【2012年大河ドラマ】 ..
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91:日曜8時の名無しさん
19/09/24 21:40:02.64 f+yb89W+.net
>>90
一番の魑魅魍魎は、藤本一座の禿と化した長文さん。
ろくなジジイにならん。

92:日曜8時の名無しさん
19/09/24 22:11:10.29 x5EgLyP+.net
>>89
アドバイスに感謝です
ノートも二冊古本探しました(高かった)
本編は「遠く異朝をとぶらへば」で秦の話から始まるようで
日本も蘇我氏かららしく清盛登場まで時間がかかりそうです
なのでノートを先に読み頭を整理してからにするか迷いました
とても楽しみです 
声をかけていただきありがとうございました

93:日曜8時の名無しさん
19/09/24 23:14:07.13 vo3vdVOD.net
魑魅魍魎は彼岸ではなく、人々の日常世界の内で蠢いていた。。。
この視点が重要だね。
「物の怪」の強調に誇張はあっても、実在性から離れた空虚な虚仮威しでは決してないのがミソ。
繰り返せば、崇徳怨霊は平安の末世に確実に「出現」した「実体」である。

94:kanekofumiko
19/09/24 23:31:15.26 vo3vdVOD.net
>>91
オタクも立派なババアなんだから、40後半〜50初頭で
婆さん呼ばわりされないように努めよや(頼長風)
いかん完全に酔っ払いの永田町

95:日曜8時の名無しさん
19/09/24 23:39:32.37 bQRZiZHN.net
平清盛

96:日曜8時の名無しさん
19/09/25 12:59:12.14 xs4z4Lct.net
【悲報】大河歴代ワーストランキングで栄華を誇った平家が滅亡寸前。お前ら何で大河見ないんだ? [489551734]
スレリンク(poverty板)

97:日曜8時の名無しさん
19/09/25 13:43:54.79 kvXgZiWx.net
>>96
大笑いして、周囲の人間にドン引きされたよ。なんじゃこれはだ。

98:日曜8時の名無しさん
19/09/25 22:36:06.65 uI44ybSk.net
>街が汚いのは別に構わなかったが
>殿上人になった人間が汚い格好で街を走るのが受け付けなかった
>暴れん坊将軍とかじゃないんだから、その辺線引きはしろと
>細かい時代考証や話の筋は悪くなかったのに大枠の大事なとこがダメダメだった
何のスレだコレ?芸スポより遠くまで遠征できないよw
しかし、批判は事実に基づいて欲しいね、改めて。
清盛での衣装替え戦略(地位上昇に比例して豪華絢爛としていく)なんて、
初めから完璧に練られ整えられていた事柄に過ぎない。

99:日曜8時の名無しさん
19/09/25 22:47:59.03 uI44ybSk.net
>演出の陰鬱さ、暗さ重視のリアルさと、
>脚本に時々入る寒いギャグがあんまり合ってなかった
>海賊王がどうのこうのとか
>元々コメディ系の脚本家なんだな、ちりとてちんとかのひと
たった2秒の海賊王がーでテンパってしまったこいつらの与太はすっかり飽きたけど、
緩急やシリアスコミカルのバランスに対する考慮はどの大河でもあるし、必要な作劇手法だろう。
ふざけてると非難されるいだてんだって十分シリアスではないか。
むしろ、シリアス一辺倒の武田信玄のような大河を、「重厚歴史劇」と褒めることは
個人的にはできない。その点はジェームス、三谷はさすが。
清盛はコメディ得意の藤本とはいえ、どう見てもシリアス劇が本質であり、
その中でコミカル要素は、緊張を緩める局面で巧みに用いられていた。

100:日曜8時の名無しさん
19/09/25 23:20:55.52 uI44ybSk.net
>平治の乱の前にはもう四位になってる
>てか清盛はほぼ元服と同時に殿上人だから
>ガキの頃から貴族の中でもエリートに入る部類なんだけどその辺の描写がねぇ
全部読んだら、アンチより支持派が多いという珍しいスレだったw
何度読まされたかしれないコレ。ババアこんなところにも出張してるのね。
後の体制破壊者そして交易国家開拓者清盛は如何なる経験を積んで誕生したのか?
この問いを突き詰めたのが青年清盛の造型だった。
散々書き散らしたように、その解にとって形式的な官位は重要ではない
(厳島と最初の接点をもった安芸守から官職名を併用し始め、最初の歴史的業績となった
高野山造塔にきちんとスポットを当てた)。
もっともそれ以前においても、清盛は無頼の高平太としてヤンチャしつつも、
れっきとした平氏の御曹司にしてコネで北面に採用されたエリートであった。
このことを等閑視してはいなかった。
さらに、父忠盛が超えられなかった公卿の壁を突破したのは保元の乱の戦功によるものだ。
あんなに軍事力を頼られた清盛は軍事エリートではなかったのか?しかも、
強調されるべきは、十分エリートであった以上に父が越えられなかった公卿という
スーパーエリートにようやくなれたことだろう。
さらにさらに、奥手の政治家清盛が真の意味で歴史の前景に踊りでたのは、太宰大弐という
大官(コレはテーマ化さえしたのに「もう四位なのに」よ。。。)を獲得して臨んだ
平治の乱後のことだなのだ。
貴族の一員でぬくぬく育ったことより、貴族体制の壁に阻まれたこと、そして宮廷では
叶わない広い世界で様々な経験を積んだことの方が、「清盛誕生」にとって遥かに重要なのだ。

101:日曜8時の名無しさん
19/09/25 23:36:43.53 OX7MaFEv.net
平清盛

102:日曜8時の名無しさん
19/09/26 00:10:31.64 8qlK2DmU.net
思い出すに
どうでも良いお遊びギャグは、杏の爪切りギャグぐらいだなー。
海賊王については、兎丸のそれとこれをきっかけとした清盛との問答、
及び、松ケンのあのアドリブがもった意外な重要性について長文した。
サダヲ通憲のギャグが後々もったシリアスな意義は、今や多くの人々によって共有されている。
あと、棟梁就任時で気負った清盛に「皆存じております」と絶妙なツッコミを見せた盛国、
同じく「俺はあやつのように青くはなかった」と嘯いた清盛に、エッーーーーー
と突っ込んだ盛国(言うまでもなく、ふだんは真面目一方の忠臣にして筆頭家人)
などの場面を取り上げて「寒い」と罵る人間を相手に何を言ってもムダです。

103:日曜8時の名無しさん
19/09/26 06:06:12.86 9ARRNG/C.net
>>98
五位や四位にある松ケンの衣装が余りにも薄汚く、糊が効いていないのは不自然だった。 

104:日曜8時の名無しさん
19/09/26 06:44:23.63 bbWAuT6I.net
愛知 国際芸術祭への補助金 不交付の方針 文化庁
2時38分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

