【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ5 at EROPARO
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789:名無しさん@ピンキー
13/12/18 20:39:16.25 M4fbEb95
>>786
いけよやああああああああ!!!!

790:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:13:02.24 cn+kw2oC
>>786
そのネタ、イエスだね!

791:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:28:19.95 hmCTToqp
>>786
死ねよやぁー!

792:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:31:47.17 LGoLPwUN
>>786
良かったな、明日から陸奥の第三砲塔勤務だ(ゲス顔)

793:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:32:54.54 8vFjOub2
>>786
陸軍としては軍法会議の開廷を要求するものである!

794:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:46:02.60 5gUUbKIx
海軍としては陸軍に賛成である

795:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:52:47.17 +5xcLbsn
>>786
治安維持法違反だね(ニッコリ)

796:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:52:57.04 y3S42UFl
>>786
ほんとに煽りマスターだよなこれ
こんなこと面合わせて言われたらマジで顔面爆発炎上ですわ

797:名無しさん@ピンキー
13/12/18 21:59:31.88 d5r3yHj6
というか、何の改変コピペ、これ?

798:名無しさん@ピンキー
13/12/18 22:05:10.05 cn+kw2oC
ジョナサン・グレーンだろぉ!!

799:名無しさん@ピンキー
13/12/18 22:50:26.38 hmCTToqp
ブレンパワードってアニメ

800:名無しさん@ピンキー
13/12/18 23:14:28.00 JyvvO+Fm
ジョナサン流の強がりに何人釣られてんだよ……

801:名無しさん@ピンキー
13/12/18 23:27:06.97 /sOD4bPL
>>783
おつ!
これはながもんだな…

802:名無しさん@ピンキー
13/12/19 00:43:06.44 pNQhEguF
「はぁ白露ちゃんの白露が飲みたいなあ・・・・・・」って本人の目の前で呟いてドン引きされたい

803:名無しさん@ピンキー
13/12/19 00:59:44.98 rKVeDf1V
ずっと旗艦龍田さんにしてて、事あるごとにお尻さわろうとしたり髪の毛クンカクンカしようとしたり、指舐めようとしたりして
その度に首殴られたり投げ飛ばされたり薙刀の石突で肺強打されたりしてた提督が、木曾改二の情報を聞いて旗艦を龍田さんから木曾に代えて数日経ち
ある夜なにかの気配で目覚めたら凄くいい笑顔の龍田さんが目の前で顔をのぞき込んでいるとかいいよね。

804:提督×秋雲
13/12/19 02:03:46.36 F+2kPEGE
4スレ768の続きの提督×秋雲です。
今回で終わりになります。後半は鶴姉妹との話です。
秋雲パートでエロ要素はあるけど薄いです。

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 秋雲がお澄まし顔で椅子に座っている。私は座布団の上に胡坐をかいて白いページと右手にもった鉛筆を交互に見ていた。
「提督〜まだまだー?」
 楽しそうな煽り声に私は少しむっとした。
「前にも言っただろう、絵心はないんだ!五歳児に描かせた方がまだマシなレベルだぞ」
 ケラケラと秋雲は笑いながら足をバタバタさせた。
「いいじゃんいいじゃん、無茶なお願いじゃないでしょー?ほらほら、手を動かす」
「…後悔しても知らないぞ」
 私は諦めて鉛筆を動かした。秋雲を見ながら、チラチラと白いページに目配せする。ゆっくり、ゆっくりと黒い線が描かれていったが―――これは宇宙生物か何かだろうか?
秋雲のように上手く描けるとは思わないが、もう少しまともに描けないのか、と自分自身に落胆する。秋雲は椅子から立ち上がって私に近寄った。スケッチブックに顔を覗かせてすぐに「プッ!」と噴出した。
「ちょっと提督〜秋雲さん全然かわいくないんですけどぉー!」
 大袈裟に笑いながら畳の上を腹を抱えて転がった。憎たらしいその行動にふつふつと怒りがこみあげてきた。
「……もうやってられるか。終わりだ、終わり」
 私はバンッとスケッチブックを閉じてそっぽを向いた。ドタドタとした音がピタリと止んですぐに右肩に重みを感じた。

