科学関係ぶっちゃけス ..
240:,めいちゃん
08/05/21 08:59:07
もしもシャトランが正しいなら、これはわれわれの仮説にとって、このうえなく強力な証拠と
なる。シュメール人が5000年以上も前にニネヴェ定数を知っていたのなら、科学の起源は現在
の常識よりも遥かに古いということになるのだ。
シャトランはさらに、ニネヴェ定数と、現代のセシウム時計が示す太陽年の数値のズレに気づいた-―そ
れは小数点以下第6位、1年当たり2000万分の1日という、わずかなものに過ぎなか
ったが-―ズレはズレだ。だが、すの謎はすぐに解決した。地球の好転速度が年々落ちている
ために、公転周期は毎年1600万分の一秒ずつ短くなっているのである。つまり、ニネヴェ
定数は、6万4800年前の精密な公転周期を示していたのだ―6万4800年前とい
えば、ちょうどクロマニオン人がヨーロッパに出現し始めたとされているころである。
シャトラン自身は古代宇宙人説を唱えており、この点に関してはなんともいえないのだが、こ
とニネヴェ定数に関する限り、彼の推論に穴を見出すことは困難である。そしてシャトランが正し
いなら、われわれの遠い祖先は、我々が想像するよりも遥かに洗練されていた知識を持っ
ていたということになるのだ。シャトランがはじめてマヤの巨大数のことを聞いたとき、彼はその
意味を正しく理解することができなかった。だが数年後、彼は、かつてマヤ文化の中心であ
ったグアテマラのクィリガの石碑に書かれた2つの巨大数に、重大な意味を見出した。そのひとつ
は9300万年、もうひとつは4億300万年を意味する数字だった。
彼はこれらの数値をニネヴァ定数で割ってみた―驚くべきことに、9300万年とはニネヴ
ェ定数のちょうど15倍、4億300万年とは65倍に当たっていた。
241:,めいちゃん
08/05/21 20:43:14
スレリンク(earth板)l50 地球科学
スレリンク(math板)l50 数学
スレリンク(sci板)l50 物理
スレリンク(bake板)l50 化学
スレリンク(life板)l50 生物
スレリンク(sky板)l50 天文
242:,
08/05/21 21:23:15
Wikipedia項目リンク 黄金比
>>239-240 ニネヴェ定数
243:,
08/05/22 09:06:33
59 KB
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異常心理スレ [心理学]
正攻法の正規の考古学・百鬼夜行の戦慄のデスマッチ [考古学]
244:,ユル・ブラウン纏め
08/05/23 07:34:15
スレリンク(psycho板:378-382番) >>235-238
245:,
08/06/01 08:27:01
スレリンク(occult板:502-508番)
246:,
08/06/03 10:55:02
占星術と太陽活動の照応
この種の強迫観念をうまく説明しているのが、注目すべきエンジニアのモーリス・コットレルだ。かつて
商船にのっていたコットレルは、同僚の船員たちが占星術の暗示どおりの振る舞いをすることに
興味を抱いた。実際、少しでも占星術の知識のある人なら、金牛宮の人物は頑固で、双児
宮は気まぐれで、獅子宮は親分肌で、天秤宮は魅力的で、、、、、など等という実例をしばし
ば目撃しているだろう。
だが科学的な研究の結果、これを単なる迷信として退けることができないということが判
明しているのだ秘密をとく鍵は天体にある。
1964年、無線技師のジョンネルソンは、電波障害に対する太陽の影響を研究していたが、その結
果、驚くべき事実が判明したのである。すなわち太陽だけでなく、諸惑星とその位置もま
た電波障害に関係していたのだ。2つ以上の惑星が120度の関係にあるときには電波状況は
良好で、90度や180度の際には問題が生じたのである。占星術では常に、トリン(120度)は
吉、スクエア(90度)、オポジション(180度)を凶としている。
1950年、ミシェル・ゴークランという統計学者が、占星術データのコンピューター分析を行った。その
結果、占星術の教えの多くはナンセンスだったが、いくつかのものにはしっかりした裏づけがあ
ることが判明した。例えば、大の月(白羊宮、双児宮、獅子座宮等)の生まれの人は外交
的であり、小の月生まれの人は内向的であるとか、ある人の職業選択はその上昇宮(誕生
の瞬間に地平線上に上昇していた星座)に支配される、などだ。ゴークランによれば、前者は
確かに統計的に意義があり、後者に関しては事実に基づいているというー―スポーツマンは火星
の生まれであることが多く、俳優は木星、科学者と医者は土星、という具合である。
247:,
08/06/03 10:56:21
徹底した物質主義者で行動主義心理学のH・Jアイゼンクは、この調査結果の検証を依頼され、
それが信頼に足るものであることを知って驚愕した。アイゼンクはD・K・B・ナイアスと共著で「占
星術―科学か迷信か」(1982)という本を書き、その中でこれを認めている。
なぜ、黄道十二宮の異なる宮のもとに生まれた人は、異なる性格になるのか?1ヶ月ごと
に移り変わっていく宇宙的ファクターのようなものがあるのだろうか?だがそれが「恒星」であ
るとは考えられない。恒星はあまりにも遠くにあるので、地球上の人間に影響など及ぼせ
るはずがないからだ。事実、それが時間を知る手がかりとして時計にかかれることはほと
んどない。
惑星はもっと遠くにあるが、その引力は微々たるものだ。コットレルによれば、明らかな容疑者
は太陽だ。この荒れ狂うエネルギーの塊は、太陽風というものを吹き出している(そのために
太陽に接近した彗星には尾ができる)。太陽黒点も疑わしい。これはしばしば太陽の赤道付
近に観測される黒い点で、微性粒子を放出し、電波障害やオーロラの原因となる。
コットレルの仮説によれば、占星術が「当たる」理由は、太陽の磁場―特に太陽黒点の活動―
―が人間の胎児に影響を及ぼすからだ。生物学者によれば、地球の微弱な磁場ですら生物
の細胞に影響を与え、細胞内のDNAの合成に作用する。ゆえにコットレルは、太陽の磁場の変
化が受胎の瞬間の赤ん坊に影響を及ぼすことは十分にありうると考えた。
コットレルの仮説を聞かされた占星術師はたちは、一様に疑念を抱いた。というのも、占星術で
はわれわれの性格が刻印されるのは誕生の瞬間であって、受胎の瞬間ではないからだ。だ
がコットレルはそれに対して反論はしなかった。彼によれば、例えば6月に受胎した赤ん坊は、」