実質反日ヘイトビジネス(例:元は全く違う謎の女像)に乗っ取られたアートに対する行政側の対応。論理に誤謬なし。
一件落着。

105:日曜8時の名無しさん
19/09/26 10:22:51.18 xbBk3IzM.net
ここはセイワ系の妄言を垂れ流すスレじゃないんだよ
とっととバイトに戻りな

106:日曜8時の名無しさん
19/09/26 22:45:33.52 O9pwhV1R.net
>>103
服装は人々が有する地位や属性を示すコードであること。それ故、
約束事からの逸脱は、秩序や規範意識、社会常識への反逆を可視化する意味を持ちうること。
これは今も昔も変わらない。
清盛は青年期に無頼の高平太と呼ばれた突っ張りであり、この重要史実を未来の体制破壊者
清盛の原点とみなして、旧貴族体制への反逆を可視化したのが「汚盛」に他ならない。
(私見は、意図はわかるがやりすぎと評した。しかし、公卿直前の段階の清盛が
汚かった?俺の目には武家の棟梁らしくフツウに見えた)
とはいえ、ドラマ初期の平氏が、宮中と同じ意味で貴族化した服装と生活様式で暮らしていた
はずもなく、質素な服装に邸宅は武家平氏の有り様をリアルに伝えるものだった。

107:日曜8時の名無しさん
19/09/26 23:28:16.33 BOi7pJ5u.net
ケツモブたちなんて雰囲気満点だろ。
しかし彼らは、平氏が上昇し貴族化していく過程でいったん六波羅の屋敷から消えた。
そして、頼朝挙兵によって清盛が再度武士の魂を点火させた最後の最後の段階で、
再登場した。
つまりケツモブたちは、ささやかなながらも武家平氏が放つ活力の象徴だったのだ。
こんなところまで、いちいちいちいち画面に意味を充満させ主張してきたのが
大河清盛である(鬱陶しさを感じる人がいて健全ながら、ほとんどの場合、
騒ぎ立てる人間に対してはメッセージは伝わらない・・・のに大騒ぎ...)。

108:日曜8時の名無しさん
19/09/27 22:45:42.04 c3n1lfrx.net
清盛に武士の心を取り戻させた

109:日曜8時の名無しさん
19/09/28 15:56:18.59 3u80rVvD.net
武家政権の成立=公家による文民統制の崩壊
清盛信者は改憲論者。

110:日曜8時の名無しさん
19/09/28 16:24:25.51 c1EvmVbB.net
おいおい24時間ぶりに見たら何て言い種を。
鎌倉政権を支え安定させるにあたって、大江と三善、中原のような
京ではうだつが上がらなかった中級官人の働きを無視する訳にはいかない。
東国武士政権にとって、京の公家はなくてはならない存在だったんだよ。
制度化と権威づけなしに裸の実力が永続した試しはない。
で、日本会議アベ一派による絶望的にまでに無知蒙昧な改憲志向と、
唖然とするばかりの改憲案を前に、何ゆえ「清盛信者」はこいつらと
土俵を同じくしなきゃならんのだ?

111:日曜8時の名無しさん
19/09/28 16:34:38.71 3u80rVvD.net
衣の下の鎧=改憲による再軍備
結論:清盛信者は軍国主義者

112:日曜8時の名無しさん
19/09/28 16:41:14.76 xyT42/m1.net
ハイハイ、アホウヨおやぬみー(16時41分)

113:日曜8時の名無しさん
19/09/28 16:43:20.48 3u80rVvD.net
民衆の声=視聴率7%

114:日曜8時の名無しさん
19/09/29 00:37:57.31 axyevzEC.net
保元の乱まで見終わり
父と子 母と子の壮大な物語だと思った
主演男優賞 三上博史 助演男優賞 山本耕史
主演女優賞 松雪泰子 助演女優賞 和久井映見
と勝手に感じたが叱られそう
堀河局のりょうが六条御息所みたいで印象的だった

115:日曜8時の名無しさん
19/09/29 11:16:22.75 TL3ngmww.net
まさかの王家摂関家

116:日曜8時の名無しさん
19/09/29 19:04:22.61 KouRMki6.net
>>108
武士の心なんて、とうに無くなっているんだがな。
単なる猟官、知行国狙いに血道を上げる新興権門。

117:日曜8時の名無しさん
19/10/01 23:51:27.22 1I7dWHjM.net
保元・平治の乱の歴史的意義がこのドラマ見ててすごく分かりやすかった。

118:日曜8時の名無しさん
19/10/02 10:19:08.81 gbhIoJRW.net
清盛は「おもしろう」生きたが、平家一門はそうではなかった
それが一代で滅亡した理由ってことなのかなこのドラマ的には

119:日曜8時の名無しさん
19/10/02 20:48:48.11 /Db4GBQJ.net
>>118
ま、そうでしょうな。
巨人に怯え続けていた人もいたし。

120:日曜8時の名無しさん
19/10/02 21:27:46.45 beNp72Lo.net
落語だけに落伍した

121:日曜8時の名無しさん
19/10/02 23:07:36.36 v30sF+Ol.net
結局、清盛を超える息子たちが一人も現れなかったってことだろう。
賢人重盛が長生きしてたら平家滅亡はなかったのにー、と残念がられるのが平家物語流重盛の定番。
しかし大河の清盛は、素晴らしい人間性と窪田の名演技で魅せた重盛を顕彰しつつも、
政治面では決して有能でなかったことを遠慮なく炙り出した。
生煮えの新学説に飛びつくのではなく、こういうのをドラマ内在的「新解釈」と言って欲しい。
(典型的には、平治の乱で信西救出に意味を見いだして平家の将来を委ねるかについての問答。
長中期的展望のもとに決断した清盛と比べて、重盛の視野狭窄ぶりは明らかだ。
あの忠孝dilemmaの名場面も、見方を変えれば確固たる自分を持たない重盛の有り様を示した。
成親の「小物めが」に至ってはかなり残酷)
現代人の我らも、あれこれバランスとろうと悩む人生をやめて、清盛みたいに面白き人生を突っ走りたいね。

122:日曜8時の名無しさん
19/10/02 23:27:57.92 L54GHdoq.net
清濁併せ呑んだ父清盛による政治家重盛に対する皮相なまでの残念評価・・・
それが
「あやつは清すぎる」。
そして時忠の口を借りた名言「正しすぎるはもはや誤り」だったのでした。。。

123:日曜8時の名無しさん
19/10/03 07:47:38.73 IXNv7kai.net
「力が正義ではない。正義が力だ。」

124:日曜8時の名無しさん
19/10/03 13:40:10.81 cFIh5XSF.net
ライバルであるはずの頼朝が気持ち悪くてしょうがない
何年間も茂みをウロウロ徘徊してただけでなんで武士を束ねる器になれたのかなんの過程も成長要素もないし意味不明すぎる

