【国内】世界かんがい施設遺産 長野・佐久の「五郎兵衛用水」を登録 at EDITORIALPLUS
[2ch|▼Menu]
1:風と共に去りぬネコ ★ [US]
18/09/04 18:37:09.88 CAP_USER9.net
歴史的な価値を持った農業用の水利施設を登録する「世界かんがい施設遺産」に、長野県佐久市浅科の「五郎兵衛(ごろべえ)用水」が選ばれた。この用水からは、市場評価が高いブランド・コシヒカリ「五郎兵衛米」が産出され、「幻の米」と評されており、世界的なお墨付きが得られた形だ。(太田浩信)
 五郎兵衛用水は、群馬県南牧村出身の土豪、市川五郎兵衛が、文禄2(1593)年に徳川家康から新田開発を認める朱印状を受けたのが始まり。寛永3(1626)年に小諸藩から蓼科山(2531メートル)の山中を水源とする用水開発の許可を得て工事に入り、同8(1631)年に完成した。
 当時の総延長は20キロ(現在は改良部分も含め13・3キロ)に及び、用水を利用できる灌漑(かんがい)面積は416ヘクタールに達した。起伏の激しい地形に合わせ、トンネルの掘削や川の上を通す水路橋、盛り土を行って水路を造成する築堰(つきせぎ)など、江戸時代初期としては最先端の技術が採用されている。
 維持・管理の作業内容や使役した人数、見回りなどの普請を詳細に記録した古文書も数多く残されており、江戸時代以降の農業施設を維持するため、地域住民がいかに苦労したのか、たどることができる。
 国際かんがい排水委員会(ICID)に登録を申請した佐久市五郎兵衛記念館の根沢茂館長は「私財をなげうち用水を開いた市川五郎兵衛の功績が、世界で認められた」と話している。
 登録は、8月13日にカナダで開かれた同委理事会で決定された。日本からは五郎兵衛用水のほか、北楯大堰(きただておおぜき)(山形県庄内町)、大和川分水築留掛(つきどめか)かり(大阪府柏原市、八尾市、東大阪市)、白川流域かんがい用水群(熊本市、熊本県菊陽町、大津町)の3施設が選ばれた。
 県内からはすでに、滝之湯堰(たきのゆせぎ)・大河原堰(茅野市)と、拾ケ堰(じっかせぎ)(安曇野、松本両市)の2施設が世界かんがい施設遺産に登録されている。五郎兵衛用水は3施設目となり、大阪府と熊本、愛知両県と並んで登録数が国内最多となる。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

2096日前に更新/2012 Bytes
担当:undef