お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ…
at ASCII2D
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400:遠い昔の……
04/03/22 04:13 GYOy5D9Z
12
たまらない―!
触れただけでも、こんなに気持ちがいいなんて思いもしなかった。
正義がさらに自分のものを揉みあげようとした時、少女の泣き声がにわかに響いた。
男と女ははっとしたように体を離した。そそくさと衣服を身に着ける。
そうして、今あった事などまるで夢だったかのように、その場から居なくなってしまったのだった。
正義はと言えば、今自分の身に起こった事に呆然としていた。
妹の泣き声に驚いたといえ、漏らしてしまったのだ。
401:遠い昔の……
04/03/22 04:16 GYOy5D9Z
13
実際、それはお漏らしとは違うものであったのだが、今の正義にその違いが理解できようはずもない。
「……菜々子のせいだ」
泣き喚きながらこちらに近づいてくる妹に、いわれのない怒りを正義は燃やした。
菜々子が俺にひっつかなければ。
菜々子が俺とかくれんぼなんてしなければ。
菜々子が俺を追ってこなければ。
菜々子が泣き喚かなければ。
菜々子が女じゃなく男だったら。
正義は出来うる限りの理由を菜々子へ叩きつける。
402:遠い昔の……
04/03/22 04:18 GYOy5D9Z
14
「お…にいちゃ……」
ぐずる菜々子の声が聞こえて、正義はさらに苛立ちを募らせた。
どうしてやろう。この足手まといな妹にお灸を据えてやらなければならない。
そう考えたところで、正義の脳裏に先ほどの女が浮かんだ。
―あたしにもっとお仕置きして―
……そうだ。
そうしてやろう。
菜々子にはお兄ちゃんの邪魔などしてはならないのだということを身をもって教えてやろう。
正義の思惑など知らずに菜々子は兄を求めて木々の中をさ迷い歩く。
「お兄ちゃんはここだ。菜々子―」
そして正義は、残酷なほどの笑みを浮かべて菜々子を呼んだ。
403:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 04:20 GYOy5D9Z
ここまでが序文です。オオオー。14レスか…。
ではまた本編で。
404:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/22 04:52 qQPxpxCM
Σ(゚Д゚)ハッ
いつの間にか新作が…
長めに感じてるようですがなんかそんな気しません。
添い寝なんてヤルまでにどれだけかかったか……
続き期待しますよ。
405:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/22 11:20 mqeQ50hE
寝違えたのか、首がとても痛うございます…やっぱ寝床で小説なんて書くもんじゃないですね =□●_
>>378-379
(*´∀`)
極甘でエロエロですか…極甘は出来そうだけど、えちぃ表現が苦手気味で…でも頑張ります(`・ω・´)
甘い、あまい、アマイ…消えないでイリュージョン・゚・(ノД`)・゚・
>>384-391,>>397-402
(*´Д`)
なんでこう、みんな得ろを上手に書けるのかな…私のは自分でも淡白すぎてもう(´・ω・`)
その調子でさくさく書いていって下さいませ。柱の影から(・∀・)ニヤニヤして応援してますよw
406:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:01 AMPtit8r
「―柔和なる者は地を嗣がん」(マタイ伝第五章)
おひさしゅーござます(´д`)ノ 三文です。ホントに御無沙汰してますたゴメンコ。
ちと大作洋ゲーがリリースされたのでずっと遊んでてここ来るのさぼってまして。コソコソエヘヘ(´д`)ゞ
んでしばらくぶりで巡回してみたら、姉妹スレがなんかとんでもないことになってますねえ。なんスかありゃあ?
それが理由かどうか知りませんけどこのスレに文士殿の流入が著しい傾向のようですが、学童疎開?w
いいですねえ。面倒くさくなったらもうみんなここで住民票発行しちまいますから。ねえ町内会の皆さん?
「いくら叩かれても俺はSSを書きてェんだヨ!」という奇特な方はw 誰でも大歓迎デスヨ。
個人的に、マイノリティな方がたいへん好きですw オイラもいろいろ辛酸ナメナメ(やらしいなぁ)してきたクチですのであっはっは。
とはいえ確かにこのスレも最近なにがなんだかもうわからんちんですね。それについてはちと提案などありますが…。
とりあえず続き逝きますね。久しぶりで昼ポストです。>>335からでふ。
いっつも無駄に前説長ェよ俺。ゴメンネ。
407:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:05 AMPtit8r
再びの挿入の前に、兄の頭に、ちら、と良い考えが唐突に浮かんだ。
「そうだケイ、ちょっと…待ってな」
兄はそう言って、身体を起こした。
「?」
乳房を隠すようにして胸に手を置いたまま、妹は目で兄を追った。
兄はベッドの下に落ちていたスラックスを持ち上げ、ポケットから財布を。
なにやらごそごそと、その財布の中からビニール状のものを取りだした。
「それ…なあに?」
片面だけ透明な四角いパッケージの中に、淡いピンク色の、何か丸いものが入っている。
「うーんとね、これ…コンドームっていって…」
兄が照れくさそうに続ける。
「そのな、赤ちゃんが出来ないようにする…ものなんだよ」
408:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:09 AMPtit8r
これを使えば、少なくとも妊娠の心配は軽減されるだろう。兄はそんな風に思った。
「それ…知ってる…」
妹がポソリと言った。
「え?」
思わず妹を見つめてしまう。
「わたし…知ってるよ、それ。
"ヒニン"…するために…使うものだよね…」
恥ずかしそうに、妹が続けた。
409:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:16 AMPtit8r
「ヒ、ヒニンなんて言葉、な、なんで知ってんだよ…!」
妹ぐらいの年齢の少女が知っていても、別に不思議ではないだろう。今の時代。
