お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ…
at ASCII2D
[1からを表示]
50:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:43 qQeeR+Ft
「バ…バージンって、ケイ…」
「お、お兄ちゃんにあげるって…決めたんだから…」
「ま、まあ…そうだよな。は、初めてなんだから…」
ポタリと、兄の額に浮き出た汗が一つ、妹に落ちた。
それは涙と混じり、滴り流れた。
「ま、まだお兄ちゃんの、私のバージンを…破ってないよお…」
「や、破るって…そんな言いかた…」
「こ、ここまでしたんだから、途中でやめたりしないで…」
そうだった。
意志の強い…俺の可愛い妹。
俺なんかより、ずっと頑固で…。
51:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/02/28 00:53 qQeeR+Ft
お疲れ様でした。これにて 糸冬 です。
途中支援されてた方、サムクスコです。今回ばかりは助かりました。
それにしても時間帯のせいか、しょっぱなからめっさ重かった…(´д`)
久しぶりの長時間ポストでした。ああ楽しかったw
良い推敲も出来たと思います。(自画自賛かよッ
お楽しみ頂けましたでしょうか?
これで回避もできたかな
次回はロストバージンw な話となりますね。御期待ください。
では風呂入って寝ます。明日も仕事だ。ちくそうw
あ、もう今日ですね。ヾ(´д`)
52:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/28 01:01 Y7eCdj40
ミ ☆
ミ★
ミ ☆ ミ★
/''⌒\ ミ ☆
,,..' -‐==''"フ
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
ロストヴァージン…いよいよですかぁ…期待してます!
あ〜俺もそろそろ何か書かなきゃ…
53:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/02/28 01:13 ZTdzz/kZ
連続ポスト&即死回避お疲れさまです。
お互いが初めての体験‥‥やっぱり、萌えます。
54:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:34 E3l2Ql+N
さて新スレキタ━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━!!!!んで、
投下しに来ました。
>>-50
三文dキタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━( ゜)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゜ )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!
同時に4本進めてるんスか…
俺なんてまだまだ足りない物があるなぁ…(ディティールとか…
え〜と、とにかく前スレの続きから。
55:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:37 E3l2Ql+N
康太:
……横でまだ寝ている全裸の妹。
やはり、夢ではなかったようだ。
……とりあえず水を飲むために起きる。
……うう、寒。
冷えるな今朝は。
はぁ……
罪悪感がつのってきた。
一時の感情の高ぶりと肉欲で妹を抱いてしまった。
俺は、兄としても、人間としても失格であろう。
両親とかにバレたらなんて言えばいいんだか…
56:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:38 E3l2Ql+N
「コウ兄…ココにおったん?」
「ん? お前…!
そんな格好で…? 寒くないのか…!?」
妹は…全裸のまま、寒い廊下まで俺を捜しに来ていた。
「そんなんどうでもいい…
もう、離れんといて…」
「……とりあえず、服着ろ。な。」
「うん…
コウ兄も… 一緒に…」
そう言って腕を組まれる。
そして部屋に着くまで腕にすがりつかれたままだった。
57:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:41 E3l2Ql+N
その後もまるで幼い子供に戻ったかのように俺にべったりの妹。
いくら情があるから、と言っても明らかに様子がおかしい。
俺が朝飯を食おうとすると膝の上に居座り、
「なあ…降りてくれないか。
そこにいると食べにくいんだが。」
「…私は…ココがいい。 …コウ兄の側が。」
結局、俺が食い終わるまで動こうとしなかった。
58:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:47 E3l2Ql+N
「コウ兄… どこ行くん?」
「…トイレだよ。」
「離れたら… いや…」
「トイレの中まで一緒、というわけにもいかんだろ?」
「別に… ええよ…」
ドアの前で待っていた妹は出てきた途端、俺に抱きついてきた。
俺の側を片時も離れず、トイレまで付いてこようとした。
こりゃいかん… ちょっと目を覚まさせないと…
59:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:52 E3l2Ql+N
鏡子:
大好きな… コウ兄…
ずっと… 一緒…
「 鏡子… 鏡子…! 」
「…なに? なんかあったん?」
「お前、なんか変だぞ。
ぼーっとして…」
「……そうかもね。
でも、コウ兄の事… ホントに好きだから…」
60:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:53 E3l2Ql+N
「だからそうじゃなくて…」
「また… するん?」
「鏡…」
「いいんよ。
コウ兄がしたいんなら… いつだって…」
「……」
コウ兄とのキス…
やっぱり、コウ兄としたら… 気持ちいい…
61:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 06:56 E3l2Ql+N
康太:
このままでは… いけない…
多少乱暴だが…
妹の唇を引き剥がし、ビンタで軽く顔を叩いた。
音は派手だがそんなに痛くないはずだ。
「痛…!
なにするんね!!」
すぐさま叩き返される。
しかも俺は手加減したが妹は本気で叩いてきた。
62:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/28 07:01 Y7eCdj40
63:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:02 E3l2Ql+N
「つ〜〜〜…
どうだ? 少しは頭がハッキリしたか?」
「え…… う、うん。」
「いったいどうしたんだ?
いくら何でも性格変わり過ぎだったぞ。」
「……なんかね、頭ん中が、
『コウ兄が好き』っていうんで、一杯になって…
もっと、ずっと、コウ兄と一緒におりたいって…」
妹は…鏡子は、昔から寂しがり屋で…いつも俺にくっついていた。
いつの間にかそうでは無くなっていったが
心の中ではずっとその思いがあったのだろう。
64:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:05 E3l2Ql+N
鏡子:
「コウ兄に… されたとき、
ホントに、嬉しかった。
だって、私の事嫌いだったら…せんもんね、あんなこと。
だから、もう離れとうない…
二度と離しとうないって…」
「……お前、いつの間にか
『康太兄ちゃん』から『コウ兄』になってるんだな…呼び方。
まるで…昔みたいに…」
65:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:07 E3l2Ql+N
コウ兄が優しくなだめてくる。
「でも… いつまでもそれじゃあダメだろ?
いくら兄妹でも… ずっと一緒にいられるわけじゃない…
寂しさに… 慣れていかないと…」
「……でも …もう、だめなんよ。
コウ兄がおらんと、心が張り裂けそうで……
なにをしても… されてもいいから… って…」
「また興奮してきてる…
とにかく落ち着けよ、な。」
「じゃあ、さ…」
正面からコウ兄に抱きついて、問いかける。
66:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:11 E3l2Ql+N
康太:
俺の顔を直視したまま鏡子が問いかけてくる。
「コウ兄は、私の事どう思っとるん?