125:日曜8時の名無しさん
19/10/03 19:21:27.65 VBFfWoM3.net
重盛は家盛が死ななかったらああなってたんだろうなーって像を反映させたようなキャラ付けしてる気がする
適当だけど

126:日曜8時の名無しさん
19/10/03 20:06:12.61 tEkXlvQW.net
お前も頼朝のような過酷体験を経験してみるこった。オレはしたことないゆえ、逆に
とてもじゃないがそんな言いがかりはできない。
親を殺され助命されたといえども、遠く伊豆の僻遠の地で再出発を余儀なくされた元京貴族頼朝。
当初は、父母を追悼し笙を吹いて暮らす孤独な日常に明け暮れた(本籍は都を懐かしむ京貴族頼朝
〜義朝が一身で獲得した東国武士と京貴族との二元性→義平と頼朝への分裂
→未来の鎌倉殿流人頼朝による再統合。このプロセスはホントにホントに重要)。
藤九郎始め支援者がいようといまいと、全てを失い流人となった当初の頼朝の心象風景は
あのようなものだったに違いない(山本「頼朝の天下草創」は、自己省察の時代となった
孤独な流人生活こそが後の幕府創設者頼朝を生んだとする)。もっとも、
希望を失いつつもその生活に慣れれば、適度のスローライフを楽しむこともあっただろう。
しかし、せっかく掴んだ八重姫との幸せのひと時も、千鶴丸の悲劇によって奈落の底に突き落とされた。
頼朝はグランドゼロから上昇するどころか、彼が位置する地平はさらに急降下したのである。
生気を失い蝕まれた頼朝の造型で正解だろう。
以上の推移について、絶頂へと突き進む清盛平家の上昇と頼朝の低徊をシンメトリーのように
対比して描いたことを指摘した。それは、源平の力関係の推移を執拗に追ってきた大河清盛後半
の本筋の一つをなしている(もう一筋は言うまでもなくvs後白河)。
次に底辺からの上昇について。
野生児政子によって生のパワーを注入されて頼朝した急上昇(頼朝にとっての「遊びをせんとや」
は、まさに北条政子の叱咤激励)もまた、清盛平家の凋落と対で描かれた。
これについても散々語ってきたので委細省略。
これらのシンメトリーは、遠く離れた2つのパートを緊密に連結するためにロジカルに構成されたものだから、
当然史実そのものではないデフォルメを含んでいるものの、
総体を俯瞰すると、そこには実に着実な歴史展開を見いだすことができる。
(鹿ヶ谷で清盛平家に暗雲垂れ込めたその時、頼朝は政子と結ばれた。史実の上でも同時期とのこと)。

127:日曜8時の名無しさん
19/10/03 20:24:37.18 tEkXlvQW.net
もし頼朝大河をやるのならば、如何なる経緯を辿って、青白き京貴族頼朝が
東国武士を束ねる鎌倉殿へと成長したのか、もっと綿密にトレースする必要があるだろう。
しかし、毎度意地悪言ってすまんが、草燃えるとか源平合戦そのものが見どころであった
義経から、「鎌倉殿誕生」へ向けたそのような頼朝成長物語を窺うことは皆無であった。
今後やるとしても、平家大河にもかかわらず源氏方描写にも秀でていた大河清盛での頼朝描写
(何しろ、上西門院殿上始めから長い頼朝物語は始まった)を抜きに何かをやろうとしても、
おそらく恥をかくしかない。

128:日曜8時の名無しさん
19/10/03 22:19:30.80 IXNv7kai.net
と、またもやヨイショ。

129:日曜8時の名無しさん
19/10/04 20:13:05.42 tK5MaS5v.net
清盛が「おもしろう」生きられたのは清盛の上の世代が「おもしろう」生きてたからでもある
清盛を助けに来た家貞が「何故?われら平氏にござりますゆえ!」とだけ答えるだけでみんなが納得するのもそういうことだよなあ

130:日曜8時の名無しさん
19/10/04 20:54:51.61 ORqw4BCK.net
>>127
誰を主人公にしてどんな話にするかや尺の関係があり、頼朝成長話を稠密にするのは一概には難しいかもしれん。

近作だと「義経」に出て来た頼朝がある。
髭切一件で清盛らから一本取り、伊豆での韜晦と政子との出会いを経て、在庁土豪らを糾合。
やがて平家と異母弟義経、奥州藤原氏を自ら葬った先に、既に時政や政子らに実権を乗っ取られているかのような描写がなされた。

131:日曜8時の名無しさん
19/10/04 22:48:36.93 Ee3dvo6f.net
尺を取れないサイドストーリーに、説得力を持たせるのは並大抵のことではない。
鎌倉殿誕生にあたり、伊豆の野生児にして未来の尼将軍政子の存在と役割は決定的であった。
頼朝助命は、平治の乱一騎討ちでの義朝をクロスオーバーした髭切突き刺しによってなされた。
驚くべきことに、それは1話ラストで「死にたくなければ強くなれ!」と宋剣を突き刺した
忠盛のリフレインでもあったのだ。
源平ドラマを意味的に連結させる強靭な意志とハイテクにここでも降参。
こういうのは良かったーに皆無なんです、スンマセン。

132:日曜8時の名無しさん
19/10/04 23:00:18.24 Ee3dvo6f.net
>>130
おたくの冷静な分析に学ばせていただきたい。しかし、
助命時からして模造髭切を狡猾にも提出。善良な清盛を騙し、流人時代も
初めから清盛への復讐誓って隠忍自重。その時を期して企み続けた大河義経における頼朝が、
それなりスローライフを送った史実上の頼朝に近いとは到底思えない。
源平ドラマではこれもありと述べたが、これからは大河清盛で描かれた少年、青年頼朝が
基盤となるべきだ。

133:日曜8時の名無しさん
19/10/04 23:37:41.29 STrBjNsl.net
平清盛

134:日曜8時の名無しさん
19/10/05 00:13:33.33 G5irxYNr.net
復讐→復讐を
それなり→それなりの
頼朝の青少年期、そして挙兵に至った覚醒過程を、大河清盛ほど説得的に描いた
大河は他にない(もっと分厚くと無い物ねだりはできても、核心描写において)。

135:日曜8時の名無しさん
19/10/05 01:06:57.82 +7wBT6wZ.net
落語だけに落伍した

136:日曜8時の名無しさん
19/10/05 01:07:47.09 +7wBT6wZ.net
い駄てん

137:日曜8時の名無しさん
19/10/05 13:34:40.21 54Bmiv/M.net
清盛の無謀な軍拡、危険を承知しながら阻止できない重盛。
伊勢平氏は結果的に1185年に悲惨な終戦を迎えた。

