桃太郎「え?鬼退治っ ..
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 20:57:50.74 phX/pHQ9O
爺「甘ったれるでない!!」

桃太郎「…え?え?なんで?」

桃太郎「っつー……いたたた」

爺「お前しか若いのはおらんのじゃぞ、分かっておるのか!」

桃太郎「…わかってる」

爺「お前、今年で何歳になる!」

桃太郎「………29」

爺「仕事は見つかったのか!」

桃太郎「いや…だから明日からまた探すやん」

爺「お前はいつもいつもそればっかりじゃろうが!」

爺「たわけ者!!」ドカッ

桃太郎「ぐぇいい゛っ!?」

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:02:59.18 phX/pHQ9O
桃太郎「け、蹴んのナシやって、ちょ、マジで痛い」

爺「働かざる者食うべからず!!」

爺「今からお前の仕事は鬼を退治してくることじゃ!いいな!」

桃太郎「い、いやいやだから嫌…」

爺「さっさと行ってこい!」

グイ

桃太郎「わっちょっいや、まだ俺その」

爺「途中で帰ってきたら承知しないからな!!」

ピシャン

桃太郎「あっちょっ…!」


桃太郎「おい!嫌や言うてるやん!!開けろや!!!」

ドンドンドン

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:09:11.32 phX/pHQ9O
シーン

桃太郎「………」

桃太郎「嘘ぉ………」

桃太郎「話ムチャクチャやん……」

桃太郎「なんか追い出されてもーた……」

桃太郎「………」

桃太郎「…いやいやこれおかしいってww」

桃太郎「ちょー、お爺さん!ごめんって俺が悪かったって!」

桃太郎「もう一回話し合いしよー?なぁー?」

シーン

桃太郎「………」

ガラッ

爺「鬼を退治してくるまで縁を切らせてもらう」

ピシャッ


桃太郎「………」

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:13:30.45 phX/pHQ9O
桃太郎「……ははは」

桃太郎「はははは、はははは!!!!」

桃太郎「あーそーかいそーかい!!」

桃太郎「今日から全くの赤の他人って訳やな!!」

桃太郎「上等やっちゅーねん」

桃太郎「こんなボロ屋誰が戻ってくるかボケェ!!!」



桃太郎「死ねええええ!!!」

ガラ

爺「お前が死ね糞餓鬼ぃぃ!!!」

ピシャ

桃太郎「あんのジジイだけはホンマ…!!」

桃太郎「塀にションベンかけといたろ」ジョー…

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:16:23.96 8fvnR+4+O
おばあさん可愛い

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:18:01.24 aaIXKPdwO
今後の展開次第

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:19:40.36 phX/pHQ9O
村の茶屋

ガラッ

おみつ「あ、いらっしゃいませ!」

桃太郎「へへ…こんばんは」

おみつ「あ、桃太郎さん!」

おみつ「ずいぶんと久しぶりですね」

桃太郎「そ、そうやね」

おみつ「何かありました?少しふっくらとされた気がします」

桃太郎「い、いやまぁその、うん」

桃太郎「ちょっと…ね」

おみつ「ふふっ、でもお元気そうでよかった」

桃太郎「へ…へへ…」

おみつ「何にします?」

桃太郎「さ、酒を下さいな」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:24:44.62 phX/pHQ9O
おみつ「あら、桃太郎さんお酒お飲みになりました?」

桃太郎「ま、まぁほんのちょっと…ね」

おみつ「ふふっ、かしこまりました」

おみつ「待ってて下さいね、すぐにお出ししますから」

「おみっちゃーん、酒が足りないよー」

おみつ「は、はぁーい!今すぐ!」

桃太郎「ぽー………」

桃太郎(やっぱめっちゃかわいいなおみっちゃん…)

桃太郎(こんな子と結婚できたらなぁ……爺さん婆さん喜ぶのに…)

桃太郎(…い、いやあかんあかん!もうあんなとこ帰らんって決めたたんや…!)

