耳鼻咽喉科について  ..
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26:卵の名無しさん
09/07/05 16:20:07 eZA35yK+0
@69dBまで障害者手帳が交付されません
A70dBから障害者手帳を貰えても高額補聴器の交付金が五年に一度で4〜5万程度です
B障害年金は貰えません
C電話応対は軽度であっても厳しい
D人脈作りが険しい
E地域に解け込めません
F鬱を併発しやすい
G一家に一人の重度障害者がいると障害年金+αがありますが、一家に複数の難聴者がいても障害年金はありません
H障害の特異性ゆえ、理解者を得にくい
I鬱など併発すると特に長期就労が厳しい

海の哺乳動物たちは何百キロ先の餌である魚の群れの動きをキャッチしながらファミリーでその餌を追い求めて泳いでいます。
しかし、ウイルスなどで聴覚をやられてしまうと、その餌の動きをキャッチすることが出来ません。
ファミリーの中で一頭でもウイルスで聴覚をやられて蛇行しだすと、ファミリはその蛇行した一頭に付き添い、大海原を迷走します。
耳と言う器官は彼らの生死を分ける大変重要な器官です。
先生方、感音性難聴が如何に大変な障害か、今一度考えてください。

27:卵の名無しさん
09/07/05 20:10:35 tzxQypW/0
例の人の書き込みはスルー厳守でお願いします

28:卵の名無しさん
09/07/05 20:37:54 eZA35yK+0
パソコンとかけて

ボディコンと説く

その心は

ピ〜ッシ〜!

29:卵の名無しさん
09/07/05 21:12:21 eZA35yK+0
四十代女性とかけて

アナログ放送と説く

その心は

もうすぐ終わるでしょう

30:卵の名無しさん
09/07/05 21:19:19 eZA35yK+0
補聴器とかけて

古女房と説く

その心は

「不満足です」

31:卵の名無しさん
09/07/05 21:30:37 eZA35yK+0
福祉の是正とかけて

人の心と説く

その心は

難しい…

32:卵の名無しさん
09/07/05 21:35:39 eZA35yK+0
ICUとかけて

チューブブラと説く

その心は

注意が必要です

33:卵の名無しさん
09/07/05 21:39:48 2P7yjqaW0
馬鹿娘の愚行に絶望して首を吊った父と兄。

34:卵の名無しさん
09/07/05 21:45:16 eZA35yK+0
田舎に泊まろうの曲がり角とかけて

人生の曲がり角ととく

その心は

あともうちょっとの辛抱です

35:卵の名無しさん
09/07/05 21:47:54 eZA35yK+0
ドキュメンタリー番組とかけて

青汁と説く

その心は

「また騙された…」

36:卵の名無しさん
09/07/05 21:57:12 eZA35yK+0
お役人さんとかけて

玉子の白身と説く

その心は

「キ、キ、キ、キミね〜」

37:卵の名無しさん
09/07/05 22:12:25 tHpPaWZq0
何回もだまされて、まちぼうけをくらったアホ女。

38:卵の名無しさん
09/07/05 22:35:28 eZA35yK+0
四十代の陰毛とかけて

初冬と説く

その心は

ぼちぼち霜が降ります

39:卵の名無しさん
09/07/05 22:37:25 eZA35yK+0
「笑っていいとも」とかけて

わしとあいつと説きます

その心は

「まだやってんのか?」

40:卵の名無しさん
09/07/05 22:43:28 eZA35yK+0
真夏のシャワーとかけて

返金と説く

その心は

すっきりするでしょう

41:卵の名無しさん
09/07/05 23:16:18 eZA35yK+0
野口英雄とかけて

遊郭と説く

その心は

「グ〜ッ!」

42:卵の名無しさん
09/07/05 23:31:00 eZA35yK+0
40代女性の生理とかけて

中高年男性の毛髪と説く

その心は

減る一方

43:卵の名無しさん
09/07/06 18:05:52 mvrZQpXE0
開業医の親とかけて

おサルのおしっこととく

そのこころは

木(気)にかかる

44:卵の名無しさん
09/07/06 18:06:48 U6UtS5qY0
う〜ん…もうひとつやね。(゚Д゚)y─┛~~

45:卵の名無しさん
09/07/06 18:10:30 U6UtS5qY0
田舎に泊まろうの曲がり角とかけて

急患と説く

その心は

「引き受けるんじゃなかった…」

46:卵の名無しさん
09/07/06 18:32:08 U6UtS5qY0
ドキュメンタリーと青汁CMとかけて

難聴と先天ろうと説く

その心は

「セットにするのはいい加減に止めて!」

47:卵の名無しさん
09/07/06 19:15:24 /VpP2EVG0
裁判で訴えられて、100万円罰金払ったアホ女

48:卵の名無しさん
09/07/06 19:16:55 U6UtS5qY0
福祉の是正とかけて

内耳再生研究と説く

その心は

期待できません

49:卵の名無しさん
09/07/06 19:18:51 /VpP2EVG0
全部一人で墓場へ持って行くために「ぼちぼち荷物減らして行きなさい」って
T子叔母に言われてるから、荷物処分してどっか遠い遠い田舎の小さい家に引っ越さなあかんから、金返してくれぃ!!

50:卵の名無しさん
09/07/06 19:23:19 /VpP2EVG0
「田舎に知れたら体裁悪い」とも言われた。w
母(姉)とも縁切りたいようなことも言われた。w
T子は野心家やからな。

遠い遠い田舎に引っ越さなあかんから金返してくれ。

51:卵の名無しさん
09/07/06 19:24:20 U6UtS5qY0
「嫁とはもう燃えない」とかけて

不燃ごみと説く

その心は

捨てるにも金が要ります

52:卵の名無しさん
09/07/06 19:26:53 /VpP2EVG0
こんな親戚いたら子孫繁栄の邪魔だから消えて欲しいみたい。
それで親切にかこつけて色々言われたの。
だから絶縁した。

53:卵の名無しさん
09/07/06 19:33:14 U6UtS5qY0
>>51
これは上手いねぇ。(゚Д゚)y─┛~~

54:卵の名無しさん
09/07/06 19:46:04 U6UtS5qY0
志村けんとかけえて

シュタインと説く

その心は

アイーン

55:卵の名無しさん
09/07/06 19:50:28 geu9SiE60
このスレ一体どう始末するつもりだ?

