリだよ。
たいして形状のかわらんドイツ馬匹牽引タイプのsFH18転輪でさえアルミ合金だったような…

292:名無し三等兵
11/11/23 16:46:52.11
砲が重量級だから別に鋼製ホィールでもいいんだよ!
でも、せめてゴム輪帯くらいはつけろよと。
もっとも戦前日本の人造ゴムは質が悪かったそうなんで、耐磨耗性能やら。
発熱で転輪から脱落するから、戦車も45km速度でるものを38kmに制限してたとか。

293:名無し三等兵
11/11/23 16:53:37.61
>>288
満州事変で建物内に山砲だか歩兵砲を持ち込んで2階から撃った話は聞いたことがあるが
こっちはネタにもならんな

294:名無し三等兵
11/11/23 16:54:50.22
ゴムの質もさることながら転輪への接着方法がマズかったようで

295:名無し三等兵
11/11/23 17:13:24.26
>>289

ぜんぜんクラス下の九六式のほうが重いぞ

17cmK18 17520kg(砲撃時) 23375kg(牽引時)

九六式15K 運搬姿勢重量 砲身車 11961kg
               砲架車  12093kg
               砲床車  12000kg   計36054kg

       放列砲車重量   24314kg

たんに重量のみでみると九六式はコストパフォーマンスがかなり悪いな。

さらに運動性や設置の手間、砲弾威力を加味するとかなり微妙。

296:名無し三等兵
11/11/23 18:10:15.56
自動車産業の未熟さで大重量曳ける牽引車が開発できないから三分割、
結局はトータルで重くなかったというオチもあるし、射程のわりに軽量さを両立
する設計に慣れてなかったんだろう。
山砲野砲、野戦重砲までならともかく、攻守城加農では。

297:名無し三等兵
11/11/23 18:49:27.22
九六式十五糎加農と九六式二十四糎榴弾砲の経験を活かして
普通の牽引式の十五加と二十榴を
ってなればよいがそんな時間的余裕は無かった

298:名無し三等兵
11/11/23 19:11:41.47
機動軍砲兵重砲兵連隊用に2車分解、各車10t以下で時速25km機動の
「機動十五糎加農」、同じ砲架の「機動二十一糎榴弾砲」の計画が昭和17年ころ
あったと「要塞砲」に記載してるね。

さらにクルップ21cm K38が日本に 到着しなかったり、大威力二十四糎加農が
昭和15年で研究途中で立ち消えらしいとか障害ばかり。

299:名無し三等兵
11/11/23 19:57:40.55
1スレ目見るとイタリアの21cmは届いて試作してるみたいだけどね
独の21cmもなんとか対米英蘭開戦までに届いて入れば……
やっぱり30年代にもう少し火砲、車輌類を輸入したかった><

300:名無し三等兵
11/11/23 20:02:56.71
300

301:名無し三等兵
11/11/23 20:23:15.22
イタリアの榴弾砲も間に合わなかったのでは?
昭和十六年九月六日時点で駐独大使館に六十六万円送金して図面をブラジル経由で
日本に送る計画をまだイタリア側と協議してる段階だ

302:名無し三等兵
11/11/23 20:25:17.58
あれアジ歴になんか資料あるってなかった?
今携帯だから確認取れん……

303:名無し三等兵
11/11/23 20:35:32.33
失礼、もっと確実な資料があった
遣独潜水艦による図面等の取得に関する件(ref:C01000605800)
の持って来てほしい物一覧(意訳)に「アンサルト」社二十一榴図面の名がある
つまり昭和十七年四月九日の段階でまだ日本に到着していない

304:名無し三等兵
11/11/23 20:41:51.76
間にあわねぇー

305:名無し三等兵
11/11/23 21:05:57.33
>>303
ああ、唯一成功した分か
一部成功したので図面届いたのか

間に合わんな

306:名無し三等兵
11/11/23 22:46:09.04
図面が届いたゲルリヒ砲の研究も1944年7月に中止しているね。

307:名無し三等兵
11/11/23 22:56:55.35
ゲルリヒ砲にはタングステン弾芯が必要やし

308:名無し三等兵
11/11/23 23:03:38.61
最上型から下ろした15.5cm三連装砲を砲塔ごと設置した砲台があったって話は聞いたけど
96式15加を見てると、ここまで重いなら海軍から15.5cmの砲身貰って加農作ったらよさげな気がしてくる

309:名無し三等兵
11/11/23 23:06:57.34
ティーガーTもW号G型もV突G型も日本陸軍は購入してるんだが…

すくなくとも虎壱はドイツ軍に無償貸与という形にとさ。
価格は輸送費込みでドイツ軍納入額の倍以上ですわ。


310:名無し三等兵
11/11/23 23:28:57.59
>>308
分割すると台車のぶん重量がふえるし、結合部の強度確保でまた別の部品
が必要になるのだろう。

海軍に製造委託したが、製造中止になった例で砲塔四十五口径三十六糎加農
が佐山新刊ででてくるね。
15cm級の砲身は欲しいよねぇ。砲架なら大阪造兵廠以外でも生産できそうなもんだけど。


311:名無し三等兵
11/11/24 00:15:58.24
>>309
せめて中立国経由で重量物を運べる経路が日独間にあればなぁ

312:名無し三等兵
11/11/24 00:27:04.57
軽量な九四式山砲なんかだとネジ使わずレバー廻して結合なんて方法採用してるが、
重砲でやったら一発で壊れると思う
強度的にはブロック内での接合部がどうしても弱くなるから
分解の箇所は稼動部、摺動部がよい


