砂の器 at RMOVIE
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100:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 12:20 9KxoKZZI
映画「砂の器」
ここで見れるよ
URLリンク(www3.plala.or.jp)

101:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 12:25 9KxoKZZI
続き

以前もうpしてくれていたんだけど、好評に付き、再うpケテーイ!!
更新は週一回だよ〜ん。

102:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 14:55 D0CXyMbO
>>98 同意。飲み屋のシーンは2度ほどあるけど、あの辺りのシーンを見て
丹波は巧いと思ったんだが、DVDが出た当時に立ったスレやその次スレでは
”丹波は大根”という意見を何度も見掛けた。
私などが役者の演技の良し悪しについて評論出来ないが、多くの人はあの演
技を下手と思うんだろうか?

103:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 16:15 dh8W76Tk
丹古母鬼八はなんだったの?

104:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 17:51 k7CdOHFA
>>90
そっ、そんなシと、知らねえっ!うぁああぁあああぁああぁああぁああ〜〜!!
(⊃Д`;)

105:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 18:02 I6FR5owz
>>100
サンクスコ
くり返しくり返し・・・くり返しくり返し・・・見てまつ

106:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 19:02 c/B8RCoN
>>102
なんかもう丹波は丹波ってイメージで見てるからなあ・・
飲み屋のシーンとか上手い以前に自然すぎて素でやってんのかなーて感じ。

107:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 21:23 OHvGG/7u
丹波の演技は確かに自然過ぎるほど自然だね。
あの人声が良い。

108:この子の名無しのお祝いに
04/01/27 23:02 dEb1CDko
相当昔オイラがまだ厨房のころ、小酒井不木(字が違ってるかも)という作家の
作品中に殺人を犯した医者?がたまたまそのメスで自分の体に傷を付けてしまい10数年
後、らい病になるという話を今でも思い出す確か小酒井は毒物を専門とする医者だった。

109:この子の名無しのお祝いに
04/01/28 09:20 Roec5yul
竹中直人の丹波が説明するシーンの物真似、最高。

110:この子の名無しのお祝いに
04/01/28 17:20 t9lVhp7j
過去スレ
***松竹映画「砂の器」ってどうです?***
URLリンク(cocoa.2ch.net)

>86 名前: 名無シネマさん 投稿日: 2001/05/11(金) 01:43
>「宿命」で好きなパートは、丹波哲郎が亀嵩に行く途中で
>電車に乗っているシーンと、本浦千代吉が大八車に乗せられて
>病院へ移送されるところを息子がじっと見ているシーンで
>流れた部分。

漏れもそこが一番好きだ。
クライマックスで白髪の緒形拳の台詞が入るシーンも
そのパートじゃなかったっけ?
(それもそこだけは和賀のピアノの伴奏付きだったような?)


111:この子の名無しのお祝いに
04/01/28 18:48 AzdiPjlk
監督の野村芳太郎、脚本の橋本忍らは早々に映画の準備を始めたが、当時の松竹社長・城戸四郎の「内容が暗過ぎる」の一言
で一時は挫折。野村監督らの執念により、脚本第一稿完成から14年、ようやく企画の実現に漕ぎ着けた。

112:この子の名無しのお祝いに
04/01/28 18:53 2dvoVmmJ
>>111
で、山田洋二を向かえて、検討したが映画的なクライマックスラストが思いつかない。
そこで原作を読み直して、気がついたのが有名な「原作の中のあの1文」

「そうか、この一文を生かせば、いくらでもイマジネーションを膨らませる事ができる」

続く・・・

113:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 12:20 EXnXz2NC
>103
丹波と丹つながりかぁ

114:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 12:23 PQ++0gEr
昨日ビデオ借りて見てしまった・・・号泣号泣また号泣
クライマックスの演奏シーンと回想シーンは感動した
あれほど音楽と映像がマッチした映画が過去にあっただろうか
余韻にひたって今日は仕事にならない・・・・

115:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 17:08 bwSthlWL
淀川長治さんの映画論の本を読んでいたら、
「砂の器」を取り上げて、「ようやく私の好きな作品を作る日本映画が現れた」。

で、「やっぱり、緒方拳は芝居がうまいですね。丹波哲郎もまあまあ。
森田健作はせりふが下手です」、そして、「加藤剛は顔はいいけど芝居は下手です」。

それは言わないお約束なのに・・・

116:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 18:30 AM3Mnng4
へぇ淀川さん、この作品誉めてたんだ、なんか嬉しい。
>>110 自分もそこツボだなぁ〜。 映画見てまもない頃、サントラ
聴いてもジ〜ンときた。

117:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 18:43 XAQSc0H9
撮影は青森県竜飛ロケからスタート。以後、巡礼の親子の旅のイメージに一致するシーンを求めて、長野、北茨城、阿寒湖
と、一年半に渡り日本全国の四季をカメラに納めていった。謎解きのカギとなる山陰亀嵩は現地の周辺各地で撮影されたが、
亀嵩駅は旧国鉄木次線の2つの駅で撮影。ホームと外観が別々に撮られ、巧みに編集されている。

118:本浦千代吉さんですね。本日
04/01/29 18:46 AXSIGpJI
そっ、そんなシと、知らねえっ!うぁああぁあああぁああぁああぁああ〜〜!!
に行くまでに、
丹波哲郎の
「あなたがよくご存知の、例えば、6才くらいのお子さんを大人にしてみたら・・・云々」
の科白で号泣してしまう

119:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 20:48 Vnc2vHnu
>>115
淀川先生、最高! 
ちなみに、旧日劇閉館記念上映で用心棒と椿三十郎を上映した時に、
淀川先生が講演された時に、黒澤監督と親友だという事を初めて知った。

>「ようやく私の好きな作品を作る日本映画が現れた」。
って、先生、黒澤作品をその講演で、かなり誉めてましたよ。 スレ違いネタ、スマソ。

120:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 22:13 gtOO97e0
「砂の器」って日本映画のベスト10ってのをやった時、カラ−の映画としては、
唯一「七人の侍」、「浮雲」等と並んでベスト10入りするよなあ。

121:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 22:19 p4qnzAaV
泣ける映画は上位入りしにくいと思う。

122:この子の名無しのお祝いに
04/01/29 22:32 iS4A22Ea
ワーストでもベスト10入りしてるけどな


123:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 00:04 r4/BTNcG
>>119
淀川は、フォードや黒沢みたいな活劇も好きだけど、
シュトロハイムのように悲しくて残酷な映画や
チャップリンのようにハートウォーミングな映画の方が、やはり好きなのよ。

124:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 00:41 8XfvfNAL
何をやっても丹波印の丹波がこの映画だけは別人に見えた。
あ、役者だったんだ!って。
捜査会議の大演説はやっぱり名シーン!

125:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 00:50 qLF0BY33
レンタルしたいけど全部借りられてるよ(´Д⊂グスン

126:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 01:16 +vfwDNoe
やっぱドラマ効果もあるのかな?>125
ドラマは見てないけど割と期待してる(なんだそりゃ!?)

127:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 05:52 9oyXoSme

何せ渥美清がチョイ役だもん…、贅沢ゥ〜。

128:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 06:28 GNXXXfVx
TV版では和賀の戸籍詐称はどうすんだろ。

129:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 09:35 Y2XoP4bY
>128
さすがに戦争で戸籍が焼けた、では
時代的につじつま泡合いものね。
養子とかか?それじゃバレるし…
そのへん気になるし、途中からだけど
TV版みてみるかな。
今時俳優のドラマなんて激しく燃えないけど。

130:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 09:40 Y2XoP4bY
ドラマ板いってきたら、こんなのがあった。

ドラマと映画の比較まとめサイト
URLリンク(members.goo.ne.jp)

131:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 09:55 UhxRCTYj
阪神大震災の火災で焼失した戸籍があるんじゃないの?

132:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 12:13 KQgeUHwa
>>127
寅さんで有名でも、この頃はまだ大御所じゃないでしょ

133:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 12:40 UDtKfAGx
当時から松竹の顔的俳優でさんです。
で、そういう存在だから松竹の大作にはチョイ役でも必ず
顔を見せると言うような習慣があったそうです。
(「皇帝のいない8月」でも、端役ででてます。



134:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 12:42 KQgeUHwa
>当時から松竹の顔的俳優でさんです。
そうか昔は看板俳優ってのがあったんだよね
松竹の映画に東映の俳優が出るなんて
あり得なかったというしね


135:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 12:50 GNXXXfVx
>>132
この時でもゲスト扱いだったと思う。
他の松竹映画(記憶にあるのは「幸せの黄色いハンカチ」)でも
ちょい役で出てる。

>>130
dくす。
なんかTV版きっついなあ。

136:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 12:52 GNXXXfVx
ごめん、>>133。かぶっちゃった。

137:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 19:46 2Hpxu6nD
何でそげなこと言うだらか

138:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 20:45 bBMl830k
加藤剛は、とても天才音楽家には見えない。これって、
おれにとって致命的。よって、クソ映画に決定!!

139:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 23:05 /v3qTm6K
> 松竹の映画に東映の俳優が出るなんて
> あり得なかったというしね

そんなことないよ、たとえば小林正樹の「切腹」なんて三国連太郎(東映)とタイトルに入っている。
専属俳優でも会社間の貸し借りはよくあるよ。
ましてや渥美清は、松竹と専属契約はしていなかったし…。

140:この子の名無しのお祝いに
04/01/30 23:17 djMPbZyM
まあ、よく聞くよな。
加藤剛では二枚目すぎて○○役には違和感ありまくり、と。

141:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 12:42 npKHsRT7
おれは厨房のころに劇場公開された時に観たが、そのときは
加藤嘉という俳優を知らなくて、本当にらい患者で、素が
あーゆー人なんだって、てっきり思い込んでいた。
後で有名な役者と知って、すげー演技だなあ、って感動した。


142:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 17:52 mtcdl5KB
試写会で見たのですが、島田陽子がおっぱい出してました。
その後、TVでなんかいも見たのですが、その場面がありません。
映画館では、どうだったのでしょうか?
ちなみに映画館で見た、八つ墓村では、小川真由美のおっぱいが少し見えました。
これもTVでは、カットされています。

143:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 18:35 06b2HH/V
>>142
おっぱい出ているよ

144:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 20:03 mtcdl5KB
わっかりました。
教えてくれたお礼に、今TBSでやってる、砂の器のネタを。

あれは、父子ではないのです。原田さんの細君が不倫して出来たのが、
中居さんなのです。原田さんが、怒って奥さんを殺そうとしたのですが、
その前に中居さんが、自分の母親を始末してしまっていたのです。
原田さんは、自分の子でない事を知りません。
中居さんは、運命の子なのです。

145:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 20:27 2wGRlKWN
皆さんこのスレを見てください。
真性アフォの>>1がいますw

ちゃーちゃーん山崎一番
スレリンク(swf板)

このスレを>>1-10までじっくりと読んでみてくださいね。
是非とも記念カキコをageでしていって下さいね。

146:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 21:04 jV9DqoOi
ビデオ見ろ。
乳出てる。
小さいけど。

147:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 21:12 i+k+d77f
映画は最高。
山田洋次の師匠である吉野監督は最高である。

テレビは観ない。
ジャニタレ中居がイメージを壊しているからだ。
俺の中でもトップ3に入る名作が台無しだ。

148:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 21:14 i+k+d77f
>>147
吉野監督を訂正。
野村芳太郎監督。

149:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 21:40 mtcdl5KB

おもしろい方ですね。何で吉野監督なのかしら。
さっき吉野家へいらしたのでは? ほほ

150:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 22:14 n9z80Ecg
やっぱクライマックスの演奏シーンと、丹波の捜査報告に尽きる
泣いたよ、そして放浪の旅の映像でエンディング、一人でビデオ見てよかった
号泣したよ

151:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 22:38 1zHVdpqD
あの子役は素晴らしかったなあ・・・

152:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 22:53 nRJzcIUd
あの子役、一言も台詞がないんだよな
表情だけで唸らせる演技、すごいよな・・・

153:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 23:40 hvgNUfY0
TVで知って、映画もみたくなりレンタルしてきました!映画見るとみなさんの
言うとおりすばらしいですよね!!TVとは比べ物にならないくらい良かったです!!
一つ、疑問に思ったシーンがあったのですが、今西はなぜ大阪に行ったのでしょうか?
(大阪の事を誰かから聞きましたっけ??) あと、あんなに会いたがっていたお父さんは
なぜ、和賀の事を知らないといったのですか?