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:28:14.60 phX/pHQ9O
コト

おみつ「はい、お待たせ」

桃太郎「あ、ありがとう」

おみつ「ゆっくりしていって下さいね」

桃太郎「あ、うん」

桃太郎「………」

桃太郎(俺……酒なんかホンマは飲まれへんねんけどなぁ……)

桃太郎(ええい、やけ酒や)

ぐびっ

桃太郎「………っ!!」

桃太郎「っ………」

桃太郎「くふぅー……」

桃太郎「………うまっ」

桃太郎(あれ、グビな、なんかうまいぞ、グビあれ、ははは、はははwww」

グビグビグビグビ

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:32:20.07 phX/pHQ9O
一時間後

桃太郎「ったぁーりらぁーっとwwww」

グビグビ

桃太郎「っぷぁーwww」

男「ぐえっへっへっへ、兄ちゃん威勢がいいねぇwwww」

桃太郎「お?wwwなんや自分笑い方おもろいなwwwww」

男「そうかい?ぐえっへっへっへww」

桃太郎「なはははwwwwぐえっへっへっへってwwwアホちゃうかwwww」

男「ぐえっへっへっへwwwww」

桃太郎「ぶわははwwwwwだからやめっちゅーねんwwww」

バシィッ

ビシャッ
男「………」

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:36:28.88 phX/pHQ9O
桃太郎「わはははwwwwありwwwwなんで濡れてんのwwwww」

男「この野郎……よくも一張羅に染み付けてくれやがったな…」

桃太郎「うわwwww漏らしてるみたいになってるでwww恥ずかしwwww」

男「貴様がやったんだろうが…!」

桃太郎「なんや自分wwwはよオムツ変えてもらってきwwww」

男「この野郎舐めやがってぇぇぇ!!!」バキィッ

ズガッシャァァァン

桃太郎「い…ったたた…うわはははははwwwww」

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:37:24.74 c2+SCrsxO
携帯から支援

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:40:54.94 phX/pHQ9O
おみつ「きゃぁぁっ」

桃太郎「…なんややんのかいな」

桃太郎「かかってこいや」

男「この野郎…!」

男「殺してやらぁ!!」

桃太郎「うわっちょっはやっwww」

バキィィッ

ガッシャァァァァン

桃太郎「痛い、ちょっ痛いて」

男「うおらあああああ!!」

ドガッバキッ

桃太郎「ちょっいたっバキッ、やめ、バキャッ、っぐ」

男「おらおらおらあああああ!!!!」

おみつ「やめてください!!!!!」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:44:55.66 phX/pHQ9O
男「なんだおみつ、お前もまわされてえのか?」

桃太郎「お、おみっちゃん…」

おみつ「出てって下さい!」

おみつ「二人とも!!!!」

桃太郎「なっ……」

男「ぐえっへっへっへ」

男「二度と来るかよこんな汚い店!!!」

男「おら、行くぞお前」

桃太郎「え?あ、はい、いたた……」

桃太郎「に、二度と、来るかってんだ!!!く、くたばっちまえ!!!」


ピシャ


桃太郎(…………あ、あれ…?)

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:48:56.39 phX/pHQ9O
男「全くよ………」

桃太郎「いてててて……」

男「おい、ちょっとこっち来いお前」

桃太郎「いつつつ……は、はい?」

桃太郎「な、なんでしょう…」

男「うおらあああああ!!!」

バギイッ

桃太郎「ぐはぁっ!!」

ズダン

男「貴様のせいでこの店に来れなくなっちまったんだぜ…?」

男「責任とってもらおうか…?おぉ?」

桃太郎「ぐっ……ふ…ふざけんなチンカス……」

ドゴッ

桃太郎「ぐぼぁっ…!!!」

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:52:09.75 H3hGIkzO0
あれ?ネタスレかと思ったらSSスレだった

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:53:20.77 phX/pHQ9O
男「ムシャクシャすっから死ぬまでやらせてくれよ、な」

バキッ

桃太郎「おごぁ!!」

ドガッ

桃太郎「ぎっ…!!」

バキッ

桃太郎「うがぁっ……!!」

桃太郎「はぁ…はぁ……おもんないド突き方やなぁ…?」

男「この野郎殺してやる!!」

バキャッドガッボガッ

桃太郎「…っ…ぐ!!!」


ボガッドガッバキッ

バキャッボカッ

ボカスカボカスカボカスカ

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:56:17.71 phX/pHQ9O
男「はぁはぁはぁはぁ」