スレリンク(hosp板)
と言い、耳鼻科スレの話題が常に分散する状況が続いてしまっている。
たった一人(二人?)の吉害がスレの不燃ゴミを量産している。

56:卵の名無しさん
09/07/06 20:02:18 ZrGTQz1t0
荒らし報告してアク禁にできないもんか。

57:卵の名無しさん
09/07/06 20:08:30 HjCstSP+P
もう後2年以内には間違いなく死ぬから放置しておけ

58:卵の名無しさん
09/07/06 20:15:40 U6UtS5qY0
あいつが攻撃止めて返金したら来ないよ。

59:卵の名無しさん
09/07/06 20:19:42 U6UtS5qY0
あいつがわしを追いかけまわしてのにさ、
なんでわしばっかり非難するわけ?

60:卵の名無しさん
09/07/06 20:24:41 HjCstSP+P
はあっ?
前々スレをAAの連投で潰したのをもう忘れたの?
こんな事をしておいて非難するなと?

61:卵の名無しさん
09/07/06 20:29:47 U6UtS5qY0
>>60
はい、するな!!

62:卵の名無しさん
09/07/06 22:22:51 U6UtS5qY0
加藤 吉さん宅とかけて

電話すると説く

その心は

「もちもち?もちもち?」

63:卵の名無しさん
09/07/07 01:06:26 Uz6z+rW+0
>>57
ここまで荒らしたからには、死んだら地獄に落ちるんだろうねぇ。
かわいそうに。

64:卵の名無しさん
09/07/07 08:20:38 HHPLxLne0
大川先生、こんにちは。


65:卵の名無しさん
09/07/07 09:49:55 Mre0mwpk0
>>55
両者同時進行で良いだろう。
アラシにはスルー!
相手するな。

66:卵の名無しさん
09/07/07 17:29:52 6aLgIJOp0
ガンジス川とかけて

噂と説く

その心は

人は何でも流します

67:卵の名無しさん
09/07/07 17:37:21 SNeGUDqh0
今月号の日本医師会雑誌はワクチンの特集でHibや肺炎球菌ワクチンの説明がよくわかった。
結局中耳炎の起炎菌はカバーされてない

68:卵の名無しさん
09/07/07 17:38:30 6aLgIJOp0
お金とかけて

時代と説く

その心は

常に回ってます

69:卵の名無しさん
09/07/07 17:48:19 6aLgIJOp0
レオポルド・ズボロフスキーとかけて

谷啓と説く

その心は

「がちょ〜…ん」

70:卵の名無しさん
09/07/07 18:08:12 6aLgIJOp0
不倫とかけて

風鈴と説く

その心は

共に風当たり…

71:卵の名無しさん
09/07/07 18:35:31 6aLgIJOp0
鼻くそとかけて

出世ととく

そのこころは

コネないとダメ!

72:卵の名無しさん
09/07/07 19:28:44 /mRM4Uod0
      (~)
    γ´⌒`ヽ
     {i:i:i:i:i:i:i:i:}
    ;; (´・ω・`)  葬式饅頭おいしい!幸せやったらなに食べても、おいしい!!一番幸せ〜♪
 _旦_(っ(,■)__
 |l ̄l|| ̄じじ ̄|i |i

73:卵の名無しさん
09/07/07 21:46:30 6aLgIJOp0
@69dBまで障害者手帳が交付されません
A70dBから障害者手帳を貰えても高額補聴器の交付金が五年に一度で4〜5万程度です
B障害年金は貰えません
C電話応対は軽度であっても厳しい
D人脈作りが険しい
E地域に解け込めません
F鬱を併発しやすい
G一家に一人の重度障害者がいると障害年金+αがありますが、一家に複数の難聴者がいても障害年金はありません
H障害の特異性ゆえ、理解者を得にくい
I鬱など併発すると特に長期就労が厳しい

74:卵の名無しさん
09/07/07 21:48:25 6aLgIJOp0
@69dBまで障害者手帳が交付されません
A70dBから障害者手帳を貰えても高額補聴器の交付金が五年に一度で4〜5万程度です
B障害年金は貰えません
C電話応対は軽度であっても厳しい
D人脈作りが険しい
E地域に解け込めません
F鬱を併発しやすい
G一家に一人の重度障害者がいると障害年金+αがありますが、一家に複数の難聴者がいても障害年金はありません
H障害の特異性ゆえ、理解者を得にくい
I鬱など併発すると特に長期就労が厳しい

75:卵の名無しさん
09/07/08 06:41:41 AwAV3W3/0
>>67
現行のワクチンが中耳炎の発症数を減らす事は出来ないという疫学調査
は欧米でも既に報告されているね。
PubMedで検索したら、次のような物を見つけた。

Int J Pediatr Otorhinolaryngol. 2006 Feb;70(2):275-85. Epub 2005 Sep 2.

Pneumococcal conjugate vaccination in children with recurrent acute otitis media:
a therapeutic alternative?

van Kempen MJ, Vermeiren JS, Vaneechoutte M, Claeys G, Veenhoven RH, Rijkers GT,

サマリーはこちらからどうぞ。
URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)


76:67
09/07/08 08:41:06 J4lPnsLq0
>>75 開業以来英文のpaperなど読んでなかったです。
どうもありがとうございます。

77:卵の名無しさん
09/07/08 21:20:40 edM4yIMC0
勉強しなきゃ。山田先生!


78:卵の名無しさん
09/07/08 21:54:40 dE1lT5bcO
アメリカのガイドラインでは、まず経過観察、ついで抗ヒとか非ス鎮痛薬、さらに抗生物質となっている。でも、これは日本のお母さんには通用しないんだよ。

79:卵の名無しさん
09/07/09 08:29:35 eQypG4xz0
>>78
うちでは通用してるよ

80:卵の名無しさん
09/07/09 10:38:57 3sr/gGXi0
>>79
中耳炎で発熱、耳痛の患者に
「それでは3日間経過観察しましょう。3日後に見せてください。薬は出しません。
発熱、痛みは我慢して下さい。」
これが通用するとは思えないが、、、。

81:卵の名無しさん
09/07/09 13:03:33 2mKYPN3c0
>79だからいつまでたってもヤブでヤバなんですよw

82:卵の名無しさん
09/07/09 13:19:00 BOXLxrsd0
アメリカのように医療の遅れた国のガイドラインを参考にする必要はない。
そもそも、かれらは小児の耳をまともに見ていない。
米国耳鼻咽喉科学会はあえて「耳垢はとらない方がいい」というガイドラインを出しているが、
これは、取れないことの言い訳だろう。それでどうやって診断するの?
 アメリカ様を崇拝したいのなら、耳垢もとらずに放置してね。

83:卵の名無しさん
09/07/09 15:57:23 Plo+4YcaO
日本にもガイドラインはある、こんな言い方は失礼だが、作られた方は現場をしらないな。

84:79
09/07/09 16:16:30 eQypG4xz0
>>81
はあ、そうやって何も知らず人を決めつけるのはどうかと思うよ。
私はもちろん開業医だけど、日耳鼻総会にも出て、
先月は日本小児耳鼻咽喉科学会で発表もしてきた。
鼓膜アトラスの上出先生とはメールや学会でよく話をしているし、
和歌山の山中教授の主催しているATOMSの会にも参加したことがある。
旭川大学の林達哉准教授からは抗菌剤と耐性菌の研究のデーターを
お借りしたこともあって、学会でお会したら話を色々してます。
ウイルス感染と中耳炎のペーパーを書かれている東北大学の矢野准教授
と学会で知り合いになることができ、ウイルス感染のデーターを教えて
頂いたこともある。


85:79
09/07/09 16:27:16 eQypG4xz0
>>83
ガイドラインのメンバー知ってる?

