後味の悪い話 その120 at OCCULT
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800:本当にあった怖い名無し
11/03/07 12:33:26.64 ebNtDua8O
>>798
テンプレ読める?

801:本当にあった怖い名無し
11/03/07 13:53:43.53 Zikw3xIx0
>>797
それは別の話と混じってるな。

>体からどんどん水分が無くなって干からびて行く過程を写真に納める
はそういうウイルスを開発した、善良でない人間はこれで滅ぼすと言って
インチキ不動産販売員を騙す別の話だ。タイトルが出てこないけど…

マイ国家の落ちは死刑にされると宣告された訪問者の気がふれて、
「これでは処刑ができないので出てけ」と追い出される。
んでその気がふれたやつが、また別のマイ国家を作るんじゃないかっていう落ちだった。

実家に帰ればどちらもあるんだが、手元にないからうろ覚えでスマン。

802:本当にあった怖い名無し
11/03/07 14:09:58.73 /D0fjIst0
ビフォーアフターで個人的に印象に残ってる後味悪系の回は、
両親と一男一女の四人家族でめちゃくちゃ狭い二階建てに住んでる一家の話。
洗面所トイレ台所とかを覗いたらあとは6畳くらいの居間しかない、みたいな家。
二回は家族それぞれの服とか私物の物置状態で、部屋としては機能してない。
寝る場所もないから夜には居間に母と長女が蒲団しいて(ぎゅうぎゅう)寝て、
父と長男は押入れの上と下の段にそれぞれ蒲団敷いて寝るような状態。

で、匠の技で例のごとく明るく広々した家に生まれ変わるんだけど、
この家の「一男一女」てーのが、どっちももう二十歳過ぎのオトナなんだわ。
長女は学生とかだったかもしれんけど、少なくとも長男は26歳くらいで、
フリーターだか正社員だかはっきりわからんけど、とにかく実家離れてて当たり前な年齢。
でも、匠は「すでに成人した二人の子供たちのプライベートを配慮して」とかいって
外から帰ってきたら親と顔合わせなくても直接二階の自室に行けるような外付け階段作ったりしてて
「この子供たちはこの後もずっとこの家に住み続ける予定なんか?」とびっくりした。
ふつう、大人四人で暮らすのが困難なほど狭い家で、子供が成人したなら
その狭さ暮らしづらさの解決策って、改装よりも「子供が家を出て行く」一択だと思うんだが。


803:本当にあった怖い名無し
11/03/07 14:16:04.95 gAXvTtBj0
>>802
世間知らずのお前には一拓なのかもしれないが
世間的には長男が家を出ずに親と同居するのは稀に良くある

804:本当にあった怖い名無し
11/03/07 14:32:27.23 1b1t2BSX0
狭い家で、どう考えても暮らしにくそうなんだけど、
だいたい皆、和気藹々として、それなりに気遣いもしあって
楽しそうな家族なんだよな。

狭いからこそかもしれないけど、だとしたらそれぞれに
自由に使えるスペースが増えた事で、家族の中に壁が出来て
家庭崩壊なんて話もあったりしてな。

805:本当にあった怖い名無し
11/03/07 14:32:34.87 ppsHrNUaO
>>803
稀なのか良くなのか(ry

806:本当にあった怖い名無し
11/03/07 14:38:35.38 hIrRZAZA0
出戻り長男だけど妹の部屋に比べて、半分ほどの広さで日当たりも悪い部屋に住んでます。

807:本当にあった怖い名無し
11/03/07 14:51:01.25 4rPMFc940
実話。
歩いていたら、道の隅に巣立ったばかりっぽい鳥のヒナがいた。
人通りもそこそこあるし、猫やなんかに襲われても可哀相かと思ってとりあえず
近くの自販機の上に乗せた。高い所なら安全&見つかりにくいと思ったし。
捕まえた時に少しもがいたけど、巣立ったばっかでちゃんと飛べないんだな、位に
しか考えなかった。
で、2,3歩進んだら、その鳥は自販機の上から飛び立って、でも、凄いふらふらした
飛び方で、車道に不時着した直後に轢かれた。
あと、何気なく掌見たら小さい虫がいっぱい付いてた。



808:本当にあった怖い名無し
11/03/07 14:56:38.89 9ppb+pXo0
やめろ
小さい頃草むしって遊んでたら掌中潰れた虫塗れになったことを思い出しただろ

809:本当にあった怖い名無し
11/03/07 15:06:08.44 sWES3rjC0
>>807を見て思い出したけど


空でスズメが2羽追いかけっこしてるなー
仲いいんだなー
とか思って見てたら片方のスズメが羽つつかれて俺の前に墜落して死んだことがあった。


810:本当にあった怖い名無し
11/03/07 15:29:30.43 0S27SXW30
>>807
お前が頃したんだな

811:本当にあった怖い名無し
11/03/07 15:46:49.84 jkuU8wAjO
小学生の頃に女子が学校にヒヨコを2羽持ってきて、校庭に連れ出して遊んでたらカラスに1羽さらわれた
パニックになってる中、またカラスがやってきてもう1羽も咥えて行こうとしたが、カラスの嘴から零れて数メートル落下
怪我をしたのか弱々しかったが、生きてはいたので持ち主が連れて帰った

次の日、何事も無かったようにいつもの振る舞いを見せるその女子、もう1羽はどうしたのか誰も聞こうとはしなかった


812:本当にあった怖い名無し
11/03/07 17:14:07.03 /MM/CsaA0
この流れで唐突に思い出した。

小学校の頃友達と小学校の近くの土手で遊んでいて子猫見つけた。
可愛くて、明日は餌もって遊びにこようと思って、逃げないように子猫の首にゆるくひもをつないで帰った。
次の日行ったら、ひもがキュウキュウになってて子猫死んでた。

しばらくして、別の子猫を見つけた。今度は家に連れて帰った。
親に見つかると怒られるので自分の部屋のベッドに入れて飼おうと思った。
その日のうちに見つかって、学校に行ってる間に捨てられた。

親元離れるまで捨て猫にはかまわないようにした。
大学生になって子猫拾った。
本で勉強したり、予防注射もしたりして、猫は元気。
飼い始めて6年後くらいに3匹目を拾ったら雄雌揃ってしまって大繁殖。
一時期20匹以上飼ってた時もあった。

それからは繁殖しないよう気をつけて、猫達の体調にも気をつけて。
1匹づつ寿命的に減って行って、あと5匹になった。

最近は20数年前と違って迷い猫本当にいない。
でももし見つけてももう拾わない。
今飼ってる猫は可愛いけど、なんか心が枯れちゃった気がする。


813:本当にあった怖い名無し
11/03/07 17:46:57.86 YJ0xZITNO
おい馬鹿やめろ

クラスで管理してた有精卵割ったの思い出す

814:本当にあった怖い名無し
11/03/07 17:50:48.03 WrcDL+eb0
阿刀田高の小説(SS)がたまに出るけど、自分は子供のときに呼んだ「犀」ってのが嫌だった。
オチは大人ならすぐ分かるんだけどね。エロ注意。
---------------------------------
少女は父と一緒に行った動物園で初めてサイを見る。
その優しい目以上に尖った角が恐ろしく印象に残った少女はその夜から毎晩サイの夢を見る。
夢の中のサイはやはり優しい目をしていたが角は何かを刺したのか赤く血濡れていた。

