面白い問題おしえて〜な 十五問目 at MATH
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100:132人目の素数さん
09/02/04 18:03:40
>>98
任意個の変数のmax、minは容易に作れるから、
あとは>>90と同じやりかたでf_{n,m}も作れる

101:132人目の素数さん
09/02/04 18:30:55
>>99
直感的には、n個から重複を許してr個とるわけだから、
まず種類1をn-m個、次に種類2をn-m-l個、・・・ととるのだと考えれば成り立つ。

nH1,1Hn=1に対しては成立。(r=1のときはΣ[m=1,n]{Σ[l=1,m]…(Σ[j=1,k]j) }=1
だと解釈)
n+rに関する帰納法。この和がn+r-1のときまで成り立っているなら、
nHr=(n+r-1)C(r-1)=(n+r-2)C(r-1)+(n+r-2)C(r-2)=(n-1)Hr+nH(r-1)
=Σ[m=1,n-1]{Σ[l=1,m]…(Σ[j=1,k]j) } + Σ[l=1,n]…(Σ[j=1,k]j)
=Σ[m=1,n]{Σ[l=1,m]…(Σ[j=1,k]j) }
よりこの和がn+rのときも成り立つ。


102:101
09/02/04 18:48:56
miss!
>nHr=(n+r-1)C(r-1)=(n+r-2)C(r-1)+(n+r-2)C(r-2)=(n-1)Hr+nH(r-1)
nHr=(n+r-1)Cr=(n+r-2)Cr+(n+r-2)C(r-1)=(n-1)Hr+nH(r-1)

103:101
09/02/04 20:32:20
あ、
>r=1のときはΣ[m=1,n]{Σ[l=1,m]…(Σ[j=1,k]j) }=1 だと解釈
r=1のときはΣ[m=1,n]{Σ[l=1,m]…(Σ[j=1,k]j) }=n だと解釈
しないとうまくいかないな。
こうしておけば帰納法はうまく進むので問題なし。

104:132人目の素数さん
09/02/07 11:31:41
>>99
多項式(x+1)^(n+1)-1を考える。二項定理から(x+1)^(n+1)-1=Σ[k=0,n]C[n+1,k+1]x^(k+1) …(1)
(ここでC[n,k]は2項係数を表す。)一方、
(x+1)^(n+1)-1={(x+1)-1}Σ[k=0,n](x+1)^k=xΣ[k=0,n]Σ[l=0,k]C[k,l]x^l
右辺を整理すれば(x+1)^(n+1)-1=Σ[k=0,n]{Σ[l=k,n]C[l,k]}x^(k+1) …(2)
(1),(2)の係数を比較することでC[n+1,k+1]=Σ[l=k,n]C[l,k]を得る。
書き直せばC[n+k,k+1]=Σ[l=1,n]C[l+k-1,k] これより
Σ[j_1=1,n]Σ[j_2=1,j_1]…Σ[j_(r-1)=1,j_(r-2)]j_(r-1)
=Σ[j_1=1,n]Σ[j_2=1,j_1]…Σ[j_(r-1)=1,j_(r-2)]C[j_(r-1),1]
=Σ[j_1=1,n]Σ[j_2=1,j_1]…Σ[j_(r-1)=1,j_(r-3)]C[j_(r-2)+1,2]
=…
=Σ[j_1=1,n]C[j_1+r-2,r-1]
=C[n+r-1,r]
=H[n,r]

105:132人目の素数さん
09/02/07 11:58:39
>>99
nHr = (r+1)H(n-1) は、次の非負整数解の個数と同じ
x_1 + x_2 + … + x_{r+1} = n-1.
そこで、
y_i = 1 + x_1 + x_2 + … + x_i (i = 1, 2, ..., r+1)
と換えると、
1 ≦ y_1 ≦ y_2 ≦ … ≦ y_r ≦ y_{r+1} = n.
これを数えると、題意の等式を得る。

106:132人目の素数さん
09/02/07 15:58:51
URLリンク(www.sonnyradio.com)

107:132人目の素数さん
09/02/11 21:17:45
自然数nについての不等式
(n^n)/(e^(n-1))≦n!≦(n^(n+1))/(e^(n-1))
を証明せよ。
ただしeはネイピアの数

108:132人目の素数さん
09/02/11 23:35:25
>>107
n=1 のときは 等号成立。
n>1 のときは log(1+x) < x を使う。
 k・log(k) - (k-1)log(k-1) -1 = k・log(k) - (k-1){log(k) - log(k/(k-1))} -1
 = log(k) + (k-1)log(1 + 1/(k-1)) -1 < log(k) +1 -1 = log(k),
 (k+1)log(k) - k・log(k-1) -1 = (k+1)log(k) - k{log(k) + log((k-1)/k)} -1
 = log(k) - k・log(1 - 1/k) -1 > log(k) +1 -1 = log(k),
k=2,3,・・・,n について たす。
 n・log(n) - (n-1) < log(n!) < (n+1)log(n) - (n-1),

109:132人目の素数さん
09/02/13 06:16:35
>48
1+1=2?
天国は右?

110:132人目の素数さん
09/02/13 15:59:43
a[1]=1,a[2]=3,b[1]=1,b[2]=1
a[n+2]=(4n+2)a[n+1]+a[n]
b[n+2]=(4n+2)b[n+1]+b[n]
とするとき
lim[n→∞]a[n]/b[n]を求めよ

111:132人目の素数さん
09/02/15 04:01:43
(改変転載)

一辺が1の正四面体Tが、厚さの無視できる壁に開いた
半径rの円形の穴を通過する。半径rの最小値をもとむ。

112:132人目の素数さん
09/02/15 10:06:27
>>111
>もとむワロタ

外接円考えてr=1/√2じゃないの?

113:132人目の素数さん
09/02/15 10:09:39
よく見たら正四面体か。
r=1/√3かな。

114:132人目の素数さん
09/02/15 10:20:04
ばかw

115:132人目の素数さん
09/02/15 10:41:24
(0,0,0),(1/√2,1/√2,0),(1/√2,0,1/√2),(0,1/√2,1/√2)
を結んだ正四面体を考えてr=1/2

116:132人目の素数さん
09/02/15 20:06:12
転載

◆ わからない問題はここに書いてね 255 ◆
スレリンク(math板)

215 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2009/02/15(日) 03:59:34
>>213>>214
1/2より小さくできると思う。
正四面体をOABCとし、OBとOC上にそれぞれM,Nを取ったとき、
△AMNの外接円の半径の最小値が答えになると予想。

ちなみにM,NをOB,OCの中点としたときは9/(8√11)≒0.34。
この付近に最小値を与える点があるはずなんだが、
式が爆発して手が着けられなくなった。


225 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2009/02/15(日) 15:26:47
>>215
なぁ、本当に0.34まで小さくなるか?

