【拉致】「早く解決を」と焦燥感＝相次ぐ訃報に―拉致被害者家族ら

【拉致】「早く解決を」と焦燥感＝相次ぐ訃報に―拉致被害者家族ら at SEIJINEWSPLUS

1:アラアラ ★
17/12/12 19:49:19.25 CAP_USER9.net
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12/12(火) 12:05配信
　北朝鮮の拉致被害者、増元るみ子さん＝拉致当時（24）＝の母信子さん（90）と、帰国した曽我ひとみさん（58）の夫、チャールズ・ジェンキンスさん（77）の訃報が相次いで伝えられた12日、高齢化が進む被害者家族は故人を悼むとともに、「早く解決を」と焦燥感を募らせた。
　
　増元さんとともに拉致された市川修一さん＝同（23）＝の兄健一さん（72）は「どんなに娘さんと会いたかったか」と信子さんの心情を代弁。「悔しい。こうした悲しみを繰り返さないよう、政府には本腰を入れて解決に向けて取り組んでほしい」と訴えた。
　横田めぐみさん＝同（13）＝の母早紀江さん（81）も「（るみ子さんに）会わせてあげたかった」と、娘の帰りを待ちわびていた信子さんの死を嘆き、「私たちもいつそうなるか分からない。会えないまま亡くなる家族がまたいつ出てもおかしくない」と焦りを隠さない。
　田口八重子さん＝同（22）＝の兄で、家族会代表を務める飯塚繁雄さん（79）は「人は毎年毎年、年を重ねて衰弱していく」と、時間だけが経過することを懸念。硬い表情で「重く受け止めてほしい。早く解決を。政府は早く対応を」と語った。
　支援団体「救う会」の西岡力会長（61）は「拉致の国際的な広がりは、ジェンキンスさんの証言で分かった」と指摘した上で、「突然のことに曽我さんもショックだろう」とおもんぱかった。増元信子さんについては、約20年前、鹿児島県内での集会で支援を訴える姿を思い出すという。「『今年中に全員の帰国を』と訴えてきたが、既に12月。悔しい」と話した。　

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