ある夜、サイは少女を追いかけその角で下腹部を突き刺した。
しかしその目は優しく、少女も痛みをこらえて微笑みかける。サイもまた微笑んだ。
翌朝目を覚ますと少女の下着は赤く染まっていた。

その後もサイは何度か夢で少女を刺した。少女もだんだんそれを歓びに感ずるようになった。

ある朝の食事中、少女は母親に夢のサイの話をした。母親は箸を落とした。その夜からサイは現れなくなった。

数ヶ月たち少女もサイの夢を忘れた頃、母親が家を空け、その夜の夢には久しぶりにサイが出てきた。
少女は嬉しかった。荒々しく角を突き立てられ歓びの体液がそれを濡らした。
すべて終わった後、サイが優しく角を抜き、少女に微笑みかけた。その顔は歪んで父の笑顔になった。
少女はもう母にサイの夢の話はしない。サイは今でも時おり夢に現れているだろう。終

815:本当にあった怖い名無し
11/03/07 18:06:15.26 c7aVdH6X0
地味に魔女の宅急便も後味悪いと思う

パイの話とか

816:本当にあった怖い名無し
11/03/07 18:22:02.41 EdFtSV61O
>>814
なぜ子供のときにそんな小説を…

うちの父親、DV夫で子供にもよくキレる人だったんだけど、人を罵ったり暴力振るうとき顔が笑っててなんか楽しそうだったんだよ

少しあとになってから父親の蔵書にサド公爵の本が何冊かあるのを発見した

うわあってなった

817:本当にあった怖い名無し
11/03/07 18:50:11.14 WrcDL+eb0
>816
父のか祖父のか誰のかわからないが
「ブラック・ユーモア入門」っていう阿刀田高のワニの本シリーズが家にあったんだ。
エロ風味のブラックネタばっかりで子供ってそういうの興味持つじゃん。
挿絵が楢喜八でまた嫌な感じでよく覚えてるってか大人になって自分で買いなおして持ってる。


818:本当にあった怖い名無し
11/03/07 19:18:03.37 9WhMMgpqO
桜の木につく毛虫… サクラケムシは美味しいよ。
毎年季節になると6千匹くらい捕って食ってる。

819:本当にあった怖い名無し
11/03/07 21:02:18.85 Ic0fj1p70
>>814
山岸涼子の夜叉御前と同じ感じだね。散々既出だろうけど。

主人公の少女(15歳)は、得体の知れない黒いモノに夜な夜な襲われていて。
苦しみながら目線を反らすと、部屋の押入れの中から、
般若の面を被った鬼(能に出てきそうな感じ)がこちらを睨んでいる。

その内、日々の生活の中でも鬼が度々、監視する様に少女の前に現れる。
不気味に思いながらも過ごしていたら、ある晩、
黒いモノに襲われている少女の間近に斧を持った鬼が迫ってくる。
鬼は黒いモノに向かって、斧を振り下ろす。鬼は少女も手にかけようとするが、少女は怯えて逃げる。

黒いモノ=父、鬼=母、なんだが。
少女は気づかぬ内に発狂してたみたいで、それらの正体には全く気づいていない。
母は父の頭に斧をブッ刺して惨殺して、精神病院行き。
少女は父の子を妊娠・出産、母と同じ精神病院に送られることが暗示されてお終い。

黒いモノ/鬼の正体が分かった瞬間の見開きがインパクトあったな。
裸の父・少女と、斧を振り下ろしてる母の姿が。

820:本当にあった怖い名無し
11/03/07 21:12:45.68 Qq2S1DNo0
最近イカ娘観てないな・・・

821:本当にあった怖い名無し
11/03/07 21:39:27.98 WrcDL+eb0
>819
それも持ってるw
どうなんだろうね、単純化すりゃ男目線vs.女目線なんだろうが。
自分は女目線だけど「犀」の少女の感覚もちょっとわかる。

822:本当にあった怖い名無し
11/03/07 22:17:57.01 u095Es2D0
あほか

823:本当にあった怖い名無し
11/03/07 22:32:22.11 WrcDL+eb0
もっと詳しく

824:本当にあった怖い名無し
11/03/07 22:34:08.10 CkagSWH90
>>815
嫌いだって言ってるのに、パイを送りつける
ばあちゃんが気持ち悪い。
その怒りを宅配した人に向けてしまった孫もDQNだがw

825:797
11/03/07 22:41:59.51 Y7u5gewXO
>>801あれ?別の話だっけ?
もう一度全冊読んでみようかな。わざわざありがとう!

826:本当にあった怖い名無し
11/03/07 22:58:26.90 Y7u5gewXO
連投ごめん。
阿刀田高と言えば、星新一が亡くなった後、「ショートショートの広場」の選考人になったけど、
ショートショートを書いてるってだけで、星新一とは全然作風が違うのに…ってちょっと後味悪く感じる。
せめて小松左京とかにやって欲しかったけど、断られたのかな。

827:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:08:08.45 IO+CFTbIO
>>824
ばあちゃんに直接パイが嫌いだとは言ってないんだと思うよ

自分的には
トンボとその意地悪な女の子が仲良い(同じグループ)設定だったのが後味悪かったw

828:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:13:33.55 1b1t2BSX0
意地悪だったっけ。
単に、あんな苦労して焼いて雨の中を運んできたのに
「別に要らないのにー」って態度で感謝の言葉もなく
苦労が全然報われなかったってだけの話じゃなかったか。

829:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:24:58.65 IO+CFTbIO
>>828
『…このパイ嫌いなのよね』吐き捨て→扉バタン!
だから性格悪いと思う

実際にトンボの車?にその女の子が乗ってて『あの子(キキ)知ってるー』て言われたら
キキご機嫌ナナメって流れがあった

830:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:32:48.03 1svw1JkM0
仕事してたらそんなの普通、割り切って仕事しろよと思う

831:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:34:40.23 zXkHiGqc0
>>830
キキは歳が歳だし精神がまだ子供って設定だろ
アルバイトみたいなもん

832:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:39:36.56 1kD8e2ZM0
あのシーンは働いてると必ずしもいいことばかりじゃないっていうのが
よく表れてて好きな場面だ。
トンボと仲良しなのもちょっとリアルw

833:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:44:54.43 CkagSWH90
>>830
自分がヤマト運輸のドライバーで、デートの約束してるのに相手を待たせて
仕事を優先し(しかも客がどうしてもって言うからなんて理由で)、
配送先であの仕打ちを受けたあげくに
デートに間に合わず、その上風邪ひいたら、かなり凹む。
結局は割り切らざるを得ないがw

834:本当にあった怖い名無し
11/03/07 23:45:46.13 IO+CFTbIO
>>832
そうそう。ああいうの(人間関係や嫌な客との繋がり)
で揉まれて成長していくってのがまたリアルな話だよね

