お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ… at ASCII2D
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200:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 02:59 ndbdrzrH
鏡子
コウ兄に頭を撫でられて、軽くキスを交わす。
……ちょっと落ち着いて、意識がハッキリした。

「早う、入れて…」
「じゃあ、ちょっと持ってて。」
「え… あ…」

コウ兄のオチンチンを両手で握らされた。
熱うて…固い。

201:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:01 ndbdrzrH
コウ兄に足を拡げられて、アソコがちょっと拡がる感じがする。
そしてそこにコウ兄のオチンチンが近づいた。
「ココに、入れるんだぞ。」
「うん…」
「優しく入れないと痛いんだからな。」
「わかっとるよ…
 昨日は…痛かった。」
「こうやって… ゆっくり…」


202:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:03 ndbdrzrH
「コウ兄…
 私の事気遣ってくれてるん?

 ……別にいいんよ。
 コウ兄のしたいようにしたら……」

「……そうはいかないよ。
 こういう事はな、お互いの意志ってのが大切なんだ。」
「お互いの…意志…?」
「そうだ。
 ただ穴に突っ込んで、俺一人だけが気持ちいいんじゃ… ダメなんだよ。」
「私は… コウ兄が気持ちよければ… それでも…」

203:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:05 ndbdrzrH
「だから、それじゃダメなんだって。
 俺は、お前にも気持ちよくなってて欲しいんだよ。」

「わ、私も…?

 でも… コウ兄がするんなら… なんだって… いいから…」
「鏡子…」
「だから… 早う… して…
 それで、気持ちよく… なれるから…」

204:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:07 ndbdrzrH

「……わかった。
 じゃあ、入れるからな。」
「…うん。 気持ちよう… して…」

私の手に掴まれたコウ兄のオチンチンが、
少しずつ… 近づいてって…

……入って、きた。

205:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:09 ndbdrzrH
康太
鏡子の中に入れるのは(暴発したのを入れて)3回目になる。

そしてどの時よりも今が一番快感を感じていた。

しかし鏡子にも快感を感じていて欲しい。

少し、身勝手なのかもしれないが…


206:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:10 ndbdrzrH
「鏡子、痛くなかったか?」
「…大丈夫よ。
 ちょっとジンジンしとるけど…


 もっと、動いてええよ…」
「……ああ。」

「それと…」
「ん?」
「……『キョウちゃん』って、呼んで……」
「う……」
そ、それはちょっと恥ずかしいが…

207:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:13 ndbdrzrH
鏡子:
「じゃあ動くからな。
 ……『キョウちゃん』」
「うん。
 『コウ兄』」

昔みたいに、お互いを呼び合う。
もう、きゅーん、てしたのが… 胸ん中だけで収まらずに
体中に弾け飛んでってるみたいな気分。

コウ兄… 大好きだよ…

208:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:14 ndbdrzrH
さらに… その、きゅーん、てしとるのと、
コウ兄が動く度に… 感じる気持ちよさが、
私ん中で… かき混ぜられて… たまらない気分になっていく。

「コウ兄… コウ兄ぃ…」
私は精一杯、コウ兄にしがみついて、すがりついていた。
コウ兄も、突き込む動きを激しくして応えてくれる。


209:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/09 03:16 ndbdrzrH
続く。

あと残り2回程で終わっちゃうんですがココに来てエロ分が足りない気がしてきたんで
今から書き足そうかと思います。

2日あるんだしなんとかするさ(死

210:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/09 15:19 4nKRgxdv
キタキタキタキタ━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━!!!!!!!!!!



211:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/10 11:48 t9bcNLH5
他の文士様に失礼承知であえて言う。
>161さん、私はあなたのような文体や作風が一番好きです。
こういうさりげないシチュもすごい好きだ…。
嗚呼、早く続きを……。

212:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:31 zUfwrZzH
どうもゴブザタです。
なんか弟がADSLに変更したからってボソバーマソオソライソなんぞ始めちゃって・・・・くそう・・・・

>>195うおぉいマジで書いてたんかい!!w
いや、まさかな〜と思って他人事のようにひっそり期待してたんですが。

それでは>>96から・・・・ってアンカー引いてみたら自分のローペースぶりが身に染みました。

213:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:33 zUfwrZzH
「そんな昔の事・・・・まだ覚えてたのかよ」
「うん、大きさと形までちゃんと」
うろたえる兄が可愛くて、さらに恥ずかしいことを並べ立てます。
が、
「・・・・・・・・・・・」


「・・・・あれ?お兄ちゃん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・し」
急に黙り込んでしまった兄の唇が、かすかに動きました。

「静恵が・・・・あの時は、静恵が・・・・・いや、大人に・・・なったんだなと思って」


214:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:35 zUfwrZzH
私が大人に、とは身体が・・・・女になってきたという事だと思います。
そんな言葉に思わず胸がきゅうん、と締め付けられてしまいました。

「大人にって、おっぱい・・・・とか?」
正直に言うと、私は胸に関しては人並み以下だと思っていたのですが、
そう訊かずにはいられませんでした。
「む、胸もそうだけど・・・・・・・・・その・・・・・」

兄はさらに赤くなって、うつむいて口ごもってしまいました。
ですがその視線の先には――


215:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:35 zUfwrZzH
「・・・・っ!?お、お兄ちゃんたらどこ見てるの!!」

私の股間があったのです。
「ご、ごめんっ!!」
「もうっ・・・・・・・・」
私はそう言ってそっぽを向いてしまいましたが、その実頭の中は
エッチな考えでいっぱいでした。

――ココは、男の人と『セックス』するところ――

お兄ちゃん、したいの?私と・・・・・セックス・・・・
私の中に入りたいの・・・・・?


216:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:37 zUfwrZzH
と、私は何か下半身が冷たいような気がして、身じろぎをしました。
(これって・・・・私、濡れちゃった?)
そのことを兄に悟られまいと、じりじりと後退します。

ところが逆に、兄は私にだんだんと近寄りました・・・・・距離が無くなるまで。
そして私の耳の所に口を近づけます。それだけで私は少し快感を感じてしまいました。

「なぁ静恵――静恵の身体・・・・・・・・

                触ってもいいかな?」


217:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:38 zUfwrZzH
締め付けられるどころではなく、胸を握りつぶされるように心臓が高鳴りました。

本当に?本当に、お兄ちゃんは私とセックスしたいの?
・・・・・・私・・・・・止まらなくなっちゃうよ・・・・・・?