好きなん? それとも……」
「……。」
「あの時コウ兄は答えてくれんかった。
だから… 今ちゃんと答えて欲しい…」
「俺は…… その……」
しばらくの沈黙の後、鏡子が口を開いた。
「……そうよね。
私たち、やっぱり兄妹だもんね。しちゃ、いけない事だもんね……」
67:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:12 E3l2Ql+N
「……そうだな。
でも… 俺達はすでに過ちを…犯してしまったんだ。」
「……じゃあ、どうするん?」
「引き返すか… 深みにはまるか…」
68:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:18 E3l2Ql+N
「私は… コウ兄と離れるんは… イヤ。」
「本当に、いいのか?」
「……うん。
ずっと、一緒におって…コウ兄…」
なだめるように頭を撫でてやる。
鏡子は…もう…
俺、は…
69:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:19 E3l2Ql+N
「……今日は、学校休みで……
一日中、一緒におれるから…… ずっと……」
胸の中の鏡子が呟く。
しかしこのまま家の中にいたらどうなるか…
いや、俺が何かをしてしまうのか…
とにかく非常に危険だ。
「…じゃあ …一緒に外、行こうぜ。」
「…それって、デート?」
「…まあ、そうなるかな。」
急に鏡子の声が明るくなる。
「なら、張り切って準備せんとね。」
「…で、どこ行こうか?」
「コウ兄の行きたいトコならどこでも…」
「そういう答えが一番困るんだが…
でもあんまり金無いから期待すんなよ。」
70:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/28 07:23 E3l2Ql+N
続く。
三文様、電波兄妹の内容パクってすいません…!_| ̄|○
PC・Drinkerdは土曜出勤の前に生殺してすいません…_| ̄|○(狙ってたくせに
前スレで飛ばしすぎたんで、隔日にして投稿しますかね。
71:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/02/28 17:31 Y7eCdj40
>>70
狙われてましたか…。もちろん明日も仕事ですぜ!!!
はい俺は現在三日出勤・一日休暇のサイクル。まぁ慣れれば
土日の人混みを回避して平日に用事を済ませられるのですが
誰かと会う場合は…おかげでココに入り浸り…有る意味廃人?
_
_ト |○
とにかく…Goojobです!
72:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 19:44 AfKNb/1Z
うふふふふふふ。
いやー、これで常時つなぎっぱなしDEATHよ。んふ。
このネット環境に耐えかねて・・・・・6万出して無線LANモデム&アダプタ買っちまいました。
今これADSLでつ。おほほほほほ♪
そんなわけで俺のコテについてりぜるタンとか三文様が書く宣言とか色々あったみたいですが・・・・・
続きです。
73:りぜる(藁
04/02/29 19:55 AfKNb/1Z
〜前回までを引っ張り出すのが面倒な人のためのあらすじ〜
最近・・・・お兄ちゃんが私、静恵にかまってくれません。
昔はあんなに仲がよかったのに・・・・
でも、私・・・・知ってるんです。
お兄ちゃんが、私の身体を見て興奮していたのを――
今日はお父さんもお母さんもいません。だから、私とお兄ちゃんだけの晩御飯です。
でもその前に・・・・・私ったら、お兄ちゃんの隣でひとりエッチを・・・・・
お兄ちゃん、気づいてないかな?
74:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/29 20:35 HgnN/eix
あ、あれ?
続きは?
りぜるタン何処行ったんだ〜?
75:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:26 AfKNb/1Z
「なんか今日は肉ばっかだな・・・・バランスとか考えてんのか?」
そうボヤきながら、兄は冷蔵庫から適当な野菜を取り出し、ボウルに盛っていきました。
私の前に置かれた鳥の唐揚げと生姜焼きから湯気が立ち上っています。
その白いフィルターを通して見た兄の後姿に、つい私は見とれてしまいました。
しかしすぐに自分の惚けた顔に気づき、言い訳のように
「あの・・・・・手伝うよ」
と、私は肉じゃがを電子レンジに放り込みました。
ブーン――
電子レンジの独特の機械音が、2人だけの台所を包みます。
76:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:27 AfKNb/1Z
なんだか今日は本当に肉料理ばっかりで、兄の盛ったサラダでもないと
胃がもたれるのは明らかです。たぶん、2人きりにするのも気が引けた
お母さんたちが、それぞれ私たちの好物を作ってくれたんだとは思いますが。
私には唐揚げ、兄には生姜焼き、そして・・・・
2人分の、肉じゃが。
昔はどっちの肉が多いだの少ないだの、そんなことで喧嘩もしました。
とはいえいつも兄が折れて、私に譲ってくれたのですが。
そんなことを両親は未だに覚えていたようです。
その結果、このような世にも高カロリーな食卓ができあがったのでした。
77:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:27 AfKNb/1Z
サラダの盛り付けが終わった兄が、箸を揃えてくれました。
なんだかさっきから兄ばかり働かせてしまっているようで、何となく
悪い気がします。
「お、お兄ちゃん・・・・・・」
「ん?」
よせばいいのに間が持たなくなった私は、つい話し掛けてしまいました。
しかし、何も話すことなど考えていません。私は焦って次の言葉を捜しました。
何でもない、は・・・・流石にそれは馬鹿馬鹿しすぎる。
今日は天気が良かったね・・・・年寄りか、私は。
学校の事でも話す?いや・・・・・・・
78:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 21:28 AfKNb/1Z
――チーン。
電子レンジのおなじみの音が間に割り込んできました。
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
「今日は・・・・久しぶりに2人っきりだね、お兄ちゃん」
うっかりそんな事を口に出してしまいました。言ってから考えてみれば
相当恥ずかしい台詞です。ところが兄はかすかに笑いながら、
「うん・・・久しぶり。一緒に暮らしてるのにな」
と、どこかしみじみと言うのでした。
79:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:34 AfKNb/1Z
恥ずかしくなった私は、急にてきぱきとなって、電子レンジから
肉じゃがが入った丼をテーブルに運んでいきました。
そしていつも通りの椅子に座って、箸を持ちます。
兄の椅子は――私の向かい側。
「「いただきます」」
図らずも2人の声が重なりました。しかし今はそんなことも嬉しく感じます。
すこし顔を上げると、兄と目が合ってしまいそうで――
(今・・・・お兄ちゃんも私のこと、見ててくれてるのかな・・・・?)
80:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:36 AfKNb/1Z
おそるおそる兄のほうを向くと、兄は料理の皿を効率よく・・・・つまり
私の前に唐揚げ、自分に生姜焼き、真ん中に肉じゃがを並び替えていました。
何となく私はがっくりと落胆し(私の勝手な期待でしたが)、差し出された
唐揚げをとりあえず頬張るのでした。
美味しい。
誰かと一緒の食事は美味しいというけれど、やっぱりそれは好きな人だからだと思います。
2人だけの晩ご飯、兄はどう思っているのでしょうか。
「お、旨いなコレ」
と、兄。
心の中で会話できたみたいで嬉しい・・・・・・・
81:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:37 AfKNb/1Z
「なあ、ところで静恵」
「ん?なぁに、お兄ちゃん」
上機嫌のまま私は答えましたが、
「さっきさぁ、部屋で何やってたの?」
ビクンっ!!!!!
文字通り、心臓が飛び跳ねるかという衝撃でした。
82:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:39 AfKNb/1Z
「な、ななっ!な、にもしてないよ?うんっ」
咄嗟に取り繕ったつもりですが、怪しいのは自分でも判りました。
「なんだか声が聞こえたんだけどなぁ〜?」
兄が悪戯をする子供みたいな顔をして、そう切り込んできます。
バレちゃった?嘘・・・・私の恥ずかしい「行為」が・・・・・・
お兄ちゃんに・・・・大好きな人に・・・・・・・ウソ・・・・・
ウソでしょ?え・・・・・・ねぇ・・・・・
私はその場で固まってしまいました。
83:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:40 AfKNb/1Z
箸で掴んだジャガイモを皿に戻して、私はうつむいてしまいました。
「・・・・・・・・」
「あ、いや冗談冗談・・・・ごめんな」
私の様子に気づいた兄が謝ってきましたが、私はただボーっと
下を向いて黙っていました。何も考えられなくなっていたのです。
頭が真っ白になって――恥ずかしさが限界に達していました。
「・・・・・・・・・・」
84:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:43 AfKNb/1Z
ぽとっ。
――気がつくと、私は泣いていました。
「え!?おい静恵、何も泣く事は・・・・あぁ〜」
慌てる兄。止まらない涙。そして――
「お兄ちゃんが・・・・悪いんだからね・・・・・・」
「・・・・え?」
「お兄ちゃんが!私の事・・・・見てくれないから!」
85:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:43 AfKNb/1Z
「・・・・静恵・・・・?」
「ぐすっ・・・・お兄ちゃんがぁ・・・・・私の事・・・・・
お風呂だって一緒に入ってくれないし・・・・・」
自分で何を言っているのか判らなくなってきました。
「お兄ちゃんがっ!私・・・・お兄ちゃんと一緒に居たいの!」
「・・・・・・・・」
「ふぇ・・・うああああああぁぁっ」
ついに私は声を上げて泣き出してしまいました。
86:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:45 AfKNb/1Z
兄はそんな私を見つめて、何か言いたげにしています。
「静恵・・・・俺な・・・・・」
「ううっ・・・・お兄・・・ちゃぁん・・・・・」
「俺っ・・・・・・ごめん、判ってたのに・・・・・
静恵の気持ち、知ってたのに・・・・・・・」
・・・・・・・・・
静寂。そして
87:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:46 AfKNb/1Z
「静恵の事・・・・・す、好きなんだ」
「・・・・・・あ・・・・・・」
ドンッ、と兄がテーブルに手をたたきつけました。
「判ってる!判ってる、幼稚だって!好きだから突き放すなんて!
でも、でもっ!!兄妹なんだ!!俺たち・・・・兄妹なんだよッ!!」
ガタッ!!
兄は急に立ち上がり、下を向いて震えていました。
「ダメなんだよ・・・・好きだから、一緒にいちゃ・・・・・・」
「お兄ちゃん・・・・・・・・」
「俺たちは・・・・・兄妹・・・・・・・」
88:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:47 AfKNb/1Z
突然の兄の叫びに、自然と私は泣き止んでいました。
そして私も席を立つと、テーブルを回って兄に駆け寄りました。
拳を固めて震える兄は、こうして見るとまるで子供のようです。
「・・・・・でも・・・・・」
兄の両手が私の肩に置かれました。
そしてその手をそのまま背中に回し――
いつの間にか、私は兄に抱きしめられていたのでした。
「好きなんだよぉ・・・・・っ」
89:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:48 AfKNb/1Z
肩に冷たいものを感じました。確認しなくても、それが兄の涙だということが
判ります。兄の腕に、力が入りました。
「お兄ちゃん・・・・・」
「静恵・・・・・・・・」
兄の心臓の鼓動が、耳ではなく身体から聞こえてきました。
1秒が1時間に、1時間が1年に、1年が無限に感じられ――
私と兄はそうして抱き合ったまま、お互いの体温を感じあっていたのでした。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
90:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:49 AfKNb/1Z
「あのね・・・・・お兄ちゃん」
私は次の言葉を言うべきか、迷ってしまいました。
だって、こんな事を言ったら・・・・もう、戻れないのですから。
ですが私にはもう自分の口を止める事ができませんでした。
恥ずかしさより、後ろめたさより、兄と心が通じ合った喜びのほうが大きいのです。
「私、さっきね・・・・・・」
ごくり、と唾を飲みます。
「お兄ちゃんの事考えながら、ひとりエッチしてたんだよ・・・・・」
91:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:49 AfKNb/1Z
兄の息を呑む声。
私の顔をはっと見ました。
「私も・・・・お兄ちゃんの事、大好きだからさ・・・・・・・・
しちゃったの。ううん――前から、ずっと前からそうだった・・・・・」
「し、静恵!もういい・・・・!!」
兄の制止を遮って、私はこう続けました。
「・・・・・お兄ちゃんのこと、愛してるの」
「・・・・・・・・!!」
今度は私から兄を抱きしめます。
そして、もう一度――
92:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:50 AfKNb/1Z
愛してる、知生。
93:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:51 AfKNb/1Z
やっと言えた言葉に、涙がこぼれ落ちました。
一体、何年かかったのでしょうか。もしかしたら、一生言えないと
諦めていたのかもしれません。
「お兄ちゃん、ごめんね・・・・私・・・・・」
そう言いかけたところで、
「知ってたよ」
!
「知ってたんだ・・・・静恵の気持ち。こっちこそ・・・・ごめんな」
94:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:52 AfKNb/1Z
そう言うと兄は急にふっきれたような顔になって、私の頭を乱暴に撫でました。
優しくてちょっと不器用な、いつもの兄に戻っていました。
つられて私にも、心の底からの笑顔が浮かんできます。
すると兄の手がスッと伸びて、私の眼を覆ってしまいました。
「な、何す――」
・・・ちゅっ・・・・・・
あ。
95:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:53 AfKNb/1Z
これが、キス――
甘美な衝撃が唇から私の胸に伝わり、身体が宙に浮いたかのような感覚がしました。
兄の唇は柔らかく、まるで女の子のようです。
私の頭は恍惚に支配されました。
ところが兄はすぐに唇を離してしまいました。
その代わり、まだ頭の中が真っ白な私に、今度は優しく頭を撫でてくれます。
「なぁ静恵・・・・・・」
「うん・・・・・・・?」
96:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/02/29 22:54 AfKNb/1Z
「さっき・・・・オナニーの声、聞こえてたぞ?」
なッ!?
