お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ…
at ASCII2D
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750:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 09:29 tf5bNx9Q
…以上です。とうとう1レス作品にまでなっちゃいましたよ=□●_
>>712氏には元ネタがすぐばれそうな気がしますが、大した問題ではないでしょう(何
次はもうちょっと長いのを書こうよ、私_| ̄|○
751:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/05 13:45 GcvUF5U9
>>745
うおお・・・・リンキンがわかる人がいたよ・・・・
洋楽だとマイナーすぎかな〜とか思ってたんですけど。
でも俺ってマリリン・マンソンとかKoЯnみたいの以外に椎名林檎ぐらいしか聴かないし(゚∀゚)ノ☆
752:519 ◆CfpuGKKDJA
04/04/05 14:07 MszFaOVe
>>751
リゼル(略)氏
>洋楽だとマイナーすぎかな〜とか思ってたんですけど。
いやいやリンキンパークけっこう自分のなかでわメジャーな方かなって思いますけど・・・・?w
(In The Endしか聞いたことないっすw)
歌に沿ったような作品もイイですねぇ〜。
753:359 ◆jMOammQf8U
04/04/05 15:03 FmyoBx6V
リゼル(ry)さん、五日野梟さん、お初にお目にかかります。
超新参者です。ひとつよしなに・・・
長編書くと息切れするんだよな〜、俺w
754:712
04/04/05 16:03 c7cynnQV
>>230氏
・・・GET IT ALL?
755:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/05 19:04 ScdU5cii
音楽とSSか…
周りにあるCD。
・アヌビスサントラ・FF4サントラ・FF6サントラ・マクロス・ゲッター・ガンダム
_| ̄|○
756:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:22 tf5bNx9Q
「えー、マジー?9時くらいから出かけるってー?」
「つまんなーい!」
「Timepiece PheseUとかいう曲のために頑張るのって、もう遅すぎだよねー!」
「キャハハハハハハ!」
(#゚Д゚)<うっさい!俺は新作稼動までにカードネームを金色にしたいんだYo!
という訳で(何)ゲーセン逝ってきます。あ、財布の中身が百円ばっかりw
その前に、神降臨までのつなぎを一つ投下。やっとライトなのが書けたよママンw
757:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:24 tf5bNx9Q
愛しいあの人はお兄ちゃん。クラスのみんなの人気者。
男の人にも女の人にも大人気で、いつも周りには人がいるの。
スポーツも万能で、今はサッカー部でキャプテンをしてるの。
だけど、それだけ格好いいのに、まだ恋人はいない…らしいの。
ん?まだいない、ってことは――(*゚∀゚*)ソレダ!!
キレイで完璧な女の子になれれば、お兄ちゃんは私に振り向いてくれるかも!
758:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:27 tf5bNx9Q
毎朝の目覚ましが、しょぼい電子音から可愛らしい声にランクアップ!
女の子に起こされて目が醒めたなら、きっと目覚めもばっちりなはず!
朝のお味噌汁から夜のちらし寿司まで、料理の腕は天下一品!
学校に持っていくお弁当も、口を飽きさせないほどの美味しさ!
部活から帰ってきたら、ねぎらいの肩マッサージも当然完備!
お風呂ではスクール水着に着替えて、背中をお流しいたします!
夜のお相手も、どんな人よりも尽くしに尽くしてみせます!
まだちっちゃい胸だけど…頑張って大きくするもん!
(;´-`).。oO(…ど、どれから手をつけたらいちばん楽かなぁ…)
759:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:35 tf5bNx9Q
…以上です。いやー、前々からやりたかった「作品中に顔文字を使う」のが出来て面白かったですw
お兄ちゃんを狙うために、あれやこれやと頑張ろうとする妹。しかし現実はそんなに甘くないのです。
欲張りすぎて日々苦戦している妹を想像して(・∀・)ニヤニヤしてもらえたら嬉しいですw
760:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/05 22:37 ypgp+Awa
明るく元気でちょっとおバカっぽい感じの妹が微笑ましくてワラタ!
761:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 00:49 3jKGX3Jl
>>758
朝…なかなか起きない上にむかついて乱暴に起こしたら朝から超不機嫌に。
料理…そう簡単に上達すれば苦労は無いよね…
マッサージ…意外に好評だったけど途中で逃げられた。…惜しい。
夜…これが一番手っ取り早いけど、いつもお兄ちゃんより先に寝ちゃうんだよね。
(*´Д`)はふぅ…
762:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:01 qt6B1/nG
花粉症でもはや死に体の三文です。(ノд`)
お久しぶりでござます。二週間ほど放置プレイしてました。
時々来てはカキコせずに読んでおりますたが、いやもうなんかこのスレ、文士方大活躍でスバラスィー化してますね。
しかしけっこう、活字書くの好きな方って多いんですねぇ。いまさらですか。
前に提案した件は、何事もなかったように無効ということでw
やぱしこの板がピッタンコマッチングですし、わざわざ移る必要も無いッすね。
んじゃ絵師殿の更なる降臨など、みんなでお祈りしましょうw
あらら、けっこう近隣パーク好きな方多いんですな。オイラもかなり好きだったりします。
「ポイントオブオーソリチー」(ReAnimatorのリミックスバージョン)が一番好きだったりしますね。
ではホントにおひさでポストと参ります。>>426から。ずいぶんスレ番飛びましたね。(遅漏
763:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:04 qt6B1/nG
ささやかな会話の間でも、兄の屹立は衰えずにいられた。
「ケイ、ちょっと…待ってな」
そう言って妹に背を向ける。
いくら妹が、その"避妊のための道具"の知識を持ち合わせているとしても、
実際に好きな相手の前で、それを着装することには、いくばくかの羞恥心を感じていたからだった。
「お兄ちゃん…」
背後から甘い声が響いた。
「な、なんだよ」
背中を向けたままで兄は応える。
764:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:07 qt6B1/nG
「それ…どうなってるの」
「ど、どうって?」
ちょっと焦り気味の兄だった。
「その…」
声に反応して、、首だけ妹に向ける。
すると妹はいつの間にか身体を起こし、兄の背後から、股間をちゃっかりと覗き込んでいた。