その瞬間に双魚宮の性格を刻印された上で、その9ヵ月後に誕生するのである。
太陽というものはプラズマ―超高温の気体―からできているので、地球のように均一に
自転することはない。その赤道の自転速度は、両極よりも3分の一も速いー―1周するのに
赤道は26日、両極は37日だ。ゆえにその磁力線は捩れ、破れたマットレスから飛び出すバネ
のように、時折太陽から突き出す。これが「太陽黒点」だ。
248:,
08/06/03 10:59:28
しかも太陽は放射の形を毎日変えるのみならず、太陽放射には4つの種類があり、これが
順番に移り変わっていくということをしって、コットレルは興奮した。つまり太陽の活動は占星
術で言う毎月の「太陽宮」の変化に対応するのみならず、宮の4つの性格―火地風水に
まで対応しているように思えたのだ。
地球は太陽に周囲を公転しているので、26日周期の太陽の自転は、地球から見れば28
日かかっているように見える。地球は7日ごとに正粒子と負粒子のシャワーを交互に受けるこ
とになる。
クランフィールド技術研究所に職を得たコットレルは、ただちに研究所の強力なコンピューターにテータをぶち込
んだ。その目的は、太陽の二つの磁場(両極と赤道との自転速度の違いから生ずる)と地
球の公転運動の相互作用をグラフ化することだ。コンピューターから吐き出したのは、11年半単
位の明白な周期だった。天文学者によれば、太陽黒点の「周期」は11・1年とされている。
どうやら正解に近づいてきたようだ。
相互作用する太陽の二つに磁場は、87・45日ごとに、いわば振り出しに戻る。コットレルは
この期間を「ビット」となづけた。彼のグラフによれば、太陽黒点の周期もまた回帰的であり、
187年ごとに振り出しに戻る。
だがさらに話をややこしくする要素がある。太陽の「中立層」とよばれるものだ。これは
赤道の周囲で、北と南のバランスが完璧につりあっている領域だ。この層は太陽に磁場によっ
てゆがめられるので、187年ごとに1ビットずつずれていく。それが振り出しに戻るの
は1万8139年後だ。そして1万8139ねんごとに太陽に磁場は逆転する。
この年数は187年の97周期であり5つの大きな周期から成っている。187年の19
周期が3回、20周期が2回だ。そして187年の20周期は1366040日であるこ
とに気づいたコットレルは驚喜した。
249:,
08/06/03 17:30:49
彼はマヤの天文学書のひとつ、「ドレスデン写本」に興味を持っていた。それはマヤ人が蝕や、彼
等が非常に重視していた金星の周期を解明したものだ。マヤ人は金星が紀元前3114年8
月12日に「生まれた」と考えていた(これは隕石の通過によってその自転が反時計回り
になったときを示しているようだ)。彼らはツォルキンと呼ばれる周期―260日間―を用
いて計算し、それによって金星の完全周期を1366560日であるとした。これはコットレル
の導き出した数字1366040日に2ツォルキンを加えたものだ。
はたしてマヤ人は、太陽黒点に関するコットレルの発見と同じものにたどり着いたのだろうか?も
しそうなら、彼らの複雑な暦はそれに基づいており、黒点と同様に金星の重要さを強調す
るために、2つの「金星周期」を加えたのではないか?
さらに彼は、この推論を裏づけるような興味深い事実に気づいたー―太陽の磁力放射は、
太陽黒点の活動が弱まるときに強くなるのである。なんだかよくわからない話だー―黒点
の活動が弱まれば、磁力の放射線も弱まりそうなものなのに。その理由はヴァン・アレン帯(地
球を取り巻く放射地帯。宇宙科学者ジェイムズ・ヴァン・アレンによって1958年に発見された)
にある、と彼は考えた。これは地球磁場によって生み出されるもので、太陽の放射線から
地球を守っている。もしこれがなければ、地球上の生命は絶滅してしまうのだ。
コットレルによれば、太陽黒点の活動が活発な時期にはヴァン・アレン帯は過飽和状態になり、大
量の放射線の地球到達を防ぐ。一方、低活動の時期にはそのすべてが地上に到達する。恐
らくこれこそが不妊や先天異常を引き起こすのだ、と彼はいう。
地球が最大の放射を受けたのは紀元627年で、これはマヤが徐々に衰滅に向かった時期と
一致する。だが紀元680年はたまたま紀元3114年の「金星誕生」に始まったマヤの小
周期(3744年)の終わりに一致していた。これはまた、太陽の磁気周期が逆転すると
きでもあった。
250:,
08/06/03 17:35:24
マヤの専門家によれば、マヤの大周期(13バクトゥン)の終わりには2012年12月22日だ。
このとき、太陽の磁場は再び逆転し、われわれは何らかの破局に直面する(かもしれない)。
とはいうものの、あまり神経質になる必要はないだろう。紀元前3114年に始まった「太
陽周期」(1万8139年)が完結するのは紀元4367年のことだ。あと2000年以上
もある。
同じくマヤの専門家ジョン・メイジャー・ジェンキンズは、「マヤ宇宙創生論2012」(1998)で、
2012年に関する彼自身の仮説を述べている。
よく知られているように太陽の運行経路を黄道と呼び、白羊宮から双魚宮」まで12の星
座がこれにそって並んでいる。われわれの太陽系は天の川(銀河)と呼ばれる星雲の1部
で、天の川は巨大な拡大鏡のような形をしている。これを上から見ると丸い形をした渦の
ようだが、われわれは普段、それをいわば横から見ているので、多くの星が凄い密度で固
まっているように見えるのだ。
天の川はいて座の近くで黄道と交わっているー―直角ではなく、60度だ。ところで、天
体望遠鏡で二つの惑星が交差して見えるとき、これを合(コンジャクション)と呼ぶ。2012年
12月21日、太陽は天の川とコンジャコションする。しかもこのとき地球から太陽を見ると、そ
の延長線上には銀河中心が位置しているのである。この中心にはブラックホールがあると
いわれているが、ともかくこれがマヤの大周期が終わるときの天体は位置なのだ。
251:,
08/06/03 17:37:01
13バクトゥンの周期の終わりにこれが起こることをマヤ人は知っていたのか?彼らの信じがた
い暦と計算技術を見る限り、大いにありうることだ、とジェンキンズは考えている。
コットレルによれば、マヤ人自身が与えた日付はカトゥン13、アハウ(至)であり、これは2012年
12月21日かもしれないし、あるいは単にアハウで終わる13」周期の7200日目を意味
するのかもしれない。これは256年ごとに起こり、それならば2048年ということに
なる。