805:提督×秋雲
13/12/19 02:06:49.09 F+2kPEGE
「まぁまぁ〜じゃあさ、秋雲さんが提督に絵を描くコツを教えてあげるね〜」
「……コツ?宇宙生物をミミズにする方法か?」
 アッハッハ!とまた高い笑い声が響いた。バンバンっと強く右肩を叩かれる。少し痛い。
「あのねぇ提督ー 対象を見ながら触ったらジョーズに描けんだよー」
 秋雲は私の手を取ると自身の顔へくっつけた。初めて触れた秋雲の頬は決して冷たくなかった。体温があった。私は指を少し動かした。ふにふにと、頬の弾力を指の腹に感じた。
秋雲はくすぐったそうに笑った。
「もっと触ってもいいよー」
 私は手を動かして顎の下をなぞった。男のそれとは違い柔らかくて滑らかで細い。それから首の後ろへと指をゆっくり移動させた。親指で耳たぶを何度か押したり引いたりして、親指と人差し指で挟み込んだ。
柔らかな感触が気持ちいい。耳たぶの柔らかさを堪能した後はまたさらに指を奥に進めて指先が項に届いた。肌の表面を上下にゆっくりと撫でる。
「……んっ」
 微かに聞こえた声に私の体がビクリっと跳ねた。秋雲に触れていた手をサッと引っ込める。先ほどまで女の体をなぞっていた手を凝視した。思えばこうやって異性の体に触れるのは久方ぶりだった。
基地には艦娘がいるが、仕事のパートナーとしての付き合いを徹底している。見た目の美しい艦娘は多かったが、私は彼女たちをそういう目で見たことがほとんどなかったし、そういう風に触れたいとも思ったことがなかった。
性欲は人間の三大欲求の一つだ。どうしても溜まってしまった時は一人で処理をしたし、たまに遠くの街へ出てそういった店を訪ねていた。艦娘たちと一定の距離を保つために思わせぶりな行動をしないように気をつけていた。
しかし、私は今何をした。秋雲は触ってもいい、と言った。私は自分で定めたルールも思い出さず、秋雲に触れた。秋雲が声を出さなければもっともっと、彼女の体を堪能しようとしたはずだ。何よりも驚いたのが、私はこの状況に性的興奮を少なからず感じていることだ。
「どーしたのさ提督?触んないの?」
 秋雲が不思議そうに私を見上げる。その無垢さがいやらしい気持ちを抱く私を責め、同時にゾクゾクとさせた。これ以上秋雲に触れたら引き返せなくなりそうだ。私は頭を横に振る。
「もう充分だ。下手なりにちゃんと描いてやるさ」
 そう言って秋雲と距離を取ろうとした時、強く腕を掴まれた。ニヤニヤ顔が私を見つめている。
「あ〜提督ぅ、もしかして秋雲さんに触ったらこ・う・ふ・ん・しちゃったの〜?」
 興奮の言葉を意地悪く強調される。私は慌てて頭を振った。
「そ、そんな訳がないだろう」
 秋雲の手を離そうとしたが逆に秋雲が私に顔を近づけた。
「提督っていちおー女に興奮するんだ?艦娘に全然靡かないし、正直そういう趣味の人かと思ってた」
「からかうのもいい加減にしろ!」
 秋雲の肩を掴み私から引き剥がそうとした。
「いいのぉ?秋雲さんは、いいよ」
 その言葉に腕の動きが止まった。
「提督になら、私、好きにされてもいいよー」
 猫が頬を摺り寄せるように、秋雲は肩の上にある私の右手に顔を押し付けた。私を淫らに誘う女の目をしながら。その姿にゴクリッと喉が鳴った。同時に一つの疑問が浮かび上がる。
「………お前は、私をそういう風に慕っていたのか?」
 生前の秋雲との付き合いは私にとって気軽であった。
秋雲の私を見る視線には恋愛感情の類を全く感じなかったからだ。馴れ馴れしく私に接することはあったが、小動物にじゃれつかれているか、姪が叔父に懐くような、そういうものを感じていたから、私は他の艦娘よりも秋雲といるのが好きだった。
「多分、違うんじゃないかな」
 秋雲は私の右手から顔をあげた。
「生前の私は提督のことは良い上司として好きだったよ。他の艦娘が提督にラブアピールしても全然気にならなかったし、嫉妬もしなかった。今も同じ気持ち。
 提督とこの部屋で過ごしている間に全然そういう雰囲気にならなかったのは、…私の時間も心も死んだあの時で止まっていて、新しい感情は生まれてないからじゃないかなー今もこう、胸がキュン!となってないし」