835:本当にあった怖い名無し
11/03/08 00:03:40.56 bHgEe7NQ0
課長「あれから一晩考えたんだが‥‥」
この一言で9割方決まってた仕様がひっくり返される
課長「これはうちの仕事じゃないだろ、今後うちで扱うな、他の課を説得しとけ」
この一言で20年近くうちで受けていた書類の決済が一切通らなくなる
課長補佐「僕知らん、課長の指示でやったらいい、でもその決済は認めん」

鬱・出社拒否・胃潰瘍・奇声をあげて部屋を飛び出しそのまま入院
‥‥1年で4人係長が替わりました
とうとう4月から私の所属するラインから係長の役職がなくなります
課長と補佐はこのまま残留です、私もそろそろ限界です


836:本当にあった怖い名無し
11/03/08 00:21:06.43 ZJPKwnG70
>>825
間違ってたらごめん
>>801のインチキ不動産販売員を騙す話は「なりそこない王子」に収録されてる
「善良な市民同盟」だったと思う

837:本当にあった怖い名無し
11/03/08 01:03:18.19 4TxxySoD0
>>803
一拓じゃなくて一択だろ。頭悪い癖に絡んで来るなよ。

838:本当にあった怖い名無し
11/03/08 01:09:09.95 xiXcCaR30
>>837
2ちゃんで誤字脱字に突っ込むのは野暮

839:本当にあった怖い名無し
11/03/08 01:23:42.00 kOWXgTsW0
稀によくあるにもツッコめと言っているサル

840:本当にあった怖い名無し
11/03/08 01:37:48.71 YGWEw9wx0
>>839
それ2ちゃん語

841:本当にあった怖い名無し
11/03/08 01:49:16.11 K4d10/gkO
昔歯医者の待合室で読んだ女性向けマンガ雑誌から
色々うろ覚えなので用語とか違ってるかも知れないが適当に流してください

主人公は専業主婦で中学生の一人娘がいる
ある日娘が精神病?自閉症?発症
無表情・無感動・無気力で口もきかずぼんやりしている
あらゆる病院にかかるが原因不明
途方に暮れる主人公は同じような子供を抱えるコミュニティを知り参加、
娘と同い年の少年を持つ母親と仲良くなり二人をあわせる
いつも覇気がない娘だったが少年と会った事で少し表情が現れ、
その後も二人を会わせて母親は母親同士励まし合っていた
やがて時は過ぎ、二人が成人しても病状は良くなっていなかった
相変わらず二人で会わせてその間外で息抜きしている母親たち
実は子供二人はとっくに症状は治っていて(あるいは始めからそんな病気はなかった)
母親たちがいなくなったらセックスに耽っていたのだった
進学したり働いたりするのが嫌で病気の振りをし、これからも脛をかじり続ける気満々
ラストは年と介護の苦労で背中が曲がりつつある母親たちが
「子供たちのために頑張らないとね」と励まし合う後ろ姿で〆だった


842:本当にあった怖い名無し
11/03/08 02:15:24.11 F3i3iJmEO
レディコミは濡れ場を書きたいが為に何でもやるのだな

843:本当にあった怖い名無し
11/03/08 02:21:49.91 K4d10/gkO
レディコミじゃなくってミセス向け?の普通の漫画雑誌だよw

844:本当にあった怖い名無し
11/03/08 02:25:33.41 F3i3iJmEO
そうなのか、勝手に勘違いしてすまんかった

845:1/3
11/03/08 02:56:14.74 +38M1p610
眠れないついでに初投稿
うろ覚えの箇所等自分で補填してる部分もあるので
間違ってたらすみません。

松本洋子作の少女漫画、「炎の旋律」

主人公Aは和風美人で大人しく、家柄も良い女子高生だが
幼少期から孤立した日々を送っていた。
と言うのも、Aの周囲では人体自然発火が
しばしば起こり怪我人や死者が出ていた。
ある時からAをからかったり、危害を加えようとした人間に
人体発火が起きている事が発覚する物の
Aは幼く、何より物的証拠もない為刑事事件には問われなかった。
やがてAは周囲から化け物と呼ばれたり
口には出さずとも腫れ物を扱われる様に接され始める。
A自身も自分が拒絶や嫌悪感を覚えた時に
人体発火現象が起こってしまうという自覚こそあった物の
現象そのものは自分の意思ではなかった。

発火騒ぎの起きた土地を離れ引っ越すが、
自分自身の力に恐れたAは
「他人と接触や関わりを持たなければ
拒絶や嫌悪感を覚える事もなく
発火現象が起こる事もないだろう」
と考える様になり、現在に至る。
その結果同級生からは
「お嬢様だからってお高くとまってる」
と陰口を叩かれながらも
「これで良いの、誰も傷付けなくて済むから」
と自分を言い聞かせていた。


846:1/3
11/03/08 02:57:41.47 +38M1p610
そんな中、同じクラスのイケメンBが
やたらAを構う様になり、Aは困惑する。
人と関わり、何かのきっかけでまた発火現象が
起きてしまう事を恐れ、出来る限りBを避けるAだが
Bの優しさや真摯な態度に自然と惹かれつつ
Bを通して周囲とも打ち解ける様になる。
「人の心ってこんなに温かいんだ」
と感じる程になる。

ある日、体育館裏で
同じく同級生のC(可愛くて明るい女の子)とBが
何やらコソコソ話している所を発見する。
その会話は、
・BはAの幼い頃の発火騒ぎを知っている
・選挙を控えたBの父親が有力者であるAの父親に
気に入られる為、BはAの機嫌を取っていた。
・そんな事情があるとは言え、
AとBが仲良くしている所を見ているのは
Bの彼女である自分は面白くないから
控え目にしてくれ、とCの要望
・「大丈夫、本当に好きなのはお前だけだよ」
とCを嗜めるB。

突然、Cの制服のリボンに火が点く。
素早くリボンを取ると同時に横にAがいる事を発見するBC。
二人の会話にショックを受けた事でAの力が
再び目覚めてしまったのは明らかだった。
CはAに向かって
「父親が有力者じゃなければ
誰があんたみたいな化け物に構うもんか」
と罵声を浴びせる。
その直後、Cは炎に包まれ焼死してしまう。

847:3/3
11/03/08 02:58:56.94 +38M1p610
ごめん名前欄間違えた、
↑は2/3です

続き。

Bもまた
「やっぱりお前は昔から何も変わらない、化け物だ」
とAを責める。
それに対し
「いいえ、私は変わった。
この力をたった今コントロール出来る様になったもの。
これは私の意思よ」
と返し、Bをも炎に包ませる。

燃えるBを見て涙を流しながら、
「自由に使える様になったのは、あなたのお陰よ…」
と呟くA。

終わり。

848:本当にあった怖い名無し
11/03/08 03:02:40.77 +38M1p610
最後に…。
Aは終始化け物扱いで最終的には裏切られるし
結局誰も救われないラストで、
幼心(読んだ当時小学生)に後味悪かった。
読み難くて申し訳ないです。


