【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】
at NANMIN
371:名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4)
16/04/06 21:07:00.71 d.net
この前はサシャとコニーが泊まりに来て。また別の日にはジャンとマルロ。
その後はピクシス指令と部下の女性が訪ねて来た。
その次はエルヴィンさんとナイルさん。昨日はまたミカサとアルミンが来ていた。
必ず毎回2人ずつ、それすらも意味があったのだと。
『身体の調子がまだ戻ってないこともあるけど、脳が情報を処理しきれなくて、一時的にまた昏睡状態に入ったんだと思う。』
『何故、エレンの記憶は戻りかけている』
『薬に対して身体に抗体が出来てしまっているのか。それとも自分の意思で飲まないようにしているのか…』
『だが、飲み続けたとしても、あいつの中に未だ燻る衝動をそんな薬ごときでずっと抑え込めるなどと、俺には到底思えん』
『そのためのストッパーとして貴方がいる』
夢か現か。その時は、自分でもよく分かっていなかったが。
裸足のまま夢遊病みたいに意識がはっきりしない頭で屋敷を彷徨って辿り着いた部屋の前でそんな会話を聞いてしまったのは、大分前の事だったろうか。
気怠さが抜けきらない身体を起こしたが、そのままでは少し寒く感じた少年は素肌にシーツを身に纏い、ベッドから這いずり出て窓から外を眺めた。
ガラス越しに空を仰ぎ見、月明かりを宿したまるい瞳は磨かれた金のような眩い輝きを放つ。
脱ぎ捨てベッドに置いたはずの服が縺れ合う間に散らばってずり落ちたのか、自分の衣服が床に散乱していた。
どうにかしようとそれらを拾い上げると、シャツから何かが落下する。
そのまま転がり落ちて壁に当たり、動きが止まった小さな石ころのような球体のものを彼は拾い上げた。
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