喜多村 健(委員長) 東京医科歯科大学耳鼻咽喉科
小林 俊光 東北大学医学部耳鼻咽喉科
橋 晴雄 長崎大学医学部病態解析・制御科
宇野 芳史 宇野耳鼻咽喉科クリニック
飯野 ゆき子 自治医科大学医学部耳鼻咽喉科
上出 洋介 かみで耳鼻咽喉科クリニック
川城 信子 国立成育医療センター耳鼻咽喉科
工藤 典代 千葉県立衛生短期大学栄養学科
山中 昇        和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科
末武 光子 みみはなのどクリニックもも
鈴木 賢二 藤田保健衛生大学坂文種報徳会病院
中山 健夫 京都大学健康情報学分野
角田 篤信(書記) 東京医科歯科大学耳鼻咽喉科

宇野先生、上出先生、川城先生、工藤先生、末武先生は
第一線の現場で診療している先生方だよ。


86:卵の名無しさん
09/07/09 16:43:25 YKZGZ5Pl0
79先生がエロイ人なのはよくわかった。
でも現実の患者はガイドラインどおりにはいかないよ。
先生の医院で抗生剤を出さなくても、患者はその足で別の医院に行って抗生剤もらってる。
もちろん先生の言うことよく聞く賢い母親もいるだろうけど、その割合はそう多くない。
急患でしか中耳炎見てなかった勤務医のころはガイドラインどおりに治療してたけど、
今は無視して、抗生剤出してる。
そんな開業医はいっぱいいるよ。

87:79
09/07/09 17:35:51 eQypG4xz0
>>86
もちろん、うちの周囲の耳鼻科でも、また当県のほとんどの
耳鼻といわず小児科でも抗生剤がまだまだ出ているのは知っている。
ただ、せめてうちの処に来たときだけでも抗菌剤が少なくなれば、
まだましだろうと思ってやっている。

確かにガイドライン通りにやっても再燃・反復する例が結構ある
ことは経験上重々判っているよ。
うまくいかない原因がどこにあるのか、それを今調べているところ。
データーが揃ってきたら学会にまた発表するつもりだけど、
たとえ発表しても一般開業医には伝わらないから、痛し痒しなんだよね。


88:79
09/07/09 17:41:13 eQypG4xz0
こんなところでムキになっても仕方がないけど、
学会に行かない開業医でもここを覗いている人は
いっぱいいるだろうから、
啓蒙の場としては非常に効率がいいんだよね。

でも、2ちゃんだから本気で論議する処でないこもまた事実。

89:79
09/07/09 22:31:11 8VZ1U4TR0
こんなレビューを紹介しておくね。
長文英語だから読むの大変だけど、全文ダウンロードできる。

Importance of Respiratory Viruses in Acute Otitis Media
Terho Heikkinen1* and Tasnee Chonmaitree2*
Clin Microbiol Rev. 2003 April; 16(2): 230--241.
Copyright (c) 2003, American Society for Microbiology

URLリンク(www.pubmedcentral.nih.gov)

特にこの中で、次のような一文が出てくる。

     Effect of Viruses on the Outcome of AOM
One of the major issues suggesting an active role for viruses in otitis media is that despite the use
of wide-spectrum antibiotics that are effective against the causative bacteria, the clinical response to
antibiotic treatment is often poor. This usually results in the change of the antibiotic and even the
use of several courses of different antibiotics with the assumption that the poor response was due to
bacterial resistance to the antibiotic used. Studies of children with persistent symptoms of AOM
have shown, however, that resistant bacteria only account for approximately 20% of these cases
(105, 123). It is logical to think that if the middle ear mucosa is infected with both bacteria and
viruses simultaneously, eradication of the bacteria with antibiotics may not be sufficient to stop the
inflammatory cascades in the middle ear, and the continuing viral infection may lead to more
prolonged disease.

90:79
09/07/09 22:36:25 8VZ1U4TR0
>>89 つづき

下手な和訳だけど、こんなことが書いてある。

     AOMのアウトカムにおけるウイルスの影響
 中耳炎におけるウイルスの積極的役割を示唆する主要な問題の一つが、原因となっている細菌
に対して有効な広域スペクトル抗菌剤の使用にもかかわらず、抗菌剤療法の臨床的レスポンスが
しばしば低いということである。このことは通常抗菌剤の変更と、反応の悪さは抗菌剤使用による
耐性菌が原因とする仮説にたち異なった抗菌剤の数種類のコースを用いるという結果をもたらす。
しかしながら、AOMの持続症状を持つ小児の幾つかの研究では、耐性菌はこれらのケースのお
よそ20%程度しかないことが示されている(105,123)。中耳粘膜が細菌やウイルスに同時感染した
場合、抗菌剤使用で細菌を撲滅しても、中耳における炎症のカスケードを止めるには十分ではな
いだろうし、持続するウイルス感染は遷延する病変を導くであろう。

途中飛ばして、次のような一文が書かれている。

The follow-up of the children demonstrated that in children with prolonged symptoms, viruses were
found in the MEF in 44% of cases, whereas the corresponding rate was 11% in those with good
response to the treatment. Based on the recent findings about the varying activity of different
viruses in invading the middle ear cavity (69), it could be hypothesized that the impact of different
viruses on the clinical outcome of otitis media could also vary.

