【板垣】板垣さん、きりん座の銀河に超新星2011Bを発見 坪井さんも独立発見 at SCIENCEPLUS
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1:TOY_BOx@みそしるφ ★
11/01/17 04:29:37
【2011年1月11日 VSOLJニュース(260)】

山形の板垣公一さんが1月7日、きりん座の銀河NGC 2655に
超新星2011Bを発見した。板垣さんにとっては今年1個目の「発見初め」だ。
8日には広島の坪井正紀さんもこの天体を独立発見している。

昨年末から冬型の気候が続き、荒れ模様の日本海側、晴天の太平洋側となっています。
山形県山形市にお住まいの新天体捜索者の板垣公一(いたがきこういち)さんは、
冬になると雪雲を避けて、栃木県高根沢町に設けた施設で天体捜しをされています。
今回の超新星は、その高根沢町で発見されたものです。
また、広島県広島市の坪井正紀(つぼいまさき)さんも、同じ超新星を独立に発見しています。

板垣さんは、1月7.431日(世界時、以下同様)に同所の30cm反射望遠鏡で撮影した画像上に、
15.8等の光点を見つけました。
遡って調べてみると、1月2.447日には18.5等より明るい天体はありませんでしたが、
5.570日には17.5等級で写っていることに気付きました。
新しい天体の位置は以下のとおりで、きりん座のレンズ状銀河NGC 2655の中心核から東に32秒角、
南に21秒角のところにあたります。

赤経 08時55分48.50秒
赤緯 +78度13分02.7 秒 (2000.0分点)
超新星2011Bの周辺星図

この天体は、埼玉県上尾市の門田健一(かどたけんいち)さんや
宮城県大崎市の遊佐徹(ゆさとおる)さんによって存在が確認されました。
また、坪井さんは8.459日に15.7等でこの超新星を独立発見しています。
仙台市天文台の小石川正弘(こいしかわまさひろ)さんは、
1月3.735日撮影の画像には19.0等より明るい天体はその位置にないことを報告しています。
爆発後間もない発見だったことが期待されます。

カナダの天文台でこの超新星のスペクトルが観測され、極大前のIa型超新星であると報告されています。
母銀河は私たちから近く、典型的なIa型超新星(白色矮星が起こす暴走的核融合で発生するタイプ。
対する「II型」は、大質量星が重力崩壊して起きる)であれば、もっとも明るいときで
13等近くになることが期待されます。今後の光度変化に注目が集まります。

板垣さんが1月7日に撮影した超新星2011Bの発見画像と、それ以前との比較画像。撮影:板垣公一さん
 URLリンク(www.astroarts.jp)

▽記事引用元 : AstroArts 2011年1月11日
 URLリンク(www.astroarts.co.jp)
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