韓国経済動向 〜 PART ..
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691:マンセー名無しさん
08/09/10 11:21:36 rSxltJRJ
サムスン電子の高収益源“リバースエンジニアリング”とは?

 「要素機能に分析・分解した後に、地域に密着した製品開発に基づいて機能を分けていくのがサムスン電子の『リバース型設計』だ。
例えば、家電品は価格が月給を超えると手が出なくなるといわれている。インドの平均的な労働者の月給は1万円前後なので、
インドでテレビや洗濯機を売ろうとしたら1万円以下の製品を作るのが絶対条件だ。
その価格で作るにはどのような機能を盛り込んで、どの程度の品質が必要なのか、その分析を基に開発していく(図2)」

 「BRICsの人口は30億人といわれているが、ブラジルやインドでは90%以上の人が韓国のサムスン電子かLG電子の製品を使っているといわれている。
日本の製品はほぼ全滅だ。なぜなら十数万円もする洗濯機や冷蔵庫を売っていたら、ごく一部の人しか買えない。
これがサムスン電子を成功させた地域密着型の製品開発だ」

 日本はフォワード型の開発設計において、多くのイノベーションを生み出してきた。プラズマテレビや液晶テレビなどはそのいい例だ。
サムスン電子は、イノベーションを自ら起こすことをせず、日本から情報を入手して3年後には同じものを作れるようになればいいとする。
日本で革新的な製品が発売されたら、そこから追随できるように準備している。その代わり、商品企画(マーケティング)には非常に力を入れているという。

リデザインで本家を上回る利益を出す
 「サムスン電子では、構造設計から機能設計をして、機能から逆算してリデザインを行うのが非常な特徴である。携帯電話機などはこれが専門で、
ノキアも同じことをしているが、リデザインというのは品数を増やしていくのに、構造を変えないでデザインだけ増やしていくという手法だ。
日本はデザインを変えると、同時に構造まで変えてしまうから、設計のやり直しが発生して時間がかかってしまう」

 サムスン電子のものづくりの特徴は、構造設計の後にもう一度商品企画をすることにあるという。そこで仕向け地の文化に合った製品に設計を変えていく能力が
日本と比べて格段に優れているのだ。例えば2槽式の洗濯機は先進国では売れないが、BRICsで爆発的に売れているという。
彼らにとってみれば、洗濯ができればいいという割り切った製品の方が喜ばれるのだ。

 


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