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2:名無電力14001
09/06/22 15:33:02
低炭素社会へ基本法を:ニュース|公明党
URLリンク(www.komei.or.jp)

中期目標 国際交渉に臨む第一歩

 公明党の山口那津男政務調査会長は21日午前、NHK番組「日曜討論」に与野党の代表者と
共に出演し、地球温暖化対策などについて見解を述べた。

 山口政調会長は、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を減らすためのコスト
(費用)に対する負担について「科学的知見に基づき、排出を放置しておけば地球が台無しになる、
取り返しがつかないという大前提から考えるべきだ」と指摘。その上で「より大きな(将来の)
負担を回避するために今の負担、言い換えれば投資が必要」と述べた。

 「環境」と「経済」の両立について、山口政調会長は「産業界も国民の皆さんも、理念と行動に
共通の認識を持って出発する必要がある」との考えを示し、「理念の面で地球温暖化を防止する、
低炭素社会を推進する、という基本法をつくるべきだ」と強調。

 さらに世界的な経済危機の中で、各国が一斉に低炭素化の技術開発や産業支援に動きだしている
点に触れ、「そのチャンスを日本も生かす必要がある」と述べた。

 また、麻生首相が発表した2020年までに温室効果ガスを05年比15%削減する中期目標に
ついて「国際交渉に臨む第一歩であり、もっと努力する余地はこれからある」と主張した。

 また、15%の数字は、省エネなどの“真水”であり、外国との排出権取引や森林吸収を取り入れる
余地を残した「幅のある決定」と指摘し、温室効果ガス削減の新しい枠組みをつくる今後の
国際交渉に向け、「弾力的に活用して合意をつくり出す努力が必要だ」と述べた。

 地球温暖化対策など長期的課題をめぐる政権運営については「連立政権として、
もっと建設的かつ結束力を持って国民の信頼に応えていく」と強調した。

3:名無電力14001
09/06/23 10:46:49
サムスン電子、廃熱利用熱電変換新素子を開発
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)

化石燃料や電気エネルギーが消耗される過程で発生する廃熱を電気に変換する
高効率の熱電素子が国内で開発された。

サムスン電子総合技術院のイ・サンモク専門研究員は17日、
廃熱を電気エネルギーに変換する際の効率を従来の7%から12%に向上させた
新素子のセレン化インジウム(In4Se3−x)を開発したと明らかにした。

熱電商用化の可能性を早め、新概念の熱電素子と熱電変換メカニズムを提示する開発と
評価され、再生可能エネルギー分野でのさまざまな応用が期待される。

熱電素子は、自動車補助電力、冷延機関や産業用廃熱発電などに応用されるが、
従来の高効率熱電素子は多くが薄膜やナノワイヤーを用いたもので、温度差維持が困難だった。
セレン化インジウムは、熱を電気に変換させる能力が高く、熱伝導率は低いため、
発熱部と冷却部の温度差を広げることが可能で熱電性能にも優れるとされる。

研究チームは、金属電子の動きを制限すると金属が半導体に変化し金属格子がねじれ、
これにより熱伝導率が下がり熱電性能が高まる原理を基に、新素子を開発した。
新素子は2つの元素からなる金属化合物で製造しやすく、熱電性能は従来の素子に比べ
180%拡張されたとの説明だ。

熱電素材の効率は、熱と電気の変換効率を意味する熱電性能指数「ZT」で示される。常温で
冷却する材料はZTが1.0、中温で発電する材料は0.8だが、セレン化インジウムは
1.48と、格段に高い。現在、米国や日本では、発電効率が10%以上なら経済性を確保できる
熱電素子として評価されている。

この研究には、イ専門研究員ほかサムスン電子総合技術院の専門研究員5人、
成均館大学のクォン・ヨンソン教授が結晶成長、浦項工科大学のシム・ジフン教授が
理論計算分野に参加した。米ラトガース大学の教授も理論解析に参加した。
研究結果は、英科学誌「ネイチャー」電子版に18日付で掲載された。

4:名無電力14001
09/06/23 10:48:00
三菱重と三菱商事、CO2排出量最大90%削減の火力発電所を建設
URLリンク(jp.ibtimes.com)

三菱重工業と三菱商事は22日、二酸化炭素の排出量を最大90%削減できる次世代型
火力発電所の建設プロジェクトに参画すると発表した。豪ゼロジェンから事業の
実証調査を受注し、事業の調整や設備の建設などを行う。

同プロジェクトでは、石炭をガス化して発電する石炭ガス化複合発電(IGCC)と、
二酸化炭素(CO2)の回収および地中への貯留技術(CSS)を組み合わせた施設を建設する。
発電所はオーストラリアのクイーンズランド州に建設され、発電出力は53万キロワット、
2015年からの稼働を目指す。プロジェクトの全般の調整は三菱商事が担当し、CSSを
含めたIGCC設備の製作・供給・建設は三菱重工が担当する。

IGCCとCSSを組み合わせた商業レベルの施設建設は世界初となる。ゼロジェンのTony
Tarr社長は声明で「今回のプロジェクトは今後、地球環境に対応した商用石炭焚き
発電施設を世界に普及させていくための重要なステップとなる」と述べた。

5:名無電力14001
09/06/23 10:51:03
日産 新車のCO2排出量 2050年に00年比9割減
URLリンク(www.business-i.jp)

 日産自動車は22日、2010年度を最終年度とする中期環境行動計画「グリーン・プログラム」の
進捗(しんちょく)状況を発表した。その中で、次期計画では新車1台当たりの二酸化炭素(CO2)
排出量を、2050年には00年に比べ90%削減させることを前提に立案していくことを決めた。
現在の内燃機関の比率が極めて少なくなるとみている。

 今回の試算は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が07年に発表した第4次報告を元に
独自に試算した。第3次報告では2100年段階の大気中CO2濃度を550ppm以下としていたが、
第4次報告では450ppm以下に強化された。このため、日産では50年の排出量を現行計画の
00年比70%減から、90%減に引き上げた。CO2の90%減は燃費を10倍向上させることを
意味する。内燃機関の性能向上では達成することは無理で、電気自動車(EV)や
ハイブリッド車(HV)などの電動自動車が前提になるという。

 当初は50年段階でも約4割は内燃機関が残るとみていたが、限りなく低い水準になる
という分析だ。日産は来年、EVとHVを投入する計画だが、これを加速していくことになる。

 また、低燃費で排ガスの有害物質が少ないクリーンディーゼルエンジンを搭載した
SUV(スポーツ用多目的車)「エクストレイル」で、AT(自動変速機)タイプを来春に市場投入する
計画も明らかにした。

6:名無電力14001
09/06/23 17:59:34
三菱重・米GE、蒸気タービン開発で最終合意
URLリンク(www.jiji.co.jp)

