【マジイキ】イカされすぎ3 at EROPARO
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730:専用執事調教   10/33
14/08/16 13:59:22.58 9mbutJvZ
 


ベッドから下ろした時、一華は水を被ったような汗をかいていた。
スーツの下に着込んだシャツはすっかり濡れ、肌の色を浮かび上がらせている。
「そう汗を掻いちゃあ気持ちが悪ィだろう。拭ってやる、脱げ」
俺がタオルを水に浸しながら命じると、一華はかすかに身を強張らせた。
上まで脱げば丸裸。
俺のように醜悪で品のない男へ裸を晒すのは、育ちのいいこの女にとってさぞや屈辱的だろう。
とはいえ、逆らえるはずもない。これは執事試験の一環だ。
「温かいお心遣い、感謝致します」
一華は30度の礼と共にそう告げる。
スーツの上着を脱いで几帳面に折り畳み、シャツも同じく畳んで重ねる。
終始背筋を伸ばしたままの、きびきびとした脱ぎ方だ。
そしてブラジャーのホックを外せば、その下からは控えめでない乳房が姿を見せた。
スーツ姿の時はスレンダーという印象だったが、着痩せする方らしい。
おそらくDはあるだろう。
若いだけあって形が良く、皿の上で踊るゼリーのような張りが見て取れる。
性器と同じく、乳輪も淡いピンクだ。全体に色白であるため、その桜色も実に映える。
ウィストラインも実に見事で、モデルとしてもやっていけそうに思えた。
「いい身体してんじゃねぇか。スーツなんぞで隠すにゃ勿体ねえぜ」
俺は絞ったタオルで一華の汗を拭いながら、舐めるように囁きかける。
「嬉しゅうございます」
一華は口調こそ恭しいが、マネキンのように前方を眺めるばかりだ。
まだまだ気丈というわけか。
俺はこみ上げる嬉笑いを殺さぬまま、次なる責めに向けて一華を拘束しはじめた。

両腋を晒す格好で、頭上に一纏めにした両手首へ革手錠を嵌める。
さらにそれを天井からの鎖で吊るす。
無防備にして、屈辱的な格好ができあがった。
腋を晒すというのは、人間が本能的にもっとも嫌うポーズの一つだ。
だからこそ調教には都合がいい。
M気質の奴隷には興奮を与えられるし、反骨心の強い奴隷は疲弊させられる。
また、天井からの鎖も、身体をびしりと伸ばすようにはしない。
長さにはかなり余裕をもたせ、女がある程度腰を沈められるようにしてある。
快感で腰がガクガクになってがに股をつくる様は、見ていて面白いものだ。
さらに、膝を曲げた姿勢の方が腹圧や膣圧が高まり、より膣で感じやすくなるというメリットもある。

731:専用執事調教   11/33
14/08/16 14:03:45.95 9mbutJvZ
 
身動きの取れない一華を前に、俺はひどく興奮していた。
まさしく極上の女。その極上の女を好きにできるという現状は、夢のようにしか思えない。
夢でないことを実感するため、俺は一華の前に歩み寄った。
指で顎を上げさせ、澄ました美貌を堪能する。
そして、やおらキスを迫った。
「……………」
一華は無反応だ。俺が体重をかけたことで、鎖だけが頭上で鳴る。
俺としては、反応があろうがなかろうが構わなかった。
相手の目を見つめたまま、否応なく口づけを強要する。
まったく役得というもんだ。
俺は昔からまるでモテず、クラスで人気の女子とキスする妄想こそすれど、その夢が叶う事はなかった。
攫った女にキスを迫った時も、いつ噛まれやしないかという不安があった。
それが今は、これだけいい女を相手に好きなだけできるんだから。
「どうだ、俺とのキスは」
これ見よがしにそう尋ねてみる。一華は即座に答えた。
「は、深い愛情を頂いていると感じております」
おそらくは嫌な責めに備えた、この女のマニュアル通りの言葉なんだろう。
だが俺は、その心中を酌んでなどやらない。
「なるほど。って事は、嬉しいんだな? よしよし、ならもっと濃厚にやってやるよ。
 お前ももっと舌を絡ませて、情熱的にやっていいぞ。
 唾液という唾液を交換しきるぐれぇになあ」
「……光栄にございます」
最後の返答にはさすがに逡巡が見られた。だが、肯定は肯定だ。
俺は一華のうなじと腰に手を当て、宣言通り濃厚なキスを繰り返す。
舌を絡ませあい、歯茎を舐め、交換した唾液を飲み下し。
はぁはぁと犬のように荒い息で執拗に貪りつくす。
一華はまるで動じない。
俺のような醜悪な男とのキスなどおぞましいに違いないが、その気配を見せない。
こちらを見ているような、そうでないような瞳を続けるばかりだ。
だがそれも、間もなく変わる。

俺は抱きしめた柔らかな身体を様々に弄り、その末に秘裂へと指を滑り込ませた。
クリトリス責めで焦らしまくった場所だ、当然まだ濡れている。
俺はそれを確かめ、責めに転じた。
親指で陰核を刺激しつつ、人差し指・中指で膣内を刺激する。
「っ!!」
俺の舌の中で、一華の舌が蠢く。反応あり、だ。
俺はほくそ笑み、顔を傾けて更なるディープキスを強いた。

クリトリスと膣の同時責めは、やはり格別らしい。
初めのうちは律儀に直立していた一華の脚も、次第に反応を示し始める。
二回ほど、手の動きを拒むように内股に閉じられ、その後も右足の裏が何度も床から離れた。
「ふはっ……はぁっ、はぁっ…………ハッ…………」
ディープキスから開放すると、一華は激しく喘ぐ。
横を見ている瞳はかすかに潤み、発情の兆候を見せている。
「こっちを見ろ」
俺はあえてそう命じた。そして一華が従うと、視線を合わせたままキスを再開する。
勿論、秘部への責めも継続してだ。

732:専用執事調教   12/33
14/08/16 14:05:02.09 9mbutJvZ
 
動きに大きな変化などはない。だが、一度濡れた女というのは刻一刻と変化していく。
発汗、手足の硬直、そして……愛液。
どれだけ指責めを続けているのか自分でも解らなくなった頃、一華の愛液は滴るほどになっていた。
親指で陰核をこねながら、二本指で膣内を刺激する。
その手の平から手首にまで透明な液が伝い、床に垂れていく。
むちりとした太腿が強張り、吊るされた鎖が鳴る。
「〜〜〜〜〜〜っ!!!」
口づけを交し合う中で、さも堪らなさそうな叫びが起こった。
だが俺は、冷静に一華の舌を絡め取り、悲痛な叫びを揉み消す。
黙ってろ。まだまだ、あくまで焦らしぬく。そういう意思表示だ。
一華はそれを感じ取ったのか、瞳に戸惑いを孕ませた。