313:名無し三等兵
11/11/24 00:47:31.38
>>311
う〜ん、仮に海路が確保できて輸入のかたちならいいんだけれど、機関砲の例よろしく
ライセンス生産しようとしても発条(バネ)なんか冶金工学の遅れで同寸法で性能発揮できない
わけだしね。しかたなく日本製は発条をながくしたり。
航空エンジンでも加工精度が米英独より二桁粗かったとか。

九六式15Kも射程性能や耐久強度を満足させたかったら、日本の技術では重く
せざるをなかったと思うんだよね。

314:名無し三等兵
11/11/24 01:15:30.52
ドイツの37mm対空砲も日本がライセンス生産しようとしたら
バネがうまく作れなかったからなぁ……。後知恵だが
同じ37mmでイタリアのブレダ製があるけど、そっちは輸入出来なかっただろうか

315:名無し三等兵
11/11/24 03:42:38.97
国府とかタイの戦前の兵器購入見ると微妙に羨ましい
1930年代の大日本帝国のGDP(GNPか?)が1%でも大きければ……

316:名無し三等兵
11/11/24 04:19:04.04 4hwhQaYj
米国の15.2センチ47口径砲は軽いよね、15.5サンチ60口径の半分以下でねえか?
技術がちがうのか

317:名無し三等兵
11/11/24 04:52:34.43
半分よりは大きいけど、まあ半分近い重量だね。
こう圧が2910kgと3400kgで2割近く違うってのも要因かと
同じように超高圧(3230kg)で長砲身のドイツ軽巡の60口径15センチも
砲身重量は日本のと同じぐらいになってるんで、頑丈にしないともたないんだろう

318:名無し三等兵
11/11/24 09:11:48.44
あの60口径砲身、砲塔5基x4隻で60門以上は確実に作ってその全部を一旦回収。
最終的に転用したのは砲塔12基分だから36門か。
当初は大和型に各4基、大淀型に各2基積む予定があったことを考えると微妙だな。
下手すると余剰品が出ない。

陸軍用に新規に制作するなら話は別だが……。
しかし据付砲なら兎も角、一応陸上を分解搬送する前提の重砲の素材としては重過ぎるのでは?

319:名無し三等兵
11/11/24 12:23:15.77
仮に移動重砲として選択の俎上に上すなら
56kgの重量弾を27.4km飛ばす性能と大重量(=可搬性)のどっちを重視するかになるだろうね

確かに既存十五加に比べて略2割増しの弾丸重量は魅力だろうけど
砲弾の互換性もない訳だし

320:名無し三等兵
11/11/24 13:03:12.10
どうせ砲弾の備蓄なんて大して無いんだし
撃つ時は死ぬほどの勢いで連射する艦砲と共有なら、それはそれでいいんじゃ?

321:名無し三等兵
11/11/24 13:13:13.88
>>315
タイ軍は砲はボフォースだよね。
75mm高射砲、150mm榴弾砲やら機械化牽引が日本軍より普及してた。
チェコ、スウェーデン、タイみたいな小所帯軍隊の国は装備更新が
大国より容易という面はたしかにある。

でも、支那も砲工場の奉天兵工廠を日本軍に接収されて輸入するしかなかった
からね。
国産で装備を賄えないのは致命的。

ボフォース75mm野砲はアルゼンチンが導入して最近まで近代改修して使ってた
様子が画像ででてきたよ。


322:名無し三等兵
11/11/24 18:34:45.30
タイ軍はボフォース75mm野砲、105mm加農も導入してる。ランズベルグ牽引車
で曳いてる写真があるね。

75mm高射砲、40mm機関砲のよさにくらべ、野砲、榴弾砲、加農は列強は採用
してないようだ。山砲がオランダが導入ぐらい。
駐退復座器の形状等あまり先進的とは思えない。小国、途上国ではシュコダとならび
ボフォース製のシェアが多い。

323:名無し三等兵
11/11/24 18:49:09.96
>>322
小国で自国の国軍の規模が小さい国はどうしても輸出に熱心になるな
後進国って、取り留めもなくあちこちの兵器を買い集めたりもする一方、やっぱりコネクション確立すると強いしね

324:名無し三等兵
11/11/24 19:08:17.67
支那のドイツ兵器シェアの高さは清時代からの伝統なんだよな。
日清戦争時の戦艦なんかドイツ将校まで乗りこんでる。
次点がアームストロングやビッカースの英体系、軽機はチェコ…

支那には昭和11年の防共協定締結後もドイツ兵器が供給されて、日本軍は上海で大苦戦。
昭和15年の三国同盟まで日本側のクレームにかかわらずドイツは是正しなかった
らしい。


325:名無し三等兵
11/11/24 19:15:29.90
大陸で日本兵死傷率No.1の迫撃砲は支那製以外はほぼラインメタルで占めて、
迫撃砲弾もドイツ製が多かったそうだ。

326:名無し三等兵
11/11/24 19:24:17.62 w7VG+b6m
ドイツが支那に供与された武器も凄いよな。ヘルメットから小銃から、
たかが機関銃だけなのに日本軍が苦戦した1号戦車B型にPak35/36対戦車砲に
88mmFLAK18高射砲から4輪装甲車のSdKfz221 222まで持ってたし。
2号や3号戦車まであったら逆に日本が追い落とされたかも知れないな。
仮に3号が支那にあったら八九式や九五式軽おろかチハでさえ手に負えなかったかも知れないな。

