【大阪地裁】建築中のマイホームに作業員から「ドラえもん」の落書き、訴訟和解 「神聖な基礎部分への落書きで侮辱され、精神的苦痛」 at EDITORIALPLUS
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18/09/11 17:11:18.51 CAP_USER9.net
築中のマイホームに作業員から「ドラえもん」の落書きをされたとして、兵庫県内の男性が、施工した大手住宅メーカー「フジ住宅」(東証1部上場、大阪府岸和田市)に損害賠償を求めて大阪地裁に提訴し、フジ住宅が30万円を支払う内容で和解していたことがわかった。争点は、ドラえもんの落書きが与える「精神的苦痛」だった。
 和解は8月31日付。訴状によると、男性は2013年2月、兵庫県内で自宅を新築する工事をフジ住宅と契約。7月に建築中の現場を訪れた際、玄関の基礎部分のコンクリートにドラえもんの顔が描かれているのを見つけた。下請け業者の作業員が落書きしていたという。
 その後、フジ住宅側が落書きを取り除いて自宅は完成したが、男性が今年5月、「神聖な基礎部分への落書きで侮辱され、精神的苦痛を受けた」などとして慰謝料150万円を求めて提訴していた。
 裁判では、フジ住宅側は非を認めた上で、落書き部分は完成後に見えなくなる予定だったことを強調。「一般的にドラえもんに侮辱的な意図があるとは認識しがたい。作業員に悪気はなく、精神的苦痛は小さい」などと反論していた。
2018年09月11日 15時53分
YOMIURI ONLINE
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