ちょっとやってみたんだが
O(0,0,0) A(Sqrt[3]/3,0,Sqrt[6]/3) B(Sqrt[3]/2,1/2,0) C(Sqrt[3]/2,-1/2,0)
としてOM:MC=s:1-s,ON:NB=t:1-tと置いて内積使って正弦定理を書き直して求めてみた。
URLリンク(www2.uploda.org)
どうもそんなに小さくならなさそうなんだが……俺なんか間違えたかな?

117:116
09/02/15 20:08:33
上の 225 の外接円の半径 R は
R^2 = (1-s+s^2)(1-t+t^2)(s^2-st+t^2)/(3s^2-2st+3t^2 - 2st(s+t) + 3s^2t^2)
で、これは自分(≠225)も確認

ただし、△AMN が円に納まる条件は
min(R, (1/2)max(AM, AN, MN)) ≦ r
max のほうは鈍角三角形の場合

118:132人目の素数さん
09/02/15 20:35:00
確か「幾何学の散歩道」か何かに、
一辺1の立方体に穴を開けて別の立方体を通したい。
通る立方体の一辺の長さの上限を求めよ、みたいな問題があって
1よりも何%か大きくなるとかなんとかで、結構意外な問題だったと思う。
手元にたぶん無いんでアレだが。

119:132人目の素数さん
09/02/15 21:27:18
>>111
 r = 0.44780569665327156030029247262839…
らしいよ。
>>116-117
 漏れも そんなに小さくならなさそうだとオモタ.

スレリンク(math板:284-286番)
数学セミナー

120:132人目の素数さん
09/02/15 21:50:44
>>117
鈍角三角形ってなりえるかな?

121:132人目の素数さん
09/02/15 22:30:53
(i)
xy平面上に4個の点O,A1,A2,A3がある。
Oから出発し、Oではない全ての点A1,A2,A3を一度だけ通りOに帰ってくるルートを考える。
最も長い距離を移動するルートをα、最も短い距離を移動するルートをβとしたときの
α/βの最大値を求めよ。


O(0,0) A1(0,1) A2(1,0) A3(1,1)とすると
α=2+2√2、β=4よりα/β=(1+√2)/2

(ii)
3次元ユークリッド空間上にn個の点O,A1,A2,A3,…,A[n-1]がある。(ただしn≧4)
Oから出発し、Oではない全ての点A1,A2,A3,…A[n-1]を一度だけ通りOに帰ってくるルートを考える。
最も長い距離を移動するルートをα、最も短い距離を移動するルートをβとしたときの
α/βの最大値はnの式で書けるか?書けないならその事をを示せ。

122:132人目の素数さん
09/02/15 22:47:19

「面白い」の定義を数式を用いて述べなさい。


【配点 5 点】


123:132人目の素数さん
09/02/15 22:59:27
面白い⊆興味深い

124:132人目の素数さん
09/02/15 22:59:55
interesting と funny で区別とかするよね

125:132人目の素数さん
09/02/15 23:02:51
数学でfunnyってどういうのだろう?
文体なんかでfunnyに見せるのであれば芸がないな

126:132人目の素数さん
09/02/16 00:04:42
>>120
なる
自分は t=0 で s→0 にすると R が変な値になって気がついた

127:132人目の素数さん
09/02/16 00:18:13
>>125
「点」「直線」「平面」を「机」「椅子」「ジョッキ」と言い換える

128:132人目の素数さん
09/02/16 01:53:41
n枚のコインを全て裏向きにして円形に並べ、
そのうちの1枚をスタート地点としてそこにコマを置く。
この状態から、
(1)表向きになっているコインの枚数だけ時計回りにコマを進め、
(2)コマの位置にあるコインをひっくり返す
という操作を繰り返しおこなう。
ただし、最初の状態では表向きのコインが0枚なのでコマは動かさない。

全部のコインが表向きになるのは、nがどのような数のときか?

129:132人目の素数さん
09/02/16 02:23:24
>>122
limit[white→tail](dog)

130:132人目の素数さん
09/02/16 10:35:13
(俺用メモ)

>>117 の R が最小値を取るのは
s = t,
3s^3 - 6s^2 + 7s - 2 = 0
のとき

これを解いて
s = t
= (2 + (√43-4)^(1/3) - (√43+4)^(1/3)) / 3
= 0.39125971
のとき最小

このとき最小値は
R
= √(1 + (12+√43)(√43-4)^(1/3) - (12-√43)(√43+4)^(1/3)) / (6√2)
= 0.447805697

131:132人目の素数さん
09/02/16 22:55:09
>>128

裏=○,表=●,コマの位置=☆,★
[○]→[★]
[○○]→[★○]→[●★]
[○○○]→[★○○]→[●★○]→[☆●○]→[○☆○]
[○○○○]→[★○○○]→[●★○○]→[●●○★]→[●●★●]
[○○○○○]→[★○○○○]→[●★○○○]→[●●○★○]→[●☆○●○]→[●○○☆○]
→[●○○○★]→[●★○○●]→[●●○○☆]→[●☆○○○]→[●○★○○]→[●○●○★]
→[●○☆○●]→[●○○○☆]→[☆○○○○]
以下、"→・・・→"(n個)でn手先を表すことにする
[○○○○○○]→→→[●●○★○○]→→[○●★●○○]→→[○●●☆○●]→→[●●●○★●]→[●●●★●●]
[○○○○○○○]→→→→[●●○●○○★]→→[●●○○○○☆]→→→[●○●○★○○]→→→[○○○★●○○]
→→[○★○●●●○]→→→→[○○○○☆○○]

以下同様に20枚まで調べていくと、全部表向きになった枚数は(カッコ内は手数)
1(1),2(2),4(4),6(10),8(8),12(44),16(16),20(3116)
また、それ以外の枚数で、全部裏にもどってしまったときの手数は
3(4),5(14),7(18),9(14),10(24),11(58),13(34),14(12),15(158),17(1430),18(792),19(2216)

もしやとおもって、32枚、64枚のときを調べてみるとそれぞれ32手、64手で全部表になった。
ここから「あるnがあってコインの枚数が2^nならば2^n手で全部表になる」と予想。
それ以上は分からないし証明も出来ない。

132:132人目の素数さん
09/02/17 00:42:13
>>110
勘だけどeだと思う

133:132人目の素数さん
09/02/17 04:46:53
>ここから「あるnがあってコインの枚数が2^nならば2^n手で全部表になる」と予想。
これは簡単。mod 2^nにおいてk(k+1)/2 (k=0,1,2,…,2^n−1)は全て異なる。

134:132人目の素数さん
09/02/20 20:21:12
>>121の(i)って2になる気がする。
でもどうやって証明しよう。

135:132人目の素数さん
09/02/21 09:51:02
問題というよりは質問にちかいのだけれども…

平面上にいて見える景色について考える。

球面上(曲率が正の平面)にいる場合、地平線は水平よりも少し下に周囲一周円を描いて見えるはず。
曲率が0の平面にいる場合、地平線は水平に無限のかなたに周囲一周見えるはず。
では曲率が負の平面に立っている場合、地平線はどういう形に見えるんだろう?