327:名無し三等兵
11/11/24 19:26:42.37
形によるだろ>3号


328:名無し三等兵
11/11/24 19:32:50.39
まとまった数運用するだけの能力が当時の中国にあっただろうか
中国よりはマシな工業力や技術力、インフラのあった日本ですら量産して実戦投入したのはハ号やチハがせいぜいだったんだから

329:名無し三等兵
11/11/24 19:35:16.14
>>326
戦前のV号W号戦車はドイツ軍でも編成充当できない貴重品だからね。
有色人種に高値でも売ったかどうか疑わしい。

シナ事変当時のV号A型なんて装甲厚14.5mmだぞ?
3.7cm砲の貫徹力は日本よりうえだが。それほど脅威になったとは思えない。
1930年代は九七式中戦車がBT、T26などソ連戦車を凌ぐ重装甲だったことを留意すべき。

330:名無し三等兵
11/11/24 19:37:41.14
最新アイテムをとりあえず揃えて悦に入り、実力はがらんどうってのは後進国の基本
航空機だけは中国も頑張ったけどね…
砲とか、ちゃんと牽引車用意してたのかね?

331:名無し三等兵
11/11/24 19:38:27.02
3号もF型までならチハで十分だろうし、G型以降だともう同盟を組んでるな

332:名無し三等兵
11/11/24 19:39:36.86
シナの苦力が腐るほどいた

333:名無し三等兵
11/11/24 19:40:30.92
>>331
F型でも装甲厚・主砲貫徹力ともにチハより上だし、その頃は日本側も八九式や九五式が多かったんじゃね?
まあそれ以前にまともに運用できたかという問題があるが

334:名無し三等兵
11/11/24 19:40:50.54
まあいずれも機関銃程度は充分跳ね返し
対戦車砲や軽榴に中距離でズビシと抜かれるのは変わらんわけで
ダンボール箱とケント紙の箱を比べてどっちが水や小傷に強いとか言ってるレベルですな

V・W号は売らないでしょう
フランス戦前までは増加試作まで駆り出して戦争してたくらいの生産量だもの

むしろスコダとかルノー辺りの大量売込みがあったら? という方が面白いかと

335:名無し三等兵
11/11/24 19:48:57.34
輸入でT号戦車以外ドイツに期待できなかったから、
国民党軍はビッカースやT26の導入になるわけよ

336:名無し三等兵
11/11/24 20:28:28.18
後進国が最新兵器を導入しても、部品が生産国から届かないかぎり交換
伴う修理なんかは到底無理だろう。タイ軍とか。

尾栓や照準器を紛失した鹵獲砲の部品を新規で拵えるぐらいは日本は平気に
できたからね。

337:名無し三等兵
11/11/24 20:32:28.80
>>324
そりゃ大日本帝国が国府の輸入実績分丸々代替えする程輸入してくれるならともかくね
イタリアも同じくだろうし

>>330
支那事変、支那戦線に関して言えば国府が虎の子の十加、十五榴以上の野戦重砲を持ち出すと
アウトレンジされる事も多々ありらしいから
牽引車は自軍保有の野戦重砲を機動させる分はあったと思う

338:名無し三等兵
11/11/24 20:35:26.12
>>337
ヘンシェル重トラックとかね
ハーフトラックを支那に輸出してないのは、やはり自軍優先だろう

339:名無し三等兵
11/11/24 20:39:19.06
シナ軍には戦車より大砲が必要だったと思うの
一個師に迫撃砲六門とかどこのはりつけ師団だ

340:名無し三等兵
11/11/24 23:08:06.57 WfAFZdzw
でも迫撃砲は少ないながらも活躍

341:名無し三等兵
11/11/24 23:10:54.56
中国軍の中迫が日本軍の山砲や歩兵砲並の配備密度があったら日本軍大損害だったと思うがなぁ

342:名無し三等兵
11/11/25 01:00:28.20
あれ、この板スレ整理でもした?

>>339
一個師ってだいたい一個連隊くらいだっけ……
そう考えると寒いものがあるな

343:名無し三等兵
11/11/25 01:01:46.31
なんか戦力的には中国軍1個師=日本軍1個大隊ぐらいの扱いだったような・・・

344:名無し三等兵
11/11/25 01:05:45.88
(基本部隊は)計8〜9師、当時の1師は5千位 のものなるへきも
是等は首都防衛なる故かく甚しき損害を受けぬ前に充たしたと見るへく
1万ありしものとすれは、8〜9万。
以前(上海派遣軍)軍第二課の調査によれは、以上の師団等を併せ20師に上がりるも、
是等は各所より敗退し来たりて以上の基本部隊中に入りしものなるへし、
之か10師分ある故2〜3千と見て2〜3万、総計10〜13万の守備兵力なるへし。

「第16師団関係綴」(防衛庁防衛研究所戦史部所蔵)の第16師団参謀長中沢三夫大佐の手記。
「南京大虐殺の研究」P249より


兵力だけなら一個連隊以上はあると見ていいかと

345:名無し三等兵
11/11/25 01:10:17.86
>>341
実際相手さんの迫撃砲が少なくて良かった

>>342
いや軍板全体が昼から落ちたり一部復活したりの繰り返しで不安定
今は上がってるスレはなんとか書き込み出来る感じ

国民革命軍の1個師は頭数は連隊より多いが火力が……

>>343
野戦重砲部隊が上位指令部隷下に居ないとそんなもんですね大体
まあ、明らかにそれ以上に奮戦してる例もあるが……

やはり15榴は国民革命軍の救世主か虎の子かって感じ

346:名無し三等兵
11/11/25 01:33:01.19
履歴などから書き込みしたスレから復活するんで積極的にサルベージしてくれ

347:名無し三等兵
11/11/25 02:22:11.67
上げといた方が良さそうだな


それはともあれ山砲、歩兵砲をしゃぶり尽くした大日本帝国陸軍は
やっぱり本当は火力が大好きだったんだね……

348:名無し三等兵
11/11/25 03:31:29.97
>>347
「分かってたけど(貧乏で)出来なかった」なのに誤解されてるのが帝国陸海軍

349:名無し三等兵
11/11/25 03:43:15.09
国府軍がドイツ戦車を運用できたかどうかだが、
T号戦車とかどう運用してたの?
歩兵支援に使ってた?
独立して運動戦してた?
戦車の運用は教範にはどうかかれていたんだろうか?