806:提督×秋雲
13/12/19 02:09:39.01 F+2kPEGE
「……では、何故好きにされてもいい、など…」
 さぁね、と秋雲は微笑んだ。
「でも提督が秋雲を求めるなら、それに応えてもいいかなーって。お礼代わり、って意味もあるかも」
 二人の間に暫く沈黙が流れた。その沈黙に居心地の悪さを感じたのか、秋雲の微笑みに困惑の色が見え始めた。
「ごめんね〜…提督のことそういう風に好きだったらまだ気分のって出来たよね……うーん、その、提督が嫌なら別にしなくてもいいよ。ただ、提督が秋雲の絵を描いてくれるだけでいいし……?提督?」
 秋雲が戸惑った声で私を呼ぶ。私が秋雲の頬に触れたからだ。
「……本当に、いいんだな?」
 私の右手に秋雲の手が重なる。
「絵もちゃんと描いてね〜」
 私はフッと笑みを零し、微笑む秋雲の小さな唇にそっと自分のを重ねた。

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 秋雲の体はまるで中学生のそれを同じだ。発展途上の体つきであり、初々しく穢れを知らない。とても白くて眩しい。服も下着もすべて脱がされ、一糸まとわぬ未熟な仰向けの体は布団の上で一人の成人男性の手によってゆっくりと撫でられている。
秋雲は自分から誘ったが、こういったことには慣れてないようでいつもの悪戯心溢れる顔つきが今は羞恥で赤くなっていた。その情景は私の興奮をさらに加速させる。女としてまだ成長途中の果実を食す行為に背徳と罪悪と、喜びを私は感じていた。
白くて柔らかな体を堪能していると、小さな手が私の右手の甲を軽く抓った。空いた手が私の膝の上にあるスケッチブックを指差す。私は渋々手を離すとスケッチブックと鉛筆を掴み、白い空間に線を描き始めた。秋雲の体とページを交互に目をやる。
秋雲は描く対象を触れば絵が上達するとはいったが、触れる前に描いたものとそう大差ないものが出来上がりつつある。絵に達者な秋雲が言うのだから実際に効果があるのかもしれないが、
今までとんと絵を描いたこともない素人が同じ方法を試してもその努力がすぐに反映される訳がないのだ。ただ違う点を挙げるとすれば、今は描きながら興奮している事だ。白い空間に描かれていく歪な線の集まりを見ただけでも気分が昂っていた。
早く触りたい、と。
 ある程度描き終えるとページをめくり、また膝の上に置くと手を少女の裸体に伸ばし、触った。秋雲は目を細めて体を震わす。その震動が手に伝わった。手はゆっくりと腰のラインに沿って下に移動し、太腿に到達した。
軽く揉むとその柔らかさが心地よい。五本の指でぐにぐにとこねていると小さな声が聞こえた。秋雲の顔を見ればさらに頬が紅潮していた。私は膝のすぐ下まで手を持っていくとグイッと持ち上げた。秋雲の細かった目がビクッと大きく見開いた。
私はスケッチブックを横に置き、体勢を変えた。持ち上げた片足を前に寄せて顔を近づけ、目の前の膝小僧を舐める。足がピクリと跳ねた。舌先から甘い味が広がる。私はさらに体を屈めて唇を膝小僧から下へ、脚の付け根へと這わす。