849:本当にあった怖い名無し
11/03/08 03:57:50.89 V20PPdeIP
>>845-848

悲しいのう…

850:本当にあった怖い名無し
11/03/08 05:58:28.65 TdpRKF7h0
昔読んだホラー漫画だったと思う。
うろ覚え&文章力がないので読みにくかったらごめんなさい。

母親が選んできた部屋で急に一人暮らしをするように言われた主人公。
そこには既に不倫相手と結ばれないことを苦に自殺した女の霊がいた。
親子揃って霊能者(母親は知っていて部屋を借りた)であった主人公は怖がることなく女の霊に成仏するように進めるが、
「私の身体を抱きしめて必ず君のそばに行くから待っていてくれと言われたから離れない」と拒否して部屋から出ていかなかった。
ある日。
友だちAが遊びに来て帰ると女の霊がいなくなっていた。
それに気付いた主人公は成仏したものと思い安心した。
が、翌日からAが大学に来なくなってしまう。
不安な気持ちにかられAの家に行くとそこには疲れ切ったAと女の霊がいた。
女の霊は「Aは恋人に似ている。恋人に間違いない」と言い張る。
主人公は必ず恋人を見つけるからAから離れるように説得をしてなんとか女の霊をAから離すことに成功をした。



851:つづき
11/03/08 05:59:14.64 TdpRKF7h0
調べていくうちに女の霊の恋人がAの父親である事を突き止める。
自殺した女の霊の遺書を見つけて読んでしまった母親が藁人形で呪い殺したことが、父親の死因だった。
そして近くの神社の大木に囚われている父親を見つけだし解放する。
父親は女の霊に一目散に合いに行ってしまう。
大木の反対側には母親の霊が囚われていた。
解放してしまうと地獄に落ちるが構わないかと聞かれると自分が犯した誤ちだから仕方ない。と地獄に行くことを承諾。

一方父親は
息子を守護しないといけないからもう少し待ってくれ。
今まで待ってくれたんだからもう少しぐらい待てるだろ?
きみも両親の元に行って見守るんだ。
来世で結ばれよう
みたいなことを熱く語り、二人は別れる。

その夜Aは家族団欒の夢を見た。
Aは主人公にみんなにこにこしてて、昔に戻ったみたいだったと報告。
漫画は家族が食卓を囲んだ絵で終わり。

父親を呪い殺した母親が地獄に落ちるのはわからないわけじゃないけど、その原因を作った二人が守護霊になって来世で結ばれる(かはわからないが)とかってなんなんだよとおもってしまった。



852:本当にあった怖い名無し
11/03/08 07:26:42.93 LsOH4c/CO
いい感じに後味悪い

853:本当にあった怖い名無し
11/03/08 09:53:46.83 6UUGmFSh0
>>826
んでもって阿刀田高って少し辛口だよなw
しかも、途中で編者が変わったからシリーズなのに
巻数途切れて別の棚に並ぶというwww
で、ショートショートの広場を出してる講談社文庫は
ほとんど赤川次郎の本を出してないから
阿刀田高が結構目立つというwwwwwww

854:本当にあった怖い名無し
11/03/08 13:51:17.00 K4d10/gkO
>>851

原因じゃなくて実際の罪の重さって事なんだろうけど母親カワイソス

855:本当にあった怖い名無し
11/03/08 15:22:37.54 AN6C0qTk0
>>785
主人公の男の子(小6)が犬に追いかけられ、ある家に隠れる。
そこで変なおっさんが出てきて、「君は亡命者か?」と尋ねる
「何?亡命って。」主人公は訳も分からずに戸惑うが、おっさんは「不法入国は懲役X十年の刑だ!」と言い、主人公を自宅に押し込める
その後、おっさんの気まぐれで懲役は4時間に減刑され、主人公も逆らわない方がよさそうと大人しく過ごす。
その間、おっさんが作ったゲテモノ料理を食べさせられたりして悪夢を味わうが、何とか無事に4時間が経過する。
釈放が決まり、主人公はおっさんに別れの挨拶を言う「その髪型、面白いねwww」
これがおっさんの逆鱗に触れ、再び主人公はおっさん邸に閉じ込められる。
今度はさっきと違い、刑務所の檻の中らしき所に隔離され、天井のスピーカーからおっさんの声が聞こえてくる。
「わが国において髪型を侮辱する者は死刑に処すと定めてある。だが、これから出す問いに答えられたら無罪放免としてやろう」
おっさんが喋っている間に、檻の中の壁が主人公に向かって迫り、このままだと圧死してしまう。
主人公は持ち前のカンニングテクニックで見事問題に正解するが、おっさんは「やはり許せない」と刑の執行を止めない。
もうダメだ!と思った時、外から警察がやってきて主人公は解放される。
主人公が脱出した後、おっさん邸は空高く浮かび上がり、そのままどこかへ消えていった。

特に後味が悪い話でもないかな。

856:本当にあった怖い名無し
11/03/08 16:41:02.93 F3i3iJmEO
>>855
読んだ事ないんだが、おっさんの髪型のイメージがMr.スポックで再生された

857:本当にあった怖い名無し
11/03/08 17:18:25.55 BltHjSw30
>>855
後味悪いどころかめちゃくちゃシュールで面白そうじゃねーかw

858:本当にあった怖い名無し
11/03/08 18:01:20.92 llZVGz5T0
>>855
何なんだよその話wwww
読みたすぎるだろww

859:本当にあった怖い名無し
11/03/08 18:05:30.62 87esKQrN0
ビフォーアフターの話が上がってたので。
これまでで一番後味の悪かった回。

日本かぶれの外人の夫を持つ日本人妻。
家はボロボロの日本家屋だった気がする。
旦那の強い希望で和を取り入れた家にして欲しいと、リフォーム費用二千万をかけ匠独自の近代日本家屋が完成。
訳のわからない可動式家具や廊下だろってとこに落ち着かないリビング。
極めつけは外から丸見えの風呂。
外が気になるなら簾を降ろして下さい→半分しか下がらず下半身丸見え
最後のシーンでは終始無表情で風呂に浸かる夫の顔があった。


860:本当にあった怖い名無し
11/03/08 18:10:34.58 87esKQrN0
×顔があった。→○姿があった。

861:本当にあった怖い名無し
11/03/08 18:27:47.43 U3PXDmQA0
>859
これかなw
URLリンク(livedoor.2.blogimg.jp)


862:本当にあった怖い名無し
11/03/08 19:18:52.99 uyDDwIwq0
>>859
ビフォーアフターは後味悪いっつーより自業自得としか思えん。
安く注文住宅を!きっと自分の希望通りになるに違いない!
と思い込んで金をドブに捨てるのはパチンカスと同じだと思う。

その例は2千万用意したからまだマシだけど、
中には数百万で全面リフォームしてくれってのもあるしさ。

863:本当にあった怖い名無し
11/03/08 19:25:43.19 QPHUbFn90
>>862
ビフォーアフターってかなり金かけてるぞ。
お前あんまり見たこと無いだろ?