熱をもった膣の締めつけは刻一刻と強まり、ゴム手袋を嵌めたまま熱湯をかき回すかのようだ。
「え、く……っ!」
一華自身、キスをかわしながら絶頂の宣言をするようにもなっていた。
だが、決してイカさない。
本当の際まで追い込んだ時点で、秘部への刺激を緩める。
我ながら残酷だ。
さらに、ただクールダウンさせるわけではない。
ひとまず一華の口を開放するが、すぐに別の場所を責め立てる。
剥き出しになった左腋だ。
「っ!!」
一華は声こそ上げないが、頭上の鎖を煩く鳴らした。
俺はその反応を楽しみながら、丹念に腋を舐め上げていく。
かなりの汗臭さとしょっぱさがある。
それは一華本人もいやというほど解っているだろう。
「汗をかいただけでこんな匂いをさせるなんざ、執事としてはどうなんだろうなぁ。ええ?」
俺は、あえて言葉責めを織り交ぜた。
一華の腋汗は、けっして不快というほどではない。むしろ、毛も含めてよく手入れされているものだ。
しかし一華としては、事実はどうあれ俺の言いがかりを受け止めるしかない。
それは、人に従属する上での必然だ。
「も、申し訳ありません。以後、気をつけます」
気丈にそう答えるが、珍しく話し始めがつっかえていた。
俺はその後も、鼻を鳴らしながら舐め続ける。
そんな俺を、一華はどうやら不気味そうに見下ろしているようだった。

733:専用執事調教   13/33
14/08/16 14:05:38.67 9mbutJvZ
 
一華の性的興奮は、今や相当なものになっているようだった。
たまに漏れる声や表情からもそれが窺えるが、肉体的な変化はさらに解りやすい。
乳房全体が、最初とは見違えるほどに膨らんでいる。
しこり勃った乳首などは、バキバキに勃起した男根と同じく、見ているだけで痛々しいほどだ。
そして、その痛々しい勃起を呑み込まんばかりに、周りの乳輪も大きく盛り上がっていた。
ふっくらと膨らみ、ほんのりと赤みを帯びた乳輪だ。
そうした弱点を見つけたとき、調教師がすることは一つ。
盛り上がった乳輪を指先でなぞり、しこり勃った乳首をコリコリと指で弄ぶ。
「んんんんんんんっ」
切ない呻きが上がった。
間違いなく強い快感を得ているだろうが、胸への刺激だけで逝ける女はまずいない。
仮に逝ったとしても、ごく弱い絶頂で満足には程遠い。
だからこそ、俺は安心して乳房責めを繰り返す。
乳輪の下側を二本指で挟むように掻き毟った瞬間、一華は特に激しい反応を示した。
「ん、ぁぁ……っ……!!」
一瞬俺の方を振り向いた瞳は、まるで俺を悪魔と罵るかのようだった。
無論、賞賛だと受け取るが。

妊婦であれば、とっくに身体中が母乳で染まっているほど乳房責めを施したあと、次の責めに移る。
背後からの秘裂舐めだ。
鎖の長さを調節して、一華に軽い前傾姿勢を取らせる。
「尻を突き出せ。舐めてやる」
俺の命令に、一華は逆らえない。
「ふーっ……ふーっ…………よ、宜しく……お願い、致します…………」
気息奄々といった様子で応え、言われるがままに尻を突き出す。
腰のラインからそのまま続く、スレンダーな尻だ。安産型とは言い難いが、子供らしい青さとも違う。
ほっそりとしたモデルのそれだ。
俺は思わずぶち込みたくなる衝動を押さえつつ、尻肉を両手で割る。
思わず頬が緩んだ。
尻の合間から覗いた秘裂は、もうすっかり出来上がっている。
赤く充血して膨らんだ陰唇に、はしたなく拡がって愛蜜を滴らせている。
初めはあんなに楚々とした理想的な形だったが、こうなってはソープ嬢のものとなんら変わりない。
諸行無常。調教師をやっているとつくづく実感する単語だ。
もっとも、俺は開発されたエロい性器が嫌いじゃないが。

734:専用執事調教   14/33
14/08/16 14:06:15.86 9mbutJvZ
 
ねっとりと湿った秘肉を掻き分ければ、濃厚な女の匂いが鼻腔を満たす。
口をつけると、すぐに顔中が愛液でべたつく。
「ひどい濡れようだ。匂いもすげぇ」
俺は、わざと一華本人に聞こえるような独り言を呟いた。
相手が反応しようがしまいが、とにかく責めている間は言葉責めを欠かさない。
逐一惨めな現状を認識させてやる事が、女を早く堕とすコツだ。

「へへっ、美味ぇ汁だぜ。だが少しばかりしょっぺぇな。小便でも漏らしたのかよ、えぇ?」
細かに言葉責めを織り交ぜつつ、背後から秘部を舐めしゃぶる。
火照った身体には、これだけでもかなりつらい。
途中に休みを入れながら、10分ほど続けた頃か。
洞穴の奥からは、いよいよ大量の愛液があふれ始めていた。
口で啜っても追いつかずに、顎のほうへ滴っていくことが何度もある。
俺は、ごくりと喉を鳴らして愛液を呑み込んだ。
ふつう女の愛液なんぞ、美味いものでは決してない。
だが、美人の愛液は話が違う。
一華のように凛とした女の愛液と思って呑み込めば、蜂蜜より甘露に思える。
「………………っ」
自分の愛液を飲み込まれたと察したのか、一華の気配が強張った。
その反応が面白く、俺はしばし無心で愛液を啜り続けた。
鎖の音と、ずずず、ずずずっと汁を啜る音ばかりが室内に反響する。
両頬に密着する一華の内腿が、びく、びくんっと緊張・弛緩を繰り返す。
それはとても滑稽で、とても愉しい。
ある時ふと口を離して観察すれば、一華の腰はガクガクと小さく震えはじめていた。
執事試験の中には、『60キロのマラソンを規定時間内に走破する』という項目があると聞く。
それを通過したこの女が、ここでバテるとは思えない。
疲弊というより、極度の興奮ゆえの痙攣だろう。
俺はそう分析しつつ、さらにギリギリのラインを目指して一華を高めていく。

735:専用執事調教   15/33
14/08/16 14:06:52.87 9mbutJvZ
 
あえて大股を開かせて舐めると、一華は少し気を抜くだけで“がに股”の姿勢になってしまう。
「あさましい格好だな」
完全にがに股になったと見るや、俺は大声で告げた。
そしてそれに呼応するように、記録係の女がペンを走らせる。
能面のような無表情だが、その面の皮の下ではほくそ笑んでいるのではなかろうか。
「し、失礼しました!」
一華ははっとした表情を見せ、すぐに品のよい格好に戻ろうともがいた。
しかし、俺がぐいと太腿を押しのけ、秘裂を舐めはじめるのでそうもいかない。
むしろ、揉みあううちに余計ひどい状況にもなる。
大股開きの下に俺が潜り込み、真上の秘裂に向かって汁を啜り上げるような格好がそれだ。
「くひぃっ……!!」
一華かなり余裕のない喘ぎを上げる一方で、自分が取らされている格好に動揺を示していた。
俺はそんな一華を前に、わざと片足を高く掲げさせたりする。
両腋を晒して拘束され、あられもない大開脚を強いられたまま、あふれる愛液を啜られる。
挙句にはそれを、冷たい目をした同性に記録されるわけだ。
まったく酷い状況としか言いようがない。
だがその羞恥こそが、引き返せない悦楽への入口でもある。