桃太郎「──」

男「はぁ、はぁ、はぁっ」

男「この野郎、やっと黙りやがった」

男「手間取らせやがって」


男「一生そうしときやがれ」




ヒュゥゥゥゥゥ………


桃太郎「──」




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:56:24.09 erGx4EsM0
それにしても関西弁の男ってなんかむかつく

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:57:05.86 rJXbjLP40
どこら辺が面白味なんだ

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 21:59:55.06 phX/pHQ9O


ペチャ…ペチャ……

桃太郎『な……なんや…』

桃太郎『なんか…あったかい…』

桃太郎『あ…そっか…』


桃太郎『俺…死んだんか……』


桃太郎『恥ずかしい死に方やなぁ………』

桃太郎『おみっちゃんの店の前でこんな恥ずかしい姿……』

桃太郎『最悪や………』

桃太郎『………』

ピチャ、ピチャ

桃太郎『ん……な、なんや…』

桃太郎『な…なんか……ごっつ顔だけ気持ち悪い気がする………』

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:02:05.65 KmWN3QBl0
ツマンネ

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:04:59.75 phX/pHQ9O
桃太郎『なんか…顔だけやたら………』

ピチャ、ピチャ

桃太郎『ピ、ピチャ…?』

桃太郎『なんか…くさっ………』


桃太郎『あれ………これ…舐められてる……?』

ペロッ、ペロッ


桃太郎「うわあああああああ!!?」

ガバッ

桃太郎「はぁ、はぁ、はぁ、はぁっ!!!」

「ようやく気が付いたか若造よ」

桃太郎「なっ、だっ、誰やねんオッサン!!!」

「私は犬だ」

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:09:54.35 phX/pHQ9O
桃太郎「い、犬ぅ!?」

犬「犬だ」

桃太郎「ど、どー見ても全身タイツのオッサンやんけ!!!」

桃太郎「うわっていうか何これクサっ!!」

桃太郎「なんかごっつ顔ベタベタする…」

犬「私が舐めてやったのだ」

桃太郎「はぁ!!?」

桃太郎「うわっちょっ気持ち悪っ!!!」

犬「よかった、一生懸命舐めたかいがあった」

桃太郎「お、お前何してくれてんねん!!?」

桃太郎「くっさぁぁぁぁ!!!」

犬「////」

桃太郎「何顔赤らめとんねんコラ」

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:14:38.46 phX/pHQ9O
桃太郎「うーわもう最悪や顔めっちゃ臭い」

犬「我が種族の伝統ある治癒方法だ」

桃太郎「…はぁ?」

犬「こうして舐めることで…」ペロッ

桃太郎「うああああだからやめっちゅーてんねん!!!」

犬「自然の力で治癒する速度を速める」

桃太郎「変態のオッサンが人の顔舐めてるだけやんけ!!!」

犬「君はどうやら間違いに気づいていないようだな」

桃太郎「………はぁ?」

犬「私は犬だ」


桃太郎「…………」


桃太郎「すこぶる人間やん………」

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:17:38.49 kudx/pnrO
ここから面白くなります

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:18:50.62 phX/pHQ9O
犬「犬だと言っている」

桃太郎「いやどー見ても人間」

桃太郎「岸辺シローそっくりやん」

犬「???」

桃太郎「…もうええわ」

桃太郎「はぁーあ、家帰ろ」パンパンッ

桃太郎「あれ?ここどこ?」

犬「私の家の近くだ」

桃太郎「全っ然知らんわこんなとこ………」

桃太郎「あれ………?」


桃太郎「ていうか俺何してたんやろ……?」

桃太郎「あれ………?」

犬「どうした」

桃太郎「いや、なんか思い出されへんねん…」

桃太郎「なんやったっけ………」

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:22:26.52 phX/pHQ9O
犬「とにかく今日は私の家に止まればよい」