そう解ってはいるものの、いざその知識が「妹の言葉」として発せられると、
兄としては動揺する以外に無かった。
「だからその…雑誌とかで。見るのは…初めてだけど…」
「そ、そうか…。ケ、ケイも大人になったんだな…」
動揺のあまり、妙なことを口走る。
「おとなに…してくれたのは、お兄ちゃん…だよ」
妹も、口走った。
410:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:18 AMPtit8r
「う…」
二人で俯き合う。
「ケイ…エッチだなあ…」
ポリポリと頭を掻きながら、兄がからかう。
けれど妹も対抗する。
「お…お兄ちゃんだってエッチじゃない…
だってそんなの…財布に入れてるなんて…」
「そ、それは…」
「いつも…持ち歩いてるの?」
疑うような妹の目が向けられる。責めるかのような。
「い、いやあの、これはな…」
「使ったこと…あるの?お兄ちゃん…」
解けない疑惑の目。
411:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:24 AMPtit8r
「まさかお兄ちゃん…他の女の人と…!」
「い、いや!ち、違うんだこれは…」
ぶんぶんと手を振って否定する。
「じゃあどうして…財布の中なんかに…」
「こ、これはな、ほら、俺の遊び仲間がいるだろ?そいつらとさ、みんなでお金出し合って、
買ったのをみんなで…分けたんだよ。うん。
なんてたってほら、俺なんかそういうのにすっごく興味ある?みたいな年頃だし…」
目があちこちに泳ぎ回る兄だった。滑稽とも言う。
412:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:26 AMPtit8r
「使ったことは…ないの?」
「ええとそれは…」
妹がじっと見つめている。
「…あるよ」
「え…」
ひどく残念がるような息を吐いて、即座に妹が反応した。
「それは…誰かと…」
413:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:28 AMPtit8r
「い、いや、違うんだケイ!」
慌てて取り繕う。
「あ、あのな、実はその…。
い、言わなきゃダメ…か?」
「…」
黙って首を縦に振る妹。妙な圧力感さえ漂わせている。
「え、えっとな、その、
ひと、一人で、その、エッチする時に…使ったことがあるんだ…よ」
414:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:35 AMPtit8r
「えっ…」
妹が、きょとんとした表情で兄を見つめ直す。
兄は、またも頭を掻きながら、観念した風で続けることにした。
「その…な、どんなのか試してみたくて…これ付けて…一人でエッチした…ことがあるわけだよ…」
「えっ、一人でって…。一人で…?」
微妙におろおろして見せる妹。
「だからそう言っただろ…」
恥ずかしさに耐えきれず、兄がとうとう下を向く。
「…」
「…」
二人は思わず言葉無く。
妙な空気が辺りに漂っていた。
415:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:39 AMPtit8r
「ぷっ…」
その静寂を破ったのは妹だった。
吹き出していた。
「わ…笑うのかよ?」
裏返った声で兄が反応する。
「あはは、ごめんなさい…。
でも、そんなことするお兄ちゃんも…かわいいって思っちゃって…」
「か、可愛いって…なんだよケイ…」
ひたすら取り乱す兄だった。
「ごめんね。そういうことしてるお兄ちゃんを…想像したら、思わず吹き出しちゃった。
でもお兄ちゃんも…そういうことするんだね…」
「か、からかうなよケイ、もう…」
顔の火照りを留められない。
416:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:44 AMPtit8r
「…お兄ちゃん?」
「な、なんだよもう…」
「お兄ちゃんが一人でそういうことする時って…どんなこと考えてるの?
あ、でも、そんなこと男の人に聞いて…いいのかなあ」
「ケイ、な、なんてこと聞くんだよ…。良いわけ…ないだろ」
「…でも聞きたいな、お兄ちゃん…」
「う…」
「ね…?」
恥ずかしそうに微笑む妹。おまけに上目遣いで。
この表情には、兄はどうやっても勝てないだろう。
生涯かかっても。
417:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:49 AMPtit8r
「え、ええとな、その…」
ちらりと妹を見る。妹も兄を見ている。本当に兄の話を待っている。
ふう…。
溜息を一つ漏らして覚悟を決める。
「えと、その…一人で…する時はだな…あの…
まあその…エ、エッチな本を見たりとか…
好きな人の…写真を見たりとかな…」
418:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:54 AMPtit8r
「…それ、"おかずにする"って…言うんだよね…」
「ぐあ…」
兄がグウの音を上げる。
「ケ、ケイ、だからどこでそんな言葉を…」
「…お兄ちゃんの机の一番下の引き出しに、そういうのいっぱい…あるでしょ…」
「え!なんで知ってるんだよ!」
「ごめんね…見ちゃった」
くああ…、なんてこった…。
「俺の部屋に、黙って入ってるわけだな…ケイは」
ちょっと睨んでみせる兄だった。
「うん…ときどき」
ぺろっと舌を出した。
そしてエヘヘと笑う。
419:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:03 AMPtit8r
「でも、お兄ちゃん」
「…なんだよ」
なおも憮然として兄が応えた。
「エッチな本と一緒に…私の写真も入れてあるのは…どうして?」
ギクリ。
部屋中に響くほどに、兄の心臓が高鳴った。
げ、やば…。
「ねえお兄ちゃん、どうして私の写真も、一緒にしてあるのかなあ…」
小さく笑みを浮かべながら、妹は問い続けた。
「そ、それは…」
兄の目はもはや大海を泳いでいる。
「べ、別にそれほど深い意味は…」
420:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:06 AMPtit8r
「お兄ちゃん、私のことも"おかず"にしてるんでしょ…」
ぐえっ!