91:79
09/07/09 22:44:46 8VZ1U4TR0
>>90 つづき

遷延した症状を持つ小児において、それらのケースの44%においてMEF(中耳貯留液)中にウイルスが見つかった
こと、一方治療に良く反応する例は一致率11%しかなかったことが、小児の追跡調査で実証され
た。中耳腔侵襲における異なるウイルスの様々な活性に関する最近の知見に基づくと(69)、
異なるウイルスの影響で中耳炎の臨床的結果(アウトカム)もまた変わってくるという仮説を立てることが
出来きそうである。


このレビューは診療に即役立つわけではないし、知ったところで飯の種にはならないけど、
知られざる中耳炎の病態を教えてくれた、私にとってはバイブル的なレビューです。
興味がある方は、是非一読することをお勧めする。

92:79
09/07/09 22:54:36 8VZ1U4TR0
ついでに去年見つけたペーパー

Nontypeable Haemophilus influenzae and Streptococcus pneumoniae bind respiratory syncytial virus glycoprotein
  Vasanthi Avadhanula,1,2 Yan Wang,1 Allen Portner1,2 and Elisabeth Adderson1,2,3
Journal of Medical Microbiology (2007), 56, 1133?1137

URLリンク(jmm.sgmjournals.org)
サマリー
Respiratory syncytial virus (RSV) infection is associated with secondary bacterial infections
caused by nontypeable Haemophilus influenzae (NTHi) and Streptococcus pneumoniae.
The pathogenesis of these complications is not completely understood; however,
viral infection of respiratory epithelial cells promotes colonization by these bacteria. In the present study,
RSV virions associated with NTHi and pneumococci in an inoculum-dependent manner in a fluid-phase binding assay.
Adherence of NTHi and S. pneumoniae to epithelial cells transiently expressing RSV G glycoprotein
was 2- and 2.2-fold higher, respectively, than adhesion to cells transfected with the vector alone (P ,0.01).
Furthermore, 4.6- and 6.2-fold larger numbers of NTHi and pneumococci bound to cells expressing
a membrane-bound full-length RSV G protein than to cells expressing a truncated non-membrane-bound protein (P !0.005).
Pre-incubating cells expressing membrane-bound G protein with blocking anti-RSV G antibodies reduced bacterial
adherence by 78?84% (P !0.005).
These studies demonstrate that RSV G protein is a receptor for both NTHi and S. pneumoniae.
Strategies to prevent this interaction may reduce the incidence of secondary bacterial complications of RSV infection.


93:79
09/07/09 22:57:01 8VZ1U4TR0
>>92 つづき

サマリーの和訳
RSV感染はノンタイプ・ヘモフィリス・インフルエンザ菌(nontypeable Haemophilus influenzae, NTHi)と
肺炎球菌によって引き起こされる2次細菌感染に関係している。
これらの合併病因は完全には判っていない。だが、呼吸器上皮細胞のウイルス感染は、これらの細菌によるコロニー形成を促進させる。
現今の研究では、RSVウイルス粒子は、fluid-phase binding assayにおいて接種に依存したある方法でNTHiと肺炎球菌に関係していた。
RSV G蛋白が一過性に表れる上皮細胞へのNTHiと肺炎球菌の接着は、媒介体単独が移入された細胞への接着よりもそれぞれ
2倍と2.2倍高い(P, 0.01)。
更に、切断された(断片化した)non-membrane-bound(膜結合のない) protein が現れた細胞よりも、
membrane-bound(膜結合した)full-length RSV G protein が現れた細胞の方が、
4.6倍と6.2倍ものNTHiと肺炎球菌数が細胞に結合していた (P !0.005)。
あらかじめ、ブロックする anti-RSV G 抗体と一緒に membrane-bound G protein を出現させて培養した細胞群では、
細菌の接着は78%−84%に減少した(P !0.005)。これらの研究は、RSV G protein がNTHiと肺炎球菌のレセプターである
ことを示している。この相互作用を妨げる戦略は、RSV感染に合併する2次細菌感染を減少させるだろう。


94:79
09/07/09 23:01:34 8VZ1U4TR0
なんか個人的なチラシの裏がつづくけど、
無視して他の2ちゃん話題も出してくださいな。

95:79
09/07/09 23:54:34 8VZ1U4TR0
本邦の報告も載せておくよ。
海外に投稿されて載ってるんだけど、訳をしてなかったから
こちらを載せておく。

Otol Jp 12(4):244,2002

小児RSV感染症と急性中耳炎
    嵯峨井 俊1、末武 光子1、矢野 寿一1、大道 弘之1、
    吉田 征之1、大山 健二1、小林 俊光2
1東北労災病院 耳鼻咽喉科、
2東北大学 大学院 医学系研究科 感覚器病態学講座 耳鼻咽喉科学分野

【目的】
respiratory syncytialvirus(RSV)はパラミクソウイルス科の一本鎖RNAウイルスで
冬期の乳幼児呼吸器感染症の原因の中で最多を占めており、軽症例では鼻汁、咳瞰、発熱といっ
た上気道炎の症状を呈するが、初感染、特に生後半年以内の乳児での感染は肺炎、気管支炎、
クループといった垂篤な状態に至る例も少なくない。
耳鼻科領域との関連としては、上気道炎のほか中耳炎の合併例が多いとする最近の報告がある。
今回我々は当院を受診したRSV感染症の小児に合併する中耳炎の合併頻度並びに臨床的特徴
につき検討したので報告する。
【対象/方法】
当院小児科及び耳鼻科において平成13年11月から平成14年3月にかけてRSV感染症と診断さ
れた生後1〜93ヶ月の小児143名(平均月齢26.9ヶ月)につき中耳炎の発症頻度および中耳炎発症
例については発症後の臨床経過、中耳貯留旅中のRSV抗原陽性率、上咽頭/中耳貯留旅中の細
菌分離率につき検討した。RSV感染症の診断及び中耳貯留旅中のRSV抗原の確認は迅速診断キ
ットのTEST PACK RSV(Abbo Laboratories)を用いた。


96:79
09/07/09 23:55:20 8VZ1U4TR0
>>95 つづき
【結果】
対象143例中2歳未満が77例と半数以上を占めた。RSV診断後1ヶ月以内の中耳炎の
合併は78例(54%)で認められ、低年齢の群で有意に発症率が高かった(2歳未満73%、
2歳以上33%)。中耳貯留旅中のRSV抗原は36例で確認したところ、26例(72%)で迅速診断陽性であった。
細菌培養は上咽頭で施行68例中63例(93%)で菌陽性であったのに対し、
中耳貯留旅では施行56例中17例(30%)であった。
中耳貯留旅中の細菌の内訳は肺炎球菌5例、インフルエンザ菌3例、モラキセラカタラリス5例、
その他(黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、a溶道菌等)8例であった(重複あり)。
中耳炎の診断から治癒までの期間は2週間以内が79%と大半であったが、
治癒1ヶ月以内の反復が21%で認められた。
【考察】
RSV感染症は2歳未満の乳幼児、特に初感染例で重症化することが知られ
ているが中耳炎の合併という面でも合併率が73%と極めて高く、低年齢がリスクファクターと
なることが確認された。またRSVによる呼吸器症状が改善してからの中耳炎発症例も多く、初
回受診時に中耳炎を認めない症例でも一定期間の経過観察が必要と考えられた。RSV感染症に
合併する中耳炎は初期にはウイルス感染によると思われる例が多く、鼓膜所見は比較的軽度で
必ずしも難治でないが、細菌感染を伴うことで重症化した症例を多く認めた。さらにRSV感染
に伴う中耳炎を契機として中耳炎を反復する症例も認められた。以上の結果よりRSVと急性中
耳炎の間に強い関連があると考えられた。
※この研究は西村秀一一(国立仙台病院ウイルスセンター)、遠藤廣子(東北労災病院小児科)の
協力で行われた。