136:132人目の素数さん
09/02/21 11:13:26
曲率が負なら球面の中みたいになるでしょ。

137:132人目の素数さん
09/02/21 20:08:25
>>136
曲率が負というのはそういう意味じゃない。
いわゆる馬の鞍のような曲面が負の曲率を持つもの。

球面はどこをとっても同じ正の曲率だが、
どこをとっても一定の負の曲率の曲面は、そもそも3次元空間の中に
きれいに収めることはできない。

曲率は、その面が空間内でどういう形に収められているかとは
関係なく決まっているもので、たとえば紙を丸めてロール状にしても
その曲率は0で変わらない。なので、>>135の考えていることも
曲率を持ち出して議論すること自体ナンセンス。

138:132人目の素数さん
09/02/23 08:31:02
なるほど

139:132人目の素数さん
09/02/23 15:32:28
ナ、ナ、ナ、ナンセンス!

140:132人目の素数さん
09/02/23 15:32:59
>>137
> どこをとっても一定の負の曲率の曲面は、そもそも3次元空間の中に
> きれいに収めることはできない。
> どこをとっても一定の負の曲率の曲面は、そもそも3次元空間の中に
> きれいに収めることはできない。
> どこをとっても一定の負の曲率の曲面は、そもそも3次元空間の中に
> きれいに収めることはできない。
> どこをとっても一定の負の曲率の曲面は、そもそも3次元空間の中に
> きれいに収めることはできない。
> どこをとっても一定の負の曲率の曲面は、そもそも3次元空間の中に
> きれいに収めることはできない。

141:132人目の素数さん
09/02/23 17:10:16
>>140
できるの?

142:132人目の素数さん
09/02/23 21:48:31
だまされるな、>>140>>137に恋心を抱いているだけだ

143:132人目の素数さん
09/02/23 22:53:50
空間が無限なら収まるってはなしじゃないの

144:132人目の素数さん
09/02/24 13:25:42
無限なら収まるの?

145:132人目の素数さん
09/02/27 02:11:29
F(0)=0, F(1)=1, F(n)=F(n-1)+F(n-2)
で定まるフィボナッチ数列を考える。
正整数mに対し、F(n)がmの倍数となるような最小の正整数nをg(m)と定義する。
例えばg(1)=1, g(2)=3, g(3)=4である。
g(n)=nを満たすnはどのような数か?

146:132人目の素数さん
09/02/27 02:55:08
面白いなー
なんで5と12なんだ

147:132人目の素数さん
09/02/28 00:25:12
>>144
"擬球"でぐぐるよろし

148:132人目の素数さん
09/03/07 19:55:11
なんか問題文自体は簡単に書けるけど中身は面白い問題キヴォンヌ

149:132人目の素数さん
09/03/07 22:42:59
(1) 任意の実正方行列Aが高々4つの直交行列(Aに依存してよい)の線型結合で書けることを示せ。
(2) (1) の主張の4という数字はこれ以上小さくできないことを示せ。

150:132人目の素数さん
09/03/07 23:23:07
はっ!まさか4色問題がらみ?
と直感だけで言ってみる。


151:132人目の素数さん
09/03/07 23:28:21
>>145
n=5^kまたはn=12*5^kのときにg(n)=nになることは証明できた。
めんどいから書かんけど。

152:132人目の素数さん
09/03/08 03:17:55
>>150
例えるなら,4色問題よりラグランジュの4平方和定理(全ての自然数は高々4つの平方数の和で表せる)の方が近いだろう。

153:132人目の素数さん
09/03/09 16:12:53
>>99の等式って
Σ[k=1,n]kHr=nH(r+1)
と同値なのかな?

154:132人目の素数さん
09/03/11 08:24:46
教養のない人間=獣を証明せよ

155:132人目の素数さん
09/03/11 08:34:53
まずは教養のない人間と獣の定義を聞かせてもらおうか?


156:132人目の素数さん
09/03/11 08:42:13
∀x{(x∈教養のない人間)→(x∈獣)}は納得できるが
∀x{(x∈獣)→(x∈教養のない人間)}はかなり無理のある定義しないと証明できないんじゃなかろか

157:132人目の素数さん
09/03/14 15:16:09
>50 京都+大阪=東京 ,これを証明せよ

京都で買ったおたべと大阪で買ったたこやきは、東京のバナナだった。




158:132人目の素数さん
09/03/14 22:36:51
>>157

「おたべ」は (株)おたべ〔京都〕 の
「§京都銘菓\おたべ 」 は (有)あど・おたべ〔京都〕 の  (4484724号)
「大阪新名物\たこ焼き\ようかん」は(有)黒須製餡所〔栃木・今市〕の  (4699568号)
「東京ばな奈」は (株)グレープストーン〔東京〕 の 登録商標でつ。。。

159:132人目の素数さん
09/03/20 01:49:57
面白い解法があることを期待して転載
スレリンク(math板:209番)

実数a,b,c,x,y,zが

ax+by+cz=1
ax^2+by^2+cz^2=2
ax^3+by^3+cz^3=6
ax^4+by^4+cz^4=24
ax^5+by^5+cz^5=120
ax^6+by^6+cz^6=720

を満たすとき、ax^7+by^7+cz^7の値を求めよ

160:132人目の素数さん
09/03/20 03:28:42
ワクワク…、ワクワク…

161:132人目の素数さん
09/03/20 06:06:47
ガウス-ラゲールの積分公式を求めるのと同じようにしてできる
(ax^6+by^6+cz^6=6! の代わりに a+b+c=1 とするとガウス-ラゲールそのもの)

関数 g(t), h(t) の内積を
(g(t), h(t)) ≡ ∫[0,∞] g(t) h(t) t e^(-t) dt
で定義する
(f(t), 1) = (f(t), t) = (f(t), t^2) = 0  …(1)
となる t の3次式 f(t) を求めると、定数倍を除いて
f(t) = t^3 - 12t^2 + 36t - 24
f(t) = 0 は相異なる3実根を持ち、それを x,y,z とする
({x,y,z} = {0.935822, 3.305407, 7.758770})

ax^n + by^n + cz^n = (t^(n-1), 1) (n = 1,2,3)  …(2)
となるように a,b,c を定めると、a,b,c,x,y,z は与条件を満たす

∵)
(t^(n-1), 1) = n!  …(3)
なので (2) より
ax^n + by^n + cz^n = n! (n = 1,2,3)
あとは ax^n + by^n + cz^n = n! (n = 4,5,6) を言えばよい
例えば n=5 のとき x^4 を f(x) で割った商を q(x) とすると
x,y,z は f(t) = 0 の根なので
ax^5 + by^5 + cz^5
= ax(x^4 - f(x)q(x)) + by(y^4 - f(y)q(y)) + cz(z^4 - f(z)q(z))
  x(x^4 - f(x)q(x)) は x,x^2,x^3 の線形結合(y,z についても同様)
  なので (2) を使って、
= (t^4 - f(t)q(t), 1) = (t^4,1) - (f(t), q(t))
  第1項に (3) を使い、q(t) は1次なので第2項に (1) を使って、
= 5!
n=4,6 のときも同様■

162:132人目の素数さん
09/03/20 06:07:58
(続き)
同じようにして
ax^7 + bx^7 + cz^7
= ax^4(x^3-f(x)) + by^4(y^3-f(y)) + cz^4(z^3-f(z))
= 12a(x^6-3x^5+2x^4) + 12b(y^6-3y^5+2y^4) + 12c(z^6-3z^5+2z^4)
= 12 (t^5 - 3t^4 + 2t^3, 1)
= 12(6! - 3*5! + 2*4!)
= 4896

# a,b,c,x,y,z の一意性は言えてないけど

163:132人目の素数さん
09/03/20 18:51:06
>>159
高校数学の範囲内の問題?

