モララーのビデオ棚in ..
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188:kiss2
07/01/05 23:05:05 r7RTDt850
「……ーっ」
声も喘ぎも、必死で抑えている託生。
そのせいでオレの与える愛撫に溺れきることができないのだろう、なかなかイけないでいる。
放課後の校舎の片隅という、シャイな恋人にはどうしても情事に集中できないこのシチュエーションを、オレとしては最大限に利用して、さきほどから思う存分舌技を披露していた。
……いや、正直に言うと、好き放題にしゃぶっている。
口一杯に根元まで頬張った熱くてこりこりとしたこれは、けっして食い物ではない。
ではないが、非常に美味なんだ。こんなにも旨いものを味わうのは生まれて初めてというくらいに。
最も直截的なしあわせを舐めまわしている。
キスだけだと言いながら思いきりくわえこみ、舌をきつく絡みつかせてくねらせている。
あとからあとから湧いてくる唾液までもが甘い。
こんなにコレに自分が嵌れるとは、知らなかった。
去年同室だったときは、託生は恥ずかしがって結局させてくれなかったからな。明かりを落とした305号室のベッドでだって、いやがっていた。
そのことだけを思うと、逢瀬どころか視線を交わしあうことすらままならない現状にも溜飲が下がる。
今の託生は、求めれば、ここでその身にオレを受け入れることだってしてくれるに違いなかった。
―そんなあわただしくて乱暴な、まるきり性欲だけみたいなセックスなど絶対しないが。
しかし、そう確信しながら託生のものに吸いつき、唇も余さず使って頭を前後にふりながら容赦ない愛撫を塗りこめていくのは、深いふかい快感を呼び覚ます。
欲情を吐きだせばおさまる肉体的な快楽とは次元の異なる、熱くて昏い快感。
魂に響くと言えば聞こえはいいが、じっさいは脳内麻薬に中毒しているのであって、ここで託生とこういうふうに過ごすことを覚えてしまった煩悩はもうオレ自身にも制御が難しい。
「……っ!」
ふいに託生が、くしゃくしゃとかき回していたオレの髪をひっぱった。
指先にはとうに力など入っていない。痛かったわけではなかったが、オレは上目遣いに託生を見上げた。

189:kiss3
07/01/05 23:07:13 r7RTDt850
瞬間、背筋に電流が走った。
潤みきった双眸と目が合って。
―いや、真っ黒な瞳はぼんやりとしているから、正確には目は合っていない―
「あ……ギっ、や…ッ」
小さく喘いで、託生は、つかんでいたオレの髪を自分のほうへ引き寄せようとした。
オレは愛撫も忘れて託生の上気した顔に見蕩れていた。
それに気づいたのは、焦れた託生がオレの後頭部へ指をかけたとき。
わずかに引き寄せられただけで、唾液が溢れた。その水音がやけに大きく聞こえて―
われに返った託生と、今度こそ目が合った。
「……あ、あっ、ヤだ…ギィ、……見ないで」
突き上げてくる恋情に堪えきれない風情で託生はきゅっと目をつぶり、その拍子に、目尻からこぼれた涙が桃色に染まった頬をつうっと滑り落ちた。
色っぽい、なんて言葉じゃとうてい追いつかない。
その、紅く色づきしっとりと濡れている唇に食らいつき。
肉の薄い両足をまとめて抱えあげて。
オレを突き刺したい―!
めちゃくちゃに突きあげて、一気にイきたいっ。
「……ッ」
「……ふ…あ、はあっ」
託生の先端からじわりと染みだした苦い液体が、オレの喉を焼いた。
オレは、ありえないことに、―情けないことに、急激に沸いた欲情のあまりの濃さに、かえって腰に力が入らなくなってしまっていた。
まあしかし、一瞬激烈に身の内を走り抜けた欲望のまま託生にのしかかっていたら、オレを迎え入れる準備など何もしていない託生を傷つけていたに違いないのだからしょうがない。
無意識の自衛だと思っておこう。脳裡に焼きついた今の託生のひどく艶っぽい表情も、思い出すのは一人寂しく寝る夜にだ。
……それにしても、素晴らしい貌だったな。
オレは頬だけでにやりと笑って、託生を追い込むべく愛撫を再開した。

190:kiss4
07/01/05 23:09:57 r7RTDt850
******

託生の放ったものを飲み込んで、一滴残らず啜りとったあと、オレは制服のポケットからウェットティッシュを取りだした。
託生が情欲を搾りとられた余韻から覚めないでいるうちに、さんざん愛したそれを丁寧にぬぐって下着にきちんとしまい、最後の仕上げ、ジッパーを元通りにするところまでオレがやった。
「……ギイのポケットって、不思議だね」
ぽつりと呟く託生をそっと抱きかかえる。
「ん?」
「何にも入ってないように見えて、いつも必要なものがちゃんとそろってるんだもん」
オレは笑って、託生の頬に音をたててキスをした。
それはね、託生くん。オレがこういうコトをやる気満々で、そのために用意していたからなんだよ。こういうのはただ単に準備がいいって言うんだ。
まったく。オレを揶揄する格好のチャンスだろうに、無邪気に感心しているなんて。
そんな託生を、本当は、片時も側から離したくない。―本音を言えば。
しかし、だからこそ託生を、オレの肩書きやそれに群がる輩から極力隔離していたいのもまた偽らざる本心だった。
そう。二年のスキー合宿のとき、それをつくづく実感させられたっけな。
学生の分際で―自らの力量を資本に起業しているならともかく―肩書きなんぞ持っている自分が空しくなる。
けどそういうオレだから、わざわざ託生のいる日本の高校へ留学できたのも事実だ。オレはまだその矛盾にうまく折り合いがつけられないでいる。
「……あ、あの……」
託生が艶っぽい流し目でオレを伺う。
「どうした。そりゃ、まだ全然足りないだろうけどな。ここじゃこれ以上は無理だろ?」
「ち、違うっ! そうじゃなくて、今度はぼくが―その、ギイの、を……」
尻すぼみになる声。うつむいていく眼差し。伏せられる睫。朱を刷く頬。
愛しい―託生。