三菱重工業は23日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と火力発電設備向けの
次世代蒸気タービンの共同開発で最終合意したと発表した。

両社の持つ技術を結集し、高効率の最新鋭タービンを開発。製造・販売は両社が
個別に手掛け、2010年代前半の市場投入を目指す。

7:名無電力14001
09/06/23 18:02:03
「世界最高性能」の薄膜太陽電池、アルバックが一貫製造装置
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 アルバックは太陽光を電気に変える変換効率で世界最高性能の薄膜型太陽電池を量産できる
一貫製造システムを開発した。2層の薄膜シリコンを重ね合わせる高効率型の太陽電池を
量産する装置。7月から販売を始め、中国や台湾、韓国、インドなどを中心に太陽電池メーカーを
開拓する。2010年6月期に09年6月期実績に比べ約3倍の受注1000億円を目指す。
 開発したのは、ガラス基板上に2層の薄膜シリコンを重ね合わせた「タンデム型」と呼ぶ
太陽電池を一貫製造するシステム。この太陽電池の一貫製造システムは世界初。鍵を回せば
すぐに生産が始まる「フルターンキー」型だ。製造装置最大手の米アプライドマテリアルズは
この量産機開発で出遅れている。

8:名無電力14001
09/06/24 06:15:29
大気中のCO2を人工樹木で吸収 米コロンビア大が研究
URLリンク(www.cnn.co.jp)

米コロンビア大学の研究チームが、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を本物の
樹木の約1000倍の速度で吸収できる「人工樹木」の開発に当たっている。

研究を進めているのはコロンビア大学地球環境工学部のクラウス・ラクナー教授のチーム。
人工樹木はプラスチック製の「葉」の間を風が吹き抜けると、特製の吸着剤によって大気中の
CO2を吸収・圧縮し、液体二酸化炭素として保存するという仕組み。

これは石炭火力発電所で排気からCO2を取り除く技術に似ているが、人工樹木の場合、
いつでもどこでもCO2をキャッチできるのが特徴だという。

ラクナー教授は「CO2排出量の半分は、発生源が小規模かつ分散していて発生源で取り除くのは
難しい。われわれは、こうしたほかの手段では収集不可能なCO2に目を向けた」と説明する。

5月にロンドンで開かれた気候変動シンポジウムで同教授は、米エネルギー省の
スティーブン・チュー長官と会い、この人工樹木のコンセプトについて説明した。
現在、同省で検討してもらうために提案書を作成中だという。

9:名無電力14001
09/06/24 06:18:02
太陽黒点:「復活」の兆し+スパコンで再現
URLリンク(wiredvision.jp)

太陽黒点の完全なシミュレーションが初めて作成された。
太陽の磁場によって発生するとされる黒点が、新しい76テラフロップスの
スーパーコンピューターを使って、これまでで最も詳細に再現されたのだ。

この美しい仮想の黒点は、太陽の構造に関する新たな観測データを基に作られたもの。
シミュレーションでは、約4万9900キロメートル×9万9800キロメートル四方、
奥行き約6000キロメートルの領域を再現している(文末の動画参照)。

作成にあたった米国大気研究センター(NCAR)の研究チームは、環境中の粒子の相互作用を記述した
多くの計算式を用いて、1つの黒点の動きを、18億の細かい箇所に分けて計算した。
[論文はScienceに掲載。使用されたスパコンは、NCARに設置された米IBM社製の通称『bluefire』]

黒点は、およそ11年周期で増減している。[太陽活動が活発になると、]膨大な量のプラズマを
太陽系に放出し、時に地球の通信や電力インフラを混乱させる(日本語版記事)。[太陽の活動が
活発になると黒点が出現し、大きな黒点の周囲でフレアが発生する。なお、黒点の温度が低いのは、
そこに強い磁場があるためで、この磁場により、太陽の表面から出てくる熱や光が妨げられている]

黒点の研究は100年前から行なわれているが、より詳細な観察とコンピューターの計算能力の
発達によって、黒点を本格的に理解することが可能になったのはつい最近のことだ。

10:名無電力14001
09/06/24 06:18:24
>>9 続き

そしてこの1年間は、黒点の数が異常に少ない理由を説明しようと研究者たちは試みてきた。
通常の周期が乱れていると考えられ、もしそうならば太陽内部のダイナミクスについて、
大幅な再考が必要となるはずだった。

ところが6月中旬、米国立太陽天文台の研究チームが、米国天文学会(ASS)の会議の記者会見に
おいて、黒点が少ない原因を特定したと発表した。それは、「ジェット気流」の遅れだ。

[ここでいうジェット気流とは、太陽内部を流れる「帯状流」(プラズマの流れ)のこと。このジェット気流は太陽の極周辺で11年ごとに発生し、約17年かけて赤道に近づいていくが、緯度22度付近まで移動したときに黒点が発生するという]

研究チームによると、ここ2、3年、ジェット気流は以前に比べてゆっくりとしたペースで
赤道の方へ向かっていたが、それがこのほどようやく緯度22度付近に到達したため、
今後は黒点の活動も活発化するはずだという。
[NASAの記事によると、例外的に活動極小期が長引いてきたが、この数か月間で活性化の兆しが
あり、小さな黒点や「原始的な」黒点が見え始め、出現頻度も増している。赤道に向かって表面を
伝うプラズマの流れが強くなっており、太陽の電波放射が上昇しているという。
次のピークは2013年と予測されている]

「ジェット気流が黒点の発生とどう関連しているのかは、依然として分かっていない」と、
米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センター(GSFC)のDean Pesnell氏は話す。
「ジェット気流自体がどのように発生するのかも、完全には分かっていない」

最初に紹介した黒点のシミュレーションモデルは、太陽の活動をより深く理解するために役立つだろう。

11:名無電力14001
09/06/24 08:49:43
民主:ガソリン暫定税率、廃止先送り 環境税と並行に議論
URLリンク(mainichi.jp)

 民主党は23日、次期衆院選マニフェストを巡り、小沢一郎代表時代に政権獲得直後の
実施を目指していたガソリンなど揮発油税の暫定税率廃止について、2年目からに先送りする
方針を固めた。岡田克也幹事長の主張を踏まえ、同党のマニフェスト検討準備委員会
(委員長・直嶋正行政調会長)が判断した。

 岡田氏は幹事長就任前から党地球温暖化対策本部長を務めており、地球温暖化対策税
(環境税)の創設を盛り込んだ地球温暖化対策基本法案を取りまとめた責任者。
4日のマニフェスト検討準備委員会では「環境税を具体的な税率まで盛り込めないか」と主張。
政調担当者が「党内で税率の算定法など意見集約ができていない」と答えると、
税率盛り込みは見送る一方で「ガソリンの暫定税率廃止を先行させず、環境税と並行した
議論が必要だ」と指摘した。