「ハッ、ハァッ…………ハァーッ、ハッ、ハッ、ハッ………………!!」

一華は項垂れたまま、短い喘ぎを繰り返すようになっていた。
身体中がサンオイルを塗ったように汗で濡れひかり、ほつれた髪が顔にかかっている。
実にいやらしい。
秘裂を舐める間に俺の勃起も天を突かんばかりになり、今すぐ抱きたくなってしまう。
だが、まだ早い。懐中時計で確認すると、焦らしを始めてから約3時間。
まだまだ、ぬるい。
この女のアタマを徹底的に快楽で染め上げ、戻れない泥沼に引き摺り込んでやる。
初めにそうプランを立てた以上、誰が泣こうが喚こうが、曲げるつもりはない。

736:専用執事調教   16/33
14/08/16 14:08:58.19 9mbutJvZ
 


人間には何か一つぐらい、時間を忘れて没頭できる事があるものだ。
俺にとってそれは…………やはり、女を嬲る事だろう。
一華の手錠を外し、戦場をベッドに移してから6時間半。
水分補給のついでに懐中時計を確認した時、俺は自分でも呆れた。
それだけの長時間、俺は夢中になって一華を嬲っていたのだから。

責めは実にシンプルだ。
一華を仰向けでベッドに寝かせ、両膝を立てた状態で脚を大きく開かせる。
そしてその秘裂のごく浅い部分とクリトリスだけを、繰り返し刺激する。
これだけだ。
絶対に指を膣深くは入れない。絶頂も許さない。
この生殺しは、あらゆる女を腐食する。
高級住宅街に住む処女のお嬢様でさえ、これを4時間も続ければ泣き喚いて挿入をねだるほどだった。
一華も、きっとそうだったに違いない。
違いない、というのは、俺はよく覚えていないからだ。
ゲームに熱中するように秘部への刺激に没頭するあまり、一華に注意を払っていなかった。
とは言っても、挿れてと泣き叫んでいればさすがに解るだろう。
一華は、あくまで静かに、しかし色々な反応を示していたようだ。

ああ、そういえば思いだした。
今からおそらく2時間ほど前、10秒以上にも渡って呻き声がしていた気がする。
「ううーーーーーーーーっっ!!!!」
丁度こういう具合だ。それが10秒あまり続き、俺はそれが可笑しくて、余計に淡々と責めた。
するとその後も、ううーっ、ううーっと何度も呻きが上がったと記憶している。
弄くっていた場所の少し上から小便が漏れ、散々に言葉責めで詰ったのはその少し後か。
思えばそこが、一つの転機だったんだろう。
荒い呼吸に混じって喘ぎ声のようなものが聴こ出したのは、その辺りのはずだから。
くちゃ、にちゃ、にちゃ、くちゃ、くちゃ……という秘裂を嬲る音に、あっ、あっ、という声が合いの手のように響いた。
それがとても嬉しかったのを覚えている。
腰が妖しく上下に揺れるようになりはじめたのも、視界の端で一華の足指がシーツを掴むような動きを見せたのも。
すべてのあの辺りからだった。

737:専用執事調教   17/33
14/08/16 14:09:43.42 9mbutJvZ
 
しばしの休息ついでに、顔を上げて状況を確認する。
一華の様子はすっかり変わっていた。
艶のあった黒髪は、しなびて海草のように顔にかかっている。
顔は風邪でも引いたように赤らんで、眉は力なく垂れ下がり、瞼も閉じられている。
口元からは涎が垂れているように見えるが、そもそも顔中に滝汗をかいているので判別が難しい。
汗は顔のみならず、全身をくまなく濡れ光らせている。
特に両乳房の間には、首筋からの大粒の汗が何本も流れ落ちていた。
その乳房自体、前よりもさらに膨らんだように見える。
両手は万歳をする格好でシーツを掴んで耐えているらしいが、そのせいで頭上周辺のシーツは皺だらけだ。

視線を下げていくと、俺自身の逸物が視界に入る。
先走りが射精と見紛うほどにあふれていた。
極度の興奮と、たまに姿勢を変える際、シーツで擦れて刺激を受けるせいだろう。
俺がそこまでである以上、一華の愛液も尋常じゃない。
小便を漏らしたことを抜きにしても、夥しい量が飛び散っている。
指で秘裂を開いて観察すると、ヒクつく膣の合間から、白い愛液があふれてくるのが見えた。
「本気汁がどんどん溢れてくるぞ。いやらしいもんだな」
そう言葉責めをかけると、一華の閉じた瞼が震える。

それらの状況を把握して、なお、俺は責めを継続することにした。
今までの経験から言って、この時点で挿入しても、女が乱れることは確実だ。
叫び声を張り上げ、未知の快感に悶え回るだろう。
だが……今日は、その先を見てみたい。
この貪欲な俺が疲れ果てるほど責めた後、どうなってしまうのか。それが知りたい。
「姿勢を変えるぞ」
俺はそう告げ、一華の右脚を持ち上げて肩に担ぐ。
一華は薄く目を開いて視線をよこした。
「まだするのか、とでも言いたげな目だな。図星だろう?
 甘えんじゃねぇぞ。まだまだ可愛がってやっからよ、強情な姉ちゃん」
俺は秘肉を指でなぞりながら告げた。
久々にGスポットを浅く刺激すると、肩に乗せた右脚が痙攣するように反応する。
「ク、っっっ…………!!」
相当に辛そうだ。
さも入れてと言わんばかりの反応……だが一華本人は、片腕で口を抑えて必死に耐えている。

長い戦いになりそうだ。

738:専用執事調教   18/33
14/08/16 14:10:46.61 9mbutJvZ
 


調教を始めてから、半日が経った。
随時休憩を挟みながら進めたとはいえ、さすがにもう腕が限界だ。
一華は何度も限界に近い反応こそ見せるものの、ギブアップを言葉にすることはない。
ここまでくれば、もはや我慢比べだ。
俺はぐったりとした一華の背後に回り、背を俺の胸へと預けさせた。
この姿勢には意味がある。
綺麗なうなじやら、柔らかい肉やらと密着したい下心もあるが、もう一つ。
人間は後ろ向きに倒れる時、反射的に脚を開くもんだ。
尻餅をつくときだってがに股だろう。
つまりはこの姿勢を取らせている限り、一華は俺が注意するまでもなく、勝手に股を開いているというわけだ。