「な、なに見てんだよ…」
「だって…興味あるもの…」
反り返った兄の分身に注がれている、妹の熱い視線。
765:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:10 qt6B1/nG
「どんなふうに…それを付けるのかなあって…」
「ちょ、ちょっと…おい、み、見るなよ…」
赤らむ兄の顔。
「見せて。ね、お願い…」
「むむむ…」
辛いような嬉しいような、複雑な表情の兄。
はあっ…。
けれど即座に、あきらめの表情に変わる。
「ええとな、これをこう切って…」
ピリリとパッケージを破る。
766:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:14 qt6B1/nG
「うん」
「中にこういうのが入ってるから…」
ゴムの、厚めになっている外輪をつまんで取り出す。
「うん」
「向きがあるから…間違えないようにして…」
「うん」
「これを…こうして…」
亀頭の先の先に、それをあてがう。
「う、うん…」
「丸まってるから、そのままくるくるって下ろして…被せるんだよ」
人差し指と親指で押さえ、そのまま着装しようとした、その時。
767:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:18 qt6B1/nG
「待って」
その作業に、妹がストップをかけた。
「ぅえ?な、なんだよ」
亀頭まで覆ったところで、兄が指を止める。
「それ、私がやってあげても…いい?」
「えええ?」
思わず驚嘆の声をあげてしまう兄。
「な、なんで?」
「だって…面白そう…」
妹は瞳を輝かせながら、兄の屹立をじっと見つつ、そう呟いた。
768:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:24 qt6B1/nG
「や、それはちょっと、いくらなんでも…恥ずかしいって」
本気で恥ずかしがる兄だった。
「でも…してあげたいの」
そう言って、またも上目遣いの視線を兄に投げかける。
うっ…。
「じゃあ…いいよ。頼むからそんな目で見るなよ…」
兄がそう言うと、妹は一段と身を乗り出し、ほとんど上半身を兄の左足に載せながら、屹立へと手をやる。
「えへへ…」
乳房がまた、兄の身体に押しつけられる。
「…(むむ)」
鼻の下を伸ばしながら、兄は妹の行為をじっと見守った。
769:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:26 qt6B1/nG
「ふうん…こんなふうになってるんだ…」
独り言を呟く妹。利き手をコンドームに伸ばし、そして左の掌を竿の部分に添える。
妹の体温が、兄の鋭敏な器官に伝わってくる。
「…(むむむ、む)」
そしてゆっくりと、ゴムの丸まりをくるくると…下に降ろす。
「…(こ、これはこれで…なんて言うか)」
心地よい刺激だった。当たり前のことではある。
770:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:31 qt6B1/nG
「あ、なんかこれ…ぬるぬるするのがついてるよ。ねえお兄ちゃん…」
そう言いながら、指をすりすりとゴム越しの屹立に撫でつけている。
「あ、あのな、それはだな、たぶんローションとかいうもので…」
「…ろーしょん?」
「たぶん、入れやすくするために…塗ってあるんだと思う」
「…オンナの人の、アソコに…入りやすくするための…もの?」
「あ、ああ。たぶん…ね」
そんな会話をしつつも妹は手を休めずに、兄の屹立(コンドーム付き)を、
くにくに、くにくにと弄び続けていた。
771:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:37 qt6B1/nG
「ケ、ケイ…ちょっと、も、もう、や、やめ…」
「えへ♪、お兄ちゃん、気持ちいい…?」
小悪魔的に微笑む。
「き、気持ち良いから…もう…やめろって」
耐える兄。尻の穴に力を込める。
「ちょっと…ゴムの匂いがするね」
自分の指をくんくんと嗅いで、妹が言った。
「あ、当たり前だよ。ゴム製なんだから…」
「うん…」
なおもくにくにといじり続ける。
772:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:44 qt6B1/nG
「これ…つるつるするね…」
「ま、まあな…」
「なんか…いい手触り…」
妹の瞳が、ぼんやりと潤み始めていた。
くに…くに…くに…。
「…(う)」
兄もぼんやりと自分の屹立を眺め、ただ妹の指遊びに身を任せていた。
そのまましばらく二人とも黙りこむ。
お互いのゆっくりとして、けれど深く吸い込み吐く、息の音だけが響く。
兄の腹筋が大きく波打っている。
妹の張りのある胸の肌が、ふいごのように膨らんでは戻る。
773:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:45 qt6B1/nG
「お兄ちゃん…?」
先に沈黙を破ったのは妹だった。
「う、うん」
「…」
「…」
「…できたよ」
…そうだ。準備がこれで。
「あ、ああ…」
774:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:49 qt6B1/nG
「このままこれが…入るんだよね。
わたしの中、に。また…」
「う、うん…」
「これで…赤ちゃんできなくなる?ほんとうに…」
「た、たぶんね…」
「…」
「…」
「…じゃあ、いっぱいしてもいいんだよね」
「…いっぱい?」
「うん…いっぱい。お兄ちゃんが…今度は…
お兄ちゃんも…ちゃんと気持ち良く…なるまで…」
775:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:53 qt6B1/nG
妹は俯いていた。
妹の気持ちがよく解った。
ケイは…本当に優しいな…。
兄は、聞いてみたかった事を口に出してみることにした。
「俺…本当に気持ち良くなっても…いいか?
その…今度はケイの…中で…」
「うん…いいよ」
即答してみせる妹。
それに応えるように、また兄が見つめる。
「ケイ…」
身体を回し、妹を軽く抱き直す。
もう言葉はいらない。
776:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 02:08 qt6B1/nG
糸冬 です。定番生殺しですw
次作も、まあまあ進んでおります。このところ非常にクオリティの高い作品が文士の皆様よりポストされまくりですので、
オイラもガムバッテ書いております。単に負けん気が強いとも言うw
前にもちらっと書きましたけど、今作は細かい描写に懲りすぎてもうすでに反省態勢なんですがw
基本的にストーリー性皆無の密室劇ですしね。
まあでも、自分自身の勉強にはなりました。ここまでこだわって書くことは、このスレで挙げてる作品でも、
個人的に書いてる作品でも、未だ無かったもので…。
なので次回は進展が早く、ストーリーにこだわってやってます。そのぶん、描写は大雑把かもですが。
というわけで今後もお楽しみに。というようなことでも書いておかないと、たぶん忘れられちまいますのでオイラの存在w
極悪遅筆文士三文でした。今晩はこんなところで。 ヾ(´д`)
777:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/06 02:09 3jKGX3Jl
この音速だけは譲れない!