この場で死んでしまうかという恥ずかしさでした。
確かに私から正直に告白したことですが、やはり恥ずかしいものは恥ずかしいのです。
それでも私は、もっと正直に・・・・
「お兄ちゃんが悪いんだからね・・・・・・」
「・・・・え?」
「お兄ちゃんのせいで、私・・・・こんなエッチになっちゃったんだから!
・・・・お兄ちゃん、昔、私のアソコ見て勃起してたでしょう」
今度は兄が真っ赤になる番でした。
97:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/29 22:55 HgnN/eix
98:りぜる (ギン酸ジエチルアミチド)
04/02/29 22:59 AfKNb/1Z
以上でふ。
もう死んでしまいそうでふ。
途中で弟にFLASHゲーやらせろ、とか言って乗っ取られたけどがんがりましたよ。
ああ・・・・長い・・・・長げぇよコレ・・・・・・前までと作風違うし。
いやいや皆様、大変長らくお待たせいたしました。あとは三文様がりぜるSSを書いてくれるのを待つのみw
99:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/02/29 23:05 HgnN/eix
……え? 終わり? エチシーン無し?
うおぉ… まさに生殺し…
このヤキモキをどう消費すれば…(知るか
投下は…また後で
100:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/02/29 23:29 X67zao3g
りぜるサンがキタ━━━\(゚∀゚)/━━━ !!!!!
食卓で繰り広げられる、静から動に転じる瞬間の描写に(;´Д`)ハァハァ
う〜ん、読んでるこっちまでドキドキしてきます。
孕ageさんの続きも気になるし‥‥お兄ちゃん中毒(w になっちゃった鏡子ちゃんが非常に気になる‥‥
でも、もう寝るんで楽しみは明日にとっておこう。
>>71
ここに入り浸っている住人さんは、私も含めてみんな同じ廃人ですよ。多分(w
101:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/01 00:21 9TDAJ9Vz
リ(略)氏の続編キタ━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━!!!!!
>>98
慌てずがんがれ〜!みんな気長に待ってますよ!!
>>100
追い打ちを掛けるように本日、友人が強引に自宅に乗り込み
某テスト版ネットゲームをインストール…
廃人街道まっしぐら…
_
_ト |○
はい、最近また私的発言が多いですね…逝ってきまつ…
102:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:14 aMN1BA5a
あと、と言いつつ3時間経過…
>>100
お兄ちゃん中毒…
イイ言葉だな。メモっとこ。
>>69から
103:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:16 aMN1BA5a
鏡子:
コウ兄とデート…
普通に外出するんとは、違う気のする響き…
何着てこうか、迷う…
服なんて、あんまり無いのに…
104:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:18 aMN1BA5a
結局動きやすうて肌の出んデニムのズボンと
厚手のセーターを羽織ることにした。
女の子な感じはあんまりせんけど…
まあ、ええよね。
デザインよりも機能重視で。うん。
「もう準備ええよ。」
「…おいおい、まだ早いよ。
まだお昼前だ。」
「そ、そうだった?」
「別に焦らなくていいから、な。」
……コウ兄とデートするってだけで、焦ってしまったんかな……
105:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:21 aMN1BA5a
康太:
今から鏡子とデートする。
そんなことを考えただけで、何故だかそわそわして落ち着かない。
鏡子もそうなのか、ふと目が合ってしまった。
「…………。」
「…………。」
106:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:24 aMN1BA5a
なんとなく、見つめ合ってしまう。
いや、鏡子はさっきから俺の方ばかり見ていた。
ずっと… 俺の事だけを… 考えていて…
「…じゃあ、そろそろ出かけようか。」
「うん!」
本当は少しだけ時間が早いのだが…
これ以上待たせると腐ってしまいそうな顔をしていたので
予定を早めることにした。
107:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:29 aMN1BA5a
鏡子:
コウ兄と腕を組んで歩く。
他の人から見たらどう見えるんかな…
普通にイチャついてるカップルに見えるんかな。
兄妹には、見えんよね…
108:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:31 aMN1BA5a
普通に町ん中を歩いて、
普通に店ん中で買い物して、
普通にお昼御飯を外食して…
でも、コウ兄と一緒なだけで嬉しい。
なんで、こんな気持ちになるんかな…
109:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:33 aMN1BA5a
康太:
急に鏡子に腕を強く掴まれた。
「ん? どうした?」
「? …別に、何もないよ。」
…気がしただけだったようだ。
「…そんなにくっつくなよ。
ちょっと歩きにくい。」
「……ごめん。
あのね、コウ兄と歩いとるだけで、
ドキドキして… 恥ずかしゅうて…
でも、離れたくなくて……
……ホントに ……ごめん。」
110:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:38 aMN1BA5a
しばらく離れて歩いていた、が…
後方から『コウ兄と一緒におりたい…!』
『片時も離れたくない!』という念がひしひしと伝わってきた。
「…鏡子。」
「…なに?」
「やっぱりこっちおいで。
この辺物騒だし、そうやってるとストーカーかなんかに見える。」
「うん……」
さっきよりもさらにくっつかれる。
……負けた。
111:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:43 aMN1BA5a
鏡子:
気付いたら、もう辺りは暗くなっとって…
そんなに一緒にいた気がせんのに、こんなに時間が経っとる…
「……もう、帰らな… いけんよね……」
「……その前に寄りたいところがあるんだが、いいか?」
「うん、いいよ。
コウ兄と一緒ならどこだって…」
「…そのセリフ、本当だろうな。」
「うん。」
コウ兄に連れられるまま、どこかへ向かって歩く。
どこに行くんか、気にはなるけど…
でも、一緒なら… どこにだって…
112:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/01 02:45 aMN1BA5a
続く
ココで生殺しは卑怯ですよ孕ageさん!
113:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/01 22:49 cesYoUDZ
孕age氏 (・∀・)イイ! です 。このあとドコいくのかな〜いいコトするのかな〜♪(w
114:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/02 01:15 NuVCJN9l
続きキタ━━ヽ( ゚∀)人(∀゚ )人( ゚∀)人(∀゚ )ノ━━ !!!