カエルのひしゃげるような声を発する兄だった。
…その写真。
大した写真ではなかった。ただのポートレートと言ってしまえばそれまでの。
妹の中学校入学の時に撮ってあげた、制服姿の写真。
その夏の、夏服の写真。
家族で海に遊びに行った時の写真。
…それにはバッチリと、妹の水着姿が映っていたけれど。
421:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:13 AMPtit8r
浮き輪に身体を通し、初めて着たセパレートの水着の露出部分を、いたく気にしていた。
特に、おなか。
…そんなに気になるんなら、着なきゃいいのに。
ぽっこりと出ているけれど、色白で思春期特有の年頃の瑞々しさに溢れている。
(俺は可愛いって思うだけなんだけどな…)
…お兄ちゃんのバカ!どこ見てるの…もう。
ふざけ合った記憶も、その写真に封じ込められていた。
「い、いや、ケイを"オカズ"になんて…そんなことは…決して」
妙な抑揚の声で、兄がなんとか答えた。
422:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:16 AMPtit8r
「…してないの?」
素直な瞳で、兄を見つめながら言った。
うっ…。
兄が言葉に詰まる。
「ほ…ほんとはその…何度か…」
「…」
妹は無言でいた。
「いやあの、ほんとのほんとは…その、何度も」
ぽりぽりと頭を掻きむしる兄だった。
「…そういうことしてるの、軽蔑するか?」
妹を見る。そして反応を伺う。
…ケイから怒られるだろうか。そんな風に刹那に思う。
423:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:20 AMPtit8r
「じゃあ…一緒だね。私と…」
「えっ…?」
「私も…」
妹が静かに続ける。
「お兄ちゃんのこと…考えて…その…
じ、自分の…アソコを触ったりとか…
あの…その…ね、眠れないときとかに…」
意外な返事だった。
けれど納得してしまう。
これまでの…行為の後がゆえに。
424:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:25 AMPtit8r
「ケイが…俺のこと考えて?」
「…」
今度は無言だった。
「…」
自分も黙って考える。
なんだ…俺たち…。
口にしてみる。
「俺たち…結局お互いのことを…」
「…ずっと、考えてたんだね」
妹が兄の言葉を替わりに紡いだ。
425:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 13:25 e8zpUIcg
426:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:26 AMPtit8r
「こういうのも…"相思相愛"って…言うのかなあ」
そして、ふふ、と笑った。
「たぶん…言うよな」
兄も微笑み返す。
「でも…今は…」
ぼんやりとした目で、妹が言った。
一人でするエッチの想像なんか…必要…無いよね…」
「うん…」
「だって私たち…こうして二人でいるんだから…」
「…二人とも、裸だしね」
「そうだね…」
427:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 14:16 AMPtit8r
所要時間1時間25分。これにて 糸冬 です。あのー、なんかこの話すでに 石皮糸定 してないっスか?w
といった疑問を抱きつつラストまであとちょっとです。きちんとまとまるのかなあグヘヘ。
提案ですけど…
あちらのスレでSSのポストについていろいろ言われてますし、この生殺しスレもそろそろ引っ越しませんか。
板的には7つ下、エロ漫小板あたりがいいと思いますね。そこにまず移行して、あと別館も立てると。
なぜ別館かというと、やはり現ポスト作品が多すぎて読み手に混乱を招いている現状かと。
で分散してもらって同作品のマルチポスト跨いでポストは禁止、ただし応援レスはokとかそんな感じで。
あそこなら、まあ板違いと言われて盲目的に叩かれることも無いでしょうし。ただあっちはレベル高そうですがw
そのぶん、真剣に書けるでしょうしね。同じ叩かれるなら、作品に対して批評されるほうがよっぽどマシというもの。
もしそうなったら、オイラは末席で結構ですのでw なにぶんジジィ文士ですのでw 若い文士方の書く量には勝てませんw
いろいろ意見など出してもらって方向性考えましょ。 ヾ(´д`)マタオジャマシマス。
428:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:22 4O+wm3/D
>>427
お疲れさまですw
お引越しか〜。ま、俺はほぼ見てるだけの人ですからね。
今こうやって書いてるのが奇跡w
では、恥ずかしながら続きいきます
429:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:24 4O+wm3/D
>>371より
え・・・・? 結婚って・・・・・お兄ちゃんが??
嘘・・・ そんな・・・・・ だって・・・それじゃ・・・
どうして・・・!?
頭の中が真っ白になる、っていうのは、こういうことをいうんだろうか・・・
その日の私は、多分、魂が抜け落ちたような顔をしてたと思う。
430:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:26 4O+wm3/D
夕食。
みんな、とても幸せそうだった。
そりゃそうだよね。実際、おめでたいことなんだから。幸せなことなんだから。
私以外は・・・・・
お兄ちゃんも、深雪さんも、すごくキラキラしてた。
眩しくて。羨ましくて。・・・切なくて。
見ていられなかった。 見ていたく・・・なかった・・・。
431:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:28 4O+wm3/D
何を食べたのか。何を話したのか。あの日のことは全く覚えていない。
・・・あ。一つだけ、思い出した。
愛想笑いって、結構疲れるんだね・・・・・
432:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:29 4O+wm3/D
部屋に戻って、ベッドに仰向けに寝転がる。
愛情。想い。願い。自信・・・
ひっそりと積み上げてきた心の中の積み木が
カラカラと音を立てて崩れ落ちていった・・・・・
涙が溢れてくる・・・・・
友達だと思ってた子に裏切られた時も、仲良しの子が引っ越しちゃった時も、
飼ってた文鳥が死んじゃった時も、辛くて、悲しくて、泣いた。
でも。
あの時の涙と、今この涙は、同じじゃない・・・
ただ悲しいだけじゃない・・・言葉に出来ない感情が、涙になって、流れている。
433:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:38 4O+wm3/D
お兄ちゃん・・・
大好きな、大好きな、お兄ちゃん・・・・・
私は今日ほど、あなたの妹であることを、恨めしく思ったことはありません。
お父さん。お母さん。
どうして私を、愛しいあの人の妹として授かったのですか・・・?
お兄ちゃん・・・
涙が・・・・・止まらないよ・・・・・・・
434:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:46 4O+wm3/D
ひとまず終了です。
>>374
> けど、相手が誰であっても、例えそれが天使でも、
> 負けない自信が私にはあった。
> う〜ん…響くセリフだなぁ…
思いついた時は自分でもびっくりしたwどこかで既に使われてる気がしないでもないですがw
> まさか書き込み欄に直打ちじゃないでしすよね?