 岡田氏が暫定税率の即時廃止に慎重なのは、ガソリンの消費量が増えて二酸化炭素の
排出量が増加する可能性があるため。ただ、暫定税率廃止は小沢代表時代の目玉政策。
23日は直嶋氏が小沢氏や菅直人代表代行らに説明しており、了解はほぼ得られたと
みられるが、党税制調査会(会長・藤井裕久最高顧問)では「即時廃止」の意見が強いため、
今後税調との調整を踏まえ最終決定する。

12:名無電力14001
09/06/24 12:54:53
風力、太陽光…発電所次々
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 県内で、風力や太陽光など自然エネルギーを利用した発電所の新設計画が相次いでいる。北陸電力の
子会社「日本海発電」(富山市)の風力発電所が今年10月に運転を始め、北陸電力も志賀町と
珠洲市にメガソーラー(大規模太陽光)発電所を設置する。輪島市でも、NPOを母体とする企業が
11基の風車群の建設を進めている。

 日本海発電が志賀町福浦港地区で建設している風力発電所は出力2400キロ・ワットの
発電機9基で、うち4基で、10月から先行して運転を始める。北電が複数の発電機を備える
風力発電所を県内で設置するのは初めてだ。

 輪島市の風力発電所の建設は、NPO法人が出資する北海道の株式会社「市民風力発電」が主体。
「市民風車」を掲げ、同社が運営する10基分の総事業費48億円のうち、28億5000万円を
一般から募る1口50万円のファンドでまかなう。残りは国の補助金を使う。出資者への配当や
元本償還は、北電への売電で得られる収益をあてる。

 県企画課などによると、3月末現在で、県内の風力発電施設はすでに54基あり、うち珠洲市内が
30基を占めるなど、能登地方に集中している。設置者は自治体や民間企業など様々で、出力は
単純計算で約7万7000キロ・ワットになり、多くは北電に売電している。風車1基
(1500キロ・ワット)を持つ内灘町は昨年、北電への売電で約2660万円の収入を得たという。

13:名無電力14001
09/06/24 12:55:17
>>12 続き

 太陽光発電は大規模なものはないが、一般住宅1910軒や小中学校、福祉施設などで
太陽光発電システムが設置され、出力は合計8500キロ・ワット程度(08年3月現在)になる。

 いずれも、志賀原発2号機の出力135万8000キロ・ワットと比べれば足元にも及ばない。
また、富山、福井県を含む北陸電力の2008年度の販売電力量約282億キロ・ワット時のうち、
太陽光や風力、小規模水力発電などの「再生可能エネルギー」による発電分は約2億キロ・ワット時で、
1%にも満たない。

 普及が進まない大きな原因は「不安定さ」だ。電気をためておくのは難しいため、風のない時や
夜に止まってしまう風力や太陽光発電のような不安定な電源では、電力会社の使命である電力の
安定供給を実現できないというわけだ。

 とはいえ、温室効果ガス削減を求める世論は高まる一方で、北電が自然エネルギー発電所増設を
決めたのも、「環境に取り組む姿を示す必要があるため」。安定した電力供給と自然エネルギー活用の
両立を模索しながら、2020年度までに「販売電力量全体に対する再生可能エネルギーの割合を
2%台にすることを目指す」としている。

14:名無電力14001
09/06/24 12:56:40
昭和シェル<5002.T>買い気配、サウジ国営と太陽光発電との報道
URLリンク(jp.reuters.com)

 昭和シェル石油(5002.T: 株価, ニュース, レポート)が買い気配。24日付日経新聞朝刊が、
同社がサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと共同で、太陽光発電事業に参入すると
報道し、材料となっている。

 報道によると、昭和シェルの太陽電池を使い、まず2010年にサウジアラビアに小規模分散型の
発電所を建設、家庭や公共施設に電力を販売する。2012年をめどに合弁会社を設立し、
中東のほか東南アジアなどの新興国でも事業を展開する。

15:名無電力14001
09/06/24 12:58:15
トヨタ、燃料電池ハイブリッド車を市販へ 15年めど
URLリンク(www.asahi.com)

トヨタ自動車は23日、現在よりも大幅に性能や耐久力を向上させた新型の
燃料電池ハイブリッド車を、15年をめどに市販する方針を明らかにした。
製造コストを大幅に引き下げ、ハイブリッド車や電気自動車に続く
環境対応車に育てる考えだ。

燃料電池車は水素を燃料に発電し、車からは水しか排出しないため
「究極のエコカー」と呼ばれる。
トヨタは02年からリース販売をしているが、今のところ製造コストは
数億円と言われ、耐久性にも課題がある。そのため、販売先は公的機関や
企業向けに限られている。
トヨタはシステムの小型化などで大幅に価格を引き下げ、普及を目指す方針。

16:名無電力14001
09/06/24 16:18:15
電気自動車用リチウム電池で新工場…三菱商事など3社合弁
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

三菱商事と三菱自動車、電池製造大手のジーエス・ユアサコーポレーションの3社が合弁で、
電気自動車用大型リチウムイオン電池の新工場を建設することが24日、明らかになった。

今秋にも着工し、2011年の稼働を目指す。
三菱自が7月下旬に発売する電気自動車「アイ・ミーブ」の増産計画に対応するほか、国内外の
自動車メーカーへも供給する方向で、今後の需要拡大が期待される電気自動車の「心臓部」で
世界をリードしたい考えだ。

新工場は、年間で電気自動車1万台分を超える量の電池を生産する。3社はすでに、滋賀県の
合弁工場でアイ・ミーブ向けに年間2000台分の電池を生産しているが、アイ・ミーブの
生産台数が11年度に年1万5000台を超える計画であるため、新工場建設で量産体制を
確立する必要があると判断した。

新工場の建設地は、関西圏か、「アイ・ミーブ」の生産拠点がある岡山県周辺を中心に調整
している。総事業費は100億円を超える見通しだ。

新工場では、三菱自に供給する以外の余剰分を他のメーカーに販売する。関係者によると、
すでに海外メーカーから購入の打診があるという。

電気自動車は、富士重工業が7月に軽自動車ベースの「プラグイン ステラ」を発売するほか、
日産自動車も10年度に日米で売り出す。海外では10〜11年に米クライスラー、
米ゼネラル・モーターズ(GM)、独ダイムラーが投入を計画している。

17:名無電力14001
09/06/24 16:20:15
木質バイオマス発電、3割稼働休止・縮小…燃料の木材不足で
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

地球温暖化を招く石油や石炭への依存を減らすエネルギー源として期待される木質バイオマス発電施設を
運営する事業者の約3割が、燃料の木材不足から稼働を休止したり、縮小したりしていることが24日、
読売新聞の調査でわかった。