…って遅すぎですかそうですか。
やっぱりこの後に寄るのは…って勝手な先読みはいけませんね。
115:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:33 1rzNvfL9
ふふふ…
ハイその通りですよ。
つーかそんなわかりやすいネタ書くなよって話。
そういうネタ書いてる人…ホントにスマン。
でもこういうのは早い者勝ちってのもあるから…
>>111から
116:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:36 1rzNvfL9
鏡子:
「……もしかして ……ココ、なん?」
「ああ。ココだ。」
派手なネオンの明かりに照らされて、妖しく光る中ぐらいの建物…
そこは、いわゆる『ラブホテル』の前…だった。
「ココに、入るん?」
「そうだ。」
「それって……」
手を引かれて中に入る。
ココに来たって事は… つまり… その…
117:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:40 1rzNvfL9
普通のホテルみたいなカウンターとかはなくて、
お互いの顔が見えんでも部屋が取れるみたい。
プライバシーが、守られるんやね。
中身もちょっと派手な灯りとデザインの部屋に入る。
「……コウ兄、ココに来たって事は… その……」
「…そうだ。
俺はお前と『したい』んだ。
……イヤか?」
118:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:45 1rzNvfL9
「そんなん… 家でも、出来るし…」
「……今、急にしたくなったんだよ。
それとも、いつでもいいから… ってのは嘘だったのか?」
「ううん!
……でも、なんか恥ずかしい……」
119:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:49 1rzNvfL9
康太:
「コウ兄は… こういうトコ、来たことあるん?」
「……いいや。初めてだ。」
「それにしては…慣れとるみたいに見えるよ。」
「そうか?
こういうのは度胸だよ、度胸。」
「……私、こういうトコ来てええんかな……」
「……まあ、バレなきゃいいんだよ。バレなきゃ。」
120:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/03 02:51 yy9EkvkO
l. ,' i ___,,iレ'´l|. l }!/ //レ /|,! リ ! ,! /
! i | i !| /! l' /イ / 弋フ~厂/' /'/ キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
l | i|!. ! l.!_レっ´厂 ´ `¨, , 'イ、イ'′
ll |lハ ', l|^ー-‐' jィl キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
. . | !| ヽ.r‐v ' ' r―1 / .|l
. |l | .{´(ゝ_ l. j ,.イ! ‖
. |. | l lー‐‐ .__ ヽ_'_,. ィl l!. | メ / )`) ) キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
.l | !ハ ヽl 、}` ̄ ̄ | l! l| | | メ ////ノ
l! | 〃|.ヽ ヽヽ !_l! l| |. l メ /ノ )´`´/彡
! /,r''´:.l ヽ. ', iー---‐'' >―‐- 、 ! / ノゝ / キタ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
く:...:...:...! ', i l` ̄ ̄'´:...:...:...:...:...:.ヽl /| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,.
121:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:51 1rzNvfL9
「……コウ兄は、今すぐ私と……『したい』んよね…」
「……ああ。
いいんだろ?」
「……うん。」
恥ずかしげにうつむいている鏡子の顎を掴んでキスをする。
昨日とは違って、おとなしめな様子の鏡子。
キスも、どこか控えめに応えている。
「…………。」
「時間、あんまりないからな……」
122:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:55 1rzNvfL9
鏡子:
備え付けのお風呂も、派手な照明と内装だった。
「……一応、入ってった方がええんかな……?」
「…じゃあ、一緒に入ろうな。」
「……。」
ちょっと恥ずかしいけど…と思いつつも
肯いてから、服を脱ぐ。
お湯を溜めるんは時間かかるから、シャワーだけを浴びる。
……コウ兄と、一緒に。
123:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 02:58 1rzNvfL9
今朝は、コウ兄と一緒なら…何でもする、って思っとったのに…
今は、どうしようもなく恥ずかしい。
温かいシャワーの流れの中、コウ兄に後ろから抱かれる。
……腰の辺りに当たっとるコレは、もしかして……
「コウ兄…… コレ、って……」
「……お前の中に入りたい、ってさ……」
「……ね、見せて…くれん、かな……?」
124:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/03 02:59 yy9EkvkO
125:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:01 1rzNvfL9
康太:
鏡子の目の前に明らかになる男性自身。
まだ昨日みたいな暴発の危険性などはないが、
ビンビンに自らの欲望を表現している。
「コレを… 昨日、入れて…
今日も… いまから…」
潤んだような、興味津々といった感じの瞳で見つめ続ける鏡子。
「…触ってみろよ。」
「…ん。」
126:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:02 1rzNvfL9
自慰に使う自分の手とは違う感触。
女の、少女の、 …妹の ……鏡子の、手。
「うわぁ……
コウ兄、こんなん生えてて… 気持ち悪うないん?」
「……生まれた時からある物に気持ち悪いとか言うなよ。」
「そ、そうよね…
…どうすれば、気持ちいいん?」
127:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:04 1rzNvfL9
「そのまま手で擦って…」
「……ようわからんけど……
こう、かな……」
「……どう?
気持ち…いい?」
「まあ、な。」
とは言え、鏡子はそんな肉棒の扱い方など知らない。
だからか、いまいち快感が得にくい。
もちろんシチュエーションとしては興奮してるのだが…
128:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/03 03:05 1rzNvfL9
続く…
まだまだ生殺し。
129:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/03 03:10 yy9EkvkO
またフライングだよ…皆様・大変失礼しました!