俺は一華を抱いたまま、ベッドの上で体勢を整える。
壁の一つに備え付けられた姿見へ、ちょうど全身が映り込むように。
「見ろよ、鏡で全部丸見えだ。マンコがヒクヒク蠢いてやがるぜ、だーれも触っちゃいねぇのにだ。
 よっぽどチンポを咥え込みたがってるらしいな、うん?」
「………………っ!」
乱れた黒髪の間から、涙に潤んだ瞳が覗く。瞳は鏡に写った醜態を見やり、歪む。
濡れた秘裂を大股開きで晒す姿は、確かに直視がつらかろう。
特に人間は、自分の傷口を直視すると、余計に痛く感じる生き物だ。
「教えておいてやろう」
俺は、一華の耳元に囁きかける。
「お前はこれから、アソコに触りたくて触りたくて、どうしようも無くなる。
 今でも十分そうかもしれんが、そんな比じゃなく、だ。
 だから……今の内に、手を使えなくしておく」
そう告げて、一華の左右の手首を掴んだ。
それぞれを俺の首の後ろへ。ちょうど、背後にいる俺の頭を抱きかかえるように。
そして、その位置で手錠を嵌める。

俺の顔を挟むように両腋が晒されたせいで、一華のむせ返るような汗の匂いが漂いはじめていた。
脂汗をかなり掻いたせいか、前よりさらに生々しい。
最初にスーツ姿を見た時には、こんな濛々とした臭気を発するイメージは微塵もなかったものだが。
「えれぇ匂いさせやがって。執事試験にゃあ、体臭って項目は無かったのかよ?」
俺の言葉責めで、一華は心から恥ずかしそうに顔を歪める。
その反応を愉しみつつ、俺は責め具を手に取った。
マッサージ器。
有史以来あらゆる責め具の中でも、最も画期的なのがこれだと俺は思う。
「今度は、こいつで可愛がってやる。機械が生み出す細かな振動に、長時間耐えられる人間はいねぇ。
 今まで以上の地獄だぞ?」
一華の耳元に囁きかけながら、俺はマッサージ器のスイッチを入れた。

739:専用執事調教   19/33
14/08/16 14:11:52.77 9mbutJvZ
 
ほんの一瞬クリトリスを舐めさせる。
ただそれだけで、ぞくんっ、と艶かしい脚が蠢いた。
当然といえば当然の反応だ。
この女は、実に半日という長時間に渡って絶頂間際の焦らしを受けている。
性感帯の神経は極限まで張りつめているだろう。
ほんのわずかな間違いで達してしまうほどに。
その状態をどれだけ継続させられるかが、調教師の腕の見せ所だ。
表面張力ギリギリまで瓶に水を満たし、蒸発で少し余裕ができるたび、一滴一滴注ぎ足していく。
決して零れないように。決して楽にしないように。

十分に濡れきった女にマッサージ器を当てると、面白い現象が起きる。
ブジュジュジュジュジュッと水音がして、あふれ出した愛液が四散するんだ。
勢いよく出している蛇口を指で押さえると、水が四散するだろう。ちょうどあんな具合だ。
「ぅぅ……うううぅ。…………うぅう…………ぅぅうああはあっ………………」
マッサージ器を微弱な出力で押し当てている間、一華からは呻きや喘ぎが漏れる。
刻一刻とその声はくぐもったものに変わり、内腿の筋肉は収縮してマッサージ器を持ち上げ始める。
そしてそれらが、ふっと止まる瞬間がある。
ここが快楽の分水嶺だ。ここをコンマ一秒でも見逃すと、相手の絶頂を許してしまう。
逆にここですっと責めをやめれば、生殺しの継続成功だ。
「ああっ!!」
俺がマッサージ器を引いた瞬間、一華は絶望に満ちた表情でその先端を追う。
飢えきった獣が、肉の皿を下げられた瞬間のようだ。
「…………そんな………ぁあ、そんなっ………………う、ああ……あ………………っ!!」
涙と涎を垂らしながら、ブツブツと未練を零す一華。
俺はその横顔を眺めるのが、たまらなく好きだ。
「はははっ、全身でイキたいイキたいって主張しやがってよ。本当にあさましい女だな、オマエ。
 どうだ、はち切れそうなぶっといのが欲しくなったんだろう。
 挿れてって一度、たった一度でもおねだりすりゃあ、すぐに苦しみから解放してやる。
 勿論、こんな早くにチンポ求めるような色狂いはまず落第だろうがな。
 だがまぁ、早ぇトコ諦めちまいな。名家の執事なんぞ、お前さんにゃ荷が勝ちすぎたのさ」
俺は一華に囁きかける。
目的をダシに煽れば、この女は必ず、強気な瞳で気を持ち直すからだ。
「…………はぁっ、はぁっ…………つ、謹んで、お断り致します…………!!」
あくまで硬い口調で告げてくる。
涙まみれ、鼻水まみれ、涎まみれの分際で。
そんな姿を見せられると…………ますます、惚れてしまうというもんだ。

740:専用執事調教   20/33
14/08/16 14:12:48.18 9mbutJvZ
 
直前の様子からして、クールダウンに充てるべきは8秒。
俺は経験でそれを算出しつつ、きっかりに会話をやめてマッサージ器を秘部に近づける。
毎度毎度、押し当てるだけなんて野暮はしない。
マッサージ器の用法は、それこそ四十八手が作れるほどにある。
側面を陰唇に宛がう、クリトリスに触れさせる。
頂点の丸い部分を陰唇に、クリトリスに。
間に指を挟んだ状態で、筆の先を介して、あえてシーツに半分ばかり衝撃を吸収させて……。
その全てで感じ方がまるで違ってくる。
それらのテクニックを使い分けながら、威力も都度変え、出来うる限り限界寸前を維持するわけだ。
前にやった責めを模倣するのも面白い。
たとえば、膣とクリトリスの同時責めだ。
膣への緩やかな指責めと平行して、クリトリスを触れるか触れないか程度にマッサージ器で撫でる。
これをやると……女ってのは『泣く』んだぜ。
前とやってることはほぼ同じなのに、ボロボロと涙が零れていくんだ。
ここまで来ると、あまりにも快感が強すぎて“痛み”だと脳が判断するのかもな。

俺は、さらにたっぷりと一華を愛してやる。
マッサージ器の頂点にある球体部分で、クリトリスを押さえつけるように責める。
威力はやや強めでだ。
「んんんんんっ…………ふむぅうっ、ううっ…………うんうううぅう“っ…………!!」
一華は出産時のように息みながら、少しずつ顎を上げていった。
視線の角度が水平から60度ほど上がったところで、俺は機械を遠ざける。
「く、く、ぅうっ…………!!」
一華は皺にまみれた悲痛な泣き顔を晒した。
今回は、絶頂寸前からやや早い。時おりこうして緩めの責めを混ぜる事が、長く続けるコツだ。
勿論、その次はまさに限界の際の際まで追い込むが。