おそるおそる、兄の手が伸びてきます。
私はそれを手にとると、自分の胸に押し付けました。

「ごめんねお兄ちゃん・・・・私ったら、これだけしか胸ないんだ」
私の乳房はすっぽりと兄の掌に納まってしまい、ちょうど乳首が指に当たるくらいでした。


218:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:41 zUfwrZzH
「・・・・・・関係ないよ」
兄がそう言うと、少しだけ手に力が入りました。
「綺麗だよ」

兄は、どうしてこんなに優しいのでしょうか。
その優しさに触れて、私も穏やかな気持ちになっていくのに――
どうしてこんなに気持ちいいのでしょうか。

私の胸が服の上から兄の指に押し潰されて、いやらしく形を変えていました。


219:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:45 zUfwrZzH
急に兄の指が、円を描くように私の胸の上を踊り始めます。

「ひゃぁ・・・・」

つい漏れてしまう嬌声。反射的に口を押さえました。
(生でされたら・・・・もっと気持ちいいんだろうなぁ・・・・)
そう思った矢先に、兄が私の着ているパーカーの裾を掴みました。

ちら、と兄と私は目で合図を交わしました。
ゆっくりと、もどかしいほどにゆっくりと、私の身体が晒されていきます。


220:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:47 zUfwrZzH
そういえば、パーカーの下にはブラを着けているだけでした。
それには兄も気づいたようですが、2人とも脱ぐ手間が省けたという程度にしか思っていません。
兄が、食い入るように私のお腹の肌を見つめています。

   違うよ・・・・もっと上のほう・・・・(いや、もっと下でもいいんだけどね)。

じれったくなった私は、兄を手伝ってあげる事にしました。
やっぱり男の人には難しいのかなぁ、なんて事を考えながら、手早くブラのホックを外します。
するりと胸の緊張が解け、服の中を隙間風が通りました。


221:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:47 zUfwrZzH
その隙間を、兄の手が割り込んできます。
――あったかい・・・・・。

兄の手の温もりが直に伝わってきて、なんとなく幸せな気分になっていきました。
ところがそれも束の間、兄の激しい愛撫が私の乳房を襲いました。

「んぁあっ!!・・・・お、おにい、ちゃぁん・・・・・・
 ひゃああぁ・・・・・いい、よぉ・・・・・・・っ・・・・・・」

口が勝手に、そんなエッチな声を出してしまいます。
しかし私はそれを止める事も忘れ、ひたすらに兄の愛撫を求めるのでした。


222:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:49 zUfwrZzH
「はぁっ・・・・・あはぁ、うわぁ・・・・・・・・んんっ!!」

兄の手はまるで私を貪る淫魔のようで、私を忘我の彼方に連れ去っていくようです。
と、兄は私の服をブラごと首の方までたくし上げてしまいました。
ぷるん、と私のピンク色の乳首が空中に揺れます。

「お兄ちゃぁん・・・・お願い、舐めて・・・・・・・」
そんな私のエッチなお願いを聞くまでも無く、兄は私の乳首に唇を押し当てました。

ちゅるっ――
兄が赤ちゃんのように私の乳首を吸い上げます。


223:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 15:54 zUfwrZzH
「ああああぁ!!いい、いいよぉ・・・・そこぉ・・・・!!」

ちゅ、ちゅうっ・・・・ちゅっ
いやらしい音が、耳の奥から聞こえてきます。
兄は吸うのを止めないどころか、唇で乳首を挟んだまま下でころころと転がしました。
「うあぁ!!あ――っ!!!ひゃあぁぁあん・・・・・!!」
私はついに膝に力が入らなくなり、床にしりもちをついて倒れてしまいます。

はしたなく脚を開いて、兄に向けて・・・・・この状況って・・・・・

     あのときと同じ――


224:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 16:15 zUfwrZzH
っと、ここまでっス。
やっと・・・・やっとこさ兄妹のエチシーンが書けましたよ・・・・

今の俺ってばエロ分の塊のような。某ホラーゲームまでエロにする勢いだよw
そういや最近リアルでもセックスしてな(r

225:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/10 16:53 77/iiA8H
某?

226:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/10 18:26 zUfwrZzH
>>225サイレントヒル・・・・・って伏せた意味ねぇw

227:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/11 00:51 1qRAfxgV
>>209 >>224 続編来てたのに

出遅レタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(`  )━(д` )━('д`)━!!!!!



          _
        / /|)  
        | ̄|      
      / /    

228:孕age(アク禁中)
04/03/11 08:24 EsvGEBzt
yournet.ne.jpアクセス規制にひっかかってしまいました。絞り込みにも巻き込まれ現在投稿が出来ません。
今回は一回休みにしてください。 ナマゴロシノママテホントニ゙ゴメンナサイ 。・゚・(ノД`)・゚・。
あともう2日ほどしても規制が解除されないようであれば、最悪続きがzip投稿の形になるかもしれません。

その間の期間を利用して次作でも練っておきます。PC・Drinkerdリクエストの妹責めでもやろうかなと。
>PC・Drinkerd
で、せっかくの初リクなので少し詳細設定決めときたいんです。
ずばり、『兄妹の名前』! コレだけが苦手なんです。
コレだけ決めといてくれれば後はどうにかするんで。 あと入れて欲しいシチュあればどうぞ。

ボク妊スレのヤツ、GJです。 ROMってるんで続きキボンヌです。 
では。|・)ノシ

229:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/11 17:01 SJ/5COVK
と思ってたら復活しました。


俺の気苦労を返せ!ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

今夜にも続きをあげますんでよろしく。

230:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/11 17:39 n0qmSxSa
>>229

>>兄妹の名前

 う〜ん、今晩中に決めておきます。余談ですが俺の場合
殆どが声優と洋画からの流用…
   _
 _ト |○

>>入れて欲しいシチュ

 シチュじゃないですが…毎回俺が書いていて気が付くと
何故か没になる台詞を使って頂ければ幸いです。それが…

 「お兄ちゃん、今度はボクのココ…気持ちよくしてくれるよね?」

231:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:43 JSODd4LK
こんばんは。いくらか続きが書けたので、また来ました。
HN・トリップがあったほうがいいようなので、こんな感じでよろです。

レスアリガトンでした。
自分の妹萌えの勢いだけ文にレスが頂けてとても嬉しいです。
萌え受け半分魂半分かぁ。難しいですががんばって見ます。
文体硬くてスンマソ。好きって言ってもらえて嬉しかったです。

では次からです。



232:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:45 JSODd4LK
>>167


「いや、お前、わざわざ……?」
「あのね。間抜けな家のお兄様が、降水確率100%にも関わらずいつも通り朝飛び出していったから、こうなるんじゃないかなーと思ってたんだ。で、結局その通りだったでしょ?」
上目遣いに百合が答えた。
俺と百合の身長差は30cm程あるので、百合が俺に目線を合わせようとすると、どうしても見上げる形になる。
何かをせがむような誘うような。そして甘えてくるようなそんな表情にも見え、俺はあらぬ想像をしてしまう。
心臓がどくんと大きく脈打った。体温が上昇していく。
百合のそんな何気ない仕草にも激しく動揺している自分。
どうしようもない。不甲斐ない自分に心で舌打ちを鳴らした。





233:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:45 JSODd4LK

小さい頃から一緒に暮らしてきた妹なのに、何を動揺する必要があるのか。
そう叱咤するものの、その妹に自分は、家族では到底持ち得ない感情を抱いているのだ。
気持ちを落ちつかせようとすればするほど動揺し、顔が赤らむのを抑えられず、百合の視線を遮るように体ごと顔を逸らした。
「あ、ああ……ありがとな……」
生半可な返答しか出来ない。
「お兄ちゃん……?」
怪訝そうな声がした。百合がするりと目の前に回りこんでくる。まだ、頬の熱が引かない。俺はさらに百合へ背を向けた。
「ちょっとー嬉しくないの?」
少し怒ったような様子が百合の声に見て取れる。先ほどの甘えるような百合の顔を俺は必死に追い出した。

234:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:46 JSODd4LK

口元に手を当てて向き直る。視線はまだ合わせられない。
朱に染まっているだろう頬を何とか隠しながら、俺は適当な言い訳を考えた。
「悪い。……何だかちょっと体がだるくて。ぼんやりした。ほんと悪い。迎えに来てくれてありがとな、百合」
そう言うと、百合は途端に心配そうな表情に変わった。
「風邪引き始めなんじゃないの? 早く帰ってあったまろ。ね、お兄ちゃん」
袖を引きながら百合が促す。俺はああと答え、百合に引かれるまま駅を後にした。

235:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:46 JSODd4LK

「……で? 何でこういう状況になるんだ?」
百合が横で誤魔化す様に笑う。
家に向かうまでの帰り道。雨は相変わらず激しく振り続いている。
俺達は何故か一つの傘の中にいた。
普通迎えに来る時は俺の分の傘も持ってくるはずではないだろうか。
それなのに小さい傘の中で、俺達は二人身を寄せ合うようにして歩いていた。
百合が駅まで迎えに来てくれたおかげで俺は濡れずに帰れるはずだったのだが、
一つの傘に二人なんて只でさえいっぱいいっぱいなのに、でかい図体の俺と百合では明らかに定員オーバーだ。
「えーっと……それは〜」
傘から落ちる水滴が百合の肩を濡らした。俺は百合を覆うように傘をずらす。
もちろん自分の片側半分はずぶ濡れだ。

236:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/11 19:49 JSODd4LK
今日はここまでです。オオオ……半端な所でスンマソ
また書きに来ます。
文士様方ガンガッテ下さい!
(;´Д`)ハァハァ しながらまってます。

237:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/11 20:04 5a5xuiXe
久しぶりに来てみたら皆さん来てますね。すばらしいSSがいっぱいで最高です。

ところで161さん。私、こういう何気ないシチュから始まる話って非常に好きです。
私もこういう方向で色々とSSを書いてるつもりなんですが、どうもうまくいかなくて‥‥・゚・(ノД`)・゚・。
期待してますんで、続き待ってます。

238:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:14 ewVxGuPH
なんかバタバタしましたが今日は大丈夫そうです。
>>-235
続きキタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━!!!!
ふぉぉおおおお(萌えている。
ここからどうなってああなったりこうなったり組んずほぐれつなのか!!(?

>>208から
キョウキタオキャクサンハラッキーネ

239:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:16 ewVxGuPH
康太:
「キョウちゃん…」
それは、鏡子の昔の呼び方。
「コウ兄…」
それは、俺の昔の呼び方。

つい最近まで離れつつあると思っていた二人の心は、

実はこんなに近くにあったんだ。

あの日のまま…


240:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:19 ewVxGuPH
鏡子:
「コウ兄…
 私、痛うなんてないよ…
 だから、遠慮なんて… せんでいいから…
 おもいっきり…

 きゃ… あぁ… そ…う…」

「キョウちゃん…


 大好きだ…
 俺、ホントに… 好きになってた…」

241:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:20 ewVxGuPH
「それ、前はそうでもなかった… って聞こえる…」
「いや… そういう意味では、けっして…

 その… 兄妹として好きだったのが…
 発展したというか… なんと言うか…」
「…うん、わかるよ。
 …私もちょっと前までは…
 こんな事されたら、張り倒しとったかもしれん…

 でもね、今は… 本当に嬉しい…

 それは、ずっとこんな風になりたいって思う心があったから…
 今も… ずっと…コウ兄とこうしてたいって… 思う、から…」

242:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:22 ewVxGuPH
康太:
そう、鏡子がどんどん大人びていって…
俺も、少しずつ疎遠になっていっていた。

しかし心では、ずっと幼い時のように…
いやそれ以上に、互いを求めていたのかもしれない。


本当は兄妹ではしてはいけない関係。
でも、大人になって、
大人になりつつある心と体で、それに気付いてしまえば
もう、止める術なんか無い。

243:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:25 ewVxGuPH
もっと近づきたい。
触れあいたい。 わかりたい。
そう思う心…と、

純粋な本能。
生殖して、遺伝子を、子孫を残そうというプログラム。

もしかしたら… 俺達はそこに少しだけ欠陥があるのかもしれない。
同じ親の元に生まれた兄妹同士には、本来それは働かないからだ。
でも俺達は惹かれ合い、好き合い、愛し合ってしまう。

それは、人間だから…
人間であるから、なのかもしれない…

なんてことを考えてしまうのは… 暴発防止であるのは秘密だ。

244:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 02:27 T/jU3LJo


245:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:28 ewVxGuPH
鏡子:
昨日は… 痛みと、なんだかようわからん感じしか、せんかったけど…

今は… そう、快感が… 奔る…

大好きなコウ兄と… こんなトコロで…

でも、それもちょっとだけ忘れられる…

だって… いま、私は… この世で一番大好きな人と… 愛し合ってる…

それは… 誰にも曲げられない真実…

目の前で起こっている事実…だから…

246:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:30 ewVxGuPH
康太:
目の前にある鏡子の顔は… 本当に、幸せそうで…
俺の中にも愛しさが溢れて… それを、もっと表現したくなる。

「やぁ… 胸、は…」
「ココも… 気持ちよくしてやるよ…」

「ひぃう… 噛んだら… 痛い…」
「……このぐらいならいいか?」
「…う、 …うん。」

247:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:32 ewVxGuPH
「ココも… 気持ちいいんだぞ…」
「ダメ… 今そんなトコ触られたら…
 おかしくなっちゃ…」
その声を無視して… キョウちゃんが、俺と繋がっている部分へ
指を伸ばして、親指で押すようにする。

「い… はぁ… あ…」
瞬間、キョウちゃんの体が震えた。 刺激に、快感に…
「……気持ちよかったろ?

