三菱グループではないのに商標が使える「三菱鉛筆」の謎 [きつねうどん★] at LIVEPLUS
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20/10/26 21:26:06.14 CAP_USER.net
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三菱鉛筆は三菱グループの会社ではない(C)日刊ゲンダイ
 私は原稿は手書きで、三菱鉛筆のユニボールシグノ太字を使っている。このボールペンはなかなか描きやすい。
 ところで、三菱鉛筆は三菱グループの会社ではない。「会社四季報」を開くと、設立は1925年4月とある。三菱が岩崎家の三階菱の紋どころに由来する三菱を名乗る以前に、すでに三菱鉛筆は存在していた。だからみだりに三菱の名をつける会社を監視する「三菱商標事務打ち合わせ会」でも排除できない。
 三菱グループには、三菱重工業、三菱商事、三菱電機、三菱自動車など、三菱の名を冠した冠称会社と、東京海上ホールディングス、日本郵政、ニコン、明治安田生命等の非冠称会社がある。要するに三菱と名のついた会社と、ついてはいないけれども三菱グループの会社とがあるということである。
 ある幹部は「財界というのは三菱に対抗してできたものなんですよ」と言っていたが、確かに、経団連会長には三井系の東芝出身の石坂泰三や土光敏夫がなっているのが目につく。
 三菱が特別である例としては1970年代に財界に中国ブームが訪れた時、当時の三菱重工業社長、牧田與一郎が「エサを見て無定見に尻尾を振るのは卑族の商法だ」と抵抗し、そんなことをしているとバスに乗り遅れると言われると、「心配するな、オレの会社ではジェット機をつくっている。バスに乗り遅れて困った時はうちの飛行機で送ってやるさ」と豪語した。
 事実、後から中国に接近した三菱が大逆転を果たすのだが、中国側もやはり三菱を特別視していたのである。よく、「鉄は国家なり」と言われる。しかし、むしろ良くも悪くも「三菱は国家なり」なのだ。
 そんな三菱の名を冠しながら、グループ企業ではない三菱鉛筆があるというのが面白い。
(佐高信/評論家)
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