桃太郎「えーっと………」

犬「聞いているのか」

桃太郎「ええ…?いや聞いてるけど………なんやったっけマジで……」

桃太郎「なんかごっつ重大な………」

犬「今宵は我が家で一泊していけばよい」

桃太郎「………えぇー…?いいの?」

犬「私は一向に構わない」

桃太郎「そ……そうなんや……でも…」

犬「さあ我が家はあと少しだ、急ごう」

桃太郎「う………うん………」

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:27:26.33 phX/pHQ9O

犬「着いたぞ、ここだ」

桃太郎「…まぁ普通の家やなぁ」

ガラ

犬「帰ったぞー」

子犬「あーお父さんだー!!」

ドタドタドタ

犬「おーおーよしよし、ただいま」

子犬「おかえりなさいお父さん!!」

妻「おかえりなさいあなた」

妻「あら…そちらの方は?」

犬「いやぁ、帰り道でぐったりと倒れていたものでね、
あまりに辛そうだから我が家で泊めてあげようかと」

妻「あら…そうなの…」

桃太郎(うわ、二匹のホンマもんの犬がしゃべってる、アカン、俺おかしなった)

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:31:38.55 phX/pHQ9O
妻「大丈夫ですか?」

桃太郎「え、えぇ、あの、大丈夫です、いっ…!」

犬「おっと、大丈夫かね君」

犬「すぐにベッドで寝かせてやりなさい」

桃太郎「いや…あの……大丈夫…ですから………」

妻「こちらですどうぞ…」

桃太郎「いやあの本当に結構ですんで、あの僕帰ります」

犬「何言ってる、そんな怪我で帰れる訳がないだろう。泊まっていきなさい」

子犬「泊まっていっていいよ!!」

桃太郎「い…いやあの犬に世話されてもちょっと…」

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:37:13.55 phX/pHQ9O
あれから…6年の歳月が流れた…


桃太郎「おはようございますお父さん」

犬「うむ、おはよう」

妻「ご飯出来てるわよ」

妻「今日は桃ちゃんが全部作ってくれたのよ」

犬「なにっ、本当か」

桃太郎「あの…大したことはないのですけど…食べて下さい」

犬「うーむ、実にいい匂いだ」

子犬「おいしそう!いただきまーす!」

妻「はーい召し上がれ」

犬「おいおい、お前が言ってどうするんだ。今日は桃くんが言わないと」

妻「あ、あらやだ私ったら」

一同「アハハハハハハハ」

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:41:56.80 phX/pHQ9O
犬「では行ってくるよ」

桃太郎「行ってきますお母さん」

子犬「行ってきまーす」

妻「はい行ってらっしゃい」


桃太郎「今日は定例縄張り会議の日ですよね」

犬「うむ、今月のプランは君の手にかかっているのだ」

犬「プレゼンの準備は万端だろうね」

桃太郎「もちろんです、僕に任せて下さい」

犬「はっはっは、全く君がいると我が縄張りは安泰だよ」

桃太郎「いえいえそんな」

子犬「じゃーね父さん、桃さん」

犬「うむ、頑張って勉強して来るんだぞ」

桃太郎「気をつけてね!」

桃太郎(ああ…なんて気持ちのいい朝なんだ………)

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:47:08.05 wW3wphie0
馴染んでるwwwwwwwwwwww

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:48:42.48 phX/pHQ9O


桃太郎「…では、このセキュリティの安全性を順に挙げたいと思います」

桃太郎「ペラペラペラペラ…………」


「おぉー……」

桃太郎「であるからして……ペラペラペラペラ………」

桃太郎「…ということになります。私からは以上とさせて頂きます」

パチパチパチ…

「素晴らしい…!」

「なんという画期的なアイデアなんだ」

「想像もつかなかった」

「君は犬界の諸葛亮孔明だ」

桃太郎(はぁ……なんて気持ちがいいんだ……!!!犬冥利に尽きるとはこの事か…!!!)