350:名無し三等兵
11/11/25 03:45:11.71
>>347
いや、とくに大戦半ば以降は、砲兵火力より航空戦力を優先してるだろ。それも戦闘機。

351:名無し三等兵
11/11/25 04:05:13.19
>>350
それもなんとか火力をと求めた末だし
後半の戦闘機超重点主義は地味だがみんなの友達的九九式襲撃機の代替可能だったからであり

352:名無し三等兵
11/11/25 04:07:13.63
さぁ、マイナー戦車話、ネタ総合スレへ行こうか……

353:名無し三等兵
11/11/25 04:07:49.86
>>352>>349

354:名無し三等兵
11/11/25 09:25:20.72
昭和11年上海戦で虎58号と名付けられたビッカース6t戦車はまともな装甲車輌を
もたない日本軍相手にかなりの奮戦したが、砲塔後部に九二式歩兵砲や三八式
野砲の榴弾をうけ、海軍特別陸戦隊に鹵獲された。
その他のビッカース6tも弱装甲のため山砲野砲の直接照準射撃で撃破された。

虎58号は日本に持ち帰られ渋谷で展示されたとか。
戦車はなくとも砲で討ち取った日本軍だったとさ。

355:名無し三等兵
11/11/25 09:38:37.30
ドイツ軍顧問自慢の幾重にも張られた難攻不落と謳われたゼークトラインも
日本軍の砲撃と歩兵の浸透戦術で破られた。圧倒的な兵力で臨んだのに、
まさかの事態に支那軍は恐慌状態で潰走…

それまで日本軍部隊は実戦経験はほとんどなかったが、平時の蓮度の賜物だろう。
内地から急送した三個師団の活躍ももちろんだが、補給戦がみじかいため
砲弾が充分にあったのが勝因。

356:355
11/11/25 09:59:08.69
×蓮度
○練度

×補給戦
○補給線

357:名無し三等兵
11/11/25 10:08:51.75
>>326
T号A型が正解
日独伊防共協定締結してるのでドイツ製はマズイってんで、鹵獲写真はソ連戦車と
当時の新聞で報道してる

国民へのクレーム対策と思われ

358:名無し三等兵
11/11/25 10:46:36.25
昔、朝日新聞の読者投稿で戦争の特集を長いこと組んだ時、日中戦争初期に出征してた元陸軍の人が鹵獲した中国軍の弾薬にドイツの国家紋章があって驚愕する投稿があったな

359:名無し三等兵
11/11/25 11:19:31.83
>>354
戦車を撃破する直接の打撃力は砲火なんだから
それが据えつけられた野砲だろうが戦車搭載砲だろうがどうでも良いことだろ

360:名無し三等兵
11/11/25 11:35:27.81
なにこのひと

361:名無し三等兵
11/11/25 11:54:19.19
>>359
それ言ったら火炎瓶や布団爆薬で倒せれば砲すらイラネって話か?
流石にそれは論点が違うと思うがね

362:名無し三等兵
11/11/25 12:07:13.83
>>361
肉攻とは違うだろ
野砲あれば戦車食うのは当たり前に出来るわけで

363:名無し三等兵
11/11/25 12:22:51.08
まあ戦車の相手は戦車、てのはWW2でも中期以降の考え方だからな
それまでの戦車は、あくまでも突破兵器であり歩兵に火力支援するものだった

364:名無し三等兵
11/11/25 12:37:48.49
>>363
突破からの浸透迂回突進は20年代以降の戦車運用のトレンドだぜ
ただ、それで戦車が通る場所には火砲類(主に戦線後方にある砲兵陣地)があるから
その強烈火力で阻止迎撃を行うという発想が最上段にあったというのが実情

砲兵陣地や主要交通路に配置されてる高射砲で阻止しきれず蹂躙されるほど
重装備で高速の強力な戦車が集中投入されるとまで思われてなかったというか
やられて初めて機動迎撃手段が必要だと認識したわけで・・・

365:名無し三等兵
11/11/25 14:12:08.01
対戦車砲とか普通にあるからな
戦車に乗ってるか乗ってないかは機動力の問題
> 戦車はなくとも砲で討ち取った日本軍だったとさ。
というのは日本軍でなくても普通にあること
でなければPakラインなんぞ存在しない

366:名無し三等兵
11/11/25 14:12:34.38
>>364
第2次大戦前の戦車の運用は、大きくわけりゃ歩兵直協と機動運用の二つだが、
前者への対策は対戦車砲、後者への対策は大口径榴弾砲の直接射撃だったってか?