三文dキタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
ローション付きコンドームなんてどこで手に入れたのやら。
終盤に向けて目が離せなくなってきますた!(*゚∀゚)=3モハー
778:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 02:20 qt6B1/nG
…珍しく返レスですw
孕ageさんコムバムワ。たぶんいらっしゃるだろうと思ってましたw
めきめき文章が上達してますね。今カナーリ個人的に楽しみです。これからもガムバッテくださいな。
ええと、オイラが今まで買ったことのあるゴムは全部ローション付きでしたけどw
でも実戦となると、あのぐらいでは量は足りないとw
そのぶん大変な労力を必要と(ry
「痛いよ〜」とか言われた日にゃそれはもう萎え(ry
いやもう語るまいw
779:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 05:13 XePWpJHe
ローションって不用意に保存すると腐る
780:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/06 05:21 /0gB/h99
俺はローション付きだと後でお掃除してもらえないから嫌だなぁ・・・
781:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:48 biJdd/EM
どうも、二日酔い気味でふらふらです。やっぱ呑み過ぎたかなーイタタ _| ̄|○
>>776
=□●_ (注:只今萌え殺されておりますw)
コンドームは…うぅ、語ると墓穴を掘ってしまいそうなのでスルーしておきますw
そんな朝の一筆を↓。あ、ちゃんと砂と(ryのやつも進めてますよ、ええ。
782:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:49 biJdd/EM
新緑の朝露が、窓辺の朝日を映して輝いている。
『ねぇ、お兄ちゃん…?』
同じベットの上で、少女は傍らの男に語りかける。
しかし、まだ深い眠りに就いている男は、返事を返せない。
『寝てるの?それとも、起きてるの?』
問い。そして、空白の時間。
それから、少女の口が小さく開いて。
783:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:51 biJdd/EM
『…わたし、ね。お兄ちゃんが大好きだよ』
少女の口から紡がれた、小さな小さな想い。
満ちる思いは言葉に溶けて、光輝く粒に変わる。
夢と希望に満ちた、幸せの雨が胸に降ってくるよう。
『これからもずっと、一緒にいようね?』
何も変わらない、いつもと同じ朝。いつもと同じ風景で。
小鳥たちの鳴き声が、二人の甘い朝を祝うように響いていた。
784:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:53 biJdd/EM
…以上です。なんだか長編を書く気力がありませんよ'`,、('∀`) '`,、
∧||∧
しばらくは、作品と作品の間に短いのを投稿していこうと思ってます。他の文士様がんばってw
785:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:41 7pqMLeVz
>>三文さん
いいですな〜、ご飯おかわりできますよw
すっかり短編SS野郎になっちゃった俺・・・とりあえず投下
786:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:43 7pqMLeVz
3月
一つ上の兄さんが、K高校の受験に合格した。
そして4月
中学3年生になった私の目標はただ一つ。そう、兄さんと同じ高校に行くこと!
一年間、勉強、勉強、勉強・・・
先生には「相当頑張らないと難しいな〜」なんて言われたけど気にしない。
私の辞書に不可能という文字はない!信じるものは救われる!Dreams Come True!
私のこの努力と情熱をきっと神様も認めてくれる。
来年は、兄さんと一緒に夢の高校生活!駆け巡る青春!!待っててね、兄さん♥
787:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:45 7pqMLeVz
一年後
試験は終わった。後は結果の到着を待つばかり。
『ピンポ〜ン』
来た来た!私に春の訪れを告げる一通の封筒!
我ながら頑張ったよな〜、私。全てを勉強に捧げた一年間。それもこれも、
すべては兄さんと同じ高校へ通うため。あぁ、想像しただけで顔がにやけてくる・・・デヘヘ
さあ、血と汗と涙と睡眠不足の結晶が、今花開く!
光の速さで封筒を開け、通知を取り出した。
『・・・・・残念ながら、不合格と・・・・』
・・・・・・・・・・さようなら、私の青春・・・・・・・・・・
788:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:49 7pqMLeVz
え〜・・・心の傷をえぐってしまった方がおられましたらゴメンナサイw
230さん
萌えました、そして、悶えましたw
コンドーさんの話はスルーしますw
自家発電にコンドーさん使ったことのある人って・・・俺以外にいます?w
789:712
04/04/06 16:56 FlgZe8QP
>>230
すげぇ。漏れなんてGF600台の上に
カード無くしましたYo。
こんな雑談ばかりじゃあれなんで、初めてですが
自分も作品つくりに挑戦しようかと思います。
230氏に倣って音ゲー曲から想像膨らまして作るんで、
今しばらくお待ちを・・・。
790:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 21:16 TpGADKgl
>私の辞書に不可能という文字はない!
それは落丁です。弊社へお送り下さい。送料当方負担にて交換致します。
791:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 22:47 YpIybiN0
>>788
ノシ
792:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/08 03:02 CQTZ5rEG
ノシ
793:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:15 vwyE2+hv
"mashed potato"
第二回
脱衣場へ出た渚は、洋平の精がこびりついて、しかし既に乾き始めている指
先を、ぴちゃとしゃぶった。
「ん、」
ちゅ。ぴちゃ、ちゅ。ちゅ。ちゅう。
「はあ、」
嘆息の様な、しかし嬌音を確かに含んだ吐息が、漏れて、
「っ」
体の内側から、あるいは外側から唐突に飛びこんできた、震えが起こって、
渚はその一瞬を、そして余韻を、ねぶる様にたっぷりと、味わった。
(朝練、どーしよーかな)
すっかり味のしなくなった指を洗いながら、思う。
(サボっちゃおーかな)
794:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:16 vwyE2+hv
ブラウスに腕を通す。スカートをはいて一回巻き上げる。ネクタイを緩く締
める。ブレザーを羽織ると、肩の辺りに重みがかかるのが分かった。逃げ切ら
ない熱が厚い布地の下にこもって、正直なところ脱いでしまいたかったが、
(ブレザー着てた方がカワイーし、真面目に見えるし)
校則を守るに越したことはない。それは裏でどんな事をしていようが、見え
るところで素直であり、勤勉であり、快活でありさえすれば、教師に目をつけ
られる事は決して無いという意味だった。煙草を飲もうが、酒を飲もうが、バ
イクに乗ろうが、バイトをしようが、喧嘩をしようが、盗みをしようが、
―セックスを、しようが。
渚は高校に入って三人の男と付き合って、その全員と寝た。中学で付き合っ
た人数は五人だから、似た様なペースである。交際を申し込むのはいつも男で、
別れを告げるのはいつも渚だった。デートに誘うのはいつも男で、行き先をね
だるのはいつも渚だった。先に来るのはいつも男で、帰ろうと言い出すのはい
つも渚だった。キスをねだるのはいつも男で、体を求めるのだけは、いつも、
渚だった。
795:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:18 vwyE2+hv
それは淫らな快感の虜になっているという訳では決して無く、渚はただ、も
っと近い所で、もっと長い間、触れ合っていたいだけなのに、男たちは、
(男なんて、)
股間の触れ合いしか、
(スケベ、ばっかり)
求めてくれない。
(ヨーヘーも、やっぱ同じなのかな)
以前ヨーコが言った事を思い出す。
(アタシの友達にナオってコがいてさー、そのコが前イチコー(一高)のヨー
ヘーってヒトと付き合ってたんだけど、この前別れたんだって。でね、なんか
ね、そのコが言うにはね、メチャクチャ上手で気持ちいいんだけど、二人でセ
ックスしてる気がしないー、とか言ってたけどさ、)
十中八九、兄の事に違いはなかった。
(もったいなくねー?)
796:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:19 vwyE2+hv
そーかな、と本音を言ったら、きっと突っ込まれたに違いない。気を抜けば、
自分の大事なモノを、弱みを、いつの間にか持って行かれる。知っている。だ
から、
(ホント、もったいなーい。つーかアタシに紹介しろよってカンジ?)
渚は平然と嘘を吐いた。もしも誰か本当に、正直に、胸の内を打ち明けられ
る相手に、全てを話す事ができたなら。そんな人に、抱きすくめられたなら。
体を重ねられたなら。
「、いいのに」
ソファに寝転んでいた渚は体を起こして、鞄を取り上げた。
「朝練行っかー」
多分遅刻だが、外周を走らされるにしても、体を動かしている間は、気が紛
れるだろう。
「ってきまーす」
革靴に足を突っ込んで、鍵を閉めると、渚はもうすっかり、家の外の顔にな
っていた。
797:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:29 vwyE2+hv
//第二回: 終了
>>
短い上にエロくなくてスミマセン(;´Д`)
伏線があまりに見え見えですが、ポテトは中編くらいの
つもりでいるので見逃して頂ければ幸いです。わりとサクサク進めます。
長編を書くコツは、思いついたネタを三日ほど寝かせてみることだと思います。
では、失礼します。眠ー。
798:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 03:38 TjhQy1pH
音速!
>>-796
キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
もはや私なんかとは格が違います… _| ̄|○コレガホンモノノブンショウカ…
>長編
私の書き方は
1・普段から妹妄想しておく。 2・何となくネタを思いつく。 3・ちょっとそれでコイてみる。 4・半勃ちのまま、いざ執筆。
て感じですかね。 下品でスイマセン_| ̄|○
799:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 07:35 G19qWqro
>>五日野梟様
さ、流石・・・・いや、俺も負けてらんねぇ!!
いまだ必殺、出勤前投下ああぁぁ!!
>>732から。
800:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 07:36 G19qWqro
「・・・・・バレてるのかな」
「・・・・・・一応、まだ」
2人だけにしか判らない会話。2人だけの秘密。
お母さんたちにも内緒――
「今日は?いける?」
「いや、ダメだわ。さっき思いっきり出しちゃったし、俺」
「えー?・・・・ったく、お兄ちゃんったら忍耐力なさすぎっ」
801:Breaking The Habit
04/04/08 07:37 G19qWqro
「でも・・・・このヘアバンドは失敗したなあ」
早紀に手渡されたヘアバンドをまじまじと見つめて言う。
「そりゃまあ・・・・妹だし。大丈夫じゃないの」
「この前は押し倒したのはお兄ちゃんでしょ!もう・・・・」
「明里だってノリノリだったじゃん・・・あんなに喘いじゃって」
「わー!!言うなぁ―っ!!」
兄妹としてではなく・・・・セックスの対象としてのじゃれ合いであった。
802:Breaking The Habit
04/04/08 07:38 G19qWqro
「――っ・・・・」
突然、明里の唇が塞がれた。
だが抵抗もせずに秀明の舌になすがままにされる。
舌の根から歯の裏まで、口中を蹂躙されていく――
明里の目はしだいに鈍い光を放っていった。
「お兄ちゃぁん・・・・・・」
「明里・・・・・・・」
803:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 08:20 DCn9MT9l
最終レスから30分が経過しているので俺様ルールにより中断と判断します。(つーか眠い。
いまだ必殺、寝る前音速ううぅぅ!!
>>-801
って、お兄ちゃん二股!?Σ(゚Д゚)
そんな関係バレてないはずが… うわなんだお前ら先読みしやがっ…(ry くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」!!
804:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/08 13:51 FGiiUh9d
(´-`).。oO(出勤時間にかぶっちゃったのかなー、とか思ってみたり…)
>>789
よし、359氏に引き続いてスカウト成功!w
>>797
((((((:゚∀゚))))))す、すげぇ…まさに神…
>>800-802
だからその甘くてライトな書き方を俺に(ry
805:Breaking The Habit
04/04/08 16:49 G19qWqro
壁にもたれかかり、ゆっくりと崩れ落ちる。
明里の背中の服がめくれ上がるが、気にも留めない様子だった。
さらに激しく、柔らかな唇を犯す。
――ちゅっ、ちゅぅっ・・・・ちゅるっ。
離れた舌の間に糸がひく。
2人の周りが、性の匂いに包まれていった。
806:Breaking The Habit
04/04/08 16:51 G19qWqro
明里の手が秀明の股間に伸びる。硬いものが手に当たった。
「勃たないんじゃなかったのかよぅ」
「あ・・・・あー・・・・明里が可愛くて、つい」
「つい、って程のモノかよ・・・・・・」
ぎゅっ、と肉棒を握られる。服の上からでも気持いいと感じてしまう。
明里の手はしばらく腰の辺りをうろつき、それから秀明のズボンのチャックを探り当てた。
807:Breaking The Habit
04/04/08 16:54 G19qWqro
チャックを下ろしたとたんに、ぶるんと勢いよく秀明のものが飛び出してきた。
「まったくもう、こ〜んなところばっかり元気いいんだからぁ」
「ばっかり、って何だよ・・・・・うっ!」
下着まで一気にずらされ、明里が肉棒にしゃぶりつく。
口の中いっぱいに含んだそれを舌で転がし、吸い付きながら引っ張る。
ピンク色の唇に挟まれて、秀明の分身がピクンと跳ねた。
808:Breaking The Habit
04/04/08 17:07 G19qWqro
「はぁ・・・どこで覚えてくるんだよっ、そんな技っ・・・・あはぁっ」
「む?」
「うぁ・・・・咥えたまま・・・・喋るなぁっ」
ちゅぽん、と音を立てて唇を離す。
「えへへ・・・お兄ちゃんが一番喘ぐところ攻めてるだけだよ」
にっこりと笑ったその顔は、今置かれている状況に似つかわしくないほどに輝いていた。
809:Breaking The Habit
04/04/08 17:10 G19qWqro
「ココとか、ほらこの裏スジとか、さ」
ちゅっ、ちゅっ、と唇が吸い付いては離れ、糸を引く。
「くぅ・・・・止めっ、すごっ・・・・・・・うあぁ」
秀明が堪えきれずに甘美の声を漏らした。
その音色を味わうように、明里はさらに激しく秀明の身体を奏で続ける。
「お兄ちゃん・・・・・・」
810:Breaking The Habit
04/04/08 17:11 G19qWqro
少しだけ、ただの1秒もないくらいだが明里の動きが止まった。
「・・・・・・・明・・・里・・・・?」
「う、ううん。なんでもない・・・・。なんでもっ」
その声に気づき、誤魔化すように喉の奥まで咥えこむ。
(・・・・ダメだな、あたし)
811:Breaking The Habit
04/04/08 17:11 G19qWqro
実の兄との行為のなか、思い出してしまったのは自分の恋敵の顔。
早紀であった。
今の自分のように、兄の肉棒に喰らいつく早紀。
兄の精を受け入れ、満足そうに微笑む早紀。
私はそれを後ろから見ていられるだろうか。2人の幸せを壊すことができるだろうか。
サキさん―――
「あっ、明里っ!!イくぅっ!!だ、出すぞ・・・!?」
「んふうっ・・・・んむっ」
812:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 17:22 G19qWqro
っと、ここで切ります。
1レス目でコテハンのまま投下しちまった・・・・ヤヴェ・・・
んで、まあ結局>>802のあとに連投規制喰らってる間に時間になっちまったわけですがw
ミスったもんはミスったって事で開き直って勤務にいそしんでましたよ、きちんと。
・・・・みたいな事情により今回は午前・午後合わせて1クールとなります。
ええい、侘び代だおまえら!!3レス分余計にもってけドロボー!!ヽ(;´Д`)ノ
813:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 17:27 G19qWqro
うっわヤバっ!!日本語間違った!!
