どうする「デジタル遺品」 死後、こっそりデータを消してくれるソフトも… at LIVEPLUS
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1:きつねうどん ★
17/11/19 03:48:03.77 CAP_USER.net
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「僕が死んだら…」というファイルをデスクトップに置き、家族がクリックするとあらかじめ指定したデータが削除される(撮影/片山菜緒子)
「故人が残したもののなかで、デジタル環境を通してのみ確認できるものがデジタル遺品です。写真や動画、メール、SNSのアカウントやその投稿、ネット証券・銀行の資産なども含みます」
 デジタル遺品研究会ルクシーの古田雄介理事はこう解説する。同会に寄せられる相談の大半が「故人のスマホのパスコードが分からず、中身が見られない」という遺族からの訴えだ。
「スマホは今や、実印や預金通帳を入れた金庫と、アルバムやCD、本などを収納した棚の役割も担っているので、遺族がアクセスできないと困るのです」(古田さん)
 ほかにも新聞のデジタル版、雑誌や電子書籍の読み放題など、毎月定額料金を支払うネットサービスは解約の手続きをしないと請求が続いてしまう。また、故人の思い出や遺影にもなる写真やビデオ、仕事上の資料やメールのやりとりがスマホに保管されるケースもある。誕生日などから考えられるパスワード候補を片っ端から試す人もいるが、入力ミスが一定回数を超えると自動的に初期化される端末もあり、全データを失う危険もある。またFXや株の信用取引のような元手資金を超える負債を抱える可能性がある金融商品では、放置すると損失が膨らむリスクも。遺族に請求が来るケースはまれというが、必ずしも免責されるわけではない。
 こうした悲劇を招かないよう、万一に備えパスワードなどは紙で保管しておくことを古田さんは勧める。だが、人によっては知られたくない秘密や、見られたくないデータもある。そんな人のために、大切なデータを家族に残しつつ、隠したいデータを削除してくれるソフトもある。
 パソコンソフトのダウンロードサイト「ベクター」や「窓の杜」などで配布されている「僕が死んだら…」というフリーソフトは、[僕が死んだら…]という名前のファイルを遺族がクリックすると、あらかじめ指定したデータが消去され、遺族へのメッセージが開くという仕組みだ。また、パソコンの最終起動から一定期間たった場合などに、自動で指定したファイルを削除できる「死後の世界」というソフトもある。
 グーグルを使う人なら「アカウント無効化管理ツール」を活用できる。一定期間アクセスがないと、Gmailやグーグルドライブなど関連サービスの全データを削除するよう設定できる。ただし、ソフトはキャッシュやバックアップ先など関連する全フォルダを指定する必要があり、無効化される前に見られる可能性もあるなど完璧ではない。
「データ復旧を完全に不可能にするのは困難。それよりも必要な情報を探しやすくしておくことで、結果的にそれ以外のデータから目をそらす効果が期待できます。残された家族も故人の秘密を暴きたいわけではなく、必要なデータを探しているうちに見つけてしまうものだからです」(古田さん)


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