367:名無し三等兵
11/11/25 14:49:41.13
>>366
基本的にはそういう流れ
URLリンク(www.warbirds.jp)
赤軍の例だが、阻止逆襲や砲兵の移動等で対抗するつもりはある
そしてどうしようもないようなら縮こまって守備に徹することまで指示されてる
だけど、砲兵の対戦車戦闘への移行の判断とか、逆襲の適否の判断とか
難しい点がいくつもある
時間も速度もたぶん想定外だったんだろうな
BTやT34持ってる赤軍ですらこれだ(諦めて友軍に期待するあたりは現実的だが)

368:名無し三等兵
11/11/25 16:21:15.36
>>363
騎兵戦車だとか巡航戦車だとか遠距離行動戦車だとか突破後の突進に特化した戦車もあったし、
部隊編成まで行っている。
突破と突進を連続ではなく一挙に行う発想が無い軍も多かったようだが。

369:名無し三等兵
11/11/25 16:44:47.60
>>363
戦車には必要十分の対戦車能力が必要と明確に意識されただけで
対戦車は戦車でと言うと違う気がする
必要に駆られてする事も多いけど

実際戦車の損失は連合国軍、枢軸国軍共に戦車による攻撃でというのは
かなり少なめだった筈

370:名無し三等兵
11/11/25 17:29:28.74
まあ戦車にはあらゆる火器が指向されるからねえ
とはいえ赤軍なんか、戦車を戦線背後に待機させて
敵戦車が突破してきたら迎撃に使うと明記してるわけで

これがT26みたいなのまで45mm対戦車砲を主砲にしてる理由だろうな

371:名無し三等兵
11/11/25 18:05:00.27
>>349
中小国の軍隊、兵器を語るスレの>>169以降辺りとかもいい感じに支那戦車話

372:名無し三等兵
11/11/25 18:08:50.31
>>370
T-26とか運用見たら戦車と言うより自走歩兵砲兼砲塔付き対戦車砲っぽいw
まあ、良くも悪くも歩兵支援戦車だなぁ

373:名無し三等兵
11/11/25 19:28:13.73
国府軍は民国二七年式擲弾筒という擲弾発射器使ってたけど
実績とかはあんまり聞いたこと無いな

374:名無し三等兵
11/11/25 20:11:47.30
加農

375:名無し三等兵
11/11/26 02:46:16.52
曳火

376:名無し三等兵
11/11/26 08:34:59.63
民国27式は十年式の類似品みたいだが
手榴弾用の擲弾筒はなんか中途半端なんだよな

八九式とかL9A1でもまだ半端な感じが拭えない
九九式小迫(破壊力重視)とか米の60mm迫(射程重視)みたいなのがいいんだろうけど
ストークブラン式はある程度重くなるんだよな

377:名無し三等兵
11/11/26 09:26:46.73 TqSOoFRU
L16、36kgがいいなあ

378:名無し三等兵
11/11/26 10:51:58.40
>>260
>>279
展示しているドイツ軍側も五式三十粍固定機銃とは気づいてない(20mmのホ5Bと説明)
URLリンク(www.valka.cz)
URLリンク(www.valka.cz)

ドイツの五式三十粍固定機銃は航空機機銃スレでも入手経路は不明というオチ

379:名無し三等兵
11/11/26 10:55:02.47 TqSOoFRU
G38改造重爆のライセンス生産時にエリコン20ミリFFを輸入して
評価したリポートはないのかえ

380:名無し三等兵
11/11/26 10:55:31.32
と思ったらホ5Bは下の機銃(上から三番目)の説明プレートか。
まぎらわしい置き方だから2番目については何も知らないかもしれない。

381:名無し三等兵
11/11/26 14:35:14.95
八九式は日本軍的には良いんじゃないか?
軽いし威力はそれなりだし、命中率も悪くない
沖縄だと米軍のBAR持ちはこまめに移動しないと
八九式が飛んできたそうだし

382:名無し三等兵
11/11/26 16:33:31.30
>>378
何故ドイツに貴重な日本の陸海軍機銃が何種類も・・・

383:名無し三等兵
11/11/26 17:01:29.13
試製機動五十七粍砲はなかなかカッコいいな
砲はわるくないんだが、砲弾が癌で47mmと貫徹性能がかわらんというオチ…

ソ連軍のZIS4 57mm対戦車砲は3.14kgの徹甲弾で初速1000m/sで発射、30度傾斜の
70mm圧延鋼板を貫徹できた
1941年7月の生産開始から、いったん生産中止になるまでの12月1日までの生産
数は133門
コストが砲身以外は同じ部品の76.2mm野砲ZIS3の12〜14倍だった
                     (古是三春氏の記事ソース)

いやはや、砲身命数が900発未満なのもともかく、高初速の砲身は高いんだなあ
1943にZIS4は生産が再開されるが、ネックのひとつが価格にあったのも
間違いないだろう

384:名無し三等兵
11/11/26 17:08:29.16
三野さん推しの初速1000m/sの65口径10cm高角砲も価格が12.7cmより
半端なかったと思われ

385:名無し三等兵
11/11/26 17:24:51.74
>>383
どこのソースか知らないけど、試製57mmは47mmより格段に貫徹性能はいいよ
試製57mmよりやや低初速の馬式57mmを使った比較試験でさえ47mmを軽く上回ってる

問題はそれですら不足とされるくらい、こっちの砲の開発速度を相手の装甲強化が上回ってたこと
牽引重量が当時生産中の機動90式野砲並ってのも地味に効いてるのも間違いない
似たような重さで似たような貫徹力なら野砲増産の方が榴弾威力も大きくて潰しが利くだけ良い

これは推測だが
新規に他砲で使用する予定のない徹甲弾を使う砲を配備することに忌避感もあったかもしれない

386:名無し三等兵
11/11/26 17:27:13.16
× 馬式57mm
○ 改造馬式57mm

387:名無し三等兵
11/11/26 18:21:26.20
試製一〇〇式徹甲弾による55mm厚第一種防弾鋼鈑に対する貫徹成績
(昭和十五年十月十七日実施)