864:本当にあった怖い名無し
11/03/08 20:40:12.47 yy3rHe6hO
>>851
これ、お母さんが霊能者で息子も霊能力持ってるっていう漫画だね。

寺尾玲子さんの漫画を描いてる方と同一の漫画家さんですねー。

865:本当にあった怖い名無し
11/03/08 20:46:17.25 Nh1V1jE5O
ビフォーアフターって、最初にどんな結果になっても文句言いませんって誓約書でも書かされるのかな?
そんだけお金払えるんなら、普通に内装工事出来るだろって思う。

866:本当にあった怖い名無し
11/03/08 20:47:32.45 X7RRysGU0
>>865
そんな誓約書があったら何件も訴えられてないと思われ

867:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:03:58.26 jM7ohvg60
思いっきり売りに出されていた家があったけど、奇天烈すぎて買い手がつかないみたいだった

868:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:06:55.69 lRAFLddoP
>>866 そうなの?訴訟だらけなの?
まぁ無理ないって物件多数だけどさ

自分なら色々格安なんだから文句言える立場じゃないと思って言えない
つか元から頼まないけどなw

869:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:26:37.55 I0oR72NuO
成功した家は本当に住み心地も使い心地良さそうだし家族も心から嬉しそうなんだけどね
数年後にリフォーム宅を再訪問する企画もあるし、そんな企画許すほどの成功物件があるのは確か
ワイドショーなんかにあるアナタのお部屋勝手に模様替え企画程度の成功率しかないのが難点だね

870:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:37:11.43 X7RRysGU0
ギミックに懲りすぎてメンテ性を無視するだけなら、あ〜あって思うだけで済むけど、
どう見ても駄目だろってモノを平気で全国放送にのせる匠の

871:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:40:37.77 lRAFLddoP
>>869 しつこくレススマソ 結構興味あってww

単純に、前代未聞の狭小とか激ボロ物件でなけなし予算が低すぎみたいな
依頼の場合はこういう番組はありがたいよなーと思ってた
結果が多少アチャーでも巷の工務店なら受けない・受けられない仕事だし
イイジャン!とか思ってた

まぁ他人事だし、対岸の火事よりも楽しい番組で好きという野次馬なんだがなw

872:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:43:38.07 U3PXDmQA0
テレ東のビフォーパクリ番組で
放送見てる時からスタッフ(現場監督が悪かったんだったかな)の酷さがわかる内容で
(現場監督が現場にほぼ来ないまま大工さんが図面通り誂えた箇所に後日変更出したりしてて
最終的には納期数ヶ月遅れ)
更には関わった家具やさんがブログでリフォーム中の様子を暴露してたってのあった。


873:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:47:12.26 2bIkyHiA0
>>872
「完成!ドリームハウス」かな
でも、あれってリフォームじゃなくて、何も無い土地にイチから建てるんじゃなかったっけ?

874:本当にあった怖い名無し
11/03/08 22:50:18.48 U3PXDmQA0
>873
それそれ、いま気になって調べてみた。確かに土地のみから建てるのだったわごめん。
でこの葉山のドリームハウスは南側に先にあった家をほぼ隠すような感じで建てちゃってて
それもネットで酷いと話題になっていた。

875:859
11/03/08 23:39:04.23 LBfeGrgg0
>>861
それだ!
画像見る限りビフォーアフターじゃないのかな
けど主人はやはり後味の悪い表情浮かべてらっしゃる

876:本当にあった怖い名無し
11/03/08 23:46:16.81 U3PXDmQA0
>875
ブラウザで開くとでっかい画像が見られて、そこに「ドリームハウス」ってあるから
テレ東のドリームハウスだねw変態ハウス

877:本当にあった怖い名無し
11/03/09 00:03:22.02 LBfeGrgg0
>>876
上で話題が出てるやつか
やっぱり酷かったんだな…


878:本当にあった怖い名無し
11/03/09 00:24:05.09 4QcUuFrL0
家に帰ろうと曲がり角を曲がろうとしたところに猫がいた。
目があってびっくりした猫は道の左端を走りだした。(ギリで白線内
普段は車がそんなに通らない道なのに運悪く車がきた。後輪に猫が巻き込まれた。
神経系を破壊でもされたか猫が跳ね回ってあたりに血を撒き散らしてそのうち動かなくなった。
近づいたらまだ息があったが近くに動物病院もなく助かるわけもなく自分は学生の為金がない。
心の中でごめんと呟いて立ち去った。翌朝現場はきれいになってた。
なにもしてやれなかったけどなにもできなかった。

879:本当にあった怖い名無し
11/03/09 00:26:46.60 yYndd5FDO
>>816
ちょっと系統は違うけど、死んだ祖父のことを思い出したわ

祖父はやたらケチで、私が子供の頃に「友達と遊ぶからお金(200円程度)ちょうだい」とねだったりするだけで嫌な顔をして渋るような人だった

時は過ぎて私が高校生の頃、祖父と本屋に行ったときのこと
私は目当ての本が買えたので立ち読みをしている祖父に声をかけたところ、読んでいた本のタイトルを見て目を疑った(SM云々、所謂エロ本)
さすがに恥ずかしかったのか「お、おう」と手早く本棚に戻してたけどw
とっくに60は過ぎてるし、まさかまだ盛ってるとは思わなかったけど一応男だしなぁと、その時は思った

それから1、2年して祖父は亡くなった
実家や親戚とかに連絡をしている間に発覚したことだけど、他所に女作ってたんだよね。確か子供もいた
そのことを私含めて家族全員、今の今まで知らなかったもんだから唖然としちゃって。元々私達は祖父を良く思ってなかったから亡くなっても悲しくはなかったけど、怒りとか呆れとかを通り越してドン引きw

今思えばあのドケチっぷりは他県にいる女への仕送りのため?とか、他所に女作って子供までこさえるんだから盛っててもおかしくはない?とか納得できるけど
そんな奴と20年近く家族として暮らしてたなんて信じたくないし、信じられないわ
ただただ気持ち悪い

うまくまとめられない上に長々とすまん

880:本当にあった怖い名無し
11/03/09 00:31:04.84 yYndd5FDO
>>879
あーごめん
これ後味悪いのは私だけだなw
スレ汚しすまん

881:本当にあった怖い名無し
11/03/09 01:40:07.11 nI7CdZmNO
「後味の悪い話」ではなく「気持ちの悪いオヤジ」

882:本当にあった怖い名無し
11/03/09 02:11:35.57 L3Q6mjIIO
>>878
助けられない命もあるよ、仕方ないことだよ

883:本当にあった怖い名無し
11/03/09 02:38:23.52 IUzuv2Lp0
乙一の本で後味悪くて凹んだ話があるが
まったく思い出せない自分の記憶力に絶望した。
覚えているのは作者の名前と臭い汚水のなかを弟が潜る
そしてオチの感動とか虚しさとか愛情とかが混ざった感想ぐらいしか覚えて居ない。

884:本当にあった怖い名無し
11/03/09 03:03:00.64 KlAEsdIP0
>>883
ZOOっていう短編集の中のセブンスルーム?かな
確か実写にもなってた