コットレルに言わせれば、マヤ人は今のわれわれよりも遥かに件名であったので、多分、2012
年に関しても正しいだろうという。
だが私自身は懐疑的だ。わたしはマヤ人がわれわれよりも遥かに賢明だったというコットレルやアル
グエリエスの意見に与することはできない。車輪やアーチすら発明できなかった彼らの知性は、ヴ
ィジョンや融通性が欠けていると思うからだ。
天文学に関しても、彼らは金星を「双子」と呼んでいる。つまり、明けの明星と宵の明星
が同じものであることを知らなかったわけだ。さらに、大量殺戮―あの人身供儀の模様
―を許容する傾向は、ナチス強制収容所と同じ倫理観のゆがみだと本能的に感じるのだ。
神々は本当に、自分の祭壇に血を流すことを求めたのか?進化をつかさどる力は最終的に
この殺人者たちにうんざりし、これ以上の非道を重ねることのないように、かれらを滅ぼ
してしまったのではないだろうか。
252:,
08/06/03 19:02:25
だがマヤ人の消滅に関するコットレル自身の見解は論理的だ。つまり、彼らは自分たちの予言通り、
紀元627年から衰滅に向かい始めたが、それは太陽からの放射線によって先天異常や流
産が激増したからだという。
バレンケの首長バカルの墓の蓋に、後ろにもたれかかって足を開いている女が描かれている(デ
ニケンとシャトランは、ともにこれを宇宙飛行士の姿だと誤解している)。彼女のもとには2人の死
産児がおり、彼女の妊娠力を復活させるために太陽神が彼女を舌でなめている。
マヤ人がほかのアメリカ先住民よりもはなはだしくその影響を受けた理由は不明だ。だがコットレルは
彼等が自分たちの衰滅を予言していたということを確信をもって語っている。
ジェンキンズによれば、メソアメリカ天文学は、不動の銀河中心、宇宙の運転の中心である天の軸を
求める物語だった。多くの未開民族にとって、その第一候補は北極、そして北極星だった
(それはしばしば「釘の星」「天の釘」)と呼ばれる。それが宇宙軸を留めているからだ)。
だが北極星がその位置を変え、不動ではないことを知ったオルメカの天文学者は困惑したに違
いない。それゆえにラ・ベンダと白いピラミッドは放棄されたのだろう。
最終的に、彼らはそれを銀河中心に求めたようだ。だがこれはそれ自体が当惑させる謎だ。
われわれは天の川を「縁に沿って」見ているので、それに中心が存在するなどということ
はどう頑張ってもわからない。だが、マヤの神官には多くの「シャーマン」、魔法医がいたことを
忘れてはならない。彼らは、「宇宙飛翔」、すなわち体外離脱体験によって宇宙の秘密を学
ぶ訓練を受けていたのだ。これはわれわれの思考の出発点とすべき重要な点である。
253:,ミジンコ
08/06/03 20:28:35
スレリンク(archeology板:91番)
スレリンク(archeology板:89番)
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{: : : : ,:': /:/ 1: : : : ! ', , イ ',: : : : : : : ヽ
. ,└ '" ̄` <, i: : : : : i.:、 , , < ヽ. : : : : : ', ヽ
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/ ヽ i: : : : . ! : : ',: :ヽ: : ヽ ヽ'´ ̄.ヽ: : : : : ', ヽ
254:、ミジンコ
08/06/15 18:53:20
スレリンク(min板:74-78番) 正規の尺度
255:,
08/09/05 09:08:20
,
256:,めいちゃん
08/09/05 10:00:34
科学の歴史をたどると、
伝説上の話では、アトランティス文明における空中楼閣の技術などが上げられるが、その存在の
確かな証拠と言える物はいまのところ存在は認められていない。
Wikipedia項目リンク アトランティス
しかし、考古学上には、原始の時代から科学的知識の営みが為されていた事を示す証拠の存在が認められている。
スレリンク(archeology板)l50正攻法の正規の考古学・百鬼夜行の戦慄のデスマッチ
その原始の知性の有史上初の開花は、古代文明、特に、エジプトのピラミッドから明らかにされる
現代科学に至っても未解明な謎を残す古代人の天文知識に見られると言えるだろう。
Wikipedia項目リンク 古代エジプト文明
知識の性質の変動は、恐らく、セクエンエラ殺害以後、激しさを増してそのピークは、ヒュパティアの殺害に認める事が出来る。
Wikipedia項目リンク 古代ギリシア
スレリンク(sm板:683番)-686
257:,めいちゃん
08/09/05 10:03:11
ギリシアの哲学の中途半端な学問は、さらにローマのキリスト教支配の影響力によって弱くなって行ったが、
十字軍の遠征による新局面からルネッサンスの時に、本質的な科学の変動が起きたことを、
特にダヴィンチから認める事になる。ガリレオやコペルニクスやニュートンの原型であるとともに、
キリスト教発生によって失われていった古代の文明の知識の継承者の末裔でもあることが、
フリーメーソンのメンバーである事からも察する事が出来る。
Wikipedia項目リンク ダヴィンチ
Wikipedia項目リンク ルネッサンス
地動説や進化論に関しては、現代人の世界観もまだ追いついていない物の、ゲーテの顎間骨の発見によって
人間の進化論の認識が生まれダーウィンへと、そして、フロイトの精神科学への領域へと繋がっていった。
また、ニュートンの流れはアインシュタインへと、ゲーテの流れはボーアの量子論の領域に至った。
Wikipedia項目リンク ゲーテ
Wikipedia項目リンク ニュートン
Wikipedia項目リンク アインシュタイン
Wikipedia項目リンク ニールス・ボーア
Wikipedia項目リンク フロイト
Wikipedia項目リンク ユング
258:,エキストラ
08/09/05 10:07:44
>>256-257 に見られるような歴史上に認められる科学のほかに、
ほんまかいな !? 事実検証スレッド [噂話]
で扱われているような、闇の科学の存在も認められつつある、、、。
259:,タイガードラゴン
08/09/05 17:45:52
科学について現代に極めて肉薄した見解の最重要な位置を占める模範と言えば、
ダヴィンチに他ならないだろう、、、。天体の見方、地球の大気の太陽熱の吸収の問題、地動説、
