どっちが好きだった?『キカイダー』と『キカイダー01』 原作者も認めたカッコイイ要素 [きつねうどん★] at LIVEPLUS
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21/10/26 06:44:28.86 CAP_USER.net
石ノ森章太郎氏が「いちばん思い入れの強いヒーロー」と語った作品
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『人造人間キカイダー』と『キカイダー01』の両方の主題歌を収録した「キカイダーシリーズソングコレクション」(CD:コロムビア)
 1972年、1973年にあいついで放送された特撮番組『人造人間キカイダー』と『キカイダー01』は、ともにNETテレビ(現テレビ朝日)土曜日夜8時から放送されていました。当時、平均視聴率27%のオバケ番組『8時だヨ!全員集合』のウラで「変身大会枠」として挑み、視聴率15%以上も記録する人気を獲得します。今回は、1970年代の昭和の変身ヒーローブーム期に生み出された両作品の魅力を振り返ります。
●『人造人間キカイダー』はジローの不完全な良心回路が永遠のテーマ
 『人造人間キカイダー』の物語は、主人公が正義と悪の間で揺れる斬新な設定でした。世界征服を企む組織ダークに捕らわれ、アンドロイド製造を強要されていた光明寺博士と娘のミツ子は、密かに正義の人造人間キカイダー/ジローを製造していました。そして、ジローは不完全な人造人間として創られたことに悩みつつも、悪に立ち向かうのです。
 TV版は原作のテーマ「不完全な良心回路を持ち、善と悪との狭間で苦悩する人造人間の戦い」と共通する物語です。原作マンガでは最初に童話「ピノキオ」を引用し、それにジローを重ねていますが、テレビ第1話にはこのようなシーンはありません。最後の回路を組んでジローを完成させる手前で光明寺博士がダークに襲撃されるため、肝心なポイントが視聴者に詳しく伝わっていなかったのです。
 ただ、毎週ダークを率いるロボット工学者ギル博士の笛の音でジローが苦しむシーンで「ジローの体に組み込まれた不完全な良心回路がギリギリの抵抗を試みる。この笛に負けた時、ジローはダークの手先になってしまうのだ!」などとナレーションで説明が入るので、子供にも“ジローは悪にもなりうる”という設定が刷り込まれていったのです。
 この良心回路をめぐる問題は、話数が進むにつれジローと周囲を翻弄していきます。そして、クライマックスに近づくと巨匠・長坂秀佳氏の脚本がさらに凄まじいものになっていくのです。
 同作は通常1話完結の形で進行しますが、第36話から最終回第43話までは続きモノになって、シリアスさがぐっと増します。終盤に毎回登場するようになるサブローことハカイダーは、光明寺博士の脳を移植されたアンドロイドという設定。真っ黒なスーツにスケルトンで脳がむき出しになったハカイダーが、敵か?味方か?という微妙な立ち位置で毎回登場し盛り上がりました。特に第42話「変身不能!?ハカイダー大反逆」は、特撮史に残る名エピソードだと思います。
●『キカイダー01』サブキャラも人気の続編
 続編の『キカイダー01』はダーク壊滅から3年後の物語です。ギルの脳を得て甦ったハカイダー部隊が全世界征服を企みますが、その時仁王像の中で3年間眠り続けていた正義の戦士キカイダー01が甦ったのです。
 キカイダー01/イチローは、ジローの兄として光明寺博士に造られた完全な良心回路を持つ人造人間です。実は、ジローのメンタル的な不安定さが視聴者に不評だったため、イチローはヒーローの王道を行く明るく強いお兄さんというキャラクターになりました。
 ただ、キカイダー01が主人公なのに、ハカイダー部隊を倒すためにキカイダーが第3話から9話にかけて登場するなど、本当に新番組なのかわからなくなることもありました。キカイダーは第11、12、14〜20、25、26、46話にも登場しています。また、終盤で人気キャラのハカイダーが4体登場するなど、画面は豪華でした。


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