もっともこの女が好む『膣とクリトリスの同時責め』を用いて、とろ火で危険域にまで煮立たせていく。
首の後ろで、手錠が痛いほどに俺の肌を圧迫する。
「あぁ…………ぁぁぁ…………ぉ……。……ぉお、っほおお…………ぉおおおお“……ッ!!!!」
ついに聞き慣れない喘ぎが出た。
姿見に視線を移せば、真実がわかる。一華は、とうとう白目を剥きはじめているようだ。
口を『お』の字に開いて顎を引き、心の底からという様子で濃厚な快楽の呻きをもらしている。
普通なら調教の最終段階に見せる反応だ。

741:専用執事調教   21/33
14/08/16 14:13:37.02 9mbutJvZ
 
だが、無理もない。
膣に指を入れれば、容易に触れられる位置にまで子宮口が下りてきている。
普段は軟骨のようにコリコリとした感触のものだが、今はそれがだいぶほぐれていた。
やろうと思えば小指の先ぐらいはねじ込めるだろう。
この子宮口をほぐすために、寸止めの焦らしを重ねてきたようなものだ。
ポルチオ性感は、軽い絶頂を数知れず重ねた果てにようやく目覚める、女体最後の難関。
それだけに、快感の量はクリトリスや膣内の比ではない。
クリトリスは局所的に痺れるよう、Gスポットは下半身に電流が走るようだというが、
出来上がったポルチオの快感は、雷に打たれたような快感が数十分にも渡って継続するという。
「解るか。ここが子宮口だ。今おまえ、子宮口を触られてるんだぜ」
俺はあえて言葉に出しながら子宮口を弄くり回す。
一華はすごいもんだ。
俺がほぐれた子宮口を指で押しつぶすと、その一瞬だけ完全に白目を剥く。
スレンダーな身体が痙攣をはじめる。
「おほっおおぉおおおっ…………!!!」
通り一遍のセックスでは絶対に出ないような、深い快感の呻きを上げながら。
不思議なもんだぜ。
横顔は美人、白い喉も美形、膨らんだ乳房は理想的で、腹から下のスタイルは超モデル級。
そんな、ボディラインだけで勃起させてくるようなイイ女が、メスとして最低の呻き声を上げる光景ってのは。

一華の痙攣が細かくひどくなってきたところで、俺は一切の責めをストップさせた。
「あ……っ!!」
一華はなおも肩の辺りをピクピクと痙攣させながら、俺の方に視線を寄越す。
こういう瞬間の女の表情ってのは、ゾクーッとくるぜ。
何というか、ものすごいんだ。瞳孔に光がなくって、半開きの口が涎垂らしてて。
ドラッグを極めた果てのような…………まぁ、脳内ドラッグはガンガンに垂れ流しになってるんだから当然か。
2秒もすれば瞳孔に光が戻って、潤んだメスの顔になるんだけどな。
ともかく、ついさっきの追い込みは本当に際の際だ。
当然、長めのクールダウンが必要になる。とはいえ、本当に休ませるわけじゃない。
こういう時に間を持たせるのは、乳房がいい。

742:専用執事調教   22/33
14/08/16 14:14:22.10 9mbutJvZ
 
半日以上の焦らしで、焼きたてのパンのように膨らんだ乳房だ。
こうなった乳房は、もうどこを触っても性感帯に近い。
根元から丹念に揉み上げていくのが定石だが、その時点でもう女の反応が凄い。
なるべく無反応を通そうとする一華でさえ、ああっ、はあっ、ああっと常に声が出るんだから。
そんな状態で、これまたぷっくりと膨れた乳輪、そしてその先の突起を揉み潰してやれば……。
「ンああぁああああああーーーーーっっ!!!」
耳を聾する絶叫が迸る。
「フン、乳を揉まれただけでなんて声出しやがる。もうお前、完全に出来上がってんじゃねぇか。
 いい加減に諦めてラクになったらどうだ。あと、どれだけ時間があると思う?
 ここまででせいぜい半日。たったの半日だ。
 期限は丸3日だから、まだ60時間ほど残ってる。
 たった12時間でここまでヘバったお前が、今からその5回分の時間…………耐え切れると思うか?
 無理矢理耐えたにしても、脳がブッツリ焼ききれなきゃいいけどよォ。
 俺が何も大袈裟なこと言ってねぇってのは、もうお前自身がよく理解してるだろ」
俺は言葉責めを繰り返す。
事ここに至っては、奮起を促す目的はない。言葉通りの陥落を誘ってのものだ。
ここまでの作業は、硬い岩盤をツルハシでひたすら砕くようなものだった。
だがその岩盤も、今やほとんど瓦解しかけ、手で容易に取り除けるほどになっている。
あと一押しだ。
だが、一華にも意地がある。あるいは、是が非でも名家の執事にならねばという責任感か。
「んんんん゛っ……ん゛、ぐくっ…………んんんぁぁ゛あああ゛っっ…………!!!」
俺の本気の焦らし責めに、一華は激しく喘ぎながらも、歯を食い縛って耐え忍んでいた。
俺の首後ろへ回った手に、何度も、何度も力が込められた。

この女は、本当によく耐えたものだと思う。人間としての限界…………いや、おそらくそれ以上に。
姿見には、人が崩壊に向かう様がありありと映しだされていた。
刺激を貪るように、細い腰が跳ねてはベッドを軋ませる。
頭がガクガクと揺れ、幾度も白目を剥きかけながら、しなびた黒髪を振り乱す。
「かっ……ハァッ……あはぁっ……はぁっはぁっ、んはあっ、うはぁああぉおおお゛っ…………!!!」
激しい喘ぎや呻きが繰り返された。
かとおもえば俯き、駄目、駄目、駄目…………と呟くこともある。
快楽への抵抗か、それとも執事試験への未練か。
熱に潤んだ視線は様々に惑い、救いを求めるかのようだ。
けれども救いは与えられない。俺が与えない。

「…………もう、もう無理ぃぃいいいい゛い゛っっ! お願い、おかじぐなるっ!!
 イカせてっ、イカせてイカせてぇぇーーーっ!!!」

一体、どれだけの時間が経った頃か。とうとう一華は絶叫を迸らせた。
もはや丁寧な喋り口調など微塵もない。いやそれ以前に、明らかにヤバイ声色だ。
記録係がガリガリと煩く評価シートをつけているが、もはやそんな事を意にも介さず呻いている。
とうとうこの女、正道一華は音を上げたんだ。
実に14時間……朝の8時から始めて、夜10時まで続く生殺しの果てに。

