【豪雨】球磨村、孤立なんの…集落一丸で役割分担、炊事や清掃子供も水くみ【120メイヒナン】　 [疣痔★]

【豪雨】球磨村、孤立なんの…集落一丸で役割分担、炊事や清掃子供も水くみ【120メイヒナン】　 [疣痔★] at LIVEPLUS

1:疣痔 ★
20/07/11 22:12:11.18 CAP_USER.net
集落一丸　孤立しのぐ…九州豪雨　球磨村神瀬地区　炊事や清掃　分担
2020/07/11
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孤立が解消し、避難していた神瀬保育園などから自衛隊の車両で救出される神瀬地区の住民ら（８日午後、熊本県球磨村で）
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神瀬保育園の園庭に描かれたメッセージ（５日、熊本県球磨村で、読売機から）
　九州豪雨では、道路の寸断などで熊本県内で最大１５０以上の集落が孤立した。
保育園の園庭に「１２０メイヒナン」と描いて助けを求めた同県球磨村神瀬(こうのせ)地区もその一つ。
孤立が解消するまでの３日間、高齢化が進む集落で顔見知りの住民が支え合った。（那須大暉）
　４日早朝、球磨川が氾濫。山と川に挟まれた集落を泥水が襲い、多くの民家が水没した。
緊急避難場所も浸水し、住民は石段数十段の高台にある神瀬保育園と隣接する寺に身を寄せた。
高齢者や子どもたちは、消防団員らが園の樹脂製プールをボート代わりにして助け出した。
　集落を走る国道２１９号は寸断され、停電と断水の中、住民は孤立した。
　保育園や寺に避難したのは園児と小中学生の１２人を含む約１２０人。その日のうちに炊事や清掃など、役割を決めた。
水くみには子どもたちも加わり、近くの山から湧き水をバケツで運ぶのを手伝った。
　園の調理室はプロパンガスが使えた。
保育士が献立を考え、腕に自信がある住民が「調理班」となって、給食用の食材で温かい食事を作った。
被災を免れた住民にも食材を分けてもらった。カレーライスやみそ汁など避難者全員に３食ずつ、３日間提供できた。
暗くなるとロウソクの明かりで過ごし、早めに寝た。子どもたちはプールにためた水で体を洗い、元気に過ごした。
　園の関係者が白線で「こうのせほいくえん　１２０メイヒナン」と描いた。５日朝、自衛隊のヘリコプターがメッセージをとらえた。
　地区につながる道路は７日に復旧。避難した人のほとんどが１０日までに、自衛隊のトラックで同県多良木町などの避難所に移った。
見送った岩崎みづほ園長（７０）は「これからが大変。みんなが帰って来られる場所があるように保育園を守りたい」と語った。
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