164:132人目の素数さん
09/03/20 20:05:00
>>163
p[n] = ax^n+by^n+cz^n について、漸化式
p[n] = A p[n-1] + B p[n-2] + C p[n-3]
の問題に帰着できる。

165:132人目の素数さん
09/03/20 21:26:51
>>161
蛇足だが・・・

 f(t) = t^3 - 12t^2 + 36t - 24 = (t-4)^3 -12(t-4) -8 = 16{4T^3 -3T -(1/2)},
ここに T = (t-4)/4,
 x = 4 + 4・cos( 7π/9) = 0.93582222752408785919042939777833・・・
 y = 4 + 4・cos(13π/9) = 3.3054072893322786045931334929227・・・
 z = 4 + 4・cos( π/9) = 7.7587704831436335362164371092989・・・

{a,b,c} は 次の多項式の根。
 g(u) = u^3 - (3/4)u^2 + (11/12^2)u - {1/(3・12^3)} = (u -1/4)^3 - (1/9)(u -1/4) -(1/81) = (2/81√3){4U^3 - 3U - (√3)/2},
 ここに U = {(3√3)/2}(u -1/4)
よって
 a = (1/4) + {2/(3√3)}cos( π/18) = 0.62905268086775253761255598397337・・・
 b = (1/4) + {2/(3√3)}cos(-11π/18) = 0.11835638545510051414429421693642・・・
 c = (1/4) + {2/(3√3)}cos( 13π/18) = 0.002590933677146948243149799090212・・・

166:132人目の素数さん
09/03/20 21:42:04
>>164
特性多項式
 f(t) = t^3 -At^2 -Bt -C,   >>161
から出まつね。

167:132人目の素数さん
09/03/20 22:33:05
中学三年の問題らしいよ

168:132人目の素数さん
09/03/21 03:03:23
解法はありきたりだが結果が面白い問題ということで一つ。

数列I_nと関数列f_n(x)を次のように定義する。
I_n=∫[0,π/2]cos^(2n)(t)dt
f_n(x)=∫[0,π/2]cos(xt)cos^(2n)(t)dt (xは任意の実数)
(1)I_n,f_n(x)を計算せよ。
(2)任意の実数xについて lim[n→∞]f_n(x)/I_n=1
 が成り立つことを示せ。

169:132人目の素数さん
09/03/21 03:44:35
>>165
その a,b,c,x,y,z が与えられた方程式を満たすのはいいとして、
逆に、与えられた方程式を満たす a,b,c,x,y,z が(並べ替えを除いて)
>>165 のものだけに限ることは言えるんだろうか

170:132人目の素数さん
09/03/21 20:13:57
一意性もOKみたい

171:132人目の素数さん
09/03/22 09:50:28
>>170
考えてみたけど、ごちゃごちゃした証明しか思いつかない
簡単に証明できたんなら教えて

172:132人目の素数さん
09/03/22 14:46:10
>>159, >>171 (>>164にあるp[n]の母関数を使いました)
F(t):=-(a+b+c)+ae^(xt)+be^(yt)+ce^(zt) をマクローリン展開すると仮定により
F(t) = t + t^2 + t^3 + t^4 + t^5 + t^6 + (7次以上の項)
となる。この6次までの項からなる多項式を G(t) とおく:
G(t) = t + t^2 + t^3 + t^4 + t^5 + t^6。

f(t):=F'(t) は(A=x+y+z, B=yz+zx+xy, C=xyz とおくと)
f'''-Af''+Bf'-Cf=0 を満たすので
g(t):=G'(t) に対して g'''-Ag''+Bg'-Cg の2次までの項は無い。(※)-->>173

実際に計算すると(h:=g'''-Ag''+Bg'-Cg とおくと)
h(t) = 24-6A+2B-C + (-2C+6B-24A+120)t + (-3C+12B-60A+360)t^2 + (3次以上の項)
となるので A,B,C は連立方程式
24-6A+2B-C=0, -2C+6B-24A+120=0, -3C+12B-60A+360=0
の解で、これを解くと A=12, B=36, C=24 が得られる。

173:132人目の素数さん
09/03/22 14:47:02
注:一般に二つの関数f(t),g(t)のマクローリン展開がn次の項まで一致すれば
二つの関数 f'''-Af''+Bf'-Cf と g'''-Ag''+Bg'-C のマクローリン展開は
n-3次の項まで一致します。>>172では(※)でそれを使ってます。

手で計算するのが面倒ならMaximaで↓これを1行ずつ実行させればいいです。
F(t):=-(a+b+c)+a*exp(x*t)+b*exp(y*t)+c*exp(z*t); taylor(F(t),t,0,6);
G(t):=t+t^2+t^3+t^4+t^5+t^6; define(g(t), diff(G(t),t,1));
define(h(t), diff(g(t),t,3)-A*diff(g(t),t,2)+B*diff(g(t),t,1)-C*g(t))$ rat(h(t),t);
eq0:h(0)=0;
define(h1(t), diff(h(t),t,1))$ eq1:h1(0)=0;
define(h2(t), diff(h(t),t,2))$ eq2:h2(0)=0;
linsolve([eq0,eq1,eq2], [A,B,C]);

結局これもゴチャゴチャしとるな・・・

174:132人目の素数さん
09/03/22 14:54:39
訂正:>>173の二行目

(誤) g'''-Ag''+Bg'-C
(正) g'''-Ag''+Bg'-Cg

175:132人目の素数さん
09/03/22 15:25:07
マクローリン展開のn-3次の項がうんぬんとかやるくらいなら
もう行列式の値を x、y、z の対称式として愚直に
計算したほうがすっきりしてるような

176:132人目の素数さん
09/03/22 16:10:59
A=x+y+z, B=yz+zx+xy, C=xyz とおくと

x^4 = Ax^3 - Bx^2 + Cx
y^4 = Ay^3 - By^2 + Cy
z^4 = Az^3 - Bz^2 + Cz より 24 = ax^4 + by^4 + cz^4 = 6A-2B+C

x^5 = Ax^4 - Bx^3 + Cx^2
y^5 = Ay^4 - By^3 + Cy^2
z^5 = Az^4 - Bz^3 + Cz^2 より 120 = ax^5 + by^5 + cz^5 = 24A-6B+2C

x^6 = Ax^5 - Bx^4 + Cx^3
y^6 = Ay^5 - By^4 + Cy^3
z^6 = Az^5 - Bz^4 + Cz^3 より 720 = ax^6 + by^6 + cz^6 = 120A-24B+6C

これで終りだった・・・orz

177:132人目の素数さん
09/03/22 23:50:03
>>176
神キタ━(゚∀゚)━!!!

