がん哲学外来教授「がんという病気であっても、病人ではない」 at LIVEPLUS
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16/05/26 22:01:19.18 jM1gIg1f.net
がん「10年生存率」の意味 樋野興夫氏
―がんを早期で見つけられなかった人や、治りにくいがんになった人は、
どのようにがんと向き合えばよいのでしょうか。
 早期で治療できなかったがんは「慢性病」になり、がんと「共存」していくことになります。
これは「共存」であって「共生」ではありません。「共生」は「ギブ・アンド・テーク」の関係ですから、
存在することがメリットになる部分があります。一方、がんは存在しては困ります。
 「仕方がない」と存在だけは認めるという意味で「共存」なのです。がんという慢性病を持ちつつ、
天寿を全うすることを目指すという考え方です。
―それでも、がんが体内に存在し続け、治療を繰り返すことは、患者にとってつらいことです。
 がんは、仕方ない不条理な存在です。科学的には、「生きる」ということは、がん化への道といえます。
約37度という体内で細胞が分裂を繰り返すと、DNAが傷つきます。それががんになっていきます。
長生きすればがんになるので、高齢社会の日本でがんが増えることは自然なことです。
だから「国民の2人に1人ががん」という状態なのです。一人一人は検診を受けるなどして早期発見に
全力を尽くし、あとは「なるようにしかならない」と受け止めるしかありません。
「病気であっても病人ではない」と考えることです。
―そこまで達観するのは難しい気もしますし、病気があれば「病人」なのではないですか。
 病気は、単なる個性だと考えるべきです。病気でも一線で働いている人は大勢いますし、
普通の生活もできます。そういう人は「病人」ではありません。自分が病人だと考えると、
暗い気分になり、病人のような風貌になります。病気は変えられなくても、顔つきは変えられます。
病気であっても人間としてやるべきことがあり、役割があるのです。そのような意識、使命感の獲得が大切です。
一部抜粋
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