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:52:22.33 phX/pHQ9O
桃太郎「ふぅ………」

犬「いつもにまして素晴らしい内容だったよ」

桃太郎「ありがとうございます」

犬「こうなると私を抜くのは時間の問題だなぁ、あっはっはっは」

桃太郎「いえいえそんな、とんでもないです」

トントン

桃太郎「は、はい」

社長「桃太郎君、ちょっと」

桃太郎「えっ……あっ、はい!」

コツ…コツ…コツ…


犬「ま……まさか…本当にそうなるとはな………はは…」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 22:57:38.78 phX/pHQ9O
バタン

桃太郎「社長、何の用件でございましょう」

社長「君は……私の下で働く気はあるかね……」

桃太郎「えっ…」

ドクン

社長「君の出す成果は確実に我が社を成功に導いてくれている」

社長「そのことは自分でも承知だろう?」

桃太郎「い、いえ、とんでもございません!」

社長「どうかね……一つ、私と君とで大きな祝杯をあげたくはないか」

桃太郎「ええっ…」

ドクン

社長「君に……社長の座を渡す」

桃太郎「なっ……!!!」

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:02:03.63 phX/pHQ9O
桃太郎「……し、失礼しました」

バタン


桃太郎「………」

桃太郎「ついに…遂にこの日がやってきてしまった…!」

桃太郎「僕は…僕はこの日を待ち望んでいた…!!!」

桃太郎「やった……やったぞ……!!!俺はやったぞ!!!」

パチパチパチパチ


桃太郎「……え?」

犬「よくやった…息子よ……」


桃太郎「と…父さんっ……!!!」

桃太郎「父さん!!!」

ギュッ

犬「お前は……私の立派な息子だ………」

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:05:04.33 Vv51KnkoO
なにこれかおす

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:06:18.11 phX/pHQ9O
桃太郎「ありがとうございます……!!!」

犬「ははは…私も少し感動したよ」

犬「年で涙もろくなっていかん」

桃太郎「ははは…」

犬「はっはっは…」

桃太郎「父さん…俺、この会社を世界の縄張りに広げてみせる!!!」

犬「その意気だ息子よ!!!それでこそ私の息子だ!!!」

桃太郎「俺、頑張るよ!!!」

犬「大きくなったな……桃太郎よ………」


パチパチパチパチ

桃太郎「…ん?な、なんだ」

「素晴らしい…」

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:11:19.05 phX/pHQ9O
「素晴らしい親子愛を…ありがとう」

桃太郎「だ…誰だ」

「私は猿…」

犬「さ、猿だと!?」

猿「未来から貴方を迎えにきた」

桃太郎「未来から……?」

猿「そう……未来では今あなたが必要なの…だから私が迎えに来たのよ…」

桃太郎「僕が…必要…?」

犬「桃太郎…惑われてはダメだ……」

犬「怪しい奴め…第一、どうやってこのビルに入ってきた!!」

猿「さぁ…どうでしょうね…」

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:15:50.41 phX/pHQ9O
犬「おいっ、一体どうやって侵入した!!」

犬「侵入者だ!!出合え出合え!!!」

猿「うふっ……無駄なこと」

猿「私は特殊なスーツを着ているの……どんなところも簡単にすり抜けられるわ…」

犬「くっ、戯言を!!!」

バッ

ガシッ

犬「な、何っ!?」

猿「暴力は嫌よお父様…」

猿「少し大人しくしていてほしいものね……」

犬「な…っ、離せっ……貴様っ超能力使いかっ!!!」

猿「カッ」

ビキビキビキビキ…

犬「ぐわああああっ!!!」

桃太郎「と、父さん!!!」

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:19:38.88 phX/pHQ9O
猿「さぁ…老いぼれは放っておいて…行きましょう、桃太郎……」

犬「だめ…だっ…桃太…郎…!!!」

ビキビキビキ

犬「ぐがああああっ!!!」

猿「さあ…私の手を握って…」

桃太郎「…ゴクリ」

ぎゅっ

猿「しっかり握っているのよ…」

キュピィィィィィィィ

犬「やめろおおおおおおおお!!!!」


─バシュン─



犬「ううっ……桃…太郎を……返せ………」

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:24:05.38 phX/pHQ9O
ヒュオオオオオオ………