チロチロと舌で太腿を味わい続けているとグイッと頭を押された。秋雲の手が私の動きを制しているのだろう。私は空いた手で秋雲の手を掴むと無理矢理引き剥がした。そのまま舌で秋雲の体をなぞる。秋雲が抗議の声をあげるが、無視をして腹を舐めた。
高い声が鳴った後、続いて笑い声がした。どうやらくすぐったいようだ。私が脇腹の近くを甘く噛むと肩をバンバンと叩かれる。体も私の責めから逃げようとグイグイ動いていたが私から離れないように押さえつける。
しばらく暴れていたが、諦めたのか大人しくなった。私は唇を上へ上へと移動させ、小さな膨らみの上を進み、突起を口に含んだ。固くなった突起を舌でグリグリと弄ぶ。胸がやけるような甘い味と香りに目眩を覚えそうになる。
何度か女を抱いた経験はあるが、初めて好きな女を抱いた時のような高揚感を今思い出していた。私は胸から口を離すと秋雲の顔を見た。秋雲は荒い息を吐きながら赤らんだ顔で私を見つめ返している。唇が小さく動いた。
提督、と呼ばれた気がして、私は顔を近づけ、服を脱がせる前にしたように、秋雲と唇を重ねた。秋雲の唇はとてもあたたかい。まるで本当に生きているようだ。死んでいるなんて、信じられない。僅かに開いた隙間に舌を差し込む。
口内もあたたかかった。己の舌が秋雲のそれに絡みつき何度も何度も熱を確かめる。熱は一向に引く事はなく、益々熱くなっているようだった。その熱が嬉しくて私は、私は、
 ペシペシと頬が叩かれた。秋雲の手だ。呼吸が苦しくなったのだろうか、私は秋雲から唇を離した。名残惜しそうに唾液の糸が私の舌先から垂れた。おかしなことに秋雲の顔がゆがんでぼやけている。

807:提督×秋雲
13/12/19 02:11:07.80 F+2kPEGE
「……なーに泣いてんのさ、提督」
 秋雲の言葉で、ようやく私は自分が泣いていることに気付いた。秋雲の手が伸びて私の頭を優しく撫でる。
「そんなんじゃ絵なんて描けないよー」
 秋雲は上半身を起こすと私の顔に近寄り、目尻を舌で舐めた。溢れる涙と、涙が伝った頬をあたたかな舌が拭っていく。
何か言葉をかけようと思ったが喉が詰まって何も言えなかった。
「……提督、秋雲、本当は自分が沈む所を描いて欲しいんだよね〜」
 私は驚いて秋雲を見た。
「でもそんなの、誰にも頼めないっしょ。でも誰かに秋雲のこと描いて欲しかった。それが提督で良かったよ」
 横に置かれたスケッチブックを秋雲は手に取った。パラパラと前のページをめくる。最初の一枚は椅子に座っている着服の秋雲、
二枚目からは服が乱れ、ページが進むごとに肌の露出が高くなっていた。絵が下手でも、その程度のことなら第三者の目から見ても分かる、はずだ。
秋雲はからかうことも茶化すこともせず、静かに絵を眺めていた。その横顔は穏やかな笑みだった。
私も涙がようやく落ち着き、目を強く服の袖で拭った。秋雲に近づき彼女の手からスケッチブックを取り上げる。転がっていた鉛筆も掴んだ。
「……後ろ、後姿を描く」
 りょーかい、と言って秋雲は私に背を向けた。私は白紙のページを開き、鉛筆を走らせた。
 そうして私は、秋雲を白い空間に何度も描き、何度も体に触れ、何度も彼女の熱を確かめた。
 そして、ついに夜が明けた。

