韓国、「K防疫」に限界…重症者中心の管理に転換が必要と指摘  [疣痔★] at LIVEPLUS
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20/10/01 23:13:37.04 CAP_USER.net
「MERS式防疫」に限界が来た
2020/10/01
 K防疫が岐路に立っている。政府の防疫強化措置にもかかわらず、なかなか感染者数が減らず、感染経路不明の感染者は危険水位に達している。8月に感染者急増を理由に実施された首都圏の社会的距離確保「第2.5段階」は感染者数を22日後に2けたへと下げたが、たったの三日ももたずに3けたに戻った。週末に検査数が減って一時的に2けたに下がったものの、秋夕(チュソク=中秋節)連休期間(9月30日−10月3日)が終わった後、感染者がどれだけ増えるか不安な状況である。
 感染者の4人に1人が感染経路不明だという状況は1カ月間続いている。これらの人々を感染させた潜在的感染源は今この時も地域社会のあちこちを動き回って新型コロナウイルスをばらまいているかもしれない。既に市中感染・n次感染・集団感染など、地域社会における感染拡大(community spread)のあらゆる条件が満たされている。感染者数を下げるため防疫段階を再び引き上げることは、既にがけっぷちに立たされている自営業者の背中を押して突き落とすばかりで、感染者数を狙い通りに引き下げることができるかどうかは未知数だ。
 韓国の状況は台湾と比較すると一層明確になる。人口2500万人の台湾の累積感染者数は先月27日現在で510人だ。死亡者数はわずか7人で、5月12日以降1人増えた。100万人当たりの感染者数で見ると、韓国の方が台湾より約20倍多い。韓国が一日100人を超える感染者を減らそうと格闘している時、台湾は最近でも一日1−2人出る感染者を処理しているだけだ。初期に断固とした国境封鎖で海外からの感染源流入を防いだおかげだ。感染者を確認し、接触者を追跡して動線を公開し、標的を封鎖するという現在の韓国の防疫システムは、台湾のような環境で一層うまく作動可能だ。毎日3けたの感染者発生が日常化し、感染源不明の市中感染が広がっている現状を考えると、防疫システムの転換は避けられないものとみられる。
 専門家らは、致死率が30%に達する中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)と、致死率は1.6%に過ぎないが飛沫(ひまつ)・エアロゾルで簡単に広がる新型コロナウイルスの特性を考慮して防疫対策を見直す必要がある、と指摘している。無症状感染者の感染源・発生経路・疫学上の特性を究明するため大規模サンプル調査を実施し、限界に達している陰圧室と集中治療室を効率的に運営するため、重症患者中心の管理に切り替える必要があるという。日本と台湾で実施している感染者の自主隔離許容も検討する必要がある。
 世界は近年経験していない感染症の襲撃に当惑している。どの国でも新型コロナウイルス事態に対しては決して自信を持つことができず、薄氷を踏みながら暗闇の中を手探りで進んでいるに過ぎない。集団免疫実験による初期の高齢死亡者急増に「いじめ国家」だと嘲弄(ちょうろう)されたスウェーデンが、最近は感染者・死亡者急減で再び注目されたかと思えば、台湾・ベトナムなど防疫最優等国でさえも第2次パンデミック(大流行)拡大への懸念を振り払えずにいる。新型コロナウイルスの変異や進行に合わせ、科学が導く処方に絶えず従う国が、おそらくこの戦争で勝利することだろう。
 K防疫が新型コロナウイルスの現実に合わせてアップグレードするには、政治家が引っ込まなくてはならない。防疫を政治に利用して国民を二分し、スケープゴートを作る中で、K防疫の純粋さは既に大きく損なわれた。K防疫の神髄は、国民の自発的な呼応と医療従事者の献身的な努力に過ぎない。これ損なえばK防疫は崩壊する。支持率と得票という政治的計算をなくさなければならない。新型コロナウイルス感染拡大を防ぎ、持続可能な経済生活のために必要な措置を専門家たちがデータを基に処方できなければならない。新型コロナウイルス防疫で引き続き政治のにおいがするなら、今まで防疫当局を信じて従ってきた国民は背を向けるだろうし、その瞬間、K防疫の神話も消えるだろう。
URLリンク(www.chosunonline.com)


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