97:79
09/07/10 00:00:58 8VZ1U4TR0
>>96 つづき
ちなみにこれの英文ペーパーは、

URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)

全文も読めるんだけど、有料でめちゃ高い!
なので医局に頼んで取り寄せてもらいました。


98:79
09/07/10 00:21:41 +B9smBNh0
だめ押しでもう一つ!
今年出たばかりのペーパー

Systemic cytokine response profiles associated with respiratory virus-induced
acute otitis media.
  Patel JA, Nair S, Grady J, Revai K, Victor S, Brasier AR, Chonmaitree T.
  Pediatr Infect Dis J. 2009 May;28(5):407-11.
Department of Pediatrics, University of Texas Medical Branch, Galveston, TX
77555-0371, USA.

URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)

BACKGROUND:
Acute otitis media (AOM) results from a complex interplay between the
infectious agents and host immune responses. Cytokines play a major role in the
pathogenesis of AOM, but there are few studies on the systemic cytokine response
during AOM.
METHODS:
Sera were collected from 145 children (median age = 13.5
months) at the time of diagnosis of AOM. Concentrations of 17 cytokines
(IL-1beta, -2, -4, -5, -6, -7, -8, -10, -12, -13, -17, granulocyte-colony
stimulating factor (G-CSF), granulocyte-monocyte-colony stimulating factor,
interferon-gamma, MCP-1, MIP-1beta, TNF-alpha) were determined and correlated
with viral etiology and clinical outcome. The statistical analysis was conducted
using bioinformatics software.


99:79
09/07/10 00:23:42 +B9smBNh0
>>98 つづき

RESULTS:
Cluster patterns of concentrations of cytokines were examined by unsupervised
hierarchical clustering algorithms. Four major cluster groups were identified,
one of the groups was significantly
enriched for cases of respiratory syncytial virus (RSV)-induced AOM as compared
with other viruses. Specifically, RSV-induced AOM had significantly higher
concentrations of G-CSF, MCP-1, IL-10, IL-6, interferon-gamma, and IL-8 (P < 0.05).
Using a decision tree classifier, higher G-CSF concentrations produced 87.6% accuracy
to predict RSV-induced AOM. Overall, higher IL-13 concentrations produced 84.2%
accuracy to predict early clinical failure of antibiotic treatment.
CONCLUSIONS:
Children with AOM have a unique pattern of systemic cytokine response that relates
to virus etiology and clinical outcome. Based on G-CSF and IL-13 measurements,
it is possible to accurately classify RSV-induced AOM and early treatment failure,
respectively; these observations will need to be validated in an independent population.



100:79
09/07/10 00:27:17 +B9smBNh0
>>99 つづき 和訳です

背景:
急性中耳炎(AOM)は感染性病原体と宿主の免疫反応との複雑な総合作用の結果である。
AOMの病原性物質の中ではサイトカインは主要な役割を演じている。
しかし、AOMが起こっている間の大系だったサイトカイン反応についての研究は数えるしかない。
方法:
AOMと診断された時点での145人の小児(平均月齢=13.5ヶ月)から血清が集められた。
17種類のサイトカイン (IL-1beta, -2, -4, -5, -6, -7, -8, -10, -12, -13, -17,
granulocyte-colony stimulating factor (G-CSF), granulocyte-monocyte-colony stimulating factor,
interferon-gamma, MCP-1, MIP-1beta, TNF-alpha) 濃度を測定し、
ウイルス病因と臨床転帰との関連付けをおこなった。
統計学的分析は生命情報科学のソフトウェアを使用した。
結果:
サイトカイン濃度のクラスタパターンは、unsupervised hierarchical clustering
(正規化されていない階層型クラスタ)アルゴリズムで調べられた。
4大主要クラスタ群が特定された。グループの一つは特にRSVで発生したAOMのケースで密接であった。
明らかにRSV誘引のAOMは、G-CSF, MCP-1, IL-10, IL-6, interferon-gamma, IL-8 の濃度が著しく高かった(P < 0.05)。
decision tree classifier (決定木クラス分類)を用いて、高 G-CSF濃度は87.6%の確かさで
RSV誘引のAOMを予測した???。
全体を通して、高 IL-13 濃度が84.2%の確かさで抗菌剤治療の初期における臨床的失敗
(臨床上効果なし)を予測した???。
結果:AOM罹患児は体系的なサイトカイン反応のユニークなパターンを有していて、
そのサイトカイン反応はウイルス病因と臨床上のアウトカムに関連している。
G-CSF と IL-13の測定値に基づくと、RSV誘引のAOMと初期治療失敗をおのおので正確に
分類することが可能である
;これらの観察は独立した人口(?)で確認する必要があるだろう。


101:卵の名無しさん
09/07/10 07:24:10 g72dVvx+0
中耳炎の原因がウイルスだなんて信じられんよ。
だってほとんどの子はAMPCで治ってる。

102:卵の名無しさん
09/07/10 08:08:40 GQmoMuA90
まさにオ○ニーww

103:卵の名無しさん
09/07/10 08:25:53 szaxD0gYO
>>101
そりゃ内服なしでも治ってたんだよ、きっと。

104:79
09/07/10 08:28:34 KSt010l90
>>101

AOMで
ウイルス性炎症 + 抗菌剤 → 抗生剤の有無に関わらず  → 治る or 自然治癒せず再燃
ウイルス性炎症 + 細菌性炎症 + 抗菌剤 → 抗生剤が細菌性に効果 → 治る or ウイルス性炎症が強ければ再燃
細菌性炎症  + 抗菌剤 → 抗生剤の効果があれば → 治る

