鳩山元首相、中国の改革開放と「一帯一路」構想を称賛

鳩山元首相、中国の改革開放と「一帯一路」構想を称賛 at LIVEPLUS

1:きつねうどん ★
18/12/13 07:16:32.34 CAP_USER.net
　【新華社北京12月12日】中国広州市で開催された「2018従都国際フォーラム」に出席した日本の鳩山由紀夫元首相は12日、北京で中国メディアのインタビューに応じ、中国の改革開放と「一帯一路」構想を高く評価していると語った。
　鳩山氏は、中国が改革開放以降、国内を発展させただけではなく、世界経済成長のエンジンになったと指摘。世界の国々に多くのチャンスをもたらし、ウィンウィンの関係を構築したことを高く評価した。保護貿易主義と一国主義が台頭する現在の状況下で、中国が改革開放を拡大し続け、多国間主義を維持することは「世界にとって大きな救いになる」と述べた。
　鳩山氏は、習近平（しゅう・きんぺい）国家主席が提唱する「一帯一路」構想が中国の改革開放を拡大させると同時に、周辺諸国、特にユーラシア大陸の発展途上国のインフラを整備し、これらの地域の発展を促していくものだとの見方を示し、同構想は、地域間の連携を高め、経済を発展させるものだと評価した。
　「一帯一路」構想と日本企業の関係については「日本企業は中国に進出しやすくなった」と語り、匠の技術や先端医療技術、介護分野でのノウハウなどを持つ日本企業と中国との協力が、低迷が続く日本経済に明るい兆しをもたらすとの考えを示した。また、第三国・発展途上国のインフラ整備に参入することで、ウィンウィンの関係が築けるとも述べた。
　アジアインフラ投資銀行（AIIB）の顧問も務める鳩山氏は、「一帯一路」構想を推進する同行の立場としても中国の「一帯一路」推進を応援していきたいと表明。また今年、中国の改革開放と日中平和友好条約締結がいずれも40周年を迎えたことにも触れ「これを契機に両国の経済的な協力関係が深まっていくのでは」と語った。
　鳩山氏はまた「一帯一路」構想が人類運命共同体を実現する一つの手段であり、自らが提唱する東アジア共同体とも相通じるものがあると述べ、「友愛」と「利他」の精神で問題を解決する必要性を強調。運命共同体の推進に向け習近平主席がリーダーシップを発揮していくことに期待を示した。（記者/胡暁格、陳雅絵）
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