154:この子の名無しのお祝いに
04/01/31 23:51 n9z80Ecg
>>153
>今西はなぜ大阪に行ったのでしょうか?
和賀の出身が大阪だったから

>なぜ、和賀の事を知らないといったのですか?
差別を受け隔離され、偏見もある自分と、おそらく成功して自立している息子を
自分の息子と認めると迷惑がかかると判断したからでしょ
よけい泣けるな。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

155:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 00:00 2xOEoRry
>153
>154さんの解釈に加えて、「無事に成長したのがわかった」から、
もう会えなくてもいいって思ったんじゃないのかな。
フィクションだとわかりつつも、このあと一生会えないであろう親子のことを考えると、
それだけで無性に泣けます。
あの駅での抱擁が彼らにとっての永劫の別れになったんだな、と。

156:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 00:00 TdDHdrvD
ハンセン氏病は遺伝して、感染力も強い、
そういう誤解があった時代だから、子供を守ろうとした。

157:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 00:14 jtGGn/xA
>>154さん、>>155さん ありがとうございます。
そうか・・・なっとくできました。
っていうか、改めて泣けてきました〜〜!!
加藤嘉さんの演技も素晴らしいです!!放浪のシーンでもヨタヨタ病弱っぽいじゃないですか!
今のTV板の父はがっしりしてて、健康そうなので、一体どんな過去なのか気になります!!
私は20代前でハンセン病の事(昔の差別があった事)よく知らないのですが、今の現代でそれを
ドラマにするのはなぜ悪いんですかね・・・?

158:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 00:17 WVdn0Tca
>>157
この手のことをテレビでやると、人権団体や同和解放組織とかが
猛抗議してくるんだよ、実際映画の時もハンセン氏病の団体から
醜く描くなとか、いろいろ言われたそうだ

159:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 00:51 vpKTamwV
というより、
「宿命」とはなにごとだ、って抗議でしょ。
彼らの言い分もわかるけど?

160:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 00:56 j4VUBvuu
加藤剛もヒドイけど、森田最悪。
丹波はミスキャストだろ?
島田もいいとこないし・・・

確かに、回想シーンはいいんだけど、それだけじゃね。

161:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 01:40 J/5EANlk
丹波の「繰り返し繰り返し…」のセリフの後ろで
音楽も同じ所を繰り返してるのにはマイッタ。



162:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 01:44 ZzFiYnBv
>>147
> テレビは観ない。
> ジャニタレ中居がイメージを壊しているからだ。
> 俺の中でもトップ3に入る名作が台無しだ。

激しく同意!

163:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 01:47 J/5EANlk
TVの効果でDVDが飛ぶように売れているのは喜ぶべき事なんだろうが…
でも素直には喜べないなぁ。

164:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 02:17 aoXpDMKC
森田健作って、自分の映画をちゃんと通して観た事あるのって砂の器だけだって言ってたね。

165:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 03:47 a/w/3ndQ
age

166:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 06:58 lbXHUXl6
淀川先生が、
1、丹波哲郎の刑事はひどい。刑事が演説してはいけません。
2、森田健作もおかしい。青春映画ではありません。
などと言ってたが、俺は別に気にならなかったね。
とにかくすごくよかった。
あと、島田洋子(これもよかった)が、列車から紙を捨てる場面が
あったような気がするが、あれは怒られるんじゃないかな。

167: 
04/02/01 07:56 AL8nnPfk
>刑事が演説してはいけません

あそこの演説シーンはひどすぎる。
なんで感極まって捜査会議で泣き出すの?
必然性がない。

感傷的なメロディと、行脚シーンとがかぶさってるせいで、
みんなヘンだと思わないで泣いてるんだろうけど。
ありえない。
泣かせに走りすぎ、ウエットすぎ。

168:補足
04/02/01 09:02 AL8nnPfk

捜査会議で泣きながら演説するヘンな主任刑事を受け入れられるかどうか。

あそこのリアリティのなさが、ベストとワーストの評価の分かれ道かもね。
前半の捜査のシーンとか、行脚シーンとかはすばらしい。

緒方拳も加藤嘉も子役も森田健作も丹波もすごい演技しているんで、ちょっとだまされちゃうよね。


169:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 09:13 lbXHUXl6
166
別に。
だまされても、かまいませんが。

170:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 11:42 DdRH4Ukw
捜査の過程や社会状況の描写など、国際的には理解されにくい映画。
(される必要性も無いが)

韓国あたりじゃ受けそうだけどね。

171:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 13:07 +VBwbU7j
ナンデ?

172:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 13:17 WVdn0Tca
実際はどうかわからないけど、いろんな警察ものの小説読むと
捜査会議って、すっごいギスギスしてるんだよな、あんなマターリな
感じは無いと思うな

173:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 19:29 ACy/ErCX
原作読むと、今西って飄々として人のいいおじさんって感じ。
松本清張は「野良犬」の志村喬あたりをイメージしていたんじゃないかと思った。

174:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 20:01 mRFqiOpD
突っ込みどころは、結構あるし、辻褄合わないのもわかる。
URLリンク(www.eigaseikatu.com)

それでも名作だと思う。泣ける。

175:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 21:54 0ygxS9tR
全然話進まないまま、オワタ・・・_| ̄|○
最後にキーワードの浮浪者かよ、、、

176:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 22:23 ACy/ErCX
ドラマの砂の器、話がスカスカすぎ
中居が自己陶酔しているだけじゃん・・・

177:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 22:34 UFPfWHZa
>>176
自己陶酔なら丹波が数段上だと思うがw

