弓道総合スレ 十三立 ..
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576:hgjkg
09/11/07 23:21:29 53CdpbRB
より精密な離れを求めて。。。三つカケの場合
離れの瞬間・・・指の結びが解けて、弦がかけ枕から離れるまで。。。

指の結びが解ける現象は、より小さな動きによって起きた方が、狙いに対する悪影響が少ないと考えられる。
普通、カケの親指に人差し指と中指を乗せる方法や人差し指を中指に添える方法があるが、基本的に離れではその二本の指から親指を抜かなければならない。
もし、親指と人差し指だけで指の結びを作れたら、指の結びを解く動作は小さくなり、精密な離れを出せそうである。
ところが、人差し指だけで親指を押さえると、人差し指に大きな負担がかかり、滑りやすく暴発も危惧される。
そこで、カケの改造が必要になる。

カケの親指に人差し指だけを乗せると滑り易く暴発しやすくなる。これを防ぐために、形で結びを押さえるようにする。
その為に、カケの親指の鹿皮をはがし、中の木を削って人差し指が乗っかる部分を作る。
つまり、親指の爪側の木を削り取ってしまう。
また、親指の腹側の木も削って平らっぽくした方が、離れた弦がカケの腹を擦らなく良い感じになる。
その後、皮を接着剤で付けて、元の様にする。
しかし、人差し指一本で指の結びをつくると、その一本の負担が大きい。
それで、カケの人差し指と中指の接する部分の皮を縫い合わせる。
私の場合は、指先の部分は縫い合わせてはいない。
その方がしっくりする。
つまり、親指を結び留めているのは人差し指だが、その力は中指も負担してくれている。
もう一つの利点は、親指に乗っかっている人差し指の結びが、その一点に集中出来ることである。

さて、弦枕が浅いと離れ易い感じがするが、離れで弦が抜けていくカケの合い間が出来ていないうちに弦枕を離れると、弦はカケに接触して狙いがくるうことになる。
私の場合は、硬質プラで弦枕を作っているが、2号の弦の太さの2倍くらいの深さがある。
伸び合いの底をギリギリ感じるところから、微細な伸びで指の結びを解き、親指が弦を邪魔しないほどに開いたところで、弦枕から弦が外れる。

まあ、カケの改造は金銭的なリスクの伴うことであるし、深い弦枕は引きちぎるような離れの射手には非常に危険なことでもあるので、引かぬ矢束を身に付けた程度でなければ不可である。



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