改造馬式五十七粍砲 侵徹限界存速380m/s 相当距離2000m (初速不明、800m/sとして計算?)
試製四十七粍砲 同440m/s、約1300m
ラ式三十七粍対戦車砲 同570m/s、約600m
九四式三十七粍砲 射貫不能

個人的にはカタログスペック的には貫通可能なはずの九四式三十七粍が
無慈悲にも「射貫不能」で片付いてるのが意外といえば意外

ただし、この試験はあくまで改造馬式と試製四十七粍がメインなので
比較対象でしかない九四式は一旦射貫出来なかったという結果が出ただけでよしとして試験を止めた可能性もある

388:名無し三等兵
11/11/26 18:24:39.56
>>385
すまん、佐山本「歩兵砲その他」でなく大昔の戦車マガジン記事再編集
「知られざる日本の兵器」の竹内記事のほうをソースにしたわorz

やっぱり記述内容が旧いんだな

389:名無し三等兵
11/11/26 18:45:04.32
英6ポンド砲は5cmPAK38より三割威力増しと云われているが、ドイツ側が
7.5cmPAK40が主力にするとかなり分がわるいしね。

ドイツの場合、東部戦線でPAK40を榴弾つかって野砲がわりに使う局面が多かったそう。
弾量が5cm級より有利なのは言うまでもない。
野砲対戦車砲の統合をめざし、同じ砲身で仰角とれるFK7M85、FK7M59野砲を開発する。
いずれも生産が10門程度だが。

390:名無し三等兵
11/11/26 18:55:18.33
戦車と同じく対戦車砲も榴弾を使う局面は多かったようだ

そうなると五十七粍速射砲に駄目出しが掛かるのもわかる
意外にM4中戦車相手なら結構やりそうだが
九四式山砲、機動九〇式野砲、機動九一式十糎榴弾砲の生産を圧迫する事確実だし
上記三砲は対戦車砲として五十七粍速射砲並みか上回る能力がある以上
史実の大日本帝国で43年にまで採用がずれ込めばお蔵入りは仕方ない

391:名無し三等兵
11/11/26 19:18:55.40
PAK38のスケールアップ版PAK40、PAK41/43

おなじノリで日本陸軍も一式4.7cm速射砲の形の拡大で7.5cm、10.5cm口径の
対戦車砲を制式化したら愉快だったな

392:名無し三等兵
11/11/26 19:36:12.40
まあ山砲が対戦車砲というか直射火器として試製57mmを上回ることはないと思うけど
タ弾の配備があれば近距離限定なら一定の対戦車性能は持てたからねぇ
(しかも57mmより貫通力が上回る距離さえもあるだろうからなあ……)

393:名無し三等兵
11/11/26 19:46:14.12
>>392
前スレ読むと山砲はタ弾でM4中戦車の正面抜いて撃破してるし
当てれば対戦車能力は上回るかも

394:名無し三等兵
11/11/26 19:46:47.04
PAK41 7.5cmゲルリヒ砲の図面、砲身、砲弾は潜水艦輸送でなんとか日本
にたどり着いた。
しかし、なんといっても同時の届いたタ弾だろう。
これがなければM4に一矢報いる局面がきわめてすくなかったろうね。

硫黄島、沖縄で米軍戦車の土嚢を装甲に積み上げたり、板を張ったのは
吸着爆雷をはじめとするタ弾対策だったし。

395:名無し三等兵
11/11/26 19:51:30.31
九四式山砲と九一式十糎榴弾砲向けのタ弾ってどれ位生産されたんだろ?

396:名無し三等兵
11/11/26 19:52:38.75
貫通力だけで対戦車能力を見たら片手落ちだけどな。
動目標への命中率というか初速とか高低転把と左右転把の一人操作とかも重要。

397:名無し三等兵
11/11/26 19:53:23.87
>>389
>野砲対戦車砲の統合をめざし、同じ砲身で仰角とれるFK7M85、FK7M59野砲を開発する。
ラッチュバム的発想だなw

398:名無し三等兵
11/11/26 19:55:49.13
>>385
>牽引重量が当時生産中の機動90式野砲並
日本が参戦した時には、全周砲架付きの(日本軍の基準で見れば
贅沢な重さの)2ポンド対戦車砲を自動車牽引してたイギリス軍が羨ましい

399:名無し三等兵
11/11/26 20:08:34.78
一人操作と言えば、三式砲戦車に載せてた戦車砲は
砲手だけだと動く敵に対して発砲しても当たらない代物だしな
砲手が照準してタイミングを合図して操縦手に
引き金というか紐を引いてもらわないといけない

400:名無し三等兵
11/11/26 20:08:55.43
一式速射砲は生産門数が推定2300程度と日本軍の基準では大量生産なんだが、
配備が独立速射砲大隊で偏ってるからな。

やはり歩兵に万遍なく配られた低初速の連隊砲、山砲でこそ威力を発揮する
タ弾の特性は日本軍のニーズに最適だっただろうね。

401:名無し三等兵
11/11/26 20:18:25.67
>>396
ドイツも鹵獲F-22鹵獲してPAK36に野砲から対戦車砲改造するさい、ユニバーサル・ジョイントで
照準手側に方向射界、高低射界を操作できるよう転杷の位置を変更した。