743:専用執事調教   23/33
14/08/16 14:16:35.33 9mbutJvZ
 


俺は一華の腕の間から頭を抜き、正面へと回り込んだ。
大股を開く一華と正対する格好だ。
この女もつらいだろうが、俺だってつらい。
14時間の焦らしの間に、俺の逸物はここ数ヶ月ないほどに勃起して反り、先走りを滴らせている。
だが、獲物に焦りを悟らせないのが調教師の鉄則だ。
「さて…………と」
あえて緩慢な口調で告げながら、一華の右内腿に手をかける。
肌自体はしっとりと吸い付くようだが、ぬめる汗が掌との間に膜を作る。
「こんなにヒクつかせやがってよぉ」
俺は片手を逸物に添えながら、ゆっくりと一華の秘裂をなぞり上げた。
秘裂がまるで本物の唇のように、蠢いてカリ首を舐めてくる。
まるでごく表面の粘膜にもかかわらず、風邪を引いているかのような熱さだ。
「はっ、はやくっ……はやく挿れてっ!! い、今イキたいの、今じゃなきゃ嫌なのっ!!」
一華は余裕のない様子で絶叫する。
心だけが子供に戻り、お菓子をくれと愚図るかのようだ。
あくまで相手の求めによる挿入。これで、調教師としての面子は保たれる。
「ったく、仕方ねぇな…………。行くぜ」
俺はそう告げながら、今度こそ亀頭を秘裂へと宛がった。

蕩けきった肉ビラを通り抜け、しとどな愛液を潤滑にして一気に奥まで突き抜ける。
熱さが一気に逸物を包んだ。
ぶにゅっ、とグミを噛み潰すような感触が亀頭を襲った。
子宮口にぶち当たったらしい。
「……いっ、っっうぅーーーーーーーーーーっっ!!」
一華は整った顔を歪ませ、喉の中で絶頂の声を途切れさせる。
叫ぶ瞬間に喉の筋肉が硬直し、外に漏らすことが出来なくなったんだろう。
ポルチオ逝きは身体中に強い電流が流れると聞くが、こういう反応を見ると納得する。
極まった瞬間には硬直して痙攣し、波が収まった後は激しく喘ぐ。
「ハッ、ハッ、はっ、ハッ、はぁっ…………!」
信じがたい快感、と言わんばかりに目を見開き、犬のように息を吐く一華。
苦しそうだが、まだまだ休ませない。
俺は一度腰を引き、再び打ち込んだ。子宮口を俺の杭で押し込むように。
「っ……! い、っくぅうううううーーーーっ!! いくうっ……っく、いく、いっぐううう゛っ!!!!」
今度は、悲鳴がうまく喉を通り抜けたらしい。部屋の壁が震えるような声量だ。
俺はそれを堪能しつつ、さらに腰を打ちつける。
ただし、注意深く。亀頭の先にグミのような子宮口が当たる感触は、かなり射精感を高める。
あまり大きな動きはリスキーだ。
最奥から数センチばかり引き抜き、小さく突いていくやり方が一番賢い。
ゴツゴツと打つんじゃなく、リズミカルに子宮口を押し込むように。
ポルチオの蕩けた女が相手なら、これだけで十分に効く。

744:専用執事調教   24/33
14/08/16 14:17:24.49 9mbutJvZ
 
「あああイグッ、いぐいぐイグイグッ、い゛っちゃううう゛ぅーイグゥ゛ーーーーーっ!!!
 はぁっ、あっ、はぁっ…………まって…………あい、いえっ、お慈悲を…………お慈悲をくだざい゛!!
 ずっと達していて、息が…………くっ、くぅしい゛っ…………!!!」
正常位でのポルチオ責めを続けるうちに、一華は苦しみを訴え始めた。
執事見習いの意地か、たまに丁寧口調になる事もあるが、すぐに素が出てしまう。
休憩なしでの連続絶頂。まあ溺れているようなもんだ。
特にポルチオの刺激は、子宮や内臓までが揺さぶられ、腹全体に未知の快感が走るという。
のた打ち回るのも無理のない事とは思う。
だが俺は、そんな一華をあえて追い込んでいく。
寸止めが尊厳を賭けた駆け引きとすれば、ここからの絶頂地獄はまさに存在を賭した勝負だ。
ただ、こういう極限状況となれば、女の抵抗とて馬鹿にできない。
例えば今も、俺は正常位で一華に挿入しながら、その両腿を腕で押さえつけている。
しかし、その腕がまたひどく跳ねるんだ。
大の男がそれなりの体重をかけて押さえ込んでるってのに、それを跳ね除ける脚力。
脳が焼き切れかねない恐怖ってのは、それほどのものらしい。
俺は抵抗を計算に入れ、責めを適度に緩めつつも絶え間なく継続する。
ここから先の勝負、本格的な休息は、たとえ一分でも許さない。

「んひぃっ、お゛っ、おっぐ、んんっあ……あ、いぐっ!! 
 んっ……あ、はっ…………んぐうっ、あお゛……ぉお゛イグ……ぅ…………っ!!!」
俺が子宮口を押し込むリズムに呼応して、一華が喘ぎを漏らす。
その頭上では錠で繋がれた両手がシーツを掻き毟り、快感と苦しみを表している。
一華の膣内は、いよいよ反則的な心地良さになっていた。
バルーン現象が起きている。
膣内が蠕動し、奥まりが膨らんで圧迫感が増す。
ペニスを逃すまいとするかのようなそれは、受精への備えだ。
一華の肉体は、意思とは無関係に、男を迎え入れる体勢を整えてしまったらしい。
そろそろ、次の段階に向かう頃合いだろう。
浅瀬から急に深みに嵌まって喘ぐ一華を、更なる深海へと引き摺り込む段階に。

俺はこれでも、一華にはある程度の情けをかけている。
初めが正常位ってのも、限界ギリギリの一華をぶっ壊さないためだ。
やろうと思えばいくらでもキツくできる。
例えば……今はあえてMの字に曲げさせている両脚を、真っ直ぐに伸ばさせてやることも。
あらゆる女が本当の本気で逝く時、一つ共通する動きがある。
それは……足が爪の先まで、ピィンと伸びる動きだ。
女は本当に気持ちがいい時にこれをやる。逆を言えば、脚をピンと伸ばしたままの絶頂は、女にとって致命的ということだ。

745:専用執事調教   25/33
14/08/16 14:17:59.77 9mbutJvZ
 
「おおおおお゛っ!! ふかいっ、ふかい゛いいっ!!! いや、いやこれいやあ゛っ!!
 あああっ……はあっ!! んああぁああああ゛あ゛あ゛っ…………!!!!」
姿勢を変えた瞬間、一華の叫びが変わった。
ますます鬼気迫ったものへと。
俺は膝立ちになったまま、『ピンと伸ばされた』一華の両脚に割って入る形で挿入していた。
この格好でなら、一華の腰を掴んで引きつけ、亀頭の突きとでポルチオを挟み潰す事ができる。
圧の強さは正常位の時の倍。一華が深い深いと叫ぶのは、こういう事情だ。