一方で、国内の森林では間伐や枝打ちをしたものの運び出せない「林地残材」が年間2000万
立方メートル。山では余り、里では足りない矛盾を解決する何らかの仕組み作りが急がれる。

政府は2002年、新エネルギー法の政令を改正し、バイオマス発電の推進を決定。
木質バイオマス発電施設についても、プラント建設への助成策を講じたため、企業や自治体、
森林組合などによる設立が相次いだ。林野庁が調査を始めた1999年度に12基だった発電施設数は、
昨年度までに144基と12倍に増えた。発電は行わないが木質チップを燃やして熱を発生させる
ボイラー施設数も、99年度の174基から、08年度は615基に伸びた。

調査は今月、木質バイオマス発電施設を運営する全国73の事業者を対象に実施。56事業者が回答した。

その結果、全体の半数を超える30事業者が燃料が不足していると回答、34%に当たる19事業者が
発電の稼働休止をはじめとする措置を取るか、検討中とした。「全面休止」は岩手、埼玉、広島県の
3事業者で、いずれも今年4〜5月に稼働停止に追い込まれていた。

18:名無電力14001
09/06/24 16:20:39
>>17 続き

さらに四国の建築資材会社が「運転を一部休止した」と回答、10都府県の13事業者が
「稼働率(運転時間、発電出力)を縮小した」と答えた。「稼働率の縮小を検討中」との回答も
2事業者から寄せられた。四国の会社は、発電機3基のうち1基を休止。「5、6年前に比べ、
木質チップ価格が10倍以上に暴騰した。雨後のタケノコのように発電所ができ、チップの需要が
増えた」と話している。

国の補助を受けて発電を始めた関東の事業者は、原料不足で稼働率を半分に抑えている。
「補助金をもらっている以上、簡単に運転は止められない」という。

林野庁の推計では、間伐に伴って発生する林地残材、製材所で出るおがくず、建築廃材を合わせると
年間約4250万立方メートルに達する。計算上は、平均的な木質バイオマス発電機1基が1年間に
燃やす木材量25万立方メートルから割り出すと、170基の発電機があっても、十分に対応できるはず。
しかし、このうち約2000万立方メートルを占める林地残材は、運搬費用が高く、人手不足もあって
ほとんど利用されていない。

◆木質バイオマス発電=山から出る枝葉や間伐材、建築廃材から作る木質チップや製材所から出る
木くずなどを燃やし、蒸気などでタービンを回して発電する。燃焼に伴い二酸化炭素(CO2)が
出るが、もともと木が光合成によりCO2を吸収し、それがまた大気中にもどるので、大気中の
CO2量を増やすことにはならない。電力会社が年間に買い取る新エネルギー電力(総発電量の
1%に満たない)の約1割を占めている。

19:名無電力14001
09/06/24 16:51:02
大日本印刷,5cm角の有機薄膜太陽電池で効率4%以上
URLリンク(techon.nikkeibp.co.jp)

 大日本印刷は2009年6月22日、有機薄膜太陽電池の5cm角のセルでエネルギー変換効率4%以上を
達成したと発表した。電気抵抗の大きな透明電極に補助電極をつけることで、ロスを低減したとする。

 これまで有機薄膜太陽電池では,数mm角の小さなセルで5%程度の効率が得られても、セルを大きくすると
大幅に効率が低下することが多かった。その理由の一つと考えられているのが、電極の一方に電気抵抗が大きい
透明電極を使っている点。大面積のセルでは、セル上の位置によって透明電極を流れる経路の長さが大きく
変わってくる。経路が長い場合,発熱などによってロスが大きくなり,発電にほとんど寄与しなくなるという。

 透明電極に関連する同様な課題は,照明用の大面積有機ELパネルなどでも持ち上がっている。
有機ELパネルでは、透明電極上に「バス配線」と呼ぶクシ状の金属配線を施し,
セル上の位置による電気抵抗の違いを平準化する工夫が広まりつつある。

 大日本印刷は今後、2012年度中に有機薄膜太陽電池のサンプル出荷を開始し、2015年度までの実用化を
目指す。PETフィルムを基板に用いたロール・ツー・ロールによる量産技術なども検討するという。

Intel社が有機太陽電池技術を展示
URLリンク(techon.nikkeibp.co.jp)

 2009年6月18日に開催された米Intel Corp.の研究開発部門の成果を紹介するイベント
「Research@Intel Day 2009」で、同社は有機太陽電池の技術を展示した。説明員によると
「同技術はまだ科学的なコンセプト段階」にあるものの、この技術を公開で展示したのは初めてという。
この有機太陽電池技術はIntel社と米University of Washingtonの共同研究の成果である。

 Intel社は,研究ラボで手掛けている2mm2の面積の有機太陽電池の効率は6%と主張するものの、
展示した太陽電池の効率は1.8%〜2%という。展示した有機太陽電池はガラス基板を採用しているが、
フレキシブル基板を採用した技術も開発している。

20:名無電力14001
09/06/24 22:31:20
日本の電気料金は高すぎ、海外の2倍以上、安くするには
「副題」公共料金の引き下げが日本では最高レベルの課題
霞ヶ関改革のみでなく公益関係事業の改革が必要、国民生活ヘの影響のみでなく産業空洞化の大きな原因にもなる
公益関係事業の民営化なら外部監査が不可欠、民営化の弊害は企業機密で全てが闇の中になる
※その典型例が電気料金の価格
◆電気料金の国際比較、エネ庁のデータより
  (2001年) 単位:ドル/kWh、日本を(100)
           家庭用         産業用
日本        0.188 (100)     0.127(100)
アメリカ      0.085 ( 45)      0.05 ( 39)
イギリス      0.101 ( 54)      0.051( 40)
ドイツ       0.124 ( 66)      0.044( 35)
フランス      0.098 ( 52)      0.035( 28)
資料:IEA STATISTICS「ENERGY PRICES & TAXES, 4th Quarter 2003」
(注)1.各国の、1年間の使用形態を限定しない平均単価を計算したもの。 産業用の中には、業務用(商業用)の料金を含むものと含まないものがある。
日本の産業用料金の中には業務用の料金を含む。
   2.アメリカについては課税前の価格。
(参考)レートの明示はないが約「120円/ドル」
   2001年のデータなので環境税は含まれていない、このため比較には好都合
   環境税で高いのではなく電力の利権絡みで高いのは問題、是正すべき重要な課題です
※原発の多いフランスでも可なり安いですね。フランスの電力は国営
※自動車や鉄は安く輸出している、原料はどちらも輸入、電気はどうしたことか高すぎです
▼海外の2倍も高いのにもかかわらず社会問題にもならない、マスコミはスポンサーを大切にするからでしょうね
公益企業には外部監査の他に広報にも何らかの規制が必要なのです
次より
URLリンク(www002.upp.so-net.ne.jp)