桃太郎「な…なぜ僕が必要なんだい」

猿「今…未来の世界ではONIと呼ばれるウイルスが蔓延していて…」

猿「そのウイルスに感染してしまうと、姿形がまるで鬼のようになってしまい、見境なく暴れるようになるの」

桃太郎「お……オニ……」

ズキン

桃太郎「っ……」

猿「そのウイルスを止めるためには…鬼退治の遺伝子を持つあなたが必要だったの…」

桃太郎「あまり………わからない」

猿「さぁ、もうすぐ着くわ」

ヒュオオオオオオオ………

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:25:16.02 phX/pHQ9O
ウンコしてこよ

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:26:59.72 k/Z4ThqGO
てっきりモモタロススレかと・・・・

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:30:28.02 NGBhz6k+0
このペースいつまでかかるんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:30:46.58 kn+0CTDpO
ONIwwww

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:49:46.43 Vv51KnkoO
はよかいて

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:50:10.66 phX/pHQ9O
ヒュゥゥゥゥ……
─シュバッ

スタッ

猿「…着いたわ」

桃太郎「こ…ここは……?」

猿「西暦2500年の日本よ」

桃太郎「に…2500年…!?」

桃太郎「こ…ここは日本のどこだい…」

猿「OKAYAMAよ」

桃太郎「なんで…なんで見渡す限りの砂漠なんだ……」

猿「これは砂漠ではないの…」

猿「ONIによって命を奪われた者たちの遺灰が積もってできた土地よ…」

桃太郎「い…遺灰!?」

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:54:16.11 phX/pHQ9O
猿「ええ…ここOKAYAMAはウイルスが最初に発生した場所なの…」

猿「人々はどうすることもできずに遺体をこのOKAYAMAに集めたの」

猿「それを鬼たちは残虐にも、焼き払ってしまったの」

桃太郎「なんということだ…!!」

桃太郎「でも…何故岡山なんだ…鬼…岡山……」

ズキン

桃太郎「ぐっ…」

ギャオオオオオ

猿「…はっ!鬼たちの声よ!」

桃太郎「何!?」

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/07 23:58:36.71 phX/pHQ9O
猿「私の後ろに隠れて!!」

桃太郎「あ、ああ!」

スッ

ズーン、ズーン
鬼「グルルルルル………」

猿「………!」

鬼「グルルル……」

鬼「ギャオオオオオ!!!」

桃太郎「うわあああっ!!」

猿「は、離れちゃダメ!!!」

鬼「ギャアオオオ!!!」

桃太郎「うわっ、うわっうわあああっ!!!」

鬼「ゴギャアアアアア、アアアアアッ」

猿「な…なんなの…!?鬼が苦しみ始めたわ…!!」

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:02:21.19 lzQIe5YMO
桃太郎「ぐっ、ぐああああああっ!!!」

猿「ど、どうしたの桃太郎!!!」

鬼「グギャアアアアオオオオオ!!!!!」

バシュッ─

ドサッ

猿「お…鬼が元の人間の姿に戻った!?」

桃太郎「ぐあああっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」

猿「一体…どういうことなの…!?」

桃太郎「はぁっ、はぁっ、はぁっ、尻が、尻があああっ」

猿「尻!?何!?尻がどうしたの!?」

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:08:04.04 SfzIRbAEO
桃太郎「し、尻を見てくれ…!!」

ズリッ


シュパァァァァァッ

猿「きゃぁっ、眩しいっ…!!」

猿「こ…これは桃形の蒙古斑…!!」

猿「あなた……やっぱり選ばれし者だったのね…!!」

桃太郎「はぁ、はぁ、どういうことなんだ」

猿「わかったわ…!この蒙古斑の力で鬼が元の人間に戻ったのね…!」

猿「あなた…素晴らしいわ……」

猿「貴方こそ…真のサムライオブピーチ…」

桃太郎「な……!?」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:09:36.65 lzQIe5YMO
なんなんだよこれ

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:10:39.22 lzQIe5YMO
うお、すげえ
ID2つゲットした

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:17:28.38 lzQIe5YMO
猿「サムライオブピーチ…それは代々鬼と闘ってきた勇者に与えられし称号…」

猿「あなたが鬼と闘い、この世界を救うのよ…!」

桃太郎「な…なんで俺が…?」

ギャオオオオオオ

猿「つ、次が来るわ!!隠れて!!!」

桃太郎「鬼……退治…侍…岡山…猿…桃…」

ギャオオオオオ

猿「何してるの!!早く!!!!」

桃太郎「鬼…退治…侍…桃…!!!!!」

─シュバッ

ザシュッ

鬼「ギャオオオオオオ!!!」ドサッ

シャキン

桃太郎「すっかり思い出したぜ…」

桃太郎「俺こそが…桃太郎だ…」
シュバッ!!!

