後味の悪い話 その12 ..
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11/02/23 13:50:05.42 96YpRQRU0
・他諸々あって右京が推理・整理した事件の全貌はこうであった。
『Eを殺害し金を奪ったのはBだった。Eの事件が時効を迎えたのを期にBは刑事Cを脅迫する。
刑事Cは当時の検事Dと相談し、A兄が冤罪であった事がマズいとなり、一計を企てた。Aに事実を告げ
Bを殺害してもかなりの減刑とか色々力になると持ち掛け、AにB殺害をけし掛けた。』
・勿論そんな事許される訳がない。右京はそれをCにもDにも問い詰めるが否認。もう事件担当の上層部に
掛け合うしかないと告発するも、確固とした証拠もなく、事実だったら警察内部の大変な問題になると圧力をかけ
右京の論をねじ伏せた。
・そしてAの裁判が始まった。法廷にはC刑事もAの弁護士Dもいる。それを冷めた目で見詰める右京。
粛々と弁論が進む中、突如Aは刑事Cと担当弁護士でありかつての兄の事件の検事でもあったDに
けしかけられたと言う右京の推理通りの告発をする。ざわめく法廷、目を剥き出すCとD、それを冷ややかに見詰め、
閉廷を命じる裁判官。
・裁判所を後にする右京とその相棒亀山。「やっぱり右京さんの推理通りでしたね!」と目を輝かせる亀山を尻目に
苦々しい表情の右京が言い放つ。「A兄が冤罪だったのは事実。ですがその後の我々の推理は推測に過ぎません。
CやDがけしかけた確固たる証拠もありません。冤罪に苦しめられたAの怒りのやり場は果たして、Bを殺す事だけに
留まったのでしょうか?」


台詞は正確には思い出せないので大筋を捉えた上でのほぼ完全に私の脳内補完ですが、あしからず。


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