178:この子の名無しのお祝いに
04/02/01 22:34 ACy/ErCX
丹波は捜査会議のシーンだけだけど
中居は全話この調子かも

179:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 01:07 UtvBz25j
>>174
原作では,羽後亀田の謎の男も和賀の指図を受けた者になっているから,
羽越本線で刑事達と和賀が出くわすのもヌーボーグループの仕事の都合から
おかしくない(それから,亀田市なんてないと思うけど…)。
紙吹雪の女にしてもそうなんだけど,原作ではきっちりつじつまがあっているものを
そこだけ切り取ってもってくるから妙な具合になっている。
たとえば,冒頭の刑事と和賀の出会いなんてなくてもおかしくないし,
紙吹雪の女も不自然でない処理の仕方をすればよかったのに,と思う。
自分が一番変だ,と思うのは羽後亀田の男の話が着地していないところ。
あれでは単なる捜査ミスになってしまう。
でも何を言われても作品として優れているのがすごい。
まさに順風満ポ!←使い方がヘン。

180:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 01:33 oGewrn3x
> でも何を言われても作品として優れているのがすごい。

そうそう。推理ものとしてはアナだらけだし、
タンバリズム全開だけど、説得力というか牽引力はすごい。
例えていうなら、デッサンの基礎がなってないけど、
ものすごく勢いと力と魅力ある絵画を見るような。
画法的に正しいけどつまらん絵なんていくらでもあるし。

181:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 01:39 OEpldAea
和賀が大阪へ行ったことをなぜ刑事が知っているのか
不思議だった。
石川県へたずねたときはどこかへ放浪の旅へ出たとしか
聞いてないはずなのに。


182:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 01:51 xY4Wv7YH
片岡鶴太郎の松浦千代吉の物まねが元祖。これこそ知る人ぞ知る名演技。
つるちゃんのプッツン5で西田ひかるや石田ひかり、笑瓶をアシスタントに添えやってました。
泣き笑いです。

183:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 02:13 qFqOw0J1
>>181
和賀英了の本籍が大阪になっていたから、そう推理したんじゃなかったっけ。

184:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 09:02 UblrVll1
なぜ和賀親子は石川県を出なければならなかったのか?
村の人から餞別をもらったとか言ってたのに

185:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 09:07 xLPGsvNg
>>184
TVの話?映画&原作の話?

後者なら千代吉がハンセン氏病だったから。

186:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 11:03 jbPFstoG
ハンセン病ならその県の隔離病棟に入ればよかったのに。
そこまで故郷の人は冷たかったのだろうか。
息子は村の親戚に預けるとかできたかも。
村を出る選択しかなかったのか?と矛盾を感じる。



187:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 11:07 8H3YoqkG
>>185  昔,ハンセン氏病の患者はわずかなお金を与えられてお遍路
(こういうのは辺土というらしい)に出されることがあったらしいね。
どんなことがあっても2度と故郷には帰れない,野垂れ死ぬしかない旅に。
 自分も最初そんなこと知らなくて>>184と同じように疑問に思ったけど,
背景がわかっていっそう悲しくなった。

188:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 11:18 EYKOMatT
>184
お遍路さんとの関係はこれを読むといいと思う。
自分もDVDを見て初めてこういうことを知った。
知らなくてもすごく切ない気持ちで泣けたから、
もって知識があったら、もっと悲しくなったんだと思う……。
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

189:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 11:28 vTkTZZjL
>>186
> 息子は村の親戚に預けるとかできたかも。

感染を恐れているから、村から追い出すんだよ。
さらに遺伝病でもあるという誤解があるから、親子関係を否定する。

ハンセン氏病の現在の知識でこの映画を観ると意味がワカラン。


190:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 11:43 jbPFstoG
>>189
なるほど。参考になりました。
確かに予備知識無しで見たら理解不能なところがあった。

191:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 14:44 W99xhhkx
今の日本じゃ想像出来ない病気だよな
俺も今回初めて知った事が多いし
このサイトはハンセン氏病について詳しく説明してる
特に最後の元患者の方の小泉首相への手紙が胸を打つよ・・・

URLリンク(murasue.hp.infoseek.co.jp)

192:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 14:44 Voe8X3Mn
>>174さんのリンクでも語っている人がいるけど、冒頭の秋田行が気に入らない人って
多いんですね。
原作にはそこで和賀の企みが働いて捜査のかく乱を計る_という事になり、そこを知っ
ている人には中途半端な印象なのだと思うけれど、映画に於ける亀田の下りは無駄だとは思いませんでした。 それは自分は映画から入ったせいもあるのだろうけど。

”しかし捜査は難航した_”とある過程の一端としての描写だと考えられたし、先に
「東北・亀田」という誤認があって、「実は東北弁に似た出雲弁」→「亀嵩」という
展開の面白さが引き立つのだと思いました。

加藤剛のコンサートシーンの矛盾については>>174さんのリンク先コメントで初めて
知りました。 確かに芥川氏(現場には菅原氏も居たし)が助言をしてもよかった
のではと、読んで思いました。

193:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 15:00 vTkTZZjL
>>191
> 今の日本じゃ想像出来ない病気だよな

病気じゃなくて、病気を取り巻く状況じゃないかな?

遺伝病だとの誤解はほぼ完全にないし、
感染力弱いこともこの前の上告せずで広く知られたから。

動機の部分をくどくどと説明してないから、逆に分かりにくくなってるよね、最近。


194:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 15:01 HwBk6eY7
例の熊本のホテルは未だにハンセン死病患者受け入れるつもりはないらしいな

195:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 15:08 KnXRRyzW
死病じゃねーよ馬鹿

196:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 15:27 8HjjuJb9
>>194
ハンセン病の元患者達を頑として受け入れないその態度を、「一本芯の通った男気溢れるホテル」と評価されて、
繁盛するかも。

197:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 15:46 oGewrn3x
>196
男気あふれるレディースホテルだな(w
女性の人気は激しく低下しそうだ。

198:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 15:56 moF4RazJ
また映画版見ちまったよ。ああ良かった。
和賀英了が愛人との間に出来た子供を堕ろさせようとするのは、
何も婚約者がいるから、というだけではなく、
遺伝病だと信じられてきたハンセン病が、自分の子供に遺伝して
しまうのではないか、と考えたからなどと思ったりした。


199:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 15:58 oGewrn3x
>198
そうだろうね。絶対おろせ、っていう芝居は
保身だけじゃない表情だった。
宿命の輪を自分で断ち切ろうとしてたんだよ。

200:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 16:08 YoQNiRS2



201:はい、先生
04/02/02 16:19 zzQZw/09
>あれは、父子ではないのです。原田さんの細君が不倫して出来たのが、
中居さんなのです。原田さんが、怒って奥さんを殺そうとしたのですが、

亭主に自分の子でないのがバレたということだね?

