砂の器 at RMOVIE
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300:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 22:16 1op15WmU
>>299
くみとりや×
清掃員○
ってのもヘン

301:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 22:57 0UgG/hik
たしか、「八百屋さん」と愛称的に呼ぶのはよくても
八百屋、とか××屋と呼びつける(?)のは言葉狩りに引っかかるらすぃ。

302:この子の名無しのお祝いに
04/02/13 23:25 /aZMxlvF
「この八百屋さん風情が!」

303:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 00:57 efCEypVo
婦人も駄目なの?
じゃ御婦人にとってかわる言い方って?


304:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 10:20 GOEqnRSB
砂の宇吉

305:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 19:54 y2LD/Tok
女が自分を女性と呼ぶのもキモイ。いっそ生物用語でオス・メスか。
今度生まれたおたくの子供さん男の子ですか? →
今度生まれたおたくの子供さんオスですか? とか。



306:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 20:02 HWyQ/swR
>>298
俺、小学校6年生の時、小学館の「小学6年生」を毎月
買ってもらっていた。1月号には、「いろはかるた」が
ふろくについていたんだけれど、「癩の瘡うらみ」は
「家宝は寝て待て」に変えられていて、本誌の巻末には
「お父様お母様へ」という欄で、
「このことわざは、お子様にはふさわしくないので変更しました」との
お断りがついていたよ。もう25年も前のことだけど。

307:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 21:57 fa9sij6T
>>298
テレ東は放送禁止用語らしきものがある映画でも(にあんちゃんとか)
あとで断り書きをして無修正で放送することが多々あるね


308:この子の名無しのお祝いに
04/02/14 23:44 0T55bXxL
加藤嘉。筋金入りの反戦家で,特攻隊上がりの鶴田浩二に「大東亜戦争は間違いだった」と言わしめた人だったらしい。

309:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 10:33 fWBZLkor
>>309
ゴリゴリの共産主義者だったね。
よく、共産党の機関紙に
名前が出ていた。

310:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:02 CFo4Un7W
>>307
差別的な表現をしている部分の音声をカットしたりしないの?
昔の映画やドラマの再放送見ると、そんなのがよくあったけど。

311:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:10 woscjX7S
TV放送でカットされた映画の名セリフ
川島透・竜二
『カタギになるか?カタギになってコ××するか?』
黒澤・用心棒
『この宿場の人間はみんな××ゲーだ、だけどオメエがいちばんキ××ーだ』
山田・幸せの黄色いハンカチ
武田鉄也がタコ八郎の乗った車を蹴りながら『この×ャ×ショー!』
セリフではないけど東宝の「サンダ対ガイラ」ではサンダが広島の原爆を浴び
て世にも醜いケロイドになる、ってシーンはカットされている

312:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:10 gbGg5A31
>>310
黒澤明は「絶対カットするな!」といっていたので
テレビでやるときは断り書きが出て、無修正で放送する。

さすが巨匠!

313:312
04/02/15 11:14 gbGg5A31
補足
WOWOWで全作品放送したとき、スタッフが無修正で放送することを条件に
黒澤プロから放送権を取り付けたらしい。

NHKBSで放送するときも無修正だよ。
(他の監督作品だと修正されることが多い)

314:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:16 woscjX7S
映画ではないけど、今年の元旦のニューイヤー駅伝  
トップランナーが足を引きずりだしたのを見て、解説の瀬古が
『あ、ビッコひいてますよ。ビッコを』と放禁用語をリフレイン

315:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 11:40 b9/6B/dr
監督協会ガンガレ

316:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 20:25 MMrDOWxY

今夜の実況は こちらで

砂の器 ◆ 第五話
スレリンク(livetbs板)

317:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 22:02 XNm9H4qf
中居の間が長すぎる

318:この子の名無しのお祝いに
04/02/15 22:06 lOvMAejg
最終回だけ見ればいいドラマになったな

319:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 05:44 NL0bvBnA
で、タイトルの「砂の器」ってのは、
放浪中に幼少の秀夫が、砂の器を作って遊んでいたことと、
その後の秀夫の半生が、砂の器のように脆く壊れやすい物だったこと
のダブルミーニングってことでいいんでしょうか?

320:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 08:26 bCry97z/
>>319
はい、そうです。

321:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 11:20 tpmfU9O2

>>29はビデオテープが「停止」とか「巻き戻し」が出来ることを知ってるのかな?

あと、返却するまでは何回でも見ていいこととか。



322:アホのアムステルダム
04/02/16 13:09 cBuKOnDD
知らない・しっ知らない

323:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 13:31 jQs5rqnw
なんでそげなこと言うだらか。

324:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 16:02 zuZ2f1ld
>>320
ちがうよ


325:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 17:55 8CfrVx0L
>>321
>>29は新しく発売された方のビデオを借りたから新作のため一泊しか借りられないのでは?


昨日DVD観たけどやっぱり森田健作も丹波哲朗も演技うまくないんだね。二人とも本人にしか思えん。存在感が強すぎるのかな?

326:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 21:44 kXX7qsXj
>>325
丹波演技うまいじゃん。

327:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 21:57 Z/1JbKwP
感動作なんだけど...
ちょっと思うこと...

この作品で「ライ病のビジュアル」を刷り込まれていた気がする。
も一つ挙げれば『ベン・ハー』でも同様に。





328:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 22:10 F5ZT3XJ3
『砂の器』更新age
URLリンク(www3.plala.or.jp)

329:この子の名無しのお祝いに
04/02/16 23:36 wNtyBfLu
>>276の言った「月曜ロードショー」では荻昌弘が有益な情報を述べていた。
脚本の橋本忍氏が荻氏にこう語ったらしい。
「荻さんね,これは僕たちが必死で考えた『人形浄瑠璃』なんだ。
 オーケストラは三味線,丹波が大夫(語り),放浪する親子が人形なんだよ。」
なるほどと思った。(作った人が言うんだから,もっともな話だ。)
以来,この映画を差別解消の視点からのみ語る人には違和感を覚える。
その後の私は,この手の異化効果的音楽かけまくりの映画を大画面・大音響の中で
思考停止しながら観るのが無上の喜びになっている。有名なところだと
「2001年宇宙の旅」の冒頭,「地獄の黙示録」のキルゴアの場面,「未知との
遭遇」のUFOとのジャズセッション,「ベニスに死す」のマーラー。晩年の深作作品の
タイトルバックなど。 

330:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 00:17 PecoRvzx
>>329
あなたと全く違う理由だけど、同意するわ。
そもそもこの映画で涙に濡れるには思考停止するしかないはずよ。
ハンセン病者の親子は常に差別され、同情される対象に固定される図式ね。
この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」だなんて、いい気なもんね。

ところでこのスレの皆さんは同じ松本清張の「眼の壁」(映画化)の
犯人の出自や死体処理のトリックにはどう思うのかしら?


331:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 00:28 tPEVsUbj
>>330
この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」

テメエがどう解釈するかは勝手だが、
どこをどう取ればこんな考え方になるのかね。
思考停止どころか「思考破綻」だな。

332:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 00:43 GBVIl5AN
>>330
>ハンセン病者の親子は常に差別され、同情される対象に固定される図式ね。

そうやって同情しておけば、安心なんですよね。自分は「同情してあげる」側だから
絶対安全圏にいる。熊本のホテルを批判しても、現実に自分がその職場にい
たら、誰もが本社の指示に従うだろう。そういうもの。

>この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」だなんて、いい気なもんね。

だから、ハンセン氏病の当事者・家族や、関係する活動家は、この映画を好まないらしいですね。

「眼の壁」は、手形詐欺一味の親玉が精神病院を買収していて、入院患者になり
すまして世間から隠れていた話でしたっけ? 大時代な硫酸プールには参ったね。

「砂の器」も「眼の壁」も、地道な捜査の過程は渋いリアリズムでいいのだが・・・。

333:この子の名無しのお祝いに
04/02/17 22:51 UZ5jiIBy
>>330
このスレのたんなる「砂の器」マンセー厨房は
「眼の壁」なんて言ったって、知らないの多いと思うよ。
あの原作もたしか某団体から相当叩かれてたはずだ。

334:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 00:23 HwHNKSiG
>>330
「眼の壁」って原作と映画もずいぶん違うんじゃなかった?

原作:犯人→被差別部落出身者。幼いころに受けた差別体験から、
      世間を見返してやろうと右翼の親玉になり、殺人を犯す。
   死体処理→皮革をなめす薬品に人間を浸して白骨化させる。

映画:犯人→信仰宗教の教祖
   死体処理→陶器を焼くときに塗る薬品に浸す。

ついでに言えば、松本清張はサヨ作家ってことになってるけど、
「砂の器」のハンセン病者の扱いといい、
「眼の壁」の被差別部落出身者の扱いといい浅薄で、
人権感覚には相当問題ある作家だと思う。
まあ、良くも悪くも、「庶民」とその常識を共有してる
「庶民的な」作家だったとはいえるんじゃないかな?

335:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 00:55 KO67ckiL
>>332
> だから、ハンセン氏病の当事者・家族や、関係する活動家は、この映画を好まないらしいですね。

言えるのは、好まない人がいる、くらいだろ。
作るときにちゃんと意見聞いて作ってんだし。

336:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 17:35 UJKpcLn7
>>290
>「砂の器」田中邦衛と佐藤浩市が出ているのを昔見た。あれはよかった!大空眞弓とか

私も見ましたが貴殿と違って全然評価に値しない映画だと思う。先ず原因をライ病とせずに村の
有力者を傷つけて放浪の旅に出た。殺したわけでもないのに何で放浪? チョットした
離れた町に行けばいくらも(戦前だが)生きられる。あまりにも無理がある。最後に佐藤浩市が自供して
手錠をかけられる。飛行機に乗られなくて音楽会は中止。情がない。野村監督作品のほうが100倍よし。

337:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 23:27 IbDahK9n
>>334
原作では「忌まわしい父」などという記述もあるし、
殺人の動機も、成功を目の前にした若者が
このような父親を持った過去を知られたくなかったというのが
前面に出ていた。これだけ見てもわかるように、
松本清張の中では、差別を告発するなどという考えは
もともとなかったと思う。
ハンセン氏病者の苦難を大胆に表現して、結果的に親子の絆や
差別問題まで浮き彫りにしたのはあくまで映画、
もっといえば脚本の力が大きい。

338:この子の名無しのお祝いに
04/02/18 23:29 /Ko3qu/1
>>337
映画の最後のテロップはぐさっとくる

339:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 03:50 Zm3HLQBN
>>338
あの最後のために、延々とテロップやってたんだよな。
最初観たときはイラネー!って思ったけど。
最後だけ出すとそこの意味が深杉になって目立つし、
「この作品はフィクションであり…」をやってもお約束みたいで意味薄くなるし。
つくづく橋本忍の気遣いを感じるやり方だった。

340:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 08:32 0kC6toLU
劇中に度々挿入されるテロップについて、撮影の川又昂氏が語ってるサイトがあった
んで以下に抜粋。 あの文字は手書き(レタリング)だったということか。 自分も
学生時代にやったことがあるけど大変だったろうね。


”まあ、制作費なんていくらあってもたりないけれど、あの映画はタイトルがたくさ
んでてくるでしょう。”

Q 時と場所のタイトルですね。

”手書きだと滲んじゃうこともあるから、写植でいきたいといったんだけど、あれだ
けの数だと、何百万になっちゃってね。製作主任は頭かかえちゃって。で、僕の娘が
ちょうど美術学校に行ってたから、アルバイトでやらないかって。家族みんなで作っ
てたみたいなところがあるね(笑)。”


”手書きだと滲んじゃうこともあるから、写植でいきたいといったんだけど、あれだ
けの数だと、何百万になっちゃってね。製作主任は頭かかえちゃって。で、僕の娘が
ちょうど美術学校に行ってたから、アルバイトでやらないかって。家族みんなで作っ
てたみたいなところがあるね(笑)。”