138:日曜8時の名無しさん
19/10/06 19:36:06.97 tSIduQio.net
>『平清盛』は毀誉褒貶が激しかった。通常の大河は長編叙事劇だけど
>『清盛』は心理劇だったので、壮大さを期待してたむきには、緊密な心理描写を見せられて
>つまらなかったろうと思う。でも私は大好きだった…最高でした…
>もし他の時間帯に長編時代劇の枠を企図してその幕開けとしてやってたら 
オウム並みのアホウヨやババアたちが元気をなくしてる清盛アンチ界隈にあって、
最近は、清盛おばさんたちが発するこの種の無理解に戸惑ってしまう。
コインの表と裏を切り離して見てしまうと、清盛の醍醐味の多くは雲散霧消してしまうからだ。
清盛は紛うことなきシンドイ心理劇かつ長編叙事詩なのである(少なくとも源平大河でこれほど
歴史叙述が豊かでダイナミックな大河はない)。
こういう主張をする人は、こじんまりとまとめた結果失われた歴史描写は何なのか、
きちんと述べてもらいたい(毎度済まぬが、例えば、新平家の祇園社や徳子入内。義経の
鹿ヶ谷や、そもそも何もやらなかったに等しい平治の乱後の清盛の上昇過程などと比べて)。

139:日曜8時の名無しさん
19/10/06 19:46:22.18 tSIduQio.net
しかし、あのように長大なスパンで描いた保元の乱や鹿ヶ谷。
綿密にそして多元的にフォローした王家、摂関家、源氏との軋轢、協調、破綻、戦いなど。
これらで描かれた人間ドラマは、歴史と接続融合しない小さな世界における
心理劇止まりなのだろうか?

140:日曜8時の名無しさん
19/10/06 23:28:52.13 PpScsFAg.net
>>138
> こじんまりとまとめた結果失われた歴史描写は何なのか、
彼らは戦国時代みたいな合戦シーンを期待してたんじゃないですか?
もちろん源平合戦期に、戦国期と同じような合戦は、そもそも存在しない。

141:日曜8時の名無しさん
19/10/06 23:56:38.26 3x92CNaj.net
それはそうかもしれない。保元の乱の「合戦」に戦国のそれを、下手をすると、
近代戦というかハイテク兵器による現代戦の様相をも帯びてきた日露戦争を扱った
坂の上まで持ち出して、「清盛ショボーい」の大合唱だったからね。
では、以仁王の乱で宇治川合戦を簡略化したり、有名な以仁の死の場面(新平家では
北大路欣也による見せ場とされた)をスルーして、それよりも以仁王が決起した謂れと経緯を
分厚く描く方に集中した作風はどうだろうか(プロセス描写と呼んでいる)?
軍記物の創作よりも歴史のプロセスを丁寧に描く方に力点を置く作劇の方が、自分には遥かに
「長編歴史叙事詩」となりうると思うのだが、おそらく一般的には逆なのだろう
(あの名シーンをなぜカットした?ー怒)。

142:日曜8時の名無しさん
19/10/07 01:09:05.30 Xd9doNv/.net
やはり、悪い奴(本人は善行をなしていると思っていることも)ばかりの大河は面白いね。

143:日曜8時の名無しさん
19/10/07 03:03:39.26 7D8egolV.net
平清盛

144:日曜8時の名無しさん
19/10/07 03:21:59.39 jremseRj.net
平清盛

145:日曜8時の名無しさん
19/10/07 04:38:56.48 W8W5ZFXr.net
>>124
伊豆配流時代の頼朝は、たしかにフラフラしてるけど、殺されなかったことに意義があるのだと思う。
関東における源氏の隆盛は、頼朝の曾曾祖父である八幡太郎義家から始まる。頼朝が再起できた
原動力のひとつが、坂東武者に依然として偉功が記憶されていた義家にあったことは疑いない。
そして伊豆の頼朝を監視していたのは、摂津源氏の源仲綱。
たとえていえば、東京で大ポカをしでかしたおぼっちゃまが、ひなびた地方の営業所に左遷されてきたが、
5代前のご先祖様が大大名の名門の子で、遠縁の親戚が営業所長だったという構図。
ご先祖様が無名の平民で、営業所長が赤の他人だったら、リストラ(自害)させられてもおかしくなかった。
厳しい試練は多々あったろうが、それでも頼朝は復活した。頼朝復活物語は、世界各地で好まれている
貴種流離譚のバリエーションのひとつだ。大河平清盛でその貴種流離譚の掘り下げかたは浅かったかも
しれないが、主役は清盛なのだから仕方がないと思う。無限の放送時間を確保できる大河は無いから。

146:日曜8時の名無しさん
19/10/07 15:57:39.68 RpRlEE8n.net
まあその通りですけど、何気に仲綱も効いていた。
いつの世にも増税は顰蹙を買うが、滋子の死を供養すべく課せられた臨時税は、
ただでさえカツカツの庶民は当然、彼らを支配する東国武士たちの反感をも招いた。
こういうところの機微を、後白河だけではなく清盛も理解できなかったことが、
最終的に総スカンを喰らう要因となってしまった。
臨時増税を告げる仲綱は、いかにも済まなそうな顔で「どうにもならぬ」と時政に詫びた。
源氏の誇りに加えて、このような苛政に加担することへの苛立ちと強要する清盛への反感もまた、
頼政親子の反旗を促した大きな要因だろう。
(ここでも名馬木下事件だけには着せられないプロセス描写が見られた※)
※木下事件に繋がった忠正ー宗盛竹馬エピは、清盛屈指の伏線である。
(まずは保元の乱への伏線であったが、これだけに止まらない射程を有した)
傲慢無能な宗盛という従来の人間像の修正を迫る破壊力をもったこういうエピに限って、
伏線と呼んでもらいたい。

147:日曜8時の名無しさん
19/10/07 18:35:42.37 6T3SGZ7A.net
忠盛が最初に「遊びをせんとや」を聞いたとき、「なんじゃはやり歌か」とあきれていたのは、
父正盛と同じように白河法皇や貴族に取り入るために歌を知りたかったんだろうなあ

148:日曜8時の名無しさん
19/10/07 23:53:58.21 nXeYY3/U.net
>>142
悪い奴になり切れなかった長男の悲劇が上手く描けてたしな

149:日曜8時の名無しさん
19/10/08 18:18:16.90 rWCWgVDC.net
河村市長、「平穏な抗議」の態様を超えていたようですね…。それはもう正当化の余地はないでしょう。「日本人の誇り」をことあるごとに主張する方が、自らの主張を押し通すためにしばしば用いる誇りのない振舞いには、心底辟易とします。
URLリンク(twitter.com)
(deleted an unsolicited ad)

150:日曜8時の名無しさん
19/10/10 10:16:44.28 HSWXcpch.net
>映像を流すためのスクリーンも超巨大。
>ビュッフェ形式で料理もズラリと並んでいて、
>とても史上最低視聴率を記録した大河とは思えないほどの
>豪華さでした
清盛の打ち上げもこんな感じで堂々やってもらいたかったね。
当時からしてNHKの自信作で、今に至るまで語り続けられる稀有な大河となったのだから。
そうすれば、制作陣、役者たちが肩身の狭い思いを強いられることは、多少緩和されただろう。
しかし、同じ低視聴率とはいえ、マスコミからのネガキャンに最後まで1年中晒された清盛
を想うと、スター宮藤氏始め、大御所たけしに主役、制作陣の皆様方が正直羨ましい。

