パン屋で発見された『デブの方舟』に驚き　店長「最初はドン引きされた」

パン屋で発見された『デブの方舟』に驚き　店長「最初はドン引きされた」 at LIVEPLUS

1:きつねうどん ★
20/01/28 06:57:38 CAP_USER.net
2011年の総務省の調査によると、日本の一般家庭におけるパンの消費額が米を上回った。背景としては、若年層を中心とした米離れ、一般家庭の朝食のパンの浸透や孤食・個食による影響などが挙げられる。

そんな中、ユニークなパン屋が今SNS上で話題に。しらべぇ取材班は、店長から詳しい話を聞いた。

■おしゃれな店を目指したが…
千葉県大網白里市のJR外房線大網駅徒歩15分の場所に、その店はある。

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「GEM faburique」という店名には「逸品工房」という意味があり、店長の高畑さんによると、最初はおしゃれな店を目指したという。ところが、「主婦の店」というチェーン店のインストアベーカリーということもあり、客層は高齢者が中心。

おしゃれなパンが全く売れず、甘い菓子パンばかりが売れるようになったあるとき、高齢のお客さんから「糖が出て、甘い菓子パンが食べられなくなった」との声が寄せられたという。

そのため、健康志向の品揃えにシフトし、ライ麦や全粒粉のパンが、全体の3割～4割を占めるようになったそう。

■「地元の人をふとらせてやろう」
ところがある日の夕方、カツサンドを食べていたとき、ふと「最近せめていないな」と感じたという店長。そこで、昨年5月に「デブの方舟（はこぶね）」の商品化を思いついたという。商品コンセプトは、すばり「地元の人をふとらせてやろう」で、カロリーは謎。

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高畑さんによると、最初は「ドン引きされた」と話す。しかしその後、高齢者が孫に買って行ってあげるようになり、徐々に人気に火がついていったようだ。休日は、高校生もこれを狙って来店するそう。

■一日50個の限定商品
パンには、チーズ、ピザソース、マヨネーズがたっぷりとかかっている。日替わりでメンチカツ、チキンカツ、とんかつ、あらびきウインナー、焼きそばの中から3種類の具がはさみこまれるという。

メンチカツは肉屋の特製で、千葉県産の肉が使用されており、とくにおいしいとのこと。値段は290円で、一日50個の限定商品だ。

■特製あんぱんも大人気
もうひとつの人気商品が、「特製あんぱん」。

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一般的なあんぱんの中身はあん50グラムだが、この店は100グラム入り。つぶあんとこしあん二種類があり、通常1個150円だが、毎週月曜日は88円セールになるという。

セール時には1,500個～2,000個売れるため、早朝3時から仕込みを行い、午後3時ごろまで焼き続けているという。なお、店は基本的に17時閉店だ。

最後に高畑さんは、「遊び心を持ちながら、お客さんに喜んでもらえるパンを作り続けたい」と思いを語った。とても明るい店長さんで、こちらもワクワクする取材となった。

（文／しらべぇ編集部・おのっち）

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