191:kiss5
07/01/05 23:14:02 r7RTDt850
きっとそう申し出てくれるだろうと予測していたから、微笑って応えられた。
「オレならかまわない。けど、だから、今夜、来てくれよ」
託生はちょっと拗ねた目でオレをにらんだ。
「ギイってば、あいかわらず余裕だね。いっつもそうだ。ぼくばっかり、夢中にさせられて……」
まだ十分に潤んでいる瞳で気丈ににらみつけてくるその視線ひとつで、どれだけオレを煽ってるのかなんて、おまえにはきっと一生わからないんだろうな。
ふたりきりの今だからこそポーカーフェイスで無理やり抑えつけておかないと、おまえの身がもたないんだよ―
そう白状したっておまえは本気になどしないだろうってことまで、たやすく想像できる。
「そうかそうか、そんなに夢中になってくれたか」
「もうっ、ギイ!」
まぜっ返すオレにあっさり煙に巻かれて、ますます唇を引き結ぶ。
けどその子どもっぽい仕草と色づいたままの唇の紅さのアンバランスさに、結局オレは降参するしかないんだ。
オレを小突いてきた腕をつかまえて、その細い手首をひっぱって。託生の腕時計を、オレは覗きこんだ。
「おっと、もう時間だな。託生、オレはいくけど、おまえはあと、そうだな、三十分はここにいろ。ここから出るなよ」
「何? なんで? ギイだけずるい」
「ずるい、じゃないよ。そんな、めちゃめちゃ色っぽい顔を晒して歩くつもりか?」
「え、ええっ? ウソだっ」
オレはぱんぱんと順番にポケットを叩いて、今度は胸元から小さな鏡を取り出した。
「ほら」
自分の顔を確認した託生の頬が、さらにぽっと赤くなる。突き返してきた鏡を、オレはありがたく受け取った。
これで託生はここで確実に半時間はじっとしている。
けっして、閉じこめたいわけじゃないけれど。
オレだけが知っている託生の居場所というのは、なかなか魅力的なんだ。許せよ。

192:kiss6
07/01/05 23:16:05 r7RTDt850
「わかったよ! ギイ、さっさといけば?」
「託生? ―託生」
そっぽをむく託生の耳元へ、オレは囁いた。
「今夜、消灯後、わかってるな?」
「知らないっ」
「託生。頼むから、絶対来てくれよ」
「ギイ……」
ようやくふりむいた託生は、オレの目をじっと覗きこんで。
その奥に託生の見つけたのはオレのほんの一部、かけら、氷山の一角だけのはずだ。完璧なポーカーフェイスでさえ隠しきれない。
でもそれだけで、十分伝わる。
託生は照れくさそうにうなずいた。
「わかったよ、ギイ。今夜、消灯後だね」



愛している。
託生、愛している。
自分がどれだけ恋人を煽りにあおったまま、仕方がないとはいえ何時間も焦らしたのか。
託生が気づくのは、―きっと明日の朝だ。

193:風と木の名無しさん
07/01/05 23:18:49 r7RTDt850
 ____________
 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ ソロソロシドウヘカエリマセンカ?
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) ナツヤスミナガスギ
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |

194:風と木の名無しさん
07/01/06 06:33:12 sKI+1+q40
わーい、GJ!GJ!毎回楽しみにしています。
消灯後、ぜひお願いします!

今、性頭語と出た…

195:風と木の名無しさん
07/01/06 18:41:55 g3EhPFVoO
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )朝の情報番組「スキーリ」の司会×金曜レギュラーのイケメン弁護士のお話。
以前、弁護士さんネタ書いた者ですがようやく正式な相手が見つかりましたので投下します。

196:加東×矢城1
07/01/06 18:42:47 g3EhPFVoO
「今日、そういえば雪が降るみたいですよ」
アラームが鳴る一時間前に目が覚めて、昨夜見た天気予報をぼんやりと思い出した。
外からは、しとしと雨の音。
隣りでまだ夢の中にいる年下の恋人に、僕は独り言の様に話し掛ける。
もちろん返事は無い。

「まだ二人で雪を見た事無いんですよねー、僕ら」
二人が出会ったのは寒さも落ち着いた春だった、と思い返しながら彼の髪を撫でる。
ピクリと反応する瞼と、不機嫌そうにくぐもった唸り声。
その寝顔はまるでふてくされてるみたいで、思わず笑ってしまう。
「ねぇ、お昼は何処に行こうか」
たまには、お気に入りのレストランに連れていきたいな。
でも「あんなチマチマしたもん、高いだけで食った気しねぇって!」と吠える姿が目に浮かぶから止めておこう。
やっぱり彼に合わせて、ラーメンがいいかなぁ?
こうして一人で考えを巡らせるのも楽しいと教えてくれたのも、そういえば彼だった。

197:加東×矢城2
07/01/06 18:44:08 g3EhPFVoO
「それにしても…これだけ話しかけてるのに全然起きないんだね」
「んー…」
一向に起きる気配が無い彼。
そっと顔を近付けて、軽く頬にキス。
まだ起きない。
調子に乗って、唇にも。
やはり反応無し。
「うーん、起きないもんだなぁ…っわぁ!」
諦めて起き上がろうとした瞬間、手首を掴まれ引き寄せられる。
驚く僕の目の前には、まだ眠そうな彼の顔が。
「矢城さん、もっかいしてー…」
「な、いつから起きてたの?!」
「あ?今起きた…」
耳元に響く掠れ気味の声、そのままぎゅっと抱き締められキスされた。
少し高めな彼の体温。
押し当てられる唇の感触。
ふと、昨夜の行為を思い出して顔が熱くなる。
しかし彼は違う事を考えていた様で。

「ラーメン」
「は?」
聞こえてきたのは予想外の単語。
しかも、至って真面目な声色。
「腹減った…ラーメン食いてぇ…」
「あ、僕も食べたいなーって思ってたよ」
「えー?…矢城さんは、お高いフランス料理食ってりゃいいよ」
「何それぇ!」
わざと大袈裟に拗ねる僕を見て、彼がまだ少しはれぼったい目を細め嬉しそうに笑った。
つられて僕も声をあげて笑う。

198:加東×矢城3
07/01/06 18:44:51 g3EhPFVoO
あぁ…幸せってこういう事なんだろうな。
頭の片隅でそんな風に思う。

「加東さん」
「んー?」
「…今日、雪が降るんですって」
「ふーん…。あー、何ラーメン食べよっかなー」
「ねぇ、話聞いてます?加東さん…」
「味噌かなー?いや、塩も捨てがたいなー…うーん」
「もう…」
彼の声に身を委ねながら、ゆっくり目を閉じる。
段々消えて行く雨音。
雨が雪に変わるまでもう少し。
その時を待ちながら、こうしてまどろんでいよう。
絡めた指はそのままに、温もりだけ分かち合って。



二人で見る初めての雪まで、あと少し。

199:風と木の名無しさん
07/01/06 18:46:39 g3EhPFVoO
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )マイナーカプだけど、毎週金曜日に見れる二人のイチャつきが堪らないよ!