21:名無電力14001
09/06/25 10:51:31
世界最大規模の風力発電 完成
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

1基でおよそ1万人分の消費電力を賄える世界最大規模の風力発電機が、ベルギー北部の沖合で完成し、
今後、海上での風力発電の開発を加速させるものとして期待を集めています。
この風力発電機は北部の町オステンドから30キロの沖合にベルギーのベンチャー企業が建設したもので、
50階建てのビルに相当する高さ184メートルの巨大な発電機6台が24日、マスコミに公開されました。
発電能力は5000キロワットで、1基でおよそ1万人分の消費電力を賄うことができ、海の上に
建設されたものとしては世界最大だということです。ベンチャー企業では2013年までにあわせて
54の風力発電機を建設することにしており、完成すれば年間45万トンの二酸化炭素の排出を
抑えることができるということです。ヨーロッパでは、これまで温室効果ガスの排出抑制に貢献する
風力発電の設置に積極的に取り組んできましたが、発電機の大型化や普及に伴って設置できる場所が
少なくなってきており、沖合での風力発電を導入する取り組みが進んでいます。ベンチャー企業の
担当者は「今はヨーロッパにとどまるが、産業が成熟すれば世界にも広がっていく」と話しており、
今回の事業は、今後の海上での風力発電の開発を加速させるものとして期待を集めています。

22:名無電力14001
09/06/25 10:52:34
アルストム、風力発電機器で攻勢−日本仕様を投入
URLリンク(www.nikkan.co.jp)

フランス系のアルストム(神戸市中央区、下村芳弘社長、078・303・5000)は、
日本の風力発電機器市場で攻勢をかける。山岳地帯での設置も多い日本に適した製品を投入、
設置コストや耐久性で日本メーカー製より優位性があることをアピールする。
当面は1基当たりの出力が1メガワット台クラスを中心に投入し、
今後3メガワットの大出力タイプも投入する考え。国内で新設される
風力発電設備10数カ所の入札に参加し、受注獲得を目指す。
 アルストムの日本向け風力発電設備は設置方法に特徴がある。まず支柱部分を設置し、
そこにクレーンで羽根(プロペラ)を1枚ずつ組み付けていく。他社製は平地で羽根まで
取り付け、それを引き起こす手法を採用するものが多い。
 通常なら設置場所の近くで100メートル四方の平地が必要だが、同社製品は支柱と
クレーンを設置するスペースのみで済む。

23:名無電力14001
09/06/25 10:55:59
太陽光発電、三菱電機が欧米に工場 パネル組み立て
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 三菱電機は2010年度に米国と欧州に太陽光発電システムの組み立て工場を建設する。日本から
輸出する太陽電池を現地でパネルに組み込む分業体制をつくる。重いパネルの輸送費を軽減し、
各国の需要動向に迅速に対応する。太陽光発電は世界各地に大型発電所が建設されており、
産業需要が広がると判断した。三菱電機は送配電制御など電力技術を武器に、
家庭向けから発電施設まで幅広く攻勢をかける。
 欧州と米国で早ければ来年度中にも年間数万キロワット規模のパネル生産を始める方針。
候補地は選定中。主要市場の欧州では早期に10万キロワットまで製造能力を拡大する見込み。
飯田工場(長野県飯田市)から太陽電池を供給し、現地で発電システムに組み上げる。

24:名無電力14001
09/06/25 10:56:29
BMWと東芝 エンジン排熱発電開発へ
URLリンク(www.business-i.jp)

独BMWは、東芝と共同でエンジン排熱を電力に再生させる自動車用ユニットの開発に着手した。
23日、BMW日本法人幹部が明らかにした。
欧州でも環境規制が強まり、急ピッチで燃費の改善が求められる中、内燃機関の効率向上で
手つかずとされてきた排熱発電の分野に初めて取り組む。

今回、開発する技術は、高温と低温の温度差を利用し、発電や温度を測定する「熱電対」と呼ばれる
原理を利用する。高温はエンジンの排気熱、低温は外気を利用する。エンジンは800〜
900度Cまでの高温になるため、発電に必要な温度差は十分に得られるとみている。

東芝はこの技術を人工衛星に応用。宇宙空間で太陽光があたっている領域を高温部に、
そうでない部分を低温部にして発電している。すでにドイツ国内で東芝とBMWの技術陣が
共同開発を始めているという。

BMWでは、この技術をエンジンと電気モーターを併用して燃費効率を引き上げる
ハイブリッド車(HV)向けに応用することを想定している。発電した電力はバッテリーに集め、
電気モーターの駆動に利用する。ただ、製品化に向けてはコストや限られた設置スペースなど
課題も多く、現状は基礎研究レベルで、商品化のスケジュールは決まっていないとしている。

欧州では1キロ走行時の二酸化炭素(CO2)排出量を、2015年までに120グラムと、
06年実績の160グラムから大幅に引き下げる規制が設定されている。その後もさらに
厳しくなるとみられ、既存の内燃機関での改善は難しくなるとみている。そのため、HVや
電気自動車などの電動化技術に加え、BMWのような新たな燃費向上技術の開発が加速しそうだ。

25:名無電力14001
09/06/25 20:54:21
30分で電気自動車充電 急速充電器、来月販売
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)

 中国電力の子会社で住宅用分電盤など製造のテンパール工業(広島市南区)は25日、電気自動車用の
急速充電器の販売を7月中旬に始めると発表した。約30分で容量の8割を充電できる。電気自動車は
フル充電に10数時間かかるのが一般的。利便性をPRし、自治体や企業などへ初年度50台の販売を目指す。

26:名無電力14001
09/06/26 04:04:33
電気自動車のバッテリをスマートグリッドの一部に
URLリンク(japan.cnet.com)

 われわれには電気自動車に見えるものが、電力会社には車輪の付いたバッテリに見えるようだ。

 “先進的な”電力会社は、スマートグリッドテクノロジを使用して、プラグイン電気自動車から
得られる貯蔵電力を利用する準備を始めつつある、と業界の幹部たちは先週、コンサルティング
会社KEMAがワシントンで開催したカンファレンスUtility of the Futureで語った。

 自動車のバッテリは、ピーク時間帯に電力網の負荷を軽減するバッファとして利用することが
可能で、また自宅所有者がバックアップ電源としても利用できる可能性がある。将来は、古いプ
ラグインハイブリッド型電気自動車(Plug-in Hybrid Electric Vehicle:PHEV)のバッテリを電
力貯蔵装置としてリサイクルすることもできるかもしれない、と同幹部たちは述べた。(以下略)

