【労働環境】ピンハネ率93%・重層的下請構造で使い捨てられる福島原発労働者 [11/08/06] at BIZPLUS
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1:@@@ハリケーン@@@φ ★
11/08/07 00:31:03.45
<前略>

URLリンク(stat.ameba.jp)

 福島第1原発の労働者の多くが宿泊する福島県いわき市で市議会議員をやっています
渡辺博之です。

 上の図は私が作成した「原発の重層的下請構造の構図」です。

 東京電力から日立や東芝などプラントメーカーなどへの発注のほか、「東電御三家」と
呼ばれている「東電工業」「東京エネシス」「東電環境」という2次下請の企業に発注され
ます。この「東電御三家」の下に、3次下請となる「常駐下請」の企業がそれぞれ20社ぐら
いずつぶら下がっています。

 さらに、その下請として、地元の専門業者が4次下請となります。4次下請は、パイプや
バルブ、電気など、それぞれ固有の技術力を持っている業者で、ある程度地元では知名度が
ある企業です。

 この4次下請の専門業者が、5次下請となる「派遣会社」―「派遣会社」と一応呼んで
はいますが実態はまともな派遣会社からすれば一緒にしてくれるなと怒り出すような違法な
「人夫出し業者」と言うべきものです―この人夫出し業者(派遣会社)を経由して、必要
なだけの作業員をかき集めているのです。

 さらに、人を集めることができなければ、その下に、6次、7次の下請となる人夫出し
業者(派遣会社)から作業員を集めることになり、場合によっては20次下請ぐらいまでの
重層的な人夫出し業者(派遣会社)がからんでくることもあります。

 5次下請以下の人夫出し業者(派遣会社)になると、下請の順位はその都度入れ替わった
りしますし、派遣会社から派遣会社への多重派遣というのも日常的に行われてます。

 実際の労働者は、5次以下の下請となる人夫出し業者(派遣会社)に雇われていたとして
も、書類上は「常駐下請(3次か4次下請)」の社員ということにされています。しかし、
給料は実際に雇われている4次下請以下の人夫出し業者(派遣会社)から受け取ります。

 東電からは労働者の日当が多い場合1人10万円ぐらい出ていますが、この重層的下請構造
の中で中間搾取され、4次、5次下請労働者で日当8千円ほどにされ、さらに末端の原発
労働者では私が知っている中で最も低い日当は6千500円程度でした。底辺の原発労働者の
実態は、日当10万円から9万3,500円も中間搾取され、ピンハネ率は93%で9割を軽く超えて
いるのです。

 原発労働者には、大きく分けて技術者とそれを支える簡易作業労働者がいます。技術者は
継続して雇用されるわけですが、簡易作業労働者は必要なときだけ雇用されるという不安定
な状態に置かれます。

 とりわけ簡易作業労働者が大量に必要とされるのは、原発の定期検査のときです。原発
1基の定期検査で、4千〜5千人が必要とされるわけですが、たとえば福島原発の立地町の
一つである双葉町のすべての労働人口でも4千人程度ですからとても足りませんので、いわき
市など周辺地域からも多くの労働者が駆り出されることになるのです。そして、必要なとき
だけ多数の原発労働者を集めるために重層的下請構造が利用されているのです。

ソース
URLリンク(news.livedoor.com)

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