【生理学/生化学】交尾刺激が卵子の幹細胞増殖を促進する 卵子を作り出す過程を制御する新しい神経内分泌メカニズムの発見 at SCIENCEPLUS
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1:もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
16/06/19 08:23:12.51 CAP_USER.net
共同発表:交尾刺激が卵子の幹細胞増殖を促進する〜卵子を作り出す過程を制御する新しい神経内分泌メカニズムの発見〜
URLリンク(www.jst.go.jp)

ポイント
卵子の元となるメス生殖幹細胞は、交尾刺激によって増殖が促進されることをキイロショウジョウバエで発見しました。
交尾後のメス生殖幹細胞の増殖には、メスにおけるオスの精液成分の受容と、それに続く卵巣内でのステロイドホルモン生合成が必要なことを解明しました。
動物の確実な生殖を保証するための繁殖戦略の一端を明らかにした成果です。

国立大学法人 筑波大学 生命環境系 丹羽 隆介 准教授と同生命環境科学研究科 天久 朝恒 大学院生(日本学術振興会 特別研究員)は、メスの生殖幹細胞注1)の増殖を制御する新しいメカニズムをキイロショウジョウバエで発見しました。
有性生殖には配偶子(卵子と精子)の生産というエネルギー投資が不可欠です。特に卵子は、精子よりもエネルギー投資が多いため、生殖の成功には配偶子の生産と消費のバランスがうまく保たれることが必要です。しかし、配偶子を生産するプロセス(配偶子形成過程)が、配偶子を消費するプロセス(交尾)によって制御されるのか、また制御されるのであればそのメカニズムはどのようなものであるか、これまでほとんど研究されてきませんでした。
本研究では、卵子を作り出すために必要な生殖幹細胞は、交尾によってその増殖が促進されることを、モデル動物であるキイロショウジョウバエで発見しました。さらに、交尾後のメス生殖幹細胞の増殖には、オスの精液に含まれる「性ペプチド注2)」と呼ばれる成分がメスに受容されること、そしてその後に起こる卵巣内でのステロイドホルモン注3)の生合成が必要であることを示しました。本研究は、生殖幹細胞の増殖の制御に、交尾刺激およびそれを伝達する神経内分泌システムが関与することを示す初めての成果です。
交尾による生理機能の変化は幅広い動物で知られていることから、今回の成果は卵子を効率よく生産するための動物共通のメカニズムの解明に貢献することが期待されます。
本研究の成果は、米国西海岸時間2016年6月16日付で米国科学誌「PLOS Genetics」で公開される予定です。

(以下略)


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