まるで中世のような3カ月…「全くの未知の病」と戦う最前線 新型コロナの"恐ろしく複雑な症状"  [疣痔★] at LIVEPLUS
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1:疣痔 ★
20/05/27 22:35:54 CAP_USER.net
当惑する医師たち 新型コロナウイルス治療の最前線で

 新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」と戦い続ける集中治療室の医師たちと話すと、同じ表現が繰り返し出てくる。
「こんなのは初めてだ」、「こんなのは見たことがない」と。

 イギリス各地の病院で集中治療にあたる医師たちは、未知の病気が迫り来ていると承知していた。
昨年末に中国で最初に確認された未知の呼吸器系感染症によって、医療機関は逼迫(ひっぱく)し、自分たちは追い詰められるだろうと覚悟していた。

 「ある意味で、まるでノルマンディー上陸作戦に備えているみたいな感じでした」。スコットランドのグラスゴー王立病院で集中治療を取り仕切るバーバラ・マイルズ医師はこう言う。
「準備期間は3週間しかなくて、何がやってくるのか、知識がさほどない状態で」。

 そうして手探りで準備はしていたものの、冬が春に変わるころにイギリスに押し寄せたものは、どれだけ経験豊富だったとしても、集中治療室(ICU)の専門医を驚かせた。

 新型ウイルスに感染したほとんどの人は軽症で済む。まったく無症状の人もいる。
しかし、重症化して危篤になる大勢の患者にとって、COVID-19は恐ろしく複雑な病気だ。

 COVID-19はどのように、人体を攻撃するのか。
治療の最前線に立つ医師たちがこれまでに経験から学んできたこと、そしてまだ分かっていないことについて、医師の言葉をまとめてみた―。

■肺炎より感染力が高い
 「ほとんどの医療者は、肺炎の原因になる呼吸器系のウイルスを想定していたと思う」。
ロンドン・パディントンのセントメアリー病院で集中治療にあたるアントニー・ゴードン教授はこう言う。
「季節性のインフルエンザに似た、けれどもインフルエンザよりははるかに規模の大きい」

 しかし、実際に患者を診始めると、症状は呼吸器にとどまらないことがすぐに分かったという。

(中略)

 「まるで中世」のような3カ月だったと、ハント医師は言う。
国内最高峰のICU専門医たちが、まったく未経験の病気を前にして、知識や経験をもとに、当て推量するしかなかったのだ。
先行実験や既存のデータをもとにした知識ではなく、観察できる症状から治療法を決めるしかなかった。

 今後のCOVID-19治療では、ICUに入る患者の回復率を改善しなくてはならない。それが医療にとって特に大きな課題だ。

 「実にたくさんのことを学んだし、本当に見事なチームワークだったが、大変だった」と、ゴードン医師は言う。
ICUの勤続年数が20年を超えるゴードン医師でさえ、「自分が今日やったことは正しかったのか、実はよく分からないと思いながら帰宅することもあった」という。

 「ほかの病気は何百年かけて学んできたことを、この病気についてはたった数カ月で解明しなくてはならない。それは本当に大変な作業だ」

URLリンク(www.bbc.com)


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