341:340
04/02/19 08:35 0kC6toLU
↑一部二重カキコ、すまぬ。

342:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 11:56 rlFg85kd
>>341
くりかえし、くりかえし……

343:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 13:49 YlXMAJ2G
>339.340なるほど。
なんか火曜サスペンスみたいだ、と思ってボーッと見てたがそうゆう心遣いもあったのか。


344:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 16:49 +IyzRVDt
差別文学の金字塔と言われる島崎藤村『破戒』
オトマツが同僚の教師に生い立ちを問い出され、怒りに打ち震える場面
オトマツが遂に自らの生い立ちを教室で生徒たちに告白する場面
特に後者はこの小説のハイライトとでもいうシーン。涙もろい人は泣くかも
次回は昔映画化もされたこの名作をドラマ化してもらいたいものだ

砂の器は原作においてもハンセン病自体が前面に押し出されてないばかりか
あってもなくてもこの話は成り立つのではないか。むしろ噂されている父親が
殺人犯であったという設定のほうが視聴者に真に迫ってくるのではないか

345:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 16:57 VpPmWCoE
>>344
『破戒』ですか? まあムリでしょう。実現したら、バカな2ちゃんウヨ厨
はネタを与えられて喜ぶだろうけどねw

346:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 17:02 tVi3eX1B
確かに。

347:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 17:50 sPL6E6RX
>>342
ナイスツッコミw

348:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 21:14 Q4c5D0PR
>>344
オトマツ?

ぷっ

349:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 21:24 JqL6XuM8
>>344
>砂の器は原作においてもハンセン病自体が前面に押し出されてないばかりか
あってもなくてもこの話は成り立つのではないか。むしろ噂されている父親が
殺人犯であったという設定のほうが視聴者に真に迫ってくるのではないか

いや成り立たないと思われ。いまのテレビ版ではハンセン病でないとサンデー毎日
に出ていたが、かなり難しい設定が必要かと。

350:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 22:12 s+ZnKToQ
つーか、今は癩病の差別について良く分からないから、
プロット自体に無理があるんじゃないのかな。
癩病以外に他に代りになるものもないでしょ。

351:この子の名無しのお祝いに
04/02/19 22:36 /RS7hEfm
>>344は偉そうなこと言う前に、
日本語を小学校からやり直した方がいいな。

「差別文学」っていう表現も間違ってるし。

352:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 11:40 hNaIaoR5
>>348-351
原作もろくに読んでない、漫画のふきだし部分の範囲しか会話が
出来ない低脳どもが偉そうなことを言うんじゃない

差別文学は確かに間違ってるが、その後の表現には高い評価を与えてやりたい

353:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 11:45 /mcDJ8jw
じゃあ、なんだ、
現代では、殺人犯の父親が親子関係を否定するのが自然なのか?

どうしようもないな、>>352は。
うっかり書いてしまった>>344より酷い。たっぷり考えてもそれか。




354:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 11:58 hNaIaoR5
>>353
なんだ?ラリってるのか?
昼間っから酒に溺れてるんじゃねーよwww駄目親父www
>現代では、殺人犯の父親が親子関係を否定するのが自然なのか?
どこをどう読んだらそんなレス出来るんだ?
ひょっとして、殺人犯の息子じゃないのか?wwwww
ハハハあんた顔真っ赤だよww

355:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:03 Q2pHqmEs
>>344=352だろ。
丑松を「オトマツ」とずっと読んで来てたのがバレて大恥かいてるのに
まだ無駄な抵抗してやがるw
おまえに言われんでも普通の人は
みんな「砂の器」「破戒」ぐらいとっくの昔に読んでるんだよ。

356:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:12 hNaIaoR5
>>355
>>344=352だろ。
お前の蒸発して簡素化した脳みそでよく分かったなw褒めてやるw
新潮の破戒読んで見ろよwwwオトマツなんだよ

357:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:16 /mcDJ8jw
>>356
> >>>344=352だろ。
> お前の蒸発して簡素化した脳みそでよく分かったなw褒めてやるw

君は馬鹿だけど正直でいいね。


358:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:21 hNaIaoR5
>>357
>君は馬鹿だけど正直でいいね。
サンキュー。だが俺がお前をブチ殺さないうちにどっかに消えてくれないか

359:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 12:39 hNaIaoR5
 ストーリー
小説の舞台は、北信濃の封建的色彩が濃く、未だ差別意識の強い旧城下町飯山。被差別部落出身の青年教師・瀬川丑松(うしまつ)は、周囲にそのことを隠して生きていた。
丑松が長野の師範校から飯山に奉職の身となった時、父は一人息子の前途を案じ、被差別部落の子が世に出て身を立てるただ一つの希望、ただ一つの方法を言い聞かせた。

今検索したらウシマツで正しいらしいな
多量の書物を読んでるから何かと勘違いしてしまったらしいね

360:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:11 O06SVKhq
和賀英良が三木謙一を殺害した時の胸中は原作ではほとんど書かれていない。
映画でもそこのところが描ききれていない(想像はできるが・・・・・)
現在放映中のテレビドラマはそこのところを上手く描いている。
(中居の演技は臭い、赤井は大根、所詮テレビドラマという意見もあるだろうが)
成功するか否かは別として、原作や映画ではスポイルされていた犯人・和賀英良の
心の変遷を描こうとしている今回のドラマは『砂の器』の穴を埋める試みだと評価できる。

361:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:14 hNaIaoR5
元々日曜の9時にやるような内容ではないね
ハンセン病を省いても十分原作の本筋を逸脱することなく伝わると思うがね
原作を忠実に再現したとしても、最近の宿泊拒否騒動で内容変更は回避出来ないと思うがね


362:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:20 KQ0MIedE
ハンセン氏病の部分が差し替えられていても主題は変わらないので
映画を観た視聴者は上手く脳内処理して『砂の器』ワールドを再構築しようよ。

363:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:30 /KnMXbte
そういえばドラマでは和賀が三木を突き飛ばす時に敬語使ってたな。
「もう秀夫はいないんですよ!!」とか・・・・・
恨みの対象なら「もう秀夫なんかいねぇんだよ!!」という暴言になるはずだが。

364:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:37 fQAOsyR3
>>363
三木謙一の人柄に尊敬の念と自分たち親子を救ってくれたことの恩義を感じてるんじゃないか?

365:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 13:53 ENPodrq+
>>364
それだけじゃないと思うが・・・・
映画では三木夫婦に世話を受ける秀夫は終始険しい表情のまま。
三木宅家出の際に血相変えて探し回る謙一を草陰に隠れて見ている秀夫の表情は相変わらず険しい。
しかし泣く。ボロボロ泣いている。まるで父・千代吉と別れた時と同じように泣く。
秀夫を世話するうち実の子供のように愛情を持ち養子に迎えようとした夫婦と同様、
秀夫も三木夫婦を実の親のように慕っていた。しかし自分の素性を知る世間は冷たい。
この村にいる限り迫害を受け続けることになる。だから秀夫は三木夫婦の下を去る。
和賀にとっては三木謙一は父親に等しい存在。

366:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 15:51 jYfK9oEN
本浦千代吉・秀夫親子が宿命を背負っているというのは当然の解釈ですが
私は三木謙一も相当深い業を持っている人であり彼も宿命を背負っていると思います。

三木はただひたすら優しく全ての人を包み込む暖かさがありました。
普通の人はそこまで出来ない。三木は異常な存在なんです。
バイタリティーありすぎなんです。
三木のお節介を受け入れられる人達は彼を聖人君子のように讃えますが、
受け入れられない人には三木のバイタリティー溢れる絡みには恐怖を感じるかも。
三木謙一を尊敬し慕いつつもこの頑固で一方的な押しつけは和賀にとって避けられない
障害と感じたのではないでしょうか。
「自己保身のための怨恨による殺人」というのは法律上の表現であって
殺害の刹那に和賀を支配したのは、三木の凄まじい行動力に対する純粋な恐怖だと思います。
いずれにせよ三木謙一は殺されるべくして殺されたといえます。
三木謙一も業が深く、また彼なりの宿命を背負っていたと言えるんじゃないでしょうか。

367:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 15:54 EZB/hd3Z
>>365
自分の脳内としては、
だからこそ三木の元を去る=実の父親を捨てる(過去を捨てる)に
なるのかなと。



368:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 15:56 EZB/hd3Z
>>366
なるほど。そういう見方もありですな。

369:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 22:02 shVY70G6
どうでもいいけど、
完全に「ハンセン病」という用語がメディアで定着してるのに、
いまだに「ハンセン氏病」って書き込んじゃってるヤシって
相当いい年こいたオヤジなんだろうな。
いや、もしかしたらジイサン?(この板だったら十分ありえるw)


370:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 22:28 Q3/zeC/K
しかし、なあ..........
俺みたいな貧乏人のプーから見ればハンセン病の元患者って羨ましいワ
補助金かナンか知らんけど今ままでに数千万円以上もらって、住やら食やらの
心配もなく蓄えも多く、その上また国から数千万円の支給
もちろん老後の心配は全くない障害者年金
その一方でリストラ、生活苦、などで年に3万人以上の自殺者
ハンセン病に感染したいデ

371:この子の名無しのお祝いに
04/02/20 22:55 uvsBhHQ9
>>370
今となっては、そういうことも言えるかも
わからないが、昔は悲惨だったぞ。
個室ではなく大部屋でプライバシーはないし、断種手術なども
当然のように行われていた。
少しでも反抗的な態度をとったら、懲罰房に入れられるし。
もちろん、大半の家族は音信不通で、望郷の念にかられながら
無縁仏となって生涯を終えるしかなかったんだぜ。

もっとも、賠償金が出ることになって、急に家族や親類が名乗り
出てきたようだけど。

372:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 10:38 iMP26HJ9
>>369 岡山の慈香園から不自由な手に難儀しながら書込みしています。

373:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:10 pkhVgMT+
>>365
秀夫がみせる険しい表情。それを作らせているのはなにか?
それは世間に対する“憎しみ”と反撃しても通用しないための“我慢”
この憎しみと我慢が秀夫の放浪生活を支配している。
夫婦の世話を受ける秀夫の表情は終始険しいままだが、実際はなついていた。
三木夫婦を父母と認め慕い新しい家庭で暮らしたい。
そう思う秀夫だったが彼の胸中に言いしれぬ不安が生じる。
元の家庭はハンセン病の家族という宿業により崩壊している。
三木夫婦と自分の生活もいずれは・・・・・・・・
大好きなおじさんおばさん、いや心ではお父さんお母さんと呼べる二人のもとを去る。
自分を必死に探す謙一に「お父さん」と叫びたいのをグッとこらえ我慢する。
自分に対し再び親子の別れという苦しい道を選ばせた運命を呪い憎んだ。
家出し草むらに潜んだ時の険しい表情を形作ったのは世間に対する憎しみや我慢ではなく
三木夫婦との別れに対する我慢であり、運命に対する憎しみだった。
「一人で生きていかなければならない・・・・すべてを秘密にして」
彼が宿命を感じたのは三木謙一のもとを去るまさにあの時だ。

私はそう解釈しました。  (長文でスマソ)  m(_ _)m

374:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:17 QnRNieJT
ところで現在、ハンセン病の発生数は国内で年間どれほどあるのだろうか?
ちょっくら調べてみようか・・・

375:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:23 tyr163jX
実の父親以外で唯一「お父さん」と呼べる人を殺したなんて

宿命だな

376:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:31 6khLu4jk
なんか三木謙一と秀夫に思い入れのある香具師らが熱弁してるな
映画からそこまで深読みできるとは、想像力旺盛でツネ

377:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:38 DnlPPwyj
声をつまらせ演説する丹波哲郎な香具師達が参加している「合同捜査本部会議」はこのスレですか?

378:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 11:41 yJ68qlbB
繰り返し繰り返し・・・

379:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 12:24 3Gl64PDn
三木巡査の女房がいい。饅頭かなんかを買いにいって、千代吉の方を
怖がりながらも、秀夫に微笑みながら出してやる。散発や行水のシーン、
それに3人で食卓を囲みながら、秀夫が遠慮して膳を置くのを、もっと
食べなさいと、ご飯をよそってやる。
これ書きながら涙が出てきた。

380:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:13 29mVV93K
駐在ってのは夫婦一緒に活動しなきゃならない。夫婦で営む萬雑貨屋みたいなもん。
三木んとこの奥さんは村に溶け込んで生活している典型的な駐在の奥さん。
三木の奥さんにはライ病患者を抱き起こすような旦那が持っている度胸も行動力もない。
だけど優しいんだよな。ともすればやりすぎともいえる謙一の駐在活動を
愚痴も言わずに支えてる。
もしこの奥さんが生きていれば謙一の暴走(和賀英良に会いに行き千代吉に会わせようとする)
を止めることができたんじゃなかろうか・・・

381:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:26 s2twOe+n
映画では和賀英良(秀夫)と三木謙一の人間関係が抜けてて
彼ら二人の間にある宿命が描かれてねぇよな
中居ドラマはそこんとこちゃんと描くんかなぁ

382:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:29 n8jZGxdS
「和賀英良としては、じゅんぷうまんぽ…」さえ、なければなぁ

383:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:30 r7GBHRmM
奥さんなくした三木謙一は「糸の切れた凧」

384:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 13:31 3iRH3Ec5
奥さんが生きていれば一緒にお伊勢参りに行っただろう。
そうすれば、三木も退屈だから映画に行くなどということもなかったし、
和賀の写真を見ることもなかった。奥さんが死んだことも宿命。

385:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 16:06 3Gl64PDn
「首に縄をつけてでも」と、三木としては千代吉との約束(子供を
責任もってそだてる。時々はあいに行かせる)のことが、ずっと頭を
離れなかったのだろう。それ故にこそ手紙の交流もあった。
三木の直情的な行動は理解したい。殺されても恨んでないのではないか
むしろとんでもない悲劇を生んでしまったことを後悔してるのかも。
そして早世してしまった妻のもとへ、逝けることを喜んでいるのかも。

386:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 18:16 CRW3VZQ7
>>384
おおおおおおおおおお。
そういえばそうだね。
色んな人達の「宿命」ですか。

387:この子の名無しのお祝いに
04/02/21 21:21 0ywwU0rK
仲がよかったのに,三木夫婦に子供がいなかったのも
後のことを考えると宿命ですね。

388:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 01:27 fq+TgUaA
>>382

当時は「じゅんぷうまんぽ」の呼び方が結構使われていたように思う。

西日本新聞という地方紙の「くるま座」というコラムで
「まんぽ」と「まんぱん」のどちらが正しいのかという議論をやっていて、
筆者は「まんぽ」がと正しいと堂々と書いていた。

当時、広辞苑で調べたが読み仮名はついておらず、
学校の先生も「まんぽ」だと言っていた。

現在では「まんぱん」が主流になっているようだが、
オレの中では決着がついていない。




389:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 08:00 grf2jkKL
ATOK16では「じゅんぷうまんぽ」と打ち込むと
順風満帆《「じゅんぷうまんぱん」の誤読》と表示される・・・
塾長があれだけ自信もって言い切ってるので私としては「まんぽ」としたい

390:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 08:02 dpwstQen
森田健作の台詞の多くで
「それでその男は〜ですかぃ」と“か”の後に“い”の音がどうしても聞こえるんだが・・・
台詞下手なのかな。

391:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 08:22 rOXAOMvV
テレビで同じ役のやつも下手。

392:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 10:53 V3NKQ2Tc
>>389
>>塾長があれだけ自信もって言い切ってるので私としては「まんぽ」としたい

塾長というのは、捜査会議の議長を意味していますか?
それならオレも賛成です。

撮影スタッフや俳優たちも「まんぽではなく、まんぱんです」と
ツッコミをいれたのであれば、「まんぱん」になっているはず。

当時、「まんぽ」が広く使われていたことの証だと思う。

ただ、「まんぽ」か「まんぱん」かで議論があったかもしれないが・・


393:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 11:03 V3NKQ2Tc
失礼。
392 = 388 でした。 


394:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 11:07 dOLzTC8G
内藤武敏を「塾長」というのは、多分昔の森田健作ドラマ『おこれ!男だ』
を見ていたオサーンだと思われ。

395:392=388
04/02/22 12:17 V3NKQ2Tc
>>394

なるほど、情報感謝です。

396:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 15:24 yUMbY7Pc
子役の子は冬の放浪シーンで素足にわらじで
あまりにも寒くて泣いたそうだ。(アサヒ芸能より)

397:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 17:50 93W/gBsf
そうかあの険しい表情は宿命に対する我慢や恨みからではなく
「こんなツライ仕事だなんて聞いてなかったよ・・・・グスン」という
繰り返し繰り返し・・・行われる撮影を強要する監督や演出に対する我慢と恨みだったんですねぃ。
当時、この子役がどのような思いで撮影に参加していたかは今となっては想像するよりほかありません。
児童虐待の動かし難い証拠物件Aとして『砂の器』の映像を提出しますら。

398:389
04/02/22 18:02 Ux4fimrK
>>392
>>394
ちっ!! オサーンだとバレちまったか・・・こんなことで足がつくとはな。
そういうも>>394も14分間という短い時間で即答しているところをみると
俺と同じオサーンの二ホヒがするぜ。フケ&鼻糞入りスープにこみ上げた経験有りだろ。

399:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 21:08 fuCB52ym
TV実況
映画では血液型
TVではDNA
時代の違い

400:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 21:33 C0PI7Ykc
超音波殺人はまだ?

401:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 21:40 tZ1vwlDS
>>399
血液型判定だけでは科学的根拠に欠ける。
この点では、2004年版>>・・・>>原作

402:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 22:07 fQOtgS/5
>>400
そんなにSFチックな方法で殺られたいのか?じゃあ望み通り毒電波で殺してやる。
えいっ!! シュビビビビビビビビビビビーーーーーーーーーーー!!ι(+_+)y

403:この子の名無しのお祝いに
04/02/22 23:12 dOLzTC8G
>>402
君、みんなの迷惑になるじゃないか。

404:402
04/02/22 23:55 4KsuSWSw
ゴメン・・・・ウルトラの星・光の国に帰るよ、ジュワッチ!!

405:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 11:24 FdbbGdNy
ガルシアさん更新age
URLリンク(www3.plala.or.jp)

406:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 13:13 VrVyZODp
橋本忍はTV版は見たり見なかったといってた

407:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 20:14 TzFL7x+I
三木はいい人だからきっと、伊勢参りでも「千代吉と秀夫が会えますように」と
祈ったと思うんだよね。
そのあと映画館で秀夫の写真を見つけて、運命的なものを感じて矢も盾もたまらず
上京したんだろうなあ。


408:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 21:04 5dIEcN9j
今映画見終わった。
私も泣いたな。
原作読んだ時は淡々と読み終わってしまったのは、やっぱりハンセン病というのが
わかっていないからだったんだと思う。

島田陽子と元大臣は、この間までずっとハマッていた「田宮版の白い巨塔」にもいた。

409:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 21:14 5dIEcN9j
丹波さん、個人的にはとても良かった。
あんな素晴らしい演技するなんて感激したもん。
これまで丹波さんといえば、Gメンかキーハンター、あとは霊界しか知らなかったので・・・。

410:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 22:53 VrVyZODp
和賀の母親が一番悪い!
旦那だけでなく子供まで見捨てた鬼畜母。


411: ◆7DGYpoNXkw
04/02/23 23:15 rA7lseUl
最近DVD買った。

PS2で見た(縦に潰れてたが)。

後半で泣いた。

TVで見たときはなぜ泣けなかったんで?

>>410
いつまでたっても理由がわからんのはそこだ。
千代吉の病気だけなら秀夫を連れて行けばいいと思うのに。
遺伝したと思われてたのだろうか。

それを言うなら諸悪の根源は非人道的な隔離政策でしょうに。
って「卵ニワトリ論争」のようなことを言ってどうする。

412:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:21 PD6roUgH
>411
当時は「らい病」は伝染病かつ遺伝病だと考えられていた(むろん誤り)。
和賀が親が「らい」だと隠したのはそのため。

413:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:28 QuU+6s+a
>>408
いや、原作はハンセン病云々の感動モノではなく一応社会派ミステリーだから。
淡々と読み終えて正解。むしろ超音波で_| ̄|○

414:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:35 kxNrci8w
>>411
>いつまでたっても理由がわからんのはそこだ。
 千代吉の病気だけなら秀夫を連れて行けばいいと思うのに。
 遺伝したと思われてたのだろうか。

本浦家にとって、秀夫は長男で跡取り。母親は単なる嫁。嫁は縁を切られれば
それまで。嫁ぎ先の跡取り息子を連れて出て行くなんてのは、戦後の新民法の
発想。……ということでは?

415: ◆7DGYpoNXkw
04/02/23 23:44 rA7lseUl
>>414
あ、そういう解釈もあり、か。
アリガトサン。

416:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:52 jgvy/Jgb
母親の件に関しては、それ以外にないです。

417:この子の名無しのお祝いに
04/02/23 23:56 5dIEcN9j
>>413
かもねぇ。
にしても、映画は映画でよかったなー。
せつなくて泣いた。

418:そんなヒト知らねえっ
04/02/24 00:40 ZicuCClY
山田洋次&橋本忍(八年後幻の湖でブッ飛ぶ)の脚本に
拠るところが大きいですね。
原作では数行で済まされていた親子の放浪をあそこまで
イメージを膨らませ,死んだはずの千代吉を登場(慟哭!)
させたこと。それと電子音楽をオーケストラにしたことも。
中居版にしろ後のテレビ版はこの脚本がベースになってます
ね。特に今回の音楽なんかモロ盗作ッて感じ。

419:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 01:05 SctfUZyZ
>408
千代吉の加藤嘉も出てたよ。田宮版の白い巨塔。
自分は加藤嘉の千代吉見たさにDVDを買いました

420:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 01:25 0iolEALG
>>419
もしかして大河内教授とか?

421:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 02:42 cphwdMBS
ヌー速のアイスタースレで、
「砂の器って、ドラマじゃない方はハンセン病を扱ってるんだって
 テレビじゃちがうんだって。最近知った」
みたいな書き込みを見て鬱。そんなことも知(ry

422:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 03:11 SctfUZyZ
>420
大当たり。今の大河内教授もいいけど
田宮版の加藤嘉演じる大河内はまさに原作から
抜け出したようなハマリっぷりでした。

砂の器、自分は号泣はしませんでしたが
繰り返し繰り返し見てはしみじみと少しだけ泣いてます。
英夫が三木を殺してしまった複雑な動機や
それぞれの宿命が、台詞の説明じゃなく伝わるのがいい。
前のほうで、橋本忍が人形浄瑠璃に例えた話が
ありましたが、なるほどと思いました。

423:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 10:09 aAMU3Pq6
>410, 411
412の言うとおり。
実際、親の片方とその子供が発病することが多かったために
そんな誤解が出たんだけれどね。
ライ菌は感染力は非常に弱いけれど、
「ライ菌への感染しやすさ」には遺伝的要因がからんでるし、
環境的にも免疫力の弱い子供がハンセン病の親といることで
より発病の可能性が高くなる。

あと、ハンセン病は業病と考えられていて
「そんな病気にかかるのは、本人(前世を含む)や先祖の
悪業の報いだ」みたいな偏見を持っている人間が
昔は結構多かったからね。

424:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 14:28 mBc5hbCD
本当にハンセン病患者の不当な差別を訴えたいんなら、
この映画が一番解りやすいと思うんだよな。
ただ封印するだけでは、当時を知らない若い人達は
「ナンだかよくわかんないけど差別は良くない。」で終わるだけ。
まあ当時を再現つったら金と手間がかかってしょうがないんだろうけど。

425:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 19:07 PskqXnlF
大昔の話で恐縮だが・・・

オレは大学で映画研究会に入っていた。、
後輩の家にサークルの皆と遊びに行ったときに、
そいつの部屋に月刊誌「シナリオ」があって、
特集が「砂の器」だった。

手にとって読み進める内に涙が止まらなくなって、
周囲の後輩たちから「どうしたんですか?どうしたんですか?」と
心配される羽目になってしまった。

とりあえず、人前で本(シナリオだけど)を読んで
号泣したのはこれ1回だけだ。

シナリオだから、脳内でシーンの再現がスムーズなんだよね。
あれには参った。
それにしても、すごい脚本だった。

426:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 19:31 67H57/VB
>>425
『幻の湖』の脚本はどうですか?

427:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 19:44 PskqXnlF
>>426

残念ながら読んでおりません。
映画も見逃してしまいました。

当時、劇場で予告篇を見た限りでは大作という感じだったので、
期待していたのですが、気づかないうちに
上映打ち切りになってましたね。

砂の器ファンならば、初日に見るべきだったのでしょうか?
ただ、予告篇そのものは印象に残っているんですが、
何の映画なのかはさっぱりわかりませんでした。
ただ、走っているだけ・・・

428:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:13 cphwdMBS
>>427
砂の器ファンなら正視するのは残酷かも<幻の湖
そして、見終わっても何の映画かサッパリです。
橋本がいい笑い者(というかカルトな人気を集めた?)になった作品です。

429:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:22 QpAyX35O
ハンセン病映画は「砂の器」が日本映画史上の決定版、
と思いこんでいるヤシが多いようだが、
おまいらそもそも、戦前、『キネマ旬報』でベスト1に選出されて
興行的にも大ヒットした「小島の春」(豊田四郎監督)を知らんのか?


430:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:34 rxfNXGfP
>>429
「小島の春」は、善意から結果的に強制隔離を礼賛した映画だとして、扱い
が微妙な作品だからなあ・・・。
この映画では、隔離された方がみんなが幸せになれる、という思想が貫かれているし、
そうやって親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。

思想に目をつぶれば、映画としては傑作だけど、正直、注釈抜きで観るには
危険な映画だよね。何も知らない人がこれを観たら、勘違いしちゃうよ。

431:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:40 67H57/VB
豊田の『小島の春』は映画としては優れているけど、
強制隔離を美化しているところがあると批判されてるじゃん。
『砂の器』で事前に団体に意見聞いているのはその失敗があったからだよ。
西原儀一が単身乗り込んで撮ったドキュメンタリーはどうなんだろう。観たことないんだが。

432:431
04/02/24 20:41 67H57/VB
>>430
ケコンしてください。

433:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 20:44 QpAyX35O
>>430
「砂の器」の三木も徹底的に善意から隔離を勧めたわけだが。
そんでもってまさに
>親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。
わけだが。

・・・物語の構造そのものは同じじゃん!

434:431
04/02/24 20:49 67H57/VB
違うよ。一登場人物の意見と映画全体の考えは。
君、ダメダメだね。それは>>429を読んだだけで分かるが。


435:この子の名無しのお祝いに
04/02/24 22:16 PskqXnlF
2ちゃんねるに限らず、ネットをやっていて思うのだが・・・

これだけの知識・分析力・表現力を持った人間が
沢山いるのに・・・
すごい人達が世の中には沢山いるのに・・・

何故、この国は良くならないんだ???
不思議だ・・・

スレ違いですまん。

436:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 00:21 n7rbTfGP
2chで聞けば分からぬことはない

437:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 00:25 EVHfzN8V
答える人にもよるけどね。
PC関係だと、中途半端に知識をかじった人ほどしゃしゃり出てきて
これまた高圧的だしねぇ。
ああいう板は、社会的に不必要とされてる無職者が集まっている
場所というのもあるけど。

438:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 01:20 rlQlV6P1
>>402-403
吹いてしまった


439: ◆7DGYpoNXkw
04/02/25 06:18 uXlxMY94
「隔離されたらみんなが幸せになる」って本気で思ってる連中の脳の構造が知りたい。

>>435
民度が低いから。

440:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 08:01 tSzxEDCt
DiscStationではここんとこDVD邦画売上ランキング1位だね。
職場近くの大手レンタル店では数本ある本作が常時貸出中。
テレビ版→先が知りたくて映画レンタル→感動してDVD購入_ とい
う流れなんだろうか?
DVDは特典をもう少し充実して欲しかったな。 出演者も殆どご健在
なんだしインタビュー等入れて欲しかった。 邦画の場合、古い作品
だとなかなか難しいのかな・・


441:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 10:42 /Ol+5BOq
大岡越前以外、天城越えの医者役くらいだな。
マゲしてない加藤剛見たのは。
新鮮だった。

442:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 12:21 N5nfWGnG
>441
「影の車」見てない?
あれもいいよ、メガネが新鮮。

443:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 12:30 f4YAsXEd
加藤剛の少年期(本浦秀夫)を演じた子役はえがったぁ。
子役の少年が成長したら加藤剛になると観客に信じ込ませるくらい似ていた。
もしアメリカのミッシングチルドレン(行方不明児童)捜索団体に秀夫役の子役の写真を資料として提出手渡したら
経年変化考慮の手配写真は加藤剛になるんだろうね。

千代吉が今西刑事から指し示された写真を手にするシーン。
写真の青年に息子の面影を読み取る。叫び声をあげ悶絶する千代吉。
もし子役と加藤剛が似てなかったら興ざめしただろうな。

本浦千代吉役は企画当初から加藤嘉と決まっていたが
子役は加藤剛似の子を探して結果抜擢したのだろうか?
それとも子役に似てたから加藤剛を抜擢したのかなぁ。

444:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 12:35 f4YAsXEd
DVD特典の『砂の器』紀行に出ていたマキノさんはマキノ監督の関係の人なんでせうか?