178:171
09/03/22 23:59:37
>>172-176
サンクス
これから読ませてもらう

179:132人目の素数さん
09/03/24 11:05:25
充分に大きい白い容器と黒い容器が無限個ある。
最初、ひとつの白い容器に純水が 1kg、
ひとつの黒い容器に 100% のアルコールが 1kg 入っている。
以下の操作を好きなだけ行って、最終的にひとつの白い容器になるべく
アルコール濃度の高い 1kg の液体を作りたい。
このアルコール濃度の上限はいくらか?

可能な操作
・ひとつの容器から同じ色の別の容器(空でなくてもよい)に好きなだけ液体を移してよく混ぜる
・白い容器と黒い容器をひとつずつ取り、両方の容器の液体を一緒にしてよく混ぜて、
もとの質量と同じだけ両方の容器に分ける
(混ぜる前に、白と黒の容器にそれぞれ m, M の質量の液体が入っていたら、
混ぜたあとも、白と黒の容器にそれぞれ m, M の質量の液体を入れるということ)

180:132人目の素数さん
09/03/24 11:24:01
濃度は重量濃度です
アルコール濃度 = 液体中のアルコールの質量 / 液体の質量

181:132人目の素数さん
09/03/24 14:14:48
白い容器のほうの濃度を a、黒い容器のほうの濃度を b 、
操作後の濃度を a1 及び b1 とすると
a < a1 < b1 < b が分かる。
また a1 ≦ 1/2(そうでないとするとアルコールの総量が増えたことになる)。
二番目の操作を繰り返すことによって白い容器内の濃度は 1/2 に
限りなく近づけることが出来る。よって50%。

182:132人目の素数さん
09/03/24 18:53:59
1 - exp(-1)  ≒  0.632 まで濃度をあげられるんじゃないか?



183:132人目の素数さん
09/03/24 20:14:35
体積モル濃度を調べよう。

184:132人目の素数さん
09/03/24 20:46:50
>>181
> a1 ≦ 1/2(そうでないとするとアルコールの総量が増えたことになる)。

ここの理屈がわからん。
なぜa1>1/2だと、アルコールの量が増えたことになるんだ?

185:132人目の素数さん
09/03/24 22:01:03
1) 最初に白い容器の純水をn個の白い容器に等分する。
2) 次に、n個全ての白い容器に対して、その白い容器をひとつと黒い容器を混ぜ、戻す。
3) 最後にn個の白い容器のをすべてひとつの白い容器に集める。

たとえば、n が 2の場合
1) 純水を白い容器2つに1/2kgづつに分ける。
2-1) ひとつめの白い容器と黒い容器を混ぜ、戻す。 ここで黒い容器に残るアルコールは2/3kg 
2-1) ふたつめの白い容器と黒い容器を混ぜ、戻す。 ここで黒い容器に残るアルコールは(2/3)^2 = 4/9 kg
3) 白い容器をすべて集めると、アルコールは1-4/9 = 5/9 kg

ここで >>181の 
> a1 ≦ 1/2(そうでないとするとアルコールの総量が増えたことになる)。 
は、正しくないことがわかる。

この方法だと、白い容器に入るアルコールの量は、 1-(n/(n+1))^n なので、使用する白い容器の数を増やせば 
最大で lim_{n->∞}(1-(n/(n+1))^n) = 1 - exp(-1) のアルコールを白い容器に入れることができる。

これが最大かどうかは知らん。


186:132人目の素数さん
09/03/24 22:03:20
× 2-1) ふたつめの
○ 2-2) ふたつめの

187:132人目の素数さん
09/03/24 22:05:08
瑣末なことだが、白い容器は3個あれば事足りる。

188:132人目の素数さん
09/03/25 06:54:29
n等分ではなく
1番目の白い容器には1/n、2番目の容器には1/n × (n/(n+1)) … と等比になるように分配する
つまり n番目の容器には 1/n × (n/(n+1))^(n-1) の水。 # この数列の和はもちろん1
(2)以降の操作は同じ。

きちんと計算はしていないが、
nを大きくとれば、白い容器のアルコールを、いくらでも1に近づけることができると思うが、どうだろうか。


189:132人目の素数さん
09/03/25 07:07:32
訂正:
× 1番目の白い容器には1/n 
○ 1番目の白い容器には1/(n+1)


190:132人目の素数さん
09/03/25 07:16:12
あ、ダメか 
1 - exp(-1) は超えられないや。

191:132人目の素数さん
09/03/26 02:03:09
某サイトからの引用。

2人組の手品師AとBが、観客に対して次のようなマジックを行なう。
問: このマジックのタネ(phase0 の内容)を考案せよ。

(phase0)
事前にAとBは綿密に打ち合わせをしておく。

(phase1)
Bには目隠しと耳栓をさせる。Aは1組52枚のトランプカードを
全て観客の一人に渡し、その中から好きな5枚を選んでもらう。
余った47枚はその場で廃棄する。

(phase2)
Aは、観客が選んだ5枚の内容を確認した上で、その中の1枚を指定する。
観客はAが指定した1枚を手に残して隠し持ち、その他の4枚をAに返却する。
Aはその4枚を表向きにして机の上に並べ※、舞台から退場する。

(phase3)
Bが目隠しを外し、机上の4枚を見て観客の手にある1枚を当てる。(終了)

※4枚のカードを机の上に並べる際は、あらかじめ固定された
「同じ向き」「等間隔」「一列」のポジションに置かなければならない。
Aのアレンジが許されるのは、4枚の「並び順」のみであるとする。

192:132人目の素数さん
09/03/26 02:16:34
コマ大のやつね

193:191
09/03/26 02:56:14
あらら。有名だったのかな。
一応、引用元はここの19番なんだけど。
URLリンク(www.qbyte.org)

他にもいろいろ面白いのがありそうでマジお勧め。
皆さんも気に入ったのがあったら翻訳転載よろ。

194:179
09/03/26 07:29:29
>>190
その方法はまだ計算してないから、上限がいくらかは分からないけど、
別のやり方で 1-(1/e) 以上にできます

>>193
そのサイトの方法だと52枚までだけど、もっと枚数増やせないんだろうか

195:132人目の素数さん
09/03/26 13:42:27
>>193
URLリンク(gascon.cocolog-nifty.com)
この後半に紹介されているが、そこから採ったのかも。番組では実演して失敗してた。

196:132人目の素数さん
09/03/26 17:30:35
a


197:132人目の素数さん
09/03/27 00:24:19
>>194
直後の第20問で、124枚まで増やした場合が採り上げられてるよ。

198:132人目の素数さん
09/03/27 03:08:48
以下の条件を満たす四角形は存在するか?
存在するなら例示し、存在しないならその事を証明せよ。

(i)
三辺の長さと対角線の長さが全て整数
(ii)
四辺の長さと対角線の長さが全て整数

199:198
09/03/27 03:14:11
書き損ねた。
(iii) (ii)を満たし、かつどの2辺をとっても長さが等しくならない。

200:132人目の素数さん
09/03/27 13:22:54
(iii)とは?