402:名無し三等兵
11/11/26 20:18:51.80
>>398
更に英軍そして米軍は6ポンド/57mm対戦車砲を大量使用……

403:名無し三等兵
11/11/26 20:26:35.91
>>394
吸着地雷は成形炸薬じゃなかった気が。

404:名無し三等兵
11/11/26 20:29:21.09
米軍の高射砲身流用の3インチ対戦車砲は重すぎたらしいね。
あまり当時の写真で見られない、バルジ戦ぐらいで。
それで57mm砲が好まれたそう。

405:394
11/11/26 20:37:26.92
>>403
ノイマン・モンロー効果は刺突地雷の間違いだね
申し訳ない

成型炸薬弾にくわえ、地雷の磁力利用を無効の点で米軍が装甲に板張りしたのも
事実だったことを察していただきたい


406:名無し三等兵
11/11/26 20:46:54.45
>>404
機動九〇式野砲の牽引車にも事欠いた日本からしたら贅沢な話だw
機動五十七粍速射砲も生産余力と牽引車が居れば花開いたろうに

407:名無し三等兵
11/11/26 20:48:11.21
そういや吸着対戦車地雷て日独しか投入してないんだよね

408:名無し三等兵
11/11/26 20:50:50.83
いや、磁力でなくトリモチひっつき式のやつが英軍で…

409:名無し三等兵
11/11/26 21:14:29.96
沖縄戦のM4はハッチに鉄筋の棘を溶接したりごつい装甲板のスカート溶接したり
すごいんだよ。M6重戦車(日本軍はM1と呼称)のスタイルそっくり!
案外、沖縄で米軍新型重戦車出現の報告もM26でなく、これの誤認だったかもな。

硫黄島で一式速射砲やら肉薄攻撃にさんざ懲りたからだろうな。

410:名無し三等兵
11/11/26 21:21:58.42
鉄筋の棘ってチクチク立っているの?
吸着爆雷とかの肉薄攻撃で手が届かないようにって意味なのかな?

411:名無し三等兵
11/11/26 21:26:01.83
やはり生産余力と牽引車の数が追い付いて
機動九〇式野砲が史実より多ければ……と悔いが残るな

412:名無し三等兵
11/11/26 21:26:45.74
ハッチを施錠してても、日本兵は大バールでこじって開けてくるからね。
すこしでも手榴弾投げこまれにくいようにの苦肉策でしょ。

413:410
11/11/26 21:30:01.13
>412
サンクス
大バール、、、そういう意味か、、、

414:名無し三等兵
11/11/26 21:30:37.00
そら米兵も対日戦でもM4中戦車じゃ駄目だと泣き言言うわ

415:名無し三等兵
11/11/26 21:36:20.16
M4の側面装甲38mmだからね。
やすやす日本軍の47mmでぬける厚さ。
この位置は弾庫で防御のウィーク・ポイントなもんだから、パッチの増加装甲
やら湿式弾庫の改良をうけるわけで。

416:名無し三等兵
11/11/26 21:38:13.77
なんというかさ、風の谷のナウシカのドルグの自爆兵相手にしている様な感じだよな

417:名無し三等兵
11/11/26 21:42:09.37
宮さん、戦車ヲタだからね
押井さんも

418:名無し三等兵
11/11/26 22:13:17.76
>>400
5cm Pak38の生産数は1940年〜45年で9568門
7.5cmPaK40の生産数は1941年〜45年で23303門

欧州ほど対戦車戦闘を重視せず1942年と登場も遅ければ
日本の生産力で3年間弱で2300門・・・意外と多いかもね

419:名無し三等兵
11/11/26 22:19:21.36
南方で一式速射砲をクレーンで揚陸してる写真があるんだが、当時の
最新型だっただけに不許可の検閲スタンプが押されてる。

420:名無し三等兵
11/11/26 22:50:18.05
>>418
大日本帝国の工業力を考えたらかなり頑張ったと思う

421:名無し三等兵
11/11/26 22:55:22.46
海軍25mm機銃、十年式12cm高角砲の生産数も日本軍的には凄いと思う

422:名無し三等兵
11/11/26 23:12:19.41
本土における高射砲、高角砲、高射機関砲の配備状況ってどんなもんなんでしょう?

423:名無し三等兵
11/11/26 23:35:46.18 +ekuoskL
十糎級の高射砲をもう少し作って欲しかった……
戦前に十四年式以外にもあれば

424:名無し三等兵
11/11/27 00:27:49.09
大口径の高射砲整備するだけではね…

どうも日本軍は軍ヲタと同じく、兵器カタログデーターの数字はかなり意識
してるが、威力をより増す相乗効果を期待できる周辺機器の開発は低調だった
気がする。
遠隔操作の射撃統制装置なんかは二式機関砲で実験してるが、VT信管とか
レーダーの類ね。

日本は八木アンテナなんて世界的に先進的なものを発明してるが、シンガポールの英軍施設
を占領しアンテナ現物を鹵獲してはじめて、その重要性に気付いたぐらいで。

425:名無し三等兵
11/11/27 00:31:03.04
陸士海兵の教育はそんなに理系科目を軽視していたとは思えないんだが、なんでだろうね
レーダー関係はそんなに正面装備とリソースがバッティングする分野でもないだろうし

426:名無し三等兵
11/11/27 00:37:36.36
当時の日本はほかの列強以上に陸海軍工廠の兵器の製造レベルが大概、民生品の
品質と隔差してすぐれていたもんだから、
民間技術者の発明だった八木アンテナなんて蔑ろにしてたかもしれないね。

427:名無し三等兵
11/11/27 00:37:44.40
>>424
陸軍って海軍よりレーダー、電子戦関連に熱心だった位で
高射指揮装置とかも相応の熱心さで開発してた筈だからそれは偏見では?