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:26:24.74 lzQIe5YMO
そして、一年の月日が経った


ザッ

桃太郎「貴様が悪の根源のようだな…!」

桃太郎「その首…叩き切ってやるぜ……!!!」

鬼神「フハハハハハ…」

鬼神「よくぞここまで来たものだ…誉めて遣わそう」

鬼神「だがお前は私には勝てない…」

桃太郎「寝言は寝てから言え」

─ザシュッ


桃太郎「終わった……」

鬼神「その程度か…笑わせる」

ズブシュ

桃太郎「がはっ…!」

桃太郎「な…なんだと……!!」

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:27:08.47 lzQIe5YMO
ここまで相手をされないとはな

いいだろう

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:31:06.18 lzQIe5YMO
鬼神「フハハハハ…桃太郎…貴様の負けだ」

桃太郎「く…っ…くそったれ………!!!」

鬼神「散るがよい」

ズバッ
ズバシュシュシュズバッ

桃太郎「……が………」

ボトボトボト


鬼神「フッフッフ…口ほどにもない奴め………」

鬼神「私はもっと楽しみたかったぞ…桃太郎よ………」

鬼神「アーッハッハッハ…………」

鬼神「これで邪魔者はいなくなった………」

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:37:24.14 PyzNL+RQO
やるじゃん

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:38:19.81 lzQIe5YMO
鬼神「再び私の天下だ………」

「その首、頂戴する」

ガシュッ

鬼神「ぐっ……が………!?」

鬼神「貴様……誰……だ……!!」

「俺はキジ…」

鬼神「き………ジ………」

ゴトン

キジ「フン………またつまらぬモノを切ってしまった…」

キジ「ああ………俺は罪な鳥だ………」

バシュッ

キジ「だ、誰だ!?」

「俺は大吉」

キジ「大吉…?」

大吉「キジよ…俺と焼き鳥…焼かないか」

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:43:33.99 lzQIe5YMO
その日から俺と大吉の焼き鳥屋生活は始まった。


キジ「はいねぎまお待ち!!」

「おおっ、威勢いいねぇあんちゃん!」

キジ「へっ、てやんでい!!」

大吉「はいよ皮お待ちぃ!!」

「おいしー!この皮最高ー!」

「やっぱり大吉さんの焼く串が一番美味しいわよねー」

大吉「へへっ、べらぼーめい」

キジ「チッ…」

「お、俺はあんちゃんの焼く串が好きだぜ、うん」

キジ「おっ、お客さんわかってるねぇ、サービスでい!とっときやがれ!!」

大吉「チッ…」

64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:44:50.32 o700V1sU0
な、なんだこのスレは……

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:48:46.37 lzQIe5YMO
キジ「ひいふうみい………」

キジ「うん、今日もまずまずの売り上げだな」

大吉「なぁ…キジ」

キジ「ん?なんだ?」

大吉「俺さぁ…もう、焼きを辞めようと思うんだ」

キジ「な…!?」

キジ「な、何言ってるんだよ」

キジ「俺たち今日まで頑張ってきたじゃないか」

大吉「俺思うんだ…」

大吉「この店は…お前が1人でやっていくべきだって…」

キジ「な、なんでだよ!お前も俺も実力としては同じだろ!?」

大吉「それが気にくわねぇんだよ!!!」

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:52:00.50 lzQIe5YMO
キジ「え…?」

大吉「一番は…1人で十分なんだよ…!!!」

キジ「………」

キジ「…よし、決めた」

大吉「……え?」

キジ「俺とお前、どっちが美味い串を作れるか、勝負だ」

キジ「勝ったほうが店を引き継ぐ。負けたほうは二度と串を握らない」

キジ「どうだ」

大吉「ああ………最高だぜ、それ」

大吉「その話、乗った!!」

キジ「っしゃ!」

パシッ!!!