 お前が気持ちよかったら、俺も気持ちよくなれるんだよ。」

「コウ兄も… 気持ちいい…?」
「ほら… 今度は自分で…」
キョウちゃんの手を持って、導かせる。

248:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:34 ewVxGuPH
鏡子:
そこは…まるで私のアソコじゃないみたいに…
濡れて… 拡がって… 熱かった…
「これは… コウ兄の、で…
 ドコ… 触れば…?」
「ココだよ。」
指が触れた瞬間に、ソコから電流みたいな刺激が体を奔る。
その刺激は、少し引くと…快感であることがわかった。

「あ… コ、コ…?」
そこは、おしっこが出る穴の少し上…
ちょっと膨らんだでっぱり…
コウ兄の… オチンチンに押されて出てきたみたいに… 大きくなっとって…

249:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:38 ewVxGuPH
「クリトリス…
 男はオチンチンになるけど…
 女は芽のまま残る…
 でも、神経は通ってるから…」
「あ… きゃ…」
恐る恐る、そして徐々に力を込めて、ソコを撫で始める。
「敏感だけど… 気持ちいいだろ?」
「う…ん…」


気持ちいい…
コウ兄のオチンチンと、私が触るトコロからの刺激で…溶けちゃいそう…

それに、私が気持ちよかったら… コウ兄も、気持ちいいん…?
だったら…

250:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:42 ewVxGuPH
康太:
「ね…
 コウ兄は… 気持ちいい?
 私… 気持ちいいよ…」
「ああ… 気持ちいいよ…
 キョウちゃん…」
キョウちゃんの体が快感で震えると、膣内も締まって… とても気持ちよかった。
「だったら… もっと、気持ちようして…
 コウ兄も… 触ってよ…」

「……じゃあ、キョウちゃんはそのまま触ってて…」
「ん… ん…」
そのままキョウちゃんは素直に肉芽を弄り続ける。

251:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:48 ewVxGuPH
そして俺は、指をキョウちゃんが弄るクリトリスにではなく
俺の肉棒が刺さったままの膣に差し込んだ。
「や… あ…
 コレ、は… 指…?

 ふぁ… 掻き回され……」
「手を休めずに… ほら…」
キョウちゃんのクリトリスを軽く触ってやる。
「きゃ、ふ… うん…」

252:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:52 ewVxGuPH
鏡子:
コウ兄のオチンチンと指が刺さったまま、
私も自分のアソコを触り続け、快感を得ていく。
「ほらもっと…」
「ん……」
コウ兄が腰を動かすたびに快感が奔り、私も指を動かすたびに快感が奔る。

……いやらしい水音が響く。
でも、たまらなく気持ちがいい。
コウ兄も… 気持ちいいんよね…

……嬉しい。

253:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 02:53 T/jU3LJo
 

254:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:55 ewVxGuPH
康太:
「ダ… メ… コウ兄…
 キス、して…」
「ん……」
二人の切ない吐息が重なり、さらに想いが増していく。

「コウ兄… コウ兄ぃ…」
俺を呼ぶ、妹の、鏡子の、キョウちゃんの声…
「キョウちゃん…」
俺も、応えていく。

255:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:58 ewVxGuPH
深く抱き合い、 唇を合わせ、

粘膜同士を激しく擦り合わせる。

脳が痺れ、一つの事に… 意識が集中していく…


「コウ兄… 今日は… 大丈夫だから…
 ……中、に……」
「……わかった。」
「うん…… ん……」

256:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:59 ewVxGuPH
鏡子:

コウ兄…

     コウ兄…

          コウ兄…



257:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:00 ewVxGuPH
康太:

キョウちゃん…

       キョウちゃん…

              キョウちゃん…



そして、 爆発する感覚。  体がこわばり、  何も考えられなくなる…


258:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:02 ewVxGuPH
鏡子:
コウ兄の体が震えて、  アソコが熱うなった、と思った瞬間…


快感の、イってしまう波が来た。


「きゅうぅ…」


……注ぎ込まれる感覚に、飲み込まれてしまう。



259:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:03 ewVxGuPH
少し、意識を失っとったみたい。

でも、コウ兄が隣におるから大丈夫。

コウ兄の胸ん中で、寄り添っとれば…



260:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:05 ewVxGuPH
とぅるるるるるん とぅるるるるるん

いきなり備え付けの電話が鳴った。
コウ兄が受話器を取る。

「もう、時間だってさ。」
「え…?

 もうちょっと…こうしてたい。」
「……時間制限があるんだよ。ここは。」
「うぅ…」

気怠い体を動かして帰り支度をする。
コウ兄の… 中出しされたけど… 大丈夫よね…
一応ちゃんと拭いてからパンツを履く。


261:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:08 ewVxGuPH
康太:
帰りの電車の中。
よほど眠かったのか、俺にもたれ掛かり眠る鏡子。
そのまま胸を貸し、頭を撫でてやる。

「……。」
何を夢見ているのだろうか。
俺の、事だろうか。

……変な事してなきゃいいが。お互いに。


262:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:10 ewVxGuPH
駅に着いても寝ぼけ眼だったので仕方なく背に負ぶってやる。

軽い、でも確かな重さの体。
微かに耳元に感じる寝息。
そういえば、こんな風に負ぶってやって帰ったことが…

…無かったな。
怪我とかしても、ちゃんと歩いて帰ってた。うん。


263:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:12 ewVxGuPH
鏡子:
「う〜〜。
 家…着いたん?」
「起きたか?
 風呂、どうする?」
「……もう、入ったから……
 ええわ。」
「じゃあ、もう寝るか?」
「……うん。」

264:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 03:15 T/jU3LJo
 

265:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:15 ewVxGuPH
「あ、ちょっと待って… トイレ。」
トイレの前で降ろして貰う。

実は、コウ兄の精液が… 中から染み出してきてた。
パンツに染み付く前でよかった…
掻き出して、ビデで洗う。
ふうぅ…

あのまま寝てたら…危なかったわ。

そんまま着替えもせんと布団に横になる。
あっという間に意識がのうなった(無くなった)。

266:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:18 ewVxGuPH
あ……

コウ兄。
添い寝、してくれてたん。

……いや、コウ兄が寝付けれんのんかな。
とにかく、横におってくれる。

嬉しい…… ずっと…… 一緒、で……

267:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:20 ewVxGuPH
続く。

これにてえちシーン終了で次回最終回。
PC・Drinkerd度々の支援乙です。
名前決まりましたか?


268:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 03:28 T/jU3LJo
>>267
 今までの方法に従って“広樹&由貴”なんて希望
してみたりする…。

 それにしてもクリトリスの描写が実にゑ呂ヰですな…(;´Д`)ハァハァ

269:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:42 +m3/AuJe
こんばんは。
文士様方のSS読んでいたらするすると書けたのでうpしにきますた。
いや自分のはエロまでまだ遠い道のりなのですが。
レスアリガトンです。ガンガリマス。

270:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:45 +m3/AuJe
>>235


10
俺は肩を竦めた。百合へ問い質すように訊ねて見る。
「大体、傘一つしか持ってきてないって意味無くない? 迎えに来るのに傘忘れるか、普通。何かのついでに寄っただけとかなんじゃないのか?」
百合が何回も目を瞬かせた。この癖が出るときは、何か隠し事がある時だと、昔から決まっている。
「そ、そんなの仕方ないじゃない。忘れちゃったんだもん。迎えに来たに決まってるでしょ! こんな優しい妹を疑うなんてお兄ちゃんひどいっ」
冗談っぽく言い愛想笑いを浮かべる百合へ、俺は訝しげな視線を送った。
「ほんとかよ。……まあ、来てくれたのは助かったけど―」
「でしょ? でしょ?! あ、お兄ちゃん肩びっしょりじゃない。なんで傘に入れないのよ。もっとこっち寄って。濡れちゃうでしょ、ほらぁ!」
俺の言葉を遮り、話題を変えるように百合が騒いだ。

271:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:46 +m3/AuJe
11
確かにこれ以上ないほど肩は濡れている。
だからこそ、俺が今更傘に入ったとしても、すでに意味はない。
そう言おうとした時、百合にぎゅっと引き寄せられた。腕と体が密着する。
服越しだというのに、百合の体温が妙にリアルに感じられ、そんな小さな刺激に鼓動が速まった。
心臓が高鳴る。息が苦しい。離れたいのに、離れ難い。
……このままずっと百合に触れていたい。
そんなことを考え始めた自分に気づき、俺は慌てた。
今日の俺は少しどうかしているようだ。神経が過敏すぎじゃないか。
百合に対して、こんなにも意識してしまうなんて。
百合も俺も普段と何も変わってなどいないんだ。

272:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:48 +m3/AuJe
12
……変わらない? 
いや、違う。何かが、違う。
違うと感じるのに、何が違うのか明確に答えられない。そんなももどかしさに苛ついた。
強いて言うのなら―どこかで歯車がずれたような―とでも言うのか、そんな違和感を俺は感じていた。
兄失格だな―そうも考え、苦笑を漏らした。
俺は何を今更言っているんだと思う。
とっくの昔に兄として百合を見たことなどないくせに。
百合を見る目に家族のそれとは全く違う欲望を宿しているくせに。
妹である彼女を、女としてこんなにも意識して、夜毎汚しているくせに。
そうだ。俺は日毎ふくらむ欲望の全てを、想像した百合へ向けて吐き出している。
これ以上最低な兄もないだろう。
このことだけは百合には知られてはならなかった。
叶えられることのない気持ちなど無いも同じなのだから。
心の中に押し留めて、蓋をすればいいだけだ。
そうすれば、兄として百合の側にいることだけは出来るだろう―?

273:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:51 +m3/AuJe
13
「お兄ちゃん……?」
百合の歩みが止まった。考え込んだ俺を不審に思ったのだろう。
雨の中立ちすくんだ俺達に人々がちらりと視線を投げてくるが、次の瞬間興味を失ったように通りすぎていく。
寄り添うような俺達二人の姿は恋人同士にでも見えるのだろうか。
見えるかもしれない。だがそれも、俺の儚い願いの幻だ。夢だ。そんな日は永遠に来るはずも無い。
俺はさりげなく百合から離れると、傘を百合の方へ傾けた。
「いいよ。今更だし。俺はいいから。おまえが濡れなければいいから、差しとけ」

274:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:51 +m3/AuJe
14
そう言って、笑んだ。百合がきょとんとした顔をする。
そのあと、俺に向いていた百合の顔はふいと逸らされた。
百合は何も返してこなかった。
俺はいささか面食らった。百合らしくない態度に、続けようとした言葉を飲みこんでしまう。
いつもの百合ならここで軽口を叩くはずだろうに。
ラッキーとか優しすぎて気持ち悪いとか、言いたい放題だと思った俺の予想は思いきり外れで。
そして俺は、急に不安になった。何か悪いことでも言ってしまったのだろうか。そんな不安感に襲われた。
「……どうした?」
わずかに震えた語尾は雨の音が消していた。

275:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:56 +m3/AuJe
15
おずおずと百合が見上げてくる。この瞳に俺は弱いんだ。
百合が眩しくて、俺は視線を少しずらした。
「お……兄ちゃんてさ。そんなんだから誤解されるんだよ」
「はぁ?」
言われた言葉が予想もしない言葉だったので、素っ頓狂な返答をしてしまった。
百合の話の飛躍についていけない。
一体俺が何に誤解されたと言うのだろう。
「この間だって、家の前に女の人が来てたじゃない。お兄ちゃんは、普通に優しくしただけでも、相手はそうは思わないんだよ。自分だけに優しくしてくれたって思うんじゃない」
話の糸口が見えなくて、俺は何も言い返せず沈黙してしまう。

276:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:57 +m3/AuJe
16
「お兄ちゃん、それなりにかっこいいんだし、もっとクールにならなきゃだめ。じゃなきゃまた変な人に絡まれるよ」
「……なあ、百合。俺、全然話が見えないんだけど」
むきになった百合がさらに言い募る。
「だから! ……誰にでも優しくしないでって言ってるの!」
「えーと……。それは百合にもってことなのか?」
「わたしには優しくていいの!」
「何だよ、じゃあ別にいいじゃないか。わかんない奴だな。それに別に優しいからおまえに傘させって言ったわけじゃないぞ。百合に風邪を引かれると、俺が色々面倒だからだ」

277:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:57 +m3/AuJe
17
百合の頬が思いきりふくれた。その姿があんまり幼くて可愛いので、口の端が思わず緩んだ。
「……お兄ちゃんって本当は優しくないよね」
「よくわかってるじゃないか。ほら行くぞ。さすがに俺も冷えてきたからな」
そうして歩き始めた百合へ近づきすぎないように、俺も並んだ。
先ほどの会話が妙に引っかかったが、意味などない内容だし、俺は記憶に留めず流すことにした。
そうして俺達は交差点に差しかかった。百合はあれからあまり話し掛けてこない。
沈黙は気になったが、あえて問いたいとも思わなかった。
百合に対する気持ちが揺れ始めたことで自分自身が精一杯だったのだ。
雨の音は思考をかき乱すように辺りへ強く響き渡る。
考え事に耽っていたせいで、雨に混じった音に気づくのが遅れた。
間近に迫った一台の車。激しい勢いで迫ってくる。
気づいたときには避ける余裕さえなかった。
とっさに俺は百合をかかえこんで、抱きしめていた。

278:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 18:00 +m3/AuJe
今日はここまでっす。
エロ無くてスマソ。
もうしばらく見守って貰えたら嬉しいです。


279:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/12 18:45 Q+I/K1DM
>>278キタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━(  ゜)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゜  )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!