地質学、視覚の研究、遠近法、等の現代科学の基礎は、全てあると言える。
ケプラーの惑星の楕円軌道の発見、ライプニッツの微積分(古代ギリシアのパラドックスを解決したことを意味する→近似)
ニュートンのエネルギー保存則と運動量保存則の発見、相対速度、、、慣性系、にダヴィンチの継承を伺う事が出来る。
取分け、近似という発明は数学と言う物が自然科学の僕である事を再認識させ、数理論と現実とのつながりにおいて、
学問の現実における位置付けと言うより確かな現実性を示していると言いたい。
完全な法則や原理と思われた世界観も量子力学の出現によって把握しにくい性質のものとなってきた。
ただ、一ついえることは、ダヴィンチ以後の自然科学は、自然現象を数式で切れ味よく表現できるようになった。
微積分とエネルギー保存則と運動量保存則の力学的世界観によって、、、。
しかし、大方が、天動説はあやまっていると思っていれば現代の世界観を理解したと思い込んでいるようであるが、
自然科学は、結論としては、数式によって理解でき必用とされる生活に利用できる事ではじめて認められる ダケ であるという、
真実に自覚のある人は、殆どいないと度々感じる事がある。
そうでなければ、どんな変わった発想であり知恵に満ちた性質のものであろうと、単純な日常的発想の現実的営みにも劣るのである。
最近、その事が軍事上、法律・刑事上、医療上の必要性から解ってきたと感じられる。
量子力学ほど、それを証拠付けた分野は無い。観念主義は功利主義の奴隷となり、ニュートンやアインシュタインのように
一貫した観念で世界の成り立ちを証明する事は愚かな試みである事がやがて明らかとなってくる。
光の時間的絶対性を観測と思考実験から明らかにしたと言われたアインシュタインも、観念主義にとらわれて量子力学には、
ついていけなかった、、。いくら難解な数式や幾何学に通じていても、実用として現実に結び付かないなら、
単純な日常的発想の現実的営みにも劣るのである。
260:,白からす黒ひつじ
08/09/05 18:21:31
いくら難解な数式や幾何学に通じていても、実用として現実に結び付かないなら、
単純な日常的発想の現実的営みにも劣るのである。 >>
ただしそのような過ちは、人生上の失敗の問題と同様いたるところに存在すると言える。
車の運転手も初めは学校で練習した上で、車の使用の許可が得られる事からも、
失敗の積み重ねで大方の人は着実性を身につけていくことがお解りになられる事だろう、、、。
やっかいなのは、>>215の程度なら、誰でも解る問題であると言える。
ただし、量子力学の非日常的で非実用的と考えられる領域に到達した時、
つまり、一部の高度な数式(つまり、数と現象の一致の神秘や偶然性の謎)に通じた
者のみが発想する次元に至った時に、正攻法で立ち上げる現代の正規の精神医療スレッド [メンヘルサロン]
で扱われた曖昧な心霊体験と同様の、軍事上、法律・刑事上、医療上の危険性の問題点
が発生する事について、理解が届く事になる者は、意外に少ないのではないかと思われる。
(平行宇宙論など、、、)
取分け私が警戒するのは、そのような科学的領域に ほんまかいな !? 事実検証スレッド [噂話]で
扱ったような人体実験に由来する闇の権力の意識操作が関わっている危険性の事なのである。
スレリンク(uwasa板:656番)
つまり、インディオの人身御供の影響力とローマの病気と犯罪を利用したペテンの操作の影響の恐れである。
古代の科学知識の病的歪みによる衰退のピークはギリシアやローマに見る事が出来るが、
その古代の知識の再生の可能性はダヴィンチに見る事が出来る。
それでも、ローマやインディオの影響による歪みは、特に原爆に結び付くアインシュタインや誤解や食い違いの恐れが付きまとう
量子力学に伺われると言わねばなるまい、、。、、、極めて危険な状況である。
現代科学にいたるまでの科学の系譜について、解り始めてきたのはつい最近の話であると思われるようになった。
261:,
08/09/05 20:34:14
、
262:,
08/09/05 20:39:18
だが、根源的問題など存在しないという科学的考察のどこがいけないのだろうか? 直感
的に、それは逃げ口上だと感じるだけである。安全という感覚はあらゆる生物に不可欠だ
が、最もそれを必要としているのは、特に無防備だと感じている人間である。安全という
感覚なしには神経衰弱になってしまうだろう。だがその正反対の極へ飛躍して、ジェーン・オー
スティンの小説のように実に居心地よく、何一つ問題なと思い込んでしまうこともできるのだ。
そうなったら植物状態、いやそれより悪い停滞状態になってしまう。
ここで、人類がこのような特殊な状況にどのように立ち至ったかを、俯瞰してみることに
しよう。中世の時代、教会は民草が自分で考えることを良しとしなかったため、それこそ
が知識の源泉だと指摘した修道士ロジャー・ベーコンは、生涯の大半を獄中に過ごすはめになっ
た。だが、ルネッサンス期になるともはや教会も個人主義に蓋をしておけなくなり、そして印刷
技術の発明以後にはまったく不可能となる。やがてコペルニクスが宇宙の中心は地球ではないと
指摘し、またケプラーやガリレオがそれを疑問の予知の無いままに照明し、ニュートンが万物の法則の
最初の下地つくりをすると、旧来の信念体系はぐらつきだして倒壊した。
だがヴォルテール、ディドル、ルソーといった理性の時代の中心人物たちは偉大な思索家とはいえな
かった。事実、彼らが最も時間を費やしたのは、より苦労を要しない教会攻撃だった。そ
れに続く哲学者たちは、宇宙を理解することよりも、自分たちの互換は真実を伝えている
かという問題の探求にご執心だった。実際、宇宙の理解などという概念そのものがまった
く時代おくれになってしまったのだ。
Wikipedia項目リンク ヴォルテール
Wikipedia項目リンク ルソー
263:,
08/09/05 20:44:12
19世紀になると、急激に台頭した幽霊やポルターガイストへの関心に、科学者たちは不快感を覚
え、魔術崇拝の迷信と糾弾した。ニューヨーク州のフォックス家で発生したポルターガイスト現象が過激なま
での盛り上がりを見せたときには心霊主義教会の設立にまで発展し、科学者連は怒り心頭
に発した。だが、この問題を研究した知性ある人々は、無知による迷信とはかたづけられ
ないと認めていた。数学者チャールズ・ドッジソン(「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルの本名)