こういう図式と考えれば、抗菌剤が効いた→細菌性である とは言えないことになるけど。

105:79
09/07/10 08:30:29 KSt010l90
>>102
サンクス! だからチラシの裏と前置きしといたよ。

106:卵の名無しさん
09/07/10 08:38:22 JbU/glDN0
ここ一週間ほどやばいぐらいヒマ
過去最低!愛知県
よそはどうよ

107:79
09/07/10 08:51:20 KSt010l90
いけるとこまでやってみるか。
これは日本からのペーパー

Role of respiratory viruses in children with acute otitis media.
  Monobe H, Ishibashi T, Nomura Y, Shinogami M, Yano J.
Department of Otolaryngology, Japanese Red Cross Medical Center, Tokyo, Japan

URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)

OBJECTIVE:
The role of viral infection in acute otitis media (AOM) has not been
fully elucidated. We determined the presence of various respiratory viruses in
middle ear fluid (MEF) specimens from children with AOM in order to determine
whether viral infection or combined effects of viral and bacterial infection
enhance or prolong the inflammation in the middle ear, thus worsening clinical
outcome.
METHODS:
Multiplex nested reverse transcription-polymerase chain
reactions was carried out to detect influenza A and B viruses, respiratory
syncytial virus (RSV) types A and B, parainfluenza virus types 1, 2, and 3;
rhinovirus; and adenovirus in 93 MEF specimens from 79 children with AOM. And we
examined whether viral infection with or without an identifiable bacterial
infection affect clinical outcomes in AOM. We considered persistent MEF (fluid
accumulation in the middle ear persisting up to 1 month after treatment), early
recurrence of AOM (within 1 month after initial improvement), and recurrent AOM
(more than three recurrences during 6 months of follow up) as indicators for
evaluating clinical outcomes.


108:卵の名無しさん
09/07/10 08:51:33 R8zTcKBe0
悪いけど、急性中耳炎の保存的治療なんて儲けにもならないし
あんまし真面目にする気もないんだよね〜。
大学院の頃はOMAガイドライン雛形作成のための大規模調査の
手伝いをしたこともあるし、ペーパーもわんさか書いたが
研究は研究。
儲けは儲け。
で、来年OtoLAMを購入しま〜す。片っ端から開けちゃうぞ♪



109:79
09/07/10 08:53:51 KSt010l90
>>107 つづき

RESULTS:
One or more respiratory viruses were
detected in 39 specimens (42%); a total of 42 viral infections identified (three
specimens were infected by two viruses). Of the 42 infections, RSV type A was
detected in 29, adenovirus in eight, rhinovirus in three, and influenza virus in
two. RSV accounted for 73% of viral detections. In children younger than 2 years,
RSV infection combined with Streptococcus pneumoniae or Hemophilus influenzae
infection carried a higher risk for persistent middle ear effusion than infection
with RSV infection alone or those bacterial infection alone.
CONCLUSIONS:
Accordingly, vaccination of young children against RSV as well as S. pneumoniae
and H. influenzae is important in improving the prognosis in AOM.

要約
AOMを有する79人の小児の93のMEF標本からを検出をおこなった。
ウイルス感染に同定可能な細菌感染症がともなっているかいないか
によってAOMの臨床転帰に影響するかどうかを調べた。
一つ以上の呼吸器系ウイルスは、39の検体(42%)で検出された;
確認される(3つの標本は、2つのウイルスによって感染していた)合計42
のウイルス感染。
42の感染症のうち、RSV A型は、29検体、8検体のアデノウイルス、
3検体のライノウイルスと2のインフルエンザウイルスが検出された。
RSVは、73%のウィルス探知の原因だった。
2年より若い小児において、肺炎球菌もしくはH.インフルエンザ感染症
と組み合わさったRSV感染症は、単独RSV感染症またはそれらの単独細菌感染症
と比べた場合に中耳貯留液の遷延化に対して高いリスクをともなった。
したがって、S. pneumoniaeとインフルエンザ菌と同様にRSVに対する
幼児の予防接種は、AOMで予後を改善する際に重要である。

110:79
09/07/10 08:57:13 KSt010l90
>>108
OtoLAM購入するのか、羨ましい!
抗菌剤投与するより、一定期間のドレナージがウイルス性感染に
効果があると思えるから、開けることには賛成!

私は今までの切開方法を続けます。

111:卵の名無しさん
09/07/10 10:17:04 D/p3g/bB0
>>108
OTOLAMって、この間まで1千万円ぐらいしてなかった?
現在の売値はいくらぐらい?
鼻焼き用の炭酸ガスレーザーでも鼓膜に穴をあけられなくはないと
聞いたけど、実践した人いる?

112:79
09/07/10 10:59:35 KSt010l90
今日も劇暇なので、もうひとつ和訳した。

Role of respiratory syncytial virus in acute otitis media: implications for vaccine development.
  Patel JA, Nguyen DT, Revai K, Chonmaitree T.
Departments of Pediatrics, University of Texas Medical Branch, Galveston, TX, 77555-0371, United States.

URLリンク(www.pubmedcentral.nih.gov)

We summarize herein the results of various virologic studies of acute otitis media (AOM) conducted at
our site over a 10-year period. Among 566 children with AOM, respiratory syncytial virus (RSV) was
the most common virus identified in either middle ear fluid or nasal wash; it was found in 16% of all children
and 38% of virus-positive children. Seventy-one percent of the children with RSV were 1 year of age or older,
which was significantly older than all other viruses combined (P=0.045). RSV infection was associated with
the common bacterial pathogens causing AOM. Past efforts to develop vaccines for RSV have emphasized
prevention of lower respiratory tract infection in infants, which is a more serious problem but less common
than AOM. Our results suggest that RSV vaccines that work only against infection in older children
may have value in preventing AOM, the most common pediatric disease.


113:79
09/07/10 11:01:17 KSt010l90
>>112 つづき和訳

10年間に及ぶ我々のサイトで導いてきた急性中耳炎(AOM)の様々なウイルス学的研究の
結果を(私たちは)ここに要約しておく。
AOM罹患児566例で、respiratory syncytial virus (RSV)は中耳貯留液もしくは鼻鼻腔洗浄液
のいずれかで最も一般的なウイルスであった。それは全小児の16%に見つかり、ウイルスが陽性
であった38%に見つかった。
RSV罹患児の71%は1歳以上の小児であり、その年齢は他の他のウイルスが関わって全てより
際だって高かった(P=0.045)。RSV感染はAOMを引き起こす一般的細菌性病原体と関係していた。
RSVのためのワクチンを開発する過去の試みは、乳児の下気道感染予防に効果をあげている。
その下気道感染はAOMより頻度は少ないが(一般的でない)がより深刻な問題である。
我々の研究の結果から、年齢の高い小児に感染防止のみに働くRSVワクチンは、
最も一般的な小児疾患と言えるAOM予防に価値があるだろう。


114:79
09/07/10 11:36:16 KSt010l90
他人の迷惑かえりみず、もういっちょ!
今度はトルコからのペーパー

Acute otitis media and respiratory viruses.
  Bulut Y, Guven M, Otlu B, Yeni?ehirli G, Alada? I, Eyibilen A, Do?ru S.
  Eur J Pediatr. 2007 Mar;166(3):223-8. Epub 2006 Sep 12.
Department of Microbiology, Gaziosmanpasa University, Yesilirmak Mah. Bosna Cad.
Mevlana Sitesi, 9 Blok Daire 5, Tokat 60100, Turkey.

URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)

The present study was performed to elucidate the clinical outcome, and etiology of acute otitis media (AOM)
in children based on virologic and bacteriologic tests.
The study group consisted of 120 children aged 6 to 144 months with AOM. Middle ear fluid (MEF) was tested
for viral pathogens by reverse transcriptase polymerase chain reaction (RT-PCR)
and for bacteria by gram-staining and culture. Clinical response was assessed on day 2 to 4, 11 to 13, 26 to 28.
Respiratory viruses were isolated in 39 patients (32.5%). Respiratory syncytial virus (RSV)(46.5%) was the most
common virus identified in MEF samples, followed by human rhinovirus (HRV) (25.6%), human coronavirus (HCV) (11.6%),
influenza (IV) type A (9.3%), adenovirus type sub type A (AV) (4%), and parainfluenza (PIV) type-3(2%)
by RT-PCR. In total 69 bacterial species were isolated from 65 (54.8%) of 120 patients.


115:79
09/07/10 11:37:13 KSt010l90
>>114 つづき

Streptococcus pneumoniae (S. pneumoniae) was the most frequently isolated bacteria.
Viral RNA was detected in 31 (56.3%) of 55 bacteria-negative
specimens and in 8 (12.3%) of 65 bacteria-positive MEF samples. No significant differences were found
between children representing viral infection alone, combined viral and bacterial infection, bacterial infection alone,
and neither viral nor bacterial infection, regarding clinical cure, relapse and reinfection rates.
A significantly higher rate of secretory otitis media (SOM) was observed in alone or combined RSV infection with
S. pneumonia or Haemophilus influenzae (H. influenzae) than in other viruses infection. Conclusion.
This study provides information about etiologic agents and diagnosis of AOM in Turkish children.
The findings highlight the importance of common respiratory viruses and bacterial pathogens,
particularly RSV, HRV, S. pneumoniae and H. influenzae, in predisposing to and causing AOM in children.


116:79
09/07/10 11:39:34 KSt010l90
>>115 つづき和訳

この研究は臨床上のアウトカムとをウイルス学的および細菌学的テストに
基づいた小児急性中耳炎(AOM)の病因明確にするために行われてた。
調査グループはAOMを有した月齢6ヶ月から144ヶ月の小児120人である。
中耳貯留液(MEF)は、ウイルス病原についてはreverse transcriptase polymerase chain reaction (RT-PCR)で、
細菌についてはグラム染色と培養で調べられた。
臨床上のレスポンスは2から4、11から13、26から28病日で評価された。
呼吸器ウイルスは39人(32.5%)で同定された。
RT-PCRでRespiratory syncytial virus (RSV)(46.5%)がMEFで同定された最も一般的なウイルスであり、
次いでhuman rhinovirus (HRV) (25.6%), human coronavirus (HCV) (11.6%), influenza (IV) type A (9.3%),
adenovirus type sub type A (AV) (4%), and parainfluenza (PIV) type -3(2%)であった。
全体で69細菌病原体が120人のうち65人(54.8%)から分離された。肺炎球菌が最も多く検出された細菌であった。
ウイルスRNAは細菌陰性の55検体のうち31検体(56.3%)で、細菌陽性のMEF65検体のうち8検(12.3%)で検出された。
ウイルス感染のみ認められた小児と、ウイルスと細菌の混合感染、細菌感染のみ、
ウイルスも細菌ともに認められない小児それどれの間には重要な違いは見当たらなかった。
漿液性中耳炎(secretory otitis media :SOM)はRSVのみでもRSVと肺炎球菌やインフルエンザ桿菌との混合感染
でもそれ以外のウイルス感染より非常に高い割合で認められた。この研究はトルコ人小児AOMの病因と診断に
関する情報を提供した。
その知見は、小児AOMの誘因や原因となっている一般的な呼吸器ウイルスと細菌性病原体、
特にRSV、HRV、肺炎球菌とインフルエンザ桿菌、の重要性を強調している。


117:卵の名無しさん
09/07/10 12:04:09 HOGbbGzp0
Otolam買うより固執チューブ留置したほうがもうかりまっせ

118:卵の名無しさん
09/07/10 13:46:32 SjpDhwnBP
Otolamは600万くらい、数年前の学会質問で、それ持ってる某先生の返答。

119:卵の名無しさん
09/07/10 13:59:37 OubSDPOl0
ヤバでエロイ先生、他人の迷惑かんがえましょうよ。

120:卵の名無しさん
09/07/10 14:44:11 /WY+ecfc0
わざわざレーザーを使わんでもメスで十分じゃろう。
鼓室粘膜も焼いて、肉芽が起こりそうな気がするが。

121:卵の名無しさん
09/07/10 14:54:02 7pTb1hsp0
メスだと穿孔がすぐ塞がるのが難点だね。
十字切開もなかなかむずかしい。
昔、鼓膜を削除する削除器があったが、今は作ってないのか。

122:79
09/07/10 15:07:25 KSt010l90
ネタ切れなので、ご心配なく。
ペーパー書くのに PubMed で文献調べ直さないといけないし、
統計のお勉強する必要が出てきたので、
しばらくはROMってます。

123:卵の名無しさん
09/07/10 15:36:38 IOOCXJA/0
ウイルスが見つかったといっても、それが原因と言えるんじゃろうか。
ウイルスにも常在ウイルスがあると思うが。

124:ヤバでエロイ
09/07/10 19:03:07 +B9smBNh0
>>123
それは面白い発想ですね、気がつかなかった。
RSVの細気管支炎での古い文献での話だけど、
気管洗浄液でのウイルス分離培養で、最長21日までは
ウイルスが分離培養されたと報告されている。
ネルソン小児科に、3週間まではウイルスが見つかるという
記載の根拠になっているものらしい。
乳幼児では排除抗体の産生能が低く、ウイルスが残存し、
再燃・再発を起こしやすいのではないかとうことを小児科の
先生が話していたことがあったな。
つまり、常在している可能性はあるかもしれないですね。
溶連菌の保菌者と同じような感じで、保ウイルス者という
状態があるのかもしれない。
RSV感染の文献をあさってみれば、何か出てくるかも・・・