VT信管も高射砲周りの周辺機器あればこそだしなあ

428:名無し三等兵
11/11/27 00:39:54.01
でも電子機器というか下手すりゃ無線用の真空管だってニッケルは正面装備優先で
回ってこないから代用品、金属真空管はまともに作れない。電線だってゴム引きはもともと
ゴムが高いから紙まいて塗料、でも粗製品が多くて断線、若しくは錆びるなんて部品が
全部とは言わんが混じるような状況でまともに動くのを試作品ならともかく数揃えるのは
無理でしょ

日本が遅れていたのはまさにその分野なんだし。2式大艇だっけ?ゴムパッキンが甘くて
機内にガソリンの匂いがしてタバコなんか吸えなかったとかいうのは

429:名無し三等兵
11/11/27 00:41:58.31
陸軍のレーダー開発は一応戦前ドイツから帰国した使節団や
他の欧州諸国から帰国した武官の進言でそれなりの基礎体制は
育ちつつあった筈だし

南方の孤立してそうなとこでも高い樹木にレーダーくくり付けてる写真とかもあるし
イメージよりは熱心だったと思うんだがなぁ

430:名無し三等兵
11/11/27 00:44:03.32
むかしのNHK番組
ドキュメント太平洋戦争「エレクトロニクスが戦いを制す」
でやってたな



431:名無し三等兵
11/11/27 00:46:21.77
まあ、陸軍も海軍も心底馬鹿じゃないから
当時の知識ではそもそも思い至らないだろうって事は別にして
並みの軍オタが指摘するような問題点には気付いてるし
なんとかしようとしてるw

432:名無し三等兵
11/11/27 00:48:16.31
>>429
ヌンホル島の樹上レーダー写真とかね

熱意は日本軍にもちろんあるんだが、さすがにアメちゃんには技術で追いつかな
かったというのが真相

433:名無し三等兵
11/11/27 00:51:53.83
資源の乏しさに加え、軍需だけでなく民間の基礎工業力と産業規模がほかの
列強にくらべ低すぎるんだよ(イタリア除く)

434:名無し三等兵
11/11/27 00:59:14.79
>>433
一部除くと基礎工業力の部分はイタリアにも負けてるかも……

435:名無し三等兵
11/11/27 01:03:21.10
GDPは日本のほうが上だったんだがな・・・
だが人口はそれ以上に多かったから日本のほうが貧乏だったのかも

436:名無し三等兵
11/11/27 01:03:33.32
クルマはイタ車が戦前でもレースで活躍してるしね。

設計思想こそ旧いが、確実な作動性と仕上げの上質さでベレッタ短機関銃は
ドイツ軍でも連合軍でも大人気だったよね。

437:名無し三等兵
11/11/27 01:05:03.80
確か年割の戦費だと大日本帝国はイタリア王国(分裂後込み)に負けてたような……

438:名無し三等兵
11/11/27 01:10:22.50
>>437
うん、毎日新聞社「日本の戦史 日本陸軍史」の円グラフでイタリアのほうが上

為替レートの関係もあるが、より貧乏だったおかげで少ない戦費でイタリア
以上に航空機と艦船を生産できたという面もある

439:名無し三等兵
11/11/27 01:18:00.04
準備不足も影響してそうだが>>イタリア
日本以上に無資源国家だし

440:名無し三等兵
11/11/27 01:28:58.56
イタリアは一次大戦の旧式砲でも機械牽引を意識してゴム輪帯つきに
改修してるのは、日本以上にモータリゼーションが発達してたから
さすがにスポーク転輪の砲を台車で運搬してる写真はあるけど「このままじゃ
やばい…」と思ったんだろう

あと、重トラックを改修して自走砲にするのは日本以上に積極的

441:名無し三等兵
11/11/27 01:33:21.10
まあ、腐っても欧州列強の末席だし自動車産業の裾野は日本より良い感じに広い

442:名無し三等兵
11/11/27 01:40:12.96
むかしクラシックカーでアメリカを長距離レースする番組あってさ。
日本製ダットサンの板バネが折れてエンコしてたよ。

当時の冶金技術のせいだろうな。経年劣化ももちろんだが。
これをプレス機で鍛造してスプリング刀こさえたらえらいことだったろうと思う。

443:名無し三等兵
11/11/27 02:50:06.32
へタリアネタで
アンサルトの20cm榴弾砲をコピ−しなかったのは輸送がうまくいかなかった
のも事実だが、威力や操作性のメリットが十五、二十四糎榴弾砲にくらべ
さほどなかったのも原因
これは当時の旧軍資料でもあきらか
四五式二十糎榴弾砲は威力が中途半端として、すべてロシアに売却してるしね

ドイツも口径21cmは失望してて17cm、24cmに生産をシフトしてる

444:名無し三等兵
11/11/27 03:07:53.39
今「ザ・パシフィック」観てるんだけど、第4話のニューブリテン島の戦いで
皇軍が航空偵察対策か木角材と縄で10Hか15Hのデコイを作って
周囲に軍服着せた藁人形を置いてるシーンがあって興味深い
航空機だと九州の6FAが似たようなことやってたけど、火砲もよくしてたのかな

>>427
>>429
なんというか、「皇軍のレーダー軽視」って変に解釈されてるきらいがある
それこそ「日本の火砲生産数は少なすぎ。皇軍は砲兵軽視で歩兵の白兵戦至上主義〜()」並

帝国陸軍は大戦中後期には外地や内地の主要地帯には実用品を配備してたもんね



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