などはこう認めている。「すべての現象がペテンで説明がつくものではないと確信している」
要するに、19世紀は現代のUFOと同種の問題に遭遇していたのだ。それに対する反応も
よく似ていた。存在しないふりをしていたのである。
事実、ルイス・キャロルもこの現象は電気に似た新たな力で説明できるかもしれないと提案したが、
当時発足したばかりの<英国新鋭研究協会>の調査では、それで何千件という幽霊目撃談
は説明できないことが判明したのだ。だが大半の科学者は超常現象に無関心な態度をとり
続けた。ダーウィンのブルドッグ−トーマス・ヘンリー・ハクスリーなどはこう説明している。「ただ単に、この問題に興味が湧かないのだ」
かくて20世紀へ突入してからも、いまだに科学は万物の法則構築の試みに忙しく、かたや
超常現象の半分は無視されたままとなる。1900年にはその構築も成功しかけたかに見えた。
だがちょうどそのころ、科学の殿堂はみずから崩壊をはじめた。その理由を説明するには、
苦痛なしであれと願うが、現代物理学への多少の脱線が必要になる。
Wikipedia項目リンクチャールズ・ドッジソン
264:,
08/09/05 20:50:27
1897年にJ・J・トムソンが電子を発見すると、原始は宇宙で最小の物質でないことが明白にな
った。トムソンは、原始とは陽電気を帯びた塊であり、それにマイナスの電気を帯びた電子がクリスマス
ブディングの中のレーズンのように埋め込まれていると結論した。
そして、まさに科学が宇宙の秘密に肉薄し始めたかに見えたちょうどそのとき、マックス・プラ
ンクという物理学者がやっかいな問題を持ち込んできた。当時プランクは、紫外線崩壊と呼ばれ
る問題を説明しようと試みていた。簡単に説明するとこうなる。電灯をつけると同時に、
紫外線やX線、ガンマ線その他の危険な放射線が部屋中にみなぎらないのはなぜか、プランクは
しりたかったのである。ピアノの鍵盤を一つたたけばすべての弦が振動するのだから、電灯
や蛍光灯をつけたときにも適用できるはずではないか。クラーク・マックスウェルが示したように熱も
X線もすべて電磁エネルギーという同じ鍵盤の一部なのだから。だがそうではない。なぜ
か?
1900年にプランクは、エネルギーは連続的な波ではなく小さなパケットとして流れるのではないか
とし、このパケットを量子と呼んだ。コップの水をテーブルの上にこぼすとあらゆる方向に流れる。
しかし、この水を凍らせてパウダーアイスにすれば、塊のままになる。煎じ詰めれば、エネルギーに
ついてプランクの言いたかったのはそういうことだった。
Wikipedia項目リンク J・J・トムソン
Wikipedia項目リンクマックス・プランク
Wikipedia項目リンクジェームズ・クラーク・マクスウェル
265:,エキストラ
08/09/06 10:28:51
スレリンク(mental板:265番)平行世界
Wikipedia項目リンク ローレンツ変換
266:,
08/09/06 10:34:26
, '´  ̄ ̄ ` 、 >>265は、後はエンジニアや学者どもの仕事だ、、、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{| ちゃんとやっておけよ、、、
N| "゚'` {"゚`lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
267:,
08/09/06 10:44:04
〃 i, ,. -‐
r' ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈 /
! :l ,リ|} |. } /
. {. | ′ | } l
レ-、{∠ニ'==ァ 、==ニゞ< |
!∩|.}. '"旬゙` ./''旬 ` f^| |
l(( ゙′` ̄'" f::` ̄ |l.| |
. ヽ.ヽ {:. lリ |
. }.iーi ^ r' ,' ノ
!| ヽ. ー===- / ⌒ヽ
. /} \ ー‐ ,イ l
__/ ‖ . ヽ、_!__/:::|\ ヽ 、、、命令だ、、、、!
268:,打つ理(ぶつり)学
08/09/06 10:49:16
/! ,.::'::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ、:::::::::::::::::::::|
,.イ | /::::::::::::;: ‐''"´ ̄ ̄``'、ヾヽ ,,.. `''‐、_::::::::|
/::| レ':::::::::::/ ___. ゙、、_ノ7/,/::(_ ,. -‐''"::::i
,'!::::! ヽ:::::::/ ,.ィ':::::::::::゙,``'i、;;;;ノノハ;__::::`‐...,,_', \::::::::::/
.!|::::::゙, \ / !::::::::::::i. |/ /ヘ''' '=、-、ヽ ヽ:;ノ、
l l::::::::ヽ `''‐-r'′ l:::::::::::::| l7 /  ̄ /rへ,i
.i '、:::::::::\ | |:::::::::::::| ! _,.` /f i } ||.
゙, ヽ::::::::::::`ヽ.、_,l !::::::::::::;' / `トヽ ̄ /ィ ノ ,.ノ
ヽ \:::::::::::::::::::/ /:::::::::::// ノ/ニニ二ヽ /、_,.r'"
\ `ヽ:、:::/ /:::::::::::/ /_`` 'ゝヽ /
` 、,../ ,/::::::::;:∠-‐'′ ``'ー-‐'゙` ,. /
` ‐-;-'--‐ <. ヽ、 ,.. - '" /
__ ,,.. -─一¬ヾ´ヽ
、;;;;;;;;;;;``;;;.、 `''ー---‐ ''"´ /ヽ、
例、MV+mv=MV’+mv’=一定 運動量保存則
1/2MV2+1/2mv2=一定 エネルギー保存則 ←F=MdV/dt の両辺に速度をかけると得られる式
269:,
08/09/06 10:53:48
>>266 出来たら ちゃんと解るように教えてくれよ エンジニアや学者様よぉ、、、
r‐-、._ ,,. r─-、.,
/" ミミ/⌒ ヽ、\
< 〃⌒ヾ ⌒~ \ )
x 〃⌒ヾ / ⌒ \))ソl
ドミ~ト⌒ ⌒ヾノ/~イ彡;、
Yミ! ((⌒ :ヽリ/ |〃イ
(ミ| .Yi⌒ )),ソ i彡゙;)
_l!ミ! r─-.V、, ,,.ノrェ--- j彡ィ
!ヘl;|. ぐ世! t(イ,ィ '"世ン 「ヽ.
