【技術】LED素子の光出力1.7-2.5倍向上/JST ・大学発ベンチャー at SCIENCEPLUS
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1:一般人φ ★
11/03/03 00:56:41.87
白熱電球や蛍光灯にとって代わりつつあるLED(発光ダイオード)照明の光出力効率をさらに高めるLED素子の
製造法をエルシード社が開発した。

天野浩・名古屋大学大学院 工学研究科教授らの研究成果を基に、科学技術振興機構が独創的シーズ展開事業・
委託開発の開発課題に採択、2007年から企業化を支援していた。
白色だけでなく赤色、青色など広範なLED製品への応用が期待できる、と同機構は言っている。

LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べエネルギー効率が高い。急速に普及しつつあるが、LED素子内ではまだ
発光した光の一部が内部で熱となって浪費されているという改良の余地が残っていた。
光の一部が外部に取り出される前に熱となるのを避けるには、LED基板上の凹凸をできるだけ細かくする必要がある。
エルシード社は、低エネルギーの電子線を用いることで、500ナノメートル(ナノは10億分の1)幅の
コーン形状体を規則的に並べた「ガの眼(モスアイ)構造」と呼ばれる微細な凹凸構造を持つLED素子を作ることに成功した。

LED素子は、加工しない場合に比べ光出力が1.7-2.5倍向上し、1分程度という短い時間でパターン形成処理が
でき、
生産性も高いという。

エルシード社は、科学技術振興機構大学発ベンチャー創出推進事業の採択課題「モノリシック型高出力高演色性
大型白色LEDの開発」(開発代表者・上山智・名城大学 教授、起業家・木下博之氏)の成果を基に2006年に設立された。

▽記事引用元 サイエンスポータル(2011年3月2日)
URLリンク(scienceportal.jp)

▽科学技術振興機構プレスリリース
URLリンク(www.jst.go.jp)




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