【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践19 at PSY
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72:桃太郎
20/12/20 17:39:53.83 Pr6ZDDp6.net
話は変わりますが、
一切衆生の生命には「仏界」の生命もあれば「地獄界」の生命もある。
すなわち十界の生命は凡夫であろうと仏であろうと等しく胸中にあるものです。
そのなかでも「修羅界」と言うのは「善悪に通ずる」と言われています。
人の不幸の上に、自分の幸せを築くことや、「勝他の念」にとらわれることは「悪」に通じますが
仏や菩薩の、衆生を不幸にする「悪」に対する怒りは、「善」に通じることになるのです。
真の菩薩が「悪」を見て傍観することはありません。
悪に対して徹して戦うのが勇気ある真の菩薩です。
それに対してインチキ菩薩は、慈悲と寛容を説いて、戦うことを放棄し傍観します。
つまり、寛容の裏返しは「臆病」だと言うことです。
魯迅は仏法者ではありませんが、鋭くその点を突いてると思います。
時代を動かし、多くの民衆に支持されたこうした先哲の言葉は、
仏法者であろうと無かろうと、とても価値あるものです。
仏教だからといって仏教以外の教えを排除する必要はまったくありません。
仏法者(菩薩)は仏の教えを広く一切衆生に知らしめて救済するのが目的なので
その国の風習、文化、思想を深く吸収しながら、時の衆生の機根に応じて法を説くことが大切となります。
ゆえ、誰もが納得出来る思想や哲学は進んで学んで応用することが大事なのです。


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