27:名無電力14001
09/06/26 10:21:37
日本風力開発、次世代送電網に参入 供給安定の新システム
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 日本風力開発は次世代送電網「スマートグリッド」関連事業に参入する。風力発電などからの送電量と、
家庭などの消費量のばらつきを制御し、送電を安定させる中枢システムを開発。来年度以降、
スマートグリッド構築を請け負う大手企業などに提供していく。国内外で市場拡大が見込め、
新たな収益源として有望とみている。
 新システムは、ベンチャー企業のハネリューコーポレーション(名古屋市、長野進社長)から買収する事業を
基に開発する。インターネットを通じて顧客の電力使用状況を管理、使われている電気機器を止めたり、
再稼働させたりして消費電力量を安定させる内容。機器の消費電力量などの情報を収集し、
適切な制御を自動的に判断するソフト技術などが中核となっている。

28:名無電力14001
09/06/26 18:41:21
目標5万台、達成わずか42台=燃料電池車普及、計画見直し勧告−総務省
URLリンク(www.jiji.com)

 総務省は26日、低公害車普及に関する政策の評価結果をまとめた。「2010年度までに燃料電池車を
5万台普及」とした政府目標に対し、07年度の国内保有台数はわずか42台にとどまり、
同省は経済産業省など4省に目標設定や普及促進策の見直しを勧告した。
 燃料電池車は水素と酸素の化学反応による電気で走行し、排ガスを出さない「究極のエコカー」。
政府は01年に定めた「低公害車開発普及アクションプラン」で、10年度までの5万台普及を目標に掲げ、
04年度から4年間、技術開発などに約197億円の予算を投入した。
総務省は「多額の予算投入に見合う普及台数となっていない」と指摘している。
 勧告に対し経産省は、「技術開発は着実に進んでおり、各自動車メーカーは15年から売り出す予定」と
成果を強調。今後は実態に合わせた新たな目標を検討するという。

29:名無電力14001
09/06/27 17:17:50
政投銀 神鋼に100億円融資 環境設備投資を支援
URLリンク(www.business-i.jp)

日本政策投資銀行は神戸製鋼に対し、総額100億円の融資を実施する。
環境対策に積極的に取り組んでいる企業への金利優遇制度を適用。
この枠組みを使った政投銀による融資案件としては過去最高額となる。

景気悪化で大手鉄鋼企業の資金調達環境は厳しさが続いており、
政投銀は長期的な視点から環境投資を支援する。

政投銀は神鋼について地域社会での環境貢献活動などを高く評価、3段階の
「環境格付け」で最高のAランクに認定した。通常の市場調達金利に比べ、
割り引かれた利率が適用される。融資は30日に実施する予定。

環境格付け融資は、政投銀が2004年に世界に先駆けて導入した融資手法。
エネルギー効率や二酸化炭素(CO2)削減実績といった150項目にわたる
独自の審査基準で企業の環境経営を点数化、基準点以上の企業に低利融資する
仕組みだ。これまで約170件、計2400億円超の融資実績がある。
08年度は金融危機による企業の資金繰り悪化で需要が増加し、過去最高となる
36件計603件の環境格付け融資を実施した。

30:名無電力14001
09/06/27 17:35:06
米下院、温暖化対策法案を可決 温室効果ガス「2020年までに20%削減」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

米国初の排出量取引制度を導入する地球温暖化対策法案が26日、米下院で可決された。
クリーンエネルギーを普及させ、温室効果ガス削減の取り組みで国際的な指導力発揮を目指す
オバマ政権にとって、大きな関門突破となった。

 法案は「米クリーンエネルギー安全保障法案」。採決の結果は賛成219、反対212。
野党共和党からは8人が賛成に回った。

 法案は、オバマ大統領の公約にほぼ沿う形で、米国全体の温室効果ガス排出量を2005年比で
2020年までに20%削減、2050年までに83%削減させる目標を掲げている。
ただし、石炭火力発電所など大口の排出企業に配慮して、排出量取引制度の対象分は17%とした。

 政府が企業に割り当てる排出枠は、全体の85%を無償で配分。電力会社は15%の電力を、
風力や太陽光など再生可能なエネルギーから調達することも義務づけた。

 オバマ大統領は「非常に大きな前進となる」と述べ、クリーンエネルギーの普及促進を通じて
雇用創出にもつながると強調。年内合意を目指す温室効果ガス削減の次期枠組み
(ポスト京都議定書)交渉に向け、米国の主導権発揮への弾みとしたい考えだ。

 ただし、共和党は、法案をエネルギー価格の上昇を招く「事実上の税」と批判を強めている。
議会予算局の試算では、エネルギー関連の負担が1世帯当たり年間170ドル増すという。

 上院は独自に法案を作成し、採決は年末から来年初めとなる見通しだが、審議は難航が予想される。

31:名無電力14001
09/06/27 22:50:30
サイエンスZERO 眠れるエネルギー 地熱を掘り起こせ
URLリンク(www.nhk.or.jp)

温泉などの恵みをもたらすのが地下にあるエネルギー「地熱」。この春、産業技術総合研究所・
地熱資源研究グループは、全国各地の1万件以上の地熱データを収集し、その調査結果を報告。
それによると日本は、インドネシア、アメリカに次いで世界3位の地熱資源大国だという。
地熱資源の利用法の一つが地熱発電。地下2,000m付近にあるマグマで熱せられた水や蒸気を
地上に取り出し、タービンを回して発電する。発電時に二酸化炭素の排出がほとんどなく、
地球温暖化対策にも極めて有効だが、地下の蒸気・熱水が溜まった場所を正確に掘り当てることは
極めて高度な技術を要する。そのため東北大学などでは地震観測の技術を応用した地熱探査技術の
開発を進めている。さらに、地熱資源は世界的にも大きな注目を集めていて、例えば温泉や
火山とはほとんど無縁だったオーストラリアでも地熱資源の開発が始まっている。これは従来の
地熱発電の倍、地下4,000mまで掘り下げ、そこにある熱い岩盤に人工的に水を注入して
水蒸気を作り出す方法だ。この方法が成功すれば、世界中どこででも地熱資源の利用が可能に
なるとされる。日本では、これまで開発が十分に進まなかった眠れるエネルギー「地熱」。
その研究開発の最前線に迫る。

32:名無電力14001
09/06/28 03:05:22
>>31
番組メモ

柳津西山地熱発電所(福島県柳津町)
 地下2000mの井戸から160℃ 6気圧の蒸気を取り出しタービンに送られている。
 10万世帯分の電力(出力6万5千kW)(単一ユニットとしては日本の地熱発電所で最大)

番組のゲスト登場 江原 幸雄 氏(九州大学大学院教授 日本地熱学会会長)