200:風と木の名無しさん
07/01/06 19:46:48 azn1ilFl0
>>199
GJ!ほんわか萌えたよ。
萌えついでに来週金曜に番組見てみますw

201:風と木の名無しさん
07/01/07 05:36:48 InkoeviD0
                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  流石兄弟 リバ
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  平安X@DEEP
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

地雷注意!パートナー外濡れ場あります

あと1回で終わります。

202:平安X 1
07/01/07 05:39:18 InkoeviD0

 夢を見た。
 黒い蝶が外を飛んでいる。
 夜の闇を全て集めて溶かし、玉を砕いた鱗粉を纏ったような、そんな美しい蝶だった。
 景色は冬枯れ。荒れた草むら。曇天の夕暮れ。人めも草も枯れ果てた土地。

 蝶はゆるやかな弧を描いて飛び、そして目当ての何かを見つけた。

 人の亡骸。眠っているような骸。その胸の上にふわり、ととまる。
 蝶は羽を震わせている。
 亡骸に苦痛の色はない。穏やかな優しい表情をしている。それでも、死んでいるのだ。
 ふたたび羽を揺らせて、蝶はそこから離れる。
 今度はほんの少しだけ飛び、すぐに下りてくる。
 死せる彼の唇の上。
 まるで口付けをするように。
 光がひとひら落ちてくる。
 死者と蝶のロマンスを彩るために。
 その顔が照らし出された。

 ふいに、目が覚めた。


203:平安X 2
07/01/07 05:41:56 InkoeviD0
 
 自分の隣に温かい寝息。
 慣れた、愛しい人の気配。
 弟者はほっ、と息をつく。
 眠れる人に口づける。
 けれどその構図が、その夢によく似ていることに気付いて、慌てて唇を離した。
 気持ちが収まらなくて、立ち上がる。
 袿(うちき)もはおらずに妻戸をくぐり、東の対の母屋に行った。
 夜が更けても宿直している侍女の一人に酒肴を見繕わせ、高杯を抱えてもとの対に戻る。
 呼べば、こちらに来るのはわかっている。
だがなるだけ人を自室に寄らせたくない。ここは自分たちだけの場所にしておきたい。

 妻戸をくぐると、眠っていたはずの相手が身を起こした。
 軽く、触れるような口づけ。
 月が傾いている。
 甘いものを好む彼のために、椿餅を小さく割って、その口に入れてやる。
指をしばらく抜かずに、咀嚼の感触を味わう。
 飲み込むときに、舌が指をなぞっていく。
 好きに扱える小動物に見立てて、もう一つ菓子を入れてやる。
 目を反らさずに、それを齧る。

 「……他から餌をもらわなければいいのだがな」
 「もらっていない」
 兄者の言葉は菓子より甘い。けれど何の根拠もないのに、苦い思いが心をよぎる。
だから、酒を呑む。
 「あまり過ごすな。悪酔いするぞ」
 「もう酔っていますが、何か」
 ……あんたに、とは言えなかった。

204:平安X 3
07/01/07 05:45:03 InkoeviD0

 「牛車を飾ろう!」
 恒例の五日に一度の出仕の後、まだ明るいうちに帰ってきて騒ぎ立てる。
 「左馬頭が“貧富の牛車”に当たったのだ。うちのもあんな風に改造(カスタマイズ)したい」
 「それは何なのだ?」
 「超ぼろい牛車を凄腕の作り奴集団がギガクールな車に改造するのだ。
それを色黒の今様歌いが実況していく。内匠寮主催の技術革新キャンペーンの一つだ」
 「ほう」
 「あやつの網代車はいまや最新式も同然。全体は朱と黒の縞で、轅(ながえ)は萌黄、
輪(タイヤ)は紫に塗られて尚且つあちこちにお互いのしっぽをくわえ合っている蛇の紋が
描かれているというゴージャスさだ。更に中には碁と双六が備えてある」
 「おい、俺はそんな車には乗らないからな」
 「同じにはせん。黄と黒の縞模様にして比翼紋を散らそう」
 「絶対にイヤだ」
 「つまんないやつだな」
 「つまらなくていい。おまえの趣味は酷すぎる」
 「恋人一つとっても最高だと思うが」
 「それくらいだ。趣味がいいのは」

205:平安X 4
07/01/07 05:47:47 InkoeviD0

 腕の中にひょい、と抱え込む。
 「暇だったので唐櫃にあった絵巻を一つ広げたが、マニアックすぎた」
 「何?」
 「サスペンスものだ。薬子の変のやつ」
 「薬子ちゃんはSexyで美貌で野心に満ち溢れていてなかなか魅力的だが、いかんせん熟女だからな」
 「しかしあの感情が激したときにあげる叫びがこの事件から来たとは始めて知った」
 「くぁwせdrftgyくすこlp…ってやつだな。まあ人死にが出たぐらいだからそんなこともあろう」
 「あのあくまで軽い、やたらと薬子ちゃ〜ん、と甘ったれていた仲成が最後に
『妹にだけは手を出すな!』と叫んで死んでいくシーンはけっこう良かった」
 「そうだろ。兄というものは人知れず苦労しているのだ」
 「どうだか。おまえの口、と書いて呪縛の呪だ」
 「祝うという字は兄がしめす、だ」
 「しめされたためしがないぞ」
 「いろいろとしめしているつもりだが」
 「まあどちらでもいい」
 唇を重ね、折れそうなほどに抱きしめる。
抗わずにされるがままの兄者の、衿の入れ紐をほどく。


206:平安X 5
07/01/07 05:50:59 InkoeviD0

 相手の声を聞いているだけで、イってしまいそうになる。
 彼がこんな声をあげるまで、時を要した。
 最初の頃は女性との経験はあるといっても、大いに違うので苦労した。
涙目になっている彼を見て何度かあきらめようとしたが、こんなときの兄者は絶対に引かない。
普段は割りと流されやすいのに、意地を張る。

 幾度かの経験のあと、ふいに声が甘くなるのを聞いて、体中の血が滾った。
 自分から欲しがるような動きをして、そのことに気付いて赤面し、
慌てて顔と躯を隠そうとしたあの日の彼が、今も自分の中から消えない。
 禁忌だというのに、何か神聖なものの前にひざまづいて、祝福を受けているような、そんな気分。
 こいつは俺の聖域なのだ、と弟者は思う。
 なのに何故だが出仕すると、あちらにふらり、こちらにふらり、と花を求める蝶の様になる。
 絶対に、彼ほど大事な相手は見つからないのに、さまざまな蜜を味わってみたくなる。

