【元アンジュルム】アイドルが書けなかった、あの日のこと 佐々木莉佳子さんの14年間 [少考さん★]
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1:少考さん ★
25/05/19 13:03:34.79 rj78/C9b9.net
アイドルが書けなかった、あの日のこと 佐々木莉佳子さんの14年間:朝日新聞
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田部愛 2025年5月19日 12時30分
歌手やファッションモデルなど多彩に活躍する佐々木莉佳子さん=2025年3月12日、東京都品川区、小宮路勝撮影
書きたくても、書けなかった。自分の人生を変えた、あの日のこと。
宮城県気仙沼市で生まれ、モデルや俳優として活動する佐々木莉佳子さん(23)は、2014年にアイドルグループ「スマイレージ(現アンジュルム)」に加入した。
それから数カ月。15年3月10日に更新したファン向けのブログの最後に、こう書いた。
《明日で4年になりますねっ。》
4年前になにがあったかは、明かさなかった。 当時は13歳。「まだ(心の)整理がついていなくて、目の前のことに必死で。でも触れないのも違うと思って、迷って書いたんだと思います」
昨年アイドルグループ「アンジュルム」を卒業し、モデルや俳優として活躍の舞台を広げる佐々木莉佳子さん。東日本大震災の経験からアイドルを目指し、いまも「誰かの光になりたい」と語ります。
小学3年生のとき、算数の授業中に大きな揺れに襲われた。みんなで校庭に避難。迎えに来た両親と、近くの高台に走って逃げた。振り返ると、走ってきた道が波にのみ込まれていた。ふるさとは大きな被害を受け、自宅も流された。
写真・図版
震災から10カ月後に宮城県気仙沼市の自宅跡を訪れた、当時10歳の佐々木莉佳子さん。地元アイドルグループのメンバーとして、朝日新聞の取材と写真撮影に応じていた。この写真は紙面で掲載された=2012年1月28日、小宮路勝撮影
家族は無事だったが、9歳の佐々木さんには大きすぎる出来事だった。体を動かすのが大好きで元気いっぱいだったが、ふさぎ込むようになった。
そんな中で見つけた光が、アイドルだった。
娘を案じた父親が、気仙沼の…
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