201:132人目の素数さん
09/03/27 15:28:19
四辺の長さと対角線の長さが全て整数
かつ
どの2辺をとっても長さが等しくならない。

すると(ii)は円か何かを使うのかな。

202:132人目の素数さん
09/03/27 15:40:57
(i)(ii)は同じ長さの辺があってもいいの?
もしそうなら、例えば縦横比3:4の長方形(対角線は5)があるけど。

203:132人目の素数さん
09/03/27 23:31:05
くそ、卑猥な記号ばかり並んでやがる

204:132人目の素数さん
09/03/28 01:19:56
問題 1.
a,b,c は正の実数で、a+b+c=1 を満たすとき
 a^(1-a) * b^(1-b) * c^(1-c) ≦ 1/9,

問題 2.
(a) 2008のすべての約数d >0 に対して P(d) = 2008/d,
  となるような 整数係数の多項式P(x)は存在するか?

(b) nのすべての約数d >0 に対して P(d) = n/d,
  となる整数係数の多項式P(x)が存在するような自然数nを求めよ。

問題 4.
fは正整数から非負整数への写像とする。次の条件を満たすfをすべて定めよ。
 (1) f(mn) = f(m) + f(n),
 (2) f(2008) = 0,
 (3) f(n) = 0, for all n≡39 (mod 2008).

問題 5.
nを自然数とするとき、数列 n + [√n] + [ n^(1/3) ] に含まれない自然数をすべて挙げよ。
ここに [ x ] はx以下の最大の整数である。

URLリンク(www.math.ust.hk)
Austrian M.O. 2008, Final round (part 2)
2008/06/07〜08

205:132人目の素数さん
09/03/28 18:10:26
問2への答え
(a)2008=251*8より約数は1,2,4,8,251,502,1004,2008の8つ。
今f(1)=2008,f(2)=1004,f(4)=502,f(8)=251,f(251)=8,f(502)=4,f(1004)=2,f(2008)=1
よってf(x)=(x-1)A(x)+2008=(x-2)B(x)+1004=(x-4)C(x)+502=(x-8)D(x)+251
=(x-251)E(x)+8=(x-502)F(x)+4=(x-1004)G(x)+2=(x-2008)H(x)+1

一般にA(x)とD(x)の次数が同じならば、A(x)〜H(x)を整数係数多項式として
f(x)=A(x)B(x)+C(x)=D(x)E(x)+F(x)と書ける時、f(x)=A(x)D(x)G(x)+H(x)と書ける為
与式を満たす整数係数多項式P(x)は存在する。

(b){n|nの平方根が整数にならない}

206:132人目の素数さん
09/03/28 19:04:00
>>205
(b)なんだけど、おれが考えた答えと違う。

x = (nの約数) のとき、 xP(x)-n = 0 である。
よって xP(x)-n = Q(x) (x-d_1) (x-d_2) ... (x-d_m) (ただし、d_i はすべての n の約数を渡る。Q(x) は適当な整数係数多項式)
両辺の定数項を比較して n は d_1 * d_2 * ... * d_m の倍数である。
nの約数はn自身も含むので、nが素数でなければ、n < d_1 * d_2 ... * d_m となるので
nが素数であることが必要条件。

逆に n が素数なら、xP(x) - n = -(x-1)(x-n) = -x^2 + (n+1)x - n として
P(x) = x - (n+1) をとればいい。

よって n が素数であることが必要十分。

207:132人目の素数さん
09/03/29 03:15:42
nが素数のときはP(x)=x−(n+1)とすればよい。

nが合成数のときは、ある素数p,qについてn=pqmとなる。
P(x)の定数項をaとする。

p=qのとき:仮定よりP(n)=1だから、a≡P(n)≡1 (mod p)が成り立つ。
次に、x=pとして、P(p)=n/p=pm となるからP(p)≡0 (mod p)
一方、P(p)≡a≡1 (mod p)だから、矛盾。

p≠qのとき:P(n)=1だから、a≡P(n)≡1 (mod p)が成り立つ。また、
P(pm)=n/(pm)=qだから、a≡P(pm)≡q (mod p)となり、よってq≡1 (mod p)が
成り立つ。つまりp|(q−1)が成り立つ。これとq−1>0より、q−1>pとなる。
pとqの役割を入れ替えても同様の議論が成り立ち、そのときp−1>qが得られる。
よってq−1>p>q+1となり、矛盾。

208:132人目の素数さん
09/03/29 06:45:31
>>205
f(x) = (x-1)A(x) +2008,
A(x) = -1004 + (x/2 -1)[502 -(x/4 -1){251 - (x/8 -1)[8 -(x/251 -1){4 - (x/502 -1)[2 - (x/1004 -1)]}]}] + r(x)
   = -1004 + 502(x/2 -1) -251(x/2 -1)(x/4 -1) +8(x/2 -1)(x/4 -1)(x/8 -1) -4(x/2 -1)(x/4 -1)(x/8 -1)(x/251 -1) +2(x/2 -1)(x/4 -1)(x/8 -1)(x/251 -1)(x/502 -1) -(x/2 -1)(x/4 -1)(x/8 -1)(x/251 -1)(x/502 -1)(x/1004 -1) +r(x)
r(x) = (x-2)(x-4)(x-8)(x-251)(x-502)(x-1004)(x-2008)g(x),

209:132人目の素数さん
09/04/01 01:19:15
数日前に質問スレで、以下の趣旨の問題が投下され、解決することなく流れていた。

「1〜nの番号がついた玉を無作為に一列に並べたとき、連続するどの2つの番号も、
その順番通りに隣接して配置されない順列のパターン数は?」
(もとの問題は楽曲のシャッフル演奏が題材だった)

n=3の場合、12も23も現れない配置ということで、132、213、321の3通りとなる。
帰納的な考察により、そのようなパターン数をa(n)とおいたとき、
a(1)=a(2)=1として、a(n)=(n-1)*a(n-1)+(n-2)*a(n-2)となることがわかった。

これって解けるのかな。
閉じた式じゃなくても、再帰構造が排除できればいいとして。

210:132人目の素数さん
09/04/01 02:06:54
>>209
不完全ガンマ関数Γ(m+1,x) := ∫[x,∞] t^m exp(-t) dt を使うと
 a(n) = Γ(n+2,-1) / (n e) になる.
不完全ガンマの展開公式
 exp(x) Γ(n+2,x) = Γ(n+2) Σ[k=0,n+1] x^k/k!
を使えば
 a(n) = ( (n+1)! Σ[k=0,n+1] (-1)/k! ) / n
になる.例えば n = 3 だと 4! (1 - 1/2 + 1/3! - 1/4!) / 3 = 3.