 もしかして、彼を苦しめているのだろうか。
 自問してみるがわからない。そのことについて触れられたことはない。
 もともと、こんな地位にあればそれは仕事のようなものでもある。
できるだけ手駒を増やし、それを選りすぐって要所に配する必要がある。
ところが彼はそんな意識は薄そうだ。

 思い返す。それはただの言い訳。
 彼が使命感に目覚めて、さまざまな女のもとを巡りだしたら、自分はどういった行動に出るのかわからない。

 声が、躯が、結末を迫っている。
 しかし弟者はまだ味わい足りなくて、無理にそれを引き伸ばしている。
 相手の潤んだ瞳が一瞬だけ開いて、ふたたび閉じられた。



207:平安X 6
07/01/07 05:54:48 InkoeviD0

 「……どう思っているんです」
 脇息に半身を預けて、息を継いでいる彼にふいに尋ねる。
 「何のことだ?」
 「オレが遊びまわっていること」
 少し驚いた顔。すぐに表情は戻る。
 「別に」
 「なんとも思わない、ってことですか」
 「いや、割に妬ける」
 「ほう。割に」
 「なんだ、無茶苦茶妬けるからよせ、って言ってもらいたいのか」
 「心にも無い事を言われても嬉しくない」
 「……やけにつっかかるな」
 「自分では好きにしているくせに、そんな関係でない正室にさえ妬いて、縛って、
勝手なヤツだと思っているんだろう」
 「おい」
 「意外にあんたは冷静だよな。牛車一つに大騒ぎするくせに、自分が迷惑をこうむらない限り、
オレのそっちには口も出さない」
 「やかましいっ」
 脇息を御簾に投げつけた。

 らしくないふるまいに驚いていると、ぐい、と髪をつかまれた。
 「妬いて欲しいのなら、そうしてやる」
 遊びの様子はまるでない。
 そのまま下へ押し付けられる。
 「………咥えろ」
 聞いたこともない言葉に驚いて、上目使いで見上げると、見たこともないほど冷たい瞳をしている。
 「何を呆けている。さっさと口を開け。……歯を立てたら承知しない」
 恵まれた権門の若君に特有のあの表情。下の者を人などとは思わぬ態度。
まさかこいつにそんな部分があるとは思わなかった。


208:平安X 7
07/01/07 05:58:39 InkoeviD0
 
 無理無体に従わされる。先刻までの甘さは微塵もない。
 瞳はやはり冷たいままだ。
 ――違う。こんなのは彼じゃない。
 目を開けたまま言葉どおりにふるまい、怒りと悲しみを感じている。
そのくせ躯は再び反応を始めている。
 下仕えの老婆にさえ叱られて、しゅん、としている普段の彼。
争い事など起こりかけると、全速力で逃げようとする不戦主義者。
脳天気な天然系。

 思わず歯を立てる。苦悶している相手を横目に身なりを整える。
 立ち上がり、兄者の着物を庭に投げ、裏を回って北の対の方へ歩く。
 妙に冷静だ。
 北の対の裏手の築地塀(ついじべい)の下部に、人ひとり通れるほどの穴があいている。
下働きのものが、急ぎの買い物の際などに使うことを知っている。
置いてある、見た目よりは軽い石をどけて外の通りに出た。

209:平安X 8
07/01/07 06:01:52 InkoeviD0

 顔を晒して歩いても、闇が濃いので気にならない。
 大分歩いた。
 時たま前駆の声に払われ、夜歩きの牛車に追い越される。
 いつもは自分より下の地位の者が、幾人もの供に囲まれ、温かく護られたまま通るのに出くわす。
そのうち一つはえらく派手だ。例の左馬頭のものらしい。
 ――これが本来のオレの位置のわけだ
 母者が温情を示さなかったら、幾ばくかの銭と共に捨てられて、その日のうちに息絶えていたかもしれない。
 あるいはどうにか生き延びて、盗みたかりに身を染めて、いっぱしのワルを気取っているとか。
 幼いうちに色子として売られ、媚を仕事として生きていることも仮定できる。
そして通りがかるうちの車なんぞを眺め、あんな身分の人になれたらお腹いっぱい食べられるのかなぁ、
などと考えたかもしれない。
……中に、同じ顔の男が乗っているとは考えずに。

 闇雲に歩き回っているうちに右京の方に出たらしい。
 大きな邸はまばらになり、闇は更に深くなった。
 門の篝火もないほうが多い。
 そんな中、一つだけ火の点された邸に出た。

 ずい分と古い。が、大きいことは大きい。
 そしてなんだか見たことがあるような気がして首をかしげた。
 「……兄者様ではありませんか」
 急に声をかけられて、飛び上がりそうになる。
 振り返ると、人のよさそうな老爺が微笑んでいる。
 「牛車とお供の方は?」
 「近くに置いて、月を見るために歩いてきた」
 咄嗟に答える。
 「それは風流なことですな。すぐに主人に取り次ぎましょう」
 そのまま寝殿に上げられる。
 どこかわからぬまま、円座に座っている。


210:平安X 9
07/01/07 06:15:54 InkoeviD0

 使用人はひどく少ないようだ。
 先程の老爺と雑仕が二、三人ほど。それと牛飼い童のほかは見当たらない。
もしかすると通いかもしれない。
 建物は最初の印象どおり古い。
 だが掃除は一応してあるし、火桶の火も熾っているので、冷え切った体はどうにかほぐれる。
 あたりを見渡す。
 ――多分、子供のころ一度来たことがある
 急に行けなくなった兄者の代わりに。そんなことはその時だけだったので覚えている。
 ―-ということは
 腰を浮かせかけたとき、邸の主人が現れた。
 従兄弟者だ。
 互いに、息を呑んだ。

 
 従者の報告に肩を落とす。
 動けるようになって慌てて追ったが、見失っていた。
 大分探した。
 人も使った。
 けれど弟者は見つからない。
 すでに三日経っている。
 眠れないし胃が痛いが、自分は出来ることをやらねばならない。
 別人の顔で立ち上がった。

211:平安X 10
07/01/07 06:19:35 InkoeviD0

 衣冠姿を改めて、ラフな格好のこの男は未だ見慣れぬ。
 「……どうしている」
 意地を張って聞かなかったが、限界だ。
 「おまえになりきっている」
 酒を呑みながら従兄弟者は答える。
 「いつもどおりってことか」
 意外に想われていなかったのかもしれない。
 「いや、普段あいつが来るときは少し表情が違うし、時たま左手を使ったりするが、
今は完全におまえだ。主上でさえ気付いていない」
 冷え切った彼の瞳を思い出す。
 そっちの方が本性なのかもしれない。
 「………」
 「あと、おまえの女と片端から寝まくっている」
 「………」
 「口の軽い梨壺の子からきいたが、そこそここなしているらしい。紐はよく絡めるそうだがな」
 全身がひりひりする。口が乾く。
 土器(かわらけ)をつかんで一息に呑む。
 対峙している世の中でもっとも苦手な相手は、しばらく黙ってそれを見た。
 酒が空になってしばらくしてから、言葉を足した。
 「ピロウトークで聞いたそうだ。『俺が隠れるとしたら、どこに行くと思うか』
別の女房の噂でも同じ話だった」
 夜は更けている。
 月はまるで縮んだ様な下弦の月だ。