呑みながら巡回&SS作成は駄目ですかそうですか…
_
(|\ \
| | ̄|
\ \
130:りぜる(ry
04/03/03 15:01 4YTxa0NG
>>129
大丈夫!俺も前回の投下はキムチで焼酎やりながらだったw
それはそうと、俺のコテはSS投下中だけ本名になるらしい(三文様の光臨まで)。
131:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/03 20:53 QqV1KJSj
きーむちきむちっ ちょっとひゃっこいきむちっ
132:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:17 d7pkguR3
久々の投下です。
前スレ961より‥‥
133:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:18 d7pkguR3
ベッドの上でモゾモゾと動いて、あたしは兄貴の下に組み敷かれる。
やっぱりキスから始まる。キスは‥‥好き。すごいエッチな気分になれるから‥‥
今度は兄貴の舌があたしの唇を割ってスッと滑り込んでくる。
チュ‥‥クチュ‥‥ペチャ‥‥卑猥な音を立てて兄貴を貪る。あたしはこんなにやらしい‥‥
もっと兄貴が欲しい。あたしの口に流れこむ唾も喉を鳴らして飲み干す。
それでもまだ物足りない‥‥あたしは兄貴に飢えている。もっと一つになりたい。
背中に腕を回して力一杯抱きしめる。とたんに兄貴の体重があたしにかかる‥‥重たい。
でも、その重さだって心地良い。肌と肌が密着してると温もりが一層、伝わってくるから‥‥
そして、どちらからともなく唇が離れる。
「それじゃあ胸、触るよ‥‥」
コクンと頷いて、身を任せる。兄貴は上半身を起こして、あたしの胸に手を伸ばす。
134:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:19 d7pkguR3
ソッと掌に覆われ、柔らかく胸を揉まれる。触られたトコが熱い‥‥
「すごい柔らかいな‥‥サイズ、幾つなんだ?」
「87の‥‥Dだよ‥‥」
「そうか‥‥こうして見るとホント、キレイだよな‥‥」
ストレートにそう言われるとすごい照れるし、見つめられるとなおさら恥かしい。
指が硬くなった乳首をさわさわと撫で始めると‥‥ピクリ‥‥息が詰まる。そして体が即、感じだす。
「カワイイよ、エミ‥‥」
そう言って、兄貴はあたしの胸に唇を寄せる。乳首に濡れた温かい感触が伝わる。
「あ‥‥は‥‥あっ‥‥」
そっとくわえられ、先っちょを舌でチョン、チョンとつつかれる。
それだけなのに、こんなに艶かしく喘いでしまうなんて‥‥でも、いいの。
あたしがこんなに感じてるのを、兄貴にわかって欲しいから‥‥もっと、して欲しいから‥‥
135:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:21 d7pkguR3
今度はいっぱい乳首を吸われている。
兄貴はまるで赤ちゃんみたいに、あたしの胸にむしゃぶりついている。なんてカワイイんだろう‥‥
‥‥あたしを、好きにしていいよ。思いを込めて頭を、背中をそっと撫でる。
そして、反対側の胸をまた吸われる。空いた乳首はすっかり硬く立っている。もっと触って欲しいのに‥‥
肌と肌が触れ合ってると思いが伝わるのか、無骨な指がソフトに、器用に乳首を撫でてくれる。
「あ‥‥やぁ‥‥ん」
胸を触られ、声をあげて気持ち良く悶えていたら、あたしの大事な部分‥‥アソコに手が差し込まれた。
足を閉じようと思っても、兄貴の体に邪魔されて閉じられない。
腰をよじって逃げたくても、手があたしのアソコにしっかり張り付いて‥‥ゆっくりとさすってる。
あ‥‥やだ‥‥濡れてるのが‥‥感じてるのが、バレちゃう‥‥そこはダメ!‥‥気持ち良く‥‥なっちゃう‥‥
一番敏感な場所を正確に弄ばれて、あたしは快感の虜になっていく。
136:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/04 00:23 FChnY3DY
137:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:23 d7pkguR3
両方の胸とアソコの尖った敏感な蕾を攻められ、今まで感じた事の無い気持ち良さに息も絶え絶えになる。
「い‥‥やぁ‥‥ぁん‥‥ふぁ‥‥ぁ‥‥いぃ‥‥よお‥‥んぁ‥‥あ‥‥ぁ‥‥」
一人エッチじゃ味わえない刺激に、快感に更に溺れていく。濡れていく‥‥
あたしは操り人形みたいに、兄貴に体を、全てを任せてしまう。
138:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:24 d7pkguR3
‥‥ようやく唇が胸から離れ、兄貴は太い腕であたしの上半身を起こす。
右手で器用にアソコをクチュクチュとかき回したまま‥‥あたしを後ろから抱きしめてくる。
首筋に熱い吐息がかかり、舌が項を舐める。胸が揉まれて乳首を転がされる。
後ろから伸びる足があたしの足と絡み合って、むりやり大きく開かされる。閉じたくても兄貴の力にはかなわない。
こんな恥かしいカッコで攻められて‥‥もっと気持ち良くなっちゃうよぉ‥‥
「や‥‥だぁ‥‥あぁっ!‥‥ダメ‥‥ダメ‥‥いいっ‥‥!」
アソコから何かが伝って、お尻に流れていくのがわかる‥‥こんなカッコで‥‥ヤダ‥‥恥かしい‥‥!
「ガマンしないで‥‥イッちゃっていいんだから‥‥恥ずかしがらないでいいから」
‥‥耳元で囁かれると‥‥もうダメ‥‥頭の中、真っ白に弾けちゃう‥‥イっちゃう‥‥
139:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:25 d7pkguR3
「イヤ‥‥ヤダぁ‥‥いっちゃ!‥‥あぁ‥‥あっ!‥‥あ!‥‥ぁ‥‥!」
痺れる位、すごい、気持ち、いい‥‥力が、抜けて、いく‥‥アソコが、熱い‥‥体が、震えてる。
あたしは体重をすっかり兄貴に預け、足を大きく広げられたままの、はしたない姿で快感の余韻に浸っている。
胸が大きく上下して、快感の残り香のように呼吸と喘ぎ声が同時に出てきてしまう。
もう、兄貴から離れられない。離れたくない‥‥この気持ち、どうしたらこの男(ひと)に伝えられるんだろう‥‥
「エミの体‥‥あったかくて、柔らかくて、いい匂いがして‥‥ずっと、こうしていたいな」
後ろから伸びる手が、あたしの胸を下から掬いあげるように揉み、さすっている。
「あんっ‥‥あたしも離れたくない‥‥離しちゃ、イヤだ‥‥」
「心配するな。離れたりしないよ‥‥」
抱きつく兄貴の体温で背中が温かい‥‥でも、密着した腰のあたりに何か硬い熱さを感じる。
これって、兄貴の‥‥アレなの‥‥? 今になって気付いたら、急に恥かしくなってきた。でも、見てみたい‥‥
140:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:27 d7pkguR3
「兄貴‥‥一緒に‥‥寝よ‥‥」
そう言うと、兄貴は素直に横になってくれる。あたしはチラリと兄貴のアレを覗き見る。
硬くそそり立つ塊は想像よりも大きくて‥‥あんな大きなモノが、ホントに‥‥あたしの中に入るの?