当然、一華から余裕は失われていた。
クール系の瞳は、ただ涙ながらに虚空を惑う。
愛らしさを感じさせる鼻は鼻水にまみれ、口は童女のようにはしたなく開ききっている。
頭上の手はいよいよシーツを掻き毟り、スレンダーな身体が痙攣を繰り返す。
俺はそんな状態の一華を、あえて容赦なく責め立てた。
ポルチオ責めの強さとタイミングをコンマ秒単位で変化させ、犬のような息遣いの他には、『イク』という言葉しか発させない。
「イクーっ! いくいくイクイクいくっ、ああっはあっ、イクーッいーっ、いくーーッ!!!」
部屋には悲鳴のような嬌声が響き渡っていた。
その状態を続ければ、そのうちに一華の両腿はこむら返りが起きたように硬く強張ってしまう。
そしてそれがゆっくりと弛緩しはじめると、一華の反応が急激に収まる。
「うう゛…………うっ…………う゛………………」
小さな呻き声が聴こえてきた。
腰を止めて表情を窺うと、案の定というべきか、白目を剥いて失神している。
光を孕まない瞳孔の上半分が半開きの瞼に隠れ、眉は垂れ下がり。
汗まみれでピクピクと痙攣する様は、中々に危険な香りがする。
だが俺は、そんな状態でも一華を休ませない。頬にきつくビンタを食らわせて気つけする。
「う゛っ!?……げほっ、げほっ!!!」
すぐに一華は、瞳孔を狭めて激しく噎せ始めた。ちょうど溺れた人間が意識を取り戻したように。
「気ぃついたか。続けるぜ」
我ながらドスの利いた声で告げ、また淡々とポルチオを突き始める。
「あ…………いや、嫌…………!!」
一華は怯えた表情でかぶりを振った。
今の失神は、一華自身の防衛本能によるものだ。膨大な快感で脳が焼ききれないように。
その快感が強制的に繰り返される恐怖は、流石のこの女でも耐えがたいらしい。

746:専用執事調教   26/33
14/08/16 14:18:41.75 9mbutJvZ
 
セックスの主導権は、完全に俺にあった。
一華は断続的な絶頂を嫌って体勢を変えようとするが、俺がそれを利用する。
その末に今は、特に膣イキしやすいといわれる背面側位の格好になっていた。
大股を開いたまま逸物を受け入れ、内腿をテラテラと濡れ光らせる姿は、異常なほどエロチックだ。
焦りを隠せない、ひきつった表情もいい。
「もうやめてっやめてやめてぇぇっっ! ああいやぁっ、も゛ぉっイキたくないい゛っっ…………!」
必死の呻きは今も続いている。
何度も失神と気つけを繰り返すうちに、いよいよ気品も無くなってきていた。
もはやスーツを着込んだ執事候補生の面影はない。ただの、柔肉を纏ったメスだ。
俺は、顔を上げて記録係にアイコンタクトを送る。
『調教師からもたらされる責めの中で、72時間、明瞭な意識を保っている事』
それがこの試験の合格条件だ。
もはや明瞭な意識を保っていないと判断できた時点で、“試験”は続行の理由を失う。
記録係は俺の視線に対して頷き、椅子から静かに立ち上がった。

「試験者番号32番。二次試験で同室になった者のファーストネームを、1分以内に6つ挙げなさい」
問題自体はけして難しくはない。一華であれば易々と列挙できるはずだ。
素面の状態で、なら。
「……っ!」
一華は、唐突な問いに驚愕の表情を見せた。そして驚愕はすぐに焦りに変わる。
この部屋に来たばかりの時は、けして露わにはしなかった感情だ。
間違いなく普通ではなくなっている。
「…………あ、あっ…………ど、同室…………え、あ、ああ…………っ!!
 さ、彩加…………あ、あうっ………………え、エリ…………愛梨…………
 そ、それから…………それ、から………………?」
「残り20秒」
記憶の呼び起こしに苦心する一華に対し、記録係の女は冷ややかに告げた。
まったく良い性格をしている。
俺は必死に最後の足掻きをする一華へトドメをくれてやる事にした。
背面側位で深くポルチオを愛しながら、同時にクリトリスへと手を伸ばす。
クリトリスによる絶頂と、ポルチオからの絶頂。
深さも質もまったく違う二種類の絶頂が同時に襲ってきては、今の一華は耐えられない。
「んぉおおおっおお゛お“っっ!!!!」
甘い声が響き渡った。
相当に深く極まったんだろう。舌を押し出す、今まででも最高に凄まじいアクメ顔だ。
その表情が嬉しくて、俺はますますサドの気が乗ってしまう。
当然、クリトリスを優しく虐めるのはやめなかった。
「残り10秒。……9、……8、……7、……」
「あああっ、あの、あっ…………はあああっ、だめ、ぇっ! 頭が、ああ頭があぁ…………っ!!」
一華は錯乱気味に叫ぶ。
そしてその焦りも空しく、記録係は静かに×印をつけてペンを置いた。

747:専用執事調教   27/33
14/08/16 14:19:13.05 9mbutJvZ
 
「試験者番号32番、正道一華。あなたはこの段階で、持ち点の全てを失いました。
 これ以上の試験は必要ありません。…………不合格です」
記録係の無機質な宣言がなされる。
それを耳にしながら、一華は呆然とした様子でいた。
狭まった瞳孔を揺らし、唇を細かに震わし…………そして、全身で震えた。
「い、いやああぁぁぁっ!!!!!!」
己の全てが否定されたかのような狂乱ぶりだ。
俺はその様がおかしく、ついクツクツと笑いを漏らしてしまう。
一華のキツイ目が俺を振り向いた。
「あ…………あなたは、悪魔よっ! あんなに執拗に焦らされて、たっ、耐えられる訳ないじゃない!
 私がこれまで執事になるために、どれだけ努力してきたか理解できる!?
 それがあなたのような下劣な男の、遊び半分で…………ッ!!」
怒りに声を震わせながら、一華は叫ぶ。間近なもんで、鼓膜がえらく痛んだ。
「ヘッそうかい、そいつは残念だな。だがそれでもお前は、最後まで耐えなきゃならなかった。
 無茶と思うか? 実際、確かに無茶だろうな。
 だが特殊な執事に求められるのは、そういう人間離れした能力なんだよ。
 それを無理だと思う時点で、お前も所詮は凡人寄りだ。
 ……ま、安心しな。すぐに脳ミソを快感で塗りつぶして、そんな事ァどうでも良くしてやる」
俺は一華を諭しつつ、気合いを入れなおした。
“試験は”終わったが、俺からすればこの後がもう一つの山場。

この仕事には一つ、とんでもない旨みがある。
『調教対象が試験から脱落した場合、“双方の合意さえあれば”、その身柄を調教師が引き取ってもよい』。
そういう不文律が。
俺が一華を快楽堕ちさせようとしているのも、この為だ。
一目見た瞬間から決めていた。この上玉は、何が何でも俺の奴隷にしてやろうと。
まず試験から脱落させるという目標はクリア。
あとはこの気丈な女を骨抜きにし、俺に忠誠を誓わせるのみだ。