 「どうするつもりだ」
 ここでいつまでも厄介になるわけにもいかない。
 だが、帰れない。
 黙って唇を噛んだ。
 うつむく弟者を従兄弟者はただ見つめている。


212:平安X 11
07/01/07 06:23:53 InkoeviD0

 門の方から物音がした。
 数少ない使用人はすでに眠っているはずだ。
 音は東の対へと回る。従兄弟者の居室のある方だ。
 彼は立ち上がり、黙って出て行く。
 階(きざはし)のあたりから声がした。
 「従兄弟者―、弟者が見つからない」
 遠いので聞き取りにくいが、半泣きの声は確かに兄者だ。

 ――何故ここに
 寝殿から出て渡殿を通り、こっそり東の対に入り込む。
 しかし格子が開け放したままなので、近くには寄れない。
 じっと、聞き耳を立てる。
 「探したのだ。でもいない。母者のとこにも、姉者のとこにも。女の所にも」
 泣き声が響く。
 「よせ、みっともない。泣くな」
 「従者も使った。全て手を打った。でもあいつ、どこにもいない」
 子供のように泣いている。
 「おまえ、歩いてきたのか」
 「どっかその辺にいないかと思って」
 「おまえの弟は野良犬か何かか」
 「野良犬に噛まれていたらどうしよう……うわ―ん」


213:平安X 12
07/01/07 06:27:24 InkoeviD0

 ここでもまだ聞き取りにくい。顔も見えない。
弟者は決意して、天井裏によじ登った。
 ひどいほこりにむせながら、声の方に進む。
 「見苦しいからとにかく泣き止め」
 「だって弟者が……」
 「涙と鼻水をこすりつけるなっ!」
 ――気が動転しているからといって、くっつくな。
 歯噛みしつつ、節穴から覗き込む。
 いる。べしょべしょに泣き崩れた恋人が、苦りきった従兄弟者にしがみついている。

 「あいつ、何も持たずに出たのだ。食うにも困っているんじゃないだろうか。
俺が悪かった。あんなにいじめるんじゃなかった」
 ――そうだ。少し反省しろ
 ちょっと小気味いい。
 「おまえ、どこか知らないか。あいつが見つかるのなら、俺の命だってくれてやる!」
 妙な音がした。
 その瞬間、ぼろな天井の底が抜け、弟者は地上に落下した。

 「……痛っ」
 腰を打った。
 「………弟者!?」
 兄者が駆け寄る。
 抱きつく。
 唇が重なる。
 それから従兄弟者を振り向いた。
 「………いるか、命」
 「いらん!」
 それから兄者は一瞬考え、ふいに表情が険しくなった。


214:平安X 13
07/01/07 06:30:51 InkoeviD0
 「おまえ……弟者と!」
 いきなり、下腹部を蹴った。さしもの従兄弟者が、腹を押さえてうづくまる。
 「以前、言ったはずだよな。殺す、と」
 懐剣が光る。
 こんなに激した兄者は見たことがない。
 慌てて間に飛び込む。
 「のけ!俺はこいつを殺す!」
 「してないっ!大体できるか、こんなヤローと!」
 従兄弟者が微妙に不愉快そうな顔をした。
 兄者はまっすぐに弟を見る。
 「……本当か」
 「当たり前だ。おまえ以外の男とはできない」
 ――典侍(レモナ)は例外だよな、とちらりと思う。

 「じゃあなんでここにいるんだよ!」
 「行き場がないからだろっ。どこ行ったってあんたにゃお見通しだろうし!」
 「何かがあろうがなかろうが、他のヤツの所なんか行くなよっ」
 「じゃあ行かせるなよっ」
 「イかせたいよ、俺はっ」
 「オレだって!」
 「……何を言っている」
 復活した従兄弟者が、冷静につっこんだ。
 その声を聞いて、彼の存在を思い出した兄者が明るく言った。
 「おお従兄弟者、すまないが一部屋貸してくれ」
 思いっきり、下腹部を蹴られた。
 くの字になって苦悶している兄者に、冷たく言う。
 「ここでサカるな。雑仕をたたき起こして牛車を貸してやるから帰れ。するなら帰ってやれ」
 憤然と、その場を歩み去る。
 だがすぐに引き返してきて念を押した。
 「絶対にうちの牛車でやるなよ!」
 さすが従兄弟者カンがいい。


215:平安X 14
07/01/07 06:33:58 InkoeviD0

 弟者が自邸の近くで下りて、北の対の裏へ行く。その少しの間が不安だ。
 借りた雑仕を休ませる指示をするのももどかしく、東北の対の自室に駆け戻る。
 飛び込むと、角盥でほこりを落としている。
 ただ抱きしめた。
 涙というものはどれほどの量があるのか。
 一生分、使ったかもしれない。
そう思ったが、愛する相手を抱きしめていると、いくらでもまた、溢れてくる。
 「……どこにも、行かないでくれ」
 べたなセリフも本気で言える。
 相手は黙ってうなづいた。

 恋人の唇を受けながら、その胸に疑惑が生まれる。
 ――何故、まっすぐ東へ行った。
 迷いのない慣れた足取りだった。
 あの邸の老爺は無駄口を叩かなかったが、兄者が来ることを珍しいとは思っていないようだった。

 しきりに名を呼ぶ彼の声。それに答えて交わす唇づけ。
 体の奥から生まれる衝動。
 溶けるような熱い感覚。
 相手と自分の熱が一つの焔になる。
 その中に、針の先ほどの小さな影。
 弟者は微かに声を漏らした。

216:平安X 15
07/01/07 06:49:26 InkoeviD0

 内裏帰りの牛車が、車宿りに止められる。
 手配した職人たちが、仕事を終えて庭から出ようとしているのにでくわす。
 それを呼び止めさせ、供の者を通して銭などを渡す。
 老爺には、自ら品を手渡す。
 「世話になったな」
 「いえいえ、楽しゅうございました。主人に取り次ぎましょう」
 「いや、直接行くからいい」
 何度来ようと、律儀に接する真面目な男だ。

