【医学】赤血球産生の新しい仕組みを発見、脳貧血や骨髄異形成症候群の治療法開発へ/都医学研・東北大 at SCIENCEPLUS
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1:一般人φ ★
11/02/09 23:38:11
 財団法人東京都医学研究機構 東京都臨床医学総合研究所の小松雅明副参事研究員と東北大学大学院
医学系研究科医化学分野の山本雅之教授らグループは、独立行政法人日本学術振興会の科学研究費の助成を
受けた研究により、遺伝子改変マウスを用いた実験でたんぱく質修飾活性化酵素Uba5が血液産生に
直接関与するという赤血球産生の新しい仕組みを発見した。

  赤血球は体内の細胞に酸素を運び入れ、二酸化炭素を運び出す働きをし、成人では約20億個もの
赤血球が体中を巡回している。
赤血球の減少や機能異常は生命を脅かすもので、赤血球の寿命はおよそ120日間であることから、
人間は毎日大量の赤血球を産生する必要がある。

  造血の異常は生命を脅かす脳貧血や骨髄異形成症候群といった病気を引き起こすが、
これらの病態発症にたんぱく質修飾活性化酵素Uba5が関与している可能性を見出した。
この発見は、既知であったサイトカインや転写因子に加えて、血液産生に直接働く新しい細胞内酵素の発見であり、
こうした病気の治療法開発につながる期待を寄せている。

  なお、研究成果は英時間2月8日16時に英国科学専門誌「Nature Communications(ネイチャー・コミュニケーションズ)」
オンライン版に掲載される。(編集担当:小林南々穂)

▽画像 野生型、Uba5欠損及びUba5レスキューマウスの血液像
URLリンク(news.searchina.ne.jp)

▽記事引用元 サーチナ(2011/02/09(水) 19:05)
URLリンク(news.searchina.ne.jp)

▽東北大学プレスリリース
URLリンク(www.tohoku.ac.jp)

▽ Nature Communications
「The Ufm1-activating enzyme Uba5 is indispensable for erythroid differentiation in mice」
URLリンク(www.nature.com)


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