「涼宮ハルヒ」で80 ..
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07/03/26 21:17:55 BIwUsSd10
ちょっとだけ続き。
「よくできました」
もう一度にこりと笑いかけてやるとキョンの顔色がさっと変わり、怒りに眉をつり上げた。
「お前……っ!!」
僕はそのあとに続くキョンの罵声を待ってたんだけど、キョンはそれ以上続けなかった。
ただ両手で拳を作って歯を食いしばり、全身を震わせていた。
「感想なし?つまんないなー」
僕がそう言ってわざと大げさなポーズを取ってみせる。
古泉くんみたいに格好良く決まってるといいんだけど。
「約束、だからな。お前に逆らわないってのが」
キョンが低く呻いた。
だけどその声は口内に残る僕の残滓でもったりとしていて、なんだか可笑しかった。
「そうだよね。でないと古泉くんが大変なことになっちゃうもんね」
その名を口にした途端、キョンの目の色が変わる。
への字に曲げた口はいつも通りなのに、キョンの目に光が戻る。
僕のをしゃぶった快感の余韻からようやく目覚めたってとこだ。
だけどそのタイムラグは回を重ねる事に長くなっていく。
キョンは快楽に従順なんだ。
「お前にあいつを汚されるくらいなら、俺がやった方がマシだからな」
キョンは強がって偽悪的な笑みを浮かべようとする。
だけど、火照りの収まっていない頬は未だに赤く、それが言いようもなくキョンの表情を淫猥に見せた。
どっちがやっても、結局古泉くんが汚れることに変わりはないのに。
バカなキョン。
でもね、だから僕は君が好きなんだ。
これ以上はムリです。
思いだし萌えの勢いでやった。反省はしている。
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