!(,ヘ!  ̄'" |:::.`  ̄ ,ドリ
ヾ、! !; ,レソ
`| ^'='^ ム'′
,rト、 ー- ─-: /|
_../ i| \ === ,イ.:ト、
/ i| ゙、\ ; /リ.:;!:::\、_.
゙! ゙、 `ー─''゙:::;:'::::|::::::::::\ 。
゙、 :::/::::::|::::::
`ヽ、 ゙、 ./ .| ,-、、
270:,
08/09/06 15:13:41
,='´,',/ィ´‐'´ ̄  ̄`二 二 `ニ`ー-、`-、ヽ `ミミミヾ、
`-、_,r三-‐',,!,'ィニ´... ー - - 、__`ヽ`ヽヽ `ミミミヾ `ー、
r'´i',',' ,' l', ,iiilllli‐、 ,,,iiiiiii,,,,,,,,,ヽ ` ` ` 、ミミミミ、、. ヽ
,イ lii'/ ,', l' '"´ " `、 ';'ミミミミミヾ、
!ヽ lヘ ,',! _r==、_ 、 =‐-、 ! ミヾ、ミミミミミミヾ
`ノ ,! ,.k''てヾ、 .) / _r'7‐iヾヽ ! `ミミミミミミミミミミヾ`
_,.-'ソ i ,',l /`ニニン ,! ヽヾ二ニニ´ ー ';,;ミミミミミミミミミヾ、
ノ /7j'l, .l 彡`ー‐'´ / ` `ー-、_・`,、_ ・ ';ソiヾ/`li`ミミヾヾ
ノ '' !i,','l' ・ ,.-/ ヾ ヽ、 ` ゛ i ノ "ソ´ ,ノミヾ`!liliト、
'´ '´ ー'´ノ l , i! ' `i 、 ヾ, ) ,!、`、ヾjlililト、
`ー、_,=ニ,' l i ,,,,,,`ー--'´`` ' ヽ . ・ !. , ' " Yノミ`、`ソjlillil!
ノl l! ,;'" ""''''""""''''''':;,,ヽ . :; ' l丶 j´ソミソ'彡j!jl!
. l i."';,,.,,.,,.,,.,,.,,.,,,,...,.,, "';, ,:; ノ`=' "゛゛='ソ jliソ
ヽ ヽ / i "ツ'';,.,,;'. ,! , ,ィ´ ``ー-
__,.....ヽヽ l i'´,ィ ; / ,ィ´
__,...--‐'''''´ ̄ .ヽヽ l / i´.ィ , /,ィ´
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_,.-''´ ヽ _,ィ´
271:,ミジンコ
08/09/06 15:40:21
______
,.ィ'´ ̄ `ヽ
,ィ´ _,........_ `!
i´ i´ ``ー‐-、ヽ
l l !. l
l ノ _,,,,,,,_ _,,,_l l
ト、 l -'´_,...._ i'_,.._ l!
l `! ー , i i 、ー- l
l ( ー、 ,ィ !、__, i、 ,!
ヽ、、 ヽ 、 , 'l < 、、、、ハルヒの予感、、、
,.ィi ヽ '--‐‐‐' ノスレリンク(utu板:280番)
_,....、___,...--'´ ヽ `ー、 ´ ` ,ィ´ヽ_スレリンク(sm板:568番)
,ィ'´ ヽ `ー ‐ / `ー-、_ ざぶとん いっぱい持ってきなさい
,ィ ヽ / `ー、_
l ヽ / ___________ ヽ
l ヽ_/.-‐''´ ``ー-、_ ヽ
,! _,ィ´ `ー、ヽ
/ \ ヾ、
l \ ヽ
l \ ヽ
/ \,.ィ i i l l , , , ヽ
,! `ー‐‐‐‐----、___________________,--‐‐-、__-= l
,! ,! `ー-ニつ__,......--‐‐''"l´
,! / `) l
272:,ミジンコ
08/09/06 15:50:14
スレリンク(uwasa板:570-577番)
.:/ .:! .:.: / l|l.:.. _lゝ:.ヘ.:.:.. |: l:. | ト ヽ
.:.:.:j .:.:.! .:.: , -|=-T:.:´j、ヽ:ヽ:.:. .ト! l:.:. .l:. ヽ l ヽl
.:.:.:.:.l .:.:.:!.:.:.:. / | ,z,弐ヽト ヾト:.:. .:jイハヽ :!:.: | | ||
:.:.:.:,' .:.:.:.!:.:.:.:. |: レ' {ぅiハ.:|` l.:.:/フヾ l.:.:ハ.:.:. |:| l′
.:.:/ .:.:.:.|.:.:.:.:.:. l_ィ_l{ ヽ-' |, |/ {jハl{/:.l:l:.:. ハl
:/ .:.:.l.:.:.!:.:.:.:.:. l:. !: lヽ rーr 彡 / 、 、`,.ィ{.:./:.l:.:i j′
' .:.:.:.|.:.:.:l.:.:.:.:.:. |、:ヽ.l ーjj´ `i ´lV:,〈 }:l ′
.:.:.:.j.:.|:.:.!:.:.:.:.:.: l ヽ:.ヽ、li / /イ: lソ′
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:.:.:/.:.|:.:l.:.:.:.ト:.:.:.:.:. l \ヽ i´‐´ ̄j /!:.:.ハ !
