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80:神も仏も名無しさん
17/12/15 13:38:18.82 6IVuAGjZ.net
東京都江東区の富岡八幡宮で宮司の富岡長子さん(58)が殺害された事件で、弟の元宮司、茂永容疑者(56)と妻の真里子容疑者(49)の計画的な犯行の様子が分かってきた。
神社から約30メートルの場所に借りたマンションで長子さんを監視し、真里子容疑者は「殺害予告」を残していた。一方、茂永容疑者が犯行直前に関係者らに郵送した手紙について、専門家は昭和初期の「津山三十人殺しを思い起こさせる」と指摘する。

 真里子容疑者の名前で警察と報道関係者に宛てた12月1日付の封書もあり、「積年の恨みから殺害することにした」「自害するつもりだが、1人でできない場合は夫にそのほう助を依頼している」と書かれていた。
 茂永容疑者は7日夜、自宅に戻ってきた長子さんを襲撃、日本刀で切りつけた。遺体には首の後ろと右胸に深い傷があったほか、腕や指が切断されるなど、恨みの深さがうかがえる。
 茂永容疑者が犯行直前、神社関係者や夕刊フジなど報道機関に送った手紙は、長子さんの追放など4項目を要求、《実行されなかった時は、私は死後に於いてもこの世(富岡八幡宮)に残り、怨霊となり、私の要求に異議を唱えた責任役員とその子孫を永遠に祟り続けます》としていた。
 犯罪心理に詳しい新潟青陵大学大学院の碓井真史教授(社会心理学)は「びっしりと文字が並んでいるが、他人に読んでもらいたいのなら、見出しをつけるなり工夫をするだろう。
何か自らの思いが強すぎて空回りしているような印象を受ける。ただ、文章自体は非常に理路整然としており知的能力は高いと感じる」と分析する。
 一方でこうも指摘する。「『妄想性障害』といって、知性は失われず日常生活も問題なく過ごせている人が、常識ではありえない行動を取ることがある。
文章からは強烈な被害者意識を感じるが、容疑者は自分が絶対的な正義であり、犠牲者に『鉄槌(てっつい)を下す』と考えていたのだろう。ある意味、津山事件に似ていると思う」
 津山事件とは1938年5月、現在の岡山県津山市で、当時21歳の男が猟銃や日本刀などを手に住民30人を殺害し、自殺した事件を指す。横溝正史の小説で、映画化もされた『八つ墓村』のモデルとされる。
ZAKZAK 2017.12.14
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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