東浩紀「SEALDsを散々持ち上げた大人たちは今や名前すら忘れ去った」 ネット「パヨクに幻滅したってさ パヨクどうする?ww [Felis silvestris catus★] at SNSPLUS
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1:Felis silvestris catus ★
21/05/05 20:18:39.76 CAP_USER9.net
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東浩紀氏。同書で聞き手・構成を務めたノンフィクションライターの石戸諭氏を相手に、3・11直後、SNSやデモが爆発的に広まったものの、政治的麻痺が進んでしまった"テン年代"を振り返る。
■東浩紀 
反原発デモには最初は肯定的でした。僕は当時は、日本は脱原発を目指すべきだと考えていましたし、事故の後で脱原発を目指して声が上がるのも当然のことです。
ところが、2012年末の第2次安倍政権発足から、デモの性質が変わって、「祭りのための祭り」という性質が強くなってしまった。
僕の周辺にはデモが盛り上がるたびに「反自民勢力が結集し、もう一度政権交代が実現する」と語るリベラル派の言論人がたくさんいました。
安倍政権誕生直後にも「今回の選挙結果は子細に見たらリベラルの勝利だ」とか、「次の選挙で自民党は割れる」と真顔で語る人がいました。
僕は彼らの現実逃避の姿勢に対して幻滅するようになりました。
2011年は曲がりなりにも民主党政権で、リベラルは政権にいました。
ところが2012年に安倍自民党に大敗を喫し、その後も選挙のたびに政権奪取から遠のいている。まずそれを見てくれ、と。
自民党が割れて勝手に与党から降りてくれるなんて都合のいいことは起きない。
みんなが存在しない希望に無理やり飛びついていたようで、ギャップを感じました。
■石戸諭 
それはまったく同感です。
SNSでいかに仲間にうけることを言うかが大事になっていて、現実を受け止めることが二の次になっています。
デモが日常的に起きる国になったことを評価しようという声もありましたが、その結果はどうなのか。
デモと政治でいえば、ひとつの頂点はSEALDs(シールズ/2015〜2016年に活動した学生団体)が中心となった国会前デモです。
これも今や過去の歴史になってしまい、まったく語られなくなりましたね。
■東浩紀
デモが日常的に起きる国になったのは事実ですが、だから何がよくなったのかはわかりませんね。
現実には政治的麻痺が進んでいるように思います。デモが起きても何も変わらないし、リベラル系知識人の言葉は現実離れしていると思われ、社会に届かない。そしてそれ自体も忘却している。
SEALDsについていえば、彼らは活動を続け政党をつくるべきだったと思います。当時からそう言っていました。
けれども、当時散々持ち上げた大人たちは、今やSEALDsという名前すら言わず、活動を忘れ去ったかのようですね。
彼らは確かにあのとき、ツイッターを中心にした動員を成功させた。大変な盛り上がりでした。しかし、今はどうでしょう。
そのときの財産は残っていません。反原発運動のデモも同じです。首相官邸の前であれだけ人を集め、メディアも取り上げてきたのに、何も残っていない。 若者はもっと政治に声を上げろと言われていますが、日本でもミレニアル世代は政治的に立ち上がった経験をしているわけです。それがSEALDsです。
必要なのはなぜ今それが何も残していないのかを問うことです。反省もなく祭りと忘却の循環を繰り返しても意味がないと思います。
本当はこの10年、この世代の活力が社会に向いていき、政治やビジネスでも変革の原動力になっていけばよかった。
でもそうはならなかった。僕が60歳になるまでに強い野党が誕生し、もう一度政権交代が起きる可能性は相当低い。
つまり、団塊ジュニアが定年を迎えるまではこのまま自民党政権が続く可能性が高い。
そうなると、もう夢はいいから、足元を見ようという話になりますよね。
実際僕ももう、自分の会社をきちんと守ることくらいしか考えられなくなっている。
いわば「公共のことを考える」などという「贅沢」に自分の人生をかけていられなくなっている。
このように言うとリベラル知識人は批判するでしょうが、彼らだって、本当は大学に守られて論争ゲームをやっているにすぎないのです。
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(略)


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