 ̄ ` l:.:ト、:.:.: ヽ:.:.: ヽ ` ー ー‐ ニ / }:/j j/
ヽトヽ:.: l:.:ヽ: l ヽ、 / j'://
ヽ、 ヽ: ト\lヽ、 `丶 / /´
` i: l ヽト、 ` ァiー---` 、_j-i<
l l | / |:.:|:.:.:.:.:.:.:. ! ヽ
|:| / !:.lヽ.:.:.:.:.:.: ! ',
273:,
08/09/06 16:04:52
>>264 続き
これは誰も(プランク本人でさえ)信じなかった。だが1905年、特許局に勤めるアルバート・アイン
シュタインという若者が、プランクの考え方で光電効果という問題が解決できると指摘した。金属
板に光が当たると、表面から電子が放出される。ここで光量を上げる(たとえば電球を6
0ワットから150ワットに替える)と、放出される電子の速度が速くなると思われるかもしれ
ない。そうではなく、単に電子の数が増えるのである。まるで光は金属板に向かって放た
れた銃弾のようなのだ。つまり、その銃弾が量子である。
この概念はまったくの不評だった。アインシュタインが正しいという可能性をプランクが認めるまでに
は数年を要した。そしてやがては、光の振る舞いは波と粒子の両方の特徴をそなえている
と認めなくてはならなくなる。しかし、波が粒子であったり、またその逆であったりとい
うことがどうして可能なのだろうか? だしぬけに万物の法則は実現までの道のりが遠
そうに見え始めた。
だが少なくとも粒子説は、新しい原始像を構築する助けにはなった。1908年、アーネスト・ラザ
フォードがクリスマスプディング像の反証を示した。金の薄片にアルファ粒子をあてたところ、大部分が
通り抜けてしまったのだ。これは金の原子はおもに空間で出来ているという証拠になる。
ラザフォードは続けて、原始は回転木馬のように中心にプラスの電荷を帯びた核があり、その周
囲のどこかに電子があると主張した。そして1913年には若きデンマーク人物理学者ニールス・
ボーアがこの原始像を改善する。原始とはミニチュア太陽系のようなもので、太陽を巡る惑星のよ
うに原子核の周囲を電子が回っているが、惑星と違って電子はエネルギーを(量子の形態で)
吸収もしくは放出でき、内側や外側の軌道へ飛び移ることが出来るというのだ。
Wikipedia項目リンク原子
Wikipedia項目リンク電子
Wikipedia項目リンク光
Wikipedia項目リンク電磁場
Wikipedia項目リンク光電効果
Wikipedia項目リンクプランク定数
Wikipedia項目リンク粒子説・波動説
274:,
08/09/06 16:26:08
これで、原始の内部で何が起きているかを調べるかなり簡単な方法が出来た。熱せられた元
素(たとえば水素)から発せられた光がプリズムを通過すると、非常にはっきりしたスペ
クトルが現れる。このスペクトルは軌道上の電子の振動によるものなので、その軌道についての情
報を知ることが出来るのだ。スペクトル中の輝線と暗線(放出線と吸集線という)は個々の元
素に対応しているので、恒星がどんな元素で出来ているかすら調べることが可能になる。
ボーアは水素原子のスペクトルの知識を用いて、水素原子の内部で何が起きているかを説明した。
それでもまだのこされた問題は多かった。ニュートンがその著書「プリンピキア―自然哲学の数学
的原理」の中で太陽系を説明したときには、その数字で惑星運行の有様を正確に描写でき
た。だがボーアの数学では、そこまで正確に原始内部の電子の挙動を説明できなかった。ドイ
ツの物理学者アノルト・ゾンマーフェルトが電子軌道を楕円と考えたほうがうまく原始を説明できると
したときでさえ、問題解決にはならなかった。その後の12年間、量子理論は混沌とした
ままで、一歩進んで二歩下がるか、あるいは運が良くてせいぜい現状維持という状態だっ
た。1922年、ボーアは優秀な若き学生ヴェルナー・ハイゼンベルクと出会い、手詰まりを認めた。
原始はものではないのだ、とハイゼンベルクにいった。
275:,
08/09/06 16:28:20
では原始とは何者なのか? 1923年、ソルボンヌ大学のルイ・ドブロイという学生が一見途方
も無いアイデアを思いついた。もし光波が粒子のように振舞うのなら、粒子が波のような挙動
をして悪いはずが無いのでは? 物質波というアイデアは文句なしの矛盾のように思える。だ
が原始が もの でないのなら、電子だって もの ではないということになる。電子が
小さな硬いボールのようなものでなければ、原始内部の波のようなもので、円形に曲げたスプ
リングもしくは自分の尾に咬みついたヘビのようなものかもしれない。これで電子に軌道があ
る理由が説明できる。というのもかぎられた波長だけが真円に当てはまるからだ。それと
もひょっとしたら、とドブロイは後知恵で付け加えた。電子は波に関連した粒子で出来てい
るのかもしれない。このアイデアに対する周囲の反応はさらにそっけないものだった。
Wikipedia項目リンクプリズム
Wikipedia項目リンクスペクトル
Wikipedia項目リンク量子論
Wikipedia項目リンクハイゼンベルク
Wikipedia項目リンクドブロイ
にもかかわらず、水晶に電子を打ち込んでみると、ドブロイの物質波が確認された。水晶の
層は実質的には一連のスリットで、光線が曲がる(屈折する)のはこのスリットのせいである。電
子ビームはあたかも光束のように屈折したのだ。また後に行われた実験では中性子も同様に
屈折した。素粒子の挙動はまさに波と同じだったのだ。
Wikipedia項目リンク素粒子
276:,
08/09/06 16:50:09
1927年までには、ボーアの手詰まりを解決した量子理論は3つも出されていた。ヴェルナー・ハイ
ゼンベルク、ポール・デュラック、エルヴィンシュレディンガーが別々に提唱した理論である。
1925年、ヘリゴランドで休暇を過ごしていたハイゼンベルクは、ボーアの太陽系型原始は忘れて数
字に集中することに決めた。彼は原子をオシログラフ、あるいは電気マッサージ機―と
いうより、筋肉をリラックスさせるマットレスとして思い描いた。ハイゼンベルクが知りたかったのは、振
動と光のスペクトルに現れる線との関連性だった。そして最終的に、原子内部の状態をすべて
表現する数式を見つけるのに成功した。ハイゼンベルクはスペクトルの暗号を解いたのである。興奮
のあまり、彼は夜中の3時に家を出て夜が明けるまで高い岩のてっぺんに座っていた。
ハイゼンベルクの悩みの種が一つあった。かれの量子論では、p×q=q×pにはならな
いのだが、これは明らかに算数の規則に反していた(pとqは素粒子の位置と運動量をあ