151:日曜8時の名無しさん
19/10/10 10:20:33.16 HSWXcpch.net
令和元年度 文化庁芸術祭 テレビ部門 ドラマの部 参加作品放送決定
・土曜ドラマ「デジタル・タトゥー」
★8Kスペシャルドラマ「浮世の画家」 〜2019年10月20日(日) 午後1時30分から2時59分
・土曜ドラマ「サギデカ」
予想どおり「浮世の画家」が出品作に選ばれた。

152:日曜8時の名無しさん
19/10/10 22:37:19.29 6kTe1iaJ.net
>>148
もっともらしい大義を掲げて、実は私欲をとことん追求するのが武士の側面(公家や寺社もだけど)だが、
重盛はそこまでなれなかったということか。

153:日曜8時の名無しさん
19/10/12 22:21:27.72 U6XVed1e.net
長文さんの住んでいる所、台風直撃かな?

154:日曜8時の名無しさん
19/10/12 23:02:01.07 APEEN6yU.net
荒川の水は氾濫しなかった
賀茂川雑魚すぎ

155:日曜8時の名無しさん
19/10/13 14:49:42 ZZvaPXUb.net
最初のキャスティング構想は 清盛=TOKIOの長瀬 後白河=松ケン だったんだな。
脳筋バカ清盛が冒頭から炸裂するのは脚本家が当てフリをしただけなんだな。小汚い
コーンスターチ舞い散る都もジャニタレの華があればなんとかなると思ったわけだ。
残念w 合掌。

156:坂東太郎
19/10/13 16:57:39.28 AZuTZxPG.net
>>154
おいおい東も古より河川洪水に苦しめられてきたこと賀茂川に同じ。
河川管理技術なんて昭和の時代も貧困だった(技術的、予算的に)。
京を流れる特別な川なので、日本三大不如意なる逸話が伝わり有名なだけだ。
>>155
脳筋でも松ケンあてがきでもないから(秋田ので短文)

157:日曜8時の名無しさん
19/10/13 17:02:16.38 ZZvaPXUb.net
>>156長瀬当てがき。ちなみに宮本武蔵は最初は海老蔵じゃなく木村拓哉だったらしい。

158:日曜8時の名無しさん
19/10/13 17:04:16.98 ZZvaPXUb.net
じゃねえわ。木村拓哉が最初にキャスティングされたのは竜馬だった。

159:日曜8時の名無しさん
19/10/13 17:14:27.48 8waSgtEa.net
>>156
ネタにマジレスかい

160:坂東ヘタ郎
19/10/13 17:49:12.97 AZuTZxPG.net
マジレスすると
BS6時には間に合わず8時はラグビーを見てしまいそ
スンマセン

161:坂東ヘタ郎
19/10/13 17:58:23.55 AZuTZxPG.net
マジレスついでに
一軒家を見つけ出せ!は1秒も見たことがないのでいだてんさん許してーーw

162:日曜8時の名無しさん
19/10/13 20:46:07.96 +4FzBrQn.net
ごめん、サッカーでも君が代斉唱はトイレタイムにて失礼した後、熱烈応援する反日愛国ですが、
この前半は真にスポーツの醍醐味を伝える凄い時間であった。
この超巨大台風に見舞われたいだてんは、大人しく疾風怒濤をやり過ごすしかない。
ということで、明日必ず勃発する連中の言いたい放題を真に受けないように、世間の皆様。

163:日曜8時の名無しさん
19/10/13 22:56:38 LFxpLb+Q.net
いだてんはアスリートの物語ではないという視点が重要だね。
スポーツがもたらす本物の感動は、今日のようなその場かぎりのリアルな瞬間にしかなく、
「複製芸術」の感動はそれとは別個のものだ。
のみならず、よくわからぬ落語家人生を挿入しての「オリンピック招致物語」を
テーマとして人間ドラマを展開しようとしたのが大河いだてんなのだから、
アスリート物語にしろーっていう難癖は明らかに頓珍漢。
その上で、これが面白いのかと問われると、宮藤始め制作陣の力量に敬意を評しつつも
(昔は良かったーより作劇上のアレコレは進化している)疑問符がついてしまう。
今回、ごりんというオリキャラが誰かと見事に繋がった。クドカン伏線回収すげええー
と絶賛されてもそれがどうしたという感慨しか持てない。
どんなに素晴らしいテクを発揮しても、歴史劇における伏線とはそんなものではないのです。

164:
19/10/13 22:58:15 wxbkG+SG.net
まあ、いだてんの話はスレ違いだけどな

165:日曜8時の名無しさん
19/10/14 16:30:26.99 yJtMeCmL.net
>>163
複製芸術論ですか。ヴァルター・ベンヤミンですね。それ、学生時代の自主ゼミで輪読しました。
1930年代より映像技術はずっと進歩したのに、感動やオーラは減少したような気がする。
それでも新作映像作品をつくりつづけ、偉大な過去を乗り越えようといどむのは彼らの性(さが)みたいなものか

166:日曜8時の名無しさん
19/10/14 16:39:21.47 yJtMeCmL.net
>>154
荒川が氾濫しなかったのは、ただたんに幸運だっただけよ。支流をすてて本流を守りきっただけのこと。
そして一般に、東日本の河川は西日本より河川流量がすくなく、単位時間あたりの最大容量も少ない。
だからもともと東日本の川は水が流れにくいようにできている。(降水量が相対的に少なかったからです)
もし荒川が決壊すれば、日本最大級の洪水被害が発生するから、用心も対策もしすぎるくらいで丁度良い。

167:日曜8時の名無しさん
19/10/14 17:19:25.44 7qEWJGcC.net
>>165
もしかして、早稲田大学のご出身ですか?

168:日曜8時の名無しさん
19/10/14 21:07:50.12 ladXoIoG.net
実は清盛と佐藤義清は北面の武士として知り合う前に脱獄騒動で一度会ってるんだよな

169:日曜8時の名無しさん
19/10/14 21:49:48.85 Ud/nlMQb.net
>>168
ちょっと何言ってるかわかんない

170:日曜8時の名無しさん
19/10/14 22:10:22.94 eM9lp/c3.net
それは初耳だが、史実がどうであろうとドラマ上は、
崇高な宗教者にして生臭坊主、偉大な歌人、エゴイスト、そしてスタイリッシュな美の追求者
(美しき人生ーcf面白き人生)西行と清盛との関係性の始点を、エリートが集う北面で出会い
に置いたことで正解だろう。
遁世後も此岸の権力者清盛と終生不思議な絆で結ばれた両者にとって、脱獄騒動のゴタゴタで
ちょっと会った(かもしれない)史実は何の意味ももたない故(義清が一肌脱いだというのなら
ともかく)。

171:日曜8時の名無しさん
19/10/14 22:13:49.74 eM9lp/c3.net
というか脱獄騒動って史実なんか?