885:本当にあった怖い名無し
11/03/09 10:21:00.43 tBuWw91YO
>>879
60代でも性欲あるらしいね
形が変わってくるらしいから、SMとかに走る人もいるのかも

小さい頃は40代になれば、性欲なくなるんだと思ってたな〜
多分、周囲に高齢出産の人がいなかったからかな
ピュアすぎw

886:本当にあった怖い名無し
11/03/09 10:21:29.36 tBuWw91YO
>>879
60代でも性欲あるらしいね
形が変わってくるらしいから、SMとかに走る人もいるのかも

小さい頃は40代になれば、性欲なくなるんだと思ってたな〜
多分、周囲に高齢出産の人がいなかったからかな
ピュアすぎw

887:本当にあった怖い名無し
11/03/09 10:34:46.97 fZpKEZU50
多分、80でも90でもあるよ。

昔レンタルビデオ屋でバイトしていた時、手なんてぶるぶる震えて、
上手く物を掴めないくらいのヨボヨボじいちゃん方が、平然と何本もAV借りていく事にかなりの衝撃うけたわ。

888:本当にあった怖い名無し
11/03/09 12:39:12.51 nJKjYsjx0
かなり前の鑑定番組のことが忘れられない。
その回の最後の依頼人は好々爺然としたお爺ちゃん。
骨董が趣味で、懇意の骨董商から稀少な陶器の購入を持ちかけられた。
それは大変貴重なもので、とても手が出せないような代物だったのだが、
口車に乗せられたのか妻子に黙って買ってしまった。
確か三千万を注ぎ込んだということだった。
それを売った骨董商は程無くして他界。
家族に内緒で、老後の資金を全て注ぎ込んで仕舞った為、
思い直して、お金に換えたいのだが、途方に暮れている様子だった。
そして鑑定の結果は真っ赤な偽物。
茫然とする依頼人のお爺ちゃん。
司会者の、お父さんやっちゃいましたな、という軽口も耳に入っていない様子で、
番組エンド。
爺ちゃん自殺しちゃうんじゃないかと
心配になった。


889:本当にあった怖い名無し
11/03/09 13:23:58.88 sVzJdRBc0
117 :名無し曰く、:2011/03/08(火) 22:52:49.69 ID:FAGsmJ5J
くっそーーー!!
さっきダメもとで近所のロー〇ン行ったんだよ
そしたらレジの後ろの下の方に欲しいゲームがズラリ並んでるではないか!
店員のネーチャン捕まえて「アレくれ!」って指差し、財布から金を出そうとしてると男の店員が飛んできやがった
「予約のみになります」在り来りの対応
現物を目の前に引き下がる事は出来ずゴネにゴネたが「お売り出来ません!」の一点張り

ちくしょーーー!!!
目の前にあったのにーー!!


ダメだ・・・書いてたらまた腹立ってきた。もう一回ゴネてくるわ

890:本当にあった怖い名無し
11/03/09 13:33:03.94 nau3F2ojO
>>883
乙一のZOOって短編集に収録されてる「SEVEN ROOMS」だと思う。映画化もされてるよ

拉致監禁された姉と弟の話

監禁された部屋には浅くて狭い溝があり、汚水が流れている
姉はその溝から脱出出来ないかと考えるが、幅的に弟しか通れない為、嫌がる弟に無理矢理汚水を泳いで行かせる
すると、部屋の横には同じような部屋が7部屋あり、各部屋に一人ずつ監禁されている人達がいた
汚水の流れ着く先は鉄格子がはめられており、溝からの脱出は不可能と分かる
他の監禁されている人達から、情報を得て一日に一人ずつ殺されているらしいという事を知る

順番的に自分達が殺される日、扉が開けられチェンソーを持った犯人が入ってくる
部屋の隅で姉が犯人の気を引き、犯人が姉に近づくとドアの死角に居た弟が外に出て、中に犯人と姉を残したまま鍵を掛ける
弟は他の部屋の鍵を開け、監禁されている人達を助けてあげる
姉の部屋からはチェンソーの音が……

弟は姉の部屋の前に一度戻るが、他の監禁者から促されて姉を置いて脱出


って感じで最終的に姉と犯人がどうなったかは描写されずだったと思う

891:本当にあった怖い名無し
11/03/09 13:44:52.60 TxiTIlhwP
>>889 ノロマ乙

892:本当にあった怖い名無し
11/03/09 16:59:00.79 JySgNpEt0
骨董品で思い出したマンガ『金田一少年の事件簿』より
その話の犯人Aが被害者Bを殺害した動機(うろ覚え)
Aの家は骨董品屋だったがある日、とある刀のオークション中に
Bが「その刀は不吉な刀だ」と叫ぶ
後に競り落とした人間が急遽した事により骨董品屋は不吉な物を
売りつけたという風評被害で潰れAの父親も酒浸りで家庭崩壊
何年かしてAは今はBがその刀を所持している事を知り
あの刀は本当に不吉な物だったのかとの問いに
「ああ言えば皆あの刀を欲しがらなくなって自分は簡単に
手に入れるが出来た、前の持ち主の不幸は偶然」と笑いながら答える
何としてでもあの刀を欲しがっていたBの狂言のせいで
家庭崩壊になってしまった事実を知ったAは・・・という話

893:本当にあった怖い名無し
11/03/09 17:35:02.42 3pxWKr3K0
>>892
×急遽(きゅうきょ
○急逝(きゅうせい))

894:本当にあった怖い名無し
11/03/09 17:55:20.78 2y5pOeLv0
石原はるひこの短編集「海猫の城」の中の一編

主人公は初老のサラリーマン。単調な日々に倦んでいる。
彼には長年連れ添う妻がいる。子供はいない。鶏をペットにしている。
何十年もの間、同じ時間の同じ満員電車に揺られる毎日。
「まるでブロイラーのようじゃないか」
ある日、彼は衝動的に、そんな日常にささやかな反抗をする。
いつもと反対方向の電車に乗って、海に。
解放感から鞄を投げ捨て、服も脱ぎ捨て、全裸で浜を駆け回る。
通報があったのか警察官がやってきて
叱られる。
同じ頃、ペットの鶏は檻から抜け出し、
戸外に羽ばたこうとするが、車にはねられる。
その夜、初老のサラリーマンが自宅に帰ると、妻が晩御飯の仕度をしている。
「今日はかしわご飯にしました」
鶏を締めたのか! 憤るが妻から事情を聞くと、
「あいつも外で生きられなかったんだな」
諦観のため息を吐く。
夫婦には珍しく深酒をする二人。
初老のサラリーマンは突如、鶏の真似をする。
こーこっここっこーっこっこっこっこーっ
酔っぱらって、ふざけているんだわ、と笑う妻。夫を寝かしつける。
次の日の朝、妻は夫を起こそうと夫の寝室に呼びかける。
そこにいたのは一羽の鶏だった。