125:卵の名無しさん
09/07/10 19:25:49 D/p3g/bB0
>>117
うちは3才未満マルメとっているから、チューブを入れてももうかり
ません。

126:卵の名無しさん
09/07/10 19:50:00 jgGow1oO0
>>125
3歳未満にチューブ入れることができるよという新手の自慢手法でつね

127:卵の名無しさん
09/07/10 21:51:15 thWTEbNe0
うちもマルメ。


128:某小児科医
09/07/10 22:59:32 o+FoRed30
3歳未満マルメということは、なんちゃって小児科標榜医ということですね。
分かります。儲けしか考えていない糞と自覚してるんですね。

129:卵の名無しさん
09/07/10 23:10:21 5uYGURfGO
うちは耳鼻の単科だが
いまさら小児科って、、
マルメやってる人おおいのか?
うちの近くではないなぁ

130:卵の名無しさん
09/07/10 23:17:23 thWTEbNe0
それがまったく儲を考えていない糞ですね。
クビにしたい。

131:卵の名無しさん
09/07/11 00:37:20 9lG3C0bw0
>>128
小児科医が内科標ぼうしているのと同じだろ。
うちは小児科医と耳鼻科医の2診体制だが、
小児科マルメをとると、耳鼻科の3歳未満もマルメに
しなければならない。
病院でも同じはず。もっとも病院の小児科でマルメとっている
ところはあまりないと思うが。

132:卵の名無しさん
09/07/11 00:38:19 9ta9RZnk0
マルメってどういう事なの?

133:卵の名無しさん
09/07/11 01:59:14 gDDNQc+p0
>>132
round up

134:卵の名無しさん
09/07/11 07:10:55 hYGVAYra0
>>131
小児科医が内科標ぼうしているのとは全く異なります。
なぜなら看板には書かず、届出のみですから。
ですから小児科のような診察もありませんし、実質は耳鼻科です。
そして小児科のレセ平均点を耳鼻科医があげ、儲けているのです。
非道理的なやり方はいずれ叩かれますよ・・・

135:卵の名無しさん
09/07/11 07:47:57 Y2J8pZNW0
>134うちの近くにもそんな耳鼻科開業医がいる。小児疾患診てるのって聞いたら
「まさか!」って言われた。いい儲けになるから先生もどうですかって言われた
ときは吐き気がしたよw
>132マルメってことは何もしないのが一番儲かるってこと。

136:卵の名無しさん
09/07/11 08:48:08 itCbEM1j0
>>134
近くのいくつもの小児科が、内科の看板をかかげているぞ。
風邪できた母親を子どもと一緒に取り込むためだろ。

>>ですから小児科のような診察もありませんし、実質は耳鼻科です。

じゃあ、耳鼻科の看板かかげるべきだろ。

>>そして小児科のレセ平均点を耳鼻科医があげ、儲けているのです。

子供をみて手間がかかるのは小児科も耳鼻科も同じなのに、
小児科の点数だけをあげるのは、おかしなところもあるね。

小児科マルメとっても、平均点あがらないよ。レセプト1枚あたり
平均670点ぐらい。平均的な耳鼻科だよ。近くの小児科クリが
マルメに採血しないから、RAST調べてくださいと受診する。
採血して結果説明すると、下手すると赤字になる。その結果を
わたした瞬間に、あとは元の小児科で診てもらいますと言われると
はらがたつよ。これもマルメの功罪かなと思ってあきらめているが。
赤字になることもあるし、耳鼻科で鼓膜切開しても点数あがらないし、
結局のところ、マルメもマルメでないのもあまり点数はかわらないかな
って感じ。マルメでもうけるコツは、3歳未満はまったく検査をせず、
処方箋の日数を短くきって、子供は急に体調が変化するから、ちょこちょこ
みせてくださいと、指導することだろ。





137:卵の名無しさん
09/07/11 09:20:04 GMZIbZCj0
どうせ近々に耳鼻科処置もまるめになるだろう。
たいして変化はないだろう。

138:卵の名無しさん
09/07/11 13:44:51 B3fyFzJx0
>>136
あなたは、なんちゃって小児科標榜耳鼻科医を理解してないようですね。
おたくのように小児科専門医がいるところは問題なしです。
耳鼻科だけの看板で(小児科は看板に書かず)、小児科のコストを請求してるって
ことですよ。
大体3歳未満の子供に、耳鼻科で行う検査や処置はあまりないでしょうw
鼻処置通院で毎回(毎日?)マルメでのコスト請求どう思いますか?
小児科医が風邪できた母親の薬をだすことはなんら問題ないでしょう。
むしろ小児科専門だから他に行けというようでは、一次医療従事者としては
失格でしょう。

139:卵の名無しさん
09/07/11 15:34:04 9lG3C0bw0
>>138
たしかに小児科の看板掲げていないところはあるね。
市報みたいのに、小児科医リスト一覧がのっていて、それには
なぜかその耳鼻科の名前が。小児科をやっているなんて聞いたことが
ないのに。本当にせこい感じがする。
小児科マルメとっても、きちんとした診療をしているところは、
そんなにプラスにはならないだろうね。むしろマイナスになるかも
しれない。病院の小児科のように、採血やレントゲンなどの検査を
求められるところは、絶対にマルメにしない。
ただ、小児科だけ特例でマルメにしているわけではないんだよ。
国は入院も他の診療科もすべてマルメにしようとねらっているわけ。
とりあえず小児科の一部からはじまっただけ。
小児科マルメ再診療が現在370点(院外)なのに、耳鼻科の再診療が
マルメで220点とかに決められたら、耳鼻科の医者がひきつるだろうね。
どの科もぜんぶ同じにしたら、内科の医者が激怒するね。
マルメの導入は、積極的にやる気のない医者を増産するよ。
給料同じの共産国みたいなものだから、しかたないか。

ひとつ忘れていたけど、マルメがすごく高いなと思うのは、
夜間と日曜などの診療だね。国はその時間に開くように開業医を
誘導したいからだけど。だからといって、日曜日に診療しますって
小児科開業医は増えていないけどね。


140:卵の名無しさん
09/07/12 08:39:32 MI6rcE030
小児科マルメ再診療が370点もあるのか。
鼻水ジュルジュル吸って、薬だしても200点もいかないから、おれもやろうかな。
保健所に申請すればいいの?

141:卵の名無しさん
09/07/12 08:56:34 AVQ/RtNq0
>>140
40度の高熱でくる1歳未満児や、ゼイゼイと呼吸困難でくる
喘息児がこわくなければどうぞ。訴えられたときは、小児科の
標ぼうしているののに、診察できないというのはおかしいと
いう話になるだろうから。



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