211:132人目の素数さん
09/04/01 16:35:36
>>210
なんか違わない?計算が合わないんだけど。

>>209
y = x + y' (x^2+x^3) ていう微分方程式を解けば、各係数がその数列のなっているはず。


212:132人目の素数さん
09/04/01 20:22:10
>>211
ん、あわない?具体的に指摘頼む。
漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。

213:132人目の素数さん
09/04/01 20:24:07
>>212
> 漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。
> 漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。
> 漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。
> 漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。
> 漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。
> 漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。
> 漸化式と一致してることは、小さい n に対しては確認したつもりだけど。


214:132人目の素数さん
09/04/01 23:31:42
>>209
b[n]=n*a[n]とおけば、その漸化式はb[n]=n*b[n-1]+n*b[n-2]と表せる。
b[n]-(n+1)*b[n-1]=-(b[n-1]-n*b[n-2]) と書けるので、n≧3とすれば
b[n]-(n+1)*b[n-1]=(-1)^(n-2)*(2*1-3*1*1)=(-1)^(n-1) となる。
これはn=2でも正しいので、以下n≧2とする。
b[n]=(n+1)b[n-1]+(-1)^(n-1) の両辺を(n+1)!で割れば
b[n]/(n+1)!=b[n-1]/n!+(-1)^(n-1)/(n+1)!
b[n]=(n+1)!*{Σ[k=2,n](-1)^(k-1)/(k+1)!+b[1]/2!}
   =(n+1)!*Σ[k=1,n](-1)^(k-1)/(k+1)!
よってa[n]=(n+1)!/n*Σ[k=1,n](-1)^(k-1)/(k+1)!=
これはn=1でも成り立つ。

215:132人目の素数さん
09/04/02 00:33:16
事故解決しました

216:209
09/04/24 00:15:31
>>210-214
遅くなったが、ありがとう。

217:132人目の素数さん
09/04/24 21:42:07
A君はn枚、B君はn+1枚の公正なコインを持っている(n≧1)。
両者ともに全てのコインを投げたとき、A君の表の枚数よりも
B君の表の枚数の方が真に大きくなる確率を求めよ。

218:132人目の素数さん
09/04/24 22:48:53
age

219:現場の職人
09/04/24 23:50:17

切り出した木の側面を切って

最も無駄のない柱を作るには

曲尺をどのようにして使うのであろうかっ。

【 配点 1 点 】


220:132人目の素数さん
09/04/25 03:31:21
最も無駄のない とは どういう意味なのか

221:ユビー ◆6wmx.B3qBE
09/04/25 07:47:17
>>217
nも乱数で確率なの?

222:132人目の素数さん
09/04/25 10:28:49
>>217
nの値にかかわらず、求める確率は 1/2

223:132人目の素数さん
09/04/25 10:43:31
>>219
糞スレ立てんなウンコ虫が

224:132人目の素数さん
09/04/25 12:38:27
>>223
用語の間違いに注意

225:キノコ狩りが趣味 ◆ghclfYsc82
09/04/25 12:51:17
あの〜
ワラビが右巻きでゼンマイが左巻きだって、どうやって証明したらいいのでしょうか?



226:132人目の素数さん
09/04/25 12:56:00
>>225
まずワラビとゼンマイの定義がなければ話になりません
それらの定義を述べてください

227:132人目の素数さん
09/04/25 13:13:59
転載
スレリンク(math板:38番)
解答案は75。

相異なる9個の整数からなる集合Sがあり、各元の正の素因数はすべて3以下である。
Sからうまく相異なる3個の元をとれば、それらの積がある整数の3乗になることを示せ。

228:キノコ狩りが趣味 ◆ghclfYsc82
09/04/25 17:09:22
>>226
ワラビは京浜東北線の駅にありますが、ゼンマイは昔の時計で使いました。
どっちが美味しいんでしょうか、それだけでも知りたくて・・・



229:132人目の素数さん
09/04/25 17:27:57
>>228
まずはワラビやゼンマイの定義を述べよ

230:ぺれるまん ◆ghclfYsc82
09/04/25 18:52:17
>>229
調べたんですが、ゼンマイの学名はOsmunda japonicaで山野に生えてて水気が多いところを
好むという特徴だけなんですね。それでワラビは確定した分類体系さえ無いんだそうで、食べ過ぎ
たらアカンそうですが、色んな食べ方があるそうですねぇ。どうやら山でなくても畑でも出るそうで、
おひたしと天麩羅がおススメだそうです。

何方か定義を御存じではないでしょうか?



231:132人目の素数さん
09/04/25 22:25:36
今月の日経サイエンスのパズルがわからん。
問題の概要はこんな感じ。

4名の死刑囚(A,B,C,D)が一人ずつ部屋に入って運命のくじ引きをする。
部屋には4つの箱があって、それぞれの箱に1枚ずつ
A,B,C,D誰か一人を助ける免罪符が入っている。

4つの内3つの箱を開けて、自分の免罪符を引き当てれば勝ち。
ただし、4人は一心同体なので、誰かが失敗すれば全員処刑される。

部屋には一人ずつ順番に入り、別の出口から出るので、
どの箱にどの免罪符が入っていたかを教えることは出来ない。

単純に勝率を計算すると、(3/4)^4=81/256で、勝率は1/3以下。
しかしAには3/4の勝算があり、B,C,Dにそれを伝えた。
・・・ここまで。

232:231
09/04/25 22:29:45
事前の相談が許されてるから、勝率0%のやり方を避けることは出来る。
(全員同じ開け方をすれば確実に死ねる)
完全に無作為に開けるんじゃなくて、それを避けるという相談をするだけで、
ちょっぴり勝率が上がるのはわかる。

また、一人目が失敗したときの事は考えなくて良いから、
一人目がどこを開けたか聞いておけば(事前に決めておけば)、
二人目以降の勝率が若干上がることはわかる。

しかし、どういう戦略をとっても、最初の一人の勝率は3/4だろ。
そうすると、後の3人はその後100%成功しなくちゃいけない。
が、100%にはなりそうにないんだが。。。

一人目が箱を開けっ放しにするとか、
ガンのための傷を付けるとかのズルしか思いつかん。
福本伸行の読み過ぎ?

233:132人目の素数さん
09/04/26 00:39:22
箱の中身を入れ替えればいいじゃん

234:132人目の素数さん
09/04/26 03:34:23
中身の入替えを許したら簡単すぎじゃね?