748:専用執事調教   28/33
14/08/16 14:20:46.50 9mbutJvZ
 


屈服……それだけを目的にして、俺は一華を責め続けた。
そう言えるなら、調教師としてどれだけ面子が立つことか。
だが実際には違う。14時間ものあいだ焦らしたセックスは強烈すぎた。
一華は勿論、俺もセックスを覚えたばかりの高校生のように、夢中になって快感を貪ってしまう。
「あっ、かはっ!! ううあ゛っ、ああぅ、はうっ! あああ、いぐっ…………ああ、はーーっあ!!」
一華の唇からは絶え間なく喘ぎが漏れていた。
俺はそんな一華の左脚を肩に担ぎ上げながら、松葉崩しの姿勢で繋がっていた。
腰を動かすたび、膝裏のぬるぬるとした体液が俺の鎖骨を舐める。
無理もない、お互いが汗まみれだ。結合部付近は、脂汗とも愛液ともつかないもので隙間なく濡れ光っている。
もはや鼻も慣れたが、改めて嗅げば噎せるような匂いが立ち込めている事だろう。
まさに男と女のセックス、その極致とでもいうように。
体温もお互い異常なほど上がっている。湿った膣内はもはや“熱く”、朝一の小便の中で腰を振るかのようだ。
結合部からどろりと愛液が漏れ、尻の方に垂れていく時なんぞは、思わずむず痒くなるほどに熱い。

はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、とお互いの呼吸ばかりが繰り返される。
その最中、不意にどうしようもない射精感が襲ってきた。
「ぐうっ!!」
俺はポルチオの穴に亀頭をはめ込むようにして動きを止め、波が過ぎるのを待とうとする。
だが遅かった。あるいは、どうやっても無理だった。
複雑にうねるきつい膣の中で、俺の怒張も意思とは無関係に跳ね始める。
びくっ、びくっ、びくっ、びくっと四度ばかり跳ねるのを感じた直後、ごく自然に射精が始まった。
放尿と変わらないぐらいの自然さだったが、射精であることは尿道の感覚で解る。
「あああ……出ちまった」
俺は喘ぎながら、目の前でぐったりする一華に告げた。
「……いや、ぬいて…………そんな中で、出さないで………………」
一華は拒絶の言葉を漏らすが、それも熱に浮かされたうわ言のようなものだ。
一華も逝っているようだった。
大体にして、膣奥は射精の最中にも、精子を内へ内へと飲み下すような動きを繰り返している。
それが余計に俺の射精を後押しするんだから、出すなも無いもんだ。

長い射精の最中、俺の視界はぼんやりと白いシーツを彷徨う。
皺だらけのそれの上には、様々な道具が散乱していた。
愛蜜まみれのローター、バイブ、マッサージ器。そして外れた手錠。
もはや、一華に拘束具は必要ない。
試験が終わっている以上、一華には調教に付き合う義理もないが、どのみち足腰が立つ状態にはない。
セックスに次ぐセックス。その合間の休憩にも、道具を使ってポルチオ性感を保ち続けているんだから。

数秒の後、ようやくに射精が終わる。本当に、溜まりまくった小便をした後のようだ。
だがそれを経た後も、俺の逸物には驚くほどの余力が残っていた。
さすがに痛いほどの完全勃起からはやや後退したが、ほどよく弾力を持った、小便も射精もしやすい勃起具合だ。
まだイケる。俺は思わずほくそ笑んだ。
どうやら興奮が極度に高まっていれば、男もかなりの射精を繰り返せるらしい。
まだまだ、一華の肉体を貪れるというわけだ。

749:専用執事調教   29/33
14/08/16 14:21:25.05 9mbutJvZ
 
セックスを始めてから、どれだけの時間が経ったんだろうか。
俺は、何回射精したんだろうか。
意識はバターが溶けたように不明瞭で、セックスの快楽だけが腰を突き動かす。
いつでも下腹部に何かが溜まっていて、空腹感はなかった。
喉が渇けば、備え付けのワインセラーから一本を引き抜いて、一華との口移しで呑んだ。
ワインによる酔いが、また俺達を下劣な段階へと引き込むのを感じながら。
「おおぉお゛お゛お゛っ…………!!」
どちらともなく、獣のような呻きを上げる事が多くなってきた。
常に息切れしていて苦しいので、声が『お』の響きに近くなるのは仕方のない事だ。
その状態で、脊髄から感電するような痺れが上がってきたら、やはりこんな声が出る。
一応言っておくと、絶頂していない時に一華が出す『あっ、あっ』という喘ぎは、反則的に可愛いんだがな。
女が媚びる時に使う、作り声ってあるだろう。完全にアレだ。アレが素で出ている。
そんな声が出る以上、一華の反応も普通じゃない。
「ううう゛っ、うああう゛ぅうっーーー!!!」
俺が膣内を突きながら下腹を擦ってやると、ビクビクと細い腰を悶えさせる。
ポルチオが完全に開発されれば、こういう表面からの撫でだけでも逝ってしまうらしい。
この状態で逸物を抜けば、名残を惜しむように秘裂から潮が吹き出てくる。
ぶじゅっ、じゃばばっと、かなりの勢いでだ。
「へっ、また漏らしやがって。よっぽど気持ちよかったみてぇだな」
「ふんん゛っ…………!!」
俺はその度に茶化すが、一華は腕で口の辺りを押さえたまま、必死に何かを堪えるばかり。
その堪えているものが甘い囁きだと、肌で繋がる俺にはよく解る。
「ふん、強情だな。だが果たして、これに耐えられるかな」
俺は一華に肩を貸してベッドから下ろし、シーツに両手をつかせる。
後背位。
最も膣内を深く突きやすい体位の一つで、なおかつ脚を踏ん張れるために締まりも悪くない。
そして犬のように犯される格好は、女の被虐心を目覚めさせるのに都合がいい。
ドギースタイルとはよく言ったもんだ。

「ああっ、あああぁっ!!!!」
ぬるりと奥まで挿入した瞬間、一華の喉から快感の声が迸った。
腹部が圧迫されないので、久々に開放的な声だ。
さらに何度か膣奥を突き回すと、さらに気持ちの良さそうな反応が返ってくる。
「ああああ゛奥にっ……!! いくっ、ふわあああ゛っいくいくイグイグイグぅっっ!!!!」
絶頂の宣言も再開した。俺の気分は高揚していく。
後背位は見た目にも壮観だ。
白い背中に、枝分かれした長い黒髪がせせらぎのように流れるさま。
極上の女を抱いていると再認識できる、ごまかしの利かないボディライン。
突くごとに反応する肩甲骨や背中のスジもいい。
よくよく背中を観察すれば、あまりの快感に鳥肌が立っている事も解った。

750:名無しさん@ピンキー
14/08/16 14:27:14.97 9mbutJvZ
このままではスレがマジ逝きしてしまうので、続きはこちらに。

【マジイキ】イカされすぎ 4【絶頂】
スレリンク(eroparo板)


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