808:提督×秋雲
13/12/19 02:12:26.91 F+2kPEGE
--------------------------------

 雲一つない青空が広がっている。
 その空の下、港に立つ瑞鶴は深呼吸をする。心臓の音が緊張で早くなっていた。
「そこに立ってると邪魔なんだけど」
「わっ! ……って、加賀…さんですか」
 後ろにいる加賀を見て瑞鶴は眉間を顰めた。はぁ、と加賀は小さく溜息を吐いた。
「久々の実戦で怖いの?やっぱり貴方は出撃しない方がいいんじゃないかしら」
「な!んなことないですし!ただの武者震いですし!」
 怒る瑞鶴を見ても加賀は表情一つ変えなかった。そう、と興味なさそうに呟くだけだ。
「瑞鶴落ち着いて…ほら、もう少しで出撃の時間よ」
 慌てて二人の傍に来た翔鶴が瑞鶴を宥めた。瑞鶴は頬を膨らませてツンっと横を向いた。
「やれやれ…あの二人は相変わらずだな…」
 それを見ていた長門は呆れているような声を出す。
「お前たち、準備はいいか」
 長門が振り返ると提督がこちらへ向かって歩いていた。その後ろでは北上が前を歩く木曾のマントの裾を面白そうに持ち上げながら歩いている。
「あぁ、司令官。私はいいぞ。…多分あいつらもいいはずだ」
 長門は親指で空母たち三人を指した。
「よし、ではみんな、並んでくれ」
 提督の合図で横一列に翔鶴、瑞鶴、加賀、長門、木曾、北上が並んだ。
「本日は北方海域のアルフォンシーノ方面への出撃だ。深海棲艦がまたその辺りに集い始めているとの情報があった。
 第一艦隊はアルフォンシーノ方面に赴き、深海棲艦を見つけ次第すべて撃滅せよ。旗艦は瑞鶴とする。途中損害が酷ければ直ちに帰投しろ。
 また、基地へ到着するまでは決して油断するな。慢心せず、注意を払え」
 はい、と六人は返事をした。
「そして瑞鶴」
「ふぁ!?な、何ですか」
 提督に急に呼ばれて瑞鶴の声が裏返っていた。
「久々の実戦で不安なことはあるかもしれないが、お前もこの基地の大事な主力の一人だ。自信を持て、前を進め。頼んだぞ」
 瑞鶴は目を何回もパチパチさせた後、ピシッと姿勢を正してはい!と大きく返事をした。
「加賀と翔鶴は瑞鶴のサポートをお願いする」
「承知しました」
「了解です」
 よし、と提督は安心したように頷いた。
「それでは第一艦隊、出撃せよ」

809:提督×秋雲
13/12/19 02:13:57.94 F+2kPEGE
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 雲一つない青空が広がっていた。
 第一艦隊は予定通りに港を発った。艦娘たちは既に水平線の向こうへ消えている。
 男が一人、プライベートルームのドアの前に佇んでいた。数十分も何もせずにそこにいたが、意を決したようにドアノブに手をかけた。
ドアは難なく開き、男を部屋の中へと招く。男はゆっくりと足を進めた。居間への襖は閉じられており、玄関側は少し薄暗い。
男は靴を丁寧に脱ぐと冷たい床の上を歩いた。襖の取っ手に手をかけ、深呼吸をし、開いた。
 誰もいなかった。
 何の声も聞こえなかった。
 男は一人だった。
 男はのろのろと窓際にある椅子へと向かった。椅子の上にはスケッチブックが一冊置かれていた。男はそれを手に取り中を開いた。
 瑞鶴がいた。男が港で見送ってきた、瑞鶴がいた。
久々の実戦に瑞鶴は小さな不安を抱いていたが、いざ出撃した時の彼女の背中は熟練の艦娘と変わらぬ、頼もしく力強いものであった。
 その絵を見ながら、男は静かに涙を流した。

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