>>801
× 私はそれを後ろから見ていられるだろうか。2人の幸せを壊すことができるだろうか。
○ 私はそれを後ろから見ていられるだろうか。2人の幸せを壊さないでいられるだろうか。
意味逆だよ、りぜるさん・・・・・(;つД`)ハズイ・・・・
814:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 17:28 MbAUyHj9
いまだ必殺、起きた直後音速ううぅぅ!!
…やな生活。_| ̄|○
>>-811
むふぅ… ココでも妹の嫉妬が肝ですか…
>>812
連投規制除けに他者が1レス挟むのを支援と呼ぶのですが…要りますか?
流れが妨げられる希ガスなんで三文dは要らないようですけど。
>>813
アブネー
815:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 17:57 G19qWqro
>>814
あー、支援はガンガン受け付けてますよ。
でも・・・朝の通勤ラッシュの時間だし。そんな時に音速誇ってるのアンタ様くらいのもんだしw
まあ尊敬に値しますが。スゲェよマジで・・・・・・
>>妹の嫉妬が肝ですか…
か、かぶった!?オレかぶった!?ギャ――(((;゚Д゚)))――!!!
816:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:29 nkvVbXxI
2、3日来なかったら皆さん、力作投下しまくりですねぇ。
皆さんの作品に全部レス返したいけど、うざくなるから自粛します。
でも一言だけ‥‥リゼルさんの>>811
>2人の幸せを壊すことができるだろうか。
‥‥話が思いっきりダークな方向に行くのかと一瞬、ドキドキしました。
それにしても、古株の三文さんを始め、皆さんクォリティ高いよなぁホント‥‥
皆さんに負けないように(もう負けてるって!)ちょこっと書き上げた短編『カプチーノ』投下します。
817:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:30 nkvVbXxI
妹と共に休日の賑わう街を歩く。
この歳で妹と出歩くのはどんなものかとは思うが、
たとえ妹であっても、かわいい女の子と一緒に街を歩くのは悪くない。
妹も嬉しそうだし、まあ、その辺は良しとしよう。
歩き疲れてコーヒーショップでひと休み。
俺はいつものカプチーノを。妹は何を頼もうかとまだ思案中。
『これ、おいしそう』とか、『こっちもいいかな?』と悩む仕草が何とも愛らしい。
散々悩んだ挙げ句、やっと『お兄ちゃんと同じの』に決めた。
普段は極悪な位甘いものを頼むのに、どういう心境の変化なのだろう。
818:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:31 nkvVbXxI
小さなカップに入ったカプチーノ。砂糖も入れずに、二人で同時に口をつける。その途端、
「‥‥にがっ!」
あまりの苦さに妹が顔をしかめた。可笑しくて、つい笑ってしまう。
その可愛い唇にクリームの泡がついている。
「苦いに決まってるだろ。ほら、口に泡がついてるぞ」
そう言って紙ナプキンを渡そうとすると、妹は小さな舌でその泡を舐め取った。
舌の動きを見せつけるようにゆっくりと、艶っぽく、ちょっとやらしく舌が唇を舐める。
綺麗な、形のいい唇が濡れて艶やかに光っている。
妹はまるで俺の反応を楽しむかのように、潤んだ上目遣いの瞳で俺を見つめている。
819:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:33 nkvVbXxI
可愛いと思っていた妹に『女』を感じて背筋がゾクリとする。
幼い色気に当てられて、固まったままの俺の唇に細くて、しなやかな指がそっと伸びてくる。
「お兄ちゃんの口にも泡、ついてるよ」
唇についた泡を掬い取って、その指をさも愛しそうに、何かをしゃぶるように舐める。
「間接キスだね」
言葉も出ない俺に向かって無邪気に微笑む妹。
何か恐い気がする。俺を誘うような妹の仕草が。そして‥‥
妹に『女』を感じてしまう俺の心が。胸がときめいて、もう妹から目が離せない。
もしかすると、俺は既に妹に堕ちているのかもしれない‥‥
820:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:38 dBM6PcUp
以上です。なんか私、最近、短編づいてますね。
特に230さんの影響が大きいみたいです。でも、あんな詩情溢れる短編は
私にはマネできないですけど‥‥
長々と書いている長編の方も近々進めたいと思います。忘れられないうちに‥‥
821:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/04/08 23:43 GDT7VQOk
キタ━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━!!!!
っていうか職人多すぎてレスしきれねぇなぁ…。
皆様GoodJobです。
822:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 23:53 MbAUyHj9
おんそ(グギッ
>>817-819
色気づいた妹よりそれに(;´Д`)ハァハァしてるお兄ちゃんのが危ないつー事ですな。
>>820
ところで前回の長編のエピローグまだですかね。
>>482で言った手前出しにくいんでつけど。(偉そうにしてスンマヘン
823:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/09 00:05 42TLARLL
投下した皆様
Good Job!
824:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:00 yhcgGJpY
よし、今なら読み繋ぎ作品を落とすのに最適なタイミングだ!(そうだと勝手に予想)
>>812
誤字は天敵。出来上がった作品は3度ほど読み返してみるべし。
私の場合、それでストーリーごと変わっちゃったりするんですけどね(;´∀`)
>>820
よし、これで3人m(ry
いやいや、私の作品なんてまだまだ生殺しスキルが足りないので修行中です(苦笑
短編の方も(*´∀`)ウナーって感じで読ませて貰いましたよ。けど私コーヒー嫌いなんだった(´・ω・`)ショボーン
という訳で投下してみます。今回はちょっと長めかな(…と言っても短編な訳ですが)
825:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:01 yhcgGJpY
春の一刻、紅色の桜が咲き誇るこの場所で。
私たち兄妹は、仲良く手を繋いで笑っていたね。
風が吹き、桜の花びらが先の道に絨毯のように伸びていく。
穏やかな暖気に包まれて、安らかな気持ちで瞼を閉じれば。
甘酸っぱくて心地よい香りが、全身を駆け巡るように駆けて。
はにかんだ顔でお兄ちゃんの方を見れば、にこやかな笑顔があった。
826:230の中の人 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:02 yhcgGJpY
夏の一刻、向日葵に囲まれたあの平原で。
私たち兄妹は、越えられない境を越えてしまった。
夜の冷気と肌の熱気か交じり合って、別世界が生まれ出す。
愛しい感情に流されるまま、ひたすらに兄のことを求めて。
この世で最も愛しい人に抱かれ、思いの証を身体に感じる。
そんな二人の艶夜を祝ってくれたのは、上天の満月と大地の向日葵。
827:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:03 yhcgGJpY
秋の一刻、公孫樹が散り敷いた街路の最中で。
私たち兄妹は、繋いだ手を離すときを迎えてしまう。
別れを告げるその言葉に、私の表情は翳りを隠しきれずに。
引き止めることも、ついて行く事も叶わない目の前の現実。
向かい合った二人の間に、黄色い葉が風に舞い散ってゆく。
悲しげな互いの表情を見つめたまま、呆然と立ち尽くす影が、二つ。
828:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:04 yhcgGJpY
冬の一刻、彩られた樅の木の広場で。
私たち兄妹は、永遠の別れを迎えてしまう。
兄にねだったプレゼント、二人きりでのクリスマスデート。
二人だけの時間を得た嬉しさと、そこから生まれる寂しさ。
雪の降り積もる寒空の下、いくら待てども兄は来なかった。
兄を探しにいった私が見たものは、朱で染まった雪に埋もれた――。
829:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:06 yhcgGJpY
…あれからもう、どれほど年月が流れただろうか。
朱い雪は溶け、桜が舞い、向日葵が咲き、公孫樹が香り、また雪が降り。
世界は今日も、あの日と同じように廻り続けている。
私の凍った心を溶かせるのは、あの温かい兄の手の抱擁だけ。
永遠に叶わぬと分かっていても、願う事を止めない心が嘆いている。
そう。心の中の私はまだ、あの桜の樹下ではにかんで――。
830:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:20 yhcgGJpY
…以上です。実験として5レス分に長さを調整してみました。大体これくらいが良さげかしら?
桜、向日葵、公孫樹(イチョウ)、樅(もみ)の四季の樹と、それに絡む兄妹の話です。
取り返しのつかない別れの悲しみから、咲き誇る桜の記憶に沈む妹…感じ取ってもらえたら幸いです。
これの感想とか、次の作品のリクエストなんかがあれば是非。
831:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/09 02:26 gVpgSNlF
>>-829
今度はお兄ちゃんが氏んでるーー!!。・゚・(ノД`)・゚・。
悲劇とは意外なタイミングで起こるからこそ悲劇なんだねぇ…
832:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/09 17:06 /yGuZ0He
>>816
え?そうですよ暗いですよ?言いませんでしたっけw
いや、ホントに鬱系。今はそんな感じしませんが・・・・持ち上げて墜とすのが好きなんでw
>>向230殿
いや、もう言うことないッス・・・・素晴らしすぎて。歌にしたいよコレ。
833:このすれで1000番とった人の妹
04/04/09 18:31 +mZ6hO9G
がんばってねお兄ちゃん
834:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 20:58 A+rdagK8
来られる時に来る気まぐれ文士、三文です。(´д`)ノ
ううむスゲーポスト量然としてきましたね。ええと、ムコーの230殿、359殿、イツカノ296殿、リゼルタン=BTH氏、FXD氏、ですね。
これだけでもゴイスな文士群なわけですが、さらに孕age殿、ピシドリンカ氏、あと名無しで書いてる方もいらっしゃると。
1スレに文士方がこれだけ集っているのは、未だかつて虹板には無かったのではという気もします。
あ、なんか意図せず文士データベースになっちゃいましたねw
みなさんこのままそれなりに続ける(作品を書き続けるという意味で)つもりでしたら、将来的には虹板離れて
一般的な(いやアブノーマルですけどw)ポストウェブサイト立ち上げても面白いかもですね。
誰かやってくださいw
オイラは一応、個人的に今までの作品をまとめたものとか私的なパゲなんかは考えてはいます。考えてるだけw
では今晩もポストと参ります。>>775の続きでござます。
ちなみにBGVとしていま懐かしアニメ、エヴァ劇場版見ながらポストしてます。シンジ君のオナヌーシーン(*´Д`)/lァ/lァ
いやアスカのオパーイがw
835:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:00 A+rdagK8
兄の唇が、軽く首筋を撫でる。腕が、背中と腰に伸びる。
そのまま重心をずらされ、妹は再びベッドに身体を沈める。
「あ…」
乳房の登頂の果芯を、兄の唇が覆う。
まだ熟れきらないそれを、くにくにと甘噛みする。
ほどなく、固くしこってきたところで、さらに強く舐る。
「あ、や、お兄ちゃん…」
ちゅうちゅうと吸う。下品な音にならぬよう気遣いながら。
毛穴の奥まで味わうがごとく、激しくしゃぶる。
ちゅば…ちゅぶ…じゅる…。
836:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:01 A+rdagK8
「ん、く…」
「…ここ、気持ち良いか…ケイ」
唇を唾液まみれにして、兄が言った。
「う、うん。よく…わかんない…」
「ケイの味がする…」
「あ…汗くさいよ…私…やっぱり…。
お風呂…入りたい…」
「そんなことないぞ…。俺が昔から知ってる…ケイの匂いそのままだ」
「やだ…」
837:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:09 A+rdagK8
二人の息が、次第に荒くなってゆく。
兄は口を離し、その乳房に手を伸ばす。かわりに、もう片方の胸へ唇をあてがう。
ちゅう、ちゅう、と、そちらも吸う。
掌で覆った柔らかな丘を、指に力を入れずに、揺する。
「あ、あ、あ…」
「…痛くないか?ケイ」
乳房の中にある、芯の固さを察しながら兄が聞いた。
「だいじょうぶ…だよ」
さっきの痛みに比べたら…
妹は心の中で呟いた。
838:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:17 A+rdagK8