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 00:58:21.13 lzQIe5YMO
そして決戦の日……


キジ「審査員は、いつものお客さん5人にやってもらう。いいな」

大吉「ああ」

キジ「では…まずは俺の串………」

シュ………

シュパパパ………

男「こ…この手さばき…まるで優雅に大空を舞う鳥のようだ!!!」

女「これはポイントが高いわ!!」


ヒュババババッ


ザン

ジュー……

キジ「お待たせしました、究極のねぎまです」

女「きゅ、究極のねぎま!!?」

男「ま、眩しいっ!!!全体が艶々としている!!!!」

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:02:57.60 lzQIe5YMO
キジ「召し上がれ…」

シャクッ…

男「な…なんということだ………!!!この食感は一体…!?」

女「この溢れんばかりの肉汁…!!ネギの程よい甘さ…全てが完璧に調和しているわ…!!」


キジ「ふっ……」

大吉「………」

大吉「…次は俺の番だ」

大吉「……ふぅ」

スッ……スッ………

男「この無駄のない動き…まさに芸術だ………」

女「ああ……美しいわ………」

シュ………ジュッ……

69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:06:42.41 lzQIe5YMO
大吉「…皮です」

男「なんと…ここはシンプルにいつも通りの皮を出してきた!!」

大吉「…どうぞ」

ハムッ……

男「な……なんだこれは……!!!!」

女「う……うまいっ!!!!」

男「う、うますぎて、な、なんだか、くる、し、が、ごっ」

女「がっ、ががっ…!!」

バタン

バタバタバタバタ

キジ「だ、大丈夫ですか!?しっかりしてください!!!」

キジ「一体どうしたんだ!!くそ!!!」

キジ「……はっ、まさかお前…!」

大吉「ニヤリ」

70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:06:46.89 nMHtX8JMO
パラレル過ぎるところが好きです///

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:12:17.37 lzQIe5YMO
キジ「お、お前ひょっとして…!!!」

大吉「はっはっは…今気付いたのかい相棒」

大吉「そうさ…お察しの通り」

大吉「俺は旨殺しの大吉…通称ウマキラー…」

キジ「う…ウマキラー…!!!人に極限にまで旨さを感じさせることによって、
その生命を絶たせる悪魔の化身…!!!」

大吉「その通り……全てはうまくいった」

大吉「俺は日本人全員を虐殺することに成功した」

大吉「あとはお前を殺るだけだ」

キジ「な…なんだと……!!?」

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:12:25.91 1PYctm2tO
桃太郎って今36歳なんだよな・・・・・・・・

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:13:52.05 1PYctm2tO
>>1のとんでもない力を感じるwwwwww

でも将来が心配です

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:16:20.33 lzQIe5YMO
大吉「さぁ、この皮を食え」

キジ「食うか…!食うものか!!」

大吉「旨いぞ……?」

キジ「くっ………!」

大吉「ほっぺがとろけるぜ……?どうするんだ……?」

キジ「くそっ………くそ………食べたい………っ…!!」

キジ「かはぁっ、ダメだぁ!!!ダメだぞ!!!」

大吉「ほーらこの肉汁……ああ………たまらないだろう……」

キジ「ゴクリ………くっ……!!」

大吉「最高の焼き鳥だぞ………」」

キジ「くっ……くそ………く………ぐあああっ」パクッ

大吉「ニヤリ」

75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/06/08 01:20:08.22 lzQIe5YMO
キジ「もぐ……もぐ………」

キジ「がはぁっ………!」

大吉「くっくっく…所詮お前も食欲には勝てないか……」

大吉「あーっはっはっは!!!!」

キジ「ぐが……ご………っ……!!!」

キジ「ぐばっ、ごばっ、うぷっ」

大吉「……おい」

大吉「どうした、早く死なないか」

キジ「ぐくっ、うぃくっ、おぷっ」

キジ「ぐっ……ぐぷぷぷぷぷ………!」

キジ「ごべあああああああああ」ゲロゲロゲロゲロ

大吉「うわあああああああ!!!!」


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