 従兄弟者の邸の東の対の屋根は、完全に直っている。
 階を上がり、一つ奥まった部屋の方へ入るとそこに彼はいた。
 「…殺しかけた相手の所のよく平気で来るな、おまえ」
 「いや、すまん。ついカッとしてやった。今は反省している……ダメか?」
 「来い。覚悟はしているだろうな」
 「それはもう。奴隷扱いされても文句は言わん」
 「こんな可愛げのない奴隷などいらん」
 ふ、と微笑って近寄った兄者は、すでにいつもの彼に戻っている。
 紐を解きながら念を押す。
 「しばらく来るな。おまえの弟は割りに鋭い」
 「ああ。俺と違ってバカじゃない」
 柔らかな絹紐で、腕を縛られた。


217:平安X 16
07/01/07 06:52:09 InkoeviD0

 「で、何がこの騒ぎの原因だ」
 「なんだ、あいつ言わなかったのか」
 「黙って膝を抱えていたぞ」
 「俺が妬かない、とか戯言を抜かすもんだからかっとしていじめた。
……まあ、しっかり仕返しはされたがな」
 「妬いているのか」
 「アタリマエだ!でも言えるか、死ぬほど妬いてるって。視線すら人に向けるな、なんて。
あいつは閉じ込められて育ったんだぞ。他者に過剰に触れたくなるのはそのせいだ。
それを止めるのは俺のエゴだ」
 するり、と身体を抜いて衣を身につけ始めた。
 それを留めて紐を結んでやる。
 こいつに任せておくとすぐにばれる。

 「それじゃ、まあ、宿直の時にでも」
 なんだか、影が薄く見えた。
 「待て」
 呼び止めると振り返る。ちょっと面白がっているような表情を見せた。
 「……せいぜい愉しむことだな」
 言いたかったことは言えない。聞きたかったことは聞けない。
 「お言葉に従おう」
 軽く手を振って部屋を出た。
                                了

218:風と木の名無しさん
07/01/07 06:53:29 InkoeviD0
 ____________
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219:風と木の名無しさん
07/01/07 07:10:26 FvCHvbURO
>218
乙!激しくGJ!!
リアルタイムに初めて出会って興奮しながら待ってたよ(*´∀`)
過去ログも読みつつ毎回楽しみにしてたけどこれで完なんだろうか
とにかく乙、そしてGJ

220:風と木の名無しさん
07/01/07 07:19:21 InkoeviD0
>219
ありがとう。あと1回で終わります

221:風と木の名無しさん
07/01/07 07:26:38 FvCHvbURO
>220
読み返して気づいたよ…スマンカッタ
楽しみにしています、がんがってください

222:風と木の名無しさん
07/01/07 20:22:56 ZSD4d4Im0
                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     | >>100の続き、2回目描写ありです
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ェロは番号を*で囲んだので、注意して下さい
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ※しつこいですが逆CPではないので注意です
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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223:1
07/01/07 20:23:51 ZSD4d4Im0
「すっかり、遅くなっちゃったな。」
ふっと話が途切れた時を捕らえて、右隣に座った彼を見上げた。彼の表情がさっと変わる。
「え!いやあの。」
「そろそろお暇した方がいいかな。」
彼が何か言いたそうにしているのに心苦しくなるが、感情を押し隠してソファから立ち上がろうとした。
「駄目です!」
しかし彼は左肩に手を回してきて、それを許してくれなかった。上からの、切羽詰まったような視線が痛い。
「何が、駄目なんだ?」
目を合わせたまま彼の手に右手を乗せて、何とか外させようとした。今帰らなくては、先日と同じ事になる。
「この間の事、忘れたわけじゃないすよね?」
「忘れてないよ。」
彼の手がしっかり左腕を掴む。長い指が食い込む感触に、心がよろめく。その手を振りほどけなかった。
「・・・じゃあ、責任とって下さい。」

彼の部屋に今日来たのは、交友関係の事で相談したいと言われたからだ。
話題の性質上、そういう雰囲気にはならないと思ったし、第一深刻そうに言われてとても断れなかった。
だが会ってみれば彼はいつも通りの明るさで、面食らった。肝心の悩みも、どうも愚痴程度のものらしかった。
だから要は誰かに話したかっただけなのだろうと思って、相づちを打ちながら長い話を聞いていた。

224:2
07/01/07 20:24:25 ZSD4d4Im0
夕食時も過ぎた夜に、ついこの間彼を抱いてしまった部屋で会うという事に対する警戒は解いていなかった。
あの時一度きりの甘い思い出にしたかった。そうそう会える間柄でもないから、お互いにとってその方がいい。
そう自分に言い聞かせてきた。そしてそのためにも俺がしっかり現実を見て振る舞わなくてはならない、と。
いやそんな綺麗事だけではない。すらりとした長身を躍動させる彼は、俺には勿体ない若さ、魅力を持っている。
そんな彼に今惚れ抜いていて、あの晩を経てますます心が抑えられない自分をどうにかしたかったのだ。

「ちゃんと楽しませますから。」
引き寄せられ、彼の腕の中におさめられる。顔を上げると、切れ長の目はまじまじと俺の顔を見ていた。
ここで彼を抱いたら完全に、元チームメイト、ではいられない気がする。きっと今以上に苦しい事になる。
「言ってる意味、分かります?逃げないで下さいよ。」
けれど愛おしい。その若くて強引な腕も、重ねて切り出される誘惑の言葉も、少しのためらいを含んだ表情も。
「うん。」
すっかり魅入られて、返事が口をついて出た。腹を括った。どんなに辛い思いをしてもさせても、後悔はしない。
両腕でがっしり抱き締められていた。そんな事をしなくても、俺はもう彼の思いに全身で応えたかった。
首を上げて、乾いた唇を触れ合わせた。彼は少し戸惑ったような表情を見せたが、すぐに舌で舌を誘ってきた。
口の中を一通りさらう。それから長い舌を裏まで舐めたり吸ったりすると、腕の力が弱まってきた。
逃げ気味になる彼の頭と腰に手を延ばした。混ざり合った唾液が溢れて、彼の口角から伝った。
この前と全く同じように、彼とともにソファに倒れ込む。長い首筋に唇を付けると、彼は頭を抱いてくれた。