産業技術研究所(つくば市)では、地熱の研究、地熱資源の実態調査をしている。
 村岡 洋文 氏 地熱資源研究グループ・グループ長
 「日本の地熱資源量は2346万kWで、世界で3番目」「これを使わない手はないと思います」
 実態調査 例 八幡平周辺 地下1000m 63.5万kWの発電が可能な地熱資源が存在が明らかになっている。

地熱資源上位5か国
 1.インドネシア 2.アメリカ 3.日本 4.フィリピン 5.メキシコ いずれも環太平洋火山国
 上位5カ国の実際の発電量
 1.アメリカ (約300万kW) 2.フィリピン (約200万kW) 3.インドネシア (約100万kW)
 4.メキシコ (約100万kW) 5.日本 (約50万kW)

「井戸を一本掘るのに3〜4億円かかる。正確な位置を特定してコストを下げる努力が必要。」村岡氏
そこで、地熱資源を確実に掘り当てる技術が日本で開発されているという話に続く

33:名無電力14001
09/06/28 03:05:38
>>32 続き

東北大学では高温の蒸気や熱水を確実に探り当てる技術が開発されている。

 浅沼 宏 准教授(環境科学科) 地震観測の技術を応用
 地熱資源探査の国際共同プロジェクトMTC(More Than Cloudの頭文字)
 MTCは、地震観測の最新技術を活かし地熱資源の姿を浮き彫りにしようとしている。
 ごく僅かな揺れを起こす地震でもその震源を探り出せる。この技術を活用する。
 マグニチュード3未満で発生するP波とS波を測定し、これらから震源を確実に突き止める技術を
 地熱資源の探査に応用する。
 高温高圧の蒸気や熱水があると推測される位置に高圧の水を送り込み微弱な震動を起こす。
 そこから伝わるP波とS波を高精度の受信機で捉える。受信機は震動で伝わる波を3Dで正確に捉える。
 このデータを地熱探査用のソフトを使って分析する。これが地下の蒸気や熱水の姿を詳しく捉えるMTCの技術。
 (赤い点グラフで地下数千mの蒸気・熱水の位置が具体的に視覚的に表示される様子)

 ここ数年、浅沼氏らはフランスやスイスなどでMTCの技術を使い地熱資源の位置を突き止めてきた。
 浅沼氏らは現在、センサーをマイクロチップにした小型でより精度の高い受信機を開発している。
 小型化することでこれまでより数多くの地点で観測することができるようになる。
 受信機が高精度になれば地熱資源の質や量をより詳しく捉えることができる。
 「どこに井戸を掘ったらよいか、あるいは持続的なエネルギー生産のためにはどの程度エネルギーを
 井戸から取り出せばよいか、というようなことが分かってくるようになった。」浅沼氏

34:名無電力14001
09/06/28 03:06:00
>>33 続き

タービン秘話
 最初のタービンは、古代アレクサンドリアで開発された。
 1957年に戦後はじめてアメリカ製のタービンが輸入される。これが日本のタービン開発の元になる。
 現在、日本は世界一のタービン大国。地熱用タービンの世界最大手、トップシェアを誇る
 (ニュージーランドに地熱用タービンが輸出される様子)
 地熱用のタービンの特別な工夫 硫化水素でも腐食しない材料
 「世界の地熱用タービンの70%は日本製だが、残念ながら国内ではあまり使われていない。」村岡氏

オーストラリアの高温岩体発電について
 オーストラリア南部・クーパー盆地、現在、40を超えるベンチャー企業が政府や州の補助を受け地熱発電の
 開発を進めている。目標の発電量は50万kW。
 (火山国ではないので)井戸を地下4000mの深さまで掘る。このはじめての取り組みが成功すれば世界中
 どこでも地熱資源が利用できるようになるのではと注目されている。
 4000mぐらい掘ると高温の花こう岩がある。高温の花こう岩は世界中至る所にあることが分かっている。
 人工的に割れ目を作り水を入れてエネルギーを取り出す。
 この技術を前提にして、アメリカの2025年の地熱開発目標は、1500万kWになっている。

日本の壁は何か?
 日本ではまだ自然エネルギーの評価が低い、高められていない。国が評価を高くすれば開発が一気に進む、
 そういう状況になってはきている。日本の現在の目標は2020年に3倍の150万kW超。

35:名無電力14001
09/06/28 04:57:15
「離島はエネルギーの大部分を海外からの輸入に依存する日本の縮図」

離島で次世代送電網実験、宮古島など対象
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 これまでも次世代送電網をめぐる実験は青森県や愛知県で行われたことがあるが、いずれも陸地の
送電線と隣接した地域で進められてきた。今回の実証実験は、大規模発電所のある地域と送電線がつ
ながっていない離島を対象とし、主にディーゼル発電設備を中心とする既存の送電網に太陽光や風力
などによって発電した電力を流す。
 気象条件による発電量の変化を把握し、安定して電力を送電するために大型の蓄電池も設置する。
発電量の変化が送電線に与える影響や電力供給の仕組みのほか、最適な蓄電池の容量なども検証する。
資源エネルギー庁では「離島はエネルギーの大部分を海外からの輸入に依存する日本の縮図」とみて
おり、実験で得られたデータを将来の次世代送電網の整備に活用する方針だ。
 すでに複数の電力会社が実証実験への参加を申し込んでいる。近く経済産業省が対象となる10カ
所程度の離島を決定するが、すでに宮古島(沖縄県)や与那国島(同)が内定した。政府は実験に必
要な費用の3分の2を補助することにしており、その見返りに電力会社は3年にわたって実験データ
を政府に提供する。
 この実験は、電力会社にもメリットが大きい。海底ケーブルが敷設されていない離島では、電力会
社はディーゼル発電機で電力を発電しており、燃料となる重油の輸送コストがかかるが、他地域と同
じ電気料金に設定しなければならないうえ、発電量あたりのCO2排出量が多い。今回、補助金を
使った実験でディーゼル離れが進めば、コストだけでなく、CO2排出量の削減にもつながる。
 資源エネルギー庁では、このほかにも次世代送電網の実用化に向け、IT(情報技術)を活用した
発電や送電、電力消費を制御する仕組みなどのシステム開発も検討する。

36:名無電力14001
09/06/29 03:25:55
宇宙で太陽光発電、送電技術を年内から実験 政府
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 宇宙空間で太陽光エネルギーを利用して発電し、その電力を地球で使ううえで必
要となる技術の開発が動き出す。政府は年内に電力を電波に変換したうえで、長い
距離を電送する実験に着手する。実験に参加する企業を公募し、来月にも選定する
計画。宇宙太陽光発電は昼夜や天候に関係なく常に発電が可能なため、政府は新し
いエネルギー源として2030年の商用化を目指している。