445:アマデウス大阪
04/02/25 16:13 k7ltqxq9
このドラマにハンセン氏病は必要ないであろう

原作を読んでもそれほど重要な要素だとは思えなかった

必要論者は大方、日曜日に自分より不幸な者の話でも見て優越感を得て

次のかったるい月曜日にテンションを上げたいという魂胆であろう

それにしてもこのドラマの人間模様の浅薄さはいかがなものであろうか

まあ刹那主義、電子レンジでチンの世代と揶揄される昨今の若者には丁度良いのであろう

446:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 17:11 PdaqVx5h
想像上の状況証拠のみで犯人を断定する刑事には、
驚嘆を禁じ得ない。どう見ても冤罪度 は高い。

447:ミナツキ サヤ ◆SAYAC2HJWE
04/02/25 17:56 FuOhv1GI
ぱんちら

448:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 19:01 +EozvhbU
DVDに日本語字幕入れてください。耳の不自由な人の為。

449:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 19:23 rbe+wDx3
>>443
あの子役はあばれはっちゃくにしか見えなかったが。

450:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 19:38 HPVS6bqA
>>443の書いてることがよくわからない。
子役君の名演技は認めるが、似てるかあ!?加藤剛に。
別に似てないと思うぞ。
加藤剛は現代日本芸能史に残る超ハンサム(←敢えてこの言葉を使用)
幼少の頃からさぞや端整な顔立ちだったろう。
あの子役君はブサではないが、いわゆる美少年というのでもないぞ。
今頃大人になっているだろうが、加藤剛には全然似ていないはず。
そう思ってるから、傷のことをこのスレで知るまでは
なんで三木が、全然違う顔の大人のサングラス写真を一目見て
秀夫と見抜くのか、説得力ないんじゃないかなと思ってた。

でも、基本的には似てない子役君を、和賀英良という人物に
見事に重ねて感じさせてしまう映像の力は確かに感じる。

451:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 21:03 N/QazLHc
>>446
凶器の指紋が一致しました。


452:この子の名無しのお祝いに
04/02/25 23:02 yOxC8tXb
板違いでスマソが
テレビドラマの今西役・渡辺謙がハリウッドの『バットマン5』に悪の親玉役で出演がケテーイしたそうな。
やっと謙さんも刑事役の呪縛から離れられるね。
もしかしたら謙さんの刑事姿は『砂の器』で最後になるかも。
そういへば丹波も国際的スター(日本人談)だたな

453:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 00:39 1LlcNYiU
>>450
あの子役、眉が一直線なところ、目と眉の間が狭いところ、
鼻の下が長いところとかは加藤剛とよく似てるよ。
鼻や輪郭は似てないけど、まあこれは子どもの顔のパーツの中では
印象に残りにくい部分だから・・・
そっくりとは言わないけど、全然違う顔とも思わないな。
親戚程度には似てるんでない?

454:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 00:55 k/p+MdUP
>>452
これまたスレ違いで申し訳ないんだが、ナベケンってそんなに刑事役やってたっけ?
時代劇のイメージのほうが強いけど・・・。

455:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 02:31 lhIDvfG1
火サスで刑事役やってた。
外国のミステリーが原作で、確か「わが街」だったような。
原作は「87分署」だったかな。
間違ってたらごめんね。

456:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 06:33 rru8zBqQ
URLリンク(www.nhk-ed.co.jp)
URLリンク(www.hbf.or.jp)


457:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 15:59 Mt+z0vx5
昔の「砂の器」に本作の子役について触れられていたのを思いだし、過去
ログを漁ってみた。
スレが生きてた頃はリンク先に居たようだが(何故か写真は非掲載)、今
はもういらっしゃらないようで。


47 名前: 名無シネマ@上映中 投稿日: 02/07/23 09:25 ID:9p5X/r8h
いろいろ調べましたら意外な結果となりました。
あの子役、春田和秀は現在、黄寧(Wong Ning)
と言う名前で脚本家として活躍中らしい。
URLリンク(www.wildthing.co.jp)


また川又昂のインタビューより子役発掘のエピソード。

Q もし17年前だったら主演も加藤剛さんじゃなかったでしょうし、役者
 さんもみんな違っていたでしょうね。

 そうでしょうね。あの子役の子もよかったけど。

Q 主人公の子供時代の。

 ええ。もう、オーディションやっててもなかなか見つからなくてね。三日
 目に、「今日も子役見つからないなあ」って腰を持ち上げた時にお母さん
 と二人でばたば たばたってやって来てね。人間の運なんてわからないも
 のだね。あのとき五分でも 遅くやって来たら、監督や僕なんかみんな帰
 っちゃってたからね。

458:この子の名無しのお祝いに
04/02/26 23:16 /7dilZCU
名古屋市内で砂の器のdvdが売っている所を教えて!

459:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 01:35 cIZTLQd4
>>458
ネットショップの話でスマソが私はアーマーゾーン!!.comで注文。CD2枚と一緒に手に入れたよ。
でもCD2枚とも内容まったく同じでやんの!!(○`ε´○)ぶーっ
今なら上位にランキングされたDVDが20%offになってる。「砂の器」も20%off!!(のはず)

460: ◆7DGYpoNXkw
04/02/27 06:17 790hbSLE
>>459
オリジナル版と復刻版だったりして。

461:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 06:56 Peqo1WNi
加藤嘉は当時36歳には見えないジジイぶりだ

462:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 11:21 eyiUyCL+
>>461
千代吉が故郷を旅立つ時が36歳と記憶しているが、あの時俳優加藤嘉も
36歳?

463:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 21:54 01oJU6Ee
>>461
バカこくでねぇ
あの爺様がワシ(39歳)より若かろうはずがなかっぺ!!
老けるにもほどがあるってもんだ
まぁ痛飲した翌日、目を覚ました二日酔いのワシは療養所の本浦千代吉状態だが

464:この子の名無しのお祝いに
04/02/27 23:26 S5G6Jm3z

加藤 嘉   本名 ・加藤 嘉(かとう ただし)

  生年月日 1913年(大正2)1月12日・東京都
  没年月日 1988年(昭和63)3月1日(享年75歳)

  砂の器は1974年の作品だから、当時60歳くらいだね 


465:この子の名無しのお祝いに
04/02/28 02:56 u1xpXqx0
もっと長生きして欲しかったよなぁ・・・ザンネン


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