昔読んだ時はグレゴールザムザの如く変身したのだと思ったけど、
今は狂気に陥ったことの暗喩かとも思う。

895:本当にあった怖い名無し
11/03/09 18:46:30.57 EU6Qa8yQ0
狂気に陥ったことの暗喩、大人になったらしんみりするね。
ギリシャ神話で、若い娘がおじさんに追いかけられて、
つかまった瞬間に木になってしまう話。(確か娘さんには愛する恋人がいたような)

それって、ひどいおやじに手篭めにされた娘さんが狂気に(重症の欝とか)
まるで木のように動けないしゃべれない状態になったって話なのかも。

896:本当にあった怖い名無し
11/03/09 19:02:45.21 /pMiiWpKO
>>855
そう、この話だ
こうやって書くとシュールなんだが、実際読んだ時はおっさんが何考えてるのかとかわからなくて目茶苦茶怖かったんだよな
ラスト空に飛んでくあたりとか。文字じゃ書き起こせない後味の悪さがあった

あと主人公が出かけた理由が、おじいさんの誕生ケーキ買うためだった
で、家を警官が取り囲んでる時に「ワシのせいで……」みたいな感じで泣いてるのがなんかきた

897:本当にあった怖い名無し
11/03/09 19:03:03.30 /pMiiWpKO
忘れてた
>>855ありがとう

898:本当にあった怖い名無し
11/03/09 19:10:18.28 3pxWKr3K0
>>895
ダフネの話なら、別に恋人とかは居なかったはず

エロス(キューピッド)をアポロンがからかった。
怒ったエロスは、アポロンに恋をする金の矢を、恋の相手のダフネに相手を疎む鉛の矢を打った。
アポロンはダフネに求愛し続けるが、ダフネは頑なに拒否。追いかけてくるアポロンから逃れるため、
ダフネは父親の河の神に頼み、月桂樹の木にしてもらう。

それを悲しんだアポロンが月桂樹の冠を被ってるっていうのは、
ダフネにとってみれば後味悪い展開かも。

899:本当にあった怖い名無し
11/03/09 19:43:49.71 EU6Qa8yQ0
おお、アポロンとダフネですね!ありがとうございました。
パワハラストーカーに怯える娘、でも周囲はアポロンの立場を慮って
「あれはキューピッドのいたずらのせい」・・・ってのも後味悪いですね。

900:本当にあった怖い名無し
11/03/09 19:52:45.69 0ZT/Qk71O
>>898
その発想はなかったw>ダフネにとって
でも確かに嫌いな相手が(もはや感情がなくなっていたとしても)
自分の一部を身に付けているのは嫌だろうね

901:本当にあった怖い名無し
11/03/09 20:35:14.57 rNsL/2En0
日常に侵入する狂気と言えば、前に読んだ短編が後味悪かった。

主人公は妻と娘と三人暮らし。娘は近々嫁に行く予定で、
その後は妻と二人で楽しく暮らす予定の順風満帆生活を送っている。
ある日、部下が妻を連れてやってきた。
部下妻は主人公を見るなり飛びついてキスをしてきた。

部下妻は頭が変になる奇病にかかっていた。
この病気にかかった者は理性がなくなり、本能に忠実になる。
その行動を一切咎めてはいけない。
もし病人の本能を妨げるようなことがあれば、病人はストレスから死亡してしまう。
自由にさせておけば数日経てば症状は治まって完治する。
という病気だった。

902:本当にあった怖い名無し
11/03/09 20:36:21.85 rNsL/2En0
部下妻はなぜか主人公に会いたがったため、部下は仕方なく上司の家を訪ねたのだ。
そしたらこのざま。
部下は顔面蒼白、主人公妻と娘は硬直、主人公オタオタ、部下妻一人幸せ満喫。
それから部下妻は主人公から離れなくなった。部屋も一緒、寝るときも一緒、つか見境無しにセックス三昧。
部下、主人公妻、娘はお通夜状態。主人公は最初ヤバイと思っていたものの、
若くて可愛い部下妻にストレートに求められて結局おぼれてしまう。
翌日、娘の婚約者がやってきてリビングで結婚に関する話し合いをしている傍ら、
奥の部屋からは部下妻と主人公のセックスの声が聞こえてきた。
固まる婚約者、耐えきれなくなって泣き出す娘。

数日後、満足した部下妻が服上死した。
娘はあれ以来主人公と顔を合わせようとせず、家を出て行ってしまった。
部下妻の葬式に顔を出したところ、部下は顔色を変えたが何も言わずに型どおりの挨拶をされた。
数日後、部下は会社を辞めた。
主人公妻はあのことについて一切口にしようとしない。
とりあえず表向きは元の生活が戻ってきたのだった。

903:本当にあった怖い名無し
11/03/09 20:47:07.85 sT501ypK0
オッサンドリームって感じですなぁ

島耕作も後味悪いてか意味がわからない
シマコーが昔付き合ってた肉感的な女性、
別れてからは風の噂で結婚したと聞いていたが
連絡は取り合っていなかった。
突然その夫から「妻が末期がんで最後に二人きりで会いたがっている」
と懇願されて個室の病室へ見舞いに行く。
二人きりにされ途端に感激に涙にむせぶ女性
目くばせして何かを頼む。布団の中に手を入れるシマコー
病室を後にするシマコー
シマコーのアップ。「確かに女のその部分は濡れていた」独白でエンド
気持ち悪い後味

904:本当にあった怖い名無し
11/03/09 20:54:03.89 K4bprpX80
くっだらねー話だな だれ作者?>901

905:本当にあった怖い名無し
11/03/09 21:26:11.07 ihzzzD9M0
主人公にセックスを迫ってきたのが
>若くて可愛い部下妻
っていうところがミソだなw
決して、ブスの年増や若くても一目で狂人だとわかるような
容貌じゃない。

906:本当にあった怖い名無し
11/03/09 21:30:22.04 I3hVq4Lq0
>>903
少年漫画が少年たちに夢を与えるように、おっさん漫画は
おっさん達に夢を与えてるんだよ。

907:本当にあった怖い名無し
11/03/09 21:57:01.75 EU6Qa8yQ0
日常の狂気。梅図かずお先生のまんがだったと思う。
子供の頃隠れて読んだのでうろ覚えです。

あるところに醜いことがコンプレックスの男がいた。
ひょんなことから、友人の美しい未亡人と結婚することになった。
彼女が去っていくことを恐れた男は、妻を狂気においこむために
工夫を凝らした住まいを用意する。
醜悪だったり、どこかバランスがおかしい部屋、調度、オブジェ。
(本当にあったらかなりなアート感高くて、特殊な人気がでそうな感じでした)
妻には自由にさせたが、家の外には一歩もでてはならない、と束縛する男。
はじめはいちいち怯えていた妻だが、だんだん狂気に染まり、
嬉々として醜悪な振る舞いをするようになる。
そして。彼女は部屋の片隅で動かなくなった。
わずかに笑みをたたえた美しい表情のまま、ぴくりとも動かず、話すこともない。(生きています)
男は客人に説明する。「妻は蜘蛛になっているつもりなのです。」