> メモ帳かなんかに書いてから張り付けると楽です。 その時一回の投稿を意識して改行してればもっと楽だし。
思いつきもしませんでしたw今回はメモ帳に一旦書いてから投下しました。書くときの苦しみ(大袈裟)は、ちーとも変わりませんがw
> >このSSだけ
> そんなこと言わずにガンガン挑戦してみてくださいよ〜(なんだその媚びわ
いや、もうすでに懲りてますw今書いてるのはきちんと書きますが、今度書くとしたら、1レス程度の「詩」でしょうね、ってそれも難しいんですけど・・・
435:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/22 17:25 ljSWJEXC
寝てる間に来てるとは…(何
>>-426
続きキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
そういやコレって兄受けだったんですよね。でもすっかり生殺し…(*´Д`)ハァハァ
>>427
ということは完全SSスレになるわけですな。
分散すると板が分かれる分、混乱と無駄遣いと埋め厨が一気に来る可能性が…
まあ私は三文d儲ですからどこまでも着いていきますけど。(儲言うなて。
>>-433
この詩的な表現… ぼくにはとてもできない(棒読み
>>434
まさかマジで直打ちだったとは…
次からテンプレにメモ帳などの使用を提案。
436:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 20:18 Emwuh38J
ちょっと見ない間にえらく流れが早くなってますね。
359さん、『遠い昔の…』の384さん、新規参入ようこそです。
感想とか書きたいけど、それは次の機会にってことで‥‥
>>427
引っ越し案ですが、エロパロ板の方はどうでしょうか? あっちも結構いいSS専門スレがあるようですし。
>やはり現ポスト作品が多すぎて読み手に混乱を招いている現状かと。
これについては頭の痛い問題ですね。どなたかまとめサイト作ってくれないものでしょうか。
そうすれば一発で解決できそうなんですけどね(他人任せw)是非、他の住人さんも何か良案をお願いします。
それでは後ほど、続きの投下をしに来ます。
437:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 21:25 M0RG8+ij
SS専門になっちゃうと絵が投稿できないよう…。
438:161@遠い昔の作者
04/03/22 22:49 GYOy5D9Z
エロ小漫でもエロパロでも移動するならどちらでもいいと思います。
自分的にはもともとエロパロで書いてたんでそっちのが馴染みがあっていいかな、とか。
でもSS専門になるのは自分もちょっと……。絵も見たいですし。
ポストが多すぎると言う問題は、あんまりそこらへん気にせず萌えのまま
投下しちゃったのでなんか申し訳ない気になってしまいました。
自分だけの問題で言えば、161〜と遠い昔の…だけ投下して名無しに戻ろうと思ってたんで、
このまま終了でいいです。読み返すと自分は萌えのまま書いてるけどどうかなとか思うし。
文士さま方の作品期待してます。
439:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/22 22:50 mqeQ50hE
ふぅあ…どうやら向こうのスレに変なのが住み着いちゃってるみたいですね←眠たい眼を擦りつつ
仕方が無いから孕ませてみるか…けどご希望のアマイアマイにはならないから別口で、ね(苦笑
>>406-434
続編ダブルアタックキタ ━━━(*゚∀゚)━━━ !!!!
もうね、他人の作品を読んでると、自分の作品の出来の悪さが浮き彫りに…すいません、もっと精進します。
>>436
まとめサイトですか…私はinfoとジオにHP構えてるから、他の無料鯖があれば作りますよ(流石に併用は無理w)
板移動は同意しかねますね。>>437氏の言うように、向こうでは絵が投稿出来なくなる恐れもありますし。
やはり、絵師様を呼び込めるような環境は住人自身で造っていかないと…それが一番難しいんですが(´・ω・`)
440:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 23:00 Ug1vLCtF
一応ききたいのだが、向こうで絵を投稿してはいけないという理由でもあるんか?
こっちでSS投稿がある程度許容されるなら、その逆も通りそうなもんだが。
最終手段としては、こっちと向こうの二本立てってのも手としてはある。
実際そういう運営をしているスレもあるようだし。
このやり方の問題は、両方を保守しきれるかどうかだが。
441:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:09 soC5KtQU
>>437
それもそうですね。せっかく前スレでやっと絵師さんが来てくれたのですから、もったいないですよね。
ところで虹板でSSがメインのスレって何か問題あるんでしょうか? よく知らないのですが。
私個人的に問題だと思うのは、三文さんが言ったようにポストする書き手が多すぎて、読み手が混乱するってトコですかね。
何かいい方法、ないでしょうか‥‥
とりあえず>>289からの続きを投下します。
442:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:10 soC5KtQU
「エミは何で俺なんかを‥‥好きになったんだ?」
あたしの上から聞こえる低くて、しっかりと通る兄貴の声。囁かれるだけで背中に心地よい震えが走る。
「‥‥兄貴に、お父さんを感じる気がするの‥‥お父さんってこんな風に優しかったのかなって‥‥」
あたしが物心付いた時には、お父さんは既にこの世にいなかった。
小さな頃、街でお父さんと手を繋いで歩く子たちをあたしは寂しい思いで見ていた。
それが悲しくて、泣いて、何度も兄貴を困らせた。
でも、その度にあたしの頭を撫でて『大丈夫、俺がずっと傍にいてあげるから』って慰めてくれた‥‥
「ああ、親父はエミを大事にしてたよ‥‥俺‥‥親父にちょっとは近付けたのかな‥‥」
あたしは知っている。わかっている。兄貴があたしの為に色々と尽くしてくれているコトを。
「うん、兄貴は‥‥お父さんみたいに優しいよ‥‥だから、好き‥‥」
そう、彼はあたしの大切な‥‥愛する男(ひと)‥‥
443:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:12 soC5KtQU
「ありがとう、エミ。でも俺、お前に興奮するなんて‥‥好きになるなんて‥‥兄貴失格だよな」
確かに周りの人は兄妹で愛し合うなんて間違ってるって言うだろうけど‥‥
「そんなコトない! あたしも兄貴が好き。あたしは兄貴が欲しい! だから‥‥余計なコト考えないで」