>その前に中居さんが、自分の母親を始末してしまっていたのです。

ここまでは意味がわかる。しかし…

>原田さんは、自分の子でない事を知りません。

じゃ、最初の行で「奥さんを殺そうとした」っていうのと矛盾するんだけど。




202:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 16:25 lbHRVyJ6
174のリンクにあった、この疑問。

1 緒形拳が伊勢神宮の映画館で、加藤剛の現在の
  写真を見たわけですが、果たして何十年も経っている
  のに、7歳の頃見ただけの少年と同一人物であると気付くでしょうか?

これ、意外と気付いてない人は多いと思うんだけど、
和賀の額というか眉の上に傷があるんだよね。
浜村純扮する警官に和賀少年が殴られて血を流してた場面、あるでしょ。
そして、その傷跡は大人になっても残っていて、
それを偶然、映画館に掲げられてた写真で見た三木が和賀と気付いたのだ。
加藤剛の前髪で隠れて傷は見えにくいけど、確かに傷はある(写真にも写ってる)。
したがって、上記の突っ込みは成り立たないのだなー。

203:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 18:00 Voe8X3Mn
>>202 そう、写真を見て”成長した少年=和賀”気づくことに説得力を持たせる
為にケガのシーンを入れたんだろうしね。
加藤が控え室で鏡みて傷を気にするシーンがあるが、傷痕がちょっと判りにくい。

204:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 19:02 rVvw83UJ
いやーなんで70年代の映画って、冒頭シーン画面が縦長なんだよ!
ジャッキーチェンの映画も確かそうだったな。
砂の器なんか、本編中に4.5回縦長になりやがる。
非常に見ずらい。
けど、すごく面白かったです。

205:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 19:47 xfoJLFFg
>191
読んだ。泣。
もっとちゃんと知ろうと思った。

206:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 19:56 HwBk6eY7
映画の最後にテロップ流れるけど、隔離政策の法律無くなったのつい最近だよな
なんというか・・・

207:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 20:44 GKMgcssh
四国遍路と癩病〜光と陰
URLリンク(www1.ocn.ne.jp)

208:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 21:07 rYn5VrN4
この作品でも佐分の役は元大臣。
多いな政治家役が

209:この子の名無しのお祝いに
04/02/02 21:19 taG5tKUa
>>204
シネスコサイズの映画を4:3でトリミングするとき、タイトル等がはみ出る場合、
両端を切り落とさずに、今で言うスクイーズして表示することがある。



210:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 00:07 Nxy4PZEU
>>198-199
でも、大臣の娘と結婚したら、絶対にあと継ぎを作れって
言われると思う・・・
そこまで考えていなかったのかなあ。
それとも妻に他の男の子供を生ませるとか?

211:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 00:33 DR3kBcHE
>>198-199 ああ、そういう理由があったのか。
自分は、生まれてくる子が自身と同じ「片親」という境遇で生きていくことが
耐えられなかったのかと思ってた。(和賀の場合は結局父とも別れてしまうが)

212:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 01:07 Pm2vJKpJ
婚約者と結婚しても子供産ませないつもりだよ。

213:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 09:17 gg2GRnAH
砂の器と比べるのも本当になんなんだけど
「踊る大捜査線」でも「亀田」のトリックが使われてましたね。
ひたすら寒かったけど。

214:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 09:27 tEYBwy0q
おまいの釣りレスの方が寒くてたまらん >213

215:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 10:51 RBDJQ1Jo
>>202-203
まったく気がつかなかった!うーん、奥が深い…

>>210
部屋で作曲してるシーンの中で、「(結婚の事は)考えてないね」
というセリフがあったけど、本当に結婚しないつもりだったのでは?





216:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 15:09 MbwRU0TJ
佐分利信、政治家とか大企業の社長役とかがぴったりだったね、あと山村聡とか
今の政治家なんかよりよっぽど大物っぽい

217:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 18:43 RSmpun0Z
おお、こういうスレがあったとは・・・迂闊だったぁ〜。
TV板にへばりついててうっかりしていた。
みなさんのおっしゃること、いちいちうなずいて読ませて頂きました。
公開当時劇場で観て、その後TV放映を観て(2度くらいありませんでした?)
ビデオで4回ほど観てってくらい、大好きな映画です。
ダビングもしてあるのですが、DVDは持っていません。
予告編の他に特典映像とかあるんでしょうか?

218:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 21:47 gFtcU9rE
>>209
そのせいで、テレビでははみだした画面の端で事件がおこって
ると、突然画面がものすごいスピードで横スライドしていくこともありますよね
あれ昔は、スゲーカッコイイ演出だって勘違いして思っていた。

219:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 22:26 S73YRbyb
今後、テレビのロードショーで放送される事は二度とないんだろうな・・・。
内容が内容なだけに。

220:この子の名無しのお祝いに
04/02/03 23:19 iMEzMJIJ
>>206
あの字幕はじゃまだと思ったおぼえがある。

221:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 00:56 B8O3qeo+
映画見ました・・・後半は涙が全然とまりませんでした。なんかみなさんはツッコミ所
いっぱいあったみたいですが・・・・。
私は、疑問に思った事があったので(ある程度はこのスレ読んで解決しましたが)わかる方いたらお願いします。
1、幼いヒデオはなぜあんなに遍路で苦しい思いをしたのにやさしくしてくれた三木の家を飛び出してしまうのでしょうか?
2、紙ふぶきは1回ではなく何回かに分けてばらまいたのですか?(記事になるくらいだから・・・)


222:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 01:02 ROlj4ljK
>>221
> なんかみなさんはツッコミ所いっぱいあったみたいですが・・・・。

いや、最初は疑問があっても感動で精一杯よ。

> 私は、疑問に思った事があったので(ある程度はこのスレ読んで解決しましたが)わかる方いたらお願いします。

お前もあるんじゃん!(藁
回答はきっと他の人がしてくれるだろう。

223:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 01:04 klV/grFI
>221
1.に関しては、たとえどんなに優しくしてくれたとしても、
結果的に父と自分を引き離したのが三木だから、心底懐くことはできなかった、と
解釈してる。
2.はわからないです。

224:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 01:08 r6CpQENk
>>221
男のくせに泣くんじゃない。
涙をこらえて見るのがこの映画の見方でしょう。
少年、本浦秀夫の涙をこらえてけなげに生きているシーンが
名場面だ。

225:221
04/02/04 01:47 B8O3qeo+
深夜にも関らずレスくれた方々ありがとうございます。
ちなみに私、女なんですけどね・・・。
なんか三木がヒデオを可愛がるシーンが印象的だったので、
突然逃げ出したのが考えられませんでした。
映画では逃げ出してから音楽家になるまでの間は出てきませんでしたが、
TVではやりそうですよね。ちょっと楽しみです。

226:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 02:17 MYBNf7hG
>>221
ヒデオが出て行ったのは、あえて答えが無い方がいいのでは。捜査会議で今西もそこの所は断言してないし。
分からない方が、「宿命」について深く考えられるような気がします。

紙吹雪は原作でも映画でも目撃されてるのは1回ですね。

227:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 03:13 2uc4fiPP
DNA鑑定のなかった当時は裁判ではどういう結果
になったであろうと思うことがある。

228:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 03:18 2JuoMLdi
>>227
そんなこと言い出したらコロンボなんか(ry

229:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 09:13 y0xtGkG0
>>221 1に関して
秀夫は,自分にかかわることで三木夫婦が差別されることを恐れたのもあったんじゃ
ないだろうか。優しくされたからいっそう,そうなるのがつらいし,差別の結果自分
が捨てられることになったらもっとつらい。

秀夫を愛していたであろう母親が自分のもとを去らなければならなかったことや故郷
から離れざるをえなかったことから血の繋がりはなくても病人(父)やその血縁者
(自分)身近にいることが差別の対象になることが幼い心に刻み込まれていたのだと
思う。遍路の道中で差別のつらさ身をもって知ったことも大きいと思う。

230:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 09:19 lrzFNwKI
>>221
1・和賀の自供がないので真相は闇の中ですが、原作では幼い時からの
放浪生活が癖になって三木の元を飛び出したのであろうと推理されてます。
これは自分の感想ですが、真相もそういった所ではないかと思います。
映画の中で英夫を探す三木を遠くから泣きながら見ている英夫のシーンが
あったので、英夫なりに三木の親切は解っていたが、長年染み付いた
放浪癖に抗えなかったのではないかと。
2・塩山→相模湖間を何回かに分けてばらまいてます。
ばら撒いたのは1日だけです。
原作では記者が現場に居合わせて、その後知り合いの教授に話し、
その教授が自分が書いてるエッセイに載せたとなっています。
映画では教授の部分がカットされてるかもしれません。

231:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 09:26 KeY2mOEl
>>221
2に関しては、今週中に
URLリンク(www3.plala.or.jp)
を覗いてみましょう。

232:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 09:54 L9228N8P
>>221
1ですが、父親以外のすべての人間を信じる事が出来なかったのかもしれません。
それは、和賀英了という音楽家になってからも…

233:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 10:01 4KQJCKkf
原作を無視するわけではないが、あくまでも映画単体としての描き方を見て
個人的な解釈を……。

英夫が三木の家を出た原因が放浪癖というのは違和感がある。
もともと放浪癖なんて言うモノは、
寅さんのように、帰る家の存在に依存していることが多い。
むしろ、三木の家で親切にされることに閉塞感を憶えたと考えるべきでは?
(もちろん、父親と引き裂かれたという思いもある)

それよりもさらに動機として考えられるのは、
やはり父親の元に行きたいという、短絡的な衝動だと考える。
それは、療養所送りになる父を止めることはできないと分かっていても
なお駅まで走っていってしまった行動からもうかがえる。
まず「お父さんの元に行きたい!」があって、
多分、いろんな事情でそれがかなわなかったのだろう。

もしかしたら、療養所まで行ったけど、面会する前に大人に見つかって、
ほとんど口をきかない英夫のことだから、自分のことを話す前に逃げ出したとか……。
あるいは、いくら放浪の経験があると言っても、子どものことだから、
目的の療養所を見つけられずに、関西まで行ってしまったとか……。
とにかく、どこかで父親に会うことを断念したんだと思う。

そして、その過程において、差別されてきた自分の過去との訣別を
漠然とながら考えはじめ、大阪の雑貨屋の丁稚→子ども扱い→(戸籍捏造)→音楽家という道を歩んだのだろう。

そういう「父との訣別=自分の過去との訣別」という時間的経過を想像せずに、
放浪癖のある子どもが、誰からも強制されずに、大阪で居所を求めるとは考えられない。

234:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 10:41 y0xtGkG0
私も8歳かそこらの子供に放浪癖ってちょっと無理がある気がした。放浪してたのは2
年くらいでその前は定住してたわけだし,放浪も一人でしてたわけではないし。

その無理のある家出理由で三木が納得してしまうところに,ひでおとの気持ちのズレを
感じた。そのズレが後の殺人にもつながってるような気がする。

村の人にとっては,三木がひでおを引き取る(=ハンセン病の血縁者が村に住む)の
は内心迷惑で,自分たちが追い出したわけではないということで「放浪癖」は都合が
よかったんじゃないかとも思った。考えすぎかもしれないけど。
 



235:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 13:18 5B9J7yw5
三木がどんなにかわいがっても、やぱり実の親じゃないもの。
それに村の人はひきとられたいきさつも、
父の病気のこともみんな知ってるわけでしょう。
三木は親切にしてくれればくれるほど、実父を思い出すだろうし、
一歩外に出たら出たで村の子供は壮絶にいじめただろうし。
結局新たにやり直すといしたら、まったく別のところにいって
自分の経歴を一切知らない人の間で生活するしかないんだと思う。


236:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 17:10 yTIECVHu
今やってるドラマ、来週が亀嵩行きみたいだけど、予告で若手刑事が
「誰に聞いてもいい人っておかしくないですか」と言ってるシーンがあった。
ドラマでは三木は何か裏があるとか、偽善者ってことになってるのかな。
映画の三木は本当にいい人で、見ていて涙が出たけど。

>>235
巡査は赴任地が変わるから、いずれあの村も出て行けたんだけどね・・・
最終的には巡査をやめて雑貨商になったわけだし。
自分を愛してくれた実夫も、親切にしてくれた三木もひっくるめて、過去を全て捨てて
生きていかなきゃならないというのが、和賀の宿命だったということなんだろうね。

237:236
04/02/04 17:31 yTIECVHu
×実夫
○実父


238:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 19:29 MIGZXHxB
秀夫と一緒に病院に入院させればよかったのに。
そうすればこんな悲劇は生まれなかった。


239:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 22:17 y0xtGkG0
療養所の子供は病気でなくても地元の小学校にも通えない(PTAの反対とかが
ある)。一生療養所で暮らすことになる。それも悲劇。

240:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 22:29 dwGBCQ3+
丹波演説最高潮のシーン

黙って頷く丹子母鬼馬ニ。
(しかも刑事・・・。)
じゃなかったっけ・・・。

241:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 23:07 FlAVuLAM
>>240

そう!(大爆笑
最初にキャスティングが流れるときに
丹古母鬼馬二の名前があったからどこで出てくるかと思いきや、
いきなりあそこで出てきたんで、感動している最中なのにワロタよ。

242:この子の名無しのお祝いに
04/02/04 23:13 gz+srfS2
>>219
2年か3年前にテレビ東京で午後7時からノーカットでこの映画放映されたよ。
当時実況板か映画板で盛り上がった記憶がある。

243:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 00:32 csvvCVBy
ドラマ板のスレから拾ってきた。

「ふと思ったのだが、器って、もしかしたら托鉢での施しを受けた器を
象徴している部分もあるのかな?
だから、あの子は、どこでも拒絶される哀しさから、いくつも砂の器を
作って並べてた、とか。」

そうだったのか!!と、また泣けた。

244:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 00:51 z3G5GIgK
三木謙一がズーズー弁をしゃべる,という設定はおかしいのでは?

三木が亀嵩の駐在所に赴任したのは大人になってから。
それまでは岡山そだちだから,普通は岡山の方の訛りでしゃべりませんか?
また,仮にズーズー弁を中年になってからマスターし,隠居後も使っていたとすると,
死体を引き取りに来た息子が気づかぬはずはない。
三木は亀嵩時代はズーズー弁,岡山に身を置くと岡山弁のバイリンガルという設定か?
いや,だとしたら,東京で和賀と会ったときは第三の言語「東京弁」で話したはずである。
しかし実際にはズーズー弁だった。和賀はもちろん標準語で話をしたはず。

で,結論としては,三木は普段からズーズー弁で話す人である。
ズーズー弁と東北弁はほぼ同じであると言うことに気づかない息子がアホ。
おかげさまで捜査が遅れた,ということで。

245:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 02:31 P8lAHO3u
>>244
>息子がアホ。
に同意する

原作では、「10年間近く出雲地方で巡査をしていたから、訛りが出てしまっても少しも不思議ではない」
というような表現がある
だから、三木は岡山に帰っても、たまに出雲弁が出ることもあったと思う
一緒に暮らしている養子が、気がつかないはずがない

なんだか親父は東北弁に似たしゃべり方するなぁ、とか養子は思ったことはないのか?
それとも、和賀と会った時だけ出雲弁がでたのか?それは有り得ないよね

ズーズー弁の設定は、たしかにおかしいと思います


246:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 03:29 Bj39bJMU
いやそこについては、国語研究所での話で、
関西より西だったかでは、こういった発音だと出雲弁だと認識されている
という言い回しがあった。
養子は、親父が出雲弁を時々話す、という認識はあっても、
今西が言う「東北弁」だという認識がなかったということじゃないのかな?
まあ、「東北弁」と言われて、ああ出雲弁のことだと気がついてくれても
よさそうな気がするんだが、それをあの国語研究所での話で潰しておいたとか。

映画の台詞の上では、あの息子に話を聞く時に「ズーズー弁」という表現は
してないみたいだからなおさら。(捜査会議の時だけみたい)

247:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 11:42 60pldNQp
>>244
俺も昔観たときは同じこと思った。

でも、大人になってからそれほど重要なことではないと思うようになった。

俺は、東京生まれ東京育ちだけど、大学時代の4年間だけ札幌に住んでいた。
東京の人間と話すときには、当然、東京弁だけど、
北海道の友だちと話すときは、自然と北海道訛りや北海道弁が出る。
札幌のように東京弁とそれほど変わらない土地柄でさえ、
訛りや方言が出るのだから、
20年(?)も赴任していた出雲弁なら、その地方の人間としゃべるときに出るのは
特に不思議なことではないと思うようになった。

248:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 13:47 pNAz662I
三木は和賀に会った時に、言語中枢が亀嵩時代にトリップしちゃったんだよ

249:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 21:29 Zo5NX0xn
島根の警官が車で丹波を案内するとき、訛っていないことを指摘
されて、東京の人と話すときは気を遣っていると言っていたこと
も、何かの伏線だったのでは。

250:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 21:50 IGLJU3V9
>>244 私も、247さんと同じような意見なんだけど、色んな所を転々とした人って、
そこの人(そこの土地の人)としゃべる時はそこの方言使うんだよね。
三木は相手がヒデオだからあえて普段使わない出雲弁を使ってしゃべったんだと思う。
出雲弁を使った方が、お互い当時当時の気持ちになれるし、親近感がわくから。


