「公共事業削減って言ってた人達、どうぞご覧ください」サビだらけの水道管が物語る「インフラ整備の重要性」 [きつねうどん★] at LIVEPLUS
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1:きつねうどん ★
22/12/03 08:52:26.58 uPHeTEhb.net
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写真・(株)松下工業(@mkctoyama)提供
 11月29日の「いいにくいことをいう日」に合わせて投稿された、あるツイートが注目を集めている。
《公共事業削減という気分だけの安直な意見から、人手不足・予算不足で更新が遅れてる水道管、こんなんなってたりします。公共事業削減って言ってた人達、どうぞご覧ください。》
 添付されているのは、内側が赤いサビだらけになった水道管の写真だ。
 これを投稿したのは、上下水道やガスの配管工事などをおこなう、富山市の株式会社松下工業。このツイートは12月2日時点で1.3万回リツイートされ、2.4万の「いいね」がついている。
 このツイートには続きがある。
《いいにくいこと、はサビサビになってる水道管、のことではなく、「安直安易無責任に公共事業削減に賛成してた人に対して、いろいろいいたいことがあります」ってところ、です。ええ、そこのとこ勘違いされませんように、っと。》
 これに対して
《水道管や道路というインフラは一回敷設して終わりじゃなくて、“定期的”(ここ重要)にメンテする必要があるんですよね》
《公共事業削減が将来に残す借金なんだよ!インフラ整備にケチってたらなんのための国なのか?》
 など、賛同するコメントが多数ある。
 ツイートについて、松下工業に話を聞いた。まずは写真の水道管について。
「写真は当社で施工した、上水道のものです。40年以上前に布設された、内面ライニングがされてない鋳鉄管など、ですね。誤解されたくないのですが、内面は見てのとおりサビサビになっていますが、飲み水の品質には影響はありません」
 なぜこのような投稿を?
「旧民主党政権以降、公共事業が削減され、公務員技師と、水道管工事をする会社や技術者が減っている現状です。その危機感を伝えたいと思い、投稿しました。また、水道管などライフラインの更新は、このような経年管の取り換えという大事な工事なので、ぜひご協力をいただきたいという意図もあります。
 我々がおこなう配管の工事は、地面の下や壁の向こうになるので、なかなか人目につかないものですが、それを知ってもらうことは非常に大事だと考えています」
 水道管の老朽化は全国的な問題だ。1960~1970年代の高度成長期に整備されたものが多く、現在、多くの水道管が更新期を迎えているが、なかなか進まない。漏水・破損事故は年間2万件を超える。厚生労働省の資料によれば、水道事業に携わる職員数は、ピーク時より3割程度減少している。
 インフラの老朽化は水道だけではない。2040年の時点で建設後50年以上経過するのは、「道路橋」で75%、「トンネル」で53%、「港湾施設」で66%となっている(令和4年版・国土交通白書より)。
 ちょうど10年前の2012年12月2日には、山梨県内の中央自動車道・笹子トンネルで天井板が落下し、9名が死亡する事故が発生。インフラのメンテナンスの重要性を、我々に強く認識させた。
 24時間、蛇口をひねればきれいな水が出る。道路や橋を安全に走ることができる。これらは、決して「当り前」のことではないのだ。
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