「‥‥そうだな。もう‥‥引き返せないよな‥‥」
そして、またあたし達はお互いを求めてキスをした。
重なった口の中で、舌と舌が激しく絡み合う‥‥まだ足りない、もっと欲しい‥‥舌の動きがそう言ってる。
あたしの中に唾液が流れ込んで来て、それを味わい、飲み干すごとに兄貴に染められていく気がする。
お願い、あたしを兄貴でもっといっぱいにして‥‥あたしを兄貴だけのものにして‥‥
‥‥そして兄貴の唇が糸を引きながらあたしから離れていく‥‥でも、それは一瞬だけ。
唇があたしに吸い寄せられるようにまた近付いてくる。今度は‥‥
444:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:13 soC5KtQU
温かな感触が首筋をゆっくりと這っている。くすぐたいような、気持ちいいような微妙な感じ‥‥
「‥‥はぁ‥‥ん‥‥あ‥‥」
気持ち良さがどんどんと下にやってくる。乳首を、指を、脇腹を味わうように兄貴は舐め回している。
体が熱い‥‥あたしの中がじわじわと潤ってくるのがわかる‥‥兄貴を受け入れたくて‥‥
気が付いたら、兄貴はあたしのアソコに顔を埋めて‥‥ヤラシイ音を立てて舐めていた。
「いやっ!ソコは‥‥汚いからダメ‥‥!」
あたしが抵抗できたのはその一言だけ。一番感じやすい部分を舌で捏ねられて、もう抵抗できない‥‥
恥かしさなんかどっかへ飛んで行って、あたしは与えられる快感に更に溺れていった。
もう、頭の中が真っ白‥‥兄貴が気持ちいい所へと導いてくれる。もうすぐ‥‥そこまで‥‥
次の瞬間、あたしの体は快感以外の何も感じなくなっていた‥‥
445:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:15 soC5KtQU
‥‥気持ち良すぎて、息が苦しい‥‥胸が‥‥くすぐったい。
兄貴はあたしにそっと覆い被さって、おいしそうに乳首を吸っている。まるで母親に甘える子供みたいな顔をして‥‥
こんなに子供みたいに甘えてる兄貴の姿、あたしは今まで見た憶えがない。
普段の兄貴はジャズが好きで、文句を何一つ言わず、淡々とした表情で家事もこなす大人の顔をしているのに‥‥
そういえば以前、何であたしより家事がうまいのか聞いたら、
『年期の違いだよ。母さんが働いてるから、全部自分でやらなきゃいけなかったからな』
偉そうにそう答え、『お前も修行しな』と言って、あたしのお尻を叩いてきたんで蹴り返したコトがあった。
‥‥バカな会話の裏にあった本当のコトに、もっと早く気付くべきだった。
あたしは兄貴に甘えていられたけど、兄貴は誰にも甘えられなかった‥‥違う、甘えなかったんだ。
お母さんやあたしに心配をかけないために‥‥だから兄貴はこんなに大人になったんだね‥‥
446:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:17 soC5KtQU
‥‥でも、今はいっぱいあたしに甘えていいよ‥‥いっぱい抱きしめてあげるから‥‥
兄貴は今、あたしにギュッとしがみついて、心臓の音を聞くみたいに胸に顔を埋めて目を瞑っている。
その安らかな横顔はいつものシャープな顔立ちとは違うけど、とっても愛おしい。
髪を撫で、背中をそっとさすってあげる。赤ちゃんを寝かし付けるみたいに‥‥ずっと、ずっと‥‥
そうしたら、兄貴はホントに眠ってしまった‥‥安らかな吐息が胸を伝う。
でも、こんな時に寝ちゃうってどんなモンだか‥‥って思ったけど、安心しきった寝顔を見てたら怒る気がなくなった。
誰にも甘えない兄貴が、子供みたいにあたしの胸の中で甘えて眠ってる‥‥それが、なんだか嬉しい。
そう思えるのは、あたしにも母性本能ってのがあるからだよね‥‥やっぱりあたしも『女』なんだ‥‥
そんな柄にもないコトを考えてたら突然、鼻がムズムズしてきた。ま、まずい‥‥
ガマンしないと兄貴が起きちゃうよ‥‥あ‥‥ダメ‥‥くしゃみ、出ちゃうよ‥‥もうダメ‥‥
「‥‥っ‥‥くしゅん‥‥!」
とたんに、兄貴が目を覚ましちゃった。ゴメン、兄貴‥‥
447:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:19 0F9uMEJh
「‥‥あ‥‥ゴメン、寝ちまって‥‥悪い、エミ‥‥重かったろ? ホントにゴメン!」
あたしから降りて、訳の分からない謝り方をする兄貴。そのうろたえかたが可笑しくて、つい笑ってしまう。
「あははっ‥‥いいってばぁ。兄貴が甘えてるトコ、すごい可愛かったから許してあげる」
「な、何言ってんだ。俺はそんなこと‥‥」
真っ赤な顔をしてる兄貴を、下から手を伸ばして抱き寄せる。
「いいよ、あたしで良かったらいっぱい甘えても‥‥いつでもこうしてあげるから‥‥」
「いや、いいって。俺はそんなつもりは‥‥」
そう言って抵抗する兄貴の頭を、あたしは胸に押し付けて黙らせた。
「兄貴はあたし達に心配かけたくなくて誰にも甘えなかったんでしょ? でも、もうガマンしなくていいから‥‥」
兄貴は黙っている。多分、あたしの想像は当たっていたんだ‥‥
「うん、そうだな‥‥ありがとう、エミ‥‥」
兄貴は小声で呟いて、胸の膨らみに頬擦りをしてくる。そしてあたしは兄貴の髪を梳くように頭を撫でる。
448:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:20 0F9uMEJh
「兄貴‥‥いい子だから、また寝ちゃダメだよ‥‥」
「‥‥ん、寝ないよ‥‥」
いつもの低くて、通る声があたしの心をこんなにもくすぐる。でも、くすぐられてるのは心だけじゃない。
いたずらな手と唇があたしのすっかり硬く立った乳首を弄り始めた。
「あ‥‥んっ‥‥いい‥‥よぉ‥‥」
自分の胸がこんなに感じる場所だなんて、今まで自分でも知らなかった。それとも、兄貴が上手なのかな‥‥
兄貴が与えてくれるこの気持ち良さ、もっと味わいたい‥‥でも、今日はダメ。
あたしの『初めて』は兄貴に『してもらう』んじゃなくて、あたしの『初めて』を兄貴に『あげたい』の‥‥
だから、あたしばっかりが気持ち良くなっちゃいけない。だから‥‥
「あに‥‥きぃ、待っ‥‥て‥‥あんっ!」
息も絶え絶えに声をかけると、すぐに動きを止めてあたしを見つめてくる。
「‥‥どうした?」
「兄貴を‥‥気持ち良くしてあげたいから‥‥あたし、上になっていい?」
449:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 23:22 mqeQ50hE
450:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:24 vQErp/Iv
本日は以上です。
>>441で述べたように、読み手が混乱しない良い策があればこのままでも
いいような気もしますが、どうでしょう?
451:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/22 23:25 fVxfhoar
三者の続編が一気に
人
(( (___) (´´
(( (__) (´⌒(´
キタ━━(゚∀゚ )━━!!! ´⌒;;;≡≡≡
⊆⊂ ̄ ⊂ソ (´⌒(´⌒;;
 ̄ ̄ ̄ ズサーーーーーッ!!
452:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/22 23:45 fVxfhoar
>読み手が混乱
念のためココでの作品投下終了後に改めて固めたモノをうpする
ってのは駄目ですか?
リアルタイム投下自体も両スレ共通の楽しみの一つですからソレを
無くしてしまうのはちょっと…。
あと俺も引っ越しは反対です。正直言って他の板では絵師の参入等
不確定要素が多すぎます。それに安易な移転は個人的には“逃避”にも
感じられますし…。
あぁ新参者が生意気な事を言って…一応参考意見という事で嫌なら
無視して下さい皆様。
453:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:02 OIaxJllT
書き出したら止まらなくなったw
夜勤上がりになにやってんだ俺・・・
・・・続きいきます、ハイ。
454:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:04 OIaxJllT
>>433から
結婚式まで、あと3日・・・・・
あの日以来、私は、自室で一人でいることが多くなった。
お兄ちゃんの顔を、見たくなかった。あんな幸せそうな、お兄ちゃんの笑顔・・・
でも、相変わらずお兄ちゃんは、私にも優しくしてくれる。
辛いよ・・・優しくしないでよ・・・
私なんか放っておいて、深雪さんといっしょにいればいいじゃない・・・
ヤな妹だよね、私・・・
455:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:05 OIaxJllT
明日は結婚式・・・・・
夜。
コンコン・・・
『美咲、いいか?』
ドクン・・・!!
我ながらびっくりするくらい、ドキドキしてる・・・
「どうぞ・・・」
「久しぶりだな、お前の部屋に入るのは」
「ん・・・そだね」
なんでこんなに緊張してるんだろ、私。
456:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:07 OIaxJllT
「何か用?」
努めて素っ気無く話しかける。
「この家にいるのも、今日がとりあえず最後だし。少し話でもしたいな、と。」
「別に、今さら話すことなんて・・・」
「なぁ、美咲」
「え・・・っ?」
「お前、最近どうしたんだ?」
不意に発せられたお兄ちゃんの一言に、心臓の鼓動はさらに早くなる。
457:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:08 OIaxJllT
「ずっと部屋にこもって・・・。受験勉強ったって限度があるだろ。それに・・・
何か急によそよそしくなったな、お前。・・・何かあったのか?」
「何もないよ。何も・・・」
「何もないわけないだろ。この間からのお前を見てると、心配でしょうがないよ。
悩み事とかあるんじゃないのか?俺に出来ることなら何でも相談に乗るぞ・・・って、おい、美咲!?」
こらえ切れなかった。お兄ちゃんの胸にしがみつき、泣きじゃくった。
そんな私を、お兄ちゃんはそっと抱きしめ、優しく頭を撫でてくれた。何も言わず、でも、温かく・・・
458:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:13 OIaxJllT
とりあえずここまで。
お話自体は書き終えたんで、残りは夜に投下します。
メモ帳って・・・・・便利ねw
459:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/23 17:50 PSzSIUN1
∧_∧
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__∧∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←誰?
460:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/23 18:10 ++XX3IjM
>>-448
はう〜… ラブラブですな〜(*´д`*)ハァハァ
>>457
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ//ア//ア
居たら支援しましょうかね。
>>459
∧_∧
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__∧∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←>>459
461:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/23 18:34 pOpppdnx
>>458
キタ━(Д゚(○=(Д゚(○=(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)=○)Д゚)=○)Д゚)━!!!
は…はやく続きを…(*´Д`)
>>460
何か妙にカコイイIDになってる…
462:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/23 18:49 OxF023c6
>>461
pが多いよ
463:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/23 20:55 ZfJRRfR5
>>460のIDは「ダブルプラス・イグゼクス」と読むことにしよう。
そんで>>461は「ポップポッドNX」で。
464:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:10 I5P+zbm5
>>457から
ようやく泣き止んだ私の頭を、軽くポンポンと叩きながら、お兄ちゃんは笑顔を浮かべていた。
「どうしたんだよお前。何か辛いことでもあったのか?」
「・・・うん。」
「そっか・・・何があったんだ?」
「好きな人がいるの。死にたいくらい好きな人が。でも、その人は、他の人と結婚するの・・・」
「そっか。でも、うらやましいな。お前にそこまで思われるなんてな。どんな奴だ、そいつ?」
「特別格好いいわけじゃないけど。でも、すごく温かくて安心できる人。」
・・・もう、自分の気持ちを抑え切れなかった。
465:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:13 I5P+zbm5
「優しくしてくれて、気に掛けてくれて。明日は自分の結婚式だっていうのに
私の心配してくれて。突然抱きついて泣き出したりしても、嫌な顔しないで受け止めてくれて・・」
「美咲・・・お前・・・・」
「お兄ちゃん。好きです。もう、心の中にしまっておくなんて出来ない・・・
ホントに・・・ホントに・・・・・大好きです。」
「美咲・・・・・」
「お兄ちゃん。私を・・・・・愛してください・・・!」
お兄ちゃんの胸に顔をうずめる。匂い、鼓動、温もり。全てを感じていられるように。
そして、お兄ちゃんは、そんな私を、ギュッと抱きしめてくれた。
466:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/24 00:15 UZ/wYoIV
467:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:16 I5P+zbm5
「美咲・・・」
「お兄ちゃん・・・」
私を見つめるその顔には、戸惑いと、愛情と、決意・・・
「ん・・・」
キスって・・・こんなに、ドキドキするんだね、おにいちゃん・・・。
「嬉しいよ、俺。お前が、そんなにも俺を想ってていてくれたなんて。ダメだな俺は。鈍い兄貴で。」
「いいよ、そんなの。謝らなくったって。」
短い沈黙。そして、お兄ちゃんの口から発せられた言葉は・・・
「でも・・・俺は、お前の想いには、応えられない。俺に出来るのは、ここまでだ・・・」
468:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:17 I5P+zbm5
・・・!?