225:*3*
07/01/07 20:25:04 ZSD4d4Im0
***

彼は俺のジャケットを脱がせ、その下のTシャツを捲り上げて、広げた小さな手で胸全体を撫でてくる。
指先が敏感な所をかすって、俺はぐっと唇を噛みしめる。こんな風に体が感じるとは、この間まで知らなかった。
それから唇が何カ所にも押され、両手も舌も頬も胸に寄せられて、また何とも言えない心地になる。
気持ちがいいような、くすぐったいような。体が火照るような、肌が震えてしまうような。
一度経験した事だからと妙に安心して状況に身を任せていたら、急に乳首を二本の指で摘まれて揉まれる。
反対側にはいつも固く結ばれているはずの口がつけられる。舌でつつかれ、周りを丸く舐められ、吸われる。
一気にむずかゆい、どころか痺れるような感覚が全身を走って、悲鳴を上げてしまう。
空いた手でわき腹を撫でられるのがくすぐったくて抱き締めると、ごく軽く歯で噛まれて思考が吹っ飛ぶ。
体を捩っても、彼の動きに協力しているような気がする。嫌、と言おうとして、ただの喘ぎ声が漏れてしまう。
平静に見える彼の手つきがあまりに恥ずかしくて、それでますます体が過敏に反応してしまうのが分かる。
彼の手は着々と下半身にも伸びて、服の上から腿や腰、股間のあたりを撫でられる。
「もう、熱くなってる。」
真顔のままそんな事を言って、俺のベルトに手をかける。
「な、に言って・・・うっ・・・。」
熱いというか、相当硬くなってしまっている所を下着の上から掴まれて、指でなぞられる。
「ベッド、行く?」
何だか慣れた調子で服を全部脱がせながら、聞いてくる。その間にも律儀に胸を撫で、唇を落とす事を忘れない。
こんな状況で、返事をしたくない。しかし蛍光灯の白い光の中は眩しくて恥ずかしすぎる、と思い直す。
「いっ・・・きましょう!」
「うん。」

226:*4*
07/01/07 20:26:05 ZSD4d4Im0
勢いよく起き上がるとぎゅ、と彼の顔を自分の胸に押しつけて立ち上がった。
裸の胸にあたる彼の髪がくすぐったい。そのまま早足で寝室に入り、自分のベッドに腰掛けた。
さっそく鎖骨に唇が降ってきて、それからまた仰向けにされる。手で股間をまさぐられ、ぐっと握りこまれる。
窪みを小指でなぞってきて、裏を手のひらでさすってきて、指を輪にして動かしてきて。的確な刺激に目が眩む。
彼にされている、という事実が俺を追い詰める。俺は熱い息を零して、彼の手の中にあっけなく放ってしまった。
息を荒げていると、彼も自分の服を脱ぎだした。夜目にも小柄で白く、しかし綺麗に筋肉のついた体に息を呑む。
足を広げられ、彼の濡れた指が入ってくる。この前よりは周りがよく見えるので、その指の動きがよく分かる。
ボールを握る、その指が何をしているか。滑りがいいのでまだ痛みはほとんどないのに、目尻に涙が浮かんだ。
「痛い?」
それにすかさず気が付いて、体を寄せてきながら心配そうな顔で声を掛けてくる。
「痛くない・・・っすけど、恥ずかしい。」
ほとんどヤケになって、本当の所を言う。こんな事言わされて、と思うとなおさら泣きたくなる。
「そんな、恥ずかしがる事ないのに。」

227:*5*
07/01/07 20:26:33 ZSD4d4Im0
だが彼の目は真剣で、目が合うと今度は柔らかく微笑んで見せる。いつもは無表情のくせに、こんな時だけ。
思わず俺も笑ってしまう。お互いすっかり柔らかく熱くなった唇で、今日何度目かのキスを交わした。
溶けてしまいそうな口づけをしながら、身体を跳ねさせる所を探られる。熱に浮かされて、涙が滴る。
時間をかけて指を増やしゆっくりと解していく間にも、まめに胸や顎や唇に口付けたり、頬で撫でてきたりする。
丁寧で優しいやり方だったが、それでもうつ伏せで挿れられる時はやはり苦しくて、現実に引き戻された。
「無理っ・・・そんな大きい・・・」
「もっ・・・大丈夫だよっ。」
あんなものが入りきるなんて信じられない。だが体の内で、彼が熱く大きく脈打つのを感じる。
肩で息をする俺を宥めるように、肩口に唇を置いてくる。背に彼の胸が密着してくる。
両腕を前に回してきて、ぎゅうっと抱きつかれる。俺はその右の二の腕を掴んで、自分の胸に押しつけた。
「んっキツイ・・・力抜いてっ・・・」
俺の方がもっとずっとキツイはずなのに、その切なそうな声に心の奥の方が疼いた。
まるで彼の方が責め立てられているような声。一瞬想像して、それでまた彼を誘う声を上げてしまう。
やがて彼が腰を使う度に来る波に身を委ねた。彼の名前を叫んでいたら、俺の名前も切れ切れに呼んでくれた。
かなり時間をかけて突き立てられて、声を枯らして、そしてようやく2人で達した。

***

228:6
07/01/07 20:27:06 ZSD4d4Im0
「おはよう。」
その声に目を開けた時、俺は彼を胸に抱き寄せていた。小柄だが腕も胸もしっかりしていて、手応えがある。
上目遣いを封じるために頭に手を回して、胸に押しつけた。腰がとにかく重たくて、あまり動きたくはない。
「今何時・・・すか?」
「8時前。」
抱き込んだまま彼の身体の背面を、手のひらを大きく使って撫で回した。時折くすぐったそうに肌が跳ねた。
量の多い髪、筋肉のよくついた肩と背中、締まった小さな尻。昨日彼を呼んだのは、「リベンジ」のためだった。
「起きなくていいの?」
「や、昼まで予定ないんで。」
それなのにまた、と考えると頭を抱えたくなる。しかも今回はわけが分からない内にというのではない。
始めにキスされた所で、同じ道を通っていると気付いたはずだ。でも気付かない振りをしてしまった気がする。
途中からは完全に分かっていて、彼に任せてしまった感じだ。全身で受け取るあの感覚を、再び求めてしまった。
「ふう・・・。」
息をつくと、黒い瞳で見上げてくる。考えてみれば、彼は今に至るまで、ずっと逆の発想をした事がないわけだ。
色白くてとっつぁん坊やで、一般人と比べても背が低い方で、性格的にもおとなしいばかりと思っていたのに。
「何かムカつく・・・。」