「すごく…きもちいい…」
「そうか…良かった」
兄の舌に、さらに拍車がかかる。
正面から、ぷにぷにした乳房の脇から。
「はあ…はあ…はあ…」
妹は目をつぶり、瞼の奥で兄の行為を反芻しながら、沸き上がる快楽に、ただ酔い続けていた。
そして、乳房を覆っていた兄の利き手が…下腹部へと降りていった。
まずは簡単に、クレバスを指でなぞり上げる
839:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:22 A+rdagK8
「ふっ…」
瞬時に身を震わす妹。
亀裂の奥底が、きゅん、と自然に締まる。
「…」
兄はその指を目の前に持ってきて、血片の痕跡が無いことをまず確かめた。
「ケイ、もう血は…出てないみたいだけど…」
「う…うん」
「指…入れるよ」
「うん…」
そして妹は、自分からしずしずと足を開いた。
兄はその中心に、ゆっくりと指を沈めてゆく。
840:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:27 A+rdagK8
ぬちゅり…と、水音が微かに。
これ…血かな。
少し戻して、その指の腹を見る。今しがた埋没していた場所を湿らせていたのは、
赤い血などではなく、透明感のある愛液だった。
濡れてる…。
「お…兄ちゃん、まだ血が出てる…?私の…」
察して先に、妹が聞いた。
「い、いや…」
兄が素直に答える。
「いや、血は出てないよ…もう。でも別の…」
「…べつの?」
「別の…エッチな液が…」
841:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:33 A+rdagK8
「やだっ…」
顔を背けて恥ずかしがる。
「おっぱい…感じたのかな」
ふふっと、兄が不敵な笑いを発した。
「いじわる…」
「はは…」
そのまま脇腹にキスをする。と同時に、指をもっと深みに、ずぶずぶと沈み込ませてゆく。
「ああ、あ…」
狭い膣壁のヒダを、ゆっくりとゆっくりと、指紋で確かめながら。
「ひ、あ、お兄ちゃ…ん」
842:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:47 A+rdagK8
ついさっき、自分の屹立が押し込まれていたとは思えないほど、なおもそこは狭かった。
けれど奥から、熱い泉がじゅんじゅんと沸き続け、兄の指の進入を助けた。
すご…。
根本まで入ったところで一度休み、それから抜き出す。
ずるり…と、愛液にまみれた中指が顔を出す。
「ふあ、ああ…」
妹の嬌声が漏れる。
「ケイ…痛く…」
「…くないよ」
兄の言葉を自分から繋ぐ。
そして荒らげる息。
まるで挑発しているかのように、乳房が大きく上下して、兄の目の前に突き出される。
843:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:51 A+rdagK8
「ぜんぜん痛くないから…もっと…もっとして…」
はふ、はふ、と漏れる甘い息とともに、妹の言葉も乱れた。
「あ、うん…」
妹のリクエストに応える。再び指を沈め、今度は中で指を軽く折り曲げてみる。
「ひあっ!あああ…」
「ここは…感じるのかい?」
ゆっくりと、くすぐるように指を擦る。
温かい粘膜が、兄の指にからみついてくる。
「ふああ、ふああああ、いやあっ…」
すぐに指の動きを止めた。
嫌、という言葉に、瞬時に反応してしまう兄だった。
844:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:56 A+rdagK8
「あ、ごめ…嫌だったか?」
「ふう…ふう…はあ…」
瞳をゆらゆらと潤ませて、兄を見る。
「ち、ちがうの…嫌なのじゃなくて…」
「…」
兄は次の言葉を待った。
「つい…出ちゃうの、声が…。
お兄ちゃんの指が…とっても…とっても気持ちいいから…」
845:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:59 A+rdagK8
「…じゃあ、続けていいんだな?」
「う、うん…続けて。続けてお兄ちゃん。
もっと…私の中を…いっぱい…いじって…」
「…じゃあ、ケイのお望みのままに…」
そしてまた、兄は前戯に耽ることにする。妹の言うとおりに、中を…
少しだけ強く、愛液と粘膜を攪拌してみる。
くちゅくちゅくちゅ…。
思いのほか、高い水音が響いた。
846:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:02 A+rdagK8
「…やだっ、お、お兄ちゃんっ、わっ、私のっ、中からっ、こっ、こんな音がっ…」
質感のある妹の太腿がよじり合わされ、兄の手を挟んだ。
けれどすぐに力を抜いて、兄のさらなる指戯を誘おうとする。
兄はそれに応える。埋没している中指以外の四本の指で、妹の内股も、さわさわと同時に刺激する。
「ああっ、おっ、お兄ちゃんっ、そんなのっ…」
「ケイ、太腿もたぷたぷしてて…すごく触り心地いいよ…」
「そ、そんな…」
中指をねじりながら、出し入れを繰り返す。
爪が軽く粘膜を引っ掻いて、痛みに限りなく近い快感を促す。
847:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:04 A+rdagK8
「や…やはあっ、ああ…あ…」
妹の背中が、シーツから何度も浮き上がった。
指の出し入れする速度を高める。
くちくちくちくちくちくちくちくちくち…。
「やああ…ぅあああああ…ああ…」
妹はいまや、身体の中から沸き上がる快感を御しきれずにいた。
「あああっ!あああっ!」
右に左に身がよじれ、乳房もそれに合わせて弾む。
豊富な愛液が兄の指を伝い流れ、手の平全体に染み渡っていた。
こ、こ、こんなに…。
俺の指で…ケイが感じてくれてる…。
848:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:11 A+rdagK8
自分の身体の下で繰り広げられている、本能のままの、妹の艶めかしい姿。
兄の分身もまた、妹の姿態に同調し始めていた。
コンドームに包まれた屹立がさらに激しく固さを増し、ゴム地を強く引き延ばす。
もう限界だった。
快感に震える妹の裸身を眺めているだけで、そのまま射精してしまいそうだった。
つぷっ…と音をさせて、指を引き抜く。
今度は、ほんのりと赤い粘液が、兄の指を染めていた。
破瓜の、名残だった。
849:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:21 A+rdagK8
「…」
シーツに拭おうとして、すぐに考えを改める。
その行為は、妹に対して失礼かと考えたからだ。
かわりにその愛液を、屹立を覆うゴムの上から塗り伸ばす。
妹の、血と愛の潤滑油が、てらてらと輝く。
はあ…。
深呼吸して気持ちを整える。
「ケイ…」
妹を見つめ直して囁く。
「入れるぞ…」
妹は頷き、兄を見つめ返す。そして兄の屹立にも、愛おしそうに視線を送る。
「いいよ…」
850:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:34 A+rdagK8
そして突き放すように生殺し 糸冬 です。
サイソウニュウダヨ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )イヨイヨダヨ w
あと2回か3回ぐらいですね。ああ長かったw
オイラの書くパターンですが。
とりあえず本能のままに書く→一晩寝かせる→まろやかカレーになる(嘘)→読み直して自己嫌悪→(´・ω・`)ショボーン
その繰り返しでやっと形になっていったところでポスト、といった感じです。
途中、どうしてもブレイクスルー出来ない時は三日ぐらいほったらかして違う作品を書くってのもありです。
あと全然書かないでDVD見たり本読んだりして自分の中からなんか出てくるのを待つ場合も多分にあります。
つかそれが一番多いですがw
長く書いてるからすらすら出てくるってものでも無いですねこればっかりは。
ではこれにて今晩はサラバッ。ヾ(´д`)
851:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/09 22:37 GjRfZqEk
キタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
…っと。
ついに挿入ですな。長々続いてきた生殺しはどのような終演を迎えるのでせうか。
その前に(;´Д`)ハァハァね。
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア Σ(゚Д゚)ウッ
852:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/09 23:30 OWzewsxM
さすが元祖生殺しの三文さん。盛り上げるだけ盛り上げておいて寸止めですね‥‥(w
それにしても、二人の興奮した息遣いが伝わってくるような文章と展開に (;゚∀゚)=3ハァハァしっぱなしです。
>>825-829
230さんの短編も愛する喜び、悲しみを織りまぜた秀作でいたく感心しております。
新作が投下される度に、そのロマンチックなSSにため息が出てしまいます。
さて、>>822で孕ageさんに怒られてしまったんでw 明日、投下出来るように私もさっさと続き書こう‥‥
853:712
04/04/10 00:23 9b/5jJ6M
えー、FXD氏、文士氏等、大御所な方々が次々と投稿している中で気が引けますが、
以前言っていたブツが完成しましたので、投下してみようかと思います。
今までこういったものを書くという経験が全く無い為、皆様には稚拙なものと映るかもしれませんが、
ご容赦いただきたく存じます。
854:712
04/04/10 00:24 9b/5jJ6M
2001/09/11 -07:45-
TVからは昨日のヤンキースの結果が流され、台所からはコーヒーの香ばしい匂い。
窓からは自然の優しさなんて微塵も感じられない都会の喧騒。
そう、いつもと変わらないこの光景。
兄はいつも通り「行ってきます」と言って会社に出かけた。
私は何の気なしに「行ってらっしゃい」と答える。
それが、私と兄の最後の会話だった…。
2001/09/11 -08:40-
朝食を済ませ、今日の授業の準備をする。午後からは、ゼミで夏期休暇中の課題の発表だ。
あまり準備はしていなかったので多少不安ではある。だが、そんな不安とは違う何かが、
どうしても私の前から消えなかった。
855:712
04/04/10 00:25 9b/5jJ6M
2001/09/11 -08:46-
戸締りを確認し、学校に向かおうとアパートをでる。その瞬間空が暗くなり、けたたましいほどの
轟音を上げ、1機の旅客機が街中に突っ込んでくる。「危ないっ!」隣にいた老人が叫んだのも束の間、
その旅客機は貿易センタービルへと飲み込まれて行った。
…その日から兄は、家に形見のペンダントを遺したまま、私達の前には姿を現していない。
2004/04/10 -08:46-
あれから2年の時が経ち、人々はまるで何も無かったかのようにその跡を通り過ぎ、
まるで誰も傷付かなかったかのように、傷付けあっている。
「例えたくさんの物を失ったとしても、悲しみに耽っている場合じゃない」
みんなはそう言って、過去を振り返ろうとはしない。
だけど、全てのチャンネル、全ての番組が悲しみに打ちひしがれたあの日を、私はきっと忘れはしない。
856:712
04/04/10 00:33 9b/5jJ6M
とまぁ、無茶苦茶短い上にエロも萌えもへったくれも無いものですが、
自分なりには頑張ってみました。
就職面接明けの体で、軽〜く精神的にも疲れた状態で書いたため、
色々ボロが見つかるとは思いますが、生暖かい目で見つめていただけると嬉しいです。
最後に、私に書くきっかけを与えてくださった向こうの230氏、そして書く際に
作品を参考にさせていただきました皆々様に、厚く御礼を申し上げたいと思います。では。
857:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 00:55 9cwFFgNd
>>854-855
う〜〜ん(;´Д`)
兄妹萌えに結びつけるにはヘヴィーなネタですぜ…
もっとエロを!もっと萌えをぉおおぉ!!
858:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:45 bE+2JfBv
開き直ったコテですがw
投下
859:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:46 bE+2JfBv
誰もいない、春の海。
あの日あなたと過ごしたこの海に、私は、置き忘れた何かを見つけに来た。
静かに響く波の音。やわらかく吹き抜ける風。鼻腔をくすぐる潮の薫り。
まるで誰かに護られているかのように、全てがあの頃のままだった。
860:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:48 bE+2JfBv
砂浜に腰掛け、寄せては返すさざ波をじっと見つめる。
何気なくすくった砂粒が、掌からこぼれ落ちる。
さらさら・・・さらさら・・・
あふれる想いのように、こぼれる涙のように・・・
さらさら・・・さらさら・・・
861:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:53 lPtiKKAO
あの日。あなたが受け入れてくれた私の愛。私の思い。
服も、仮面も、心も。全てを脱ぎ捨てて、私たちは一つに溶け合った。
「愛してる・・・」
その言葉に、見栄も、照れも、体裁も、入り込む余地はなかった。
そこにあるのは、ただ純粋なる想いだけだった。
862:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:53 lPtiKKAO
『忘れ物は 見つかった?』
問いかける、もう一人の私。けど、答えなんて、最初からない。
「見つからないよ・・・もう、二度と・・・。」
鉛色の空を見上げ、私は、祈るように呟いた。
「 あいたいよ おにいちゃん 」
掌の砂は、何度も何度もこぼれ落ちてゆく。
さらさら・・・さらさら・・・さらさら・・・
863:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 03:02 lPtiKKAO
以上でございます
>230さん
切なくて、よいです。つい空を見上げたくなりますね
>三文さん
生ってコロシテますな〜 何言ってるかよくわかりませんがw
>712さん
ん〜、実際これに近い心の傷をかかえてる人が多くいるんでしょうね
いろんな意味で考えさせられます
俺が長文書けないのは、単にセクース描写がないからかもw
864:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/04/10 03:03 5Hd8PFQ9
/ ̄ヽ,― つ 。。。。。。
| ||三I三I三三三レーJ.
L_.へ-つ
ギタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
くぅ…泣けるぜコン畜生!。・゚・(ノ∀`)・゚・。
865:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:19 9cwFFgNd
この頃のエロ無し短文進行にちょいと待ったをかけるべく
さらさらっと短文を書いてみますた。(ぉ
出来はアレですがまあ食らっとけ。
866:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:20 9cwFFgNd
女があっという間に身支度を整えて出ていく。
こんな時だけ行動が早くても仕方ないだろうに…
あっちから迫ってきたくせによ…と粋がってもしょうがない。
「お兄ちゃん… またフられちゃったね。」
「……。」
妹が部屋に入ってきた。裸の俺を見て臆する様子すらない。
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