 経済産業省と文部科学省所管の独立行政法人、宇宙航空研究開発機構(JAXA)
が中心となって取り組むのは、宇宙空間で発電した電力を地球に送る技術の開発。
具体的には電力を電波の一種であるマイクロ波に変えたうえで、一定の距離を飛ば
し、それを受信して再び電力に変換するというもの。実験には電機や重電などの企
業の参加を想定している。

37:名無電力14001
09/06/29 04:00:55
風力・水力発電 目標設定へ
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

6月28日 13時7分

地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量の少ない、いわゆる新エネルギーを拡大しよ
うと、経済産業省は、太陽光発電と比べて対策が遅れている風力や水力などについて、新
たに導入目標を設け、普及を促進することになりました。

政府は、新エネルギーの拡大を目指して、太陽光発電についてはことし1月から住宅に太
陽光パネルを設置する際の補助制度を復活させたほか、電気の買い取りを電力会社に義務
づける制度についても年内の導入に向けた対応を進めています。しかし、温室効果ガスの
排出量を2005年と比べて15%削減するという中期目標を達成するためには、風力や
水力発電などについても普及に向けた対策を講じるべきだという指摘が出ています。この
ため経済産業省は、電気事業者に対し、販売する電力の一定割合を新エネルギーで発電す
ることなどを義務づける制度に基づいて、風力、水力、地熱、そして木くずを燃やして発
電するバイオマスについて、新たに導入目標を設けることになりました。経済産業省は、
29日に開く専門委員会で具体的な検討に入ることにしており、5年後の西暦2014年
に、太陽光を含む新エネルギー全体を現在の2倍以上に増やすとしている目標をさらに引
き上げることについても議論する方針です。

38:名無電力14001
09/06/30 01:52:52
米ハーバード大など、風力発電の潜在力を試算
URLリンク(www.nikkan.co.jp)

 将来の電力需要の伸びを勘案しても、風力発電は全世界の電力消費をすべてまかなえる
だけの潜在的可能性がある―。こうした試算を米ハーバード大学とフィンランドのVTT
技術研究センターが共同で行った。

 報告によれば、都市や森、氷で閉ざされた地域を除く内陸部に、容量2・5メガワット
(メガは100万)の風車をネットワーク化して多数配置すれば、最低20%の稼働率で
も現在の世界の電力消費の40倍を超える電力が得られるとした。

 同時に陸地から50カイリ(92・6キロメートル)以内、水深200メートル以下の
海域での洋上発電(容量3・6メガワット)の可能性も分析。内陸・洋上を合わせ風力発
電ポテンシャルの国別1位はロシアで合計14万テラワット時(テラは1兆)と算定した。
以下、(2)カナダ9万9000テラワット時(3)米国8万9000テラワット時
(4)中国4万4000テラワット時の順。

39:名無電力14001
09/06/30 02:23:55
イーメックス,高分子キャパシタで体積当たりのエネルギー密度600Wh/Lを達成
URLリンク(techon.nikkeibp.co.jp)

 イーメックスは,開発中のキャパシタにおいて,体積当たりのエネルギー密度を600Wh/Lまで
高めたと発表した。600Wh/Lという数値は,Liイオン2次電池のエネルギー密度に匹敵する。
これにより,電気自動車やノートパソコンなどへのキャパシタの適用が期待できるとしている。

 同社のキャパシタは,固体高分子電解質膜の表面に電極となる金属メッキを施す点に特徴がある。
メッキ処理手法を工夫することで,電極の比表面積を増大させて物理吸着効果を高めているほか,
電解液の塩にLiイオンを用いることによる電気化学効果でエネルギー密度を高めるハイブリッド・
キャパシタの一種である。詳細は明らかにしないものの,メッキの処理条件を改善することによって,
比表面積を2万倍まで高めてエネルギー密度の大幅な増大を実現したという。同社は2008年12月に,
体積当たりのエネルギー密度が100Wh/Lのキャパシタを発表していたが,この際の比表面積は
約1000倍程度にとどまっていた。

 現状は「600Wh/Lの性能を出すには条件の最適化が必要」(イーメックス)とし,安定してこの
性能が得られるわけではないが,平均値でも150Wh/Lは達成しているという。また,メッキ構造の
調整によって内部抵抗を小さくしたことで,体積当たりの出力密度も既存の電気2重層キャパシタを
大きく上回る2万W/Lを実現しているとする。ただし,現在の試験体は大きさが0.2×0.5cmで,厚さ
が31μmと非常に小さい。実用化に向けては大型化や積層化による容量の増大が課題となるが,そう
した技術を持つメーカーなどと共同研究を進めている。Liイオン2次電池以上の性能に大手自動車メー
カーなども強い関心を示しており,時期は明言しないものの「実用化を急いでいる」(同社)という。

40:名無電力14001
09/06/30 02:25:02
イーメックス、リチウム電池の2倍の蓄電性能持つキャパシター開発
URLリンク(www.nikkan.co.jp)

 イーメックス(大阪府吹田市、瀬和信吾社長)は、金属電極と固体電解質の
複合構造により、エネルギー密度が最高で1リットル当たり600ワット時と、
リチウムイオン電池の2倍の蓄電性能を持つ大容量高分子キャパシターの開発
に成功した。金属電極表面積の向上とリチウムイオンの使用で性能が大幅向上
した。電気自動車や携帯電話、パソコンなどの低コスト電源として製品化が期
待できる。
 金属電極の作製は化学メッキ法で行う。温度など最適なメッキ条件により金
属メッキの表面積を従来比約2万倍まで拡大。さらに高濃度にリチウムイオン
を固体電解質内に蓄積する処理で、電圧5ボルトで5分間の充電によりエネル
ギー密度同600ワット時を実現した。

41:名無電力14001
09/06/30 02:31:13
世界最大級の出力2メガワット海流発電システム開発へ
URLリンク(www.nikkan.co.jp)


 エンジニアリング振興協会(東京都港区、増田信行会長)は、定格出力2メガワット
の海流発電システムを開発する。海流発電機では世界最大級という。2009年度は海
上での係留方法などを開発し、11年度以降に実証試験を行い、実用化を目指す。

 エンジニアリング振興協会は開発に当たって、産学で構成する検討委員会(山口一委
員長=東大教授)を設置。本体比50分の1の模型を使った室内実験では、20秒間で
400ワットの出力を確認した。実用化ではタービン直径が33メートル、発電機全体
の高さは約50メートルにする。製造、設置コストも10億円以下に抑える計画。

 海流発電のカギを握るタービンは、ループウイング(東京都千代田区)が風力発電用
に開発したループ型タービンを応用する。軸に当たる波の力をループ型の羽根の先端に
集める機構で、プロペラ型に比べて軽量化や大型化が可能だ。


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