172:日曜8時の名無しさん
19/10/14 23:21:17.31 yJtMeCmL.net
>>167
ベンヤミンとフランクフルト学派の研究者が在籍している大学は日本各地にあるよ
(母校の大学では入学前にハーバーマスが来日したことがあるそうだ。ヒントです)

173:日曜8時の名無しさん
19/10/14 23:23:45.68 yJtMeCmL.net
>>172訂正
×来日した ⇒ ○来日したときに来校して講演した

174:日曜8時の名無しさん
19/10/14 23:41:48.36 519VHmk5.net
>>172
あ、同志社か。

175:日曜8時の名無しさん
19/10/14 23:52:25.73 yJtMeCmL.net
>>174
同志社も早稲田も受験はしたけど、御縁がなくてねえ。ご期待に添えずすいません

176:日曜8時の名無しさん
19/10/14 23:52:28.01 gUBmU4F4.net
天才比率において、古来ユダヤ人はダントツなわけだが(近くはアインシュタイン)、
近世以降の人文社会系で天才といえば、スピノザ、ライプニッツ、マルクス、
そしてベンヤミン(鹿島茂述。有名なカント学者もカント、ヘーゲルは大秀才であって
天才ではないと言っている。誰も思いつかない閃きと洞察がやっぱ重要)。
でもって、ライプニッツ以外はこれまたユダヤ人なんですわ。
ところで
牽強付会ながら、しかも学者でも何でもないながら、文武双方特記事項なしの清盛殿は、
見方を変えれば誰も思いつかないことを閃いて生涯追求した「天才」であった。
それは大袈裟として、こういう人は日本人に珍しいと思う。しかも時は遥か昔の平安の世。

177:日曜8時の名無しさん
19/10/14 23:56:12.08 yJtMeCmL.net
>>176
こんどは鹿島茂かあ。その話をこれから他スレで書こうとしてたのに、、、
長文さんには先回りされてしまうな。
清盛は政治的には天才ですよ。あの人なしに700年続く武士の国は誕生し得なかった。
そしてそのインパクトは、この国を中国とも韓国ともちがう国へと導いた。

178:日曜8時の名無しさん
19/10/15 00:10:23.53 WqICdSl2.net
世紀の大思想家たちと並べるのは、次元が違いすぎておこがましいけど、
私的2トップにあって、藤本天才、森下秀作と評したのは、
大河清盛は誰も思いつかない発想と閃きそして洞察に満ち満ちているからだ。
物語を操るスーパーテクニシャンだけではここまで褒めやしない。

179:日曜8時の名無しさん
19/10/15 00:17:23.46 WqICdSl2.net
森下秀作→森下秀才

180:日曜8時の名無しさん
19/10/15 00:24:50.77 axiaDk3X.net
土地の実質的支配権、構造変革にほぼ手を入れなかった清盛に、武士の国だの何だのというのには違和感を覚えるなあ。
政治的な争いに勝利したのは大したものだが、その中身は旧套踏襲、晩年には崩壊の予兆を孕み、我が世の春を謳歌できたは一代限り。
頼朝が東国一円の土地支配権、警察権を認めさせ、続く北条氏の中、後期になり西遷御家人が出て全国一円に地頭職を置けるようになった。
足利は基本的には北条氏のやり方から大きく逸脱していず、公儀の政権維持システムを強化しつつ有力守護を取り込んだ。
やがて秀吉の時代となり、検地を進めて、土地に関する複雑な権利関係と同時に土地に絡む身分を強力に、一気に清算した。
これこそが真の武士の国のスタートだろう。

清盛はなるほど政局読みの天才だろうが国の構造を変えるまでには到底至らなかった。
天才にも更に上があるということだ。

181:
19/10/15 00:30:48 H8rLKiNK.net
>>175
阪大?

182:日曜8時の名無しさん
19/10/15 00:54:58.65 zF7KIebZ.net
べつに>>165の出身大学にそれほど興味ない

183:日曜8時の名無しさん
19/10/15 00:56:26.08 jG8zUlsQ.net
>>180
それは東国国家論とか二重王権論のエッセンスでありますが、その立場だと清盛の位置づけは
どうしても低くなる。不完全なプロトタイプでしかない。でも、初めての武士の政権は、誰がしても、
それ以前の貴族の統治機構を真似ることしかできなかったと思う。まず真似ることから始めなけ
れば、その次に武士の世にあった新しい統治機構をつくりあげることなどできなかったろう。
要約すれば平清盛の功績は、パワーとマネーの両方を動かしたこと。武力というパワーで貴族から
政権を奪取して運営することが可能なのだと人々に知らしめ、貨幣経済の導入定着という骨の折れ
る仕事を断行したことで、マネーの時代が本格的にこの国で根づくことができるようになった。
マネーの時代とは、生まれながらの身分や序列ではなく、個人の才覚で、どんどん地位上昇できる
時代になったということで、この2点が変わらなければ、貴族の世がずっと日本で続いていたと思う。
武士の世は一日にしてならずです。
いつかNHK大河で、中世史を再びとりあげる日がおとずれたらいいな。

184:日曜8時の名無しさん
19/10/17 08:21:51.13 9Ou25vW/.net
>>183
天武天皇の時代は天皇家自ら武力をもって戦を主導していたわけで
天皇や公家が武力を手放せば他に武力を持つ勢力が台頭するのは当然。
清盛はその時期に居合わせて権力と金を手にしただけで
社会変革を行ったわけでもなくそれを天才と呼ぶには違和感を覚える。

185:
19/10/17 19:30:35 2zv63eBR.net
中盤あたりで頼朝と宗盛の対比を示唆するシーンがよくあったけど、当初はこの2人が壇ノ浦の後に対面する場面も想定してたのかな

186:日曜8時の名無しさん
19/10/17 23:32:37 fT3kulLs.net
>>180
それは歴史学に文句つけてほしいな。
中央視点の軍事貴族論が優勢になったとはいえ、「土地を一所懸命守る」土着の地方豪族からの視点
〜その過程で国衙機構や中央の権門との結びつきによって地歩を固める)も無視できないだろう。
軍事貴族論の提唱者である考証1(政治的にはサヨク)と、今でも従来の史的唯物論ちっくな立場を
堅守する考証2(政治的には穏健保守)との対立の狭間で、大河清盛は賢明にもこの問題に深入りしなかった。