後味悪いのは、「醜悪な男」はあくまでも本人の自己イメージで、
実際の男はわりと整った容姿の青年だった。


908:本当にあった怖い名無し
11/03/09 22:10:33.56 C1ERGjM9O
ラーメン発見伝という、美味しんぼのラーメン版のような漫画のとある話。

主人公→会社員だが、開業を夢見て会社には秘密で屋台を引く。
それとは別に、会社ではラーメン絡みの仕事が多い。
ライバル→繁盛店の店主であると同時に、人気フードコンサルタント。
主人公と度々コンペで競う。

今回の舞台は、浅草の老舗店。
繁盛させた先代が亡くなってからは息子が継いだが、本職を続けたいため
経営面だけチェックし切り盛りは長年勤めている6人の店員に任すという形を取った。
だがその息子も若くして亡くなり、遺された妻は店には
ノータッチだったが夫に代わるべく帳簿類に目を通す。
だが、ここ数年は客足が激減、赤字続きで
夫が自腹で補填していたという衝撃の事実を知る。

そして主人公達にテコ入れが依頼され、普通の客として来店し観察。
だが、レジ打ちやお冷や出しにまで一人一人割り振り人数の割に効率的に回っているとは言えない。
そして話を伺うが二言目には先代先代と聞く耳を持たない。

券売機の導入→代金はお客様から感謝して直接頂くのが先代の教え
給水機の導入→お客様に働かせる気か
主人公考案の新メニュー→ラーメン一本で勝負が先代の教えだ。
それにこのラーメン、先代の味と似ても似つかないじゃないか。

挙げ句の果てには、先代を想ってか涙まで流す。

主人公は、今でも先代を想う下町人情に感服させられそうになる。

909:本当にあった怖い名無し
11/03/09 22:11:38.87 C1ERGjM9O
なんやかんやでライバルがテコ入れを請け負うことになり、
数日が流れ久々に来店する主人公達。


創業50年感謝祭として大幅値下げ、主人公考案の新ラーメンもメニュー入りをしている。
6人のうち2人が見当たらず代わりに若い店員が2人入っているが、
ミスばかりする今までの店員は若い店員にしごかれているよう。


そして遂には、4人の店員は辞めると言い出した。
これこそが、ライバルの目論見だったのだ。

ライバルが話を聞いた時も主人公の時と同じく先代の教えの一点張りで
感謝祭にもこんな安売り先代はしないと否定的だったが、
実は店員達は単なる怠け者。
レジ打ちだけ、同じメニューを作るだけという楽な職場を変えたくなく、
先代への想いを都合良く利用していただけであった。

そして、ライバルは辞めさせるのではなく自分の店の店員を使いしごかせ
あくまで自発的にやめさせるという手段を取った。

残りの2人の店員は前々から今のままで終わりたくないと思っており、
老舗を建て直すためにライバルの店で鍛え直してもらっていたのだ。
だが、4人のその後は一切描かれず…

浅草という舞台でこういう話を描く発想に目から鱗とかなんというか…

910:本当にあった怖い名無し
11/03/09 22:59:06.62 ihzzzD9M0
>>907
クモになった話と歪んだ家で暮らす話は別の話だったような気がする。
歪んだ家のオチは、歪んだ家で暮らしているうち、妻の美しい顔も
歪んで醜くなってしまうが(精神的な歪みが顔に出た?)、美意識が夫によって捻じ曲げられていた妻は
全く気付かず、夫がボーゼンとして終わる。

911:本当にあった怖い名無し
11/03/10 00:12:25.94 txH249B10
「ダリの男」キター
どんな話か糞も覚えてないがトラウマ

912:本当にあった怖い名無し
11/03/10 02:06:22.64 yweBOOsBO
白土三平の「カムイ」のラストがなんかすごい後味悪かったな
うろ覚えなんで間違ってたらすまん&補足よろ

村で一揆だか陳情が起こり、若き首謀者七人は江戸に送られる
拷問され、処刑される運命にある彼らを村人は号泣し見送った
江戸で苛烈な拷問を受け、あるいは誇りを貫き自決と次々に死亡する仲間達
しかし頭脳派のリーダーだけは何故か唯一拷問を免れ村に帰される
それを村人はリーダーが他の六人を売って自分だけ助かったと勘違いし、よってたかってリンチ
リーダーは拷問こそひどくなかったが舌を死なない、でも話せない長さに切られていて
真実を話せなかったと言うオチだったはず
もちろん役人側も村で内輪揉めが起こるのを見越した上での処置だった
その為に他の罪人の舌を切って実験してたのもより気分悪い

913:本当にあった怖い名無し
11/03/10 09:21:01.37 vcY5nj020
>>910
ありがとう。そうでした、妻の美意識を歪めようとしたんですよね。

結婚前後:しとやかな美女
錯乱状態→容姿も歪む
完全に狂気に→菩薩のような美女のまま硬直(妻は蜘蛛のつもり)
ある日、夫が妻を見やると、実際に巨大な蜘蛛になっていた
(多分夫の方も発狂)
という流れだったような気がします。子供心にインパクト大でした。



914:本当にあった怖い名無し
11/03/10 10:34:15.30 kkQYjujwO
>>913
いやだから、蜘蛛になる話は別の話だってば。
ダリの男は、夫の気違いじみた美意識の押し付けのせいで、顔も体も歪んだ妻が、ベッドで「あなた」と誘っていて、
妻が自分のせいで歪んでしまった事に愕然とする不細工な(でも自分の思い込みだけで実際はそんなに不細工じゃない)夫の顔で終わり。
蜘蛛の話は、わがままな夫に部屋に閉じ込められて、夫が浮気三昧なのに嫉妬して蜘蛛になっちゃう話だったかな?
ダリの男は面白いから何度か読んだけど、蜘蛛の話はあんまり面白くなかった記憶。

915:本当にあった怖い名無し
11/03/10 10:56:12.02 vcY5nj020
ごめんなさい。私の記憶が混同しているみたいですね。
美意識歪めるのが「ダリの男」っていう題名なんですね。

916:本当にあった怖い名無し
11/03/10 11:02:26.57 hS7x0JF50
>909 
自分もそれ読んだことあるけど
>先代を想う下町人情
がウソだった、って話だよね。流した涙もつい自分の演技にハマっちゃって、みたいな。
怠け者で店に寄生していた4人のジジババのその後なんてどうでもいいと思うが…


917:本当にあった怖い名無し
11/03/10 13:35:47.01 AkiH/weN0
>>898
アポロンは樹にさせてしまった事をダフネに謝り、
そのお詫びに月桂樹の冠を勇者への褒美みたいにして永遠にダフネを讃えるみたいにしたことで、
ダフネに許してもらった話だった気がする。

キューピッドはやなやつだと思う。

918:本当にあった怖い名無し
11/03/10 13:52:44.98 7Iqt9yoA0
アポロンは神だから年とってるけど、
見た目は若い男だし世界一のナイスバディのイケメンなのに、
おっさん呼ばわりはひどいw

キューピッドはアポロンにからかわれて怒っただけなので
そんなにやな奴とも思えない。


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