あたしの視線を追って自分のアレを見つめる兄貴。あたしを見つめてちょっと笑う。
「恐くなったか? エミがイヤだったら‥‥このまま添い寝するだけでもいいんだぞ」
本気でそう言ってくれる‥‥なんて優しいんだろ‥‥兄貴の胸に覆い被さって、頬を摺り寄せしがみつく。
「恐くなんか‥‥ない‥‥あたし、兄貴に嫌われる方が‥‥もっと恐い」
「‥‥嫌いになんかならないよ‥‥好きだよ、エミ」
髪を撫でる手も、囁いてくれる言葉も、全てをあたしだけに向けてくれる。あたしは本当に愛されている‥‥嬉しい。
大好きだよ‥‥そんな思いを込めて兄貴の乳首を舌で転がし、キスをする。
徐々にあたしの唇が下へ、下へと進んで行く。一番熱い部分に向かって‥‥
141:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:28 d7pkguR3
気が付くと、兄貴の熱いアレがあたしの胸に当たっている。
柔らかい『女』に当たる硬い『男』‥‥好奇心が湧き起こる‥‥それは、まるで兄貴を抱きしめるようなイメージ。
「‥‥兄貴、いいコトしてあげようか?」
ちょっと恥かしいけど‥‥もっと兄貴を体で感じてみたいの‥‥
アレを胸の谷間にギュッと挟んで、逃げないように脇から手で押さえつける。
‥‥まるでホットドッグみたい‥‥白いパンに包まれた大きな熱々のソーセージ‥‥すごいヤラシイ‥‥
唐突なあたしの行動に、兄貴は体を起こして驚いている。
「‥‥お前、何でパイズリなんて知ってんだ?」
「これ、パイズリっていうんだ‥‥兄貴こそ何でそんなエッチなコト知ってんの? エロビデオか何かで見た?」
「こんなのは男の基礎知識ですよ、お姫さま」
笑いながら嬉しそうに答える兄貴。頬を、頭を柔らかく撫でてくれる。
142:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/04 00:30 d7pkguR3
今日は以上です。
PC・Drinkerさま、支援サンクスです。それではおやすみなさい‥‥
143:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/04 00:31 roLrnQUR
ふ…
遅かったか…
次回!
パイズリでキタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━( ゜)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゜ )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!
144:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/04 00:35 6rvC1e1d
∩ 北
| |
∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)// < キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
/ ../ \__________________
/ /| ../
____..|___|____________
\ 發發發□□□中中中東東東北
\ _______
\ \ ■_ \ ジャラ
\ \ □\゚_\□\ ジャラ
\ \___□__\
\
145:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/04 00:38 FChnY3DY
l::::::::: .l / F X D ヽ
|:::::::::: -==・- -==・- | | ::::::::: :::::::|
.|::::::::::::::::: \___/ | | -・==- -・==- ::::::::|
ヽ::::::::::::::::::: \/ 丿 | \___/ :: :::::::|
ヽ::::::::::::::::: / ヽ \/ ::::::::::|
生殺し? あぁ…
146:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:43 2ReSBzvl
>>127から。
今回分短けぇーー!!
147:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:45 2ReSBzvl
鏡子:
「じゃあ、今度は舐めてみて。」
「……。」
汚いけど……
コウ兄のだから……
思い切って先の方を銜える。
……しょっぱい味がする。
おしっこの味…?
でもそれとは別に苦いような…ようわからん味もする。
それを舌に感じた途端に、
私の体が… もっと、熱うなった気がする…
148:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:48 2ReSBzvl
「……。」
「どうした?
もっと続けてくれよ。」
「……コウ兄、無理しとる。
あんまり、気持ちようないのに……」
「……まあ、まだ慣れてないしな。」
149:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:52 2ReSBzvl
「ごめんね…
私が… 子供で… 未熟で…」
「そんなに落ち込むなって。
いまから、これからに期待すればいいんだし。」
「でも、私… 胸小さいし…」
「だから、これから大きくなるって。
なんなら大きくするために揉んでやるよ。」
150:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 02:57 2ReSBzvl
「ん……」
「どんな感じだ?」
コウ兄に、優しく胸を揉まれる。
触られとるところから… 波が…
きゅんってくる波が来て…
…………でも、ふと下を見て見える光景は、
ムリヤリ寄せ集められて、
やっと出来上がった『盛り上がり』を揉まれる。
そんな感じ。
……自分でも無い胸だと思っとったけど、これほどとは……
ちょっとミジメな気分になってきたわ…
「…コウ兄、もうええよ。」
「まあそう言うなって。」
「……。」
151:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:00 2ReSBzvl
康太:
……ハッキリ言って今の状態は、
鏡子の胸をなんとか寄せ集め、そこにやっと出来たふくらみを揉み続ける。
そんな感じだ……
…まあ、無い方とは思っていたが、ここまで無いとは…
しかし性感があるのは確かなようで…
「ほら、乳首が勃ってきた。
気持ちいいんだろ?」
「……うん。
でもね、」
「なんだ?」
「……やっぱり …恥ずかしいから、
……ベッドで、して欲しい、かなって。」
152:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:04 2ReSBzvl
風呂での前戯を切り上げ、
体をタオルで拭きあってから、舞台をベッドへと移す。
裸のまま移動しようとすると、
「コウ兄…
抱っこして、運んで。」
「……わかった。」
「…あ、普通に、じゃなくて、
その…」
「『お姫様抱っこ』か?」
「…うん。」
153:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:08 2ReSBzvl
誰が考えついたのか、
今は亡きen○xを恨んでも仕方がない。
「コウ兄、重うない?」
「…大丈夫だよ。このぐらいなら全然重くないさ。」
そう、引き締まった鏡子の体は決して重くはない。
しかし、手に、腕に、伝わってくる生きた『肉』の重みは
ずっしりと、感じられる。
そして知らず知らずのうちにお互いの心が近づいていくような気持ちも…
そう思うと… 結構、悪くはないか。
154:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:13 2ReSBzvl
鏡子
コウ兄の胸に頭を付ける。
耳に、コウ兄の鼓動が伝わってきた。
どきっ どきっ どきっ
私の鼓動は… コウ兄のより、ちょっと速い。
これからの不安と…期待…で…
155:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:16 2ReSBzvl
ベッドに優しく降ろされて、
ああ、これからコウ兄と…
SEX…するん…だ…
兄妹で…しちゃ…いけないこと…
昨日…して…しまった…こと…を…
そう考えるだけで… 体中がどきどきで… イッパイになって…
「コウ兄…
私、どうすればいいん?」
「…俺に、任せとけばいいから。」
「ん……」
156:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/05 03:18 2ReSBzvl
続く。
方向性、か…
俺もネタの尽きるまで頑張りたいなぁ…
というわけでリク募集してみるテスト。
書いて欲しいネタと鏡子が何弁話してるのかを添えてどうぞ。
正解したら…
ま、しなくても拾うか。
157:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/05 19:44 kCvAAdp3
孕 ageさま 乙です。
>今は亡きen○xを恨んでも仕方がない。
ドラゴ○クエ○ト‥‥懐かしいなぁ。昔、さんざんやったなぁ‥‥(w
158:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/05 23:05 k0hM5w1q
>リク募集
次回作は妹攻めで…と呟いてみたりする…。
159:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 07:50 /+EHJfOT
URLリンク(www2.mnx.jp)
お前らも気をつけろよ
160:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 15:59 s9S+Paw/
>>159
禿藁
161:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:04 s3B4e10S
今日ここ見つけて(;´Д`)ハァハァしてしまいますた。
妹イイ!!