187:日曜8時の名無しさん
19/10/17 23:58:19.81 fT3kulLs.net
清盛がやったことのどこが武士の世なんよ?
おたくがしつこく提起するこの問題は、少なくとも大河なんぞで回答できる、
そして回答すべき問題ではないんだよ。
清盛が必死に駆け抜けた「面白き人生」そのものが、武士の世を切り拓いた
ーこれで良いのだ。

188:日曜8時の名無しさん
19/10/18 02:23:12.39 5MnzacTF.net
ものすごく遅れた時事ネタなんだが
小兎丸が仮面ライダーになって
家盛が仮面ライダーの敵になって
悪左府が仮面ライダーの父親になって
この大河、後に仮面ライダーに出る人が多い
な。
ちなみに悪左府様は、ゼロワンPの作風的に仮面ライダーに変身する可能性がたかいと俺は睨んでいる。

189:日曜8時の名無しさん
19/10/18 02:40:57.05 kgFcBOsy.net
しつこい清盛武士の世創始疑問視・土地レスの者(私)と>>184さんは別人。
一応書いておきます。

190:日曜8時の名無しさん
19/10/18 21:05:06.54 ZEDjcDxw.net
「やはり最も強き武士は平氏じゃ。そなたのような弱き者を抱えた源氏とは違う!」
のシーン、地味に好き

191:
19/10/19 10:31:04 truaIF2L.net
その対のシーンがすき

192:日曜8時の名無しさん
19/10/19 14:05:10.58 Yy4AJ842.net
伊勢平氏は桓武平氏の中じゃ傍流。

193:日曜8時の名無しさん
19/10/19 15:38:31.19 K6dxlvDk.net
だったらどうした

194:日曜8時の名無しさん
19/10/20 23:17:07 EjI+gch+.net
やっぱ如何ともしがたい力の差がそのまま結果に出る戦いってあるもんだ。
南アフリカvsジャパン

保元の乱、平治の乱、源平合戦における平氏はどうだろうか?
こちらも大方、順当勝ち(最大武門清盛平氏がついたことで、事実上後白河の勝ち)、
同(一見薄氷を踏む逆転勝利だったが)、順当負け(大黒柱清盛は既にいない)に思えてくる。

195:日曜8時の名無しさん
19/10/22 14:03:58.31 5KXHM9sO.net
大黒柱清盛がいなくなるだけで敗北するようなダメ組織をつくったのが清盛。
今ならホリエモン程度の人物。

196:日曜8時の名無しさん
19/10/23 19:00:59.27 gtS3q622.net
政治体制にせよ会社組織にせよ、組織を永続化させるためには、創業者は優秀な後継者を育て、
しかもボンクラが現れようとビクともしない、すなわち、偶然の人的要素に依存する事なしに
組織が動く官僚制を構築する必要がある(人材確保と制度化)。
自身不得意であった和歌や舞を、清盛は息子たちに熱心にしつけてきたが、それは
清盛が築こうとした「武家政権」の形は、あくまでも朝廷簒奪の形をとったからだ。
これが清盛が描いた「武士の世」の基本戦略である以上、王朝文化の担い手=政治支配者の資格
(考証高橋が強調するシェーマ)として認められるために、清盛平家が必死になったのも肯ける。
歴史的与件と制約のもとで、清盛は後継者育成にも熱心だったといえる。
しかし、貴族的素養をも重視して育てられた息子たちは、大動乱を勝ち抜く力量を
身につけることが出来なかった。素質がなかったというより、清濁併せ呑む清盛と並ぶ人材は
2度と生まれようがなかったというべきだろう(「平家はもはや武だけでは許されない」と
リアルな認識を知盛は示し、老兵忠清にショックを与えた)。
武家政権の制度化については、そもそも明確な形を欠く過渡期の形態であった上に、
清盛の死によってタイムイズアップで終わってしまった。

197:日曜8時の名無しさん
19/10/23 20:46:07.24 uXe4mhKY.net
>>196
歌(和歌)=政(まつりごと)、うたがよめなければ、政治もできない、という関係性は、清盛以降も
源実朝と金槐和歌集の関係性や、後鳥羽上皇と新古今和歌集の関係性など、幾度も繰り返す。
現代で残っている形式は宮中歌会始くらいしかなく、現代人には直感的に理解しがたくなった風習
だが、あの時代を動かす旋回基軸は、歌だ。しかし大河平清盛では、その時代のツボが視聴者に
理解されなかったうらみがのこる。

198:日曜8時の名無しさん
19/10/23 20:51:11.25 rlAbD/Zd.net
昨日の儀式を見て、ダメ義さんと清盛パパが出てきそうで泣けてきた

199:日曜8時の名無しさん
19/10/23 21:45:04 uXe4mhKY.net
大河平清盛に引用された歌で、本放送時からずっと心の中で引っかかっていた疑念が別にある。

 あそびをせむとやうまれけむ たはぶれせむとやうまれけむ あそぶこどものこえきけば 
  わがみさへこそゆるがるれ

 いわずとしれたことですが、大河清盛では主題歌扱いされている、あのおうたです。

でもこれ、出典は梁塵秘抄からですよね。編者は後白河法皇ですよね。この歌は、後白河法皇
の心の中の叫び、またはギュッとくるせつなさをみごとに表現したものでありますが、しかしそれを
平清盛の心の中にまで類推延長した演出をして本当によかったのだろうか、という疑問。
本当は、もしかしたら清盛は、あれとは全くことなる別の心境だった可能性も成り立ちうるはずだ。

その疑問についていままでどこを探しても、自分が納得できる論評や考察は、発見できなかった。
諸兄の見解をおうかがいしたく思います。

200:日曜8時の名無しさん
19/10/23 22:30:53.50 xpxf0lSn.net
今様については、炎立つ第三部の方がより自由、気楽なものと表現していた。
平清盛は、今様ってこんなものだろうという形にはめすぎ、しかも余りにもくどくどワンパターンなフレーズを繰り返した。

201:日曜8時の名無しさん
19/10/23 22:32:55.24 eWSCJG0G.net
はあ?
後白河の作でもなんでない、上から下まで平安人がこぞって歌った「大流行歌」なのだが。
つまり、平安の時代相をもっとも端的に表現した「普遍性」をもった歌なのだから、
誰が歌おうと不適切となるわけがない。後白河の独占物ではないのだ。
清盛の心境とは異なるとか言われても、具体性ゼロの勝手な疑問じゃ答えようがない。
(そもそも清盛は物真似程度に1回か2回歌ったのみ)
いろんな人が歌ったそれぞれについて長文したはずなので、それについて納得できないと書いてくれ。
なお、清盛にとってこの歌は、自分が歌うことより、ピンチの海賊船上でどこからともなく
聞こえてきた、母舞子が歌うそれが決定的に重要。