「お兄ちゃん・・・やっぱり、私が妹だから」
「いや。そうじゃないよ。兄妹だから、とかじゃないんだ。お前に愛する人がいるように
俺にも、愛する人が、大切な人が、守りたい人がいるんだ。
今、もしお前を抱いたら、俺は、お前と深雪、2人を裏切ることになる。
それだけは、俺にはできないんだ。」
お兄ちゃんの目は、相変わらず優しくて、そして、力強かった。
469:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:18 I5P+zbm5
「正しいとか、間違っているとか、そんなのは関係ない。
それは、譲れない思いなんだ。貫きたい・・・信念なんだ。だから・・・」
「お兄ちゃん」
「え・・・?」
「ありがとう、お兄ちゃん」
不思議なくらい、私は落ち着いていた。涙なんて、一滴も出なかった。
だって、私の心は、お兄ちゃんの愛情で満ち溢れているから。
だから、ちっとも悲しくなかった。後悔なんて、微塵もなかった。お兄ちゃんを好きでいて、本当に良かった。
「幸せになってね、お兄ちゃん。」
一点の曇りもない、本当の本音だった。
「ああ。ありがとな。」
その笑顔は、今までで一番素敵だった・・・
470:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:19 I5P+zbm5
結婚式
お兄ちゃんも、深雪さんも、ちょっと悔しいくらい格好よかった。
私にも、いつかこういう日がくるのかな・・・
お兄ちゃん、泣いてたな〜。後でからかってあげよう。
雲ひとつない澄みきった青空を見上げながら、そっとつぶやいた。
『ありがとう、お兄ちゃん』
471:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:21 I5P+zbm5
以上で終了です
話が破錠どころか、後半見事に息切れしてますなw
ま、初めてなもんで、見逃してやってください。
読みきりマンガみたいなもんですから。
ありがとうございました。
472:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/24 00:23 AWFsOd60
GJ!
なんかすっきり爽快。
473:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/24 00:27 e97mgjSx
完結キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
お兄ちゃん、男らしい… (*´Д`)ハァハァ(何
こちとら妹に頼まれると断り切れないお兄ちゃんばかりですよ。
次回があるなら多分にエロ入れて存分に生殺しっちゃってくだしい。
お疲れさまでした。m(_ _)m
474:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/24 00:31 bDlEvg4I
話は破綻してないけど、スレタイに違反してますw
475:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/24 00:33 UZ/wYoIV
* * *
* *
* *
キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
* *
* *
* * *
お疲れ様ですた。
機会が有れば次回作も…ってワガママですか
そうですか…。
476:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/24 00:40 Gi/QQa57
さらっと短いのが書けたから投下しようと思ったら、なんか完結してる━━Σ(゚∀゚*)━━!!!!
>>471
(*´∀`)
ほわっと来ましたよ…イイナイイナー、こういう甘いお話が書けて←書けない香具師の僻みw
また次回作なんかが出来たら是非。楽しみに待っていますよ。
最後の二文から「無言真言」にループ出来そうでちょっと(・∀・)ニヤニヤしたのは内緒w
では投下してみます。
477:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/24 00:45 Gi/QQa57
僅かにはだけた胸元には、兄様の温もりが薄色をして微かに残って。
唇に触れたあの温かい感触、優しき抱擁が近く感じられる。
夏の初めの艶やかな夢の一夜を、葉樹の色香を見るたび思い出して微笑む。
しかしながら、運命を司る神は、結ばれた兄妹に数十年という別れを振り舞う。
互いを頼り求むことすら赦されぬ中、男は苦痛に苦しみ、女は悲嘆に沈む。
それでも互いの存在を求め、慕い逢うのもまた恋慕の為せる所業であろう。
最後の言葉を伝えられなかったあの日の涙は、夜露と混じって水面に零れていく。
478:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/24 00:46 Gi/QQa57
――淡い水色に染められし、儚くて切なくて愛しい、我が胸の思い出達よ。
そなたは何故に、幾度も幾度も記憶の鈴を鳴らして私を苦しめるのだ。
寂しき独夜の床に響く、清浄にして冷徹、淡白にして激の想いが渦を捲いて。
大鎌の死神が狂喜の呻きを吐き出して、兄様の御霊を狩る夢が頭に貼り付く。
逢瀬を重ねたこの白き絹が、慕いの水に絶えず濡れて薄く染まる。
嗚呼、どれほどまでに貴方を求めても、この想いはまだ遠くして届かないだろう。
そして、想いを映した色濃き日は、明日もまたその色を変えることはないだろう…。
479:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/24 00:52 Gi/QQa57
…以上です。長さが前作の半分以下ですよお兄ちゃんw
とある曲の歌詞をベースにして、色々と付け足してみたらこんなのが出ました。
「戦に向かう兄を、ただ見送ることしか出来なかった妹の悲嘆」がテーマです。古き時代感が感じられたなら幸いです。
ほっそりと感想とか期待してみます…次は長くて甘いの書こう、うん。
480:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 01:36 I5P+zbm5
>>479
いいですね〜
君、しにたもうことなかれ・・・
アレは姉と弟かw
俺がSS書いてたとき脳内で流れてた曲は
「Squall」「LOVE LOVE LOVE」
だったりする。
481:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/24 01:45 UZ/wYoIV
>>479
∴・.゚.・∴..*.+.:: ∴ o *∧∧* o ∴::.。.:*・゜.∴
キタ━━━━.(゚∀゚)━━━━ !!!!
∴・.゚.・∴..*.+.:: ∴ o ** o ∴::.。.:*・゜.∴ * o
最近、詩的作品が増えてきましたがソレはソレで
結構楽しめますな…GoodJobです!
さて俺の抱えている飽和状態のネタを如何にして消化しようか…
スレ活性化の為にあえてココに晒してみるべきなのか…
482:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/24 08:53 Y8QboscA
よ〜し!書き終わった〜〜!!
とりあえずFXDdか三文dが完結したら投下します。
483:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 13:28 qje5932A
「ねぇ、明兄ちゃん。『萌え』って何?」
「何だ芽衣、いきなり」
「ねぇねぇ、萌えって何〜?」
「まぁ、かわいい女の子に興奮すること、かな?」
「ふ〜ん。・・・ねぇ兄ちゃん。芽衣は・・・萌え?」
「ハァ!?」
「どうなの?萌えなの?