女って・・・・みんな同じこと言うんだなぁ(;´Д`)

280:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 18:46 MUZAub2h
>>278
うあー…
何気なさそうな日常描写とふとしたきっかけで転がり落ちるように進んでいく兄妹の想い…
堪りませぬ…(;´Д`)ハァハァ

ただこのスレは一番辛い掟、
『3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァさせましょう。』があり、
裏ルールとして『щ(゚Д゚щ)生殺し上等!!』があるので。それだけ。

281:木田白竜 ◆ikBEci4gFo
04/03/12 21:25 FqFe95qw
>280

>『3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァさせましょう。』があり、

あ゜。そんなんあったんですね……見落としてました_| ̄|○
今更コテハン名乗るのも恥ずかしい上に続き出来てません……誠に申し訳なく。

282:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:42 t8VVEYW0
はぁ‥‥やっと続きができた‥‥
>>278
私なんかエロなし投下はしょっちゅうですよ。でも161さんのは内容がいいんでエロなしでも心配ないです。
それに、ここの住人さんたちはこういう前振りも割と好きそうですので大丈夫でしょう。
勿論、私もこんな感じで始まる話って好きですよ。

ということで>>141からの続き、投下します。



283:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:43 t8VVEYW0
嬉しい‥‥兄貴が喜んでくれるなら、あたしはどんなコトでもしてあげたい。
だけど、この後どうしたらいいの? 兄貴を胸に挟んだまではいいけれど‥‥勉強不足(?)なあたしにはわからない。
「ねぇ‥‥このあと、どうしたらいい‥‥?」
「‥‥お前‥‥本当にわかんないでやってたのか?」
呆れたような口調の兄貴。だってしょうがないじゃない‥‥顔が真っ赤になってくる。
「だって‥‥だって、あたし‥‥エッチするの、兄貴が初めて‥‥なんだもん‥‥」
「そっか‥‥そうだよな。だったら、エミの好きなようにしてみな」
そう言われたって‥‥とりあえず、自分でよせた胸を揺すって兄貴をこすってみる。
すると兄貴のアレはまるで、毒蛇の頭みたいに胸の谷間から出たり入ったりを繰り返している。
さっき見た時はグロテスクに思えたけど、ピクピク動く姿がなんかかわいらしい。こんなので、気持ちいいのかな‥‥
「兄貴、気持ち‥‥いい?」

284:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:46 B56sth7L
「ああ、気持ちいいよ。柔らかくて、あったかくて‥‥すごく、いい」
兄貴の先っちょから、ジワリと透明な何かがしみ出してきている。それを指でなぞると、ヌルヌルとしている。
それを毒蛇の頭に塗り付けてこね回すと、さらにヌルヌルが滲みだしてきた。
‥‥あたしのアソコから溢れてるモノと同じなのかな‥‥どんな‥‥味がするんだろ‥‥
兄貴を胸の谷間にはさんだまま、毒蛇の頭に舌を伸ばしてくすぐってみた。
チョンと触れた瞬間、兄貴の腰がビクンと小さく跳ねる。舌に伝わる味は‥‥あまりいいものじゃない。
でも、ヌルヌルとしたその舌触りがあたしをもっとやらしくさせる。
さらに兄貴を舐め、こすり続けると徐々に反応が出てくる。ビクッ、ビクッと塊の脈打つ間隔が短くなってきた。
「おい、もういいよ。これ以上すると‥‥イッちまうよ」
‥‥見たい。兄貴のイク瞬間をあたしに見せて‥‥そう念じて毒蛇の頭をチロリと舐めた瞬間、いきなり来た。
「待て! よせって‥‥ぐっ!‥‥あっ!」


285:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:46 B56sth7L
呻きをあげ、激しく二度、三度と跳ね上がる兄貴の腰。先端から勢いよく何かが吐き出される。
ビックリして逃げたけど、口元と胸に熱い液体が飛んできた‥‥これが兄貴の‥‥
「バカ!‥‥何してんだ‥‥!」
ベッドから飛び出し、何かを捜しだす兄貴。あたしは浴びせられたネバついたものを手に掬い、ジッと見つめる。
そして‥‥舐めてみる‥‥ドロドロした栗の花のような臭いのそれは、苦くて、ヘンな味‥‥
「そんなモン、舐めなくていい!」
わしづかみにしたティッシュであたしの口元を、手を、体についた精液をキレイに拭っていく。
次にウェットティッシュで丁寧に、磨くように拭いてくれる。ひんやりした感じが火照った体に心地いい。

286:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:48 B56sth7L
あたしを拭き終わった兄貴は、そっとあたしをベッドに押し倒して上から目を覗き込む。
「エミ‥‥そんなコトまでしなくたっていいんだぞ」
「だって‥‥あたし、兄貴に気持ち良くなって欲しくて‥‥全部欲しくて‥‥だから‥‥嫌いにならないで‥‥」
自分でも何を言ってるのかわからなくなってきた‥‥やだ‥‥また涙が溢れてくる‥‥
兄貴はあたしの涙をそっと舐め、軽く唇を重ねてくる。
「さっきも言ったろ? 嫌いになんかならないって‥‥ちゃんと傍にいるから‥‥ほら、俺の上においで」
そう言って兄貴は横に寝そべり、あたしは兄貴の体の上に乗ってピッタリとしがみつく。
「大きくなってもやっぱり甘えんぼだな、エミは‥‥ホントはずっと、こんな風に甘えて欲しかったんだ」

287:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:50 B56sth7L
「‥‥ねぇ、兄貴‥‥いつから、あたしの事‥‥好きになったの?」
ベッドの上で『男』と『女』が交わす会話‥‥『ピロートーク』って言うんだっけ?
兄貴と普段はバカな会話はしていても、裸で抱き合ってこんな話をする時が来るなんて‥‥思ってもみなかった。

「‥‥高三の時さ、俺、膝の手術で入院したろ? その時、毎日ランドセルしょったまま
 見舞いに来てくれたよな。俺の事を心配してくれてるんだなって思って‥‥すごい嬉しかったんだよ」
小学校の帰り。真っ直ぐにバスに乗って、兄貴の元に向かっていった‥‥心配だったから。
「その頃から‥‥なの?」
「さあ‥‥でも、あの頃は単にカワイイ妹としか思ってなかったけど、中学に入った頃からエミが
 どんどんキレイになって、あんまり話もしなくなって、俺から離れていって‥‥なんか寂しかったな‥‥」

288:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:52 B56sth7L

ちょうどその頃からあたしは急に背が伸び、胸も膨らんできて『女』の体つきになっていった。
友達なんかは羨ましがってたけど、あたしはむしろ憂鬱だった。
成長するにつれ、男子の目が徐々にあたしに注がれるようになってきて‥‥正確に言えば、あたしの体に。
なんか品定めされるような視線がイヤだった。そのいやらしく絡み付くような視線がイヤだった。
もしかしたら男ってみんなそうなのかも‥‥そう思ってしまったら、兄貴とも顔を合わせられなくなっていた。
兄貴のコトを『お兄ちゃん』と呼ばなくなって、避けていったのもそのせい‥‥
そして、わざと女らしくない『ガサツな女』を演じて、女らしさを隠すようになっていた。でも、本当は‥‥

兄貴の頬にそっとキスをして、ずっと言えなかった思いを耳元にそっと囁く。
「あたし、ホントは兄貴に甘えたかった‥‥だけど、どんどんデカくなってって
 ‥‥いつの間にか甘えられなくなっちゃって‥‥あたしだって、ホントは寂しかった‥‥」

289:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:53 B56sth7L
「エミ、もう我慢なんかしなくたっていいんだぞ‥‥」
でも、あたしみたいな柄の悪いデカイ女が甘えるなんて、変だよね‥‥ちっともカワイクないあたしなんかが‥‥
そう言うと兄貴は髪を、背中を柔らかくそっと撫でてくれる。
「そんなコトないって‥‥俺は、エミが一番可愛いって思ってるよ‥‥好きだよ、エミ‥‥」
「ありがとう、兄貴‥‥あたしも好き‥‥大好き‥‥」

あたし達の唇が見えない力で引き寄せられ、重ねられて一つになる。
ベッドの上で裸で抱き合い、裸の言葉で語り合い‥‥あたし達の思いが繋がっているのが何より嬉しい‥‥
もうあたし達が『兄妹』だなんてコトはどうでもいい。お互いが『好き』という気持ち。それだけが真実。
ずっと、ずっとこうしていたい‥‥肌が、唇が重なり合ったまま時が止まってしまえばいい。
‥‥そして、いつの間にかあたしは兄貴の下に組み敷かれていた。

290:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:55 B56sth7L
本日は以上です。
この先どうなるか、まだ考えてません(w

291:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 23:08 MUZAub2h
パイズリ顔射
キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
キタ━  へ ) ━ (  ノ━ (  )ノ━ (  ) ━ へ  )━  へ ) ━ へ  ) ━!!
キタ━    > ━  >  ━ <  ━  <  ━    < ━    > ━    > ━!!

292:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/13 01:19 /hKzhXVA
>>278 >>290

  (_ _*)
 ⊂しーJ⊃ ・・・コンナ時ニ限ッテ出遅レルトハ・・・無念・・・
         御二方GoodJobデス!


|
|д゚)  >>280 貴重ナ妹三人トイウシチュエーシュンヲ
|    先取リシテオキナガラ、コンナニ待タセルナンテ…
|    コレゾ生殺シ…ユックリ待タセテモライマス…
|
|

293:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:55 DFv0C80J
というわけで深夜のSS配達人(?)孕ageがお届けする最終回分です。
いや〜今まで集中連載してた分ちゃんと楽しんで貰えてたかどうか…
特にまだ続き書いてる方々にとってはスレが急速進行してしまって…
へんなプレッシャーかけてごめんなさいm(_ _)m
しかもえちシーン終わって後はオチつけるためだけの文だし…

とにかく、>>266から

294:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:56 DFv0C80J
康太:
次の日の朝食の時、鏡子が聞いてきた。
「なんで… 昨日は… あんな事したん?

 ホントに、急にしとうなった… だけ?」
「……。」
「別にね… コウ兄がええんだったら…
 それで… いいんだけどね…

 でも… コウ兄が言う(ゆう)とった…
 『お互いの意志』ってのが… 気になって…」


295:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:58 DFv0C80J
「やっぱり、ああいう事は…
 二人共… 納得して、した方がええんよね…

 どっちかだけが… よかったら…
 それで、いい… なんてのは… たぶん、身勝手…なんよね…

 私の… コウ兄が良ければ… なんてのは… そうなんよね…」
……もじもじと不安げに呟く鏡子。
俺は近寄って、何も言わずにその頭を撫でてやる。

296:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:00 DFv0C80J
「鏡子は… 偉いな。 でも鏡子は悪くないよ。
 悪いのは…たぶん、俺の方だ。

 …俺は、試してたんだ。
 あそこで… お前が俺に付いてくるか…

 もし、鏡子が付いてこれたら… 愛してやろう…って…」
「……もし、付いてこんかったら…?」
「……この家を出る気だった。

 そんな中途半端な気分で、いつまでも一緒にはいられないからな。」

297:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:02 DFv0C80J
「…コウ兄、そうだったん…
 なら、私は付いてって…正解だったんやね。」
「……でも、それこそ身勝手だよな。

 一方の勝手な思いで相手をどうこうするなんて…」

「ううん… いいの。

 そういうのが… 『恋愛』って言うと思うから…」
「鏡子……」
優しく、抱きしめながら… 愛を込めて鏡子を撫でる。

298:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:04 DFv0C80J
「……私は、コウ兄とずっと、いつまでも一緒でいたいから……

 だから… コウ兄は… 一緒におってくれる…?」
「ああ… ずっと、いてやるよ。」
「嬉しい…」

「でも…」
「ん?」
「『したい』時は… ちゃんと言おうね…」
「……ああ。 イヤだったら、断ってもいいんだぞ。」
「……うん。」
そう言った鏡子の顔は、とても嬉しそうで…
まるで望みを叶えて貰った子供のようだった。

299:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:07 DFv0C80J
康太:
その日をきっかけに俺達は肉欲の日々を過ごし始めた。

少しでも長く、一緒にいる間はお互い重なり合い、交わった。

側にいるだけでもそれはそれでよかったが、

俺も、鏡子も、どちらからとも求めあっていた。

前よりさらに、お互いの心を確かめ合うためにも……

それは、幸せな時間で… こんな幸せな兄妹、他にはいないとさえ思っていた。


しかしそんなある日、鏡子が血相を変えて俺にすがりついてきた。

300:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:08 DFv0C80J
鏡子:
「コウ兄…!

 どうしよ… どうしたら…!!」
「なんだよ、どうしたんだよ。」
「……生理が、来んのよ。

 妊娠したんかも……!」
それは、未知の恐怖だった。
妊娠したとすれば、それは間違いなくコウ兄の子供だから…!

301:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:10 DFv0C80J
康太:
いきなりの告白は俺にとっても鏡子にとっても衝撃的だった。
鏡子もかなり落ち着きがなかったが、俺も頭が混乱してしまう。
「そ、そんな…!」

「私… まだ産めんよ…
 学校もまだ卒業しとらんし…
 でも… 堕ろすなんて絶対出来んし…

 どうしよ…! どうしたらいいん!?」
「と、とにかく落ち着け。落ち着けよな。」
そう言いつつ俺もうろうろする動きが止められない。
なんせ原因は俺にあるような物だし、
世間からも孕んだ方より孕ませた方が重罪と思われるだろうし…

とにかくすぐに薬局で妊娠検査薬を買い、審判を待つことにした。

302:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/14 02:14 0vWtFeR+
 

303:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:19 DFv0C80J
鏡子:
結果は……








シロだった。

304:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:20 DFv0C80J
「へ…!?」
「……これの結果だと、私、妊娠しとらんみたいよ。」
「でも、生理来てないんだろ?」
「うん。

 でも来てないって事は… そうなんかもしれんし…」
「……ど、どうなってるんだ!?」

その後、病院で検査しても妊娠はしとらんかったみたい。
ただの生理不順。
診断の結果はそれだった。
若い女性でも、睡眠不足や疲労などで起こるらしい。
(お腹を揉んで…子宮マッサージ、ってのをしたらすぐに生理が来たし。)

でも、どちらにしても思い当たる節があるから…

305:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:21 DFv0C80J
康太:
それから、SEXは少し控えるようにした。

いつかの為に、今我慢する。
何かの標語みたいだがずしりとくる。

今はまだ、そうさせるわけにはいかない。
まだ、まだ早いのだ。
俺も、鏡子も、まだまだ子供だったのだ。

306:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:24 DFv0C80J
鏡子:
そしてあれから、一つ出費が増えた。
コンドーム。
頻度が多いと馬鹿にならないから、私からも控えるようにはした。
でも、寝るときはいつも一緒。

横に、おるだけで、満足する。 満足させる。
キスしたり、抱き合ったり、胸を揉まれたりするけど、
それだけで、済ませる。
コウ兄は… ちょっと、辛そうだけど…

「いつか… いつか、ね。」
「キョウちゃん…」
「大好きだよ… コウ兄…」
今日もそう言って眠る。
終わり

307:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:30 DFv0C80J
あ〜終わった終わった。
さて、これでゆっくり…

なに…次回作…?

わかってますよ…書きますよ…それがSS師の宿命ですからね!!(なにヤケになってんだか

あ、後日今回のをZIP化して纏め上げするんで。

308:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/14 02:31 w+1/Tfon
深夜のSS配達人GJ!!

309:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/14 02:33 0vWtFeR+
   /''⌒\     +
 ,,..' -‐==''"フ + . .*
  ゜(n‘∀‘)η .+   完結編キタ−
.  (   ノ
.  (_)_)

 お疲れ様でした。

 さぁ次回作はもちろん“妹攻め”ですよね?

 期待してますよ。

310:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/14 14:17 ga/IXi5K
長い間ご愛読ありがとうございました。
孕age先生の次回作にご期待ください・・・・・・って

無限生殺しループ!?(;´Д`)ハァハァ

311:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:20 xVgl6PgY
孕ageさんお疲れ様でした。次回作も期待してます。
文士様方のSSに(;´Д`)ハァハァしすぎて中々進みません(w
細切れ投下でもめんなさい 。

では次から投下します。

312:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:21 xVgl6PgY
>>277


18
溜まった水で足がよろめく。塀に肩からぶつかった。百合の声にならない声が聞こえた気がする。飛んでいく傘が視界の端で見える。タイヤのスキール音が高い声で唸り、吼える。
せまる衝撃を予感し俺は身を固くした。抱きしめた腕に力が入る。
「百合―!」
息を殺して百合の名を呼んだ。
お兄ちゃん、とせっぱつまった百合の声が聞こえた瞬間、背中を襲ったのは冷たく派手な水しぶき。
俺が覚悟した衝撃は訪れず、背中を叩くのは冷たい雨ばかりだった。
固く瞑った瞼を開ける。
「お兄ちゃん……」

313:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:22 xVgl6PgY
19
震えながら百合が俺を呼んだ。見上げてくる瞳は潤んでいる。
「お兄ちゃん……」
唇を薄く開いたまま、腕の中の百合は俺を見つめる。離れる気配もなく百合は俺に抱かれたまま見つめるだけだ。
俺の中で熱が生まれる。
体を冷やす雨の冷たさと反比例するように、それは急速に上昇していた。
降りかかる雨も蒸発しそうな熱さに目眩がする。

314:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:23 xVgl6PgY
20
大丈夫か、痛い所はないか、そう訊ねて抱きしめた腕を緩めればいいと思っているのに、百合を抱きしめた腕の力が緩まない。
自分の思考も肉体も、何かに突き動かされるように己の意思では動かなくなっていた。
「百合……」
縮まる二人の距離。唇まであと数センチの位置だ。
「お兄ちゃん……」
小さい声で百合が呟く。細くなる百合の瞳。そのまま、百合は瞳を閉じた。

315:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:28 xVgl6PgY
ここまででっす。次には最後まで投下したい……。

316:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/14 18:43 XHOhcFxu
おおお…
お兄ちゃんに急に抱きしめられてドキドキしてる百合タンが…(*´Д`)ハァハァ

リアルで見てれば支援しますんで。

317:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/14 21:32 f3UG03Gu
>>307 孕ageさま、完結お疲れさまでした。
お互い兄離れ、妹離れしなければと思いつつ結ばれてしまう二人‥‥いい雰囲気の話でした。
ただ、ちょっと苦言を呈すると、やっぱり改行多すぎる気がしました。話の雰囲気を醸し出すという点では
改行の効果は充分あったと私は思いますが、スレ上でうpする技法としては不向きなのかも知れません。
かといって、私みたいに詰め込んで書けばいいってモンでもないですし‥‥余計な事言って申し訳ないです。ごめんなさい。

>>315 
日常でこんなシーンがあってもおかしくない話の流れがいいです。
続き、期待してます。


318:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:22 ZkAeOogo
(´д`)ノ 三文です。
みなさんの作品、全てスバラスィーです。
文士様方の脳下萌体の数だけ兄X妹の営みがある…いいですねえ。
前萌葉とかランゲルハンス萌でもいいか。

サンモンサン、イイカタガエロイヨ… (゜д゜)ノ(´д`)ゞ オヤジデスカラ… (笑

欲を言ますと、もっと住人さんレスしてあげてください。これ読んでる名無しさん、あなたです。
正当な評価ならば、批判も賛辞も全て文士は糧にするでしょう。
あとやっぱし…絵師殿もカマーンですね。

では続きと参りましょうか。>>194からです。


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