251:この子の名無しのお祝いに
04/02/05 22:53 tpJiLMva
俺は大学まで関西弁、大学入ってからずっと都内に20年。

実家に帰ったら廻りが関西弁なので、意識しなくてもすぐにスイッチが入って、
関西弁になる。電話がかかってきたときもそう。こちらからかけるときは少しスイッチ入れる。

で、東京に住んで10年くらいした頃から、
実家に帰っていても、ごく稀に東京の言葉になることがある。
主に東京に住んでから覚えた言い回し、新しい言葉のイントネーション。

だから>>244の言うようなことは不自然だとは思わない。
たぶん俺と同じような体験の持ち主を脚本(原作?)の参考にしている。


252:この子の名無しのお祝いに
04/02/06 01:48 BR8MS6M0

三木が泊まった、伊勢の二見旅館の女中は「東北の人かと思いました」って言ってるよね。

原作では、「自分が長くいた村も、こういう訛り(ズーズー弁)を使うので、よく間違われるんですよ」と
三木が女中に話したとなっている。

つーことは、やっぱし日常的にズーズー弁を使ってたんじゃないか!?とつっこみたくなるね。

まぁ、もうどーでもいいことだが・・・。

253:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 03:42 LSzeXAVw
丹波は演技or本当に泣いたの?

254:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 05:09 5dlppj7y
何度もマジ泣きしてNG出したらしい。収録されたものでもかなり来てるようだ。

255:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 13:35 UoDJK5m7
復刻!邦画名作選
松竹映画『砂の器』サウンドトラックより
ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」(\1470)

のCDを見つけたのでゲトしますた。
ちなみに『砂の器』O.S.Tは\2000

音楽監督:芥川也寸志
作曲・ピアノ:菅野光亮
です。

256:この子の名無しのお祝いに
04/02/07 22:01 MqiAWNf2
今日見たけどピアノ弾いてる姿はガクトそのものだろ

257:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 02:19 ll97v2ki
>>221
いままで和賀は冷たくされたりいじめられたりしたことがあったけど、
三木夫婦にご飯を食べさせてもらったり優しくされて
優しくされることが意味もなく怖かったのだと思う。
この優しい人達がもし今度自分のことを拒否したら
こんどこそ自分(和賀)の心が壊れてしまいそうだったのだと思う。
人の心の優しさを知って、余計にそれがなくなる時が怖かったのだと思う。
今まではあっちいけとか言われてもそういうものにはカラを被って我慢できたけど、
心が三木夫婦の優しさにふれてガチガチに固めていたカラが割れてきていたから
もし今度三木夫婦にも拒絶されたら、
今度こそ自分がどうして頑張っていけばいいのか
失う優しさが怖かったのではないかと思う。
だから、拒絶されるよりも自分から拒絶してしまおうと三木夫婦のところから
出ていったのではないかと思う。
優しさになれていない和賀には、優しさを拒絶されるのが怖かったのだと思う。
それなら自分から先に拒否して生きていこうと思っていたのだと思う。

258:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 03:04 CFD4l5ts
クラシック板でもスレ立ってるぞ。

【中居】「砂の器」の主人公って?【ヘタ!】
スレリンク(classical板)l50

259:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 09:09 dQLIzg4Z
ハンセン病患者の画像が貼られてたんで、転載。
URLリンク(www.gazo-box.com)

ハンセン病について解説されているサイトでも、患者の画像を掲載しているところは
ほとんどないので、こういった画像を見る機会は少ないと思う。
人権問題も複雑にからんでくるしね。
見た事ない方はどうぞ。ただし、閲覧には注意。


260:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 09:29 djrdwq+v
上の画像見ると加藤嘉がただのやせ細ったじいちゃん
に見えた。

261:この子の名無しのお祝いに
04/02/08 10:26 QdUy4Q0C
>>257
うん。そうゆう見方もありだよね。
和賀って三木の所を飛び出した後って人を信用しないで生きていた
みたいで、愛人のこともどこらへんまで本気だったかわかんないんだけど、
そういう心を持っていたら愛されることに不信を
抱いていてもおかしくはないよね。

262:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 10:45 uWXlIPs4
ガルシアさん、更新age
URLリンク(www3.plala.or.jp)

263:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 19:57 ZU3+OzXZ
やっとレンタルビデオを借りられて、子供の世話の合間に
何回かに分けて見ました。皆も書いているように、後半の音楽と脚本が
よかったです。音楽はあまりクラシックは詳しくないのですが、
ちょっとラフマニノフとかチャイコフスキーのピアノ協奏曲っぽ
かったですね。いい曲です。ただ、前半の「紙吹雪の女」が
和賀の愛人だとわかるくだりが強引に思えました。今TVドラマ化
されていますが、蒸気機関車が走ってくる場面など、やはり
当時でなければ再現できない部分が多いと感じました。それで
もドラマの方の最終回まで録画するつもりです。
子供の秀夫が三木巡査のところから逃亡した理由ですが、私は
戦災孤児の話・・・野坂昭彦氏の著作などで、優しくされれば
されるほど放浪へ出たくなってしまう孤児の気持ちが書かれて
いた作品を思い出しました。三木巡査が自転車で探しまわって
いるとき、木陰で涙をぬぐっていた秀夫には、父親とわかれ
させた巡査にうらみの気持ちもあったのでしょうが、そのほか
にもそういう気持ちがあったのだと思います。
しかしそれが殺人という結末になったことは、実に悲しいことだと
思いました。原作ではほんの数行の遍路の映像が本当に強烈でした。

264:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 20:30 05fD1gMK
>作ではほんの数行の遍路の映像が本当に強烈でした。

あのシーンと音楽で号泣しますたウワァァ━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━ン!!!!

265:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 21:25 Xa5Up1mE
>>259さんが紹介して下さっているサイトのハンセン病の方って
具体的にどういった姿をされているのでしょうか?
本来なら自分の目で確認しなくてはいけないのでしょうが
もうひとつ勇気が出なくて・・・

266:この子の名無しのお祝いに
04/02/09 21:36 dgpkLWWQ
>>265
ハンセン病の現実を見なくても生きてはいけます。
しかし、何かを得たいのであれば勇気を持って現実を見ましょう。
1週間や1ヶ月へこんでもいいじゃないですか。


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