もっとも、箱の配置が指定されてないから、部屋の中で
箱がいかように配置されていたとしても、そのうちの1個を
特定できるようなルールをあらかじめ策定するってのは、
それはそれで面白いかもしれない。

しかしそういう意図の問題なんだろうか。

235:231
09/04/26 04:18:58
>>233
最初の人が、箱の中身を入れ替えるか・・・
(1枚は入れ替えられないが、次の人がなんとかする?)
いっそ箱の並びを変えて、左からABCDにしておけば、
後の人は簡単だわな。

もう一回問題を読み直してみたが、
免罪符の箱の部屋に見張りが居るかどうかは書いてなかった。
しかし・・・見張りが居なかったら、3つじゃなくて4つ全部開けるのも可能だろう。

ヤンジャンや近代麻雀じゃなくて、日経サイエンスだから・・・
ルールの穴じゃなくて、場合分けとかで解くと思うんだが。

236:132人目の素数さん
09/04/26 06:00:00
こんな確率もとめてみたい その1/3
スレリンク(math板)
430-485


237:132人目の素数さん
09/04/26 09:14:14
>>231
事前相談のみで
後の人に情報が残せない場合
(前の人が開けた結果に応じた作戦変更ができない)
最大で 9/24 にしかならないので (すべての組み合わせを試した)
なんらかの方法で情報を残すことをしないと、それ以上にはできない。

238:132人目の素数さん
09/04/26 14:06:37
各箱にA,B,C,Dと名前をつける。
囚人Xは、最初に自分と同じ名前のついた箱Xをあける。
箱Xの中に、Yの免罪符があったら、次に箱Yをあける。
箱Yの中に、Zの免罪符があったら、次に箱Zをあける。

239:132人目の素数さん
09/04/26 17:42:14
なるほど

240:231
09/04/26 21:34:54
>>238
A箱からスタートして、Aカードが3つ目だった場合、その次はまたA箱に来る。
つまり、3の輪っかが出来ているので、全員セーフ。

A箱からスタートして、Aカードが2つめだった場合、
他の箱は最悪でも2輪っかだからセーフ。

A箱からスタートして、Aカードがいきなりあった場合、
他の箱は最悪でも3輪っかだからセーフ。

A箱からスタートしてAカードが4の距離だった場合、
4輪っかが出来ているので、全員死亡。

最初の人が失敗した場合は必ず全員失敗し、
最初の人が成功した場合には全員成功するアルゴリズムってことか…

いや…すごすぎる!!! 俺も、成功の場合を裏返して、
「最初の人が失敗した場合に他の失敗も集めてしまう戦略にするんじゃないか」
とは思ったけど…

類似問題知らないで解けたとしたら、IQ150-160くらいありそうだ。

241:132人目の素数さん
09/04/26 22:11:25
上手いね。
出題者は巡回置換からこの問題を発想したんだろうか。

1 2 3 4
2 3 4 1

みたいな配置だったら失敗。そうでなければ成功。

いやー、こんな応用があったとは。

242:132人目の素数さん
09/04/28 17:46:06
コインランドリーを並べ替えてできる言葉はコインランドリーを含めて何通りあるか。
ただし、ンおよびーを頭に持ってきてはいけません。また、ンが連続してもいけませんし、ンの直後にーがきてもいけません。

243:132人目の素数さん
09/04/28 18:08:43
全文字使うのか?

244:132人目の素数さん
09/04/28 18:23:28
>>243
もちろん

245:132人目の素数さん
09/04/28 19:16:58
ちゃんとした言葉になってなくてもいいの?

246:132人目の素数さん
09/04/28 19:22:09
インリンドコラー

247:132人目の素数さん
09/04/28 19:28:51
ただ数えるだけ。4500個。

248:132人目の素数さん
09/04/28 19:52:54
意味のない言葉でももちろんかまいません。
4500個ではないと思いますよ。

249:132人目の素数さん
09/04/28 19:57:11
プログラム組んでみたら12000個だった。
でも一つ目と二つ目の「ン」が入れ替わっても違うって判定されてた。
もっかい直してみる。

250:132人目の素数さん
09/04/28 20:04:30
> でも一つ目と二つ目の「ン」が入れ替わっても違うって判定されてた。 

てことは半分ってことではないのか?

251:132人目の素数さん
09/04/28 20:11:23
理屈の上ではそうなんだけど一応修正したらやっぱり6000個になった。

252:132人目の素数さん
09/04/28 20:30:46
「ン」「ー」が先頭に来ない場合の数は全部で
 5*7!=12600通り
「ンン」が並ぶ場合の数は、「ンン」を1組として
 5*6!=3600通り
「ンー」が並ぶ場合の数は、「ンー」を1組として
 5*6!=3600通り
「ンンー」が並ぶ場合の数は、「ンンー」を1組として
 5*5!=600通り
よって、12600-3600-3600+600=6000通り

間違ってたら悲しむ

253:132人目の素数さん
09/04/28 20:40:17
6000通りで正解です。出題者の私は、最初に、コイラドリの並べ方120通りに、ン2つ、ーを組み込むという考え方で計算しましたが。

254:132人目の素数さん
09/04/28 20:42:17
正八面体が存在することを示せ。

京大の入試だったような。

255:132人目の素数さん
09/04/28 20:45:00
場合の数だから賢い小学生なら解けちゃう

256:132人目の素数さん
09/04/28 21:15:15
条件数え落としてた。6000通りだね。
ただ、どこが面白い問題かはわからんなあ。
どこを面白いと思って出題したの?

257:132人目の素数さん
09/04/29 07:36:32
単なる重複順列じゃなくて、いろいろ条件が付くとこかな。

258:132人目の素数さん
09/04/29 23:05:48
>>254
模範解答よろ〜

259:132人目の素数さん
09/04/30 00:09:00
具体的に作ればいいんじゃないかな

260:132人目の素数さん
09/04/30 00:13:49
>>254
|x| + |y| + |z| ≦ 1

261:132人目の素数さん
09/04/30 00:33:57
正八面体のサイコロ買ってきて見せれば示した事にならないかな。

262:132人目の素数さん
09/04/30 00:44:10
>>261
その模型が正八面対であることを証明せねばならない

263:132人目の素数さん
09/04/30 15:48:46
正三角形4つと正方形1つで四角錐を構成して
それをふたつ用意し底面の正方形同士をくっつけたら
正8面体になることを利用すればいいんじゃないか?

四角錐の側面が互いに同相なのは自明として使っていいのかな?

上下にくっつけて(正8面体を作って)それを縦に切ってできた
四角錐が元の四角錐と合同だということを示すのはどうだろう?





264:132人目の素数さん
09/04/30 15:50:52
正6面体が存在することを仮定していいのなら
正8面体の構成はたいして難しくないが…

265:132人目の素数さん
09/04/30 15:54:08
>>263
>正三角形4つと正方形1つで四角錐を構成して
>それをふたつ用意し底面の正方形同士をくっつけたら

最初の正四角錐の頂点以外の頂点のまわりの面のなす角が等しいことを証明する必要がある。

266:132人目の素数さん
09/04/30 15:58:38
>>265
まさにそれを証明するのに、そこ以下が書かれているのだ。

267:132人目の素数さん
09/04/30 16:02:02
>>264
正6面体の存在は、高さが任意の正四角柱の存在を仮定すれば
そんなに難しくない。

268:132人目の素数さん
09/04/30 16:04:28
>>267
このあたりになると、何をどこまで仮定していいのか難しいな。
元の問題に、○○は仮定していいなどの記述がないと何もできん。

269:132人目の素数さん
09/04/30 16:06:33
空間中に任意の角度で任意の長さの直線が引けること
空間中に任意の平面が用意できること

さすがにこのくらいは仮定してよいだろう。


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