民進党・あべともこ「前川さんに民進代表をやってほしい」　蓮舫の立場なし？

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17/06/25 19:50:12.32 CAP_USER9.net
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民進党のあべともこ衆議院議員が6月25日、Twitterで「前川さんに民進代表をやってほしい」とラブコールを送っています（画像はTwitterより）。
あべ議員は金曜日からモンゴルでの国際会議に参加、帰国してみたら安倍首相が獣医学部設置を全国で、などと「とんでもないことを言い出している」として前川前文科次官の主張と比較、賞賛の意味を込めて「民進代表を」と呼びかける形でこう発言。
あべ「わずか二日だけの留守したが、帰ってみればまたモリカケ問題、安倍総理は全国に獣医学部を、ととんでもないことを言い出しているし、一方前川前事務次官はモリもカケも全く同じ構造と。どちらが的確かは明らか。身をもって教育行政の歪みを指摘した前川さんに民進代表をやってほしい。身を捨ててこそ。」
あべ議員の言う「民進代表」が「民進党の代表」を指しているのか、それとも「加計学園問題における民進党を代表する存在」を示しているのかは定かではありませんが、加計学園問題追及における前川氏の存在感が既に後者に近いと考えればわざわざ言及する必要もなく、前者についての言及だった可能性を否定することは出来ません。
そうであれば現在、東京都議選で候補者の応援に走り回りながら加計学園問題を懸命に訴えている現代表の蓮舫議員にとっては立場なしとも言える「前川前文科次官民進党代表待望論」が民進党議員から出たという形となるため、求心力の低下が囁かれる蓮舫代表の影響力を更に加速させる可能性もありそうです。
またあべ議員はこれまでにも蓮舫代表に対して批判的な見方を示したことがあります。2016年9月に二重国籍問題が沸騰した際にはその対応に疑問を呈していました。
あべTwitter「民進党代表選の最中に有力候補者の蓮舫さんの台湾籍問題が浮上し、敢えて無視を決め込む執行部の対応が、民進党の危機管理能力の欠如を露呈してしまった。法的に問題云々以上に蓮舫さんの釈明が二転三転したことの問題である。政策論争以前の国民への仁義と信義であり、党として混乱の責任とるべき。」
あべTwitter「民進党大会が終わり、予想通り蓮舫さんが選出された。今回私が問題にしたのは政治家の言葉の信頼性であり、蓮舫さんが台湾籍云々とは全く異なることだった。しかしネットなどでは左右？それぞれに国籍問題の自分の主張をいい放ち、結局国民とはすれ違い。言葉の信頼性は問われないままで終わった。」
あべTwitter「民進党の代表に蓮舫さんが選出されて、確かに歴史の歯車は一つ大きく回った。そして女性達の活躍に向けて、かつて土井多賀子さんがそうであったように、しっかりと道を開いてほしい。同時に今回のような二転三転する説明が党や政治に不信をもたらすことを学び、言葉を大切にする政治家とならねば。」
今回の「前川前次官に民進代表やってほしい」発言は、見方によっては蓮舫代表よりも政治家として素人の前川前次官の方がまだマシ、と捉えることも出来るため、こうした点からの受け止めが多ければ、あべともこ議員の発言が話題になる場面もありそうです。

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