229:7
07/01/07 20:27:19 ZSD4d4Im0
「え?」
好きな人がいるなんて言っておいて、結局そんな背格好で油断させて、俺をその体ですっかり痺れさせて。
俺がびっくりしたり動揺したりしている時も、この人は迷いなく冷静な感じに見えるのも気に入らない。
「ちょっとは悩んだらいいんすよ。」
そう言いながらも、彼の体温が、穏やかな視線が心地いい。俺より10歳以上年上のくせに、どことなく可愛いし。
「悩ましかったよ、あんな風に誘われて。」
真剣な顔して言われて、絶句した。本気なのは分かるが、恥ずかしいやら腹立たしいやらで顔が赤くなる。
「な・・・にふざけた事を言って」
「誘いに乗ったのは俺だったな、ごめん。」
唇がスローモーションで近づいて、俺の頬に触れる。この妙な状況全てに、彼は何の疑いも抱いていないらしい。
俺もその状況にはまりかけているんだろうか。もう何だか少し、それでもいいような気がしてきた。
何はともあれ今、彼は俺の腕の中におさまっている。誰にも渡したくないと思った。力一杯彼を抱き締めた。
「・・・また同じ試合に出られるように、今年こそ結果出すよ。」
くぐもった声で、彼も静かに決意を呟く。そうだ、ずっと捕まえてはいられなくても、俺達は同じ試合に臨める。
「そっ・・・すね。また、楽しみにしてます。」
同じチームの後輩として、彼に出会った。こういう機会とはまた別の意味で、やはり球場での真剣勝負は特別だ。
それぞれの1年が始まっている。3月にはまた同じ芝の上に立てるはずだ。また会える日が本当に、楽しみだ。

230:風と木の名無しさん
07/01/07 20:27:56 ZSD4d4Im0
 ____________
 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |               色々と妄想捏造すみません
 | |                | |           ∧_∧ 似たような役割なのに全くタイプの違う2人が
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 2人とも可愛くて仕方がないです
 | |                | |       ◇⊂    ) __では、長々とスレ汚し失礼いたしました
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

231:風と木の名無しさん
07/01/07 21:40:17 C3IN0LOj0

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      |  お借りします。劇場版風予告ごっこ
 ____________   \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |     ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  いろんなネタの出るいいスレだよね
 | |                | |              \
 | | |> PLAY.        | |                ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |

ネタは↓参照
801腐女子のための老後を考える
スレリンク(801板)


232:1/2
07/01/07 21:41:22 C3IN0LOj0
  「おばあちゃん、この綺麗な本何なん?」

『いつも優しかった、明るくて元気だったおばあちゃんにも
私の知らないことなんかいくらでもあったのだ―』

20XX年。日本は人口の半数が65歳以上で占められる超高齢化国家と化し、
「高齢新人類」を超え、もはや社会は高齢者の、高齢者による、高齢者のためのものとなっていた。
そんな中とある老人ホームで、次々と老女が失踪する事件が発生。
曖昧な警察の捜査。不審な職員の態度。
失踪者の一人を祖母に持つ詠子は、親友の茉莉枝とともに捜査を開始する…

  「キャアァァァ!おばあちゃん!!」

  「Y.female…『腐女子』と呼ばれている彼女たちの臓器の状態が、一般人の60%以下に
   消耗率をとどめている理由。それがこの新発見されたホルモン『モエストロゲン』だと考えられているわ」

  「なんか最近もやもやするの、警察の人とか駅員さんとか見ると。へ、変だよね?」


233:2/2
07/01/07 21:42:27 C3IN0LOj0

《腐》が世界に見せるのは、新たな楽園なのかそれとも―

  「シエ守徹だって受けですよぉ!」

  「この本、見たことある。小さいころ、おばあちゃんの部屋で」

  「おねがい…積荷を、積荷を燃やして…」

『おばあちゃん、ポテトチップス食べた手であの本触ってごめんね』

  「ライバル受けが主人公受けよりマトモなんて、誰が決めたんだよぉぉぉおぉおおおおお!!」

衝撃の展開、感動の涙、燃え、そして萌え…

夏の有明より熱く。

20XX年、全国ロードショー後悔!

234:風と木の名無しさん
07/01/07 21:43:15 C3IN0LOj0
                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  お粗末さまでした
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |     ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  どこで感動すればいいんだ…
 | |                | |              \
 | | □STOP          | |                ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) 燃エト萌エハ?
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
すごく妄想をかきたてられるネタなので調子に乗ってしまった。
今はメモ帳に落書きしている。
なお、この作品は作り話です。実際の人物、団体とは関係ありません。

235:風と木の名無しさん
07/01/07 23:17:33 1wn1IHdd0
ちょ、モエストロゲンてwww
スレタイで誤解していたので、そのスレ今度覗きに行きます。

236:風と木の名無しさん
07/01/08 00:33:23 AbLANExO0
>>222
乙そしてGJ
低身長攻モエス

237:風と木の名無しさん
07/01/08 05:19:29 l5DJZzB5O
『積み荷を燃やして』バロスwwwww

238:風と木の名無しさん
07/01/08 17:03:55 V+WkUFCHO
カットビ一途とかどうですか?過去スレにもないし……
彰×幕の内やら………

239:風と木の名無しさん
07/01/08 18:40:15 CQx50FQV0
積荷を燃やしてwwww

240:風と木の名無しさん
07/01/08 20:07:31 yGh3kbCP0
>>237、239

〜消えない過去の過ち〜in801 十一冊目
スレリンク(801板)


241:240
07/01/08 20:14:02 yGh3kbCP0
〜消えない過去の過ち〜in801 二冊目

176 名前:風と木の名無しさん 投稿日:02/10/29 13:44 ID:ZqsPqihM
友達の車で始めてコミケに参加した帰りの高速道路で車が横転する自爆事故が・・・。
嫁入り前の娘4人が同人誌満載の車で死ぬのか?と焦りましたが幸い死人もでず
軽いゲガで済みました。救急車で病院に搬送中、車に残された同人のことばかり考えてた
自分に鬱。
 
183 名前:風と木の名無しさん 投稿日:02/10/30 03:21 ID:Ouh2+2Ww
>176
「積み荷を…積み荷を燃やして…」

-----------------------------------------------------------
懐かしいフレーズだったので、ログ探してしまいました。
スレ汚し失礼。

242:風と木の名無しさん
07/01/08 20:44:00 l5DJZzB5O
>>241
(((;゚Д゚)))オソロシイ話ダ…

243:風と木の名無しさん
07/01/09 04:45:44 BZ84TkmW0
                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  100(99+1)だモナー。日本一周の時の。
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| つうか基本は谷丘で中+丘
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) 谷の嫉妬話
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

某スレの発言で思わず書いてしまった。709無断でスマソ。

709 風と木の名無しさん 2007/01/09(火) 01:10:55
高校から付き合ってるあの人が、機内の隣人にじゃれまくり。
しかも相手は天下の蛇二ー図。
どーすんの?俺!

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