らわしている)。この問題が解決したのは、ハイゼンベルクが突破口を開いたというニュートンをケンブ
リッジの大学院生ポール・デュラックが耳にしたときだった。優秀な数学者であるデュラックは、この
パラドックスが19世紀ダブリンの数学者ウィリアム・ローワン・ハミルトンの式で解決できることをすぐさま
看破した。ハミルトンも光は波か粒子かという問題に取り組んでおり、波もしくは粒子の運動を
表す一組の方程式を作り上げていたのだが、この方程式でもAかけるBがBかけるAと等
しくならなかったのだ。
Wikipedia項目リンクボーア模型
Wikipedia項目リンクポーる・ディラック
Wikipedia項目リンクシュレディンガー
Wikipedia項目リンクオシログラフ
Wikipedia項目リンクハミルトン
277:,
08/09/06 17:00:44
>>274-275【
Wikipedia項目リンク ヤングの実験
Wikipedia項目リンク(%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6) 干渉 】
278:,
08/09/06 17:10:44
エルヴィン・シュレディンガーは古いタイプの物理学者で、量子力学をこみいった代数学に変質させ
ようという当時の傾向に不満で、原子の視覚的な考察は可能だという確固たる信念を持っ
ていた。1925年のクリスマス休暇をチロルで当時の愛人と過ごしていたシュレディンガーに(彼は有名な
おんなったらしだった)、ふと閃きが走った。ドブロイの物質波について考え込んだとき、あ
る波の方程式を思いついたのだ。シュレディンガーがギリシア文字のプシ、ψで表現したこの式は、
電子の波を池の水面の波と同様に表すことが出来た。というより、パン生地のやわらかいボ
ールがシンコペーションのかかった音楽にあわせて踊りだし、ソノリズムに合わせて波打つ出すところを
想像してもらえばいいかもしれない。これがおおざっぱなシュレディンガーの原子像である。シュレ
ディンガーの波動関数は量子物理学史上最大の進歩とみなされている。
一見するとこの3つの突破口は矛盾するように思えた。実際にはシュレディンガー自身、この3
つが同じ基本概念の3通りの表現だと理解していた。
次に大きな突破口を開いたのはデュラックの<代数量子論>である。ディラックの方程式の中の、
光速近くで運動をする電子を扱った式は、利点も欠点もあったものの、プラスの電荷を持つ
電子に似た粒子(電子の電荷はマイナス)の存在を予言しているらしかったのだ。やがて実験
室で陽電子が発見され、ディラックはノーベル症を受賞する。
Wikipedia項目リンク波動力学
Wikipedia項目リンク陽電子
Wikipedia項目リンク光速度
279:,
08/09/06 17:24:42
だがそのときすでにハイゼンベルクによって、量子物理学に不可欠な原理がもう一つ発見されて
いた。有名な<不確定性原理>である。表面的には、この原理はあまりたいしたものに見
えない。1927年当時にハイゼンベルグが発表したのは、素粒子の位置とスピード(運動量)を同
時には測定できないというだけのことだったのだ。これが大したものに見えないのは、そ
れが実践上の限界に過ぎないように思えたからだ。ビリヤードの球の位置とスピードを測定する
には、その球に光をあてて(でなければ球が見えない)、AからBにいくのにかかる時間を
測るだけでよい。電子に光をあてるわけにはいかないが、これは電子が小さすぎるためだ。
できるのはせいぜい光子一つをぶつけるぐらいだが、これはビリヤードの球にゴルフボールをぶつ
けるようなもので、測定結果に影響を及ぼしてしまうのは明らかだからである。
日常生活の中で実例をあげれば分かりやすいかもしれない。行動科学者が人間の行動につ
いての本を書こうとしているところを想像して欲しい(古典物理学は一種の行動科学であ
る)。セックスを説明する章にさしかかり、セックスとは飲食と同様の欲求だと説明したとする。だ
が、この比喩を使ったところで、性欲と食欲には異なる部分もあることに気付く。書き状
態の人間は死んでしまうかもしれないが、セックスに飢えたからといってセックス欠乏症で死んだ
りはしないのだ。この理解を出発点として、この科学者は最終的に、食欲とは違ってセックス
の90パーセントは心の中の出来事であり、純粋に身体的な欲求とはみなせないという理解
に到達するかもしれない。彼の立場は、原子を もの とはみなせないと理解した理解し
たボーアになぞらえるだろう。
Wikipedia項目リンク量子物理学
Wikipedia項目リンク不確定性原理
Wikipedia項目リンク光子
280:,
08/09/06 17:37:10
同じ年の1927年、ニールス・ボーアはハイゼンベルクの不確定性原理を詳細に説明した。ハイゼンベルクと
の議論の中から<コペンハーゲン解釈>、すなわち<相補性原理>が生まれたのだ。彼の議論は
せんじつめればこうなる。「電子波か粒子かなど忘れよう。電子に今いる位置(粒子の性質)
はとたずねれば、粒子としての答えが返ってくる。運動量(こちらは波の性質)をたずね
れば、彼としての答えが返ってくる。どちらが正しいという問いはやめて、2つの答えが互
いに補い合うものだと理解しようじゃないか」
言いかえれば、素粒子の位置と速度を同時に測定できないのは単なる実践上の限界などで
はないということだ。現実そのものに内在する性質なのである。
もう一人の量子物理学者マックス・ボルンは、シュレディンガーの波動関数ψを、電子が何らかの位置
をとる蓋然性と解釈した。シュレディンガーは異議を唱え、青酸カリのカプセルとネコの入った箱の有
名な話で主張の正しさを示そうとした。放射性崩壊などの量子論的なプロセスがカプセルが壊し
て猫を殺す引き金となるかもしれないし、ならないかもしれないというあの譬えである。
シュレディンガーはこう主張した―ボルンによれば、箱をあけるまではネコは生きているとも死ん
でいるとも特定できないという状態にあるというが、そんなことは明らかにばかげている
ではないか、と。
Wikipedia項目リンクコペンハーゲン解釈
Wikipedia項目リンク相補性
Wikipedia項目リンクシュレディンガーのネコ
だがある意味では、<コペンハーゲン解釈>が言っているのはまさにそれなのだ。素粒子レベルの
プロセスを観察することで波動関数は崩壊し、粒子の状態になる。だが、波動関数が崩壊する
前には、電子は蓋然性の状態にあり、それ以上正確には特定できないのである。
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