妹萌えぇぇのリビドーによりSS書き出してみたので投下させて下さい。
162:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:08 s3B4e10S
1
遠い意識の向こうで鈍い音が聞こえていた。
誰かが俺を呼んでいる気がする。誰なんだ。
呼ぶ声を掻き消すようにノイズが混じる。唐突に女の子が目の前に現れた。女の子が何かを言って笑う。そのどれもがだんだん大きくなる雑音に掻き消されて何を言っているのかわからない。
途切れなく流れてくる雑音に意識が傾いたと同時に、大きく地面が揺れた。
瞼を開けて目に飛びこんできたのは、開き出したドア。
寝ぼけた頭に到着駅のアナウンスが聞こえると、俺は跳ねるように飛び起きた。
間一髪のところでホームに降り立つ。
危なかった。どうやら、何時の間にか眠りこんでしまったらしい。
163:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:08 s3B4e10S
2
暖かかった車内と反対にホームは厳しい寒さに包まれていた。
激しく降りしきる雨がより一層寒さを厳しくさせている。
「まいったな……傘なんか持ってねえよなあ、俺」
溜息と同時に吐き出して、とりあえずカバンの中を漁ってみた。
しかし、入れた覚えのないものは入っているわけが無い。
「あるわけ、ないか」
雨は止む気配など微塵も感じさせず、むしろますます激しさを増していた。
「仕方ない。ビニール傘でも買うしかないな」
諦めて売店に向かった俺だったが、売店の前ではさらにショッキングな出来事が俺を待ち構えていたのだ。
―売り切れ。
164:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:09 s3B4e10S
3
無常に貼られたその紙を俺は眺めることしか出来なくて。
外を見ても止む気配は全く無い。
この大雨の中、いよいよ走って帰らなければならないのかと、覚悟を決めたその時だった。
ポケットに入れた携帯から、軽やかなメロディが辺りに響きわたる。
急いで携帯を取り出した。
このメロディは俺の一番のお気に入りの曲だった。
他の奴と違うと、かかってきた時にすぐわかるように設定している。
着信設定をしていることをひょんなことから妹の百合に知られた時、お兄ちゃんは普段大雑把なのにへんな所だけマメなんだね、と笑われた。
別に全ての番号の着信を設定してるわけじゃない。
おまえのだけだからマメでもなんでもない、とはさすがに言えなかった。
165:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:09 s3B4e10S
4
『お兄ちゃん?』
通話ボタンを押すと、少し舌足らずな声が耳に届いた。
「ああ、俺。百合、どうしたんだ?」
『今どこにいるの?』
雑音が酷くて聞き取り難い。
自分の背後に降りしきる雨のせいかと思って駅の入口から少し構内へ戻ったが、その雑音は直らなかった。きっと電波が悪いのだろう。
「今駅についた所だ。雨がまだ凄いんだ。少し様子見て、雨が弱くなったら帰るから」
何でもなさそうにそう言って、じゃあと携帯を切ろうとした瞬間、
「お兄ちゃん!」
やたら大きな声で百合の声が聞こえてきた。
「おい、百合。どうした、何かあったのか」
俺は慌てて百合に問い質す。家で何かあったのかと背中にひやりと汗が走った。
166:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/06 18:11 zuesafIJ
ふぉおおおお
167:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:12 s3B4e10S
5
「違う、違う。後ろ見てよ」
百合の声がやけにリアルに聞こえてきて、俺は言われるまま後ろを振り返った。
そこにいたのは悪戯っぽい表情を浮かべた百合だった。
「じゃーん。迎えに来たよ、お兄ちゃん」
家にいるとばかり思っていた百合が、目の前にいる。しかもよく見れば、そでや、ジーンズの裾や、肩に流れた髪の毛が、かなり水を含んで重そうに濡れていた。
「お、まえ…。どうしてここに……?」
呆気に取られて俺は百合を凝視していた。
百合が可笑しそうに笑いだす。
「やあだ、お兄ちゃん。今すごい間抜けな表情してたよ。もちろん雨が降ってたからお兄ちゃんを迎えに来たんじゃない」
感謝してよね、と付け加えて百合がにっこりと笑った。
168:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 18:15 s3B4e10S
とりあえずここまでっす。
妹ォォォ(;´Д`)ハァハァ
また書きに来させてください。
職人様方頑張って下さい!!
169:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/06 18:18 zuesafIJ
新人キタY⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒Y!!!
萌え妹(*´Д`)ハァハァ
萌え妹(*´Д`)ハァハァーーー!!!
…俺の投下はまた後でな。
170:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/06 19:44 Ew5f8ANc
これはいい妹ですね。この後は相合い傘でお帰りでしょうか。
>>159
これはある意味、腹上死より…いい?w
171:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 08:57 aw3CVzQP
激しく遅れて申し訳ありませんm(_ _)m
またしてもウチのバカ妹がPM11:00から
AM6:00までチャットしてやがりました。
下手するとしばらくこうなるかもしれませんぬ。
まったく……
>>155から
172:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:00 aw3CVzQP
康太:
軽く唇にキスをしてから胸への愛撫を再開する。
手と、指と、それから舌で。
「あ… んん…」
鏡子の胸板に顔を近づけ、乳首を愛撫していると、
鏡子のニオイを鼻に感じた。
甘い、ミルクのような、人肌独特の香り…
…もしかしたらフェロモンの香りなのだろうか…
ギンギンに勃起してきた。
173:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:02 aw3CVzQP
しかしこのまますぐに挿れても少し面白くない。
昨日鏡子に圧倒された分、今日は俺がリードしてやるのだ。
「あ…!
そこ…は…」
「ココが一番重要な場所だろ?
それに濡らしとかないと痛いぞ。」
「……。」
「続けていいか?」
「……
うん。」
174:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:06 aw3CVzQP
鏡子:
コウ兄に、弄られとると、
ソコだけ、じゃなく…て、
体中が、きゅんっ、てなって…
どうしたら、いいん、か…わからんく、なるけど……
コウ兄に、任せとれば、いいんよね……
175:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/07 09:08 aw3CVzQP
「はぁ… はぁ…
コウ兄…」
「…気持ちいいか?」
「うん……
でも、」
「でも?」
「ちょっと、寒い…
ずっと裸で… 湯冷めしてしもうたみたい。」
「……じゃあ、こうするか。」
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