202:日曜8時の名無しさん
19/10/23 22:42:23.30 eWSCJG0G.net
>>197
摂関家との歌&舞合戦なんて、ズバリそのことををテーマ化したんだけどね。
箸休め回のように言われた。
刀剣を使わない、しかし平家と摂関家が覇権を巡りギリギリの鍔迫り合いを演じた
「もう一つの合戦」だったというのに。
あと、息子たちの真面目さを見れば、本作が平家の貴族化を「堕落」と考えていない
ことは明らかだろう(宗盛ですら単純な傲慢キャラではなかった。この点、竹馬エピが
意味深長に機能したことについて何度も述べた)。

203:日曜8時の名無しさん
19/10/23 22:48:44 eWSCJG0G.net
>>200
ワンパターンではないことを100万回書いてきたのに、それに何の反論もせず、
200万回同じことを繰り返す阿呆をオウムと呼ぶ。

204:日曜8時の名無しさん
19/10/23 23:15:06.70 eWSCJG0G.net
・初出は、忠盛のもとに匿われていた舞子が歌ったもので、清盛は赤子ないし嬰児であった。
・海賊船でのピンチから清盛を救ったのは、嬰児記憶に刷り込まれていた母舞子の歌うこの「あそびをせんとや生まれけん」だ。
通憲が世の儚さを歌う李白を詠んだ時、どこからか聞こえてきたこの生の歌が、少女のそれではなく舞子自身の肉声であったことに注意したい。
母の歌によって清盛はanimaを吹きかけられ、生きる意志を取り戻した。
・舞子が歌う遊びの歌は、忠盛の人生にも大きな影響を与えた。何とも気楽で呑気な歌だなと呆れる忠盛に、舞子自らが真髄を語った。
(この舞子による「解説」を、最終回で死に行く清盛を讃え慰撫する西行がリフレイン。
清盛は母が理想とする夢中で生きる〈面白き〉人生を駆け抜けたのだった〜「お点前が夢中で生きた〈面白き〉人生、何と〈美しい〉!」)
→その後、遊びの歌の精神を密かに自らの指針としてきた忠盛であったが、これを口ずさむところを宗子に聞かれてしまい
(鹿爪も見つかって・・・)夫婦の危機到来。
→さらに、どんなに頑張っても越えられない貴族の厚い壁(結局、公卿になれず)に阻まれ、
そこに追い打ちをかけるかのように鬼畜頼長から
愛息家盛への凌辱をぶっちゃけられて(「おたくの息子とはすべてにおいてしかと結ばれたのさ」)、
人生の最後で酷く弱気になってしまった忠盛が発したセリフがコレ:「家貞。近ごろしきりに思い出すのじゃ。舞子に言われたことを。
【夢中で生きていればいつかわかる】。なんのために太刀を振るっているのか。なにゆえ武士が今の世に生きているのか。
【わしは夢中で生きてきた】。だが未だわからぬ・・・」→行く手を力強く指し示した迷いのない清盛に平氏を託す(強うなったな清盛)。
このように、舞子が歌う「遊びをせんとや」は、清盛と忠盛の人生の節目に対して重大な作用を及ぼした。そして、この歌を舞子に仕込んだのが、
白拍子界の大先輩にしてスーパースター祇園女御=乙前であった。彼女が歌う「遊びをせんとや」もまた、とんでもなく大きな意味を担った。
まずもって、孤独な要らぬ皇子雅仁のボーンアゲインは、まさに乙前@青墓が歌う「遊びをせんとや」が齎したものだ。
どちらに転ぶかわからない緊迫した王者議定の実況中継(史実にほぼ忠実)は、非常にエキサイティングなシーンであったけれど、
本作の雅仁は「自ら手繰り寄せて帝位に就いた」王者なのである。生=帝位への意欲を高め遊びをせんとやを歌う雅仁と清盛の会話が興味深い。
(歌い終わって雑念を取り払った雅仁→いつか海賊船で聞いたよ。あれが聞こえて来なかったら俺死んでた→ほおそなたもか)
それだけではない。母舞子が歌う「遊びをせんとや」に救われた清盛は、生死の境を彷徨った「白河院の伝言回」において、
今度は駆けつけた乙前が枕元で歌う「遊びをせんとや」の歌によって励まされながら〈生への意志〉を高め、
遠い昔の嬰児(胎児)記憶へと遡及していき、そこで母舞子と出会い、父白河と対峙した
(あなた様を超えて見せますると宣言したところで蘇生)。
その意味で清盛も雅仁同様、乙前が歌う「遊びをせんとや」によって再度生を得て帰還したと言うことができる。
他に、後白河と滋子との関係では恋歌であり、後白河最後の歌唱となった清盛の死のシーンで歌われたそれは、あたかも宿命のライバルへの万感込めた挽歌
のように鳴り響いたのだった。
こうして振り返ると、「生の歌」=「遊びをせんとや生まれけん」が、どんだけ重要なキーコンセプトであったことか、今さらながら痛感する。
この歌の「総元締め」祇園女御=乙前の重要性もわかるだろう。そして祇園女御=乙前の重要性は、
何よりもこの「生への意志の歌」を美声で歌うことにあるのだから、セリフ回しその他の演技力よりも歌唱力が求められる
役柄であったことが明らかである。
昭和の歌姫にしてセレブな聖子を、平安の芸能民のトップにして白河の寵姫、セレブな祇園女御=乙前に抜擢した磯Pの慧眼に恐れ入った。

205:日曜8時の名無しさん
19/10/23 23:22:45.05 eWSCJG0G.net
>>200
もう忘れてしまったので、清盛より素晴らしかったという
炎立つにおける今様の活かし方を紹介してよ。

206:日曜8時の名無しさん
19/10/23 23:38:24.32 ih4ZN/j/.net
平清盛

207:日曜8時の名無しさん
19/10/23 23:58:42.24 eWSCJG0G.net
もしかして、意味を操作せずに淡々とダイジェストやるのが、昔は良かったーの美点なんかね。
葵見てるとそんな思いに駆られていたところに、今様まで昔は良かったーだもん。
だったら、アンチ意見も多々述べた真田にいだてんのがずっと俺は好きだ。

208:日曜8時の名無しさん
19/10/24 19:30:19.92 jl2B/N7r.net
「ではお腹を満たす代わりに耳を満たしていただけませぬか?」
頼盛はなかなか気の利いたこと言うな

209:日曜8時の名無しさん
19/10/25 00:19:00.71 l86pAB15.net
清盛から距離を置き、斜に構えた気の利いたチクリを局面では放ちつつも、結局のところ、
正面切っては兄清盛にまるで敵わなかったのが正妻宗子の子頼盛(家盛亡き後の正統)。
そんな頼盛であったが、気宇壮大な福原構想に圧倒されて最終的には清盛に屈服した(史実)。
正統のプライドに埋没しがちな平家内離反分子頼盛を、最終回のキーマンに仕立て、
「平家は皆一蓮托生」と確証させるところから始めた最終回の圧倒的なセンスについても、
リキ入れて論じた。頼盛なくして平家の一蓮托生なし!


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