「んー、そうだな〜。芽衣はかわいいからな。いいかもな〜」
「ホント!?」
「おう。芽衣は『萌え』だぞ」
「えへへへ〜」タタタッ・・「お母さ〜ん!兄ちゃんが、芽衣はかわいくて萌えるんだってー!」
「わー!!こ、こら!芽衣!待て!余計なことを・・・」
『明!あんた実の妹に何言ってんの!!』
「誤解だーーーーっ!」
484:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 13:31 qje5932A
ふう、何とか1レスでまとまった。
4コママンガみたいだなw
あ、SSに感想等下さった皆様に、感謝です。
485:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/24 16:37 oL6QQ/G2
あんたの文は読んでて「楽しい!」と感じられる文だ。
486:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/24 18:54 BNhAMgdb
『萌え』の意味を知ってるお母さんって‥‥w
487:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/24 21:23 g0GPYHWk
ここは一体・・・
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
488:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/24 21:52 HQfifs12
とりあえず一発殴っておきますね。 _ .' . ,∧_∧
∧ _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '.. (;;)Д` *)・∵.←>>487
, -'' ̄ __―=', ・,' ⊂ ⊂ )
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" ' (^(^,,ノO
/ ノ
/ , イ ) _/ |l
/ _, \ / ̄/
| / \ `、 / / 〃,
j / ヽ | /
/ ノ { |
/ / | (_
`、_〉 ー‐‐`
489:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/25 12:29 MK3NHU9R
あんたら・・・妹がそんなに好きなのかよ・・
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
490:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/25 12:58 MK3NHU9R
少しは頭冷やせよ・・・
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
491:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/25 13:03 lstrODgd
この物語は 言うまでもなく フィクションです
492:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/25 14:22 Y5MyF/v8
まだ妹の良さが分かってないのが居たか…
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
>>489-490
(#・∀・)<興味無いなら来るな!お呼びじゃありません!
493:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/25 14:33 qpZMKcDk
俺の妹もこんなんだったら(強制終了
な感じで見てるんだが。
494:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/25 17:37 YgDY8GLo
あくまでもネタだって分かってないのが来てるな。
495:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/26 15:00 6WQ9c1ju
妹と真剣に深い関係になりたいなどとは思ってない。
しかし風呂あがりでキャミ一枚姿とかさあ・・・
そこからブラとか胸の谷間とかさあ・・・
無防備パンツとかさあ・・・
自分の食ってるアイスを「お兄ちゃんも食べる?」
とかやられるとなあ・・・
これに萌えない奴は真のお兄ちゃんではない。 ゚・(。´Д⊂)゚。・。
それがこのスレの存在意義。
496:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/26 17:28 sJOseMeT
いまさらリアル妹に萌えてはいないさ。 だからこそ二次元萌え妹なのさ!!
などと人生の敗者してみる。
ところでこのスレのリアル妹いる香具師といない香具師の比率調べてみたいところ。
497:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/26 23:23 XvCkrTGF
>>496
いない
498:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/26 23:42 Jtd99Ohg
>>496
います
499:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/26 23:57 N62zyByB
>>496
いる。双子。いいかげん「お兄ちゃん」と呼ばれ飽きた。
500:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/27 00:09 lgIf5c7z
1/1ドール(身長125cm)を妹と認識。
永遠の9歳です。やったね。(何がw
501:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/27 00:39 w4zHi/DO
>>499
贅沢は敵です! 私に一人下さい(w ちなみに私に妹はいません。
向こうの230さんや359さんに触発されて、短編を書いてみましたんで投下してみます。
502:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/27 00:39 w4zHi/DO
夜の闇が恐い‥‥朝が来るのが恐い‥‥お兄ちゃんに手を握ってもらっても恐い‥‥
もしこの先、お兄ちゃんに会えなくなるかもしれないと思うと‥‥でも、このままだと私は‥‥
私は生きていたい! 生きて、またお兄ちゃんに抱きしめてもらいたい‥‥
503:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/27 00:41 w4zHi/DO
一週間前、私は無理を言って外出許可を貰った。お兄ちゃんと二人きりになりたくて。
『何処に行きたい』と問うお兄ちゃんに、私はキスで返事をした。
このまま好きな人に愛されないまま死にたくないから‥‥
私の体が手術で傷つけられる前の、キレイなままの私を見て欲しいから‥‥
もし、私がいなくなっても、私の事を忘れて欲しくないから‥‥だから、お兄ちゃんに抱いて欲しい‥‥
504:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/27 00:43 w4zHi/DO
お兄ちゃんは私を幸せにしてくれた。たくさん愛してくれた。
胸も無くて、痩せこけた体でも『キレイだよ』と言って、いっぱい愛してくれた。
そして私の中に『愛してる』証しをたくさん注ぎ込んでくれた。
お兄ちゃんと初めて一つになった印が白いシーツを紅く染めている。
お兄ちゃんと初めて一つになった痛みさえも心地良い。だって、この痛みは私が生きている証拠だから‥‥
505:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/27 00:45 w4zHi/DO
直接、肌と肌が触れ合う温もりが好き。舌を絡め合うキスが好き。
優しく髪を、体を撫でてくれる手が好き。とても痛かったけど、お兄ちゃんと一つになるのが‥‥好き。
いっぱい、いっぱい気持ち良くなって、お兄ちゃんの胸に包まれて眠り、目覚める朝が好き。
また、こんな幸せな朝を二人で迎えたい‥‥
お願いだから、これが最初で最後じゃありませんように‥‥
506:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/27 00:47 0pomc1um
そして手術の朝を迎え、お兄ちゃんは離ればなれになるぎりぎりまで私の手を握っていてくれた。
『じゃ、また後でな。待ってるからな』
『うん、また後でね。お兄ちゃん‥‥待っててね』
麻酔が私の意識を侵してしまう寸前、お兄ちゃんの優しい笑顔が浮かんで消えていった‥‥
507:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/27 00:48 0pomc1um
‥‥暗い‥‥ここは‥‥どこ‥‥何か‥‥音が‥‥する‥‥
‥‥だんだん‥‥明るく‥‥なって、きた‥‥体‥‥動か‥‥ない‥‥誰かの声が‥‥する‥‥
ここは‥‥どこ?‥‥私、どう‥‥なったの?‥‥誰か‥‥いる‥‥の?
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